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高校時代、あれほど熱心に取り組んだMSXに触れなくなって30年余…。 MSXエミュレータとの出会いで、MSX愛が再燃中。
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2023年05月15日

FONT EDITOR 活用方法

2回目はツールで作ったデータの活用方法について説明します。
このFONT EDITORで作成したデータは、保存すると各データ下記アドレスに保管されBSAVEされます。



メモリアドレス

データ種別

詳細


&HA800〜&HAFFF

ワークデータ

フリーエリアデータ等、ゲーム使用の際は不要


&HB000〜&HB7FF

パターンデータ

256フォント×8バイト=2,048バイト=&H800


&HB800〜&HBFFF

カラーデータ

256フォント×8バイト=2,048バイト=&H800


そのデータをVRAMにセットしてゲームに使えるようにするサンプルプログラムを用意しました。
起動すると、下画面が表示されます。
俗に言う、MSX2のSCREEN1.5のSPRITEモード2を使用しています。
5_15_1.png

プログラムは簡単なので特に解説は不要かと思います。
「SPRSMPL.BAS」【 ダウンロード
5_15_2.png

自作プログラムに組み込むには、下記の部分が必要です。



行番号

内容

説明


180

SETFNT.BIN

フォントデータVRAM転送マシン語プログラム


200〜210

フォントデータセット

フォントデータをVRAMに転送する


このプログラムでは、最も時間のかかるであろうフォントデータをVRAMに転送する部分をマシン語で組んでいます。
「SETFNT.BIN」(180行)
下記機能を提供します。



実行アドレス

機能

詳細



&HC060

フォントデータセット

256フォント分のパターン、カラーデータをVRAMの上中下段全てに転送する

256フォント×8バイト×2(パターン、カラー)×3(上中下段)=12,288バイト


マシン語アドレスを変えたい人用に、SETFNT.BIN作成用のBASICプログラムを用意しました。
起動すると、SETFNT.BINを作成します。
「SETFNT.BAS」【 ダウンロード
5_15_3.png
posted by J-JSOFT at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発
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