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スキル無しのシステムインストラクターから、システムエンジニアへの転身日記。
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posted by fanblog

【AWS】AWSが一年間無料で使える。じゃあ、どこまでが無料なの?

1年間無料で使えるAWS、いったい何がどこまで無料なのか。
現時点での円換算をして素人レベルで計算してみました。
コストに関しては、http://aws.amazon.com/jp/でご自身で計算できます。
あくまでこんな感じなんだ位に見てくださいね。

AWSといっても、いろんな機能の集合体で、サーバ、LB、DB、ネットワーク、監視
いろいろなサービスが含まれています。それぞれが課金サービスになっているので、
自分が必要なサービスを組み合わせて、クラウドにシステムを構築し、
使った分だけ支払う仕組みなので、負荷が高いときはサーバを増やして、
普段は減らしておくといった、従量課金のコスト管理ができる仕組みとなっています。

まず、練習としてサーバ単体だけで動かすなら、AmazonEC2というサービスの利用だけで
サーバを作ることができます。詳しい作成の仕方は、後日コンテンツにしたいと思っています。

今回は、無料で使える範囲と、本来どれくらいの金額が月々かかるのかを
自分のメモ程度に書きなぐってみました。

Amazon EC2
Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)は、
クラウド内で規模の変更が可能な処理能力を提供するウェブサービスです。
また、ウェブスケールの処理能力を開発者が簡単に利用できるよう設計されています。
AWS 無料利用枠には Linux および Windows の毎月 750 時間分のマイクロインスタンスが含まれます(1 年間)。


毎月750時間分のマイクロインスタンス…と言われても…。
つまり600MBのメモリを使えるサーバを1カ月丸々起動させておけるということかな。

そもそも、同じ状況でこのマイクロインスタンスの価格はいくらなのか。
マイクロ $0.027 1 時間あたり
今のレート換算だと、2.61円。
2.61×750時間=1957.5円
約1カ月2000円です。

VPSとしてだけ考えると、高くて、しょぼいですね。
メモリ1GBのプランが、VPSの大手 さくらインターネットのVPS
だと、980円でメモリ1GBのサーバが
借りられるので、AWSの付加機能(すごい機能はたくさんあります)を使わないで、単独で動かしたいなら、
さくらインターネットのVPS の方がお得。

他に、何が無料なのか。

Amazon ELB
Amazon Elastic Load Balancing は、
アプリケーションの着信トラフィックを複数の Amazon EC2 インスタンスに配分し、
優れた耐障害性と拡張性を提供します。
AWS 無料利用枠には 750 時間の負荷調整と 15 GB のデータ処理が含まれます。


なるほど、ロードバランサが無料。15GBまで。
$0.028 /Elastic Load Balancer-時間(または 1 時間未満)あたり
$0.008 /Elastic Load Balancer によって処理されるデータの GB あたり
2.71×750時間=2032円
0.08×15=1.2円
大容量を扱うサービスで無ければ、容量は気にしなくてもいいか。
しかし、LBを使うんだから、マイクロインスタンスは最低限2つ使うよな。
その時点で有料。最初から無料範囲で使いたい人には、ELBは使わないですよね。
マイクロインスタンスを2台だと750時間×2になってしまうので、費用が発生してしまいます。
例えば、月のうち350時間だけ起動させるサーバが2台あるという設定なら、無料枠で
ロードバランサも使えるということかな。

AmazonS3
Amazon S3(Amazon Simple Storage Service)のシンプルなウェブサービスインターフェイスを使用して、
いつでも、ウェブ上のどこからでも、容量に関係なくデータを格納および取得できます。
これにより、すべての開発者が、スケーラブルで信頼性が高く、
かつ安全で安価なインフラストラクチャを利用できるようになります。
Amazon はこのインフラストラクチャを使用して、自社ウェブサイトを実行しています。

無料範囲
5 GB スタンダードストレージ
20,000 Get リクエスト
2,000 Put リクエスト

ストレージサービスですね。
最初の 1 TB/月 $0.100 GB あたり
9.67×15時間 = 145円

たいしたコストにはならなそうですね。

Amazon EBS
Amazon EBS(Amazon Elastic Block Store)は、可用性と信頼性に優れ、
予測可能なストレージボリュームを提供します。このストレージボリュームは、
稼働中の Amazon EC2 インスタンスに接続できます。
AWS 無料利用枠で、30 GB の Amazon EBS に加え、200 万 の I/O と 1 GB のスナップショットストレージを利用できます。

マイクロインスタンスのストレージにもなっているようですが、
主にスナップショット用のストレージでしょうか。

$0.12 1 か月にプロビジョニングされたストレージ 1 GB あたり
$0.12 100 万 I/O リクエストあたり
11.61×30=348円
11.61×2=23円

他にもたくさんあるのですが、今回はあと一個だけ。

Amazon RDS
Amazon RDS(Amazon Relational Database Service)により、クラウド内で簡単に
リレーショナルデータベースをセットアップ、運用、および拡張できます。
Amazon RDS でサポートされるデータベースエンジンは、MySQL、Oracle、および
Microsoft SQL Server です。AWS 無料利用枠には 750 時間の Amazon RDS が含まれます。


これは、DB インスタンスを毎月連続して実行するには充分な時間です。
無料範囲:750 時間 マイクロ DB インスタンス
20 GB DB ストレージ
20 GB バックアップ、10MM I/O

これもラージオブジェクトとか扱わなければ問題なさそうですね。
MYSQLの値段で見ていくと…(Oracle,SQLサーバはさらに高いです)
3.39×750時間=2542円
11.61×20GB=221円
19.35円

他にもデータベースのRDSや、監視のCloudWatchが無料で使えるようです。
無料の範囲で、あれもこれも・・・というわけにもいかず。
あくまでお試しという考えで、構築を始める前の練習期間というわけですね。

VPSを無料で試したい!という動機の人にもいいかもしれませんね。
EC2だけ使ってマイクロインスタンスで単体で動かすだけなら1年間は無料ですからね。

WordpressをAWSでやりたいという人も、EC2でPHPとApacheを動かせる環境を作り、
RDSでMysqlのDBサーバとして使えば、実現できますね。
動的なページ作りとしても、PHPとMysqlでプログラムをかければ実現します。
あとは、1年たつ前に人気サイトになった場合は、マイクロインスタンスを
スモールインスタンスか、ミディアムインスタンスに変更する必要がありますね。
この無料枠でEC2、RDSを使うだけでも4500円相当のサービスになるわけです。
個人利用で何も意識せずに1年過ぎてしまうと、次の月、請求額に腰を抜かしてしまいます。

過去に、ブログの自動更新プログラムを作ったのですが、(結局使ってない)
そういったものを定時でサーバを起動させて、定時にプログラムだけ実行させる。
といったバッチサーバ的にもいいかもしれませんね。

そもそもAWSの良さって、サーバが負荷によって自動で増減する
オートスケーリングにあると思っているので、コスト対策はしていかないといけませんね。
便利な半面、費用が高くもなるし、減らせる分、条件次第で切り詰められる。
AWSのコスト管理を専門でやっている会社もあるくらいです。

無料体験できる範囲を書き出してみました。
予想以上に、使える範囲は狭く、有料だとすると、個人レベルで使うには費用が掛かるサービスなんだなってのがわかりました。
無料?じゃ、やってみよう!えい!って感じでやってしまうと、すぐに無料範囲は越えてしまいそうですね。皆さんも、設計・構築するときは、費用を考慮して行いましょう。
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