アラ還の独り言

アラ還の独り言

2016年10月22日
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カテゴリ: 新聞報道
浜松医大は海外にて腎移植をした患者のフォローを断ったということで訴えられています。

現状では厚生労働省は国内移植を推奨するが、渡航移植患者の帰国後の治療について「関係法令はなく、各病院の判断に任せている」として明確な方針を示していません。

イスタンブール宣言は移植医らでつくる国際移植学会が2008年5月に発表し、富裕国の患者が海外で貧困層や死刑囚をドナーとする移植を受けることを批判。臓器売買を禁止するよう各国に求め、日本移植学会も準拠した指針を策定している。

そうするとこの患者の腎臓はどこから手に入れたものかな。「男性は渡航移植を仲介するNPO法人に申し込み、中国で腎移植を受けていた。」ということなので、裁判になるとこのNPO法人は入手方法を明らかにする必要がでてきます。

海外渡航に臓器移植は決して否定されるものではありませんが、腎臓の場合には日本でもできるのではないかなと思ってしまうので、この続きをしっかり報道してほしいものです。日本でも腎臓を売って金を返している場合は0ではないので、国内、国外にかかわらず、移植医は売買による臓器提供ではないことを明らかにしておく必要があると思います。

日本では営利目的とした臓器の提供は臓器移植法で禁止されています。死刑囚の臓器も移植が禁止されています。営利目的の臓器提供は禁止すべきですが、死刑囚の場合に本人が拒否しない限り提供するという方法もあるかと思います。(提供を希望する場合だけでなく、拒否していなければ提供ということで法律を変更する必要があると思いますが。)





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最終更新日  2016年10月22日 18時58分19秒
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