本日、三陸道(通称:三陸沿岸道路)宮城県の三滝堂IC〜志津川IC間の9.1kmの区間が開通しました。震災後5年目にして初の沿岸部への延伸です。私もちょっとだけ、この仕事に携わっていたので、感慨深いです。自分が少しでも携わった路線が開通するということは、技術者の醍醐味です。
・ 1.はじめに
・ 2.今回の開通区間
・ 3.南三陸町について
・ 4.仙台から南三陸町までの距離
・ 5.今後の開通区間
2.今回の開通区間
今回開通する区間を下図に示します。
宮城県登米市の三滝堂ICから宮城県南三陸町(旧志津川町)の志津川IC間です。地図上で破線で表示されている区間が開通しました。
今回開通した区間の先にある「南三陸町」ですが、平成の大合併で誕生した町です。旧志津川町と旧歌津町の2町が合併してできた町です。
仕事上の良く仙台から行き来していた場所でもありますが、私の親戚が南三陸町に住んでいたこと、幼いときは「志津川海洋青年の家」という施設に研修に行っていたこと、心が折れそうになったときに、頻繁に磯釣りに行っていた場所です。
震災直後は釣りは自粛していましたが、私が転勤で仙台に戻ってきてからたまに釣りをする場所(モアイ像の近くの浜)です。
震災後は街中は津波で全て破壊されてしまいました。私の親戚がいた公立志津川病院にも津波が襲来し、5階建ての建物の4階部分まで津波が到達したということを聞いています。
現在は、志津川地区をはじめ、歌津地区も嵩上げ盛土を行っている最中です。というわけで、現在は「南三陸町防災対策庁舎」の周辺以外は全て、盛土で嵩上げされており、昔の面影はほとんどありません。
仙台市街から南三陸町までは三陸道を経由して、約100kmの距離があります。高速がなかったときは、半分泊まりがけで出張に出掛けていました。今回の開通により、仙台から南三陸町までの所要時間は1時間30分になります。この区間は国道398号という路線が並行しているため、時間短縮は5分程度しかありません。しかし、高速のインターを降りずに志津川ICまで行けるというメリットは大きいです。私的には釣りの機会が増えるので大変喜ばしいことです。
この三陸沿岸道ですが、宮城県から青森県の三陸沿岸を同時期に工事を行っています。2020年度までに総延長の9割開通が確定しています。
なお、鳴尾奥松島鳴瀬ICより北は全線無料です。仙台から八戸まで向かう際は、ほぼ無料の三陸沿岸道を北上する方法も考えられますが、総延長は359kmです。開通の暁には私も全区間乗り通してみたいのですが、普段の利用は東北道と八戸道にて北上する方をおすすめします。
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