2021年11月24日

勤労感謝の日に思う

昨日、一年で一番最後の祝日である勤労感謝の日を

迎えましたが、意外とこの祝日の由来や意味は知られて

いないように思うのです。

ただ、働いている人に対して感謝する日という程度の

ことしか考えていなかったのですが、よくよく調べてみると

思っていたことより意味深いことに気づかされました。

遡ってみると1948年に制定されていて、法律では「勤労を

たつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」と

うたわれています。

要するに、仕事を大事なものとして重んじ、その成果を喜び、

みんなで感謝をすることが込められているのです。

もともとは、その年の収穫物を神様に捧げ感謝し、翌年も

豊作であるように願う日本古来の宮中行事である

「新嘗祭(にいなめさい)」という名前の祭日だったそうですが、

戦後に「勤労感謝の日」と名前を変えたそうです。

「新嘗祭」が五穀豊穣に感謝する日であったことからも、普段

当たり前のように口にしている食物に感謝する日でもあるのです。

そういう意味では、勤労への感謝、毎日の食卓への感謝、忙しく

働きながら家族を養っている親や兄弟、親友への感謝を思い起こさせる

日でもあるのです。

「勤労感謝の日」は、普段当たり前のように思っていることに

感謝の気持ちを私たちに思い起させる、そんな素敵な日なのです。

正直言って、私自身もこのことはまったく知らなかったのですよね。

家族や友人たちへの感謝の気持ち、そして生きてることへの感謝の

気持ちを心に秘めて勤労に励むことを痛感している次第です。











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posted by アプロ君 at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活
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