2019年10月24日

消費税増税後の逆転現象

消費税が2%の増税で10%になったのですが、やはり

9月末には駆け込み需要で家電量販店などはかなりにぎわった

らしいですね。

私も、たまたま冷蔵庫が壊れ、しかたなく新たに購入せざるを

えないはめになったので家電量販店に行ったのですが、それが

9月の下旬頃だったのでかなり混み合ってましたね。

家電製品だけではなく、車や生活必需品なんかもそうだったよう

ですが。

ただ、前回の教訓なのか個人消費の急激な落ちこみを防ごうと

軽減税率の導入やキャッシュレス決済によるポイント還元などが

併用され、全体の雰囲気は意外と冷静なように感じましたよね。

むしろキャッシュレスによるポイント還元効果をねらった買い物を

するケースさえあるようですよ。

クレジットカードを使って消費増税分の2%以上のポイントを

もらう利口な買い方をする人も結構いるんじゃないですか。

そういう意味では、消費増税前より増税後のほうがかえって

お得になるという逆転現象がものによってはおきているんです。

これって、どう理解すればいいんでしょうかね。

最近、キャッシュレスの特典についてよく言われているのですが

コンビニなんかで買い物する場合、カードで買うといくらか

値引きされるんですよね。

あれって、消費増税の本来の目的からすれば相反するように

思えるんですが、いったいどう理解すればいいのでしょうか。

こうして社会全体がキャッシュレスの社会になっていくんですかね。

もとをたどれば、消費増税は財政再建のための手段だったと思うんですが

軽減税率だの、キャッシュレスによるポイント還元だのって、やってて

10%の消費増税の目的がはたせるのでしょうか。

まあ、消費者の負担が軽減されるのは賛成なんですが、ちょっと

不可解に思った次第です。














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