アラ還の独り言

アラ還の独り言

2014年04月29日
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カテゴリ: プレスリリース
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  • テバ社と武田薬品におけるパーキンソン病治療薬ラサジリンに関する 日本での提携について 
    武田薬品工業
    <概要>テバ社が保有するパーキンソン病治療薬ラサジリン(一般名、以下「ラサジリン」)の日本における製品化に関する契約を締結しましたのでお知らせします。 
    ラサジリンは、ドーパミンの分解酵素であるモノアミン酸化酵素 B(MAO-B)の働きを阻害することによって、脳内のドーパミン濃度を高め、本疾患に特徴的な運動症状などを改善する薬剤です。
    <感想>パーキンソン病という語句が効能効果に出てくる薬剤は85品目とかなり多いですが、L-dopaが基本でそれに追加の壁はまだまだ破れていないような気がします。テバ社は世界最大のジェネリック企業で有名ですが中枢神経系などのスペシャリティ医薬品もやっているんですね。
    リンク先: http://www.takeda.co.jp/news/2014/20140428_6441.html  (武田)
    http://www.teva.jp/news/2014/pdf/0428.pdf  (テバ)

  • 2014年日本リウマチ学会総会・学術集会にて抗TNF-α抗体「セルトリズマブ ペゴル(一般名)」の国内臨床試験における総合的疾患寛解、および長期的な身体機能及び健康関連QOL改善効果について発表
    アステラス製薬
    <概要>PEG化*1抗TNF-α(腫瘍壊死因子α)抗体「セルトリズマブ ペゴル」(一般名、日本での製品名「シムジア®皮下注200mgシリンジ」、以下「シムジア®」及び欧米での製品名Cimzia®)の関節リウマチを対象とした国内臨床試験(J-RAPID及びHIKARI試験)の成績を基に追加解析を行いComprehensive Disease Remission(CDR)、および長期的な身体機能及び健康関連QOL改善効果について、2014年4月24、25、26日に東京で開催された日本リウマチ学会総会・学術集会にて発表しました。
    <感想>「シムジア®」は2013年3月に発売されています。自己注射も可能なプレフィルドシリンジ。TNF-α抗体でリウマチの治療はかなり進みました。インフォームドコンセントからアドフィアランス(患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けること)の概念も本物になりつつあります。
    リンク先: http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/2014tnf-qol.html

  • ロシュ社、欧州にて中等度から重度の関節リウマチ患者さんにより自由度の高い治療を提供するRoACTEMRAの新しい皮下注製剤の承認を取得
    中外製薬
    <概要>他のリウマチ薬に対する、忍容性が低い、または治療反応が得られなかった中等度から重度の関節リウマチ(RA)患者さんに対するRoACTEMRA(tocilizumab)の皮下注製剤の承認を、欧州委員会より取得したことを発表。
    <感想>TNF-α抗体に続くIL-6受容体抗体です。プレフィルドシリンジは2013年に承認されています。
    リンク先: http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/news/detail/20140428140000.html

  • 2型糖尿病治療薬「ビデュリオン®」~ペン型製剤を国内承認申請
    アストラゼネカ
    <概要>2型糖尿病治療薬「ビデュリオン®皮下注用(一般名:エキセナチド)」のペン型製剤を国内で製造販売承認申請いたしました。
    ビデュリオン®皮下注は、GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドを有効成分とする世界で初めての週1回投与の2型糖尿病治療薬です。週1回の投与で安定かつ優れた血糖コンロトール改善効果を示し、アドヒアランスの向上が期待できます。
    <感想>2型糖尿病のターゲットも増えてきました。週1回の投与ですむならかなりコンプライアンスが上がるのでしょう。
    リンク先: http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/20140428

  • がん細胞転移を抑制する新たな細胞接着制御メカニズムを解明 
    北海道大学
    <概要>細胞接着レセプターα4 インテグリンのスプライシングバリアントα4B を同定した。α4B はα4 インテグリンの関与が知られるメラノーマがん細胞転移を抑制した。α4B はα4 インテグリンの関与が知られるメラノーマがん細胞転移を抑制した。 がん転移
    <感想>なかなかヒトでは聞かなかった血管新生抑制剤もようやく使われるようになったし、転移抑制剤も日の目を見る日も近いと思います。ただ無増悪生存期間が腫瘍評価項目と考えられるので、プロトコールを考える人は大変だと思います。
    リンク先(直接PDFが出ます): http://www.hokudai.ac.jp/news/140428_pr_pharm.pdf

きょうはここまで。








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最終更新日  2014年04月29日 11時17分20秒
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