- 北朝鮮絡みリスク
- 米政権政策遂行力不安・不信(経済政策遅延・支持率低下)
- 仏大統領選第1回投票で極右政党候補大勝利
- 英EU離脱交渉難航による国内混乱(地域独立運動)
- 中国不動産バブル崩壊
といったところでしょうか。
現在は特に1と2が米政権支持率との関係で、為替・金利・株価・資源などに価格変動を起こしているようです。
最近にUSDJPYが短時間で大きく動いたときを見てみましょう。
下図は、上から4月7日10:12始値・4月11日23:00始値・4月13日04:11始値での各通貨ペア1時間足です。
4月7日10:12は、米軍によるシリア空軍基地へのミサイル攻撃が速報で流れた時刻です。
4月11日23:00は、ダウが急に大きく値を下げ始めた時刻です。
4月13日04:11は、米大統領がドル高批難をしたと速報が流れた時刻です。
細かくみれば背景は微妙に異なるものの、大きくは北朝鮮絡みでの地政学的リスクと、米国政策遂行力への不安感・不信感という点が共通しています。微妙な違いによって動き(バランス)は大きく変わるものですね。
昨日の欧州勢が参加し始める夕方からの動きを見ても、暫く取引を控えておいた方が良いのかも知れませんね。特に、反応が小さな指標はそうです。
欧米(豪?)は明日14日(金)からイースター休暇のようです。先週・今週と大きく一方に動いている通貨が多いので、今夜以降、主要国の証券市場が開いたり閉じたりする時刻前後は特にご注意ください。
以上
タグ: リスク,リスク回避
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