2020年01月22日

深刻な地球温暖化問題に思う事

周知のように、スイスで開かれているダボス会議にいつになく

世界の注目が注がれています。

地球温暖化問題が深刻化していることへの懸念が強まっている表れでしょう。

かなり前から世界的な懸念材料として注目されてきたのですが、結局のところ

温暖化対策は先延ばしにされ、これといった対策は何一つ打ち出されてこなかった

と言っても過言ではないでしょう。

そのつけが今、世界各地で広がりを見せ、いろんな被害が出ています。

甚大な被害を出しているオーストラリアの森林火災にしろ、最近の日本の

自然災害にしろ地球温暖化と無縁ではないと言われています。

ある意味、温暖化の影響を一番受けている国のひとつが日本ではないでしょうか。

地球温暖化は大気中にある二酸化炭素やメタン、フロンなどの温室効果ガスが

増えすぎて地球の外に出ようとする熱が地表にたまりすぎることで、気温が上昇したり

地球全体の気温が変化することなんですが、要するに石炭や石油などの化石燃料を燃やし、

たくさんのエネルギーを得るようになった結果、大気中の二酸化炭素が急速に増えた

ことが主な原因と考えられています。

そういう意味では、今、地球上で起こっている自然災害の多くは現代社会が起こした

「人災」と言わざるを得ないでしょう。

2015年に「パリ協定」が採択され、平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する

ことを世界の目標として定められたのですが、その具体的な対策になると足並みが

そろってないのが現実のようです。

日本でも、毎年のように異常気象による河川の氾濫や土砂災害などが多発しており

この先気温が上昇していくと影響がさらに深刻化していくことが懸念されますね。

一刻も早く温室効果ガスの排出量を減らしていくことは勿論のこと、すでに生じている

悪影響への備えを進めていく事が緊要だと言えるでしょう。

ダボス会議の行方を見守りたいですね。






















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