横浜市立大学はScience Reportに論文を投稿しました。(Science Reportは査読雑誌ではありません。) タイトルは”The impact of smoking on male lower urinary tract symptoms (LUTS)”です。 10,000人の男性にネットで喫煙状況と下部尿路症状を検討したものです。
統計方法もMann–Whitney U test とスピアマンの相関係数を求めているだけなので、ちょっと難しい。症状を点数化しているので、背景因子を要因として解析し、喫煙あるいは禁煙が要因として有意であるかどうかを検定すべきかとも思います。ただし、年齢がふえると単調に増加するかは先ほど上げた文献ではそうなっているので、そのままにして禁煙あるいは喫煙が症状をどれぐらいふやすかを検討する方法もあると思います。