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諦めず20年弾む鍵盤 自閉症 宇治の小西さん 知的障害と自閉症を抱える宇治市五ケ庄の小西庸平さん(24)が、ピアノの演奏活動を各地で続けている。 障害への理解を深めてもらおうと、活動を始めて8年。 24日には久御山町で開かれる「府障害者のつどい」で演奏し、ひたむきな姿勢と優しい音色を来場者の心に響かせる。 小西さんが、ピアノを始めたのは6歳の時。母・千代さん(65)が楽器や周囲の音に敏感に反応する息子の様子に気付いたことがきっかけで、地元の音楽教室に通い始めた。 ただ、静かに集中することが苦手で、最初はピアノの前に座ることからのスタートだった。 楽譜も読めなかったが、ピアノに触れるうちに、日常の様々な音を音階でとらえる「絶対音感」を持つことが分かり、自分の特性を生かそうと根気強く練習。 指導者の演奏を聴いて1小節ごとに旋律を覚え、3年ほどかけて「インディアンのおどり」を弾けるようになった。 その後も毎週、音楽教室に通い、楽譜が注意書きで真っ赤になるほど打ち込んだ。 自宅でも自分のペースで練習を重ね、「メヌエット」「トルコ行進曲」と、徐々に難易度を上げ、20曲以上のクラシックを覚えた。 16歳の頃からは、千代さんの知人の紹介で宇治市内の喫茶店で定期的に演奏活動を開始。 活動は口コミで広まり、市内外のイベントに招かれるようになった。 昨年からは右京区の高齢者施設「健光園あらしやま」で月1回のコンサートを開く。 毎回40~60人が集まり、聴き手に合わせてジャズや唱歌など様々なジャンルを演奏。 北尾勝美施設長(54)は「施設関係者だけでなく、ピアノを楽しみに訪れる地域の人も多い。一生懸命な姿に元気をもらえます」と話す。 作業所で働く今も一日30分以上、楽譜と向き合うという小西さん。 24日は、ビートルズの「ヘイ・ジュード」やショパンの「華麗なる大円舞曲」など4曲を披露する予定で、「頑張って、しっかり弾きたい」と意気込む。 ピアノを始めてから、20年近く。前向きに取り組む息子の姿に、千代さんは「障害があるからとあきらめず、勇気を出して挑戦させてよかった」と振り返り、「まだまだ課題はあるけれど、音色から何かを感じとってもらえたらうれしい」と力を込めた。◇ 「府障害者のつどい」は24日午前10時半から午後0時半まで、久御山町島田の町中央公民館で開催。 障害者の体験発表やステージ、福祉機器の展示などもある。問い合わせは、府山城広域振興局(0774・21・2193)へ。(2013年11月19日 読売新聞) どんどんとレベルが上がっていく向上心、素晴らしいですね。 息子はどちらかと言うと受け身で、与えられた選曲だけをくまなく弾きこなすのが精いっぱいです。 それでも気持ちの発散の矛先になっているようで、継続することに意義があるようですね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.11.19
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知的障害者世界陸上 1万メートルでV 熊谷市、金子さんを特別表彰 チェコで六月に開かれた国際知的障害者スポーツ連盟主催の世界陸上選手権で、熊谷市原島の介護施設職員、金子遼さん(23)が一万メートルで優勝、五千メートルで準優勝を果たし、市に特別表彰された。 金子さんは「もっと上を狙いたい。次は五千メートルで世界記録を出したい」と意気込んでいる。 市によると、大会は九回目で、プラハ市で六月十一日から十五日まで開かれた。 パラリンピックは身体障害者の種目が多く、知的障害者にとっては、出場できる陸上競技は三種目に限られる。 このため、世界選手権が、短距離や長距離の事実上の世界一を決める大会という。 金子さんは、中学校では特別支援学級に通っていた。 長距離走が速いため、三年生の時に学校の計らいで、普通学級の生徒らの陸上部に入部した。 「下級生から『さん』付けで呼ばれたり、周りに認めてもらえて、続ける気になった」といい、駅伝の県大会では六位入賞も果たした。 特別支援学校を卒業後、二〇〇八年に勤め先のある滑川町で「埼玉滑川走友会」に誘われて入会した。 国内各地のマラソン大会などに出場。 昨年十二月の福岡国際マラソンで、知的障害者の世界記録の2時間26分15秒を達成した。 世界選手権の出場は三回目で、前回は国内予選で敗退した。 その後は毎日、仕事の前と後に計約二、三十キロ走った。 「必死になってやった」と振り返るほど練習を積み、今大会に臨んだ。 特別表彰で市役所に招かれ、富岡清市長から記念の盾などを贈られると、金子さんは「世界の大きな舞台で、初めての一位はうれしい」と笑顔を見せた。 「まだ直すところがあるから、もっと速くなる」と指摘されているといい「限界を超えても満足しない。楽しいのと同じぐらい、つらい。でも、もっと強くなりたいから、もっと走る」と語った。[東京新聞] 特別支援学級にいながら、普通学級の部活へ、実力を認められ後押しされての優勝、溢れんばかりの笑顔が眩しいですね。 強くなりたい気持ち、きっと今後も新たな息吹となって力と成すことでしょう。 裕大、夏合宿もいよいよ終盤、何より天候が安定してくれること、祈るばかりです。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.08.02
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草津で発達障がい児が仕事体験-今年は「かき氷屋さん」 草津に本社を置くアットスクール(草津市大路1)が8月23日、草津納涼祭り開催に合わせ発達障がい児の就労支援事業として仕事体験企画「かき氷屋さんになろう」を実施する。過去の就労支援事業「パン屋さんになってみよう」でパン作りに励む子どもたち 発達障がい児、不登校の子どもたちの支援を目的に2005年、社長の鈴木正樹さんが創業した同社。 現在も約400人の生徒の約8割が発達障がいや不登校の子どもたちだという。 2007年から就労支援の一環として同事業に取り組み、今回で9回目となる。 「知能発達に遅れのない自閉症やアスペルガー症候群など軽度の発達障がい児に対する関心が寄せられるようになってきているが、いまだに十分な理解や社会からの援助をうけることはできない現状がある。 そうした子どもたちに自立・社会参加活動のシミュレーションを体験してもらいたい」と鈴木さんは取り組みへの思いを語る。 草津納涼祭り開催中、同社1階のコミュニティーカフェ「ほっとスペース草津」に「かき氷店」を開く。 製造班(作る)、接客班(売る)、宣伝班(宣伝する)の3つのチームに分かれてグループで活動し、インターンシップの学生も参加する。 仕事体験を通して地域の人々や企業、商店街の人々とも交流し、子どもたちの社会性を育むとともに発達障がいへの理解を深める。 「運営は大変だが、毎年この体験を通して子どもたちの変化を実感する。最初は輪に入ってこられない子どももいるが無理強いはせず、そっと見守る。興味を持ち出すと『ほら、出番が来たよ』と背中を押してあげる。夏休みに仕事体験した子どもは2学期から変わる。店をやることによって多くのことを経験できる。小学4年生から高校生まで受け入れることにより、希薄になりつつある子どもたちの縦の関係も体験できる。子どもたちが懸命に取り組む姿に涙する保護者も多く、大切な機会を提供できていると思う。今年も多くの子どもたちに参加してもらいたい」と参加を呼び掛ける。 開催時間は13時~19時30分。参加対象は小学4年~高校3年生の発達面の障がいを持っていたり、対人関係や学習面で苦手さや困難さを感じている児童・生徒。 定員は15人。参加費は1,000円。参加申し込みは7月31日まで先着順で受け付ける。詳しくはホームページで確認できる。【びわ湖大津経済新聞】 大変な運営状況下、こうして毎年開催して頂ける、ありがたい企画ですね。 たった一日でも、夏休み分の自由研究ともなり得る、素晴らしい一日体験となりそうです。 定員15名だと直ぐに埋まってしまいそうですが、近隣ならぜひ、参加させてみたいですね。 長男、今日は合宿前最後の母校での練習、 弁当持参で参加しています。🍱 気持ち作りと荷物の準備と、そろそろ夏休みモード突入です。🌊 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.21
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2013参院選の現場:工夫こらす東京・国立の「滝乃川学園」 知的障害者の投票支え40年 ◇候補者ら訪問、アピール 参院選の投票日が近づいてきた。国は知的障害者らの代理投票をする際、障害者の意思確認を徹底するよう呼びかけているが、不慣れな作業に戸惑う選挙管理委員会職員もみられる。 東京都国立市の知的障害児者施設「滝乃川学園」では、選挙のたびに入・通所者が投票所へ足を運び、福祉現場や市選管の職員がそれを支えている。三位一体の取り組みは、今年で40年目を迎えた。 11日午後、学園内の一室で参院選東京選挙区候補者の「お話を聞く会」が開かれた。 立候補した20人のうち、本人や代理計8人が出席した。「憲法は国の大事な約束事です」「お父さんの給料を増やします」。候補の写真を掲げたり、名前を何度も唱えたり。各陣営とも5分の持ち時間で「分かりやすい言葉で候補をPRしたい」(無所属候補の代理)と躍起だった。 利用者と握手して回る女性候補のもとへ、ある男性入所者が待ちきれずに駆け寄ると、会場は笑い声に包まれた。 入所者の吉野道彦さん(67)は逆に「自分と同じ男(の候補)がいい」。 学園では特定の政党や候補への投票を誘導しないよう気をつけており、意中の候補は十人十色だ。 学園の資料などによると、利用者の投票参加は1974年に開始。 選挙公報や政見放送の活用に加え、候補の違いをより深く理解できるよう81年から「お話を聞く会」が恒例行事になった。 慣れない場所や行動が苦手な入所者のために、市選管に本物の投票箱を借りて園内で模擬投票を企画したこともある。 100人を超す成人利用者の投票率は、最近は80%超。 先月の都議選投票率(都全体で43・50%)の約2倍だ。 市の投票所では、利用者1人に市職員2人で案内や代理投票を担当。 候補名が書ける人は本人投票▽書けないが話せる人は市職員が代筆▽会話も困難なら誰に投票するか2度尋ね、選挙公報で同じ候補を指させば代筆し、異なる候補なら白票にする--。学園と市が二人三脚で築いてきた意思確認のルールだ。 今回の参院選は成年後見制度の被後見人に選挙権を認める改正公職選挙法の下で初めて実施される国政選挙。 市内には有権者の被後見人が約120人いるが、市選管の風見康裕事務局長は「滝乃川との取り組み実績があるので不安はない」と話し、「障害者福祉に光が当たらない時代から選挙権は国民全員の権利という理念を実践してきたことは行政の財産」と胸を張る。【毎日】 三位一体の見守りを続けて40年。一口で40年と言えども、素晴らしいことです。 また、障害者施設での「お話を聞く会」は、普段の街頭の選挙演説はそれこそ煩いだけのパフォーマンス、こういう場を設けての歩み寄りが何より大事、更に各所で展開させて欲しい事業ですね。 息子もいよいよ夏合宿前を控え、今週は事前練習で母校で身体慣らしさせるので、その前に投票に、と思っています。 でも、こういう「お話」、是非チャンスがあれば、有難いなぁと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.19
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秋田パイロットクラブ:自閉症の画家・小野崎晶さんの「秋田の祭り」、記念誌の表紙に /秋田 新感覚のアートで知られる自閉症の画家、小野崎晶(あき)さん(23)=大仙市=の作品「秋田の祭り」が、今年3月に発行された「秋田パイロットクラブ」(那波常会長)の20周年記念誌の表紙を飾った。 小野崎さんはコンピューターグラフィックスやパステルなどを用いる多彩な画法を駆使するが、今回は色鉛筆で制作。 竿燈(かんとう)まつりやなまはげなどを色鮮やかに描いた。 秋田パイロットクラブは国際民間ボランティア「パイロットインターナショナル」に連なる団体で、脳などの障害に悩む人や家族らを支援している。 那波会長は「こちらから晶さんにお願いし、素晴らしい絵を頂いた」と話した。 小野崎さんの母親で、同クラブから感謝状を受け取った静(しずか)さん(54)は「世界的な組織の皆さんと縁ができて、とても励みになる」と喜んでいる。【毎日新聞】 ご縁はどこに潜み、いつどこで育まれるか、まるで奇跡のようですね。 色鮮やかな作品数々、夢があって、どれも素敵です。 6月も後半へ、早くも7月のあしあとが・・・。 裕大、金曜は雨だったので寮から持ち帰っていた傘を、週明け、忘れずに持って登所しています。 やはり、実家は、週末にちょっと立ち寄る場所、という認識をしているようです。
2013.06.17
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上越市の児童虐待過去最多 貧困や障害背景に 新潟県上越市内で昨年度1年間に親などから虐待された児童は293人。 2年連続で過去最多を更新している。 増え続ける児童虐待の背景には、貧困や障害など厳しい家庭の現状がある。 市がこのほど初めて行った分析で、虐待家庭の43%が生活保護や市民税非課税などの低所得層で、虐待した母親の45%に知的障害や精神障害があることなどが分かった。 児童虐待については、全国どの自治体も国の様式に従って、件数や人数、年齢、虐待の内容などを統計的に取りまとめている。 同市ではさらに踏み込んだ背景を探ろうと、2010年4月から今年9月末までの2年半の間に、新たに虐待された児童239人、136世帯について、経済状況や親と児童の障害の有無などを調べた。 虐待のあった家庭の家族構成は、ひとり親家庭が27%、内縁・同棲が10%、再婚が18%。 経済状況は、市民税非課税世帯が23%、生活保護が8%、派遣や自給自足に近い生活の「収入不安定」が12%と、合計43%の家庭が経済的に困窮している。 虐待者は母親が60%と最も多く、次いで父親が31%。虐待した母親のうち、25%が精神障害、20%が知的障害。 またこのほか、子供を放置して長い間男友達の家に入りびたったりするといった「性格的問題」を抱えている母親が20%を占めた。 虐待した父親のうち、16%が精神障害で、知的障害と身体障害はいずれも3%。性格的問題は24%を占めた。 また、虐待を受けた児童の55%が未就学児で、小学生は32%。虐待された児童の44%が、知的発達の遅れや発達障害などの問題を抱えていた。 虐待の内容は、食事を与えなかったり、衣服を何日も着替えさせないなどのネグレクト(育児放棄)が最も多く44%を占め、次いで身体的虐待が31%。 全国的には身体的虐待が最も多いが、同市では市や児童相談所や、警察、保育園など関係機関が連携してさまざなな取り組みを行ってきたことで、目に見える身体的虐待の早期発見が進んでいると見られる。 この分析は、11月8日に市役所で開かれた要保護児童対策地域協議会代表者会議で示された。 同協議会は市教委や学校、保育園、警察、児童相談所、PTA、子ども会などの関代表で作る組織。 会合では「今の子供たちを取り巻く一番大きな問題は親だ」「親に子供への接し方などを教える機会が必要」「虐待は家庭の問題に帰結するが、背景には貧困などさまざまな問題があり、果たして親だけの責任としていいのだろうか」「現代の家庭では次の世代を育てることが難しくなっている」などさまざまな意見が出ていた。[上越タウンジャーナル] 虐待や暴力が実は、何かしらの障害が原因だと一概に決めてしまうのも不甲斐無いものですが、地域で起こる様々な事件が尋常でないだけに、今後の社会における見守りも一層慎重に成されることが望まれますね。 週末は、裕大、元気に帰宅、土曜はピアノ、日曜は母校の練習に参加しています。 今年の新入生が末っ子と同い年、一回り違いの後輩達との貴重な時間を過ごしています。
2013.06.10
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4日間に3人死亡 介護福祉士の男逮捕の施設 埼玉県春日部市の高齢者介護施設で平成22年2月、4日間で入所者3人が死亡していたことが23日、県警などへの取材で分かった。 3人はいずれも病死とされており、県警は経緯を慎重に調べている。 県警春日部署は22日、別の女性入所者を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで、同県松伏町松伏の介護福祉士、大吉崇紘容疑者(29)を逮捕。 春日部署は大吉容疑者から詳しく事情を聴いている。 県警によると、3人が死亡したのは、同市一ノ割の高齢者介護施設「フラワーヒル」。 平成22年2月15~18日の4日間に入所者の女性3人が死亡し、1人がけがをした。 同署によると、4人の異変を施設に報告したのは、いずれも大吉容疑者だったという。 3人は同施設の理事長が経営する病院に搬送され、死因はいずれも病死とされた。 施設から「虐待の疑いがある」と連絡を受けた市の高齢介護課が20日夜、春日部署に報告。 同署が捜査に乗り出した際には遺体はすでに火葬されていたという。 大吉容疑者の逮捕容疑は平成22年2月17日に当時入所中の女性(84)の胸などを殴ったとしている。 同署によると、「いらいらしてやった」と容疑を認めているという。女性は胸やあごを内出血するなど全治1カ月のけがを負った。 大吉容疑者は同年2月13日に同施設で勤務を開始したが、同月19日に履歴書に虚偽の内容があったとして依願退職していた。[産経] 海外での竜巻発生・被害のニュースと並んで、昨日は終日、この報道が流れていましたが、不思議なことに、施設側が容疑者に好印象を抱いていて、しかも採用から依願退職の期間があまりにも短い。 この容疑者は果たしてどういう動機で、この職場を選び、仕事に就いたのかが、とても気になるところです。 今日は裕大、楽しみなバスハイク、暫くぶりの横浜入りです。 帰宅後のお土産が楽しみです。
2013.05.24
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「患者に落ち度がある」と思い込む診断 病気や障害の原因を医師が間違えることはあります。安易に患者の自己責任を問うのは危ういと私が考える理由の一つです。 ジェローム・グループマンという人が書いた「医者は現場でどう考えるか」という本には、診断ミスの事例がたくさん載っていますが、その一つをご紹介します。 70歳代の元船員の男性がお腹がふくれてきたことを主訴に救急外来を受診しました。 肝硬変によって腹水が溜まっている状態でした。問題は肝硬変の原因です。患者は息が酒臭く、無精ひげを生やし、古い服を着ていました。自己申告では「毎晩一杯のラム酒を嗜む程度」。インターン医はアルコール性肝硬変という診断の可能性しか思いつきませんでした。確かにアルコール性肝硬変としては典型的な症例です。しかし、指導医はアルコール性肝硬変以外の病気の可能性も考え、稀な病気の検査も行いました。結果は、ウィルソン病という肝臓に銅が蓄積する遺伝性疾患だったのです。 もし指導医がヤブだったら病気はアルコールのせいだとされ、「飲みたいだけ飲んで肝硬変になって病院に入っているやつの医療費はおれたちが払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」などと言われていたかもしれません。(念のために申し添えますが、アルコールによる肝硬変だったとしても患者の自己責任を問う言説は正当化されません。アルコール依存症も支援が必要な病気です)。 こうした医師個人の診断技術の問題ではなく、医学そのものが未熟であるがゆえに障害の原因を見誤ることもあります。 自閉症は、コミュニケーション困難などの症状を呈する発達障害の一種です。 現在では複数の遺伝要因が関与する先天性の脳機能障害であるというのが医学的なコンセンサスですが、以前は母親による育て方が原因であるとされていました(父親も子育てに責任を持つはずですが、なぜか母親に責任が押し付けられがちです)。 かつて、自閉症の子を持つ母親は「冷蔵庫マザー」というレッテルを張られていたそうです。冷蔵庫のように冷淡な母親が障害の原因であるというわけです。繰り返しますが、母親の愛情不足が自閉症の原因であるという説は現在では否定されています。「冷蔵庫マザー」は不当なレッテルです。 自閉症に限らず、その他の障害や精神疾患が母親の愛情不足のせいにされました。 むろん、母親の愛情はあったほうがいいに決まっていますし、愛情不足が原因で病気になることもあるでしょう。 ですが、自閉症の事例を考えると、安易に母子関係に原因を求めることには慎重になったほうがいいでしょう。 「医者は現場でどう考えるか」では、医師の感情が診断ミスの原因の一つと指摘しています。 酒臭い息や治せない障害に対する医師のネガティブな感情が「患者のせいにする」傾向を助長しているのかもしれません。 感情をなくすのは困難でも、せめてネガティブな感情が診断を偏向させうることに医師は自覚的でありたいです。 酒井健司 (さかい・けんじ)1971年、福岡県生まれ。1996年九州大学医学部卒。九州大学第一内科入局。福岡市内の一般病院に内科医として勤務しています。趣味は読書と釣り。医療は奥が深いです。教科書や医学雑誌には、ちょっとした患者さんの疑問や不満などは書いていないのです。どうか教えてください。みなさんと一緒に考えて行くのが、このブログの狙いです。[apital] 思い込みや個人の感情にとらわれるということは、いつの時も避けたいことですが、特に医療に携わる方には特に慎重を期して欲しい内容ですね。 冷蔵庫マザー、初耳です。 そういう風に見られていた時期はあったにしても、こういうレッテルまであってとは・・・?! それこそ、バリアーを作っている一つの偏見ですね。 今日は、裕大、通院日です。 お父さんが寮に迎えて、通院後はいつも通り通所します。
2013.05.21
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障害者支援に全力投球 ロッテ元投手の加藤高康さん 千葉ロッテマリーンズの元投手加藤高康さん(43)が、岩手県矢巾町の障害児施設で働いている。 開所から半年、自身の経験を生かし、福祉の充実に向けて全力投球を続ける。 同町の障害児通所支援施設「グランマとくたん」。ダウン症や発達障害などがある0~4歳の未就学児15人が通所する。 同町のNPO法人「ムーヴメントもりおか」が昨年11月に開所し、加藤さんは施設長として採用された。 加藤さんは仙台市出身。 仙台商高から東海大、NTT東北と進み、技巧派左腕として活躍した。 1993年、ドラフト1位でロッテに入団、完封を含む2勝を挙げたが、左膝を故障し、95年退団した。 米大リーグ、レッドソックスとマイナー契約を結んだが、出場機会はなく引退した。 帰国後は宮城県角田市の社会福祉法人に就職。 炭焼き職人を募集する求人にひかれたためで、福祉に興味があったわけではなかった。 障害があっても懸命に働く姿に感化され「自分らしく生きる手伝いをしたい」と、福祉に正面から向き合った。 この法人を辞めて一時、父親の看病をした。 その後、社会人野球で訪れ、好きになった北東北で暮らしたいと望み、公共職業安定所で矢巾町の施設を見つけた。 「相手の気持ちを読み、最善の方法を考えるところは野球と一緒」。 持ち味だった「状況や相手に合わせた投球」は今、一人一人に合った支援計画作りに形を変える。 日々成長していく障害児の姿を見るのは大きな生きがいになった。 法人は施設の隣の空き家をレストランに改修し、6月中の開店を目指している。 障害者5人程度の働く場になる予定で、「子どもから大人まで、地域で安心して生活できる場所をつくりたい」と加藤さんは言う。力強い大きな手で、障害者の背中を押していく。(2013年05月20日月曜日河北新報) 人生には、思わぬ節目があり、その時々でまた新たなトライアルに挑み、人間力を求められるままに又前向きに後押しされるのかと、加藤さんの障害者との心のキャッチボールに思いを新たにします。 昨日は、裕大、元気に帰宅、スクアットの課題をこなし、かなり筋肉痛の朝。(>_<) 筋肉のウオーミングアップにはちょうどいい、朝の長めの登所となった27歳の朝です。 今週はバスハイクもあるので、楽しみにしているようです。
2013.05.20
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韓国"安倍たたき"に大忙し!単細胞、愚民政策...小国意識こそ時代錯誤 【緯度経度】 韓国の朝7時のテレビニュースが冒頭から「日本が軍国主義復活の歩みを早めております!」と興奮気味に声を高めていた(4月30日のKBS)。 画面には日本での政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」で安倍晋三首相ら出席者が「天皇陛下万歳」の声を上げた場面と、安倍首相が迷彩服にヘルメット姿で戦車に乗って手を振っている写真が出ていた。 「軍服姿の安倍首相」というが、自衛隊関連のイベントの際、背広の上に迷彩のジャンパーを羽織ったものだ。 日本のネットに紹介された写真で「軍国主義」というにはいささかしまりのない姿だった。 韓国のメディアはこのところ「国会議員多数が靖国神社参拝」「安倍首相が侵略否定発言」「改憲へ拍車」といって日本非難と"安倍たたき"に大忙しだ。 「このままでは日本、アジア、世界は大変なことになる!」とひどく心配してくれている。 メディアで見る限り韓国のこのところの対外気流は「反日」と「親中」と「韓国主導権」だろうか。 とくに来週の朴槿恵大統領初訪米を前に、韓国外交の方向性として従来の「韓米日」に代わる「韓米中」協力体制が語られ、北朝鮮と日本に対する「同時圧力」とか「日本はずし」を書き立てている(4月29日付、東亜日報)。 5月3日付の中央日報は「北東アジアには今、日本軍国主義の亡霊が徘徊(はいかい)している」と断じ、安倍首相に対しては「自閉症「道徳的品性の不在」「単細胞」「愚民政策」...とののしりに近い。 「国際問題担当大記者」という肩書の著名な金永煕氏の長文のコラムだが、結びにはこう書かれている。 「われわれ市民社会は全世界の市民団体と連帯し、アジアの平和を攪乱(かくらん)する安倍の時代錯誤的な野望を世界に知らしめるとともに、安倍の浅薄な国粋主義的扇動にまだ染まっていない多くの日本国民にも直接訴えなければならない」 これが一流紙の一流コラムニストの論評である。日本批判-反日だと何を言ってもいいという感じだ。 「韓米中・三角体制」論の東亜日報は「安保での韓米日協力と韓中日の地域経済協力が日本の歴史歪曲(わいきょく)・挑発や中・日領土紛争などで揺らぐなか、韓米中3国協力が韓国外交の"期待株"として浮かび上がっている」とし、「韓米中3国協力の成功は韓国が"韓国主導外交"をいかに発揮できるかにかかっている」と檄(げき)を飛ばしている。 これに応えているのが朝鮮日報3日付の「東アジア国際関係の主人公はわれわれだ」と題する学者(尹平重・韓神大教授)のコラム。 新羅や高句麗、百済、倭(日本)、唐(中国)などこの地域の古代史から近代史まで説き起こし、最後は「韓国は今や経済大国で民主先進国だ。東アジアで弱者にとどまっている理由はない。時代錯誤的な小国意識は永遠に廃棄すべきだ」と意気盛んだ。 同感である。だから日本で誰かが靖国神社に参拝しようが、憲法改正をしようが、歴史認識を異にしようが、韓国がまた日本に侵略・支配されるなどということはもはやない。 心配や警戒こそ時代錯誤なのだ。 訪米する朴槿恵大統領に米国は「韓国の対中外交力は日米との確固とした協力体制が背景にあってこそですよ」とやんわりクギを刺すだろう。"安倍憎し"の反日ムードの中で聞く耳があるかどうか。(ソウル・黒田勝弘)[zakzak] 東洋を取り巻く国交問題は、世界の景気回復の糸口になっているようであり、関心事となっている節もありますが、安倍たたきはともかく、「自閉症」という言葉の投げ掛けは如何なものかと・・。 やはり、国家も、品格を問われる時代になってきていますね。 昨日は昼過ぎに裕大、お父さんと義実家より帰宅。 まだ点かないテレビの前にじっと座り込み、時間を潰していました。 テレビが点かないこともある、今回のこの初めて体験は、新たな経験値となったようで、今朝は早くに目覚め、すっきりとした面持ちで仕事に向かいました。 合宿明け、練習明け暫くぶりの作用所、また心機一転頑張って欲しいです。
2013.05.07
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米精神医学会の「診断の手引」、改定により「アスペルガー症候群」の分類が消える ある Anonymous Coward 曰く、 米精神医学会の「診断の手引」が 5 月に改定され、「アスペルガー症候群 (AS)」の分類が消えるという。 19 年ぶりの改定とのことで、アスペルガー症候群についてはそのほかの自閉症障害や高機能自閉症などとともに「自閉症スペクトラム」という分類にまとめられるとのこと。 しかし、いままでアスペルガー症候群と診断された人や、これらの障害を抱えた人たちの間では分類の仕方が変わることに対する不安の声が上がっているようだ。記事と68コメントを読む... [slashdot] 医学用語に振り回されている当人に保護者、分類は変わっても、当人の個性には何ら変わりはないので分類を変える以上は、今まで以上にデリケートな部分への配慮が望まれますね。 穏やかな4連休の初日、ぽかぽか陽気の東京です。 裕大、昨日は、合宿解散後、一目散に新居へ帰宅。 それも午後早い3時過ぎだったので、他の訪問者かとびっくりしてしまいました。(?_?) 旧居へ立ち寄ったのかと尋ねると、そういう様子もなく、何事も、引き摺らず、きれいにさっぱりと切り替える。 拘りの多い部分もあれど、こういうところは、逞しく、感じる母です。
2013.05.03
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発達障害の高校生サポート 「支援員」、道立8校に正式配置 道教委は2013年度、自閉症や学習障害といった「発達障害」などで支援が必要な生徒が在籍する道立8高校に、生徒を個別に支える「特別支援教育支援員」を正式に配置する。 道教委が11年度に行った実態調査で、学校の支援を受ける生徒が全体の0・7%に当たる485人いることが判明し、細やかな対応が課題になっていた。 学校の支援態勢を徐々に広げることで、生徒が勉強しやすい環境を整える狙いだ。 支援員は教員免許や社会福祉士などの資格を持ち、学校に常駐し、生徒を学習面や生活面で支える。 教員に助言するほか、校内の支援態勢の調整も担う。<北海道新聞5月2日朝刊掲載> 資格を持った支援員の各地、各教育施設への配備が続々と展開しています。 何より、充実して環境の提供により有意義な学校生活が送れる事が、望まれますね。 昨夜夕刻から降り始めた雨、明け方には上がり、今日は午後から晴れの予報です。 裕大、今夜に合宿から帰京です。新居に帰宅するのを見守りたいと思います。
2013.05.02
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予約待ち深刻 発達障害サポート機関 近年、増加傾向にあるといわれている発達障害の子どもたちや成人当事者をサポートする医療・福祉機関で、予約待ちの状態が深刻化している。 診断できる医師や療育に携わる専門家の少なさなど社会資源が乏しく、診断や相談を希望する人の"需要"に追い付いていないのが実情だ。 保護者や教師からは「今、話を聞いてほしいのにすぐに相談できない」という切実な声も。 早期発見・対応の体制整備が急がれる。(詳細は25日付朝刊または携帯サイトで) [47NEWS] 情報が多々発信される中、不安を隠せない親御さんの数も増しているのも事実のようで、こちらも早急に対処が待たれますね。 今日も爽やかな晴天の中、裕大、早朝から母校の合宿に同行しております。 昨夕に新居も訪れ、場所も確認できたので、帰京後の帰宅は、大丈夫かな?
2013.04.29
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学童保育利用の障害児、10年で3倍に 働く女性増加 共働きやひとり親家庭の小学生を放課後に預かる学童保育を利用する障害児が10年で3倍に増えたことが31日までに、全国学童保育連絡協議会のまとめで分かった。 2005年施行の発達障害者支援法で、発達障害を持つ子供の利用が促されたことが背景にあり、同協議会は「子供を預けて働きたいという母親が増えたのでは」とみている。 調査は昨年5月、学童保育のある全国1600市町村に調査票を配布し、1390市町村(86.9%)から回収した。 障害児が利用する学童保育は8913施設、児童数は1万9639人。 3566施設、6358人だった03年の調査と比べると、それぞれ2.5倍、3倍に増えた。 現在は利用する障害児が1人でも複数でも、施設への人件費補助は同額。 同協議会は「さらなる受け入れのために、国は人数に応じた補助制度に変えてほしい」としている。[日経新聞] 各地で保育園の待機児童が多く、入園できずにいる自治体も多い中、学童保育を利用する障害児の入所、受け入れが増え、よりよい環境が確立されていることは何より有難いことです。 ちなみに、当、武蔵野市の状況ですが、 学童クラブについては、平成19年度から障害児等育成相談員2名を配置しています。 相談員から、障害をもつ児童の育成に関するアドバイスを受け、育成に活かしています。 平成18年から、障害児は4年生までを入会対象とし、平成22年度には一部の学童クラブで障害児の入会枠を拡大しました。 平成21年9月に、学校法人武蔵野東学園が、小学校校舎内に学童クラブ「武蔵野eパル」を開設し、障害児の受け入れを始めたほか、平成22年4月からは、社会福祉法人武蔵野千川福祉会が、障害者福祉センター(八幡町)内に、知的障害・発達障害をもつ児童のための学童クラブ「千川さくらっこクラブ」を開設しました。 各学童クラブにて、遊びを中心とした活動により、児童の健全な育成を図っています。 地域子ども館「あそべえ」 地域子ども館「あそべえ」では、自分である程度遊べることが前提になっています。 例外として、付き添いのかたが同伴するお子さんや、ボランティアグループの支援によって、軽度の障害のあるお子さんが来館している事例もあります。 なお、特別な支援を要するお子さんへの対応については、スタッフの研修に取り組んでいます。[武蔵野市H.P.] 昨日は、裕大、午後早めの時間に合宿より帰宅、今日からの新年度に備えて、しばし、ゆったりと寛ぐ時間が持てたようです。 今年度も、元気にお仕事に精を出して欲しいです。
2013.04.01
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支局長からの手紙:いじめ苦の16歳へ /三重 3学期の修了式を前に、高校1年の女子生徒(16)からいじめ被害を訴える手紙が届きました。 400字詰め原稿用紙3枚と便せん1枚に、丁寧な手書き文字がつづられています。 「いじめてきた人たちが楽しそうに学校生活を送っていること、担任の先生から言葉の暴力を受けたことは、絶対に許しません。いじめてきた人たちが、なぜ学校に来ることができるのか不思議です。むだになった一年を取り戻したいです」との結びに、胸がつぶれるような思いで、何度も読み返しました。 弁当を一緒に食べていた仲間が陰で悪口を言う。授業中に英文を読めば舌打ちされる。 担任の先生に相談したら、席を替えてくれたものの、傷つく言葉を口にされる。「裏切られたような気持ちになりすごく悲しかったです。その日から毎晩泣いて、ほとんど今も眠れません」 ◇ 母親には持病があり、父親は仕事で忙しい。両親に心配をかけたくないから、手紙に気持ちを整理してみたようです。「テレビや新聞で、いじめで自殺した生徒について聞くと、悲しくなります」「私も何回も死にたいと思いましたが、私をいじめた人と先生に勝ちたいという思いでこの手紙を書きました」 名前と住所を明記してあったので、連絡を取りました。 本人と話すと、いじめは続いていないそうですが、相手を許せない気持ちは残ったままでした。 ◇ 私が新聞記者として過ごしたこの25年間も、いじめは学校からなくなることはありませんでした。 大津市で問題となった「自殺の練習」なる言葉を聞くと、1986年の「葬式ごっこ」を思い出し、なぜ、当時の悲しみや悔いが伝わっていないのだろうと考えてしまいます。 その上で、女子生徒が先生に相談した勇気をたたえてやりたいと思うのです。 あなたの知らないところに いろいろな人生がある あなたの人生が かけがえのないように あなたの知らない人生も また かけがえがない 人を愛するということは 知らない人生を知るということだ これは故灰谷健次郎さんが自著「わたしの出会った子どもたち」(81年新潮社刊)に載せた詩です。 新聞記者に成り立ての頃、この本を手にしました。 灰谷さんは中学時代に「就職組」に入れられて以来の出会いを哀惜を込めて振り返り、「人間は自分の幸福のために生きるのではない。人間が幸福を求めるのは、他人の不幸にがまんならないからである」と書いています。[毎日新聞] 【中古】 わたしの出会った子どもたち / 灰谷 健次郎 [文庫]【あす楽対応】 最後の詩は、心に響いてくるものがあります。 末っ子も、早生まれで童顔で、中学入学当初はかなり心痛を味わっていたように、夫も感じていたようです。 他人を不幸な思いに追いやる人、その中でもそっと、手を差し伸べてくれる人。 皮肉なことですが、世の中は、いじめという囲いの中で、社会構成を成すように出来ているのかもしれませんね。 そして忍耐の挙句には、やはり他人の不幸に我慢ならなくなるという、一つの学びを得て、人生の悟りを結ぶのでしょう。 心身ともに強く、健全に、我が子をそう育てる人間でありたいと思います。 今日は、温かな晴天、晴れ男の裕大、富士吉田へと母校の合宿に同行しています。 暫し仕事、寮のしがらみから離れ、ゆっくり静かな時間を過ごせたらと思います。
2013.03.28
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世界自閉症啓発デー:来月2日、県内10カ所で「ライトイットアップブルー」 /兵庫 国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の4月2日夜、青色の照明で名所をライトアップするイベント「ライトイットアップブルー」が、県内10カ所で開催される。 青色の照明は「落ち着きを取り戻す」「神経を鎮める」との意味が込められている。 米ニューヨーク市で08年始まり、今年は45カ国の約3000カ所で開催される。 国内では、患者の母親らでつくるNPO法人「あっとオーティズム」(芦屋市)の佐伯比呂美理事長(48)らが、11年に神戸市兵庫区の能福寺など市内3カ所で初めて開催した。 3年目の今年は東京スカイツリーや札幌市の時計台、高知市の坂本龍馬像なども計30カ所以上が参加する。 4月2日午後6時半から能福寺で点灯式があるほか、初参加の芦屋市役所でもイベントを検討をしているという。 佐伯理事長は「自閉症への理解や環境は世界に比べて遅れている。青い光が、当事者や家族の希望の光になってほしい」と話している。 [毎日] 何より、新天地のスカイツリーからの発信は、大きな希望へと繋がりそうですね。 今日は、裕大、母校で、ラグビー部の三送会(三年生を送る会)にお父さんと出席。 卒業して9年目。そろそろおじさんの域ですね。
2013.03.20
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移動販売車で市内営業 小矢部・豆腐店の就労支援 知的障害者ら7人が自立を目指して働く小矢部市平田の豆腐製造「斉藤商店おやべ」に市内で商品を売り歩く移動販売車が導入された。 売り上げを増やすのが主な狙いだが、代表の齊藤寛明さん(65)は「障害者が地域と関わる場を広げることにもつなげたい」と話している。 斉藤商店おやべは、齊藤さんが自閉症の長男が働ける場を作りたいと22年前に開設した。 その後、就労継続支援A型事業所の認定を受け、現在は市内に住む20~40代の知的障害者6人と精神障害者1人が働いている。 移動販売車は軽トラックの荷台部分に特注の冷蔵庫を搭載した構造。 側面の扉を開けると、ガラスの引き戸になっており、内部に商品を載せる棚が設置されている。 県の自立支援基盤整備事業を活用して購入した。 商店では、手作業が必要ながんもどき、きんちゃく、昆布締め豆腐などを中心に製造している。 これまでも運転免許を持つ2人が業務用に車で配達してきたが、市民に直接販売するのは初めて。 齊藤さんは従業員が一人前に稼げること、できるだけ人前に出て交わることを目標に支援してきた。 「給料も上げてやりたいし、人と交わる機会にもなる」と話し、新たな試みに期待を掛けている。 [北国・富山新聞] ほのぼのするような話題に、思わずアップしてしまいました。 身近で、こういう事業の展開ができること、何より本人も安心感があり、充実したゆとりの中でお仕事ができそうですね。 なかなか寒さが緩和されない東京、裕大、ちょっとしたハプニングもありましたが、グリーンパークですっかり発散して、爽やかな笑顔で帰宅しました。 明日は通院なので、今夜は、異例の帰宅をお願いしています。 変化のある、ドキドキの日々の方が、気が引き締まって、裕大、何やら嬉しそうです。
2013.02.25
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ジェムアルトのシンテリオンM2M技術を活用した腕時計型の測位機器が、自閉症やアルツハイマー病を抱える人々の保護に貢献 (ビジネスワイヤ) - デジタルセキュリティーの世界的リーダー企業ジェムアルト(Euronext NL0000400653 GTO)は、自閉症スペクトラム障害(ASD)、認知症、アルツハイマー病を抱える人々の居場所特定のための革新的なGPSパーソナルロケーターデバイス(PLD)TRiLOCTMに、当社のシンテリオンM2M技術が採用されていると発表しました。 装着が容易なこの腕時計型ソリューションは、超薄型のシンテリオン製モジュールを活用することで、年中24時間にわたって、世界規模でセルラー通信および全地球測位システム(GPS)追跡を実現するものです。 TRiLOC装置により、ケア提供者は常に物理的な目配りをする必要性を最小限に抑えつつ、特殊ニーズを抱える人々の居場所を特定し、こうした方々を保護できます。 世界には自閉症やアルツハイマー病を抱える人々が3000万人以上おり、6000万人以上のケア提供者が、独立して安全にケアできる環境を改善するソリューションを求めています1。 iLOCテクノロジーズによって開発されたTRiLOC PLDは、ジェムアルトが提供するシンテリオン製M2MモジュールPHS8を組み込み、高速データ・音声通信を同時に実現し、GPS位置データも提供します。 ジェムアルトのソリューションによって、ケア提供者の携帯電話またはコンピューターにケア対象者の正確な位置情報を送信するとともに、必要に応じてハンズフリーの双方向音声通話を行うことも可能です。 遠隔から声を聴く機能により、ケア提供者は緊急支援が必要な場合を知ることができ、また装着者は緊急時にSOSボタンを押すことができます。 ブルートゥース4.0により、TRiLOC PLDはモバイルヘルス機器、スマート家電、セキュリティーソリューションと同期し、ケア提供者に最新状況の情報を送信することができます。 ケア提供者がオプションアクセサリーを身に付けることで近接検出および電子テザリングが実現し、ケア対象者が遠くに行き過ぎた場合には即座にテキストメッセージと警報音が発せられます。 また、ロック可能なTRiLOC PLDのバンドに手が加えられた場合に警告を送信することもできます。 ジェムアルトのシンテリオン製M2M製品の高度な電力管理技術により、TRiLOC PLDは1回のバッテリー充電で長時間動作します。 iLOC社長兼最高経営責任者(CEO)で、ASDを患う男児の父でもあるトニー・ファマ氏は、次のように語っています。 「2年間にわたって研究を行い、ケア提供団体およびASDの子を持つ親との間で多くの議論をした末に、GPSパーソナルロケーターのTRiLOCを開発しました。TRiLOCにより、私の息子は以前よりも自立できるようになり、常に見守る必要も少なくなりました。テザリングアクセサリーを身に付けることで、ケア対象者の家族やケア提供者は、はぐれてしまうのではないかという大きなストレスを感ずることなく、博物館やショッピングセンター、さらには人混みのテーマパークに行く計画を立てることができます。」 ジェムアルトのM2M部門担当シニアバイスプレジデントを務めるノーバート・ムーラーは、次のように語っています。 「特殊ニーズを抱える人々、今回の場合は迷子になりやすい人々の生活を真に変える上で当社の技術が役立つことは、非常に報われる思いがします。小型化を進めてきた当社の活動により、現在のところ最薄のモジュールであるシンテリオン製PHS8を開発することができました。PHS8はこの革新的な腕時計型機器を実現する上で十分に小さく、強力な機能を備えています。 ジェムアルトは今回も、私たちに関係のある無線やデジタルの分野における可能性をフルに活用することで、人々にとってのセキュリティーと利便性の改善に貢献しています。」 デジタルおよびワイヤレスの世界で、ジェムアルトのソリューションを利用してやり取りを行う人々が増えており、当社は発展を続けています。 詳細についてはhttp://cts.businesswire.com/ct/CT?id=smartlink&url=http%3A%2F%2Fwww.gemalto.com&esheet=50561384&lan=ja-JP&anchor=www.gemalto.com&index=6&md5=821ace0d67ad455c11f673c0cc55a161、http://cts.businesswire.com/ct/CT?id=smartlink&url=http%3A%2F%2Fwww.justaskgemalto.com&esheet=50561384&lan=ja-JP&anchor=www.justaskgemalto.com&index=7&md5=f517fd4fed0898e82adbc3de49a517e1、blog.gemalto.comをご覧いただくか、ツイッターで@gemaltoフォローしてください。 本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。 [Qlife-pro] ケアする側もされる側も、より確かで統一された機器の利用により、双方の生活がよりスムーズに快適になれば、望ましいばかりですね。 腕時計の装着も薄れてきているけど、今後は別の意味で定着し、より安心できる社会作りへと発展して欲しいものです。 週末に、母校の練習時に足の脛を怪我していた裕大。寮から、益々酷くなっているとの連絡を受け、昨夕、慌てて近所の皮膚科に受診、治療を受けました。 足がパンパンに腫れていると思われたのは、筋肉の鍛え方による張りであり、炎症部分は、擦り傷がちょっと化膿した程度でした。 行きは、関東バスで、帰りは徒歩で帰寮すると歩き出し、母を置き去りに、一目散に寮へと戻っていました。 入寮して以来の初外出でしたが、こういう時でも、そういう機器を装備していると、安心かと改めて感じた次第です。 傷口は、膿が出れば治まるとのことで、抗生剤を一週間分処方されました。 寮の先生も、急な決断に配慮、感謝するばかりです。
2013.02.15
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発達障害を持つ学生どう迎え入れるか...対応の遅れでうつ病や精神疾患 【ハートネットTV カキコミ!深層リサーチ】 教育/デジタル教育1 02月04日(月) 20:00 ~20:29 全国の大学・短大・高専で障害のある学生は1万236人いる。そのうち1453人が「発達障害」だという。 調査が始まった2006年の127人と比べて10倍以上の増加している。 医師の診断はないが、支援が必要な生徒はさらに多いと見込まれている。 発達生涯に悩む学生は、支援がないまま学校生活や受験、就職活動にさらされ、苦しむことが多い。 うまくいかない状況が続き、うつ病や精神疾患を引き起こして、不登校や引きこもりが長期化する場合もある。 発達障害を持つ彼らが学校生活で自分の力を発揮するにはどうすればいいか。 学生や学校関係者、すでに社会人になった人たちから話を聞いて、環境整備を進める方法を考える。*ハートネットTV カキコミ!深層リサーチ [J-Cast] 今夜に放送の番組のクリップです。 せっかく大学まで進んでも、なかなか自立の道へと進めない。 対応の遅れが思わぬ二次障害を引き起こすこともあるようで、関わるすべての大人社会の責任も感じるにはいられませんね。 週明け、雨上がりの東京。裕大、勇み足で元気に出掛けています。 特に浮き沈みなく2月がスタートしましたが、春先の風の誘惑も多いので、気を緩まずに見守っていきたいと思います。(#^^#)
2013.02.04
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自閉症に特化ケアホーム 個性に応じて支援 発達障害者を支援するNPO「それいゆ」(伊藤博教理事長)は、自閉症に特化したケアホームを佐賀市高木瀬町に開設した。 重度の知的障害と自閉症がある20、30代の男女4人が介護を受けながら共同生活している。 人によって特性が異なる障害のため、本人の状況に応じて支援するのが特徴。 自閉症に特化したケアホームは県内では珍しく、自尊感情を傷つけずに問題行動を起こさない環境づくりのモデルとして、関係者の注目を集めている。 神埼市千代田町の民家にあったケアホームの老朽化に伴い、1月7日に移転オープンした。 病院として使われていた平屋建て約180平方メートルを改装、居室6部屋や食堂、事務室などを備えている。 自閉症は騒音や足音を嫌う傾向があり、窓はペアガラス、床や壁にはクッション材を入れた。 複数の事柄を同時に処理するのが苦手なため、約6畳の居室は休憩や就寝、着替えなど目的別に仕切った。 時間の流れも理解しづらい特性があり、写真を使ったスケジュールを居室に貼り付け、自発的に食事や入浴ができるように工夫している。 本人の認知・感覚レベルを調べ、得意、苦手、こだわりなどを詳しく把握。 このデータを基に、習熟度や興味に合わせた作業学習や遊びなどの支援メニューを組み立てる。 コミュニケーションも難しい面があるため、絵や写真カードで意思表示するシステムを採用。 食べたい食事や持ってきてほしい道具をカードで職員に伝える。要求がスムーズに伝わることで、問題行動は激減した。 スタッフは指導員、世話人、ヘルパーの4人。 サービス管理責任者の黒木麻美さんは「自立をテーマに支援を考え、穏やかに過ごせる環境づくりを心掛けている。安心して預けられる温かい住まいにしたい」と話す。問い合わせはそれいゆ、電話0952(36)8751。 ■ケアホーム 夜間や休日に共同生活をする住居で、入浴や排せつ、食事の介護などを行う。保護者の老後や死後、障害当事者が地域で自分らしく暮らせる拠点として期待される。4月施行の障害者総合支援法では、介護を必要としないグループホームと一元化される。県内の両施設は現在、135カ所となっている。 [佐賀新聞] 親無き後に、夜間や休日に過ごす場所、 こういう場所の提供は必要なので有難く、 今後もますます必要とされてくるのでしょうね。 実は、裕大、この一ヶ月間、母校の生活寮に体験入寮をしていましたが、一か月のトライアル期間が満了し、昨夜に寮の先生より、正式な入寮の通知が入りました。 二人のおじいちゃんの死を乗り越え、自分の今後の生き方を示唆するようなこの体験、 井の頭はうすでの2年に及ぶ宿泊体験も、貴重な経験として身になっていたようです。 まだまだこれからですが、社会の中で生きていく力を、自ら築き、営んで欲しいと願うばかりです。 とともに、週末の、余暇の過ごし方も、今後も模索していきたいと思っています。 応援して頂いていた皆さんには、この場を借りて、お礼を申し上げます。 今後も温かく、見守って頂けたら、幸甚でございます・・。(#^.^#) 今の末っ子と同じ頃の裕大。
2013.01.29
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あなたは動物なら何? 自閉症のイラストレーター 松元伸乃介さん コマツ館来館者を絵で和ます 金沢市泉のイラストレーター松元伸乃介さん(23)の作品展と実演が十二日、小松市八日市町地方(じかた)のこまつの杜(もり)「わくわくコマツ館」であり、松元さんが来館者を動物に見立てた絵を描いて家族連れらを楽しませた。 松元さんは訪れた親子らを見ると、すぐに色とりどりのペンを走らせ、数分で作品を仕上げた。 イタチやヒョウ、ラッコなど、それぞれの人のイメージに合う動物を色紙に描き、プレゼントした。 受け取った子どもらは大喜び。 「雰囲気が似てるね」「かわいく描けてる」と見比べて笑顔を見せた。 母聖子さん(51)によると、自閉症の松元さんは、幼いころから絵を描くことと動物が好きで、家族や周りの人を動物に見立てた絵を描いてきた。 聖子さんは「知的障害もあり周りとの意思疎通が難しいが、絵を描くことが気持ちを伝える手段になっている」とそばで見守っていた。 会場には今年のえとのヘビや、パーティーをする動物たちなどを描いた彩り豊かなイラストが並び、来館者が見入っていた。 能美市宮竹町のヒンチー・美里さん(33)は息子二人と訪れ、絵を描いてもらった。 「才能を上手に引き出しているお母さんもすごい」と感心。 長男アレン君(4つ)と次男オウレン君(2つ)は「かっこいい」と満足そうに色紙を眺めていた。[中日新聞] 初対面の人でも、その印象で、動物に見立てて、絵に描く。 今年のえとのヘビをテーマにした作品 鋭い感性に、生まれ持った才能が、一つの形になって、生かされる瞬間でしょうね。 気持ちを表すモノがあるって、誰でも必要であるけど、それでまた人を幸せにできるって、素晴らしいことですね。 週明け、雨の連休最後の「成人の日」。 土日と母校の練習に挑み、今日は、ゆったり我が家で過ごした裕大。 明日からまた、頑張って欲しいです。
2013.01.14
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バイオイニシアチブ2012年報告書が無線と電磁場について警告 米ニューヨーク州レンセラー (ビジネスワイヤ)- バイオイニシアチブ・ワーキング・グループ2012の新たな報告書によれば、電磁場と無線技術(無線周波数帯の放射)による健康へのリスクの証拠が2007年以後に急増しています。 この報告書は、1800件を超える新たな科学的研究を調査したものです。携帯電話の使用者、子供を望んでいる人々、子供、妊娠中の女性には特に大きなリスクがあります。 スウェーデン・オレブロ大学のLennart Hardell医学博士は次のように述べています。 「携帯電話やコードレス電話の使用者の間でグリオーマ(悪性脳腫瘍)と聴神経腫のリスクが増大している傾向が一貫して見られます。 疫学的証拠に従えば、無線は人体にとって発がん性があると指定されるべきです。 既存のFCC/IEEやICNIRPの一般安全制限や参考基準は、一般の人々の健康を守る上で十分ではありません。」 十数件の新たな研究では、携帯電話の電波と精子の損傷に関連が認められています。 ポケットの中やベルトの上にある携帯電話でも精子のDNAを傷つけ、精子の形態異常や男性の生殖能力への悪影響が生じるかもしれません。 インターネットと無線接続するノートパソコンも精子のDNAを損傷する可能性があります。 自閉症の生物学的要因についての強い証拠によれば、電磁場と無線は自閉症のリスクと症候を強めると考えられます。 「自閉症と無線技術との関連については積極的な調査が行われていますが、自閉症者、あらゆる年齢の子供、子供をもうけることを予定している人、妊娠中の女性は無線や電磁場への暴露を最小限にとどめるべきです」 と、Martha Herbert(医学博士、PhD)は述べています。 妊娠中の女性が携帯電話やノートパソコンのような無線機器を使用すると、胎児の脳の発達に影響が及ぶかもしれません。 動物についての調査でも人間についての調査でも、活動亢しん、学習障害、行動障害との関連が認められています。 共同編集者のDavid O. Carpenter医学博士によれば 「今では、世界の数十億人に影響する健康リスクの証拠が大きく増えています。有害性についての証拠を考えれば、現状は十分ではありません。」 この調査では、電力線、電気配線、電化製品、携帯端末による電磁場と無線技術(携帯電話・コードレス電話、基地局タワー、「スマートメーター」、Wi-Fi、無線ノートパソコン、無線ルーター、赤ちゃんモニター、その他の電子機器)による電磁場を調査しました。 健康面の調査項目は、DNAと遺伝子の損傷、記憶・行動・注意力への影響、睡眠障害、がん、アルツハイマー病のような神経疾患でした。 現在日常生活のいたるところに存在する電磁場や無線への暴露に対する防御として、新たな安全基準が緊急に必要とされています。 バイオイニシアチブ2012年報告書は、http://cts.businesswire.com/ct/CT?id=smartlink&url=http%3A%2F%2Fwww.bioinitiative.org&esheet=50521059&lan=ja-JP&anchor=www.bioinitiative.org&index=1&md5=16882b5c1fe855b5dd1a29510740ac82で入手できます。 本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。 翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。 翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。[QLife Pro] 電磁波については、色々と不安を抱えていますが、ここまではっきりとされたのは初めてかもしれません。 目に見えない原因による、様々な影響力は、もはや人間の能力を超えて、いずれは手が付けられない状況に及ぶことも懸念され、ほぼ日常的に生活の一部分となりつつある電磁波について、もっと踏み込んだ対策・対応が必要になってきていますね。 裕大が明日に入寮しますが、やはり入寮者殆どがパソコンを部屋に取り付けています。 任意ですが、それでも、それだけそれぞれの生活に関わって来ているって、末恐ろしいものを感じたものです。 幸か不幸か、裕大は、パソコンには、興味が無い様なので、それはそれでいいかと、今回も部屋には敢えてとりつけてはいません。 今日、裕大とお父さん、帰宅して、いよいよ明日から活動開始です。
2013.01.06
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発達障害は「身近な存在」 充実した支援が急務 他人とのコミュニケーションがとれない、簡単な計算ができない、落ち着きがない、行動が止まらないなど、これまでいわゆる「問題児」「変わり者」と言われていた子どもの中には、発達障害のある者が少なくないことが医学の発達で明らかになっています。 そして、その発達障害の可能性がある子どもは小・中学生全体の6.5%に上ることが、文部科学省の調査でわかりました。 発達障害は意外と身近な障害なのです。先天的な脳の器質障害が原因と推定される発達障害は、計算や読み書きの能力に障害がある「学習障害」(LD)、注意力が低く衝動的に行動する「注意欠陥・多動性障害」(ADHD)、知的障害のない自閉症である「高機能自閉症」などがあり、その存在は社会でも広く認識されつつあります。 文科省が2002(平成14)年に実施した委託調査(5地域の約4万2,000人が対象)によると、発達障害の可能性のある子どもは小・中学生の6.3%と推計されていました。 しかし専門家の間には、この数値に疑問を投げかける声もあり、大きな議論になっていました。そこで文科省は、通常学級に在籍する発達障害児の支援を検討する材料とするため、2012(平成24)年2月から3月にかけて、東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の3県を除く全国の都道府県から約5万4,000人の小・中学生を抽出し、その行動面や学習面の状況を答えた担任教員の回答を点数化して判定するという方法で実態調査を実施しました。 その結果、特別な教育的支援を必要とする子どもが6.5%と推計されたのです。 調査の規模、精度から見て、これは十分に信頼できる数値といってよいでしょう。40人学級なら1クラスに2~3人という計算になります。 発達障害のある子どもは、決して特別な存在ではないのです。2007(平成19)年度から「特殊教育」が「特別支援教育」へと転換し、一般の学校に在籍する発達障害のある子どもも教育上の特別な支援を受けることができるようになりました。 仕組みとしては、特別支援コーディネーターの教員を中心に校内に委員会を組織し、障害のある子ども一人ひとりに合った個別の指導計画を作成することになっています。 しかし今回の調査結果によると、特別な教育的支援を必要とする子どものうち、何の支援も学校から受けていない者が4割近くもいることが明らかになりました。 これらの子どもに対する支援の充実が強く望まれるところです。衝動的行動やコミュニケーションの困難さなど発達障害に起因するトラブルは、子どもの間でも大きな問題となる可能性があります。 障害に対する保護者などの無理解も問題のひとつです。 障害に対する支援とは別に、ほかの子どもたちや保護者などにも発達障害に対する十分な理解を持ってもらうことが大切でしょう。 世界の流れは、障害の有無を問わずに一緒に学習する「インクルーシブ教育」が主流になりつつあります。 そのためにも、子どもたちや保護者に対して正しい理解を進めることが不可欠と言えます。[ベネッセ教育情報サイト] インクルーシブ教育、少子化の時代を迎え、子ども一人一人の性格・個性を把握し、障害の有無に関わらず一緒に学習する。 本来の教育のあるべき姿が、ここにきて問われているのかもしれませんね。 裕大、明日は早朝に仲間と母校を出発。 花園観戦の為に大阪入りします。 昨日はやっと、寮の部屋を整えてきました。そして、今日は旅支度です。 年末は、実家で母と父の誕生日を迎えたいと思います。
2012.12.28
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障害者支援 ニーズ多様 市川市連絡会「パンフで理解深めて」 大地震の際、障害者がどんな支援を必要としているのか知ってもらおうと、21の障害者団体でつくる市川市障害者団体連絡会が「防災パンフレット 障害者はこんな支援を望んでいます」をまとめた。 同会役員は「行政の危機管理の部署や、自治会の役員らに手に取ってもらい、災害時の障害者のニーズに理解を深めてもらいたい」と願っている。 「想像力が弱く危険が予測できないため、避難を促してほしい」(市自閉症協会)、「非常用テントと、組み立て式オストメイト用トイレを避難所に設置してほしい」(市オストメイトの会)-。 パンフには、連絡会の構成団体のうち、十四団体が「組織の概要」や「災害時に配慮してもらいたいこと」、「市民にアピールしたいこと」を文章で寄せた。 東日本大震災では、宮城県の沿岸十三自治体で、障害者手帳保持者の死亡率が住民全体の二・五倍だった。 市川市では大きな人的被害はなかったが、連絡会副代表で「なんなの会(精神障害者当事者会)」に属する富岡太郎さんは、当時を振り返り「大きな余震が来るといううわさもあり、眠れなくなり、薬を増やしてもらった」と話す。 「不安が増して症状が悪化したり、ひきこもりになったりした人もいる」という。 障害の種類によって、課題や要望も多岐にわたるため、九月に市内であった大規模な防災訓練・防災フェアにあわせ、パンフを作成。 A4判二十四ページで、用意した二百部は、来場の市民らにほぼすべて配布した。 十一月の「いちかわ市民まつり」や、十二月の障害者週間に合わせた展示でも、増刷して配った。 「お互い自分の障害は知っていても、ほかの障害者の問題点は知らず、パンフを作ることで具体的に理解できた」と富岡さん。 「東北三県のような大きな被害があったわけでなく、実際の体験に基づくものではないが、ニーズを知ってもらうことで、いざというときに助かる命もあるのでは」と話している。 パンフの問い合わせは、連絡会事務局=電047(370)1871=へ。[東京新聞] いざという時の備えは、必ずしも常備できるものに限らず、その時々の状況下に措いての支援を、常に念頭の置いておかないといけないのでしょうね。 家族で、地域で、そして社会においても、こういう活動が展開していくと安心ですね。 作業所もいよいよ年末、明日は、大掃除で昼食無しです。 このまま体調を崩さずに、花園入りできれば、と思っています。
2012.12.27
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薬剤「ラパマイシン」、自閉症改善に有効か-東大など動物で実証 東京大学大学院医学系研究科の水口雅教授と東京都医学総合研究所の池田和隆参事研究員らは、「ラパマイシン」という薬剤の投与で一部の自閉症を改善できる可能性があることをマウスの実験で明らかにした。 自閉症の主症状である「社会的相互交流障害」を食い止めることができる。 ラパマイシンの自閉症に対する効能がさらに検証できれば、成人患者への薬物治療が期待できる。 19日に英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載される。 今回は自閉症を高頻度で併発する結節性硬化症(TSC)を研究した。 まず、TSCの発症に関与する遺伝子を変異させたTSCモデルマウスを作製。 同マウスの行動を観察すると、初めて出会う別のマウスとの接触を避けるといった自閉症特有の症状を示した。 次に、TSCの治療効果があるラパマイシンをTSCモデルマウスに投与した。記事の続きや他の記事は、有料電子版でご覧いただけます。 [日刊工業] いよいよ、細やかな研究が進んできているようです。 「社会的相互交流障害」、耳慣れない用語ですが、医学では、自閉症の根本的障害とみなされる症状含みの用語なんでしょうね。 ただ、本人の気ままな生き方からしてみれば、これが改善されることによって、かなりのストレスにもなりかねないような懸念を感じてしまう母です。 また、「ラパマイシン」というお薬も、基本的には、臓器移植や骨髄移植への拒絶反応の予防に用いられる薬物、とあり、副作用などもどうなのか不安は無きにしも非ず、です。 今年は、Charles Dickensの生誕200周年とあり、公会堂で、Christmas Carol の朗読劇の催しがあり、昨夜、裕大と夕食を済ませて行って来ました。 障害者料金が無かったので、お心遣いで学生料金で入場させて頂いた裕大ですが、 裕大の前に後から来て座った男性が、開幕からいきなり居眠りにイビキが始まり、すっかり気分を害した息子は、一幕後の休憩で劇場を後にしてしまいました。 我が子のマナーも日頃から気になっていますが、こういう状況に居合わせてしまい、なんともやるせない、一夜でした。 朗読劇自体は、よく仕上がっていて、途中で音楽が混じっての高度な内容。 ちょっと難しかっただけに、着席する場所の環境も大事だと痛感した次第です。
2012.12.19
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集団行動ができない、衝動的な行動が多い...行動上の課題を持つ子どもが抱える「発達障害」とは? 近年、保育園や幼稚園、小学校で行動に課題を持つ「気になる子ども」が増えているという声を、よく聞くようになった。 保護者の育て方や教育の仕方に原因があると考えられてきたが、原因は発達障害とよばれる状態に起因するものがかなりあることがわかってきた。 お茶の水女子大学大学院教授で、小児神経学・発達神経学が専門の榊原洋一氏に話を伺った。 *** 保育士や教師に尋ねてみると、指示がよく理解できない、集団に入れない、集団行動ができない、衝動的な行動が多い、生活習慣が身についていない、社会的なサインが理解できない・発信できないなどの行動特徴を持った「気になる子ども」が増えているそうです。 かつては、保護者の育て方が悪い、などと思われてきましたが、研究の進歩によりこれらの子どもたちの行動の中には「発達障害」が原因であるということが解明されてきました。 「発達障害」の定義は難しいのですが、「生まれつきの認知や行動の特徴によって、対人関係やコミュニケーション、行動や感情のコントロール、学業などに大きな困難を伴う状態」のことをいいます。 発達障害を構成する個々の障害名をあげると、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、そして自閉性障害(自閉症スペクトラム:ASD)などがあります。 出典:【発達障害】第1回 「気になる」子どもたちと「発達障害」- Benesse(ベネッセ)教育情報サイト Benesse Benesse も最近では、高齢者の福祉業務にも進出し、父のケアホーム探しでも幾度が名前が出て来ていました。 世代を超えてのテーマは、身近に接する機会の多い業界からの発信、取り組みが今後は、重要になってくるのでしょうね。 12月も中盤、カラカラと乾燥しているので、体調に気をつけたいものです。 裕大、今日は、真っ直ぐに帰還の金曜日。ヘルパーさんも宿泊施設も予約がいっぱいで・・。 明日は、今年最後のピアノです・・。
2012.12.14
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発達障害に理解求め上演 本別 【本別】第10回障がい者週間記念事業(チャレンジド・ネットワークほんべつ主催)が8日、町中央公民館で開かれ、町民が手作りの創作劇「自閉症のまま地域で暮らす」が上演された。 自閉症やアスペルガー症候群など発達障害のある兄弟と家族の物語を高校生や教諭、町職員らが演じた。 発達障害の特徴である「こだわり行動」などのため、周囲から奇異の目で見られる兄弟と、自らのしつけの失敗のせいではと苦悩する両親。 戸惑いながらも成長する子供たちの姿が時にユーモラスに演じられた。 周囲が特性を理解し、事前に仕事の手順を示せば、まじめで根気強い発達障害の人の特性が生かされ、就労するストーリーに、会場から大きな拍手が響いていた。(北海道新聞) 心温まる掲載に、思わずアップすることに・・。 身近の発信でも、こういうイベントが現実となる、それだけでも、社会全体の意識が高まっているような気がします。 ちょっと遠くで、観れなかったのが残念ですが・・。 急激な寒波に見舞われる週明け。 作業所からは、早くも新年会へのお誘い。 早速今朝用紙にに参加記入し、持って出ています。 新年会当日から、裕大の新生活の始まりです。心ばかり緊張しながらも、楽しみにしているようです。
2012.12.11
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障がい者支援の「ヘルプカード」 普及促進めざし標準様式を策定活用する区市町村に補助も東京都 東京都は10月末、障がい者が災害時などに周囲の支援を求めるための「ヘルプカード」について、標準様式を定めたガイドラインを区市町村向けに策定した。 併せて都は、今年度から2014年度まで、標準様式を活用してカードを作製する区市町村に対し、年間250万円を上限として経費を全額補助する。ヘルプカードは、コミュニケーションに困難のある障がい者などが携帯するカードで、緊急連絡先や支援してほしい内容を記載するもの。 都によると、都内の12区市・10団体が作製しているが、利用者からは「認知度が低い」「自治体を越えて移動する際にも使えるように」などの声も上がっていた。今回の標準様式は、各自治体での従来の取り組みを生かしつつ、都内で統一的にカードを使えるようにすることが狙い。 表面に「ヘルプマーク」や指定された文字を記載することなどを必須事項としているが、カードを折り畳み形式にしたり、啓発用リーフレットを配布するなどの工夫については、各区市町村の任意となっている。 ヘルプマークは、障がいの種別などに関係なく援助や配慮が必要な人のために、都が作製した。 都は普及に向け、10月下旬から、都営大江戸線の各駅でストラップ付きの同マークを希望者に配布し、車両の優先席にもマークを表示する取り組みを実施している。都議会公明党(中島義雄幹事長)はこれまで、自閉症の子どもがいる母親から相談を受けた伊藤興一議員が、09年9月の定例会で「都内のどこでも、誰でも一目で分かる共通のヘルプカードを普及させるべきだ」と提案するなど、標準様式の策定を強力に推進してきた。 都内のどこでも、支援を促せるヘルプカードやストラップができ、いずれは全国的に展開すると、一人歩きを始めたり、社会へと送り出す親としても、実に安心かと思います。 勿論、本人の自立への意識も、より高めていかないとと、逆に更に意識を促されますが、何より、親亡き後を思えば、有難い支援だと思います。 全く知らなかったので、早速、調達しに行こうかと思っています。 裕大は、昨日は、全く動じることも無く、ピアノの発表会の本番に挑みました。 何よりも、入寮する部屋を先に見せていたので、早々と思いは遥か彼方へ・・。 なんだか、嬉しそうでしたよ。常に前向きな裕大に、弟達も引っ張られていくようです。。
2012.12.10
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東京理科大・群馬大、自閉症のマウス作製-病態解明に道 東京理科大学の古市貞一教授と群馬大学の定方哲史助教のグループは、自閉症マウスの作製に成功した。 自閉症患者の遺伝子発現パターン解析から明らかになった遺伝子変異をマウスで再現。 脳の神経回路の発達を促す因子の正常な分泌を阻害した。 作製したマウスを観察したところ、社会性行動異常など自閉症患者特有の行動障害を示すことを確認した。 実験動物として活用することで、自閉症の病態解明や創薬開発などへの貢献が期待される。 グループはこれまでの研究で、自閉症患者では「CAPS2」と呼ぶ遺伝子に変異が起きていることを見つけていた。 同遺伝子は、神経回路の発達に必要な因子「BDNF」の分泌に関与しており、CAPS2が変異することでBDNFの分泌パターンが変化する。記事の続きや他の記事は、有料電子版でご覧いただけます。 [日刊工業] マウスに対する実験も多種多様で、今ではマウス無くしては、医学の進歩は望めにないような状況にも思えますが、生きていく以上は解明へと繋がる研究は、今後も続けられることでしょう。 何より、個人が生きやすい手立てが築かれることでしょうね。 いよいよ12月、初めての週末。 裕大は宿泊支援、楽しみに出掛けています。 昨夜から、母のピアノの猛特訓に、素直に挑んでいます。 なんとか本番までには、形になりますように・・。
2012.12.07
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「発達障害でいじめ」元野球部員が学校など提訴...熊本 熊本市の鎮西高の元野球部員(16)が発達障害を理由に部内でいじめられ心身に苦痛を負ったとして、元部員と両親が30日、同高を運営する学校法人鎮西学園などを相手取り、慰謝料など計880万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こした。 学校法人のほかに訴えられたのは、教頭と野球部の元副部長。 訴状などによると、元部員は幼児の時に発達障害と診断された。中学時代に野球で活躍し、今年4月、スポーツ特待生として同高に入学し、野球部に入った。 しかし、入部後、間もなく、他の部員や副部長から暴言や暴力を受け、教頭はいじめの報告を受けても放置したとしている。 両親は学校の対応への反発から授業料を払わず、元部員は10月末、除籍処分となったという。 訴えに対し、同高は「両親の報告を受け、いじめの有無を調査したが、確認できなかった。詳細については、訴状が届いていないのでコメントできない」としている。(2012年12月2日 読売新聞) 特待生で入学、次男の高校もスポーツ推薦枠があり、高校からの入学はその枠だけだっただけに、どうもその一部の枠だけが浮き彫りになったり、目立ってしまう傾向があったようで、親御さんもかなり神経を擦り減らしていたように次男の当時の話を思い返して、感じます。 しかし、入学を認めた以上、分け隔てなく成長を見守るのが鉄則。 この場合は、どこでどう拗れてしまったのか、すっかり信頼関係が途切れてしまったのが、残念な結果をもたらしてしまったのでしょうね。 週明け、昨夜からしとしと雨。 今日は肌寒い雨模様の一日になりそうです。 昨日のサプライズ、裕大、やっと母校の附属の友愛寮に空が出て、入れることに・・。 でも、全てはここからですね。 本人に自覚を持たせ、一つずつ丁寧に、自立の手立てを仕向けなくては・・。 と思っています。 冬休み真近、12月の始まりです。
2012.12.03
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堀北真希 中居と対決 TBS系来年1・6「ATARUスペシャル」 女優・堀北真希(24)が新境地に挑む。 TBS系で来年1月6日午後7時から4時間にわたり放送されるドラマ「ATARUスペシャル~ニューヨークからの挑戦状!!~」で、主演するSMAPの中居正広(40)のライバルを演じることが、28日分かった。 主人公の"チョコザイ"ことアタルと同じ、自閉症などの障害とともに特殊能力を持つ「サヴァン症候群」の女性という難役だ。 主演したNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」以来初のドラマ出演となる堀北は、今年4月期に高視聴率を記録した連ドラ「ATARU」の大ファンだったという。 「キャラクターが濃くて個性豊かで、いろんな伏線がすごく好きで、毎週楽しみに見てました。続編も個人的にとても楽しみだし、出演させていただけるのは本当に光栄です」と興奮気味に語った。 堀北演じる「マドカ」は、かつてアタルとともにFBIの訓練を受けていた過去があり、連続殺人事件の謎に挑むアタルと同門対決を繰り広げる。 容疑者になるアタルの弟役は岡田将生(23)。 AKB48の今年の「じゃんけん選抜」1位になった"ぱるる"こと島崎遥香(18)が、警視庁鑑識課の捜査員を演じる。 連ドラでは10月にAKB48の活動辞退を発表した光宗薫(19)も捜査員役だったが、本作は出演せず、同僚だが他の仕事で出張中という設定になっている。 堀北が登場するのは午後9時からの第2部。[中日スポーツ] 以前にも前触れがありアップしていたこのドラマ、ライバル役が気になっていましたが、どうやら堀北真希さんが抜擢されたようです。 いつも、その役柄を無難にこなす彼女だけに、今回の番組も楽しみなところです。 色々な役に取り組んでいる堀北さん、 まだ24歳なんですね。 24歳、当時の自分と比べても、「お嫁さんにしたい女優さんNo.1」という人気も納得できるような気がします。 いよいよ月末、明日から師走ですね。裕大は今日は、移動支援でカラオケです。
2012.11.30
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「弘済学園 わたしたちが創る展」 12月3日から7日まで開催 財団法人鉄道弘済会が運営する総合福祉センター「弘済学園」(知的障害・自閉症児者施設)は、12月3日から7日まで、JR東京駅丸の内北口地下「動輪の広場」内特設会場で「弘済学園 わたしたちが創る展」を開催する。 今回で50回目となる同展に展示される作品は、弘済学園の利用者が作業学習に取り組むことを通して自己の可能性への自信を得て、成長していくことを目的に作られたもの。 織物(敷物、壁飾り)や木彫り(ティッシュボックス、写真立て)、タイルモザイクなどを展示するほか、療育支援のノウハウを生かした相談会も実施する。 開催時間は午前11時から午後7時45分。 3日午前10時45分からのオープニングセレモニーには、俳優の舘ひろしが登場する。 問い合わせは鉄道弘済会 社会福祉部福祉課(電)03・5276・0323。[zakzak] 毎年、大々的に展示イベントを行っている弘済学園、以前にも展示会のアップをしたこともありますが、鉄道弘済会が運営しているだけあって、こうした東京駅という公共の場を利用しての展示は、たまたま出張や旅の合間にも立ち寄れていい試みですね。 舘ひろしさんも登場されるとのこと、なんとか時間を工面して行けるといいのですが・・。 日々、肌寒く感じる寒さ、今日辺りから、本格的に冬本番となりそうです。 裕大は、週末は母校でクリスマス会。 翌週には、ピアノの発表会も控えています。 体調を崩さぬよう、健康管理、必須ですね。
2012.11.28
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夫は退職強要された シヤープ 何度も面談 妻証言 昼休みにメール... 「まともな仕事がないよだって」違法行為正すのは政治の責任 9日まで約2000人の「希望退職」を募っていたシャープ。40代の男性社員はその数日前、上司から6回目の面談を受け、改めて「辞めません」と答えました。その妻が寡黙な夫に代わり、「これは退職強要です」と証言しました。 10月初め、昼休み中の夫からメールが届きました。「部長さんに呼ばれて肩トントン(戦力外通告)されちゃったよ。どないしょ」。なぜ夫がと驚き、返信できませんでした。後日、その面談は前日にあり、丸1日悩んでメールを送ってきたと知りました。 夫は高卒後に入社し、2交代の製造現場で働き続けて約30年。会社に盾突くこともなく、単身赴任にも応じました。 早期退職の意思が確認される2回目の面談の日、夫は帰宅すると、「『辞めません』と言ってきたぞ」と報告しました。これで面談は終わる、と思っていました。 しかし、10月末に3回目の面談があり、「やっぱり辞めなあかんみたい」と弱気になったような夫のメール。それでも、募集直前の4回目の面談で「辞めません」と答え、今度こそ「もう面談はないだろう」と安心していました。 しかし、募集期間に入っても、面談は2回、連続しました。上司に「まともな仕事はない」などと脅されもしました。 同社は1日、2年連続の巨額赤字との見通しを発表。これが応募を促進させたようで、募集期限は5日間、前倒しされました。 賃金は10月から7%のカット。夫は、昼だけの勤務にされて深夜などの諸手当もなくなり、手取りは約15万円(生命保険の天引き後)に半減しました。一時金は3分の1に激減し、自宅のローン返済に足りません。 厳しい生活まで強いられ、夫婦で迷いました。「早期退職に応じて(退職金で)ローンを完済する。次の仕事が見つからなくても2年間は何とかなる」と見積もる夫。妻も「2年間は今より楽になれる。でも、その先がない」と悩みました。 長男は自閉症です。介助が必要で、風呂は夫が毎日、入れています。長男の就職先はまだ決まっていません。 最初の面談の後、妻は「耐えられず、体を壊すようなら早期退職に応じてもいいよ」と心配しました。夫は「わかった。大丈夫」と答えました。 以降、夫の食事の量を観察し、眠れているかどうかは、いびきを聞いて点検。帰宅時間も確認していました。 自閉症の長男は変化に敏感なため、「私が落ち込むことはできません」。 引き続き、退職に追い込む異職種や遠隔地への配転なども予想され、安心はできませんと話しています。 電機・情報産業の大リストラを国会で取りあげて、「違法行為を政治の責任でただせ」と要求しているのが日本共産党です。 志位和夫委員長は13日の衆院予算委員会で、電機の職場で繰り返し強要されている個人面談について、1980年7月の最高裁判例にてらしても違法な退職強要だと指摘しました。判例はこうのべています。 「ことさらに多数回、長期にわたる退職勧奨は、いたずらに被勧奨者の不安感を増し、不当に退職を強要する結果となる可能性が高く、退職勧奨は、被勧奨者の家庭の状況、名誉感情等に十分配慮すべきであり、勧奨者の数、優遇措置の有無等を総合的に勘案し、全体として被勧奨者の自由な意思決定が妨げられる状況であった場合には、当該退職勧奨行為は違法な権利侵害となる」 志位氏はまた、「人減らしのリストラでは、日本の電機・情報産業の『復活』は決してあり得ない」として次のようにのべました。 「日本の電機・情報産業は、深刻な衰退の危機にあります。...なぜここまで衰退したのか。私は、その大きな原因は、ごく目先の利益だけを追い求め、企業にとって命である人間をどんどん切り捨ててきたことにあるのではないかと思います。NECは、株主への配当を復活させるために、1万人の人間を切り捨てると言っています。こういうやり方に未来はあるのか。こういう経営姿勢こそが、電機・情報産業の命である創造的な技術開発の力を奪っていったのではないでしょうか」 [赤旗] 早期退職希望者が多かったのには、こういう背景があったのですね。 地道に企業の為に懸命に尽くしてきた人材を、機械的に排除する動きは世界的にも行われていますが、前もって危機を予知するのも企業の義務であり、採用するからには、それだけの器を準備して欲しいものです。 これから社会に出る次男の世代に、こういう影響が出ないよう、改善を願うばかりです。 裕大、昨日は宿泊支援、今日は祝日ですが、午後から移動支援でカラオケです。
2012.11.23
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60万市民の針路(2)子育て 天文館のビルの2階、ポンポンや画用紙で作ったクリスマスツリーで飾られた階段を上ると、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてくる。 年中無休・24時間保育の「アイアイチャイルド保育センター」。認可外の保育所で、0歳児から入所でき、現在53人が通う。 「ここがなかったら仕事を続けられなかったかもしれない」。 天文館で化粧品販売員をしている有馬さゆりさん(33)は2歳の長女夕愛(ゆ・あ)ちゃんを、3カ月のときから預けている。 勤続12年。育児休暇も取れたが、「仕事を長く続けたいから早く復帰したい」と、子どもを預けることにした。 帰りが夜9時を回ることもある。 「職場に近く、自宅からも通える所を探した。認可保育所だと、延長保育でも迎えに行く時間が間に合わなかった」 市内には、深夜にも子どもを預けられる24時間保育所が8カ所あるが、すべて認可外。 認可を受けるには、外で遊ばせるための園庭などが必要だが、施設基準を満たすのは難しい。 アイアイチャイルドでは運動会や節分の豆まき、英語教室のほか、おはら祭にも参加する。 「園庭はないが、十分体力もついた。認可保育所と何が違うの」と2人の子を預ける鍋倉香織さん(33)は話す。 認可保育所は午前7時~午後6時が多く、延長保育も最長4時間で、夜間保育や一時保育に柔軟に対応できない場合もある。 アイアイチャイルドの塩河比登司理事長は「飲食店の多い天文館は夜がんばっているお母さんも多い。24時間保育は絶対に必要」。 だが、市は「昼間の保育所の待機児童対策が喫緊の課題で、夜間の保育ニーズまではつかんでいない」という。 認可外は、運営費を国と市が賄う認可保育所より保育料が割高とされる。市子育て支援推進課によると、2010年度の認可外の保育料は、認可保育所より平均1万2千円高かった。 市は認可外保育所に、月1万4300円、子ども1人あたり2100円を補助している。 アイアイチャイルドは入園料3千円、月謝2万5千円。 塩河理事長は「負担をなるべくなくしたいが、保育料を下げるにも限度がある。市がもっと補助をしてくれるとありがたい」と話した。 ◇ 竹之内健慎君(6)は市内の民間の児童発達支援事業所に週3日通う。他者との意思疎通が難しく、こだわりの強さが特徴の自閉症スペクトラム障害。発達障害や肢体不自由、ダウン症などの子どもたちとともに療育を受けている。 2歳8カ月から通い始めた。発語はほとんどできなかったが、ほどなく単語を話せるようになり、姉の愛理ちゃん(8)が小学生になるころには「お姉ちゃん」と呼ぶようになった。それまでは「姉」ということが理解できなかった。母明子さん(36)にとって一つひとつの成長がうれしい。それだけに「毎日通えたらいいのに」と惜しむ。 市障害福祉課によると、市内には障害児の民間の療育施設が37カ所あるが、7月現在で定員437人に対し登録者は1268人。子どもたちは代わる代わる療育を受けており、1人の子どもを毎日受け入れるのは難しい。そのため、公立の療育施設の設置を求める声は少なくない。 昨春、宮崎市から引っ越してきた大石知子さん(36)もその一人。自閉症の長女咲空(さく・ら)ちゃん(6)のために毎日通える施設を探したが、断られた。 宮崎では毎日、朝から夕方まで通える市立の施設があった。「発達障害は言葉の意味が理解できなかったり、環境の変化に敏感だったりする。毎日繰り返して体で覚えないと生活習慣が身につかない。健常児は毎日通える場所があるのに、障害があると通えないのはおかしい」 さらに、8月末の段階で市内の療育施設で看護師が常勤するのは二つしかない。 福元久美子さん(38)は、知的障害のある長女陽妃(はる・ひ)ちゃん(6)が、3歳ごろからてんかんの発作が出てきたため、看護師のいる施設に通わせている。 「発作はいつ出るかわからないので、看護師さんがいれば安心できる。子ども同士の触れ合いも大事なのに、市内には重い障害がある子を預かってくれる施設がほとんどない」 「鹿児島市に公立の子育て・発達支援センターをつくる市民の会」の東嘉子会長(48)は、保護者が子どもを連れて何カ所も駆け回らなくてもすみ、一貫した支援を受けられるように障害児の相談・医療・訓練・療育などが1カ所でできる施設の設置を市に求める。 8年前から市議会に出し続けている陳情は、議員の任期満了で2度廃案になった。現在も、市内に県こども総合療育センターがあるといった理由で継続審議のままだ。 県の療育センターは診療やリハビリはできるが、通園ができない。 ダウン症の次男真也さん(14)はもう中学生。「小さいときにいろんな専門的な支援を受けたかった。なぜこんなに時間がかかるのか」[朝日デジタル] 少子化でも、減らない保育園の待機児童。 まして、障害があるとなると、民間でも、受け入れられる枠が決まっているので、働くお母さんには辛い現実ですが、ここまで、体制が改良され、無認可でも、一ヶ月の負担が抑えられている保育所ができているんですね。 全ては、必要性から始まる取り組み、やはり親が声を上げていかないと、なのでしょうね。 朝晩寒くても、日中はぽかぽか。温かい陽射しが嬉しいですね。 長男、やっと体調も整い、昨日は、工賃日でした。 一ヶ月、ご苦労様。
2012.11.21
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発達障害の若者 体癒やす料理店...大阪 発達障害の人たちが働く、こだわりの料理店が大阪市城東区中央にオープンした。 障害の特性が理解されにくく、社会で孤立しがちな若者らが、厳選した卵や野菜を使った「健康メニュー」で、地域にアピールしており、自らお薦めの一品を考案するスタッフも。 運営する社会福祉法人は「これまでのように受け身ではなく、障害者が積極的に地域貢献できる店になれば」と期待している。 社会福祉法人「そうそうの杜(もり)」(城東区)が、先月9日にオープンさせた「発酵薬膳料理 Kawasemi」。 発達障害の人らを支援する同法人の幹部が訪れた奈良市の料理店で、殻ごとぬか漬けした生卵があるのを知り、「この食材を使って、地域住民とつながることができないか」と出店を決めた。 現在、店では支援を受ける20~30歳代の男女4人が、調理や接客に汗を流す。 売りは、塩分ゼロのぬかに漬けた「発酵卵」を使い、魚や肉料理のおかず、汁物を添えた「卵かけごはん膳」(1000円)。 玄米ご飯を使った「オムライス」(同)も人気を集めている。 各料理には、有機野菜が使われており、東日本大震災の被災地支援の思いから、宮城県南三陸町のハーブを使った「薬膳カレー」(同)もある。 内装は柱や梁(はり)が落ち着いた色合いで、癒やし空間となるように工夫されている。 汁物の味付けなどを担当する西野真梨恵さん(24)は、酒かすと豆乳を使ったヨーグルトを考案し、デザートとして採用された。 西野さんは「最初は初の飲食の仕事で戸惑ったけど、今は毎日が充実している」と話す。 同法人は区内で障害者作業所や居宅介護事業所など約30か所の施設を運営する。 副理事長の吉見あづささん(44)は 「おいしいと喜んでもらえることが、みんなのやりがいにつながっている。今後さらに、障害のある人と地域がつながる場になってほしい」と話している。 営業は平日の午前11時45分~午後6時。土、日曜、祝日は休業。問い合わせは同店(06・6935・1111)へ。 ◇発達障害 自閉症やアスペルガー症候群などの「広汎性発達障害」や、集中力が続きにくい「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、「学習障害(LD)」などがある。 障害の程度に個人差が大きく、就職後に自身の障害に気付く人もおり、職場の人間関係がうまく築けず、離職に追い込まれるケースが少なくない。2005年施行の発達障害者支援法によって、各自治体で就労支援が進められている。(2012年11月19日 読売新聞) 食から元気を、我々も毎日の三食の食事が、日々のエネルギー源、こういうお店が、全国に展開するといいですね。 大阪には、天満に、ブログでお知り合いになった、skeさんのカレーのお店もあります。 関西の皆さん、是非、ご贔屓に・・。 週明け、小雨の降る東京。 気温も上がらず、肌寒く、手も凍える程でした。 末っ子、試験前だったので、昨日は夕方、裕大とちょっと外出。 気分転換になったようです。
2012.11.19
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"球技が苦手・字の形が覚えにくい、図形が苦手などを改善" レデックス、視覚トレーニング・ツールを発売 レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表:五藤 博義)は、『ビジョントレーニングII』を2012年11月6日から発売します。 字を読むのが遅い、地図が読めない等「見る力」に起因する苦手や、発達障害の中でも支援方法が確立していない学習障害(LD)を改善する新しいトレーニング・ツールです。 視覚機能改善の第一人者、北出 勝也 氏と、カリスマ教育者 高濱 正伸 氏(花まる学習会)の原案・監修です。映画監督スティーブン・スピルバーグ 氏が告白し話題になったディスレクシア(読字障害)は、学習障害の典型例です。 自閉症や注意欠如多動性障害(ADHD)の支援が一定の効果を上げるようになってきたのに対し、学習障害は日本では有効な方法がありませんでした。 視覚機能改善研究の先進国、米国でその資格(ドクター・オブ・オプトメトリー)を取得した北出氏は、学習障害の改善やスポーツ選手の視覚機能のトレーニングで成果を上げてきました。 その最先端のノウハウを盛り込み、自宅でのトレーニングを可能にしたのが『ビジョントレーニングII』です。【商品概要】名称 :『ビジョントレーニングII』対応機種: Windows 8、7、Vista、XP MacOS X(10.5 ~)価格 : 6,300円(税込)→【発売記念特価】4,800円(税込) 11月末日まで対象 : 5歳~大人入手方法: レデックスオンラインストア、全国のパソコン販売店、書店等URL : http://www.ledex.co.jp/products/vt001[japan internet com.] ネット社会が進み、手軽に学習できる材料が、益々増えてきていますね。 有効的に利用しつつ、向上心が図れればいいですね。 体調万全でもないようですが、生真面目な長男、出所したものの、昨日はやはり午前中は、トイレにいたようです。 お昼頃に看護士から連絡で、様子を報せていただきましたが、年齢的にもそろそろ自己管理も必要な年頃。 不調なら休むように伝えて頂きたいと、昨日は、敢えて迎えに行かずに、午後はそれでも、復活して作業をしていたようです。 親は、いつも、いつまでも、側には居られません。 酷なようだけど、昨日は心を鬼にして、本人の自己管理に対する意識を高めてみようと思いました。 帰りも徒歩で帰宅。 夕飯も、しっかりと完食し、入浴し、落ち着いたようです。 サイクルをなるべく崩さぬよう、 本人の健康を第一に、元のペースに戻せるように、と思っています。
2012.11.16
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市と溝 現場医師指摘 児童心療センター ■札幌市児童心療センター 大量退職の背景 札幌市児童心療センター(札幌市豊平区)の常勤医師5人のうち4人が退職するため、来年度の機能維持が危ぶまれている問題で、札幌市議会は13日の厚生委員会で市側の対応をただした。 退職の背景として事務方と現場医師との対立が浮かび上がり、市は「反省点はある」とし、今後の運営方法を検討する場を設けると表明した。 同センターは発達障害や自閉症などの子どもを受け入れる道内の中核施設。現在47人が入院し、1日平均63人が外来に訪れる。病院機能の維持には最低3人の常勤医が必要とされる。 厚生委で市側は、後任医師について「1、2名可能性があるが、確実にめどがついた段階ではない」と答弁。 5人態勢の維持は難しいため、可能な患者には退院や転院を促すほか、来年から新たな患者は急患などを除き受け付けない方針を示した。 続いて、今年度末に退職予定の黒川新二児童精神科部長が問題の背景を説明した。 センターの前身は市立札幌病院静療院で、今春、成人部門が切り離された。 2014年春に発達医療センターと統合し、障害者関係など4施設も移転してきて複合施設となる予定だ。 この過程で、複合施設のあり方について事務方が現場医師の意見を十分に聞かないなど様々な対立があったという。 センター所長に現場の医師が就かず、事務方の医務監が兼務したことなど、運営をめぐる考え方の違いにも不満が募った。 さらに、子どもの時に来院した患者が成人後も入院・通院している問題も抱えていた。 黒川部長が8月、成人向けの診療所を開くため退職の意向を示したところ、若手医師3人も行政や黒川部長への不信感などから退職を決めたという。 市議からは「こういう議論が今頃なされるのは無責任」「保護者が心配している。ちゃんと説明してほしい」などと厳しい指摘が出た。 「保護者も高齢化しており、無理に退院させないように」とも求めた。 加藤敏彦保健福祉局長は「風通しの良い施設づくりができなかったのは反省点だ」などと答弁。 患者側も含めて、センターの運営方法を検討する場を今年度中に設け、来秋をめどに結論を出すとした。 センターをめぐっては、12月1日午後1時から北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟2階8番教室で、緊急集会が開かれる。 間宮正幸北海道大学教授(教育臨床心理学)らが呼びかけ人で、医療や福祉の関係者らが今後の展望や市への要望などを話し合う。(朝日デジタル) 病院や一つの体制作りを重んじる場所内での対立は、大変残念ですが、裕大の事業所でも感じていました。 例えば、移動支援での交通費支給についても、現地までのお迎え、移動に掛かったものは、今まで保護者が負担していたんですが、担当者が変わると、何かしら波紋が・・・。 運営・運用の実費などの細かい取り決めが、きちんと行政段階でされていないのか、最近、特に感じることが多いです。 昨日も、裕大、不調で、作業所を早退。 午後に、通院しましたが、やはり、普通の救急病院でも、自閉症だからか、治療には戸惑ったのか、末っ子の時は、点滴をして頂いていたのに、お腹をちょっと触るだけで、薬を処方されて診察は2分で終わりでした。 自閉症者の緊急診察、まだまだ序の口だと残念でした。 体力のある息子なので、なんとか自力でデトックス。 嘔吐・下痢は、数時間後に治まり、夕食も完食していました・・・。 ラグビーで鍛えられた巨体もあるけど、生まれ持った、豪の虎の強い運を感じた母でした。
2012.11.15
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3歳女児殺害で被告控訴 発達障害の関連「判断を」 熊本市で昨年3月、スーパーで清水心ちゃん=当時(3)=を殺害したとして、殺人などの罪に問われた元大学生、山口芳寛被告(21)は9日までに、無期懲役とした熊本地裁の裁判員裁判判決を不服として福岡高裁に控訴した。8日付。 高木絹子弁護士は「山口被告は事実認定や、発達障害が全く関係ないと認定されたことについて、控訴審の判断を仰ぎたいとの気持ちを述べていた」とするコメントを出した。 一審で弁護側は殺意を否定したが、判決は解剖医の証言を基に「意図的に首に強い圧迫が加えられた可能性が高い」と認定。 発達障害は「関連性がない」とした。 判決によると、山口被告は昨年3月3日午後7時半すぎ、熊本市北区高平のスーパーの多目的トイレで心ちゃんの首を絞めて殺害。 同8時ごろ、約1・3キロ離れた排水路に遺体を遺棄した。[産経] 関連ニュース元大学生が殺意否認 3歳女児殺害事件で初公判 熊本地裁の裁判員裁判 「娘の悔しさ訴えたい」 熊本の3歳女児殺害事件で両親会見「家族の太陽だった」 とても残忍なこの事件にも、「発達障害」が絡んでいるとは、思ってもいませんでした。 ただ、「発達障害は関連性がない」という判決に敢えて、「発達障害」を楯に控訴するとは、 なんともやりきれないことです。 実家が離れていると、不幸があっても全く変わりない日々が過ぎていきます。 それも、日常なのでしょうが、長男が夕方、掛けてくれる曲に、色々な思いがつのってきます。 日曜に、大井で暮らす義母を訪ね、義父の一周忌のご挨拶をしてきました。 亡くなってまもなく一年。 この一年、すっかり縁遠くしておりましたが、父を看取り、また義母との時間も復活しております。 夫には兄がおり、やはり二人のお子さんがいます。 一人は、長女、まだ私が結婚する前から、義実家で、よく遊んでいました。 下には、裕大と同い年の長男。 義母曰く、 「孫達は、皆優しく、いい子に育っている。」 障害のある裕大のことを、気に掛けながらも、ふと、私を気遣ってか、そんな一言を投げ掛けてくれました。 障害の有無に関わらず、愛情たっぷり注がれて育てば、どの子も、心優しい大人になる。 そういう「心」を大切に、育みたいですね。
2012.11.13
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知的障がいの半数は遺伝ではなく遺伝子の突然変異が原因 知的障がいの原因の半分は遺伝子の突然変異によるもの 新しい研究結果によると、重症の知的障がい者のうち半分以上は非規則的な突然変異による遺伝子の欠陥によるものであり、親からの遺伝的障害ではないということが発見された。 51人の子供とその親の遺伝子を調査 研究者たちはこの研究のために51人の子供とその親の遺伝子構造を調べた。 その結果、55%以上のケースにおいて、障害に関係する欠陥遺伝子を親が持っているという事実は発見されなかった。 この研究に携わった専門家の1人であり、チューリッヒの遺伝子医学研究所の所長でもあるアニタ・ライヒ氏は以下のように述べた。 「このヨーロッパの研究結果は、知的障がいのある子供を持ち、次の子供にも同じように遺伝されてしまうのではないか、と恐れている親に希望を与えた。」 同じ障がいを持つ次の子供を持つ可能性は通常8%であるが、もし親たちが無秩序に起こる遺伝子の突然変異が原因であることを知れば、その確率は大きく下がるであろうと見ている。 また、研究により自閉症と遺伝子変異の関係に関する新事実が発見されたが、それによると、年配の男性が父親の場合、遺伝子突然変異によって自閉症を持つ子どもが生まれる可能性がより高いというものだ。 より緻密な研究も必要 ベルリンにあるマックス・プランク遺伝子細胞研究所所長のハンス・ヒルガー・ロパース氏は、この研究には携わってはいないが以下のように述べた。「基本的に科学的根拠があるように見えるが、血縁関係にある両親の子供は省かれているため無秩序な変異に関してこの結果は偏向している。血縁関係の結婚がより通常に行われている地方の調査も含まれたより大きな研究が行われるべきである。そうすれば結果は違うであろう。」 とはいえ、この研究は確実に2%は知的障がい児が出生する原因を説明するのに有用だ。多くの知的障がいが遺伝なら、障がいを抱える子を持つ親は次の子供を持つことを避ける傾向がある。ロパース氏はこう続ける。「知的障がいを抱える人が子供を持つケースは少なく、遺伝子の欠損による知的障がい者の発生は時間と共に減少すると予想される。これに関する証拠は無いが、遺伝子の欠陥による知的障がいはその都度突然変異で補われると思われる。」 ▼外部リンクランセット誌 サイトhttp://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2961480-9/fulltext[QLifePro] 新研究が進むにつれて、今まで解明されていなかった常に母親や両親が抱える一抹の不安は、解消されますね。 大切な命、愛情たっぷり捧げて、社会に送り出したいものです。 週明け、どんより曇り空の東京。 相変わらず、天気に関係なく、元気に登所した長男です。 めっきり冬めいて、厚手のオーバーが必要になってきましたね。
2012.11.12
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バイオリンコンサート:広汎性発達障害のプロ音楽家・広沢大介さん、9日大阪市で /大阪 広汎性発達障害を持つバイオリニスト、広沢大介さん(31)=大阪市住之江区=の定期コンサートが9日午後6時半から、大阪市中央区大手前1のドーンセンターホールで開かれる。 広沢さんは7歳からバイオリンを始め、01年にポーランドで開かれた障害者のための国際音楽祭で特別賞を受賞した。 06年からプロ宣言し、介護施設で働く傍ら、小中学校や福祉施設などで演奏活動を続けている。 定期コンサートは今年で7回目。 演奏曲はモーツァルトの「ピアノとバイオリンのためのソナタKV304」、クライスラーの「プレリュードとアレグロ」など。 開場は9日午後5時半。参加協力券2000円。問い合わせは広沢大介ファンクラブ事務局(0745・62・5055)。【毎日】 障害を持ちながら、自ら介護施設で働きがてら、音楽活動を通してファンクラブまで持つとは、素晴らしいことですね。 晩秋の夕べ、近ければ息子と聴きに行きたいほどです。 週明け、どんより冷え込んだ朝の東京。お天気はゆっくり下り坂です。 風邪も流行りだしていますね。 規則正しい生活習慣、送りたいものです。 近々、駅近くに北海道の名産店「なんもなんも」がオープンします。 ちょっと 楽しみです。
2012.11.05
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高みへチーム率い10年 県立香川丸亀養護学校(丸亀市飯野町東分)の教諭が、知的障害のある卒業生のための陸上チームをつくって10年目を迎えた。 「選手の笑顔に元気をもらえる」と、手弁当で寄り添い続けている。 「ファイト!」 午後8時過ぎ。綾川町陶の町総合運動公園で、ストップウオッチを手に丸亀養護学校教諭の香川昌久さん(44)が声を張りあげた。 8人の選手が、照明に照らされたトラックを駆けている。 知的障害のある選手らが集まる「Team香川」。丸亀養護学校の生徒や卒業生を中心に、小学生から31歳までの36人が所属する。平日の夜2回と、日曜の午前中に練習している。 「速いぞ!」「遅い!」「今のはよかった」。走り終えた選手たちに香川さんは、シンプルな言葉をかける。「タイムだけを数字で伝えるよりも、よく理解してもらえるんです」と香川さん。 試行錯誤の末にたどり着いた指導法だ。 香川さんの視線の先に、黙々とトラックを駆ける長身の選手がいた。綾川町の桑島裕幸さん(28)。 自閉症の桑島さんは、昼間は綾川町ふれあい運動公園の職員として働いている。 2人の出会いは12年前。 香川さんが監督を務める駅伝チームに、高等部に進学した桑島さんが1年生で参加。 県内5校の養護学校対抗の大会で桑島さんはいきなり区間賞を獲得し、チームも優勝を果たした。 「もっと高みを見せてあげたい」。そう香川さんは思った。 ところが当時、丸亀養護学校に陸上部はなかった。 駅伝チームの監督を務めた香川さんも、実は元高校球児。 県立高松西高校在学中には春の選抜大会に出場したこともあったが、陸上は畑違いだった。 そこで香川さんは、体育大学時代の後輩に相談したり、陸上関係の雑誌を読みあさったりして指導方法を勉強した。 春休みには千葉県まで赴き、専門家の助言を受けた。 香川さんの指導の下、桑島さんは2年生で、知的障害者の陸上競技大会では最高峰とされる「日本ID(知的障害)陸上競技選手権」の5千メートルで2位に入った。 2003年春、桑島さんに卒業後も陸上を続けてもらうためにと始めたのが、今のTeam香川だ。 選手から会費はとらず、香川さんはボランティアで指導をしている。練習場所は、無料で使える公園だ。 その後も桑島さんは大会で好成績を収めてきた。ID陸上で、04年に800メートルで、05年に1500メートルでそれぞれ1位に輝いた。 Team香川には、うわさを聞きつけた選手が県内各地から集まる。 5年前から参加する高松市の西森卓真さん(22)は、10年のID陸上の100メートルで3連覇を達成した。 香川さんは「大きな大会で成果を出して選手と一緒に達成感を味わう、その一瞬のために頑張っています」と話した。(朝日) 20代の男性なら、まだまだ力を持て余している。 裕大も、普段の散策、週末の母校の練習参加以外に、もう一つ平日にできるスポーツを模索しています。 発散し切れないエネルギー、どうして燃焼していけばいいのか、昨日は、先日私の行きつけのクリニックで行った裕大の血液検査の結果の元、主治医からもあれこれと提案、色々と考えさせられました。 身近にできる、こういう(「チーム香川」)は走りこみの集いがあると、参加しやすくていいなぁ、と思いますが、なかなか探しても、あるものでもなく、こういう場があるって、実にありがたく、貴重なことだと思います。 今日は、ハロウイン。仮装大会の一夜、賑やかになりそうですね・・。
2012.10.31
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発達障害者に就業体験 高校段階の発達障害者を対象とした全国初の特別支援学校が、徳島県小松島市に開校し、1期生27人が社会的自立を目指して就業体験に励んでいる。 同校は県立みなと高等学園。 病弱または知的障害を伴う発達障害者を受け入れる。 高校は入試によって一定の学力以上の生徒が進むことを想定しており、発達障害者への個別支援は手薄になりやすい。 このため、発達障害の子を持つ親が、就労に向けた専門的な支援を要望したのを受けて、県が今春開校した。 周囲とコミュニケーションを取るのが苦手な生徒が多いため、1学級を最大8人に抑制。 生徒ごとに「教育支援計画」を作り、指導にあたる。 力を入れているのが、職場で協調しながら働けるようになるための就業体験。 5月から、生徒が交代で飲食物を売る実習に取り組んでいる。 「いらっしゃいませ」「レジへどうぞ。おはしは要りますか」。 9月下旬の昼休み、エプロン姿の生徒たちが、弁当や飲み物を買いに来た教師や生徒に笑顔で応対した。 商品陳列や収支計算も行うため、西條翔吾君(16)は「実践的で勉強になる」と話す。 冨樫敏彦校長(57)は「生徒は徐々にあいさつできるようになってきた」と喜ぶ。 来月、近くの介護施設などで、初の校外実習に挑む予定だ。 同校と共同研究する橋本和明・花園大学教授(臨床心理学)は「現場の教師と一緒に指導法などの体系化を図り、全国に発信したい」と意気込む。 文部科学省は「みなと高等学園によって、支援の仕方がまた一つ広がった。各自治体でも工夫して進めてほしい」と話している。(読売・徳島支局) 文部科学省が推奨するみなと高等学園、ホームページを見ても、羨ましい程に恵まれた施設です。 何より必要性を重んじての設立に受け入れが、より良い支援にも繋がりそうですね。 昨日は、あったかまつり、ちょっとだけ覗いて来ました。 作業所では、併設するレストラン「七福」だけが営業していて、裕大も、担当の職員と一緒に昼食をここで食べたようです。 多分、ここで食事したのは、本人は始めてかも、です。 いつもはない、カレーのメニューを用意して頂いたようで、有難く思いました。 着いた頃には、既に裕大は割り当ての業務を終了し、帰路へ。 七福の店頭販売、普段食材に使っている、身体に良い、調理済みの材料を購入。 弟達にも、プリンやケーキを買って帰りました。 今年は、地域の体制が整い、母も初めて、お客様として訪問でき、裕大も安心して楽しめたようで良かったです。 今日はお天気、下り坂ですが、裕大、終日、母校での練習に参加します。
2012.10.28
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ヘルパー:ブラジル女性が奮闘 派遣切り、乗り越え資格--出雲 /島根 脳性まひや自閉症といった子どもを支援する出雲市内の児童福祉施設で、1人のブラジル人女性が奮闘している。 4年前、出稼ぎで来日したものの、経済危機のため10カ月で失職。 専門職を得るためホームヘルパー2級を取得し、働く場所をつかみ取った。 「人の役に立つ仕事ができて気持ちが良い」。 苦境に負けることなく、笑顔を見せる。 常田・ミシェリ・ドゥポントさん(32)。7月から「CSいずも放課後等デイサービス知井宮事業所」(同市知井宮町)でスタッフとして働いた。 養護学校などに通う小学生から高校生までの15人が利用しており、ミシェリさんは子どもの送迎や絵本の読み聞かせなどを担当。スタッフ唯一の外国人だ。 08年2月、日系ブラジル2世の夫と来日したミシェリさんは、出雲市内の電子部品工場で派遣社員として働き始めた。 だが同年12月、世界的不況で夫と共に派遣切りに遭った。 ミシェリさんはへこたれなかった。 8カ月間の職業訓練プログラムに参加し、ヘルパー2級の取得を目指した。 本格的な日本語のレッスンも始め、読み書きを必死で学んだ。 景気回復に伴い、夫たち周囲のブラジル人は派遣の世界に戻っていったが、ミシェリさんは戻らなかった。 昨夏まで1年余り、市内の高齢者介護施設に勤務して経験を積んだ。 その後、障害のある子どもを支援するNPOが運営する系列の児童福祉施設で働いた。 ミシェリさんは、子どもとの会話はすべて日本語でできるようになった。 日本食も気に入っている。 今月に入り、一時休養しているが、来年から再び職場復帰する意向だ。 「日本にはずっといるつもり」。すっかり愛着がわいてきた。[毎日] 最近は、語学学校でも、日本で暮らす外国人が、懸命に教授に携わっています。 海外渡航、入国と海外との関わりも密になり、今後は介護や障害児教育にも、外国人が多く携わってくる時代に入ってくるのでしょうね。 異文化・言葉を越えての愛、愛と情熱は、何よりも勝りますね。 今日は作業所の工賃日です。 わたがしさんのご主人の展示会が始まっています。 今回は、銀座、秋のお買い物がてら、覗いてみたいですね。 【催事情報】10/18~10/23 松屋銀座 8階イベントスクエア「粋な和モノ市」
2012.10.19
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発達障害者の会合 地域活動支援センター「いなほ」を運営している一般社団法人みのりの里は10月19日(金)、「横浜 発達障害をもつ人の明日を考える会」を開催する。無料。 同施設は精神、知的、発達障害などを持った人々の通所型作業所。 今回の会合は自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害を持つ人を対象として、お互いの就労や対人関係などの悩みや夢などについて話し合い、共有することを目的に開催される。 興味関心のある人の参加も可能。 同施設の小野義浩所長(=今号人物風土記)は「市内でこういった会合は意外と少ない。定期的に開催して、当事者の活動を応援したい」と話している。 集合場所は「ギャラリーこうなん」(港南中央通14の11)。参加希望者は当日直接会場へ。午後4時30分から6時まで。詳細・問合は同施設【電話】045・374・4572。 [タウンニュース・港北版] 勿論、息子の作業所でも、自治体があり、みんなで決め事をしたりする場はあっても、公に、大勢の中で悩みや夢を打ち明けたり、分かち合える場所ってなかなか無いものです。 常々、息子にも、こういう環境を探していて、障害ある故、執拗に繊細にデリケートでもあるので、例え、会話に参加できなくても、こういう場所があり、耳を傾けるだけでも、本人にとっても、新たな気付きや発見があるかもしれません。 こういう場の提供が、ごく自然に増えるといいと思います。 台風の影響か、肌寒い雨の東京です。 わたがしさんのご主人の展示会が始まっています。 今回は、銀座、秋のお買い物がてら、覗いてみたいですね。 【催事情報】10/18~10/23 松屋銀座 8階イベントスクエア「粋な和モノ市」
2012.10.18
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レクタス講演会「発達障害児の思春期~その理解と対応」(横浜) 10月20日 午前10時~11時半横浜市社会福祉センター・ホール(桜木町駅徒歩2分)有料(1500円)発達障害児やその家族への教育・生活上の支援などを行うNPO法人レクタス主催。講師は、長年米国で障害児教育の研究実践を積んでいる、コミュニケーション・セラピストのカニングハム久子さん(長崎純心大学客員教授、ニューヨーク在住)。 障害児が抱える思春期の問題をどのように乗り越えたらよいかについて話す。氏名・住所・電話番号を明記し、NPO法人レクタス・FAX045(921)4124、またはメールinfo@nporectus.comへ。[カナロコ] 何を隠そう、息子がアメリカで初めて診断を受けたのは、この カニングハム先生でした。 初めての育児、それも海外にて自閉症を発症していた息子。 暗中模索、八方塞の中で、入園したナーサリーで行われたスクリーニング。 やはり、特殊教育が必要だと、この先生への診断を仰ぐ訪問を勧められていました。 名前を呼んでも振り向かない、クレーン現象、一目見て「自閉症です」と。 まずは、障害名との遭遇でした。 講演会も数多く開かれています。 かなりご高齢になっても、まだまだ頑張って頂きたい、益々のご活躍を祈るばかりです。 【1000円以上送料無料】我、自閉症に生まれて/テンプル・グランディン/マーガレットM.スカリアノ/カニングハム久子【100円クーポン配布中!】 3000件目の日記です。 いつもありがとうございます。 今後も、宜しくお願い致します。
2012.10.10
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個性と成長感じてほしい 区内の作業所からなる「パサージュ・たま」運営委員会の委員長を務める 名古屋 洋一さん (麻生区在住 54歳 ) ○...区内の障害者団体や地域活動支援センターと連携し、多摩区役所で月に1回程度の販売会を行っている。 自らも登戸新町で機織の作業所の運営にあたり今年で14年になる。 色とりどりの綿糸を織り、ブックカバーや名刺入れを作成する過程を見守るのが日課。 利用者が出来上がった製品を見せに来る時、この上ない喜びがこみ上げる。 「色合わせや織り目にその人の個性がにじむもの。頑張って作った製品を誇らしげに持ってくる彼らの気持ちが嬉しくて」 ○...1958年に茅ヶ崎市で生まれ、藤沢市で育った。 幼稚園教諭だった母親の影響もあり、大学では社会福祉の分野を選択した。 作業所のボランティアで自閉症の子どもたちと接し、児童福祉の道に興味を持った。 児童養護施設に就職し、虐待や育児放棄を受けた子どもたちと向き合ううち、集団養護ではないかたちを模索するようになった。 より個人と向き合えるようにと、麻生区の自宅で常時4〜5人の子どもを受け入れ、グループホームを始めた。 ○...「自分の子どもと同じように生活をともにした。だからうちはいつも大家族のよう。色んな子がいたけれど、みんなそれぞれ一生懸命、前を向いてくれていたから」。 進学や就職-子どもたちの人生の岐路ではいつも一緒に考え、隣にいる存在であろうと思った。 ある子どもから一緒にバージンロードを歩いてほしいと頼まれた時は、嬉しさと誇らしさで胸がいっぱいになった。 ○...「パサージュ・たま」の販売会のほかに、川崎市障害者地域作業所連絡会の一員として川崎駅アゼリア地下街でもこの冬、大規模な販売展示会を予定している。 「ひとりでも多くの人に製品を手にとってもらうことで、作業所をもっと身近に感じてもらえれば嬉しい。製品は彼らの個性と成長が詰まった努力の結晶。これからもその魅力と思いを発信し続けたい」[多摩区・タウンニュース] 一つの信念を持って、一生の取り組みとする。 想いはあっても、途中で挫折したり、心変わりしたりと、なかなか続かないものですが、夫と殆ど変わらない年齢の名古屋さん。 笑顔がステキで、前向きな視野が輝いて見えます。 子供も、本当の愛情の元に、素直に成長が促されるのでしょうね。 朝晩、冷え込んでも、日中は、汗ばむ陽気です。 裕大は、今日は、カラオケの移動支援です。 朝から、笑顔で出掛けています。
2012.10.05
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笑顔が明日への原動力 ○...抱きついて甘える子どもを愛おしそうに見つめ返す母親-この瞬間は二度と戻らない。 何気ない1コマでもその人にとっては生きた証で、それを写し出すのがプロの仕事だと自負する。 撮影スタイルは実に自由。 "走っても騒いでも飛び跳ねても良い"じっとしていては人の自然な表情は濁ると信念は固い。「単純に人の笑顔が好きなんです」 ○...写真家の門を叩いたのは18歳。経済的に自立するため、手に職をつけたかった。独立するまで毎日、師匠の技を目で盗み、ひたすら修行をした。他の写真家との違いは、自由な構図。 幼い頃から絵画が得意だったことで、ファインダーから見える世界を真っ白なキャンバスに見立てシャッターを切る。 一見、無意味そうな空間も、そこに人の感情が込められていれば大事な間なのだ。絵も写真も芸術の1つ。「アートフォトスタジオ」と店名を掲げる理由はそこにあった。 ○...待望の第一子は自閉症児だった。「どう育てたものか?」自問自答の日々が続く。最悪の状態も頭を過ったが、困難な状況でも必死に生き抜こうとしている姿を見てハッとした。「ならば自分も一緒に成長しながら生きればいいのだ」。忙しいスタジオ経営との両立に思い悩む日もあった。その度に「あなただからここまで育てられたのだ」と周りに支えられ、息子は今年16歳になった。暗闇に差した一筋の光は、やがて我が子と歩む足元を照らす確かな道標に変わっていた。 ○...長年の疲労から体調が優れず、仕事を辞めようと思っていた今年8月、写真コンテスト入賞の一報が入った。「大好きな写真、続けたら?」と背中を押された気分に、少し楽になった。今は七五三の撮影に大忙しの毎日。なぜそこまで頑張れるのか尋ねると「息子が1分1秒でも笑ってくれるなら、それだけで私は一生頑張れる」と目尻を下げ、「そりゃ愛してるからね」と笑う。どんな状況下でもやはり母は強かった。[townnews] 今年8月、富士フイルム営業写真コンテストに入賞した写真家 斎藤記子(のりこ)さん 東逸見町在住 51歳 何より笑顔が大事。 それは、我が子が不意に掛けた曲からも新たな発見がありました。母が元気でいないと、また子どもの笑顔も見られませんね。
2012.09.27
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【7000人を見てわかった3歳から6歳までの育て方】『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』が発売! 株式会社中経出版株式会社中経出版(東京都千代田区)は、2012年9月6日に新刊『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』を刊行しました《中経出版》http://www.chukei.co.jp/general/detail.php?id=9784806144847《Amazon》http://www.amazon.co.jp/dp/4806144843 【「思いやりのある子」「人に迷惑かけない子」 ではわからない具体的な子育て方法】年間7000人以上が通う教室を運営し、自身も20年以上保育指導の現場に関わっている著者が最近感じるのは、「親が具体的にどうやって子どもを育ててよいのかが分からなくなっている」ことです。 本書は、わが子を小学校に入ったとき困らないようにするために、知っておきたい115のことを具体的に書いた本です。この一冊で小学校への入学準備は大丈夫! 【目次】第1章 親のポリシー編 ・何でも気を利かせて先回りしている ・過保護・過干渉である ・痛い思いをさせていない など第2章 悪い言葉づかい編 ・親が幼児語を使っている ・親のことを「ママ・パパ」と呼ばせている ・親が敬語を使えない など第3章 しつけ編 ・大きくなってからしつけを始めている ・真剣に叱っていない ・子どもに舐められている など第4章 日常の習慣編 ・夜8時30分までに寝かせていない ・朝、親が起こしている ・子ども部屋を与え学習机まで準備している など第5章 小学校の現実を知らない編 ・小学校は幼稚園の延長と思っている ・学力にしか目が向いていない ・今も「ゆとり教育」だと思っている など【著者】●立石 美津子(たていし・みつこ)株式会社パワーキッズ取締役。「エンピツらんど」創業者。大阪市生まれ。聖心女子大学文学部教育学科にて幼稚園・小学校教諭免許取得後、佛教大学通信過程にて特別支援学校教諭免許を取得し、故・石井勲先生のもとで、全国の幼稚園・保育園に漢字教育を普及。平成7年株式会社パワーキッズを設立。同社開発の「エンピツらんど」を、全国の幼稚園・保育園300ケ園、生徒数約7000人に導入する最高責任者として活躍。自らも自閉症児の子育てをしながら、「障害児教育が教育の基本、障害児にわかりやすい指導は健常児には更にわかりやすく教育成果が上がる」「子どもは快か不快かで集中が決まる」の考えを元に「エンターテイメント性のある授業」を目指している。現在、エンピツらんどの指導責任者として、3歳から小学校3年生までの指導法の開発に奮闘中。また、全国の幼稚園・保育園経営者・保護者向けにセミナーを行なっている。【商品情報】著 者:立石 美津子定 価:1365円(税込)ページ数:256ページ判 型:四六判初版発行:2012/9【中経出版ソーシャルメディア】●Facebookページhttp://www.facebook.com/chukeipub●Twitterhttp://twitter.com/chukeipub [産経ニュース] 【送料無料】小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと [ 立石美津子 ] 大人になって、社会に出て意外に常識欠けていたり、想定外の行動に出たり、回りと協調できなかったり、 と、最近、特に目立つ人が多くなったのも、遡って、就学前までの子育てに要因がある、と筆者は、細かく分析しています。 特に、突拍子もない内容でもなく、ごく自然な親子の関わりが変化してきているのかも知れませんね。 目次を目で追っているだけでも、何かの気付きがあるような気がします。 深夜に雷雨があり、凄まじい音と共に、一瞬、停電しました。 直ぐに復帰したので、良かったけど、停電は、日本ではあまり経験していないので、裕大も、ちょっとパニックに陥りそうです。 なので、多少でも、こういう経験も必要なのでしょうが、一瞬でも、戸惑ってしまった自分がいたので、ちょっと反省です。
2012.09.19
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独創性豊かな自閉症児の作品 一関に美術館オープン 障害者支援などに取り組む一関市のいわて発達障害サポートセンターえぇ町つくり隊(熊本葉一代表)、レスパイトハウス・ハンズ(小野仁志代表)の両NPO法人は9日、同市中央町に「さくらなみき自閉症美術館」をオープンする。 美術館には自閉症の家族を持つスタッフが常駐し、障害者もスタッフとして働くカフェを併設。 市民らが交流を通し、自閉症など障害のある人への理解を深める場となりそうだ。 同館は、レスパイトハウス・ハンズが今年2月に取得、改装した3階建ての空き店舗を使用。 既に3階は自閉症者の作業スペースとして活用しており、1階が美術館、2階にカフェが入る。 美術館の開館は午前10時から午後7時(日曜は同5時)まで、スタッフ常駐は同4時まで。月、祝日定休。[岩手日報] 最近は、地域の施設にも、少しずつ心豊かになる試みが成されるようになってきましたね。 明日から作業所の一泊旅行。 日光・鬼怒川温泉方面へと向かう予定です。 一年に一回のお楽しみ、満喫してきて欲しいと思います。
2012.09.12
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珍しいタイプの自閉症に食事療法が効果も、応用可能か-研究 9月10日(ブルームバーグ):発作性疾患や知的障害を伴うまれな種類の自閉症を、食事療法と栄養補給食品によって治療できる可能性がある。 研究結果によれば、これは他の種類の自閉症にも応用できる公算が大きい。 科学誌サイエンスに6日掲載された論文によると、研究者らはまれな種類の自閉症を持つ2つの家族から遺伝子変異を特定、その変異が血液中のある種のアミノ酸の濃度を低下させたことがわかった。 同じ遺伝子変異を起こさせたマウスに問題のアミノ酸、分枝鎖アミノ酸(BCAA)を補うサプリメントを与えたところ発作が減り自閉症の症状も軽減された。 論文の執筆者でカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者、ガイア・ノバリノ氏は、被験者の2家族に見られた自閉症は極めて稀なタイプなものの、今回の発見は他の種類の自閉症を特定するのにも役立つ可能性があると指摘した。 米国では約88人に1人の子供が自閉症関連症状の診断を受ける。 また、エール大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究によれば、自閉症児の25%はてんかんの症状も持つ。 原題:Rare Autism Form May Improve With Diet Change, StudySuggests(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Ryan Flinn rflinn@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先:Reg Gale rgale5@bloomberg.net 去年の自閉症関連の篁先生の講習会では、特に、食生活は心掛けなくても、自閉症は、自分に必要なものはきちんと選んで食している。 下手な栄養士に掛からなくても、 十分に自分の身体を認知しているとのことでした。 好き嫌いという言葉で片付けられがちですが、食の嗜好とは、もしかしたら、そんな作用があるのかとも、感じる昨今ですが、食べ物も有り触れている時代。 やはり、限度を設けた方が良さそうですね。 特定のサプリメントだけ補えばいいとなると、それだけに又、拘りそうですが・・。 食生活からの見直し、ここで改めて、考えさせられます。 今週は裕大、作業所の一泊旅行があるので、楽しみにしているようです。
2012.09.11
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