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私の勤めるゲーム会社で数年前、デザイナー志望の新卒者の作品選考をさせていただいた時のことですが。 たくさんの学生さんの応募作品の中で「お?」と思った人を選り分けるのですが、だいたいこの時点で半分以上の人が足切りされます。で、その選ばれた人の履歴を初めて見る、という感じで。つまり、学歴とか資格というのがいくらあっても作品に光るものがないと無意味という、ある意味怖い選考かもしれません。 で、惜しくも作品の段階で落ちてしまった人の履歴書を見たのですが・・まあ、私のような低学歴の人間にとっては「なんで?」と思うような立派な学歴の人が時折応募しているんです。デザイナー志望として・・・で、作品はおそらくこのレベルだとどのゲーム会社でも厳しいんじゃないだろうか、という・・・ こういう人にとっての学歴、というのは何だったのでしょうかね・・・もちろん、たくさん受けた会社(職種)の一つである可能性の方が高いですが。それに高学歴であればそれだけで雇ってくれる企業は他にたくさんあるし。 でも、もし本気でこの業界にデザイナーとして就職したかったのだとしたら・・・ この人にとっての学歴とは何だろう、と考えてしまった瞬間でした。
2012.01.31
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先々週のTBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」で石原都知事と今回、芥川賞を取った田中慎弥 氏のやり取りについて語っていました。 その中で共感したのは「都知事は元々あんな人だし田中さんも芸風としてそういう言葉の応酬はいいと思う。でも、イヤなのはマスコミが都知事には「あんにゃろ、あんなこと言ってたでゲスよ」で、反対の田中さんには「もっと言っちゃってやってくださいよ!」という態度で接している事が見え見えだったこと。普段、もっと都知事が酷い事を言ってもダンマリな癖に」 という。うん、確かに。これって思いっきりドラマとかマンガに出てくる三下の小悪党がやりそうなゲスな人間だよなあと。 で、翻ってたとえばネットで恣意的な悪意をまとめる2ちゃんねるのまとめサイトって、こういう部分が似ているからイヤなんだよな。 「○○があいつのことをバカにしてるみたいですぜ?」「××の連中、こんな風に言ってますよ?」 こうやって自分はあくまで「第3者として客観的に伝えているだけ」という風体を装った責任逃れ。それで両者が炎上すると「まったく、どっちもどっちだよ」と呆れたようなそぶり。 うわあ・・・最悪の人間に見える。 やっぱ自分の発言は自分の言葉でしておいた方がいい。こういう三下小悪党にならないためにも・・・
2012.01.31
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ヨドバシカメラでプラチナゲームズの「ヴァンキッシュ」が1490円というワゴン価格で売っていましたので購入しました。 で、遊んでみたのですが「なるほど・・・これ、TPS好きにはあわない、銃を持ったアクションゲームだわ」と・・・ いや、これは面白い!とにかくプレイヤーのテクニックでかっこよくキメられるというか、高速ダッシュ>スロー>狙い撃ち というのを連続できめると脳からアドレナリンが出ます。 また、難易度もカジュアルであれば比較的ゆるいので(しっかり遮蔽物に隠れながら進めばなんとかなる)詰まる事はほとんどありませんでした。 このゲーム、ビジュアルもかっこいいですが、なにより操作感と画面反応が心地よいのでいかにも「ゲームやってる!」という充実感がありますね。シナリオは・・・まあ・・・オマケだと思ってます。 このゲーム、海外のTPS市場を狙った作りですが、あまり売れなかったというのはわかります。TPSって基本「銃撃戦」のリアルさを求めるお客さんが大多数だと思います。とすると、このゲームはせわしなさすぎる。どちらかというと銃を持った高速アクションなのでこの違いがなかなか受け入れられなかったのでしょう。TPS市場では重要なネットを使った対戦プレイもないし・・・ また、ボタンもパッドのほぼ全てをせわしなく使うことが前提になっているだけに、慣れるまで、そして使いこなすまでにちょっと敷居が高いですが、そこを越えると急激に楽しくなります。 現在の市場価格だとだいたい新品でも2000円以下だと思いますが、それ以上楽しめる、いかにも「日本風の」よいゲームなのでぜひ。
2012.01.29
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世の中には「結果が全てだ」と気に入らないやり方の相手を否定しつつ、その人がそのやり方で結果を出しても「こんなのは認められない!」とよくわからない切れ方をする人がいます。 こーいうのって結局、自分の考えたとおりにならない事が気に入らない、ってだけなのでしょう・・・
2012.01.29
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今、仕事でやっているゲームなんですが、自分がある程度自由が利く立場でやらせてもらっているので今回、開発に当たってのコンセプトで「ざっくり、大胆に」作ろうと。 これは、過去に自分がずっと思っていたのですが、最近のゲーム作り、特にハイエンドゲームだと細かいところにこだわりすぎている、と思いましたので。 しかも、そのこだわりが売り上げに繋がらないような、細部の細かいディティールとか一瞬しか出ない部分の作りこみなど。しかし、そのおかげでスタッフの負担が増える上に開発延期とかをまるで「当然のこと」のように行われている。しかも、細かいところを作りこむ事でゲーム的な変更が利きにくい。絵を優先するあまり根本の面白さを阻害してしまうことが多かったので。 だから、今回売りになる部分以外はざっくり手早く作っていこうと。手抜き、というのではなくて、後々調整がしやすいように。細部のこだわりは後回しにして。 全方位にハイクオリィティーのゲームなんて、海外のバカみたいに金をかけたソフトに敵う訳がない、だからこそ、こっちは売りの部分を尖らせたモノを作りたいです。 それに、自分のユーザー的性格としてもそういうゲームが面白いと感じるので。
2012.01.28
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同業者としてちょっとショックな記事をバンダイナムコの闇 うつ病社員のSOS&医師警告を再三無視、自殺に追い込む この業界に長くいますと、精神的にきつくて退社された方を何人か見ています。特に、入社して3.4年目の若い世代で、ゲーム会社に夢を持って入ったのに、自分のやっている仕事のきつさと、自分の作りたいものと作っているもののギャップでノイローゼになってしまったり・・・ この方はそれを「死」という手段でしか解決が出来ないほど思い悩み、絶望したのでしょう。 しかし、私は同業者として「どうして別の道を考えなかったんだ」と・・・ これは「ゲームが作りたかった」というのが本当なら、転職とか、私のように同人ソフトを作る、という選択肢もあったはずです。必ずしも大手のソフトハウスでしかゲームが作れない訳じゃない、それどころか、大手であればあるほど自分の意思が通る確率は低くなる。パチンコ事業に移動されたのもあくまで「会社の人事」で、そこに自分の自由意志が通ることは非常に難しい。だとしたらまず自分が変わるしかない・・・ 私も同人ソフトを趣味で作っていますが、これは本当に励みになっています。何しろ、会社で得た技術や知識を自分の趣味にフィードバックできる。会社からもらった給料で予算を賄える、さらに売り上げを気にせず自分の好きなものを作れる。ある意味、理想系といえるパターンです。残業で毎日11時近くに帰宅して、そこから寝るまで2時間近くゲーム作りをしたり・・・でも、楽しくて仕方ないんです。 今回お亡くなりになった方も、また、自ら今、悩んでいる方も「道は一つだけじゃない」ということを常に考えて欲しいです。自ら命を絶つ、というのは人生の選択肢で優先順位として最下位のはずですから。
2012.01.26
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世の中のあらゆる不満において「こんな事は子供でもわかるのに何故やらないんだ!」と思う人は・・・ あなたは学生時代、親や先生に「勉強しなさい!」と言われて素直に勉強しましたか? 人間、そうするべきである!という事は他人に言えても、自分の事となると「面倒くささ」や「既得権」「しがらみ」があって出来ず、ついズルズル現状を続けてしまう。 他人は糾弾できても、自分の事となると「子供でもわかること」が出来ないのが大半の大人なんです。私も含めて。
2012.01.25
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いつも拝見する島国大和 さまのHPで刺激的な内容のエントリーが・・・実話のフリした嘘話にそれでいいじゃないかを、良しとしたくない理由。 で、これを読んで「実話だと言った作り話は 面白くても危険なのでいかん」という内容のエントリーだと思います。 ですが・・・例えば私、昔ラジオ番組「さだまさしのセイ!ヤング」という番組の常連ハガキ職人だったのですが、ネタを面白くするためにかなり盛って話を作っていたんですよね・・・「これはウチの母の話です」とか「私の友人Nが・・・」とか。実話形式でいかにも生活の中にありそうな面白話をこしらえたり。 で、それが読まれると、DJが笑ってくれる訳です。ええ。きっとリスナーも笑ってくれたんだろうと。それがうれしくて。 それもダメですか? いわゆるステルスマーケティングとか、情報の捏造、ということとこれも同じなのでしょうか? 話を面白くするウソの許容限界、というのがあります。例のゲーセンの話は誰かに迷惑をかけたか?「一杯のかけそば」も「アダムスキー型UFO」の創作性も、ひいて言えば司馬遼太郎の歴史小説も含め、ウソが許される範囲に十分含まれているんじゃないか だからこの手のウソと詐欺行為的なウソを混同してはいけないと思うし、他人を楽しませる創作は許して欲しいな・・・ 冷静に考えたら冒頭に「これは実話です」って言葉がついただけで本当に信じる人間のウソを見抜く力なんてそんなものですから。誰かが真実だ、といえば信じるのかと。
2012.01.24
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ちょっと気になったツイッターまとめを「ドット絵は手抜き」 発言で炙り出された古い日本人が持つドット絵信仰脳の問題点。中学生に本気になる大人達は危ない 私はPC88時代からゲームを自作していたゲーム世代でした。 当時、ゲームの中で使える表現は基本ドット絵しかない時代で。しかも、一度に画面に出せる色数が制限されていて、さらに大きさや数、描ける容量も今から考えると笑っちゃうようなものでした。 ですが、当時はゲームで使える描画方式が基本それしかないという。一応、3次元表現もありましたが、とてもじゃないけどドット絵にも劣る、スッカスカな四角や板切れを置いた世界。 そんな中、私のようなドッターと呼ばれる絵描きは「擬似的に3次元表現をする」という、涙ぐましい努力をしていたんです。だんだん拡大する絵を並べて奥行きを出したり、パレットを変化させる事によって遠近感を演出したり。 もし、当時に今のポリゴン的表現手法が使えたのであったら、私たちは躊躇なくその表現を選んだはずです。 ドット絵表現に温かみがあると思わない理由はまさにそれで。これは昔の玩具、けん玉とかおはじき、ベーゴマといったものには温かみがあるが、今のゲーム機には温かみがない、というのと同じで。当時の子供にはゲーム機がなかった。おもちゃがそれしかなかった。当時の子供だって3DSが普通に買えるようであったらきっとそれで遊んでいるかと。 何より、ドット絵はあくまでキャンバスと同じです。そこには温かみのある絵も、硬質で無機質な絵も、へったくそな手抜きの絵もあります。ドット絵だから、ポリゴンだから、というのはおかしな話で。 元の発言者が「ドット絵は手抜き」と思うのは、単にその部分を経験していないからの迂闊な発言ですし、当時「すげえ!」と思った世代が驚きを今の子供に「これに驚けないなんて想像力がない!」ということにはならないと。
2012.01.22
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以前、捕鯨問題であったコメンテーターの話なのですが。「日本人は昔からある鯨という食文化を守るために、もっと怒るべきだ」 えーと・・・なぜ怒りを全ての日本人に強要するの? 正直な話をします。私、鯨肉に関しては本当に「どっちでもいい」食材なんです。だから、好きな人、鯨食文化を愛する人が声を上げる事はもっともだと思います。が、それを他人に強要するようなのはどうにも・・・ねえ・・・ 以前に故。中島らもさんがエッセーで書いていましたが「政治家なんかが演説で「我々は~」っていう言葉を聞くと「誰が我々じゃ!」と反発したくなる。勝手に仲間にするな、と」 確かに。 ある日曜朝の政治討論番組で司会者が「そんなのは日本国民全員が許さないよ!」って啖呵を切っていたけど、別に個人的にはそうでもない話だったり。 勝手に自分の意見を国民の総意にして欲しくないなあ・・・
2012.01.21
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NHKが3年がかりで放送した「坂の上の雲」このドラマの一番の見せ場は何と言っても最終回の30分にわたる艦隊戦でしょう。 すさまじいCG。特に戦艦三笠が波を掻き分け、Uターンするのをカメラで船首からぐるーっと舐めるように映す迫力。時折、カメラに砲弾の水しぶきがかかるなど「え?これ実写でしょ?」と思うほど。その他にも大砲を撃った時の衝撃波や、その反動で船が傾くとか、ロシア側の煙が濃い(当時黒色火薬を主に使っていたロシアの砲は煙がすごかったらしい)など、本当にリアルだなあ、と。 で、ここまで書いて思ったのですが、よく考えたら私は当然、戦争経験はありません。こんな艦隊戦も見たこともないし、それどころか軍艦、というものも実は見たことがないんです。 ということは、この「リアル」ってのは頭の中で想像したリアルさ、なんですよね。 見たこともないのにまるで実写のようだ、と言えるリアルさ、ってのはなんなのでしょうか・・・
2012.01.21
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以前に人気ラジオ番組が終了、という際に思った事ですが。 最終回の情報が様々なメディアで流れ、それを惜しむ声がたくさん番組内で取り上げられました。 ですが、そのハガキの大半が「学生時代に聞いていた」「最近聞いていなかったが残念」「昔聞いていたがここ数年聞いておらず、久々に番組のの名前をスポーツ新聞で見たと思ったら最終回で寂しい」などなど ですが、きっとこういう元ファン、という人が惜しむということは、実際は「つまらなくなったから離れてしまった」ということが大きいのかもしれません。ファンの人数が少なくなったから聴取率が下がり、スポンサーも付かなくなってしまう。現役でずっと聞き続けていたリスナーが「面白いのに終わるのは残念」というのとは違うんじゃないかと。 もう一つ。ある田舎町で少子化の影響で廃校になり、建物だけ集会所として残っていた古い木造の学校を、行政が「維持にお金が掛かるから」という理由で取り壊しにしようとしたところ、そこの卒業生OBが「私たちの思い出の校舎だから、何とか存続させて欲しい」という運動を起こしました。そこで行政側が「年間維持費に50万円ほどかかるが、それを皆さんで負担してくれるか?」と提案したところ、そのOBたちは「それはちょっと・・・」と、すっと引いてしまったという... 結局、思い出、というものは「常にそこにある」という安心感だけがほしい人も多いのではないかと。 最初のラジオ番組も「では復活させましょう!」となったとして、その最近聞いていなかったリスナーが戻ってくるとは限らない。また、以前のようには聞かない「番組が存在している」という安心感だけで満足してしまうような。 思い出の維持にもお金がかかるんです。
2012.01.20
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例のサイトで懇意にしていたメーカーとか開発者の作品って、今後そんな行為をしていなくても「穿った視点」でゲームを評論されますよね・・・ これって中でゲームを作っている人間にとって最悪のネガキャンになってしまったのではないでしょうか。ゲームの面白さとはまったく別の評判を立てられる。面白いゲームを作ったとして、誰かが褒めても「ステマだろう」というレッテルを貼られる。 色眼鏡をかけられてご愁傷様としか・・・自業自得とはいえクリエイターが作品の内容以外の視点で見られる恐ろしさ。自分たちの主張が真っ直ぐに伝わらない恐怖。 同業者として、この手のファンとのお付き合いは必ず一線を引いた立場でありたいと。
2012.01.18
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例えば、SDメモリーカードを近所の家電屋で2000円で買ったとする。 しかし、都内で暮らしている場合、秋葉原のちょっと路地に入った店で買えば、同じメーカーのものが半額で売っている事はざらである。 さらに、ネット通販で探すともっと安いところもある。 で、思うのは一番最初の近所の家電屋が「ボッタくっている」訳ではない、ということ。もっと安く買うためには何らかの苦労をする。それが差分の価値なのであって。 近所の家電屋は高い分、自分が買いに行きやすい、という側面がある。その価格差が納得できない人は、アキバに行くなり、ネット通販で買うなりを選択すればいい。また、人によってはアキバに行く交通費や、通販の送料だけでその価格差が越えてしまう事もある。 消費者の選択肢というのはそういうことじゃないだろうか。これが理解できない人は、いつまでたっても「自分は搾取されている」という考えしか出来ない、さもしい人生になると思う。
2012.01.17
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某大手ゴシップゲームサイトの管理人が、個人情報を調べ上げられ、結局そのサイトの管理人を辞めざるを得なくなるという状況になりました。 感想「悪意ある管理人を潰したのは彼が操っていた匿名の悪意である」 ここのサイトには私も、私の会社のゲームも含め何度も明らかな悪意ある情報を流され、迷惑した。匿名掲示板の無責任な言葉を都合のいいように編集し、あるいはクリエイターインタビューを発言者の意図しない歪曲された見出しを付けて広め、時には文章の改ざんまで。 こんな事をやって、まるで軍師か何かの気分でネット業界を操っていた、気分になったのだろう。広告収入も入り、ますます自分の力が大きいような、そんな錯覚。 しかし、破綻は簡単。当然だ。悪意で動く連中の悪意が自分にむけられないはずがない。特に個人サイトの体裁を装いつつ、実質複数の人間で運営し、企業から利益供与を受けたり、有名人にあったり。そんな人間に向けられたのは最後は「妬み」とか「嫌儲」といったどす黒い、粘着質のドロドロしたタールのような悪意。そして、その悪意は過去に自分がネットで取り上げ、無責任に回りにかけた迷惑とまったく同質のものだ。 今期の件を「ざまあみろ」と思う事はない。なぜなら、その悪意はいつ、自分に向けられるかわからない。匿名の悪意が正義の名の下に個人の人生を潰したケースはいくらでもある。 ただし、覚えておいた方がいい。今回潰された管理人も、正義の名の下にその個人情報をばら撒いた人間も根元の部分はまったく同じ存在であるということ。 最後に、もう一つのゴシップゲーム管理人へ。今更自分がアイツとは違う、なんてスタンスをとったところで、オマエの今までやってきたことは伊集院風に言えば「下痢のウンコとコーン入りのウンコ」の差でしかない。
2012.01.17
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最近連載していたスピリッツの「美味しんぼ」では震災の取材をしたお話でした。 過去にマンガ内で取り上げられた場所の被害が描かれていたのですが、締めとして東北の食材を使った料理を作り、これを食べてがんばろう、で終わっています。 ・・・・ もし、本来の山岡や海原雄山だったら「こんな安全性のわからない食品など食べられたもんじゃないよ」だったろうな、と。 以前の美味しんぼでスパゲティー対決の際、チェルノブイリ原発事故によりヨーロッパの食材は使えない、的な話をしてしまっただけに、この温度差にはものすごい違和感を感じます。 作者の気持ちもわかるんです。今まで食の安全を訴え、やたらに国産食材を持ち上げていたマンガだけに、いまさら国産食品=危ない という論調にはできない矛盾 結局、遥か遠い外国の話であればガンガン叩くことは出来る、けど、身内とか、取材をした相手の話になったらそういう無神経な言葉は言えない。 結局、美味しんぼでの食の安全ってなんだろう、と思ってしまう内容でした。
2012.01.16
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正直な話をしますと、私はすごく要領が悪い。ゲーム作りの現場ではっきりいって自分でも「ダメだコイツ」と泣きたくなるほど迷惑をかけた経験が幾度かある。 で、その時にいつも思い出す言葉が、踊りの師匠に言われた言葉「不器用な人間が一生懸命やれば、やがてそれは信用に繋がる。一番いけないのは不器用な人間が努力しない事だ」 努力、というのが何であるのかは人それぞれだと思いますが、私が20年以上、変化の激しいこの業界でまがりなりにも生き長らえているのは、そんなものぐらいしかすがる事が出来ないからなんですよね・・・ もっと要領がよければいいんだけど・・・
2012.01.15
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こんな漫画家さんの呟きを読んでふと思ったのですが。 マンガ好きな私にとって、マンガを読むということはすごく楽に、わかりやすく面白く大量の情報を短時間に理解できるすぐれた表現方法です。 が、漫画というのは特殊な記号の塊です。吹きだし、コマ割り、効果線、記号、効果音、感情を表わす効果背景・・・ マンガを昔から読んでいる人間にとってはひと目で状況が読み取れる、しかし、70才の私の父は「難しい」と・・・(ちなみに母はものすごいマンガ好きです) これって普段パソコンを使っている人間にとってキー操作やマウス操作、ウインドやフォルダの概念が当たり前のように感じるようなものかと。まったくの初心者にとっては、複雑な操作の塊であるという。 漫画というのはわかりやすい、日本で異常に高度に成長した文化です。だから、子供たちが入ってこれない、というのもなんとなく理解できます。
2012.01.14
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最近、ネットで素人の発言を装った業者の評判戦略、いわゆるステルスマーケティングが話題になっています。 このステルスマーケティングの恐ろしさは、匿名の人間の発言だから本音がかける、だからレビューは正直だ、という部分を利用している事。しかし、匿名の意見が本当に正しいかどうかは、2ちゃんねるなどを見ればわかります。匿名だからこそ無責任に書ける。その結果「便所の落書き」と呼ばれるような信用ならない、あんな場所の言葉を信じる方がバカだ、という場所に落ち着いています。 で、この便所の落書きをさらに恣意的に抽出し、煮詰めてまとめたものが纏めサイトと呼ばれる場所。つまり、便所の落書きにさらにまた匿名管理人の捩れを加えた、もうどう考えても情報源としては信頼に値しないものです。 しかしそれが人気サイトだと多くの注目を集め、ヘタをすると公式HPよりアクセス数が多いとなったら、これは情報の信頼性としては大問題です。 昔から思っているのですが、「クチコミ」っていうのは信用のある相手の言葉だから信頼があるものじゃないかと。例えば近しい友人、趣味のあう仲間、自分と感性があうHP管理人のレビュー・・・ その部分が「誰が言ったかわからない」匿名情報を「○○ってクソゲーらしいよ」「△△の店は不味い」」というような悪評を立てる人間を信頼する方がおかしな話で。 趣味嗜好の違いで評価が分かれるものの場合、余計に私は匿名の意見を信じません。
2012.01.13
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昨日のBiogの続きですが。 あの尾崎豊を肯定する社説を書いた人は、自分が帰宅途中にDQNによるオヤジ狩りにあって、集団にボコボコに殴られ、蹴られ、財布を奪われたとしても「今の若いものは元気があって頼もしい!」と笑って言えるのかね? ヤンキー文化を「他人事」として見て楽しむ文化、例えばマンガとか、ドラマ、映画といったものでしか認識できない人間は想像力が欠落していると思う(もちろん、フィクションであれば何の問題もない) 実際は彼らに虐げられて不登校になった真面目な子、せっかくお金をコツコツためて買った大切なバイクを盗まれて泣く人、彼らの理不尽な暴力により大怪我をした人、性暴力被害にあい、自殺にまで追いつめられた女性などで、リアルな事件ファイルはいっぱいです。 尾崎豊の歌には楽曲としてのすばらしい魂はあるかもしれない。が、現実はそんなものは糞喰らえだ、と。
2012.01.12
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朝日新聞の社説成人の日に―尾崎豊を知っているか 以前にも書きましたが、私の高校生時代、すでに尾崎豊は亡くなっていましたが、青春時代のやり場のない感情を代弁する伝説のアーティストとして、クラスでもCDを集めて聞いている同級生が結構いました。 しかし、どうしても私は歌詞に共感できない。と、いうのは真面目で一応生徒会執行部に入っているような私にとって、彼の詩にある教室の窓ガラスを壊された後に、その後始末をする側の人間だったからです。実際、在学中に他校のヤンキー連中が文化祭に乱入、展示物を壊すなど大騒ぎをしたあと片かたつけをするような・・・その時のやるせなさ、そして、この歌詞の忌々しさが、私の側の青春でした。 だから「オレも若い頃に無茶やったぜ!」というヤンチャ自慢をする人間は嫌いです。お前が笑い話にしているだけだろう、それで意味無く傷つけられた人がどれだけいるだろう。と。 この社説では「今の若者は反骨精神がない!」と言いたいのでしょうが、実際、今の若者はものすごい静かな反乱を起こしています。それは愛社精神の無さであったり、社会活動に不参加であったり、既存メディアに対する不信であったり。 それを受け止める力がこの社説を書いた人間に本当にあるのか。盗んだバイクで走り回るようなわかりやすい反乱心は、少なくともさだまさしを当時から愛聞していた自分にはまったく響きませんでした。
2012.01.11
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自分が子供の頃、TVのちょっと豪華なクイズ番組とかバラエティー番組の優勝賞金100万円、というケースがよくありました。 子供の頃なので金銭感覚がわからず、漠然と「すっごい大金」と思っていましたが、自分でそれなりにお金を稼ぐようになった現在、大金ではありますが手が届かないほどの金額ではない、という、微妙な金額に感じます。 というのは、100万円で何を買えるか?と考えた時に、今、自分が欲しいもので100万円クラスのものがない、家電製品やAV機器、ゲーム機、欲しいソフト、本などは100万円もしない。 かといって車、とかマンションといった資産になりえる大きな買い物が出来る金額でもない。 意外と中途半端な金額に思います。 皆さんなら100万円自由に使えるとしたら何に使いますか?
2012.01.10
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各所で話題になっていますが、コミケの行列を定点カメラで撮影した動画です。 黒い塊が整然とまるでグラフの目盛のように動く姿はなかなかすごいものがあります。これに対して「日本のオタクのすさまじさ」を賞賛する声がありますが、この行列も一朝一夕にできるようになったものではありません。 私が最初にコミケに参加した晴海開場の頃は朝の8時に並んで4列縦隊で延々とのろのろ歩き続け、施設に入場できたのは午後1時近く、なんて頃もありました。今の半分の参加者だったのにもかかわらず、です。特に夏コミでは炎天下に晒されるので倒れるものが続出するジェノサイドコミケ、なる時もありました。 その後、スタッフの方の誘導効率の進化と、ビックサイトのような2箇所から隊列を組んで入場できる場所の確保などによって、このような効率のよい入場ができるようになりました。ですから、この整然とした動きにも歴史があると。 今年の正月、デパートでの福袋販売の様子をテレビで見たのですが、買い物客が一斉に押し合いへし合いしながら、奪い合うような大混乱。コミケより圧倒的に少ない人数でも己の欲望だけを一番に考えると大混乱になる。これはコミケも同じです。現に会場内では時折トラブルもありますので。 そして何より、この「効率のよさ」を維持できるのは参加者全員の協力があってこそ。だからこそ、この映像にも映っている徹夜連中はものすごい危険分子なのですが。 コミケの行列に歴史あり。キモイと思われようともこういうノウハウは守っていきたいですな。
2012.01.10
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ゲームハードを購入するに当たって、私はいつも「今、何が出来るか」を中心に考えます。 将来性というのは、今、何が出来るかということの延長だと思うので。よく新ハード発表の際に「○○最新作が出ます!」と期待を煽っておいて、開発が難航、それが出るのがハード末期、という経験も往々にしてあります。 ゲーム機はゲームを遊んでナンボ。そのハードごと欲しいゲームが出たときが買い時だと思ってますので、「こんな機能もあります!こんな使い方も出来ます!」という枝葉の部分より、高性能はわかったから、早くそのソフトを出せや!という気分ですので。 逆に考えると、自分も開発者としてお客さんをコッチの都合で何年も待たせるようなソフト作りは、どんなにボリュームがあろうとマズイと思うのです。発表は完成の目処が立ってからにしてほしいなあ・・・ 将来性を語っても、あまりに長ければ客も夢から覚めてしまいます。
2012.01.09
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コメント欄にいただいた言葉でふと思ったのですが、若者の活字離れって言葉がよく出ますけど、例えば昨今売れた活字小説って、発行部数で言えば、例えば直木賞とか権威のある文学小説より圧倒的にライトノベルが多いですよね?で、そういうのを読むのは圧倒的に若い層。 またオタク層に人気のあるギャルゲーなど、テキストアドベンチャー系ゲームって、基本活字ですよね?また、Blogやツイッターもネットも活字。 若者の活字離れって一体・・・
2012.01.07
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どんなジャンルでもそうですが、業界全滅論を安易に唱える人って、自分じゃ何もしませんよね・・・ 自分の今の境遇が恵まれていない、うまくいっていない、しかし、自分には何の力も無いから何も出来ない。かといって逃げ出す事も出来ない。 「○○業界は終わりだ」って言葉をもう何十年も前から聞いている業界はたくさんあります。でも、結局何年かに一度、彗星のような作品、革命のような表現の登場に沸き立ち、そして、ファンの世代交代も行われる。 業界を達観したつもりで、結局何もしていなければ業界全滅前に自分が消滅すると思うので、私も日々、一生懸命やってます。 極論すると業界全滅論って結局「あと数万年後には人類は滅亡するんだから無意味だ」ってことさえ言えますから。
2012.01.07
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前にとある一般雑誌(ゴシップ系)に、ゲーム戦争と称して考察が書かれていました。が・・・その内容が、いわゆる自分程度の開発者でも「絶対おかしいだろ、それ!」と突っ込みを入れたくなるようなレベルの間違いを、さもプロはこう見る、みたいな書き方で語っていました。 まあ、一般の記者ならその程度なのかなあ?と思ったら、その記事を書いた人は自称:ゲームライターで、過去にゲームに関する本を書いている。 えっと・・・じゃあ、この上の知識はどこで身につけたのか?どう考えても中でゲーム作りをしている人間であればわかるレベルの勘違いを同じ記事でいくつも書いているのですが。 で、ゲームに限らず、専門家面しながら、実は脳内妄想とか噂レベルで語っている専門家って、結構いると思うのです。また、元現場で活躍していた人も、現場を離れるとその当時の状況しか知らず、今とはまったく違う古い知識をそのまま適用したり。 もっと酷くなると最近は「○○である、とネットで噂になっている」と、ネットの誰の発言とも取れない意見をソースにしたり・・・それでご飯の種になってしまうのだから何とも。 世の中には知識のない専門家もいる、ということで
2012.01.06
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さんざん匿名掲示板の書き込みを自分の都合のいいように編集して広めていた連中が、いざ、自分達がそいつらに攻撃され始めると「あいつらに事実無根の書き込みを広められて迷惑している」とは片腹痛いわ。 自分の言葉を語らない人間が信じられる訳がない。
2012.01.05
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昔から日本のことわざに「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があります。好調であっても気を緩めず、常に警戒を怠るな、という言葉ですが。 で、今の日本の企業って、これとは逆に「不安感を煽る」ようなことばかりしていないかと。やれ、雇用を不安定にしたり、リストラ、賃金値下げ、派遣社員の増加、年金の目に見える破綻・・・ 前に企業業績が好調、通産5年連続収益増、にもかかわらず、社員を大幅リストラ&外部派遣人材登用したゲーム企業がありました。業績が良いのに社員に恩恵を与えず、更なる収益を得るために人件費を削りにかかる。 これによって内部のノウハウが流出し、内側がスカスカになる。これによってまともな品質のゲームが作れなくなるという・・・信頼のあったブランドも一気にガタ落ちです。 危機感を煽ると不安感を煽るのはまったく違います。前者は社員に緊張感を与え、更なる推進力に繋がりますが、後者は社内に諦め、苛立ちのムードを与え、ズルズルと衰退していく。 人間、調子のよいときはいろんなことに挑戦できますが、先行き不安になったら自己保身に走ります。
2012.01.04
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遅ればせながらあけましておめでとうございます。 コミケ参加でその後、実家に直行、3が日を田舎でダラダラ過ごしておりました。 コミケでは多くの方にソフトを手に取っていただきまして、本当に感謝です。また、差し入れなどありがとうございました! つくづくコミケの楽しみは同じ趣味を持つ人々との交友にあり、ほんのひと時でも価値観を共有しました経験として、今回、同人ソフトのデモをじーっと見ている外人さんがwww 確かにうちのソフトの売りが「アニメでグリグリ動く」という、言葉はいらないものでもあるので、なんだかとても嬉しかったり。その外人さん、片言の日本語で「とてもすごいです」と。嬉しくなっちゃいました。しかし、お買い上げいただいたけど、わかるのかなあ・・・日本語テキストノベルだけど・・・ とにかく、それ以外にも「前回が面白かったので続編を買いに」みたいな方がいたり、これはオリジナル同人やっている身としては何より嬉しい反応です。ありがたや。 と、いう訳で今年もよろしくお願いします。
2012.01.03
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