2023年02月18日

相次ぐ自治体の「子育て支援」に思う

報道されているように、「異次元の少子化対策」をうたっている

岸田内閣の方針を受けて、新年度予算で子育て支援策を打ち出す

自治体が相次いでいますね。

なんだかここへきて、競うようにアピールしている感がぬぐいきれない

ですね。

東京都の小池知事が新年早々に18歳以下へ所得制限なしで月5千円を

給付することを表明したのですが、これを皮切りに都内各区の自治体が

声を合わせるように、現金給付やクーポン券などいろんな形の支援を

表明しています。

北海道や埼玉県などでも支援物資や助成金などの「子育て支援策」を

つぎつぎと打ち出しているようです。

今後、他の自治体でもこれらに追随するように独自の支援策を

打ち出すように思われます。

少子化対策として、子育て支援がこのように目に見える形で

施行されることは歓迎すべきことだと思います。

しかし、これは本来国が取り組むべきことであって、政府が

スピード感のある施策を具体的に打ち出すべきではないでしょうか。

「異次元の少子化対策」とうたっていますが、なかなかその具体策が

見えてこないですよね。

このままでは、支援策に地方格差が生まれかねません。

財源問題も懸念されます。

また、4月に予定されている統一地方選挙を前にしてのアピールが

優先されて、掛け声倒れになることへの不安さえ覚えますね。

待ったなしの子育て支援、これはやはり国が責任もって対処すべき

最重要課題であり、一刻も早く具体策を打ち出すべきではないでようか。

「異次元の少子化対策」、名ばかりに終わらない国民の納得いく対策を

期待する次第ですね。














社会・政治問題ランキング
posted by アプロ君 at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11870152
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: