位置づけを、現状の「2類相当」から「5類」相当へ
引き下げること方針を固めましたね。
5月8日から実施するとのことです。
何故、5月8日からなのかということも含め、今何故
引き下げなのかについて疑念せざるを得ません。
以前のブログでも言いましたが、結局は国民の自己責任で
対応させるというのが趣旨のようです。
若年層をはじめ重症化の懸念が減ったことや、ワクチン接種の
普及により新型コロナへの対応が進み、経済への弊害を減らすことが
その理由と言われております。
しかし、よく考えてみるとコロナ禍で4年目を迎えるなかで、
コロナへの対応や生活習慣はかなり慣れてきており、対策面でも
初期に比べて一連の規制も解除され、経済への弊害もかなり
解消されつつあるのではないでしょうか。
まして、今の「第8波」では高齢者や基礎疾患の悪化を原因とする
死者数が過去最多水準に達しているだけに、まだまだ慎重な対応が
要するのは間違いないはずです。
新型コロナはいまだに極めてインパクトの高い感染症で、
パンデミックは終了していないとみる専門家も少なくないようです。
また、国のセーフティーネットが無くなることへの懸念を抱く
声も多いようです。
「個人の主体的な選択と判断」に委ねるとしていますが、
「これからは個人の自己責任で対応」させるということでが
本音ではないでしょうか。
診療やワクチン接種の自己負担への転換やマスク着用の見直しなど、
「5類」への転換により、結果的に感染拡大や高齢者の死者も
増えることになりかねないことへの懸念がぬぐいきれないですよね。
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