なっていること。
最近、貴金属の買取り業者のチラシ広告を
見かけたこと一度はあるでしょう。
やたら新聞チラシ広告が目立っていますが、
金が高騰しているのが背景にあるのですよ。
大阪取引所の円建ての金先物価格は4月に
はじめて1グラム8千円を超えたのです。
国内の指標とされている田中貴金属工業の
金の店頭小売価格も4月20日、1グラム8,966円と
過去最高値をつけたのです。
ウクライナ情勢や円安の影響が背景にあるようです。
ロシアによるウクライナ侵攻で、先行き不透明感から
安全資産とされる金を買う動きが強まっているのです。
金は「有事の金」ともいわれ、一般的に大きな紛争や
経済不安が高まる際に安全資産として買われやすい
傾向にあると言われています。
日本ではこれに急激な円安が拍車をかけているのです。
国際的な金の相場はドル建てのため、国内で日本円で
取引する時は為替の影響を受けるのです。
したがって、円の価値が下がる円安局面では、ドル建ての
金を円に換算した時の価格を押し上げるのです。
円安傾向が当面続きそうにあり、ウクライナ情勢が
不透明な状況では、今後もまだ金が上昇する可能性が
高いと言えるでしょう。
金への投資が増えているというのもうなづけますね。
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