2020年05月21日

コロナ禍後の経済禍

緊急事態宣言、いよいよ大阪府をはじめ近畿圏の解除が

なされようとしていますね。

あとは、東京都をはじめ首都圏と北海道が現状維持という

段階まで来ました。この地域も来週あたりには解除の見通しの

ようです。

まあ、それにしても、オーバーシュートまでは行かず良かったですよね。

ひとまずは、やれやれというところですかね。

自粛やらステイホームやらで、みんなの努力の賜物ではないでしょうか。

勿論、この間コロナショックによる多大なる犠牲も被ることになった

のですが、経済的損失という点では、これからもっと表面化してくる

ものと予測されます。

すでに、閉店に追い込まれた企業も数多く出ましたが、アパレル大手の

レナウンにみるように、中小、大企業を問わず、これからもっと表面化

してくるものと思われます。

帝国データバンクによると、今年の企業倒産件数は1万件を超すと

見通しています。

長引く休業により雇用も悪化し、失業者も300万人前後にまで

膨れ上がると言われています。

景気も悪化し、戦後最悪の落ち込みが予測されています。

このような現状から、経済回復には4~6年はかかるとみる

エコノミストも少なくないようです。

一方で、コロナ感染収束の出口が見えだしてきてはいるのですが、

他方では、これから悪い経済指標が次々と出て来ることが予想されます。

そういう意味では、これからが経済禍本番とでも言うべきなのかも

しれません。

ポストコロナ禍の?X字回復を期待する向きもありますが、今のところ

その期待は持てそうもないような気がしてならないですね。

コロナ感染の第2波や第3波もすでに予測されていることを考えると

経済への影響は一層深刻なものになっていくものと考えるのが

妥当かもしれません。

そういう意味では、経済再建のための長い道のりも、対コロナの経験を

生かし、みんなが一丸となって対処することが望まれているのでは

ないでしょうか。
























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