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7割が結婚や育児支援を要望 知的障害者家族ら、社会の理解も 北海道のグループホームで知的障害者が不妊手術や処置を受けていた問題を巡り、共同通信が全国の知的障害者の家族らに調査した結果、約7割が恋愛や結婚、子育てを支援する制度と態勢を望んでいることが4日、分かった。 社会の理解や性教育の充実を求める声も多かった。現状では、知的障害者の結婚や出産への支援は整っておらず、性教育もタブー視する風潮が強い。支援や性教育が提供されれば本人の希望を実現させたい、という家族らの思いが表れているといえそうだ。 調査は、知的障害者やその親らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」などを通じて1~2月に実施。当事者176件に加え、家族・親族、支援者585件の計761件の回答を得た。 家族らに対し、当事者の結婚や子育てなどに関する要望を選択肢から二つまで選ぶ形で尋ねると、「支援の制度や態勢をつくってほしい」が68%で最も多かった。 次いで「社会の理解が高まってほしい」(49%)、「学校での性教育を充実させてほしい」(32%)が多かった。[KYODO]障がいの有無に関わらず、我が子の一定の幸せを願うのが親心でしょうね。548万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.28
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結婚や出産制限5人に1人 知的障害者、経験8%のみ 北海道のグループホームで知的障害者が不妊手術や処置を受けていた問題を巡り、共同通信が全国の当事者やその家族らに調査した結果、20代以上の約5人に1人(19%)は恋愛や結婚、出産について周囲から反対、制限された経験があることが26日、分かった。 結婚や同棲、子どもを持った経験がある人は8%にとどまった。恋愛や結婚には家族らの過半数が賛成したが、子どもを持つことには約6割が反対だった。知的障害者の結婚や出産などには依然、社会全体で壁があり、当事者の自己決定権が制限されている実態が浮き彫りになった。[東京新聞]現実の厳しさを実感ですね。少子化は益々進むばかりですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.27
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教育委員会の会議で精神・知的障害者の傍聴禁止 見直しを一般に公開されている教育委員会の会議について、道内あわせて57の自治体で精神障害や知的障害がある人の傍聴を禁止していたことがわかり、道教育委員会は関連する条例や規則を見直すよう促しています。これは精神に障害がある人たちでつくる静岡県の市民団体からの指摘を受けて道が調査を行い、判明したものです。それによりますと、一般に公開されている教育委員会の会議について、条例や規則に、傍聴を禁止する対象者として「精神に異常があると認められる者」や「知的障害があると認められる者」といった記載がある自治体は道内であわせて57に上りました。これについて道教育委員会は昭和31年に当時の文部省が各自治体に示した規則の案に精神障害がある人の傍聴を禁止する項目が盛り込まれていたため、定められた可能性があるとしています。道教育委員会は規定は障害者差別解消法に反するおそれがあるとして、関連する条例や規則を見直すよう促しています。道によりますと、自治体の議会でも道内9つの町と村で、同様に精神障害や知的障害がある人の傍聴を条例や規則で禁止していたことが分かっています。NHK NEWS WEB[北海道 NEWS WEB]指摘されてようやくの見直し、なんとも情けない事態ですが、改善されることになり、良かったですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.26
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今、臨床の現場で「発達障害もどき」が増えている…!? 『「発達障害」と間違われる子どもたち』発売13年で10倍に急増!増えたのは本当に「発達障害」なのか? 臨床経験35年の小児脳科学者が説く“理解と対策”近年、発達障害と呼ばれる子どもが劇的に増えています。文科省が出している数字を見ると発達障害が疑われる子は、この13年で約10倍に。ただ、35年にわたって子どもの脳・育ちに向き合ってきた著者は、増えているのは発達障害の子ではなく「発達障害もどき」ではないかと話します。臨床経験35年以上の小児科医が、増え続ける発達障害児の中にいる「発達障害もどき」について初めてまとめた一冊です。 著者プロフィール成田 奈緒子(なりた なおこ)1963年、仙台市生まれ。神戸大学医学部卒業、医学博士。米国セントルイスワシントン大学医学部、獨協医科大学、筑波大学基礎医学系を経て2005年より文教大学教育学部特別支援教育専修准教授、2009年より同教授。2014年より子育て支援事業「子育て科学アクシス」代表。『高学歴親という病』『山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る』(山中伸弥氏と共著)(どちらも講談社)など著書多数。[PRTIMES]「発達障害」と間違われる子どもたち (青春新書インテリジェンス) [ 成田奈緒子 ]一言で発達障害と括るのにもやはり無理があるんでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.25
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中部空港国際線にパニック時に心落ち着かせる空間を設置発達障害などがある人にも飛行機を楽しんで利用してもらおうと、パニックになった際に心を落ち着かせる「カームダウン・クールダウンスペース」と呼ばれる施設が中部空港の国際線に設置されました。「カームダウン・クールダウンスペース」とは発達障害や知的障害などがある人がストレスを感じパニックになった際に心を落ち着けてもらうためのスペースで、世界中の空港などで設置が進んでいます。2月28日は中部空港の国際線にこのスペースをつくった愛知県森林組合連合会などの関係者などが集まり、贈呈式が行われました。式では、愛知県森林組合連合会の村松幹彦代表理事会長が「発達障害の人やその家族の方の役に立てば幸いです。この贈呈を機会に、街のみなさんにも木材への関心を持ってほしい」とあいさつしました。中部空港の国際線に設置されたスペースは3人まで利用でき、愛知県産の木材を使った高さ1.6メートルの壁で囲まれて外部の視線を遮ることができます。中部空港会社の櫻井俊樹副社長は「水際対策が緩和され国際線の利用者が今後さらに増えてくると思うので、障害のある人やその保護者の方がいたらこの施設を案内していきたい」と話していました。NHK NEWS WEB東海 NEWS WEB徐々に社会に広がる空間作り、障がいの更なる理解へと繋がるといいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.24
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聴覚障害の女児死亡事故 逸失利益は85%3700万円余判決5年前、大阪・生野区で聴覚に障害のある女の子が交通事故で亡くなり、遺族が賠償を求めた裁判で、27日、大阪地方裁判所は3700万円余りの損害賠償を運転手側に命じました。女の子が将来得られるはずだった収入について、労働者全体の平均賃金をもとに算出するよう求めた遺族の訴えを認めず、その8割余りをもとに算出しました。5年前の平成30年、大阪・生野区でショベルカーが歩道に突っ込み、近くの聴覚支援学校に通う井出安優香さん(当時11歳)が亡くなり、遺族は運転手と勤務先の会社に対して損害賠償を求める裁判を起こしています。安優香さんが将来得られるはずだった収入にあたる「逸失利益」について、被告の運転手側が労働者全体の平均賃金のおよそ6割にとどまる聴覚障害者の平均賃金で算出すべきだと主張した一方、遺族側は障害を前提にせず、労働者全体の平均賃金で算出するよう求めていました。27日の判決で、大阪地方裁判所の武田瑞佳 裁判長は「年齢に応じた学力を身につけて将来さまざまな就労可能性があった」などとした一方で、「労働能力が制限されうる程度の障害があったこと自体は否定できない」としました。そのうえで、安優香さんが将来得られるはずだった収入について、労働者全体の平均賃金の85%をもとに算出する判断を示しました。そして運転手と会社にあわせておよそ3770万円の賠償の支払いを命じました。【両親“差別認める判決”】判決のあと、井出安優香さんの両親は弁護士とともに会見を開き、差別を容認する内容だと批判しました。母親のさつ美さんは「娘は努力を重ねて頑張って11年間生きてきましたが、それは無駄だったのでしょうか。聴覚障害者というだけで社会に受け入れてもらえないのでしょうか」と涙ながらに話しました。父親の努さんは「結局、裁判所は差別を認めたんだなというがっかりした気持ちです。なぜ娘の努力を否定されなければいけないのか。悔しくてたまらないです」と話していました。控訴するかどうかについて、会見に同席した弁護士は、今後、検討したいと述べました。【専門家“偏見抜き判断を”】民法の専門家で障害者の損害賠償についても詳しい立命館大学の吉村良一名誉教授は、判決について「社会の変化や安優香さんの頑張りについて肯定的な評価はあるものの、障害があれば労働能力が低いという決めつけになっている」と指摘しました。今回の訴訟について、吉村名誉教授は、過去の判例に比べても、より積極的に健常者と変わらない賃金で算定すべきケースだったと言います。そのうえで「社会の障害者雇用の制度の変化やIT技術によるコミュニケーションツールの進歩を判決に反映させる流れがあった中で、もう一歩進めていいケースだったと思う。裁判所は、障害者が置かれている状況を理解し、偏見を抜きに社会がどうあるべきだという判断をすべきだ」と述べました。【障害者の「逸失利益」の判例】障害者の「逸失利益」をめぐって、過去にはゼロと判断されることもありました。しかし、障害者を支える技術が進歩したことや、企業に義務づけられている障害者の雇用率が引き上げられたことなどから、裁判所の判断も変わりつつあります。4年前の東京地方裁判所の判決では、事故で死亡した重い知的障害のある少年について、特定の分野での優れた能力を評価し、障害のない少年と同じ水準の「逸失利益」が認められました。一方、おととしの広島高等裁判所の判決では、事故による障害で介護が必要になった全盲の女性について、労働者全体の平均賃金の8割が妥当だと判断され、健常者と同じ水準までは認められませんでした。障害者の働く場が広がる中、時代にあった判断をすべきだという声が社会的に高まっています。※この記事を27日に掲載した際、おととしの広島高等裁判所の判決について「事故で死亡した全盲の女性」とお伝えしましたが、この女性は亡くなっておらず、正しくは「事故による障害で介護が必要になった全盲の女性」でした。NHK NEWS WEB[関西 NEWS WEB]一番に娘の命を失われた理由を考えたら、もう少し配慮があっても良かったと親の立場なら思ってしまいますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.23
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発達障害児の親が悩み語れる場を 室蘭で「ペチュニアの会」設立 発達障害児の母親が室蘭で市民グループ「ペチュニアの会」を設立した。子育ての悩みを相談し合う場や、家にこもりがちな親子の居場所にしたい考えで、広く参加できる交流会を開く活動も行う。初回は来月12日。代表の木村美穂さん(38)は「発達障害の子や、診断は受けてないけれど特性がある子のことで悩みや不安がある人に気軽に来てほしい」と呼び掛ける。...この記事は会員限定です。[北海道新聞]気軽に悩みを話せる場、コロナ禍でも漸くこういう提供ができるようになりましたね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.22
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統合失調症の兄を殺害したASDの弟に判決 裁判長は弟に「お父さん、お母さんに…」統合失調症の兄を殺害したASDの弟に判決が言い渡されました。判決のあと、裁判長が被告である弟にかけた言葉は、兄弟を育てた両親を思う言葉でした。実はこの裁判長、介護殺人など複雑な家庭で起きた事件の裁判を、富山地裁で何度も担ったことがある裁判官でした。自閉症スペクトラム障害・ASDを抱える髙畠春樹(たかばたけ・はるき)被告(24)は2020年、富山市の実家で、統合失調症と、同じくASDを抱える兄の丈治(じょうじ)さん(当時25)の頭を18回以上もハンマーで殴り、殺害しました。1月31日の判決公判で、富山地裁の細野高広(ほその・たかひろ)裁判長は「精神障害がある兄により家族が迷惑をこうむっているなどとして犯行に及んだが、それは被告の思い込みにすぎない」と指摘。「自殺にみせかけようと、遺体を山に捨てる方法を検索して道具を買ったり、通報できないよう電話線を抜くなど計画性が高い」としました。一方、「兄弟の双方に精神障害があったことが影響して、両者が関係を修復するのが困難だった可能性は否定できず、このような経緯は被告人のために酌むことができる」などとして、髙畠被告に懲役11年の実刑判決を言い渡しました。検察側の求刑は懲役15年、弁護側は懲役8年が相当としていました。 裁判長が判決を読み上げる間、髙畠被告はときおり証言台に頭が触れるほど深くうつむいて聞いていました。前回の裁判では、被告の父親が黒いスーツ姿で証人として法廷に立ち、静かな声で淡々と証言していました。 父親:「(弟の)春樹が真剣に謝罪の気持ちを持つなら、残された1人の息子なので、更生を支援したいです」検察官:「反省が見えなかった場合は?」父親:「出所してもなおらないのであれば、施設などに入ってほしい。家に一緒に暮らすことはできません」兄弟は折り合いが悪く、小さいころから喧嘩ばかりしていたといいます。 父親:「(兄弟が)同じ場所にいると喧嘩になるので2人が一緒にいないように考えていました」事件当時は、高畠被告を家から出して、アパートで1人暮らしをさせていて、父親がアパートに食事を届けるなど様子を見に行っていたといいます。 ■統合失調症とASDの兄弟育てた両親の心情… この裁判では、両親の陳述書も読み上げられ、統合失調症とASDの兄弟を育てた両親の心情も明らかにされました。 父親の陳述書:「何年刑務所にいても(兄の)丈治はよみがえらない。うれしいこともつらいことも乗り越えて育ててきた丈治を突然亡くした」「幼いころから(兄は)精神が不安定で、弟より手を焼いていた。2人を平等に接しようとしたが、手間のかかる丈治の方に…。もっと(弟の)春樹と対話をして距離をつめていればと後悔している。丈治を守ってやれなかったことを毎日悔やみ続けている」 母親の陳述書:「2人の子を大切に思ってきた。春樹を許すことは到底できません。喧嘩をしても仲良くしていると信じていた。なんて残酷でひどいことをしたんだと思った。丈治はやさしい心と大切な命の宿った人間なのです」「他人の心を考えられないのが自閉症スペクトラムですが、他人の気持ちをはかる努力をして、長い時間をかけて人間の命の重さを考えてもらいたい」 そして1月31日、弟の髙畠春樹被告に言い渡された判決。そのあと、細野高広裁判長が法廷で被告にかけた言葉は…。 細野裁判長:「これから長い間、刑務所で暮らすことになります。お兄さんのかけがえのない命を奪ったことについて考え直してください。お父さん、お母さんに反省の気持ちが伝わるようになることを願っています」。 “両親への気持ちが伝わるように”という言葉。量刑も兄弟の双方に精神障害があったことを考慮したものでした。 ■複雑な家庭環境の裁判員裁判で何度も判決… 細野裁判長は2021年4月に富山地裁部総括判事となって以来、複雑な家庭環境で起きた事件の裁判員裁判で何度も判決を言い渡していました。 2021年4月の判決では、その前年、高岡市の自宅で82歳の夫の首にナイロン袋を巻いて締め付け殺害した79歳の妻に対し、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。弁護側は介護疲れが犯行動機と主張しましたが、「介護は過酷なものではなかった」と判断。判決のあと被告に対し「刑期を終えた後はさらに高齢になっています。今後は地域の人たちに早めに相談してください」と語りかけました。2021年10月の判決では、その前年、富山市の自宅で71歳の妻の首をロープで絞めて殺害した71歳の夫に対し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。認知症だった妻の食事や入浴の世話が「過酷だった」と認め、「肉体的・精神的な疲労が大きかった」としたことや、がんを再発した妻の将来を悲観したという犯行動機について「妻への愛情を前提にしていた」として「動機の悪質性が相当低い」と判断していました。 2022年12月の判決では、その前年、高岡市の自宅で介護中の84歳の母親を殺害した息子の56歳の男に対し、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決。母親を楽にしてあげたかったとする犯行動機について「酌むべき余地がないとは言えない」と判断。被告の精神障害の影響を考慮し、自首を認めて減刑していました。 今回は、統合失調症の兄をASDの弟を持つ家庭で起きた事件。細野裁判長が言い渡した懲役11年の実刑判決に対し、被告の弁護人は、控訴するかどうか「本人に決めてもらう」としています。チューリップ テレビ[YAHOOニュース]両親にとって、我が子が被告と被害者の両方の立場となり、なんとも切なく、悲しい結果となってしまいましたね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.21
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駅無人化へ京王電鉄が実証実験 経費削減、障害者ら反発京王電鉄が多摩動物公園駅(東京都日野市)で、一部時間帯の無人化を目指す実証実験を3月中旬から本格的に始める。将来は利用者の少ない他の駅でも無人化を進める考え。経費削減や労働人口減への備えとしているが、障害者らは「不便になり、不安も大きい」と反発している。 京王によると、動物公園駅は隣の高幡不動駅から分岐する支線の終着駅。昨年12月、通話機能を備え、遠隔で乗客の交通系ICカードを操作できる機器を改札に設置して実験を開始した。今年3月中旬以降、平日は駅員が事務室にいて、リモートで対応できない時に改札へ駆け付ける。 最終的には動物公園駅に駅員を常駐させず、高幡不動駅の駅員が定期巡回する。車いす利用者の乗降の介助もするとしていて、時期は未定。 こうした動きに、足腰や視覚などに障害のある京王線利用者でつくる団体は「安全性や利便性が下がる」「知的障害者が電車に乗って徘徊することがあり、駅が無人だと足取りが分からなくなる」などと訴え、京王側と協議を続けている。[山陽新聞]駅を全く無人とするのは、やはり利用者には不安でしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.20
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知的障害の女児にカッター見せ指導、病気休職中は無許可で舞台報酬…大阪府立支援学校の教諭大阪府教育委員会は24日、知的障害のある女子児童を指導する際にカッターを見せて恐怖心を抱かせたなどとして、府立支援学校の男性教諭(54)を停職6か月の懲戒処分にした。 発表によると、同教諭は昨年6月、席を立って他の児童をひっかこうとした小学部6年の女児を怖がらせておとなしくさせようと、約2メートルの距離から段ボール用のカッター(全長約20センチ、刃渡り約8センチ)を見せて、席に座らせた。その後も着席させる目的で、同様の行為を少なくとも5回行った。この教諭はまた、趣味の舞台公演に無許可で13回出演し計約24万円の報酬を受け取る兼業をしていた。うち5回は病気休職中だった。 府教委はこのほか女性教諭に「(修学旅行の下見に)僕と2人で行こう」などと発言した門真市立中の男性校長(57)を減給3か月(10分の1)の処分にした。[読売新聞]懲戒や減給処分より、もはや辞職して頂きたいものですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.19
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ゆりかご開設15年余り 慈恵病院の蓮田理事長が北海道を訪問 その目的は?【熊本】親が育てられない赤ちゃんを匿名でも預かる『こうのとりのゆりかご』の開設から15年あまり。妊娠に悩む女性たちに何ができるのか、今なお模索が続く中、1月、『ゆりかご』を運用する慈恵病院の蓮田理事長が北海道を訪れました。 その目的の一つは裁判所の証言台に立つことでした。【慈恵病院 蓮田 健 理事長】「どうして赤ちゃんを殺してしまったのか、どうして私たちではなかったのかをひもといて、事件の再発防止につとめたいというのが一番の大きな目的」去年6月、JR千歳駅のコインロッカーで赤ちゃんの遺体が見つかった事件。 殺人と死体遺棄の罪に問われた23歳の母親に懲役5年の実刑判決が言い渡されました。相談できないままの孤立出産。背景を探る蓮田理事長らは事件を起こしてしまう女性には、軽度の発達障害などの特性があると指摘します。 【蓮田理事長】「同じグレーゾーンの知的(障害)や発達(障害)でも周りのサポートが得られていればこんなことにはならなかった。無念」 【蓮田理事長とともに証言台に立った吉田病院 興野 康也 医師】「生まれた頃から順にたどれば、そこには発達特性が色濃く関係しているし、人生の中で挫折体験を積み重ねて人を信頼できず、相談できず、1人ぼっちになる。司法的対応も大事だが、本人を支援していく対応も大事」被告は事件前、ある言葉を検索していました。 それは・・・「北海道 赤ちゃんポスト」 なぜ、『こうのとりのゆりかご』や内密出産にたどり着けず、事件となってしまったのか。母親と一度面会したという蓮田理事長は。 【蓮田 理事長】「『どうして赤ちゃんポストではなかったか』と聞いたら、『距離があったし、コロナだった。経済的に厳しかったので来られない』と言っていた」 蓮田理事長が降り立ったのは札幌から列車で約40分の当別町。北海道を訪れたもう一つの目的は赤ちゃんポスト訪問でした。 冬場は豪雪地帯となる地に去年5月、親が育てられない子どもを匿名でも預かる『ベビーボックス』が開設されました。これまで預け入れはありません。 【蓮田理事長】「(ベッドを触って)暖かい」北海道は「医療設備がないなど安全性に問題がある」として、運用を中止するよう繰り返し要請しています。 実情を踏まえ、蓮田理事長は協力を提案。 自宅出産した女性などから連絡があった場合、慈恵病院が女性や子どもの受け入れ病院を探すこと、内密出産を希望する女性は慈恵病院が受け入れることを申し出ました。【蓮田 理事長】「私たちは、これまで東北や北海道に力が及ばなかった。北海道に赤ちゃんポストができるのは、単に赤ちゃんの預け入れができるというのでなく、周辺事例の相談の受け皿になってもらう意味で意義があると思う」ゆりかご開設から15年以上。『安易な育児放棄につながる』といった批判もある中、北海道のほか東京でも、赤ちゃんポスト開設を目指す動きがあります。【蓮田 理事長】「安全な預け入れを担うこと。その後の赤ちゃんの人生がより良いものになる仕組みは児童相談所を中心として、ある程度軌道にのったので、これを全国的に、できれば各都道府県に1つとかにするのが大事」悩む女性を1人にしない、日本で最初の『ゆりかご』設置病院として、模索を続けています。テレビ熊本[YAHOOニュース]大きな愛に包まれていたら、生れてくる命を阻まずに済みますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.18
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【山口】難病の子どもたちの支援に向けて 24時間テレビが支援機器を贈呈難病の子どもたちを支えようと24時間テレビが子どもの移動を補助する支援機器を宇部市の男の子に贈った。22日、山口放送から宇部市に住む木村歩翔くん5歳に「小児用移動支援機器」が贈られた。3人兄弟の次男、歩翔くんは生後10か月の時に先天性の筋ジストロフィーと診断された。 筋ジストロフィーは時間の経過と共に筋肉が衰えていく病気。歩翔くんは歩くなどの動作を自力では行うことはできず重度の知的障害も伴っている。 母 香朋さん「進行性の病気なのでその分出来ることと出来ないことが増えてきている。今までは寝返りでいろんなところにいっていたのが最近は寝返りが難しくなってきたり、寝返りの途中で助けを求めることが増えてきた」 24時間テレビでは寄付金の一部を活用して重度の障がいがある子どもたちに移動支援機器を贈る取り組みを今年度から新たに始めた。 母 香朋さん「いろんな所に行けるのは楽しいみたいで自分の意思を大事にするところであって良かったなと思う」 移動支援機器は歩翔くんを含め全国で53人に贈られた。[KRY 山口放送]かなりの寄付金が毎年集まっているようで、こうして有効利用できるのはいいことですが、国にももっと動いて欲しいものですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.17
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東京 調布市 知的障害者などの就労支援施設 新たに整備へ東京・調布市は、知的障害がある人などの早期の離職や就職面の支援が課題になっているとして、生活訓練や就労に向けた支援をあわせて4年間受けられる施設を市内に新たに整備する方針を決めました。調布市によりますと、知的障害がある人などの就労をめぐっては、職場の人間関係や仕事への適性などを理由に早期の離職が多いことや、再就職に向けた支援が限られることが課題になっているということです。このため調布市は、市内に住む知的障害や発達障害がある人を対象に、仕事の離職後や特別支援学校などの卒業後に、仕事の適性を考えたりスキルを高めたりできるよう支援する施設を市内に新たに整備する方針を決めました。施設の定員は20人程度を想定していて日常生活を自立的に行うための生活面の訓練に加え、ビジネスマナーの学習や面接の練習などを通じた就労に向けた支援を行うとしています。市では、時間をかけて仕事の適性の見極めやスキルの向上ができるようにこの施設にあわせて4年間通うことができるようにして、オンラインを活用した支援も検討しているということです。調布市は、この施設の整備費用などを盛り込んだ予算案を今月28日に始まる議会に提出することにしています。NHK NEWS WEB[首都圏 NEWS WEB]4年間通える施設ができることは大きいですね。大学の代わりに通えると思うとありがたいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.16
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生徒の発達障がい疑い約9%、「症例は百人百通り」個々にあった包摂を記事のポイント①文科省調査では学習・行動面で「著しい困難」がある生徒は8.8%と推定②当事者の親は「症例は百人百通り」、個々の症例にあった包摂が課題に③社会人として活躍できる環境をつくる取り組みが官民で始まる全国の小中学校で、学習面や行動面で「著しい困難」がある生徒が推定8.8%いることが、昨年12月、文科省が発表した調査結果でわかった。発達障害の子を持つ、フリーアナウンサーの赤平大さんは「症例は百人百通り」で、個々の症例にあった包摂(インクルージョン)が課題だと指摘する。教育現場での支援の充実に加えて、社会人になってからも活躍できる環境づくりが官民で始まった。文科省の調査は、公立小中高の児童生徒約9万人を対象に行い、学級担任などが回答した。約7万5千人の生徒についての回答が得られた。「学習面又は行動面で著しい困難を示す」と推定される児童生徒数の割合は、小中で8.8%、高校で2.3%となった。一方、「特別な教育的支援が必要と判断されているか」については、小中で必要との判断が28.7%、高校で20.3%となった。 この調査は「発達障害のある児童生徒数を示すものではなく、特別な教育的支援を必要とする児童生徒数の割合を示すものである」との留意事項を付す。有識者会議の宮崎英憲座長は同調査結果への考察で、「必要な支援がなされるようこうな支援体制の構築と充実」や「それを支えるための仕組み」などの検討を求める。■特徴は「百人百通り」子どもの特徴に気づくのは、両親にとっても難しい。発達障がいとギフテッドの子どもを持つ、フリーアナウンサーの赤平大さんは「最初のきっかけは子どもが保育園に通っていた時だった」と振り返る。 「保育園の先生から『勉強を教えているんですね』と言われて、『言葉も大人に近い』と。そこまで勉強を教えておらず違和感があったので、先生から『検査をしてみてはどうか』と勧められて。検査して初めて子どもが発達障害とギフテッドであることがわかりました」 赤平さんは子どもの抱える生きづらさについて「山ほどあるのでは」と話す。集団行動が苦手ということもあり、習い事で教室に通っていても「もう来ないで」と言われたこともあった。子どもたちへの支援に正解はない。赤平さんは「百人いたら百通りの症状がある」と言う。効果的な支援を行っていくには、それぞれの子どもに合わせて、保護者と学校、病院の3者が連携していく必要がある。教員を対象にした研修も行われている。しかし赤平さんは「1、2回の研修参加では足りない」と訴える。 そこで21年6月に「voice and peace」を起業。動画メディア「インクルボックス」を通じて、支援や専門知識、ニュースなどを配信する。「多忙な保護者、教師、ビジネスパーソンが『ながら』で発達障がいについての知識を学べる環境をつくっていきたい」と意気込む。■経産省など、ニューロダイバーシティに着手支援の輪は、教育から社会へ広がりつつある。 経産省は「デジタル分野における『ニューロダイバーシティ』の取組可能性にかかわる調査」を行う。海外のIT企業などを中心に発達障がいを持つ人を積極的に採用するケースに注目した。 積極的に採用するのには、未開拓の才能ある人材が獲得できたり、生産性の向上などにも寄与したからだ。IT分野では、2025年にIT人材不足が約43万人まで拡大するなど課題が山積する。 ニューロダイバーシティを進めることで、活躍できる場を用意するとともに人材確保にも弾みをつけたい考えだ。 企業もこの動きに呼応する。武田薬品工業は昨年10月に「日本橋ニューロダイバーシティプロジェクト」を立ち上げた。10の企業・団体が賛同する。公式サイトでは職場でニューロダイバーシティを実現するための冊子を公開する。 赤平さんはニューロダイバーシティについて「2030年までにLGBTQ並みに社会の認知を高めていきたい」と話し、次のように続けた。 「最初から完全なニューロダイバーシティをつくるのは難しいし、それでは社会の認知を高めていけないと思う。まずは社会からの注目を集めて、教育や社会での支援体制構築の入口づくりを行っていきたい」alterna[YAHOOニュース]一言で発達障害と言っても、全く同じ症例の人はいないもので、それこそが個性なんでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.15
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長男の就職先「私が作る」 水耕栽培農場設立 障害者雇用も拡大三重県鳥羽市の旅館の女将(おかみ)が、知的障害のある息子の雇用の場として設立した水耕栽培の農場が注目を浴びている。「おかげ野菜」と名付けた葉物野菜やエディブルフラワー(食用花)などは、伊勢志摩地域の大型店や特産品店、インターネットなどで販売され、売り上げが伸びている。雇用契約を交わした利用者は3人から7人に拡大した。女将は「伊勢志摩の気候風土に根差した商品の開発を急ぎ、利用者をもっと受け入れたい」と話している。 水耕栽培農場の「ファーム海女乃島」は2015年、同市安楽島町の旅館「海女乃島」の女将、西川信子さんが開設した。北勢地方の専門学校で水耕栽培を学んだ長男(30)が、鳥羽市内に就職先がなかったことがきっかけ。息子の将来に不安を覚えた西川さんは、「それならば働く場所を私が作る」と決断。旅館近くの6アールの敷地にビニールハウス2棟を建てた。3年後に同市白木町の6・8アールにも2棟を建設した。 農場は開設した年に、雇用契約を結んだ障害者が就労や生産活動の機会の提供などの支援を受けられる、就労継続支援A型事業所の県指定を受けた。西川さんら4人がスタッフとなり、当初は長男を含む3人が利用していたが、事業の拡大と共に鳥羽、伊勢、志摩市から通う7人に増えた。利用者は「マイペースで楽しく仕事ができる」と、水耕栽培に打ち込んでいる。 「ファームでのこだわりは農薬を使わないこと」と西川さん。有機種子から育てた野菜を「おかげ野菜」と商標登録したのは、「伊勢志摩の太陽、水、みんなのおかげで育てたから」と話す。グリーンレタスや小松菜、パセリなどが順調に育ち、ビオラ、カレンジュラ(キンセンカ)などの食用花の栽培も始めた。一時は40種ほどを栽培したが、現在では売れ筋を中心に20種近くに落ち着いた。 20年から藍の栽培にも取り組んでいる。江戸期に産地では食用として藍を栽培していたことに着目し、酢と塩の商品開発に着手。「藍酢(あいす)」シリーズはユズやローズヒップ、レッドバジルなど7種類。「藍糀塩(あいこうじしお)」シリーズはアマランサスなど5種類で、いずれも売れ行きは好調という。 新型コロナウイルス禍で一時は売り上げが落ち込んだが、持ち直した。西川さんは「藍に関連し、生産から加工、流通・販売に至る6次化商品の開発を進めたい。たくさんの障害者の利用が進めばうれしい」と話している。商品の問い合わせはファーム海女乃島(0599・26・5063)。毎日新聞[YAHOOニュース]旅館の女将さながらの知識に人脈もあるんでしょうね。素晴らしい試みですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.14
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「平均年収243万円」貧困に苦しむ母子家庭…日本に存在する“社会的弱者”の悲惨な実態社会的弱者はどのくらいいてどのような境遇にあるのか内閣府の『障害者白書』平成30年版によれば、身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2000人、精神障害者392万4000人となっている。 つまり、身体や心等に障害がある人の数は約936万6000人、日本の全人口に占める割合は約7.4%である。ほぼ東京23区の人口に匹敵する人が障害を抱えていることになる。障害者手帳所持者以外の障害者、またその境界にいるような障害者を含めれば、この数字よりも多くの人が「生きづらさ」「生活のしづらさ」を抱えていると推測される。 元衆議院議員で自らも服役経験のある山本譲司は、服役中、何回も服役生活を繰り返してしまう知的障害者の多さに驚き、 「知的障害のある受刑者は再犯する人が多くて、平均で3.8回の服役を経験している。65歳以上では「5回以上」が約70%もいる。再犯者の約半分は、前の出所から次の事件を起こすまでが1年未満と短い。」 (『刑務所しか居場所がない人たち:学校では教えてくれない、障害と犯罪の話』山本譲司 大月書店 2018年)と記している。 重罪を犯した者は、一度の刑期が長く、一生のうち何度も懲役刑を受けることは不可能である。 これはつまり、知的障害者が服役するのは大方が窃盗などの軽微な罪であるということを意味する。知的障害者の中でも、その8割以上を占めるといわれる軽度の知的障害者には、福祉の支援がほとんど行き届いていない。 軽度知的障害者が手帳を所持していても、あまりプラスはなく、単なるレッテル貼りに終わってしまうことから、障害が軽度の場合は、あえて障害者手帳を取得しないケースも多くなる。母親の平均年間収入「243万円」…母子家庭の実態厚生労働省の調査によれば、2018年の婚姻は約59万件に対して、離婚は約20万7000件である。 シングルマザーもシングルファーザーも子育てと仕事を両立できるような働き方を望んでいるが、それを実現することは男性稼ぎ主型の生活保障システムの中では、至難の業となっている。生物学的な理由によって女性だけが、結婚や出産によって、それまで享受していた何かを犠牲にしなければならないのは不条理である。 母子家庭になる過程には、男性の長時間労働も影響している。 育児休業や育児短時間勤務等の制度が調っても、それを使って働き、子育てと家事、あるいは学校のPTA活動をするのも基本的には女性で、男性は遅くまで働くという社会慣行がある。子育てを支援する制度は、後述する愛着の重要性を認識するなら、育てられる子どもの権利だと捉えるべきである。 厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によれば、2018年の相対的貧困率は15・4%、子どもの貧困率(17歳以下)は13.5%となっている。このうち、「子どもがいる現役世帯」(世帯主が18歳以上65歳未満で子どもがいる世帯)の世帯員について見ると、12.6%となっており、そのうち「大人が一人」の世帯員では48.1%、「大人が二人以上」の世帯員では10.7%となっている。つまり日本のひとり親世帯の約半数が貧困家庭である。これらのひとり親世帯では、一回の病気で容易に生活保護以外の選択肢を失う可能性がある。 厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子家庭(123.2万世帯)の81.8%、父子家庭(18.7万世帯)の85.4%が就労しているが、母子家庭では、正規雇用44.2%に対して、パート・アルバイト43.8%という状況である。 母子家庭では、母親の平均年間収入は243万円(うち平均年間就労収入は200万円)、同居親族を含む世帯全員の収入は348万円となっている。ひとり親家庭のうち生活保護を受給している母子世帯及び父子世帯はともに約1割である。ひきこもりの人が「就労したい」と望むようになるワケ「ひきこもり」も社会的に弱い立場にある。重複等により単純には加えられないが、内閣府は15歳から39歳までのいわゆる若年層ひきこもり状態の人を54.1万人と推計(「若者の生活に関する調査報告書2016年」)したのに続き、40~64歳のひきこもり状態の人を61.3万人(「生活状況に関する調査」2019年)としている。 その4分の3は男性で、理由は「人間関係がうまくいかなかった」「病気」等に加えて最も多かったのが「退職」だった。女性の場合は、実際にはひきこもりの状態で、親もやや不安を感じていたとしても、自治体のアンケート調査等には「家事手伝い」と回答する家族が多く、それと同様、「専業主婦」という立場も、ひきこもりという実態を見えにくくしている。世間では、ひきこもりのことを「怠け者」とする主張も多いが、本人はひきこもりの状態を決して楽しんでいるわけではなく、ほとんどのひきこもりは、その状態に苦しんでいる。 そのため、ひきこもっている本人がまず自分の現状を肯定的に受け止め、主体的に動けるようになることが必要である。ひきこもりの人が「就労したい」と望むのは基本的に承認欲求のためである。 自分の現状を肯定的に受け止められるようになるには、信頼できる家族以外の仲間を持つことが重要である(『中高年ひきこもり』(幻冬舎新書)斎藤環幻冬舎2020年)。[幻冬舎]刑務所しか居場所がない人たち 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話 [ 山本 譲司 ]こうした深刻な実態、政府にはきちんと受け止め、対応して欲しいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.13
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発達障害児、おうち療育で支援 元教師の鈴木あづみさん鈴木あづみさん(45)は東京・葛飾の自宅で個別指導の「おうち療育Lab.(ラボ)」を開く。発達障害の子どもを持つママたちの力になりたいと8年前に起業した。前職は小学校の教師。特別支援学級の担任を長く務めた経験を強みに地域活動の輪を広げる。「(幼稚園で)お友達に手を上げてしまう」「字を読むのが苦手」「片付けができない」「じっとしていられない」……。グループレッスンやオンラインの相談で鈴木さんは様...この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。[日本経済新聞]自宅で個別指導、お一人だと大変でしょうが、ご経験を積まれての活動、ありがたいですね。547万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.12
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作家、江上剛 『ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか』 短所でなく最大の武器本書は発明王エジソンの子供時代の自閉症的傾向の話題から始まる。もうひとり、ジョナという少年も登場する。彼らは世の中の予測可能な規則や法則を探求する生まれつきのパターン・シーカー(パターン探しの達人)だ。自閉症研究の第一人者である著者は、研究過程で発明と自閉症のつながりに関心を抱き続けてきた。発明するには脳に疑問、仮説、検証を繰り返す「if-and-then」(もしならば)というパターン認識の「システム化メカニズム」が必要で、これを持つのはヒトだけ。おかげでヒトは地上の支配者となった。著者は脳の研究から科学、技術、芸術分野で能力を発揮する人々は、「高度にシステム化するマインド」を持つハイパー・システマイザーであり、自閉症の人も含まれると言う。本書では、なぜサルはスケートボードをしないのか、シリコンバレーなどの高度な能力を持つ人々が集合するエリアに自閉症の人が多い理由など興味深い記述が続く。その中で注目すべきは、第9章「未来の発明家を育てる」。自閉症の子供たちは「海水の中の淡水魚」のように適切な環境が与えられずもがき苦しんでいるのだ。注意欠陥多動性障害(ADHD)などと診断され、病気として治療しようとする人がいかに多いことか。彼らは「神経多様性の持ち主」である。ところがコミュニケーションが不得意というだけで社会的孤立に追いやられ「フルタイムで就労している成人はわずか16%に過ぎない」彼らをサポートする環境を整え、能力をいかし成果を上げている会社も登場してきている。著者は、生まれながらのスペシャリストであるハイパー・システマイザーの子供たちの教育環境を整えることが、イノベーションの原動力になると訴えるのだ。・・<えがみ・ごう> 昭和29年、兵庫県生まれ。早稲田大卒。銀行員を経て小説家に。『再建の神様』など著書多数。近著に『創世(はじまり)の日』。[産経新聞]ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか [ サイモン・バロン=コーエン ]こちらの世界での基準に彼らを合わせようとするから無理があるんでしょうね。彼らの世界に基準を置くと自ずと彼らの生きやすい構図が見えてきますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.11
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精神・知的障害ある人の議会傍聴を禁止 道内少なくとも9町村道内の自治体のなかには、精神障害や知的障害のある人の議会の傍聴を条例や規則で禁止している町や村が少なくとも9つあることが道の調査で分かりました。道は、障害者差別解消法に反するおそれがあるとして、改正を検討するなどの対応を呼びかけています。道の調査は、精神に障害がある人たちでつくる静岡県の市民団体からの指摘を受けて行われ、▼道内の少なくとも9つの町と村の条例や規則に、議会の傍聴を禁止する対象者として、「精神に異常があると認められる者」や「知的障害者」という記載がありました。道によりますと、これらの条例や規則は平成28年に施行された障害者差別解消法に反するおそれがあり、道は改正を検討するなどの対応を呼びかけています。全国の都道府県議会の議長からなる「全国都道府県議会議長会」によりますと、各自治体の議会の傍聴のルールは、議長会が昭和34年に定めた「傍聴規則」を参考にしているケースが多く、この規則では、当初、精神に障害がある人の傍聴を禁止する項目が設けられていたということです。道は、9つ以外の自治体でもこうした条例や規則が残っていないかを確認して来週中にも結果をとりまとめたいとしていて、道の担当者は「差別のない地域づくりを進めるため、各自治体に適正な規則の運用を促していきたい」と話しています。NHK NEWS WEB北海道 NEWS WEB信じられないところに思わぬバリアが築かれているものですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.10
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発達障害への合理的配慮なく追い込まれ退職 広島の女性が元勤務先を提訴へ 職場で発達障害への必要な配慮を受けられないまま退職を勧められたのは不当として、広島市内の20代女性が17日、元勤務先の玩具・菓子メーカー(東京)に533万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こす。2016年施行の改正障害者雇用促進法は、障害に応じて職場環境を整備する「合理的配慮」を企業に義務付けており、女性側は元勤務先の対応が同法に違反すると主張する。 ▼障害伝えたが「人として尊重されなかった」 訴状などによると、女性は小学生の時に発達障害と診断された。周囲の音に過敏で、抽象的な指示の理解が困難という。20年4月に入社し、松山市内の事業所で勤務。同5月、職場での配慮を求めて社長に相談したが、「配慮するかどうかは会社が決める」と言われたという。[中日新聞]障害枠で採用されても、採用先の受け皿がないとなかなか大変でしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.09
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発達障害映画 児童が熱演 銚子の演劇塾が制作 銚子市内の子どもらが演技を学ぶ「銚子キッズ映画演劇塾」の8期生が発達障害をテーマに取り組んだ映画「発達障害ばかったれ」が、イオンシネマ銚子で26日に上映される。塾の根本保夫代表は「学校関係者にもぜひ見てほしい」と来場を呼びかけている。映画は、自閉スペクトラム症で友人とうまくコミュニケーションを図れず、クラスでいじめられる小学4年の男児が、悪戦苦闘しながら生きる希望を見つけ出していくストーリー。2019年10月から20年3月に在籍した銚子市と茨城県神栖市の小学生(当時)6人が、プロの俳優らとともに出演している。 発達障害のある子どもを取り巻く環境を知るため、根本代表らは映画制作を前に、母親や学校から話を聞いた。その過程で、母親の苦悩だけでなく、親族を含めた周囲の理解不足や学校の不十分な対応があることを知り、そうした実態を映画に盛り込んだ。 子どもたちが半年間にわたり発声や演技を学ぶ映画演劇塾では、これまでも認知症や戦争などをテーマにした映画を制作し、その年のうちに上映会や発表会を開いてきた。「発達障害ばかったれ」も20年春に完成し、21年春には銚子市民センターホールで上映されたが、恒例のイオンシネマ銚子での上映は新型コロナウイルスの感染拡大で延期された。 この間、東京都杉並区でも上映会が開かれ、「発達障害のリアルな姿を初めて知った」「考えるきっかけを与えてくれた」といった感想が寄せられた。イオンシネマでの上映は午後2時30分から。上映時間は45分。定員76人で先着順。料金は500円(小中高生、65歳以上、障害者は無料)。問い合わせは、根本代表(090・3577・4753)へ。[読売新聞オンライン]ショートムービー(5分)発達障害と言う言葉だけが先走りして、実際はさほど理解されていないのが現状なんでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.08
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「やまゆり園事件」関連本の決定版!執筆した元養護学校教員が語る神奈川県の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年に起きた障害者殺傷事件。社会に大きな衝撃を与えたが、事件から6年をかけてフリージャーナリストが書き上げた書籍が刊行された。著者とともに、事件を風化させまいと活動してきたRKB毎日放送の神戸金史解説委員は「事件を知るための本としては、これが決定版」とRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』で紹介した。・・[RKBオンライン]津久井やまゆり園「優生テロ」事件、その深層とその後 戦争と福祉と優生思想 [ 佐藤幹夫 ]語り継ぐことの大切さを実感しますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.07
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県立高受験で知的障害など明記の配慮を 県教委に会が要望県立高校の受験の際、障害や病気などで志願者が配慮を受けられることを説明する資料に、知的障害や他の障害も明記するよう、「愛知『障害児・者』の高校進学を実現する会」が二十日、県教委に要望した。...[中日新聞]明記することで、きちんと配慮されるといいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.06
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知的障害等ある人が作ったクッキーも…イオンモールに「福祉の店 」...障害のある人たちが手作りの商品を販売障害のある人たちが、手作りした商品を販売する「福祉の店」が、14日から名古屋で開かれています。細かな作りの可愛らしい着物を着た今年の干支・卯のお内裏様。名古屋市東区のイオンモール名古屋ドーム前では、社会福祉施設に通う人たちによる手作りのお菓子や雑貨など、およそ8000点を販売するコーナーが14日から設けられています。中には、知的障害などのある人たちがデザインし、パティシエと一緒に作ったクッキーや、体に障害がある人がミシンを使って作ったバッグなどもあり、訪れた人は買い物を楽しんでいました。この催しは2月20日まで開かれています。[東海テレビ](動画あり)作った物が売れるとまた嬉しいでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.05
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発達障害や不登校…多様な背景の生徒を大阪府立高2校で重点支援へ 地域と連携し社会性育む発達障害や不登校、家庭の貧困など多様な背景を持つ子供への支援が学校現場に求められるなか、大阪府教育庁が令和5年度から、地域に根ざした教育活動を通じて生徒の社会性を育む重点的な取り組みを府立高校2校で始めることが10日、わかった。校内にスクールカウンセラーが常駐するほか、地域の企業や組織の協力を受けて体験型学習を進める「地域連携室」を校内に新設。全国でも珍しい取り組みで、6年度からは年間を通じたカリキュラムとして確立させる方針だ。府立西成高(大阪市西成区)と岬高(大阪府岬町)を、新たな学びを実践する「多様な教育実践校」に指定。それぞれが抱える障害や困難にかかわらず、一人一人が必要な支援を受けながら他の生徒とともに学び合える環境を構築する。具体的には、地場産業に携わる地域の職人らを外部講師に招き、ものづくりを体験する授業などを想定。授業の運営は教員が行うが、前段階としての講師の開拓や調整は新たに採用する「地域連携コーディネーター」が担う。地域と学校の窓口となる地域連携室に常駐する。5年度は、先行実施として単発の授業や部活動などの形で導入し、6年度から学校独自の年間を通じた教科などとしてカリキュラムに取り入れていく。背景には、社会性を身につける機会がないまま地域で就労した高卒生が職場で孤立したり、早期離職するケースが全国的に多い実態がある。地域と連携した体験的な学びを通じ、生徒の社会性や職場感を育むとともに、生徒や学校について地域の理解を深め、早期離職を防ぐねらいがある。 このほか、さまざまな事情を抱える生徒の悩みに対応できるスクールカウンセラーを府立高としては初めて常駐させる。1クラス30人程度の少人数学級とし、一人一人を手厚く支援していく。府教育庁の担当者によると、地域活性化の一環で外部人材による授業などを行う学校はあるものの、校内に地域連携室を置いて、地域とともに生徒を育む取り組みは全国でも珍しい。 信州大学教育学部の高橋知音教授(臨床心理学)は「社会に出る前の段階で、失敗を経験しながら社会的な経験を積むことは有効だ」と取り組みを評価。生徒自身が自らの得手不得手を把握し、自身が働く上でどういった配慮が必要なのかを知ることが、自立には不可欠だという。また生徒を受け入れる企業や組織にとっても「子育てや介護など、多様な事情を抱えた社員に目を配るきっかけになる」とし、双方にメリットがあると強調している。産経新聞[YAHOOニュース]その地域性もあるんでしょうが、高等教育も徐々に充実してきていますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.04
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近鉄、精神障害者の運賃を半額に 4月から開始、介護者も近畿日本鉄道(大阪市)は十日、精神障害者の運賃を半額にする割引制度を四月一日から始めると発表した。全国の鉄道会社では、身体、知的障害者と比べ、精神障害者の割引制度の導入が進んでおらず、大手民間鉄道会社では西日本鉄道(福岡市)に次ぎ二社目。 割引になる路線は、奈良県内のロープウエーを除く全線で、精神障害者保健福祉手帳を持つ人と介護者が対象。手帳一級では、本人のみで乗車した場合、片道百一キロ以上で普通乗車券の料金が半額に。介護者が同伴する場合、本人と介護者双方の運賃が半額になる。運賃改定に合わせ導入を決めた近鉄の担当者は「精神障害者の社会参加に寄与したい」と話す。 国土交通省によると、全国の鉄道会社百七十五社のほぼ全社に身体、知的障害者の割引制度がある一方、精神障害者の割引制度は昨年四月時点で百三社。JR各社や大手民鉄で導入が進んでいない。割引に必要な障害者手帳の創設が、精神障害では一九九五年と遅かったことなどが要因で、同省は鉄道各社へ導入を要望している。 中部地方では、名古屋市交通局(名古屋市)や四日市あすなろう鉄道(三重県四日市市)、長良川鉄道(岐阜県関市)なども精神障害者の運賃割引...中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。[中日新聞]少しずつの理解に進歩ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.03
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レゴランドNY、自閉症センターに認定 3月末の新シーズン幕開けから レゴランド・ニューヨーク(オレンジ郡ゴーシェン)は、3月末の新たなシーズンの幕開けから、認定自閉症センターになる。ニューヨーク・ファミリーが6日、伝えた。ASD(自閉スペクトラム症)などと診断された子どもを持つ親にとって、朗報となりそうだ。 自閉症に関するトレーニングを施されたスタッフが常駐し、自閉症の子どもや保護者らをサポート。ホームページでは、レゴランドを訪れる人が事前に準備するための必要な資料を掲載する。他の子に比べて、感受性の強い子どもたちが、刺激の少ない環境で休憩できるよう環境を整備し、リラックスを促す。希望があれば、音や過度の刺激を遮断するための耳栓も用意する。「アシスト・アクセス・パス」はゲストサービスにて申し込めるとしている。 国際資格認定継続教育基準委員会が認定した。自閉症の子どもを持つ親は、テーマパークどころか、どこに連れて行くのにも困難が伴うため、外出を躊躇する傾向がある。テーマパークでは、刺激を受けた子どもから殴られたり、叩かれたり、噛みつかれたりすることもあるという。 レゴランド・ニューヨークは、レゴブロックのテーマパークで、世界で9番目に誕生した。当初は、2020年7月4日にオープンする予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2021年春に開業が延期された。[DAILY SUN NEWYORK]これは朗報ですね。日本でも是非、認定して欲しいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.02
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大人になって気づく発達障害ひとりで悩まず専門相談窓口に相談を!他人とのコミュニケーションが苦手、その場の空気が読めない、遅刻や忘れ物が多い…。もしかしたら「発達障害」が原因かもしれません。発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いによるものです。こどものころには気づかずに過ごしていたけれど、大人になってから周囲に適応しづらくなり気がつく場合もあります。また、発達障害かなと感じたときの相談窓口や発達障害のある人と共に働く上でのポイントを紹介します。1大人になって発達障害に気がつくのはなぜ?2発達障害ごとの行動の特徴は?3発達障害かなと思ったときの相談先は?コラム1発達障害のある人と共に働く上でのポイントは?2世界自閉症啓発デー、発達障害啓発週間(取材協力:厚生労働省 文責:政府広報オンライン)政府の広報も漸く立ち上がりましたね。詳しくはリンク先を覗いてくださいね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.01
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