【1. 今週成績及び所感】
6月第3週の取引結果を纏めておきます。
今週は7指標で取引を行いました。
取引時間は30分25秒(1指標当たり4分21秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+12,206円(同+1,744円)でした。
勝率は、指標単位で71%(5勝2敗)、シナリオ単位で82%(18勝4敗)でした。
悪くはありません。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
- 日本4月機械受注
(2017年6月12日発表)
- 英国5月物価指標
(2017年6月13日発表)
- 独国6月ZEW景況感調査
(2017年6月13日発表)
- 米国5月PPI
(2017年6月13日発表)
- 英国5月雇用統計
(2017年6月14日発表)
- 米国5月小売売上高
(2017年6月14日発表)
- 英国6月BOE政策金利 (2017年6月15日発表)
その要点は次の通りです。
- 全体に大きく反応する発表が続きました。
- 米国指標は、FOMCで予定通り利上げが行われ、年内の資産規模縮小が表明されました。景気については労働市場の好調を理由に強気の見方を継続していますが、小売売上高やCPIは以前よりも弱くなっているように見受けられました。
- 英国物価上昇は英平均所得の伸びを上回っていることが確認され、MPCでは利上げを主張する委員が3名に増えました。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週6月第4週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
次週は、大きな反応が見込める指標がRBNZ政策金利発表ぐらいしかありません。
米国は住宅指標の週で、多くのFX会社の経済指標カレンダーでは中古・新築住宅販売件数が注目度や重要度を高く評価されがちです。がしかし、事実としてそれら指標の過去反応は大したことがありません。
欧州はHICP速報値とPMI速報値が発表されますが、これらも高く評価される割に反応は大したことありません。
英国は、EUとの離脱交渉開始に伴う動きが支配的で、影響力の強い経済指標発表もありません。
つまり次週は、これまでの取引を振り返ったり、今後の取引に向けてのデータを整理したり、テクニカル指標を眺めながらトレンドフォローの練習をするのに良い週です。
以上
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