・10:30 4-6月期 豪州生産者物価指数
があります。
市場予想(前回結果)
・前期比 +0.3%(+0.2%)
・前年比 +1.3%(+1.3%)
事前差異判別式の解は+0.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2019-20年)
・直前10-1分足 5.3/3.9(2.3/1.7)
・直前1分足 2.8/1.8(1.3/1.3)
・直後1分足 5.4/3.3(1.3/0.7)
・直後11分足 9.5/6.0(8.0/4.7)
取引方針
・直前10-1分足は、同期CPI前期比の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。4-6月期CPI前期比の実態差異判別式の解は△2.2でした。よって、今回はロングです。(期待的中率71%)
・直前1分足が陰線なら指標発表直前にロングで、直前1分足が陽線ならショートです。5pips以上利確できるときか、発表後11分以内に解消します。
以上
以下は31日21時頃に追記しています。
【事後検証】
指標結果は予想・前回を下回り、反応は素直に陰線でした。
ABS発表に依れば、主な低下因子は、石油精製と石油燃料製造が△30.1%)、保育サービスが(△36.7%)、農業が△6.4%)です。これら結果は、世界的な需要低迷見込みに基づく原油価格暴落、豪政府コロナ対応での保育無料化、主に外食産業休業、の影響です。
一方、輸送機器(+3.6%)、コンピュータおよび電子機器(+3.1%)、自動車および自動車部品製造(+1.2%)が上昇因子です。
反応は、指標発表直後こそ素直に陰線側に振れたものの、1〜3分後のどこかで陽線側に転じ、直後11分足は陽線で終わりました。この動きはCPIが悪かったときの過去の傾向通りと言えるものの、今回は陽線側への戻しに時間がかかった気がします。
指標発表直前のロングが数分は含損を抱えたものの、下げ渋りを確認してその時点での逆張りにあたるロングを追加しました(方針外取引)。これが正解でした。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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