2020年07月10日

注目引く金価格の高騰(1)

今、金価格が高騰していることをご存知でしょうか。

先日、不景気の中の株価の上昇についてブログで

述べたのですが、今日は金価格の高騰について

ふれてみたいと思います。

実は7月8日のロンドン市場で、金の価格が1オンス=1800ドル台まで

上昇したのです。

日本でも、先日1グラム=6894円で取引されたようです。

ちなみに、1オンスは約28.35グラムなので、ざっと計算しなおすと

ぼぼ同じくらいの価格になります。

このように、世界的に今、金価格が高騰しているのです。

これは、ユーロ危機が深刻化した2011年11月以来の高値なんです。

金価格の史上最高値は、2011年11月につけた1,930ドルなので

ほぼその水準まで上昇していると言えます。

これを上昇率でみますと、今年前半で17.4%の上昇になります。

これは、他の金融資産に比べてダントツの上昇率なのです。

ちなみに、米国株が比較的堅調だと言われていますが、

ハイテク株中心のナスダック総合指数の上昇率は12.1%なので

それよりも5ポイントも上回っているのです。

今年の前半といえば、新型コロナの影響で市場が大きく荒れた

期間でありました。

日本の株式市場でも急落しましたよね。

ここへ来て、かなり取り戻してきてはいますが、それでも

日経平均株価は今年前半期でみるとマイナス5.8%です。

いかに金が突出して堅調に推移しているかわかりますね。

じゃ、一体なぜ今、金が史上最高値の水準にまで高騰しているのか

ということなんですが、それはまた次回のブログで紐といてみます。

是非、読んでくださいね。






















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