アラ還の独り言

アラ還の独り言

2021年03月16日
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カテゴリ: プレスリリース
私が月1回外来にかよっている病院では非接触式体温計で測定されてから、受付に行くことになっています。

この仕組みが取り入れられてから1回も非接触式の体温計で測定すると検出限界以下になっていまいます。その病院まで、バス停から10分ぐらい歩くので、顔の表面が冷えているから科とも思います。結果としてわきの下を予測式体温計で測定することになります。結果、体温は34℃ぐらい。
これではデータにならないので、10分ぐらいかけて実測すれば35.5℃になります。

病院の看護士さんが顔を覚えてくれて、下限以下になった場合でも、本来は発熱者のスクリーニングのためにやっていることから、OKにし、受付用のファイルには36℃と記載してくれるようになりました。

非接触式温度計を少し調べてみると、以下の条件が必要であると 記載されていました。

外出、運動、入浴の後30分以内の測定は避け、測定前の30分間は使用環境の温度(16℃~40℃)にとどまってください。
屋外、直射日光の当たる場所や暖房器具の近く、または空調機の風が直接当たる場所での測定は避けてください。
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30分待つのでは発熱者のスクリーニングには適さないのではと考えてしまいます。

非接触式体温計は赤ちゃんの体温を測るために鼓膜の赤外線を測定して体温を予測するものは以前からありましたが、現在は顔で測ります。病院やお店で発熱して人の入場を断るために使う場合に多く使われています。測定加減以下になった場合には、実際の体温よりも低めに出るので、問題があるかとも考えますが。外出で赤外線が変化する人に限るようで、発熱はほとんど見逃さないと言われていますが、それを実証するデータに関しては必要な方はお探しください。

花見の話に変わります。

山梨の県知事が花見は自粛する必要はないと宣言して、加藤官房長官が怒っていますがそれは筋が違うと思います。山梨県ではほぼCOVID-19は押さえ込まれています。従って、県内の人が花見を自粛する必要が無いので、県知事の発言があったと思います。
しかも、県外から山梨に花見に来るのは「緊急事態宣言」が解除されてからと知事は発言しています。

加藤官房長官が文句たれになったのは、全都道府県あてに花見などは自粛するようにと文書で伝達したのにそれを無視したかのような発言に関して起こったのでしょうか?

穿った見方ですが、今の状態で一都三県の緊急事態宣言を解除した場合でも、山梨へ花見に行くのは禁止すべきだが、それをするとまた追求されるからあらかじめ怒っておいたのではないでしょうか。

緊急事態宣言が解除になっても、一都三県の人が全国に遊びに行けば、3月16日現在COVID-19を押さえ込んでいるところで、再拡大がおこる可能性は確かにあります。しかし、他の理由で感染を抑え込んでいるならば、再拡大の可能性は低いかもしれません。

結局、今回の緊急事態宣言の延長理由が医療機関の問題で延長されていることを忘れてはなりません。

今考えることは、COVID-19の押さえ込みに成功している都道府県と、やや押さえ込みに成功している都道府県とCOVID-19ウイルスの活動時期による減少しか見られない都道府県はなぜその差が出ているかを、自粛以外に検討することです。自粛を呼びかけることは全ての都道府県をが行っています。その都道府県民の受け入れ方に差があるから下がらないからという議論が先行していますが、それは本当でしょうか。

自粛以外のCOVID-19に対する対策は都道府県で同じでしょうか。加藤官房長官は優等生をけなしている場合ではありません。山梨県ぐらい押さえ込めば、ルールを守れば、普段の生活が戻ってくるというメッセージにしなくてはと思います。自粛をしない人が悪いという言い方は他の方法に万全の策をとった人がいえるのですよ、某小池都知事。





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最終更新日  2021年03月16日 10時47分23秒
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