この指標は、シカゴ地区製造業の購買担当者に直接インタビューを行って、景況感を指数化しています。好況・不況の境目は50です。
他にも製造業の景況感を調査した経済指標は、ISM製造業景気指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数、及び、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、があります。それらのなかで、この指標は最も影響が小さいと見なされています。がしかし、発表予定日が、重要なISM製造業景気指数の直前(前営業日?)のため、その先行指標として関心を集めるようです。今回も年明け早々1/4にはISM製造業景気指数の発表が予定されています。
今回はこの指標での取引のためでなく、来年中に上記の米国景気指数の関係と取引のしやすさを検討したかったため、調査を行いました。
【調査概要】
調査結果を下表に一覧しておきます。下表は、2015年1月分から先月まで、23回の過去のデータの集計結果となります。
この表から、次のことが読み取れます。
- 反応性分析結果に依れば、本指標発表直後10分足値幅は5pipsと小さい
- 指標一致性分析結果に依れば、同上値幅方向と指標方向とは不一致率が高い(一致率が28%と低い)
- よって、指標発表結果が判明してからポジションを取ってpipsを稼ぐことが難しく、且つ、期待的中率も本ブログにおける取引規準に達していない
本指標での取引は行わない、が結論です。
以上
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以上
タグ: 米国,経済指標,景気指数,景況感,シカゴ購買部協会,ISM製造業景気指数,ニューヨーク連銀製造業景気指数,フィラデルフィア連銀製造業景気指数,ISM先行指標,反応性分析,指標一致性分析,期待的中率
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