全34件 (34件中 1-34件目)
1
数日前の帰宅経路での駅の中で見た光景ですが。50歳ぐらいのサラリーマンが両脇を2人の駅員(警備員)にがっちり抱えられて連行されている。随分酔っているみたいで大声でわめきながら。その後ろをその人に殴られたと思われる、鼻血を出した女性が駅員に抱えられ、泣きながらついていく(こちらは酔っている様子はない) 実際、どんな事情があったのかわかりませんがこのサラリーマン、酔いがさめたら人生変わっちゃうのだろうなあ・・・場合によっては会社を辞めさせられるとか・・・。また、女性もこの暴力行為がトラウマになるかも・・・ これに限らず、酔った乗客による駅員への暴力行為などは駅構内へポスターが貼られているほど頻発している。しかも、酔った勢いの喧嘩というと若い人のイメージがあるけど、前にラジオで聞いた情報ではある程度社会的地位もある高齢の人が昔から多い。 たまたま見た光景ですが、ちょっとぞっとしました。
2016.05.31
コメント(0)
ちょっと前の記事ですが、違和感を感じたので【外信コラム】日本製発電機で暖をとり「反日!」 性根の入らないパフォーマンス… ・・・?慰安婦問題に抗議している団体は日本製品を使ってはいけないの?というか、慰安婦問題=反日 って図式がおかしくないか?現に私も日本人だけど、どちらに同意するかと言えば慰安婦問題はあった、という考えを支持するが、これは反日行為なの?同じように言っている日本人は全員反日なの? 個々の問題と国籍は別なのがわかっていないのか。じゃあ、中国政府のやり方に反対する人間は中国製品、それこそ日本中にいくらでもあるこまごましたもの、加工食品や工業製品は使わない、もっといえばテレビアニメ(動画や背景)を見ないってこと? なんともバカバカしい国粋主義なんだよなあ。 主張と国籍は関係ない。
2016.05.30
コメント(0)
この時代にまさか「自決を褒め称える」新聞があるとは思わなかった記事長崎丸沈没の責任を取り自決した菅源三郎船長の石像が学生たちを見守り続け…東京海洋大・越中島キャンパス 読んでいてその気持ち悪い論調に「これ、戦前の爆弾3勇士を褒める記事か」と錯覚するほど。なんじゃこりゃ?以外の感想はない。逆に考えるとこれで石像を建てられた人間って何なのだろう?この人の何をもってほめたたえたのだろうか? ちなみにこの記事には重要なことが書いていない-----------------------貨客船でありながら、先の大戦で米国船を座礁させる功績を上げた長崎丸。-----------------------この座礁させた船舶は敵の軍艦ではありません。アメリカの客船プレジデントハリソンです。つまり、戦闘行動をとる必要のない案件。民間船が民間船を煽って座礁させた鬼畜の所業。例えるなら当たり屋と同じ。こんな人間のどこに尊敬できる要素があるんだ・・・ こういういったいどこから突っ込んだらいいのかわからない人間をほめたたえる新聞記事って何だろうね?
2016.05.28
コメント(0)
「被爆米兵の名前を刻んだ歴史家」オバマ大統領とハグした方はとてつもない御仁でした これは私も知らなくて、単に原爆被害の会のまとめ役的な方かと思っていましたが(もちろん、そちらの方も尊敬されるべき人です)他国、しかも敵国被害者の方のために自身が被害者でありつつ尽力された、もう何と言っていいか・・・ こういう人と大統領との抱擁である、これだけで今回の広島来訪が価値のあるものであったと。そこにたとえ政治的意図があったとしても。 この森さんのようにアメリカ国内にも、9.11のテロの際、国内世論がほぼ戦争肯定論である時に、被害者遺族でありながら「私たちの家族を戦争する材料にしないでくれ」と訴える家族会もありました。いつの時代もこういう人は世界中にいる。憎しみから生まれた行動がこれから起きる更なる悲劇を予見していた。 しかし、その声は感情的な政治家と大衆の大きな声に消されてしまう。戦争突入前の国家世論形成は大手の新聞やメディアすら、非人道的行為を正当化してしまう。 70年間、きっとこの日を森さんは待ちわび、そして「戦争する相手も人間である」という当たり前の事実を次世代に受け渡した、謝罪の言葉以上の価値を持った歴史的抱擁だと思います。
2016.05.28
コメント(0)
アメリカ人は本当に原爆を正義だったと思っているか、について。 前にアメリカ在住の日本人記者のラジオでのトークで「若い世代ほど「原爆投下は間違いであった」という意見が増えている。これはアメリカの教科書(アメリカは国定教科書はなく、州や学校によって違う)に原爆の悲劇を取り上げる記述があるケースがあり(有名な少女の折鶴の話)、また、自国の戦争を必ずしも正義として見ない世代が増えたから」 というのがあって。なるほど、時代と共に戦争の価値観が変わっていく様子がよくわかります。 その一方で日本ではネットを中心にした「あの戦争は正しかった」論も出てきている。こちらも戦後の生々しい傷跡から絶対戦争反対論のない、戦争肯定論への価値観の変化かもしれません。 いずれにせよ、戦争なんて巻きこまれたら99%の一般の人間は不幸になる。正義や悪はそのあとにいくらでも理由付けできるからこそ、「自国平和のために相手を潰す」という理由で戦争も起きる。そして、始まる前には必ず「最小限の犠牲」「短期で終わらせる」という名目がありますが、その通りにはうまくいかない。大概は長期化、拡大化、泥沼の疲弊・・・ まず起こさないことが大切だと考えてます。
2016.05.28
コメント(0)
ちょっと気になったこととして。 女性シンガー傷害事件について、今回の事件がテレビであると地下アイドルとファンの問題、のような報道をしていることだとTBSラジオ「荻上チキ セッション22」で語られていて。 その中でプロインタビュアーの吉田豪さんが、自分がフジテレビで取材を受けたことで全く語っていないことをまるで自分が語った意見のようにフリップなどで報道された、と番組内で語っています。 こちら、ご本人のツイッター 昔の場合、この手の取材を受けた側が自分の意図しない報道をされても泣き寝入りするしかないのですが、今の時代、ツイッターなど個人で世の中に広げられる。 確か数年前に人気番組「ほこたて」がやらせがあったことを戦い当事者の告発で番組そのものが終了になってしまったことがありましたが。それまでテレビの世界での「演出」と呼んでいたものが実は外部から見ると許されない詐欺、あるいはねつ造行為にあたる、それを考えないと番組そのものが不信感を持たれてしまう。 バラエティーでも報道でも、特に取材をメインにした場合、必ずしも製作者の意図どおりになるわけではない。また、一つの報道機関だけではないから他局の番組(今回のラジオのように)が疑惑を検証することもある。 そういう意味だと今回の件はネットがあるからこそわかった事案で、ネットのない時代、それこそ個人の発言が世の中に広がりにくかった頃は、こういうこといっぱいあったのだろうなあ。 「業界常識」とは、その狭い利害関係のある業界内だけでしか通用しない、そういう自覚をもって外部の人と接触しないと大変なことになると考えます。
2016.05.26
コメント(0)
ネットストーカー問題について。 たとえば昨今、アイドルに限らず声優の行動を執拗に追い回す、たとえばブログに乗っていた写真から服の値段を特定する、写っている今日食べた昼食の弁当の値段と店を調べられる、写真背景から位置情報を調べ出す・・・ これが先鋭化するとそれこそ自宅を突き止めるといった行為まで。 これらが「面白い」事としてまとめサイトなどに取り上げられると、その取り上げられるアイドルや声優さんの心理的不安というのは相当のモノじゃないかと思うのです。 別にこの情報を読んだ大多数の人間にとっては「馬鹿なことをやっているなあ」で済んでしまう些細なことなのかもしれないのですが、当事者にとっては日常的恐怖になる、ってことを考えていない。 昔から有名人の過激なファンの行動はありましたが、ネットでの上のような行動はそれとはちょっと異質です。でも、嫌がらせであることは間違いないので、それを娯楽に消費する人間にはなりたくないと思います。
2016.05.25
コメント(0)
先日のTBSラジオ「荻上チキ セッション22」で水素水に代表される昨今の偽科学について語られていました。 番組内では偽科学というモノにどうして人はひっかかるか?という話をしていましたが、その中で興味深かったのは「科学信仰がある」という言葉にドキっとした自分。 これはたとえばまじないやオカルト的なものを「科学的ではない」とバカにする人ほど、インチキな理屈を「科学的に見える」言葉で包むとすんなり信じてしまう。難しい元素記号やよくわからないカタカナ言葉が羅列されると、内容はさっぱりわからないのに「科学的で信ぴょう性がある」と妄信して騙されてしまう。 こういう部分を使ったのが偽科学商品であります。 とはいえ、一般人にとってその科学知識なんてたかが知れており。また、番組内でも紹介された偽科学とされるものの中にはテレビや大手新聞でCMやっている健康食品なども効果が立証されていないものだったり。 また、厄介なのは「確かに効果はあるけど、費用対価に対するほどの効果ではない(他の方法の方が安価で効率が良い)ものもある」ということで。たとえばその食品には特定の栄養素が含まれている、けど、毎日20キロ食べないと効果がない、では意味のない宣伝であり。 とりあえず知識のない自分みたいな庶民にとって「なんだか効いている気がする」という思い込みがこの手の偽科学を広め、信じさせる要因なんだろうなあ。
2016.05.24
コメント(0)
先日のTBSラジオ「荻上チキ セッション22」で水素水に代表される昨今の偽科学について語られていました。 番組内では偽科学というモノにどうして人はひっかかるか?という話をしていましたが、その中で興味深かったのは「科学信仰がある」という言葉にドキっとした自分。 これはたとえばまじないやオカルト的なものを「科学的ではない」とバカにする人ほど、インチキな理屈を「科学的に見える」言葉で包むとすんなり信じてしまう。難しい元素記号やよくわからないカタカナ言葉が羅列されると、内容はさっぱりわからないのに「科学的で信ぴょう性がある」と妄信して騙されてしまう。 こういう部分を使ったのが偽科学商品であります。 とはいえ、一般人にとってその科学知識なんてたかが知れており。また、番組内でも紹介された偽科学とされるものの中にはテレビや大手新聞でCMやっている健康食品なども効果が立証されていないものだったり。 また、厄介なのは「確かに効果はあるけど、費用対価に対するほどの効果ではない(他の方法の方が安価で効率が良い)ものもある」ということで。たとえばその食品には特定の栄養素が含まれている、けど、毎日20キロ食べないと効果がない、では意味のない宣伝であり。 とりあえず知識のない自分みたいな庶民にとって「なんだか効いている気がする」という思い込みがこの手の偽科学を広め、信じさせる要因なんだろうなあ。
2016.05.24
コメント(0)
糖質制限ダイエット実践者による飲食店での“ライス残し” 。従業員から怒りと困惑の声… 逆に私が文句を言いたいこと。「世の中の飲食店では大盛りはあるのになぜ小盛り、あるいはハーフサイズが少ないのか」 これ、私のような小食の人間にとっていつも感じているのです。たとえば、私の場合、一般的な定食というのを一人分食べきれることが少ない。ご飯などは1/3ほど残してしまう。別にダイエットをしているのではなくて単純におなかいっぱいで残すだけ。 で、満腹なのに「もったいない」ということで無理やり詰め込む。これ、せっかくの料理を不味く食べさせられるのとおなじ。どんなにおいしい料理も胃の許容量を超えたら体が拒絶する。気分が悪くなる。 そうなったら最悪。それこそ食に対する冒涜だと私は考えてます。また、ダイエットでなくてもお年寄りなどは食が細い人も多いし。 だから、量が半分になるけど値段を100円引きます、という選択肢があるなら喜んで注文します。 バイキングなどで食べきれない量を持ってきて大量に残すのであればわかります。が、食べきれないことを一方的に非難しないでくれ、と思ってしまいます。
2016.05.23
コメント(0)
「特定の民意」がまかり通り、国に反旗を翻し続けている… なんだか腑に落ちなかったこと。今回の「保育園落ちた、日本死ね」という意見は確かに匿名掲示板の落書きであることは間違いない。けど、単なる落書きならそれこそネット上に山とあふれている。しかし、この意見はその幾万もある書き込みのたった一つが強烈な共感を呼んだ。特に同じように待機児童を抱えている親御さんにとっては心からの叫びとして受け止められた。それもここ20年以上、都内ではずっと起きていた問題で一向に解決してこなかった。 それに対して国会で最初に取り上げられた時の一部政治家の反応、特に野次はひどいものだった。問題をまったく無視したもので、その反応がテレビでお茶の間に流されると、ものすごい反発をくらう。当たり前だ。このヤジを飛ばした政治家がまったくこの問題を相手にしていない、真剣に考えていないことを表明したようなものだから。 慌てた政府は急に保育園を増やそう、保育士の給与を上げよう、という動きになった。この匿名の落書きがなければずっと動かなかった、問題として存在していたのも関わらず放置されてきたことがたった数か月で世の中を大きく動かした。 下手な政治家の大演説よりよほどこの国を動かした名文であることに気が付かないのだろうか。 産経新聞が「特定の民意」として今回の件を批判的に書いている。しかし、じゃあ特定産業業界に有利な税制システムや最近よく産経新聞に出る「日本会議」なる保守系団体は特定の民意と言わないのだろうか?とても国民の大多数の意見とは思えないのだが。 今回の「保育園落ちた、日本死ね」の文章に対して「言葉が乱暴で品がない、同じ内容でももっと言い方があるだろう」という頓珍漢な批評があった。その通り、もっと言葉が大人しくて生真面目な文章は散々あった。実際に嘆願書として提出されていた。にもかかわらず無視されてきた。言葉がまったく広がらなかった、世の中を、政治家を動かさなかった。 過激な言葉を使ったといっても、誹謗中傷ではない。本当に危機的状況での叫びをあげている多くの親御さんの言葉だ。 ちなみに現役議員、元都知事のこの反応。「保育園落ちた日本死ね」に、石原慎太郎さん「韓国でも中国でも行け」 堺屋太一さん「イスラム国へ行け」 ・・・どっちが暴言だろうか?
2016.05.23
コメント(0)
ジェンダー・フリーと一緒にするな! 保守政治家・稲田朋美氏が先陣、LGBT支援の真意 何だか読んでいて頭が痛くなってきたのは「日本の伝統的価値観、家族観」なるものによって苦しめられた人が解放を求める運動であるのに、なぜか「(同性婚制度は)課題解決のための究極の目標であり、現時点の日本国内の状況を勘案すれば、現実的ではない。むしろ、同性婚という高すぎる要求を掲げれば、できることもできなくなるのではないか」 という主張。つまり「趣味のうちのとどめておくべき」という形にどうしても持っていきたい論調にしか見えない。 同性婚、あるいは夫婦別姓などは社会的認知を一番阻んでいるのは法律だと思ってます。実際には夫婦と同じ営みをしている同性愛の人や会社で便宜上の夫婦別姓を使っている人もいる。どうしてか?それは法律が許さないから。本来であれば法律で許さないのであれば刑罰の対象になる、のですがそうはならない。それは事実社会でそれを罰するだけの根拠がないから。根拠がないにもかかわらず法律の枠がある、だからいつまでたっても変わらない。 逆に言えば、このネックになっている法律がなくなれば、一気に理解が促進される。これまでそういうことを言い出せなかった人、偏見が怖くて我慢していた人が解放されれば、理解者の数が増えて社会的認知も進みやすい。身近にLGBTの人がごく普通にいる、これこそ「あいつらと俺たちは違う」という差別を当たり前にできない社会になると思う。 アメリカの黒人に対する差別も、日本の女性参政権問題も以前は「当然」であり「伝統」であり「社会の秩序」であった。しかし、当時の迫害を受けていた人々が苦しんでいなかったか?ということを考えるべきで。 その基準がいわゆるLGBTの人の主張を聞き入れる時代にするべきであり、現実として「何が社会的問題になるのか」をまったく明確に言わない、抽象的、曖昧な「伝統」とか「家族観」といったふわっとした常識で当事者を苦しめている。 以前にも書きましたが、昔は学校のランドセルは男は黒、女は赤しかなかった。けど、今デパートに行くと水色、ピンク、緑、ブラウン、各種多様な色がある。しかし、それによって困った事態は何も起きていないし、そもそも「小学生はランドセル」という常識も戦後にできた価値観である、ということ。それと同じ。 この表題にも出ている稲田朋美議員、こういうイベントに参加しつつ、自民の保守会派で伝統的家族観を守る運動を推進している。本当に訳が分からない。あなたが本当にいわゆる伝統的価値観なるものをいうのであれば「女が政治の場に口を出すな」「女性は家で子供を育て、守るのが役割」を受け入れなければならないんだよねえ?
2016.05.22
コメント(0)
昔、何かのドラマの描写で、実家のおばあちゃんからお土産にともらった手作りのおはぎ(か牡丹餅か)を「ありがとう」とニコニコ受け取って、自宅に帰った後にタッパーごとごみ箱に捨てる、という行動をしている登場人物描写で「こいつは表面上は優しいが、実は冷徹な人情も何もないひどい人間だ」というのを表現していたと思うのですが・・・ 「善意で困ったものを渡された人間の普通の行動」だと思ったよ… 少なくともニコニコ受け取っただけでも、そのおばあちゃんの見える前で捨てないだけ、この人は十分に優しいよ・・・ だからジブリアニメ「魔女の宅急便」でニシンのパイを受け取った孫娘がひどい娘だとは思えない自分。
2016.05.21
コメント(0)
沖縄で米軍の関係者(正確には元アメリカ軍人で現在は米軍施設関係者というのが正しい)による女性殺人容疑の問題が浮上しておりまして。 で、気になるのはメディアがこれを「基地問題に結び付ける」報道が多い事。しかし、今回のケースはあくまで現段階では個人の犯罪であり、米軍は関係ない。ここはしっかり分けて考えなくてはいけない。でないと差別の温床になる。 この元米軍人をアメリカ軍が匿った、あるいは裁判を国内法で受けさせなかった、逮捕を阻害する行為を行った場合(過去に沖縄ではそういう事件が多数ありました)そこは抗議すべきですが、今回はそういうことではない。だから、あくまで個人の犯罪としてきっちり裁く報道をすべきだし、そこから沖縄の基地問題に絡めるのはいけないと思う。国内で日本人による同様の事件があったとしてもその犯人の所属していた会社に責任がないように。 この問題に限らず、日本国内であってもあくまで個人的な犯罪を所属組織の問題のように報道する姿勢がありますが、そういうのはダメだろうと思います。特にそれを政治利用しようとする動きは関係ない第3者が事件を利用しているようにしか思えなくて。
2016.05.21
コメント(0)
「憲法9条を守っていれば戦争が起きない、なんてお花畑な思想はダメだ」という意見をネットで見ました。 ですが、私はちょっと違っていて、この9条というのはあくまで「日本が自ら理由をつけて戦争を始めることを禁止した」憲法であり、上の意見とは別ベクトルの「自らの足につないだ鎖」みたいなものだと思っています。 日本のという国は国土を海に囲まれている。そのため、他国に攻め込まれにくい地理的条件を備えていて、他国との戦争というのは基本的に日本自らが攻め込んだことによる戦争がほとんど。先の日中戦争やその後の太平洋戦争でも「我が国の平和とアジアの安定のため」というお題目で先に手を出した侵略戦争な訳であり。 つまり、戦争の原因となる一番の要素を摘み取ることが戦争を起こさない理由になる、ということであり。だからこそこの9条が「平和になる理由」だと思うのです。 他国から攻められたらどうするんだ!という意見に関してはそのための自衛隊であり、防衛構想があって。逆に言えば世界の警察を標榜し、世界平和をお題目にしているアメリカが今まで他国の土地でどれだけ戦争をしてきたか?そういう話でもあり。(もっといえば日本の軍事力って、あまり知られていませんがアメリカ、ロシア、中国に次いで第4位の予算と機能を持っています) だから、この憲法を守ることは戦争になるもっとも高い可能性を抑制するためにあるのであって、決して「他国から攻められたときにどうするんだ論」にはかみ合わない、別の話だと思うので、この9条をわざわざ改憲しなければいけない理由がまったく思い浮かばないのです。 9条は日本に課した鎖であり、その姿勢が国際世論という形で自国防衛(日本に攻め込む正当化)の盾になっている。非常に優れた条項だと思うのです。
2016.05.20
コメント(0)
伊集院光さん「ラジオの動かす力は圧倒的」 初の朝番組に熱弁 ちょっと前のインタビュー記事ですが。この中でネットとメディアについて興味深い、というか、「ああ、この人、バカなことを普段ラジオでは言ってるけど冷静な人だな」と思って読みました。-------------------実際、僕のツイッターにはラジオを聞いた後、発言をエキセントリックにあおった記事を見て「あの発言がこういう記事になっちゃうんですね。笑えますね」と伝えてくれるリスナーもいます。それが分かれば「他の人の発言も誇張されているんじゃないか?」と疑うようになるでしょう。そういう人がどんどん育つには、ふたをするやり方ではダメだと思う。----------------- 実際、まとめサイト経由で炎上、というケースがあります。伊集院氏の深夜放送もたびたび文字起こしされた記事が一部だけ切り取られ、世に出回る。けど、その場合、発言した本人の思想、というより切り取った、その一部だけ編集して炎上するように見出しを付けた人間の方の思想性の方が強いことがあって。 これはネットだけでなく既存メディアであっても新聞の政治欄などで同じように起きています。 番組が始まってしばらく経ちますが、個人的にはすっかり朝の顔として馴染んでいる、安定した情報番組になっていると感じます。伊集院光氏は昔からネット社会に強い、というか理解があるので、よくありがちなネット批判でも逆にネット依存でもない、ある程度距離を取った場所からラジオというものを放送している、そんな気がします。
2016.05.20
コメント(0)
世の中にはいろんな食文化がありますが、「ジャコウネコの糞の中にある未消化のコーヒー豆を使った高級コーヒー」というのは最初にそれをやろうとした人の嗜好がすごいと思うし、それが高級商品として流通できる文化もすごいと思う・・・ でも、冷静に考えると何気なく食べている納豆だって腐った豆。本来食べるものじゃない。他国の人が「うげえ」と思うのは当然だし。どちらも「異物嗜好の異常者」として葬られてもおかしくないレベル。 最初に「これ旨い」って言い切った人はすげえな・・・
2016.05.19
コメント(0)
すみません、こういうブログを書きながら大きな勘違いをしておりました。文章を書かれた百地章さんと作家の百田尚樹さんを混同しておりました。明らかにこれは私の勘違いであり、ご迷惑をおかけしました。文中のその部分を削除&訂正し、お詫びします。 なお、発言の趣旨である部分に特に変更はございません。ただ、本来こういうことを指摘する文章での痛恨の勘違いなので、読まれた方に「なんだ、コイツだって文章を読めてねえじゃん」と思われましたらその通り。今回に関しましては何の言い訳もございません。ただ恥じ入るのみです。 それを踏まえたうえで以下に改めて勘違い部分を削除した文章を掲載します。説得力ないと思いますが。 まずはお詫びを・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー一方的資料で緊急事態条項に反対したTBS報道特集 「燃料不足と震災関連死は無関係」に異議 日本大学教授 百地章 これについて引用元となった荻上チキ氏がラジオで反論しています。TBSのポッドキャストなどでしばらく聞けるかと思いますが・・ 今回の震災時のガソリン不足に関しても、ラジオ内で荻上チキ氏が語っているように「震災関連死の全員が緊急車両のガソリン不足で1000人以上死んだ、のようなミスリードになっている(本当は震災関連死が1000人以上であり、そのうちのガソリン不足による緊急車両の問題で起きた事案の数は明確に算出されていない)」「彼のいう資料には付随の注意書きで否定している部分をあえて引用していない(ガソリン不足は元々の地元の供給施設不足)」「自然災害時の緊急要件を憲法改正につなげるのは論理が飛躍している(条例対応で出来る範囲)」など・・・ 荻上氏が百地説に対してロジックをもって反論する。こういうのを聞くと、この百地さんの意見にムクムクと疑念がわいてくるわけですが。 だから、彼の文章から「一方的」などという言葉が出ると噴き出してしまうのです。
2016.05.18
コメント(0)
ちょっと見過ごせないことじゃないかと思ったこと安保法の国会議事録、知らぬ間に修正 民進が指摘 これって明確な公文書偽装であり、同時に昨今の政府が自分たちに都合のいい歴史修正を行っている、という証拠になります。 安保法案採決の際の混乱した状況を、この文章だとごく普通に通過したかの如く後に読ませられる。そもそも、一度書かれた「速記中止」「議場騒然、聴取不能」を書き直す正当な理由がない。 どうしてこれが問題かと言うと、こういうことがまかり通っているということは過去の国会議事録にも同じように意図的に書き直された、現実と違うことが書かれているのではないかという疑惑が浮かんでしまう。たとえば政治家の都合の悪い発言が削除されていたりするのではないかと疑いがかけられる。 今回の安保法案に関しては、本来なら残されているはずの成立までの事務方の会議録(だれがどういう発言をしたかなど)がなぜか保管されていなかったりと、うすら寒い事ばかり。首相は「国民に理解を」としていたけど、最初からそんなつもりはなくて秘密裏に一部人間だけで強引に推し進め、責任の所在がない形にするつもりだったのだろうなあ。こんなやり方をしていたのは。
2016.05.18
コメント(0)
舛添知事に嫌がらせか シューマイや書籍…なりすまし注文 都庁に届く これはあまりに低レベルで、しかも無関係な人間に迷惑をかけるだけ、やっている方はうっぷん晴らしのいたずらでしかない、どうしょうもない輩の仕業です。 都知事の不正会計に対する抗議だと思いますが、全く的外れであり、単なる嫌がらせ。しかし、これを「やってやった」と喜んでいるゲスな人間はいる訳で。 この手の嫌がらせは過去にもあって、2ちゃんねるのような匿名掲示板で気に入らない、何か悪いことをしたとされる人間に対して住所を特定し宅配ピザを送り付けるとか・・・もちろん、実際には誰が発注したのかわからない。そういうことが「悪いことをやったやつなんだから社会的制裁を甘んじて受けろ」的なロジックで正当化するのはつくづく幼稚で迷惑を周りにふりまくだけの行為です。 この件だけでなく、ネットが普及してから炎上ということが各所で起こるようになっている。そして、その炎上の中であれば犯罪すら正当化される空気。あいつは悪い奴なんだからこういうことをされても仕方ない、なんて私刑の横行が許される雰囲気が怖いです。 都知事の疑惑解明とそれにたいしての処分が下せるのは司法か、あるいは選挙のみ。なりすまし注文したやつは現段階で単なる犯罪者です。どっちが悪者なのやら・・・
2016.05.17
コメント(0)
映画「ズートピア」のお話の続きですが。あ、少しのネタバレも嫌な人は以下は読まないでください。------------------------------------------------------ 今作で主人公の一人、キツネの詐欺師ニックというキャラクターがいますが、この映画の中で幼少期に「キツネはずるい奴」という偏見を持たれたことが彼を本物の詐欺師にしてしまう、というくだりがあります。 この「キツネは狡猾な奴」というイメージは、制作したディズニーが過去作品でキツネキャラの個性付けをしたことに対する皮肉をも指摘している訳で。たしかに本来、動物の生態系にずるいも何もないはずですが、私たちは古来からキツネはずるい、というイメージを持っている。これが本作品のテーマでもある「差別」の本質にもつながっています。 この手の私たちが持っている動物キャラに対する偏見はこの映画の中でいろんなところで問題として、あるいはその偏見が愚かしいものであるか、濁った視点になるかをうまい具合に取り入れている。体が大きく強いライオン市長と、従順に従うか弱い羊の副市長、この2匹も私たちが最初に映画を見た時に持っている無意識の偏見が物語後半で覆される。ミスリーディングされてしまう。 この問題は、結局相手を個としてではなく、種族や生物学的集団イメージで、しかも偏った色眼鏡で見るから差別が生まれてしまうという、昨今日本国内でも起きているヘイトスピーチや人種差別に直結するお話でもあり。 そして「生物学的な違い」という正義を手にすると、人々がいかに差別を正当化してしまうか、自分が差別される側でなく、差別する側になるとどれだけ相手のことを考えなくなるか・・・ こうやって言葉にするとえらく説教臭くなってしまいますが、視覚的にCGの動物キャラで描かれる世界に内包されている素晴らしい表現力だなあと思います。
2016.05.16
コメント(0)
まったく期待していなかった方向に面白い映画を見ました。ディズニーのCGアニメ「ズートピア」 あらすじは肉食獣と草食獣が捕食しあうことなく共存する大都市「ズートピア」。新米ウサギ警察官ジュディとキツネ詐欺師ニックの2人が、連続行方不明事件を追うバディーもの・・・・なんです。が!! ここから先、ネタバレになるので見たくない人は見ないでください---------------------------------------------------------- この作品、前半はいかにもディズニーが作る、ファミリー向けの、子供も大人も楽しめる、凝ったCGとギミックの楽しい動き、テンポよく進む犯人追跡アニメなんです。主人公2匹の掛け合いも出てくるキャラクターの個性もまさにディズニーの世界。誰も傷つけず、みんなが幸せになる映画。 が・・・後半になるとこれが180度反転します。今回のこの映画のテーマは「差別」・・・この切込み方がえげつなくすばらしい!それまで幸せでみんな仲良く共存していた動物の町で、犯人を捕まえてヒーローになったジュディが発した迂闊な一言が信頼すべき相棒を傷つけ、動物社会に内包されていた差別の炎を意図せず燃え上がらせる。互いの違いを差別意識していないようで実は皆が根本的に持っていた・・・ このあたりは本当にすごい・・・単純な「差別はよくないからやめよう」というのではなく、その言葉こそ差別の温床にもなっている、動物のCGという形をとっているけど、これはまさしく人種入り乱れ、今世界で起こっているレイシズムの台頭がどういうきっかけで引き起こされているかを鋭く突いてきます。 あんなに信頼しあっていた主人公2人が、生物的に違うという無意識化の差別意識を持ち続けていて、それが些細な瞬間に表面化し、一気に崩壊する。誰が悪いのではない、本当に切ない行き違いで。 いやあ・・・正直この映画はディズニー作品の中では異常なほどエッジの効いた、見る者(特に大人)に「皆がよい良い世界を目指すことが皮肉にも差別を生んでしまった」という問いかけをセリフでなく、あの世界と、登場キャラクターの動き、ストーリーで問い詰められる。説教臭くはない、むしろセリフが少ないからこそ多くのものを読み取らせさせる。多様な社会には常に意図せずとも差別の温床はあり、それとどう共存するか、自分と違うものをどうやって受け入れるか・・・ あ、言っておきますが深刻に、それこそ眉毛にしわを寄せてみる映画じゃありません。とにかく笑えます!あのナマケモノの動きとか、動物だから許されるヌーディストビーチネタとか!動物キャラだから、CGキャラだからこそ出来るギャグのセンスがキレッキレ!また、ラストもすごく希望があるハッピーエンドです。最後にあったあのシーンは映画館中が大爆笑!鮮やかすぎる! だからこそ、この映画はすばらしい!ああ、こればっかりは見ていただけないと! ディズニー映画を単なる子供向け、ファミリー向けと思っている方こそお勧めします!あとケモナーの方もw
2016.05.15
コメント(0)
プロ野球で今季から導入「コリジョンルール」に不満の声が殺到 思うのですが、「犠牲者が出る(けが人や最悪の場合、死者が出ること)をスポーツの興奮に置き換える魅力の正当化にできるのは、人殺しショーを正当化できるロジックにさえ適用できる」ということ。 たとえば、今、F1レースはものすごい規制、レギュレーションの厳しさがあり、そのことに対して観客のみならずドライバーからも不満が出ています。が、この厳しいレギュレーションの背景には過去に重大な事故で多くのドライバー、時には観客にも死傷者が出ている反省からなのです。当時も「こんなにがんじがらめではスポーツの命がけの魅力がなくなる」と・・・ しかし、だからこそスポーツ選手はルールに守られてほしい。たとえば上の野球での衝突でも、加速のついた選手同士がぶつかった場合、死亡事故に至ることは稀であっても骨折や靭帯損傷といったプロの選手としての生命を奪う結果になる。過去にケガによって辞めざるおえなかったプロの悲劇を「これこそ迫力」という娯楽要素にしてはいけないと思うのです。 スポーツはどんなものであっても「安全第一」が鉄則。そのルールがないとしたら、それこそ誰かの選手生命を犠牲にしても勝てばいい、という残酷ショーになる。それを「ファンが喜ぶもの」とするとしたら、それは公開犯罪といってもよい。 以前、石原都知事が八丈島でバイクレースをしようという思い付きに対して現地を視察したバイクのプロドライバーが「道幅が狭く危険すぎる」と反対したところ石原都知事が自分を否定されたと思ったのでしょうね、激怒して「危険があるから面白いんじゃないか!」と・・・しかし、プロというのはあらゆる危険性を回避する努力をしたうえでの命がけである、ということを立証した形になりました。 上のプロ野球ルールに戻りますが、選手がケガをするような衝突で見せるエキサイティングというのは、交通事故のビデオを見ているのと同じ。スポーツの面白さではありません。
2016.05.15
コメント(0)
妙に納得した話。 ある会社の入社5年目の社員、自分の直属の上司の日常的な激しい叱責、罵倒、時には暴力的な指導に耐えきれず、自殺を思い詰めるほど毎日つらい日々。ついに退社をする決心をする。それにあたってその上司のさらに上の上司に相談すると「キミは知らないと思うが、あいつは君のことを高く評価している。私にはいつも君がどれだけガッツがあるか、よい仕事をしているかを聞かされている。だから・・・」と引き留めた。 普通ならこれが美談になる。が、しかし、その社員の反応は全く逆で激怒した。「あの人はわたしを評価しているのに罵倒していたのか!」 ・・・これ、本当にそう思う。つまり、その上司の厳しさとは、ちゃんとやっている、評価をしている部下に対して罵声、叱責していたという、最悪の人間であるとしか思えない。(少なくとも本人にとって) この手の美談ってよくあって「厳しさの中に愛情がある」というのは単にその愛情表現の出力方向を間違っている、勘違いしているケースがある。ましてや上の社員は5年間もこの理不尽に耐えさせられた悲劇の人。 考えなければいけない。
2016.05.14
コメント(0)
与野党駆け引き 障害者拒む 障害者差別解消法施行40日の国会 ALSという病気は近年の「アイスバケツチャレンジ」運動や漫画「宇宙兄弟」の登場人物によって結構存在は有名なものになりましたが、今国会でASL患者の意見公聴会を自ら招いた側が議会の円滑な運営のため拒否するという… これ、単なる失礼、という話ではなく、この手の公聴会というのがどれだけ「単なる形ばかり、通過儀礼的」であるかを象徴的に表していると思います。本来、当事者の声を聴くことで政策に役立てる目的が、政治的パフォーマンスで実際は聞く耳などはなから持っていない、と表明したようなものです。 この手の話はつい最近も安保法案関係で与党が自ら招いた憲法学者に与党案を違憲とされて、にもかかわらず押し通した経緯など・・・ ALSに限らずですが与野党関係なく政治家になってしまえば「国民の意見を聞いているふり」さえすればあとはやりたい放題、という、選挙関係ないやん、のやり方ですねえ。
2016.05.13
コメント(0)
笑ったネタ。「新訳聖書って作者が中2っぽいよな。ロンギヌスの槍とか使徒とかエヴァの影響受けまくり」
2016.05.12
コメント(0)
現在、ゲームセンターで行列ができるほど人気のゲーム「艦隊これくしょんAC」。自分も遊んでみたのですが、WEB版の運の要素が強いシステムと違ってかなり能動的にプレイヤーの技術が必要になるゲーム性はとても面白く、自分も休日に1時間待ちなどであっても並んでいたりしてます。 で、その人気の中でトラブルがあるようで。ゲームセンターによっては「無制限台」とよばれる台を用意している店舗がある。その名前の通り、通常台が私のホームのゲームセンターだと600GP(2コイン)交代という制限があるのに対して一人がお金の続く限り延々とプレイできる。朝、開店はるか前に並んで一番で座って、それこそ夕方、あるいは夜までパンや飲み物を持ち込んでPLAYするという人もいるようです。 ゲームセンターにとってはインカムは延々コインを入れ続けてくれるお客の方が効率がいいのでこういう台を設置したのだと思います。が、他の並んでいる客にとっては不満が貯まる構図になっているようです。(ちなみに私のホームゲーセンには無制限台はありません)特に稼働始まった直後で、しかも人気作品だと片方の台をコインを山のように積んだ客、もう片方を十数人並んでいるという場合、これは確かに不公平感があるだろうなあと。 もっとも、昨今のゲーセン不況と筐体価格の原価回収だけで大変な状況だと思うので致し方ないと思っています。店側があえてそういうシステムを作っている以上、それが正しくてそのお客に文句を言う筋合いはない。 が、せっかくの新規で「WEB版で興味を持ってやってみたいと思った新規の客が行列の回転の悪さに遊ぶ前にあきらめてしまう」状況などは、長い目で見るとお客を逃してしまう形になるかもしれません(稼働からずいぶん経って人気が落ち着いた頃にこういった占有台を設定するお店はけっこうあるので)。先日見た繁華街のゲーセンではあの様子だと3時間待ちぐらいになっている・・・その間、ずっと待ちっぱなしなので店側としても店内で別のゲームを遊んでもらう、お金を落とさせることもできない、ある意味もったいない待ち時間でもあり。 コンシューマゲームと違って客がいっぱいいるから即、販売台数を増やす、ということができない(ゲーセン側の資金的に)ので、今の人気が収まるまではしばらくこの状況が続くかと思います。なんだかもったいないですねえ。 ゲームセンターには店舗ごとにホームルールがあるので客としては自分の好きな店舗に行けばいいですが、このゲーム、とてもよくできていますのでまず新規のお客さんに多く触ってほしいですねえ。
2016.05.11
コメント(0)
先日のマンガのお話の派生で。 以前に漫画家の島本和彦先生が「アンケート人気がなくて終了してしまった漫画に対して、連載が終わった後に「あのマンガ、面白かったのにどうして終わっちゃったんですか?」と言ってくれるファンがいるけど、そういう言葉は連載中に編集部にアンケートやファンレターで伝えてくれ!」という叫びが。確かに・・・ 雑誌のアンケートやファンレターを出版社や編集部に熱心に出すのは女性の方が比率的に多い、という言葉を聞いたことがあります。もちろん、読者の総数では少年誌の場合、男の方が多い、しかし、ほとんど声を上げない。意見が届きにくい。 先日のブログに書いた「少年ジャンプは女子の参入で劣化した」と言っていた人が、いったいどれだけアンケートを書いていたのか?当たり前だけどきちんと届く形で意見を言わなければ伝わらない。そういうことをしていない人が「ファンの意見を聞け」などというのは無理に決まっている。また、どんなにファンレターを書こうと数多くのファンの中のたった一人。その人の意見がファンの代表でも何でもない。 少年ジャンプのような大手は別として、マイナーなマンガ雑誌の場合、プレゼント付きアンケートであっても毎回100通程度ということはあるそうで。それだけ読者アンケートを出す人というのは数が少ない。だからこそ、逆に考えるとネットなどに意見を書くより、直接影響力がある。 だから、本当に雑誌に意見をしたいならアンケートを送ることの方がいいのに、とは思います。まさか、雑誌は毎回立ち読み、単行本も漫画喫茶や古本で買うような人が「読者(俺)の意見を聞け!」とは言わないよねえ?
2016.05.10
コメント(0)
定期的に出る意見の代表ですが少年ジャンプは女子の参入で劣化した?主張と反論まとめ 思うのは「自分が面白いと思えない作品が増えた=雑誌の質が下がった」ではないということ。これは常に考えなければいけないことで、たとえば小学生の時に夢中になって読んでいたコロコロコミックがある年齢になると面白く感じなくなるのは、それは漫画がつまらなくなったからではなく、自分が対象年齢の範疇から超えてしまったことが最大の原因。そうやって考えると上の人が「最近のジャンプがつまらなく感じる理由」に、ある種の少年ジャンプに対して自分が読者ターゲットの範疇ではなくなったことも考えられます。 また「女性の意見を意識するようになったからつまらなくなった」というのは大きな間違い。なぜなら昔からジャンプ作品の人気を支えてきたのはかなりの比率で女性人気もあったから。というか、男性だけの人気作品って、人口から考えても片側だけの人気であり、国民的人気作品にはならない。過去ジャンプを代表する作品はそれこそ性別関係なく人気があった作品が多い。キャプテン翼や聖闘士星矢など当時の女性人気を知らないのだろうな・・・ また、ジャンプという雑誌は未だに漫画雑誌業界のトップを走っている。発言主の云う「劣化」とは何をもって劣化というのか?「純粋なファン」とはいったい何をもって純粋、不純をファンでわけるのか? 面白いマンガには男女問わずファンが付く。だから「女性の参入で劣化した」などというのは基本的に「自分の気に入った作品が少ないのは女性ファンのせいだ」というくだらない偏見でしかなくて。 最近、マンガ原作のスポ根アニメで男子生徒が多いだけで「ホモアニメ」と喚いている男性オタクがネット上に散見するが、男子がいっぱい出ている部活マンガはそういう人にとって全部ホモアニメ扱いなんだろうなあ。そこに熱いドラマや男くさい友情がしっかり描かれていても。 そういう色眼鏡でしか見られないともったいないのにねえ。
2016.05.09
コメント(0)
過去の英雄や歴史上の人物が一堂に会してその人物に応じた能力を使ってバトル、というフォーマットの漫画やゲームなどがありますが、たとえば昭和天皇とか使っちゃダメ・・・なのかな? すべてをリセットする必殺技「玉音放送」とか。 いや、冗談ではあるのですが、この手の実在の人物を不謹慎である、ないの基準ってどのへんなのだろうか?というのがあって、たとえば同じ天皇家であっても古い人物の場合、漫画内で悪役として書かれるケースもある。(火の鳥とか)。それに対して不敬だ!という人は少ない。 なんだろうね?この「皇室に対する不敬」という基準ってものすごく定義があいまいで、そういうもので暴力沙汰になるのはなんとも意味不明な気がする。
2016.05.08
コメント(0)
自国の負の歴史をなんとか隠ぺい、もしくは都合のいいものに書き換えようとする自称「愛国者」たちは数多く見られますが、こういうブログを朝鮮は植民地ではなかった説について 資料をもって上記の「植民地ではなかった」説を否定されています。こういう一次資料を丹念に検証する方には頭が下がりますし、単なる民族意識を超えた世界に通用する説得力を持つことができる。 以前に「従軍慰安婦はなかった」説を唱える人と、それに対して資料を次々と提示する人のツイッターでのやり取りがあったのですが、言葉の違い(信憑性の担保)がまったく次元が違っていて。なかった説の人が提示する資料はいわゆる評論本であったり、あるいは読み手によって曲解されたストーリー(軍の施設内に設置されていたが民間業者が作った慰安所なので軍は関係ない)であったり。 それに対して公文書や一次資料、明確に当時も国際法で禁止されていた戦時性的暴力行為である立証でありました。 これを考えた場合、上の「植民地ではなかった説」を唱える人が言うのは、どんな言い訳をしても「嫌がっていたけど最終的に気持ちよくしてやった(つもり)んだからレイプじゃない」と何が違うのか?と思ってしまうのですよねえ。 それに、本当に植民地でなかった、あるいは慰安婦問題がこれほど長く問題化するのは、明確な資料がでてきているのに、それすら否定しようとする人がいる。前に荻上チキさんのラジオに与党保守系の原田議員が南京大虐殺について否定論の立場で対談した際、彼の言葉に荻上氏が次々と資料を提示して反論したところ、結局大きな声を上げているだけで何の証拠も資料も持ち合わせていない、それこそネットで真実を知った、レベルの典型的なアレな発言ばかりであったことをおもいだしました。そして追い詰められると愛国心とか日本の尊厳といった曖昧なものに逃げ込む。つまり、何の確証もない不誠実な人であると。 自国の過去の負の歴史はどの国にもありますが、それを隠ぺいしようとすること、あるいは「他国もやっていたんだから文句を言うな」な思想がダメなんだと思います。その時、何があったかを明確にすることは、自分たちの生きる現代でも起こり得る、実際に起きていると注意する大切な思考の糧になりますので。自虐とかそういった意味ではなく。 愛国心とは今の政権や政府にすり寄るためのものじゃないですよ。
2016.05.08
コメント(0)
パナマ文書で話題になっている企業の租税回避問題。本来払われるはずの税金を税率の極端に安い国にペーパーカンパニーを作り、そこに納税したことにしてごまかすというやり方に多くの世界中の企業や有名人、政治家などが関わっていた、ということですが。 で、テレビなどでタレントが「法律的には違法ではないのだけど本来支払うべき税金が国庫に入らないことで金持ちが得をし、その分を庶民が税金で負担する不公平さはけしからん」と叩いていたのですが、ふと思ったのは、たとえば有名な芸能人が個人事務所を作り、会社法人となることによって節税対策をすることって芸能界ではよくやっていることでは? 普通に個人が税金を払うより、こういった企業という形にして、たとえば社長を身内、タレント本人を社員扱いであると税金がぐっと安くなる。本来収めるべき税金を少なくすることができてしまう。車を買ったとしても社用車として経費として落とせてしまう。もちろん、法律的には違法ではない。だから多くの芸能人が個人事務所を作る。 こういうのって上の租税回避と何が違うの?と思ってしまう。 今、テレビに出てこの問題を語っている芸能人やキャスターの何割が個人事務所を持っているか。それを調べると面白いことになっています。
2016.05.04
コメント(0)
何だか違和感を感じた記事停職中に旅行の写真をFB投稿 女性主事を懲戒免職 ???停職中は旅行に行ってはいけない、という規約があるの?FBに写真を載せてはいけないの?懲戒免職する理由になるの? 停職期間って別に謹慎とか自宅軟禁ではないはず。というか、停職期間中の個人行動制限は人権侵害じゃないの?というか、まず「どうして旅行に行ってはいけないのか?」を法律を持って合理で説明できないのではないのか。もし、自粛ということであればそれこそ自粛とは個人の自発的行動でなければいけないのだし。 それとも停職中はカニやらエビやら豪華なものを食べてはいけない、という公務員法があるの? これってわかりやすく言うと「空気を読まなかった罰」という、一番あいまいで危険な懲罰じゃないのかなあ?
2016.05.03
コメント(0)
高校生の政治活動23府県・政令市「届け出不要」 学生の政治活動を学校に報告というのはおかしな話で。たとえばこれが学校の施設を使う、というのであればわかるのですが、たとえばデモに参加するとか政治集会に参加するというのは個人の思想の自由。わざわざ先生に報告する義理はないので。 と、いうか報告しなかった場合、生徒は罰を受けなければいけないのでしょうか?また、政治活動というのはどこまでのことを言うのか?特定政党の応援演説?原発デモは?LGBTのデモは?反戦運動は?たとえばヘイトデモのように社会的に反感を買う、先生が気に入らない政治活動をしていたら指導するつもりなんだろうか? 私が思うのは「日本の学校は生徒の私的時間にかかわりすぎるし、親や大人まで学校の責任にしすぎる」と。あくまで校内のカリキュラム以外は個人の問題で、むしろ先生に余計な責任を押し付けるべきじゃないと考えてます。 この上の記事の政治活動も「大きなお世話」でしかない。政治活動をするかどうかを選択するのも個人の自由。許可を求める類のものじゃない。
2016.05.02
コメント(0)
全34件 (34件中 1-34件目)
1