2021年10月25日

現役世代の平均貯蓄が1378万円て本当?

先日、とある新聞に働く世帯の平均貯蓄が1378万円という

記事が掲載されていましたが、ちょっとびっくりしました。

総務省の家計調査によると、2020年の2人以上の現役世帯の

貯蓄額の平均が1378万円で過去最多になり、10年前と比べ

1割も増えたとのことです。

記事にもあるように「みんな、そんなに貯金しているの?」

というのが実感だとしていますが、まったくその通りですね。

コロナ禍で経済が疲弊し苦しくなった家計が多いはずなのに

貯蓄が増えているとは、ちょっと信じ難いですね。

中身をよく見ると、結局平均値としての額に過ぎず、それに

満たない世帯の方がより多いようです。

事実、平均値に満たない世帯が3分の2を占めており

貯蓄額が100万円に満たない世帯も全体の11%にのぼると

しています。

貯蓄ゼロの世帯も少なくないのではないでしょうか。

アベノミクスの政策により格差問題が深刻になりつつあると

言われていますが、とりわけ貧困問題が取り沙汰されている

今日、富裕層の貯蓄額が貯蓄額が一層増えて全体としての

平均値を押し上げているのが現実のようです。

格差問題が社会的な課題として取り上げられているなか、

平均値のマジックというか現実の感覚とは大きく乖離して

いるのが垣間見れると言えますね。

総選挙に突入し熱気を帯びてきていますが、ゆとりある生活を

補償し、国民の目線に立った政策への転換を期待したいですね。












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posted by アプロ君 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活
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