2020年04月01日

懸念増す新型ウイルスと経済への影響

連日、新型コロナウイルスのことでもちきりの中、

世界の感染者がついに80万人を超えました。

死者も4万人に迫っています。

このままでいくと、近いうちに感染者が100万人を

超えると言われています。

最多の感染者が出ている米国やイタリアをはじめ欧米の

多くの国が非常事態に陥っています。

そんな中で、経済への影響が一層危惧されています。

もっとも顕著にあらわれているように、

世界の株価が乱高下しながらも、かつてない規模の落ち込みを

みせています。

米国や欧米の株価は20%以上の落ち込みをみせており、

日本でもこの2ヶ月で18%強の下落。

ニューヨーク市場は直近の3ヶ月で約6700ドルの下落で

しかもまだ底が見えない状況にあると言われています。

「リーマンショック」ならぬ「コロナショック」、恐るべし。

株式市場の動きは、その時々の経済状況を反映するだけでなく

先行きの先行指標ともいわれているように、経済の先行きが

まことに憂慮されます。

昨日、発表された日銀短観によれば、業況判断指数が大幅悪化し

7年ぶりのマイナスになったのですが、大企業や中小企業 をとわず

大打撃を受けている様子がうかがえますね。

今や、生産、流通、消費のすべての領域で大きなダメージを

被っている状態で、深刻としか言いようがないですね。

しかも、まだまだ見通しがつかないとなれば、これはもう

「リーマンショック」どころではないかもしれません。

ましてや、一国の出来事ではなく世界の同時進行にある

となると、危機的状況としか思えないですよね。

ウイルスによる災害がいかに恐ろしいものなのか、あらためて

痛感している次第です。

先日の報道によれば、主要20か国・地域(G20)の首脳による

テレビ会議で感染拡大への対応を協議し、経済への手当のため

日本円で約550兆円以上を投入することを決めたのですが、

果たしてその効果がどう出て来るのか、目がはなせませんね。

日本でも、一日も早く躊躇せず速やかに大胆な対応策にふみきって

もらいたいと切に願うところですね。





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