全29件 (29件中 1-29件目)
1
前の会社では派遣社員の方に一緒に仕事をしてもらうことがよくあって。 ですが、あるラインの上長になってから、「あの会社は行きたくない」ということになってしまった。 この上司、自分も部下でいたからわかるのですが、とにかくパワハラを平気で行う。他人がいる前での長時間の叱責、些細なミスを人間性の否定、作ってきたものを「こんなもの作ってきたよ」とバカにする、一日では出来ないノルマをかけて「できない奴は残業や休日出勤が当たり前だろ」と事実上の強制。 これと同じことを派遣社員の人にも行った。どうなったか?まず、その派遣社員さんが派遣会社を通じて会社に抗議をしてくる(実際、契約以上の労働時間をさせているのだから当然)。会社側はそのライン上長に注意するが一向に収まらない。それどころか「やっぱろくに仕事ができないのに口ばっかり達者な奴はクリエイターに向かない、いつまでも派遣止まりだな」と、露骨に会議でいうような・・・ しかし、こういう会社に所属する人っていろんな会社を渡り歩いているからこそ、自分の境遇がおかしいと感じたら、即、契約違反として引き上げる。結局3人来ていた派遣の方が一斉に契約違反を理由にボイコット&未払いの残業代を請求するような事態に。 そして以降、その噂は他のゲーム系派遣会社にも広がって「あの会社はやばい」と・・・実際、やばいのはそのライン上長であっても会社の評判としてうわさはすぐに広がって、以降は派遣会社の方が斡旋してくれない状況になるという。特にゲーム業界はスキルを必要とする人材を求めるだけにこれは致命傷です。 ちなみに私もその上司が嫌で会社を辞めたのですが、つくづく思います。人間性とは「自分より弱い立場の人に対する接し方に出る」と。パワハラを「これが社会の厳しさ」と言っていたあの上司、世間知らずはお前の方だといいたいよなあ・・・
2019.01.30
コメント(0)
週末に家のPCを買い替えまして。そのお引っ越し作業。 しかし、今回のPCはアホほど早いな!以前のPCは10年ほど前、まだウインドウズ8が出たばかりのころに「いい加減OSが変わるから買い替えるか」と購入したのですが、基本は2Dの絵を描く&ゲームを作る用途だったので、ポリゴン表示はだめなもの。試しにMAYAでポリゴン人形を動かしたら2万ポリ程度のモデルで遅くなるような、そんなレベル。 でも今回はアキバのショップ直営店で「グラフィックボードとHD容量、モニタ性能はそこそこでいいから、CPUをCori7、メモリを32積んでください」と。結果、以前と比べたら鬼のように早い奴が来ました。 というか、これでも以前のPCより3万円ぐらい安いんですよね。まだミドルクラスマシン。会社で仕事に使うやつに比べると劣りますが、さっそく10万ポリのモデルを4体動かしてもさくさく余裕で。 さてさて。これで同人に使うHな3Dモーションが作れるなw
2019.01.28
コメント(0)
よくある名前というのはパターンがあって。 私の場合、「高橋英樹」という名前の人を4人知っています。最初は小学生時代のクラスの同級生、もう一人は有名な時代劇俳優、銀河英雄伝説などで知られるアニメーター、そして会社の同僚・・・ 確かに苗字も名前も珍しくない、だから組み合わせ的に多いのは当然というか。 同様に「渡辺淳一」という人も3人(前の会社の人、失楽園などの作品を書かれた作家、ラジオの常連投稿者)いたり、案外こういう同姓同名での間違いはあるかもと思うことがあって。 以前、ネットで知ったのですが、免許証を取りに行ったら別室に呼ばれ「あなたと同じ名前、同じ生年月日の人がいる、何かあった際に混乱の原因になるかもしれないから事前にお教えするので」と説明を受けた人がいたとか。 かくいう私も名前の読み方は同じで漢字が一文字だけ違う人が大きな会社の別セクションにいたことがあって。よく間違い社内メールがありましたw
2019.01.26
コメント(0)
元アナウンサー長谷川豊氏が維新の会公認で参議院選出馬を表明、というニュース。 選挙は誰でも立候補する権利があるからそこに関しては何も言わない。 ただ、彼が以前にした発言は絶対に忘れないし、特に透析患者に「自己負担できない患者は死ね」ということを放言して本人は「わざと炎上を狙った、これによって論議が深まることを期待した」という戯言を抜かしたことは絶対に許さない。かれは今、病気で苦しんでいる人を傷つけることを前提に発言をした。 つくづく思う。麻生副総理も、片山さつき議員もそうだけど「貧困や病気になっている弱者は自己責任」を言う人間が、そもそもそういう立場であることはない。常に自分は絶対にその立場にならない、という愚かしい妄想でしかない。想像力がないから他人の苦労を馬鹿にできるのだ。 だから、絶対にこの人間は信用しない。
2019.01.24
コメント(0)
「制服通学」私服より痴漢被害多く ハラスメント調査で明らかに ちょうどこの大規模アンケート協力者の荻上チキさんがラジオで語られていました。 この中で「よく女子高生がスカートの丈を短くすると痴漢に狙われやすい、という学校側の意見があるが、そもそも女子高生の制服、というものを着るだけで痴漢被害にあう確率が私服学生よりずっと上がる、制服そのもののあり方を考えなければいけない」という・・・確かに名門女子高の使用済み制服はそれだけでネットで高値で取引されていたり、●●女子高校の生徒が良く使う電車として痴漢のターゲットエリアになったり。 これは制服というのが由来が軍服で、没個性と記号化の権化のような衣装だからであり。学校側は私服と違って生徒の制服の乱れを厳しく叱責できる、けど、その学校の制服を着ているだけで痴漢被害にあう確率がぐっと高まるという今回の大規模調査はよく検討した方がいい。 ちなみに私の高校時代、1年生までは制服(男は学ラン、女はセーラー服)だったのが2年の時に私服OKになり、大半の生徒が私服を着てくるようになりましたが、別にそれによって学業がおろそかになるとか校内風紀が乱れる、なんてことはありませんでした。 文章の後半にある------------調査に協力した荻上チキさんは「痴漢被害に気をつけましょうと(女性側の)態度や服装について言われるが、コントロールできない環境要因がハラスメントのあいやすさを高めてしまっている」と指摘した。----------- とありますが、まさにその通り。これはセクハラだけでなく、会社でのパワハラ、学校内での暴力的指導、LGBTや民族差別などもふくめ、あらゆるハラスメントが本人にはコントロール不能な外的要因を「被害にあったお前にもつけこまれる責任がある」と被害者をさらに傷つける。つい先日も自身のレイプ被害とその後の被疑者のなぜか身柄拘束なしの実態を実名で訴えたジャーナリストに「お前が誘ったんだろう」「2人きりで酒を飲むなんて合意と取られてもおかしくない」「こうやって話題つくりをして顔を売りたいのだろう」というヒドイ中傷が本人に投げつけられた。そんなおかしな事なかれ主義の同調圧力が被害者をさらに苦しめる。 今回、大規模な調査で見えてきたのは「性被害の責任を被害者におしつけちゃいけない。そういうことをするから泣き寝入りのような社会が続く」ということ。ネットにはいまだにこの手のことを「妄想乙」とか「自意識過剰、痴漢なんてほとんどが冤罪」「この程度をセクハラだなんて言ったらいくらでもある」という匿名の書き込みがある。つくづくこういう人が闇を深め、問題を矮小化するんだよなあ・・・ ちなみに痴漢被害というのがどれだけ女性に影響力があるか。私の姉は都内に住んでいますが、通勤電車内で痴漢被害にあい、その後怖くて勤務地が変わるまで2年間、通勤経路を変えた(別ルートの電車で時間もお金もかかる)ぐらい。そのぐらい心を傷つけるものなんです。 日本には昔から「嫌よイヤよも好きのうち」という言葉があるが、男女問わず嫌なものは嫌だから! こちらにもっと詳しい記事があったので。
2019.01.22
コメント(0)
バカじゃないかとおもう記事 人が足りないなら本数を減らす。今頑張っている人に「プロドライバーとしての意識改革を」なんて、それは逆効果。お前らは意識が足りてないといっているようなもの。はっきりいって恥辱です。 以前の会社でスケジュール的にこの人月計算では絶対に間に合わない、という計画に反対したところ「君にはプロ意識がないのか!」と叱責されたことがありましたが・・・できる、できないをきちんと見積もれるのがプロですし、これではできないからボリュームを減らすなり、人を増やすなりしてほしいのに・・・ 何より作業するのは私です。私ができない、というものをどうやってできるようになるのか?意識とかの問題ではない。 上の記事、本当にクソな内容であり、これを行って状況改善すると思っている企業であったら運転手さん、別の会社に転職して、その時に金額交渉したほうがいい。今は大型免許持っている人、とくにバスのドライバー経験者は絶対的有利な状況なのだし
2019.01.21
コメント(0)
沖縄で一部自治体が県民投票を議会で拒否していることについて、抗議のハンストを行っている成年に対してネット上で「たった一人の男の勝手なハンストで行政を曲げるようなことになったらそれこそ民主主義の危機ではないか?」という意見を見ました。 違うよ。今回は前提条件が違う。 まず県民投票は県全体で行われることが先の選挙で公約として当選した知事が言っていた。で、支持されて行われる。県民の世論調査でも圧倒的過半数が県民投票に賛成、事実、拒否している自治体以外は行われる。 しかし、沖縄市に代表される5つの市議会での保守系議員によって拒否されている。ちなみにこの議員が選ばれたのは玉城デニー氏が当選する前回の選挙前であり、それらを公約に掲げてはいない時期。 最初のハンスト青年の話に戻る。彼は法律を自分の好きなようにしろ、と主張して言うのではない。「本来できるはずの」県民投票で県民の意思を見せることをやらせてくれ、と言っている。つまり、賛成派も反対派も意思表示できる投票であり、だからこそはっきりする。本来だれも止められるものではないはず。にもかかわらず、ごく少数の議員によってそれを封じられているとしたら、それは民主主義の敵はどちらかなんて誰でもわかるだろう。 いや、わかってるのだ、彼ら議員が民主主義の敵である、県民の意思とかけ離れた行為をしていることは本人たちも。でも行われる、行わざるおえない立場にされている。それをさせているのはだれか?
2019.01.19
コメント(0)
試験中、トイレで退室 認める?認めない?司法判断は… これは明らかにシステムの欠陥だと思う。というか、自分の人生がかかっている状況を生理現象で左右されるなんて恐怖でしかない。 説明含めて105分という一時間半以上の時間。これはたとえ事前にトイレに行っていたとしても誰でも起きえる。特に頻尿体質の人は何もしなくても30分おきに尿意に襲われる人もいる。 この意見に怖いのは「カンニングのような不正を防ぐためのルールだから仕方ない」という言葉。だけど、実際の試験内容に「尿意を我慢する必要性」があるテストではない。全く別次元のお話。 カンニング対策は別にできる。「試験時間中ぐらい我慢しろ」などというあなたは受験当日、たまたま「お腹を下していなかった」だけかもしれない。
2019.01.18
コメント(0)
「ひげ生やすのは個人の自由」人事の低評価に賠償命令 これは当然といえば当然のお話。むしろなんでこんな理由が査定に影響するのか? 会社側は「利用者から訴えがあった」というのを理由にしている。が、それはいったい全利用者の何人からの訴えか?ごく一部のクレーマーだとしたら、そいつが「女子従業員が服を着ているのは不快だから全裸で対応しろ」と言われたら対応するのか?そんなわけがない。本当は「ひげが生意気だから」というのを無理やり「内規」にすりこんでいるだけ。これは茶髪とかメイクとか、食べ物、飲み物、嗜好品、いくらでも制限できる。 「嫌なら会社を辞めろ」という確実なパワハラ。で、こういうことは自分より上の人間には言わない、卑怯な連中。 だいたい、役員にはひげを生やしている人がいるのに社員にはダメ、ということ自体がおかしな話。そのお偉いさんは一般客が「お前の会社の重役のひげが偉そうで不快だから剃れ」というのに応じるのか? もっといえば、イスラム圏の男性は成人になったらひげを生やす。そういう人はこの会社に入社させないという雇用機会均等法違反になるのではないか? 世の中、合理で説明できないことを法律や規則にしてはいけない。でないと不正や不合理を行う側に有利な社会になるから。以前の会社でもあった、なぜか「役員しか使ってはいけないという暗黙のエレベーター」のようにバカバカしいことが起きる。
2019.01.18
コメント(0)
アニメの内容より外側の話が悪い意味で話題になっている「けものフレンズ2」と「ケムリクサ」の2つの放送を見ました。 で、作家性というのはこういうことかと。けものフレンズ2はサーバルなどの基本デザインや声優さん、ジャパリパークという舞台は変わっていません。が、前作とまったく違うアニメに思える。 これに対して「ケムリクサ」は世界もキャラも設定も全く違う。けどたつき監督の「けものフレンズ」を見た感覚。 こういうのは不思議で。CGという複製可能、デジタルな世界でありつつ、醸し出す臭いに作家性が出る。 どちらの作品もまだ始まったばかり。さてさて、どんな風になりますか・・・
2019.01.17
コメント(0)
なんともみっともないお話ですが。結局、ネットに限らずこの手の差別発言をしている人にとって年齢とか社会的地位は関係ない。単に想像力不足、過激で安易な言葉に流されているだけで。 この件を国家とか民族を外して考えてみよう。見ず知らずの中学生に対して60歳を超える老人が暴言、差別的言動をしている。そんな姿。どっちが卑怯者か、そこで考えればわかる。そしてこの差別は国籍だけではなく、宗教、性別、身体的特徴、お金の有無、社会的地位、趣味、どんなものでも自在に当てはめて差別することができる。 昨今、こういった過激なことを書くことが「正直な人」だという人がいるが、私が思うに単に「相手に対する知識も理解しようとする努力もなく、それがどんな影響を与えるか、それによって罪もなく傷つけられる人がいることにも全く考えられない下種な人間」だとしか思えない。 それはアメリカのトランプ大統領や我が国の一部政治家を見ればわかる。
2019.01.17
コメント(0)
学校教育でいまだに教育としての暴力、体罰が容認されていることについて。 自分の中学生時代、軟式テニス部だったのですが、ここの担当顧問の教師がひどかった。朝練に遅刻してきた生徒をビンタ、練習中に気が抜けている(という先生の主観)生徒をグラウンドランニング、下級生の指導がなってないと地面に上級生を正座させて長時間説教。ミスをすると持っているラケットで尻を叩く。 で、じゃあこの先生がテニスの一流プレイヤー、あるいは有名な指導教官かというとそんなこともない。単なる社会科教師。技術的、戦術的テクニックはほとんど教えられた経験がない。単にミスを叱責されただけ。 で、今でもこういうことって行われている。 最近、気持ちが悪いと思ったことは学校での体罰が問題になると「私たちの子供の頃は先生から殴られるなんて当たり前だった」とたいして大きな問題にしない人がいること。しかし、この体罰が嫌で部活をやめた生徒が大勢いる。私もその一人。親には2年時に「勉強に集中したい」という口実で辞めた。嘘だ。単にあの環境が嫌だったから。部活が嫌でテニスというスポーツを嫌いになった。 結果、でもよかったと思う。部活に費やしていた時間を趣味のパソコンでのゲーム作りに充てられたし、休日部活練習もなく、友達と楽しく遊べた。成績も特に悪くなかったので学校生活は格段に楽くなった。 社会人になってレクリエーションでテニスをすることがあったけど、本当に楽しい。勝っても負けても笑っていられるゲーム。歯を食いしばって、苦痛に耐えることはない。 たとえば、あの時学校でビンタされていた自分が、かっとなって先生をビンタしたら、どうなっただろうか?おそらく休学、あるいは退学になったと思う。しかし、先生はそれが適用されない。指導であれば暴力が許される、パワハラというのはこういうこと。 小さい子供の突発的な危険行動回避とは違う、どこにも正当性はない。 近年、ある名門バレー部で指導者が床に突っ伏している生徒にボールを執拗に打ち込む動画がネットで公開された。大問題になった。それ以外にも女子体操選手がコーチに壁際で突き飛ばされ、顔を叩かれる動画なども話題になった。日大アメフト部の騒動、相撲部屋での暴力事件・・・この手の「教育のためなら暴力が容認される論」があるからこそ、問題は後を絶たない。 大人になった今だからこそ思う。当時私が受けていた指導(暴力)にテニスが上手くなる要素は何もない。法律で認められない、単に一般社会では犯罪になる一方的な暴力を受けていたのだと。
2019.01.16
コメント(0)
なぜソニー「PS Vita」は爆死したのか?“必然だった”ニンテンドー3DSへの惨敗 上の記事とは少しずれますが、わたしはソフト会社、とくに自社ハードを持っている任天堂やソニーのような会社では、どれだけゲームの「種」を常に持っているか、がものすごく大切なんだと思います。 昨年の国内コンシューマゲーム市場において任天堂と株式会社ポケモン(事実上任天堂作品)の売り上げはあわせると48%。次点のカプコンがモンスターハンターワールドがあれだけ売れたにもかかわらず10%以下。つまり、国内のコンシューマゲームは事実上任天堂作品で半分を占められた、しかも、その状況はここ数年続いています。 で、任天堂も常に新しいゲームを作っているわけではない。過去の続編やWiiUのバージョンアップ作品をきっちり売り込んで、しかも発売後も一年以上延々と売れ続ける。これはゲームの「種」を確実に次につなげている格好です。なにしろマリオもゼルダも家庭用ゲーム創成期からいまだに現役で新作ソフトが売れるキャラクター。その他にも20年、15年選手のキャラがたくさんいて。 逆に言うと、他のコンシューマメーカーもそうしたいのですが、一社でなかなかこれだけのコンテンツを持っているところはない。それどころか昔は持っていたのだけど、過去作の失敗でその種を枯らしてしまったメーカーがいかに多いか。その代表格はセガだと思うのですが。 話を元記事に戻すと、PS Vitaが最初に私のような開発者に説明があった時、「こりゃ大変だ」という感想しかなかった。それは据え置きクラスのクオリティーを携帯の小さい画面で、という市場に持ち込まれる。そんなので採算がとれるわけがないと。 事実、PS Vitaには携帯ゲーム機にもかかわらずPS3並みの画面的なリッチさを求められ、その割に売れないという悪循環。特にあの画面サイズでは画面クオリティーをどんなにリアルにしても意味がないのと、すでにスマホなどで高解像度携帯があふれていた以上、このハードでしかできない、という魅力的タイトルがない限り専用機を買う価値がない。また、同タイトルマルチ発売としても据え置きと携帯で別のソフトを作る作業が必要になる。 その辺、任天堂がスイッチをヒットさせた理由につながると思います(一本で据え置きと携帯のハイブリッド、これでしか遊べない任天堂ソフト)それは任天堂が先述した「種」を残し育てているからであり。また、ベヨネッタ、モノリスソフトのゼノシリーズに代表されますが中規模の開発メーカーに資本参加して、たとえ本数的に売れなかったとしても魅力的な尖ったコンテンツを囲い込んで種を残し、ソフトラインナップに並べる。こうやってバカ売れするものだけではない、多様性を保全する。 ゲームハードの魅力はソフトの魅力。他で代用できる場合は絶対に安価な方にユーザーは流れます。逆に言えば、セガがハードから撤退した時点でセガという会社のコンテンツすら魅力を失ったとも言えますが。
2019.01.15
コメント(0)
年始に暇だったので「未来少年コナン」をぶっ通しで見ました。ニコニコ動画のDアニメストアからです。 この作品はご存知、宮崎駿氏が監督を務めた26話のテレビアニメ。1978年というからもう40年前の作品・・・なのですが、この完成度の高さがすさまじい・・・原作小説はあるのですがほぼ完全オリジナルで、彼が天才演出家として名をはせるきっかけになった作品。特にテンポのうまさは神がかっていて、今のアニメであれば3話使うような物語構成を冒頭わずか10分でまとめあげる(しかも過不足ない)驚異の演出です。 内容は2008年(もう過去なのね)、世界戦争によって滅びた人類社会。ほとんどの大陸が海に沈み、生き残った人々が残されたわずかな過去の遺物のエネルギーを糧に細々と暮らしている時代、残され島と呼ばれる孤島に育った野生児主人公コナンと浜辺に漂着した謎の少女ラナの冒険のお話。 この作品の中で、インダストリアというエネルギーの尽きかけた旧大都市があり、そこを支配するレプカとの対立があるのですが、その都市の社会描写で市民を1等市民、2等市民、3等市民、あるいは反逆者、流民に区分けして支配する構図があります。彼らは点数で評価され、国に役に立たないと判断されたもの、何か失敗したものは下位に落とされる。下位の人間は貧しい生活や苦しい居住環境を強要される。政府に反対する者はとらえられ、額に十字の焼印を押され地下に追いやられる。そんなデストピア。 で、これと同じこと、階級支配社会をこれから日本は外国人労働者の受け入れという形で合法的に行おうとしているんだと。いや、ウソではなく、たとえばそんなことがない、というのであれば、なぜ彼らに一般市民と同じ選挙権を与えないのか?年数を区切って優秀な人のみ家族を呼んでいい、などというシステムを作るか?なぜ永住権を申請したら即、日本国籍が得られるシステムになっていないか? これらは完全な階級社会の構築で。外国人労働者は確実に私たち日本人より社会的制約をうける。それは法律でも、労働環境でも、何より自由でも。 だからこそ、このアニメを見て空恐ろしくなったんです。
2019.01.14
コメント(0)
国内の政治家として危険なことを平気で言っている看破できないツイートなので一般論として、内戦などで危険な国へは渡航制限がなされます。今の韓国の様に、常軌を逸した国へ渡航した場合、日本人が何をされるかわかりません。感情だけで理が通じない。協議や法の支配、倫理、道徳も通用するとは思えない。先ずは、日本人の韓国への渡航を控えるなど出来る事はある筈です。 ・・・ちなみに昨年日本から海外旅行のランキングをご存知でしょうか?1位が台湾、2位アメリカ(主にハワイ)、そして3位が韓国です。 ・・・で?この政治家は何を言っているのかと。てめえ達政治家の外交の失敗を勝手に民間にまで共有しろと押し付ける。これは太平洋戦争中、政治が行ったこと。 政治での国同士のいさかいをなぜか相手国の民間人の感情にまで影響、あるいは支配させるのは愚か者としか言いようがない。たとえば昔、アメリカと日本が貿易での日米摩擦で日叩きが行われていた時、あの時の日本人は「悪い人間」だったのか?日本車が引っくり返され、日本企業の商店が破壊、略奪された、それは当時の日本人が悪い人間だったからか? そんなわけがない。単に政治的、経済的な問題の政策失敗。その不満の矛先をアメリカの政治家が「悪いのは日本だ!」と向けられただけ。それと全く同じ理由で国内不満をそらすため、戦争は起こる。 戦争などというものは本来殺しあう必要も理由もない人間を「あの国の連中は悪だ!」という上からの指示で殺し合いをさせる行為。つまり、自国の支配者にだまされているんです。 上の政治家に言いたい。てめえみたいな人間が国内の特定支持者向けにイキがっていることが国同士の外交の妨げになる。それは韓国の同様の政治家もおなじ。そういう連中だけ勝手に無人島で殴りあって両方崖から落ちればいい。一般人にその火種を持ち込むんじゃねえと。外交の稚拙な駆け引きによる渡航制限などやったら、それこそ不当な国家介入だ。 つくづく愚かな政治家だよ。あと、勝手に「一般論として」という枕詞で自分の歪んだ妄想を全国民の常識のように語るな!日本人がみなお前みたいな思想だと思われたらこっちが迷惑だ!
2019.01.12
コメント(0)
自分も使わないように注意している言葉に「独断と偏見で選んだ〇〇ランキング!」的なこと。 何が悪いか?それは「独断はいい。しかし偏見と混ぜたらダメだろ!」ということ。この2つを合成するとどんなひどいことを言っても許されるような枕詞になる。 たとえば好きな映画ランキングで「独断で選んだ」なら個人の感想で他人がそれに異議を唱える理由はない。しかし、ここに偏見、たとえば「いい映画なんだけど主人公が〇〇人だからランク外」「内容は素晴らしいけど主人公を演じる役者がリアルで政府批判する運動をしているからダメ」「映画の内容とは関係なく、ヒロイン役の女が元被差別部落出身者だから選ばない」もっと言えば「映画は見ていないけど自分の支持する政治家が勧めていたからランクイン」のようなことまで許容される。 そして、この言葉には「個人の感想であれば偏見も差別も許される」が逃げ道として内包されている。 前日に記述した「ヤれる女子大生ランキング」もこの「独断と偏見」という言葉が逃げ口上で使われている。だから許せと・・・しかし、実際は公に発表した時点で傷つけられる側、被害者が出る。 これが付けば許されるなら「独断と偏見で選ぶ殺したい人種ベスト5」とか「独断と偏見で選ぶ劣等民族ベスト10」なんてのも許されるかと。 そんなわけがない。
2019.01.11
コメント(0)
雑誌週刊SPAで「ヤれる女子大生ランキング」のような記事に抗議多数で謝罪、という記事を読みました。で、これに対するネット意見の中で「だったら抱かれたくない男性タレントベスト10とかはいいのか!」みたいな意見がありましたが・・・ どっちも駄目だよ。 なんだろう、問題のカウンターを当てれば追及されないと思っている人がいます。が問題は対消滅されない。単にどちらもひどいというだけ。 この記事をかいたライターは以前からこういう記事を書いている。いわゆる下世話系ライターで。今回の調査も調査方法や調査規模など具体的根拠を示すものはなく、独断と偏見によるランキング。つまり、いいがかり、まとめサイトの書き込みのようなものです。しかし世の中にはこの雑誌に限らず、特におやじ向けゴシップ雑誌にはこの手の見出しはいつも踊っている。無論、男性に対してもそういう評価(○○大生は使えない、とか)があって。 で、一番の問題はSEXなど感情は個人それぞれ。それを大学、とか年齢、国籍のようないい加減なカテゴリー分けで色分けされると、それだけで差別の足掛かりになる。これを読んだアホがスナック感覚の差別発言をする。「○○大生の女ってすぐやれるんだって。雑誌に書いてあったwww」のような。 この手の下世話記事は「こんなの真剣に読んでる読者なんていねえよ」と作り手も思っている。しかし、それによって大きく傷つけられる人、大学がある。今回も取り上げられた大学5つが合同で抗議の声明を出した。生徒を預かる学校としては当然の対応だろう。 この手の記事であれば、同雑誌に昔、荻上チキ氏が共著で連載していた「夜の経済学」を読んだ方がいい。きちんと学術的に調査取材した数値から風俗や売春などのもはや統計学書であり、同じ雑誌に連載されていたとは思えない密度の濃さですから。
2019.01.11
コメント(0)
一つ前の「仕事の早い部下」について自身でも思い出したことがあって。 以前いた会社では朝その日終わらせる作業を報告し、定時(6時)に進行状況を報告をする、というスタイルでした。 で、自分がその日のノルマが終わっていて、明日の分の作業も先行しても定時前に終わったので定時に上がっていたら、査定の際に「君は自分の仕事が終わったら早く帰っているけど、それでは周りのことを考えていない。仕事はチームワークなのだから、キミだけ先に帰ると周りの人から不満が出る」と・・・ しかし、その際に私が言った「この会社はフレックスで11時~3時がコアタイムで入ったはずです。で、私はタイムカードを見ていただければわかりますが朝の9時に来ている。ほかの方はだいたい11時ぎりぎりです。すでに2時間先に仕事をしているから早く終わるんです」と。しかし、その上司はああだこうだと理屈になってないことを言う。つまるところ「もっと残れ」と・・・ なんなんだろうねえ?この意識の違いは・・・
2019.01.10
コメント(0)
「仕事がダントツで速く、余った時間にゲームしてる社員がいるけどクビにすべき?」→ある回答者の意見が称賛を浴びる この記事を読んで思い出したこと。 小学生時代、学校で写生大会があって、全校生徒が一日かけて学校の敷地内から見えるものを自由に選んで描く、書き終わったら帰宅してよい、という授業ですが、クラスの中でものすごく絵が上手いT君という存在がいました。 で、T君は元々事前に決めていたモチーフになる風景の場所に陣取り、画用紙を広げて、さささっと下書き>絵の具で着色。他の生徒がまたどこを書こうかうろうろしている中、わずか2時間ほどであっという間に仕上げてしまう(しかも、抜群に上手い)。 で、自信満々にその絵を担任の先生の所に提出に行くと、しばらくして暗い顔で戻ってきた。 話を聞くと先生は「こんなに短い時間で書くなんて手抜きをしてるだろ」「もっとよく考えろ(具体的な絵画的指示はない)」「時間が余ってるなら他の絵を描け」・・・と怒られたそうで。 この時に感じた違和感は上の仕事のできる社員に対する感情に似ている。要は「仕事の価値は成果以外に一定時間拘束し、努力している風を装わなければいけない」とする人間がいるということで。 仕事を定時内に終わらせて帰宅する社員より、深夜まで残業している人間の方が評価される、または自分のノルマを早く終わらせたのに「手を抜いているだろう」とか。 日本の昔話にある「要領よく生きているものがひどい目にあって、不器用でコツコツやったものが最後に報われる」ウサギと亀教育。しかし、その評価基準が社会では成果に準じていない。 政府が言う働き方改革って、つまるところこういうこと。早く仕事を終わらせても次々と別のノルマを与えられて給料はそのまま。効率的にやればやるほど時間当たりの給与単価も、社内的評価も下がる。特に日本は同調圧力が強く、フレックスタイムを歌いつつ、遅くまで残ることは許されても早く帰ることは許さない。 バカバカしい話であり、そりゃみんな「仕事をするふり」をするよ。
2019.01.10
コメント(0)
民主主義国家では誰もが政治に対して意見や注文を付けることができる。にもかかわらず「国の決めたことに文句を言うな。いやならこの国を出ていけ!」って人間は何なの?文句や不平を言うことは大切なんだよ? この手の意見の危険なのは「不平不満を言わないこと=美徳」という感覚がこの国には根付いている。しかし、その結果がブラック企業であったり、パワハラであったり体罰であったり・・・しかもそんな不正や人間の尊厳まで脅かしている行為を「我慢すること」が助長させ、悪しき伝統としてわかっていても一向に変わらない風習を作る。立場の弱いものが理不尽や悲しい思いをする、それに耐えさせる社会制度が美徳なわけがない。そして、人権侵害や自分の心身の健康にかかわることに対して不平不満を言うことに年齢や社会的立場は関係ない。自分もいつ、その弱い側、虐げられる側になるかわからない。 上の話に戻るが、政府のやることがおかしいと大半の国民が反対している法案が次々と通ることに不満を言うと「反日」とか「売国奴」とか・・・いったい誰のための国なのか? 意図的に足を踏まれたら痛い!と大声で叫ぶこと。でないと相手は「このぐらいなら耐えられるでしょ?」といくらでも足を踏み続け、しまいにゃ回りの連中まで「足を踏まれたぐらいでいちいち悲鳴を上げるな、みっともない」と言い出す。俺も耐えているんだ、と・・・ そんな国になったら地獄だし、戦争中はそれ(同調圧力)があった国です。
2019.01.09
コメント(0)
一見、公平のようで実際は結果がわかっているので、やりたくないのだということが露骨に見えていること。 沖縄で基地問題についての県民投票を行うことに、沖縄市や宜野湾市といった自治体が不参加を議会で表明、というニュース。 この中で沖縄市長は不参加の理由に「賛成か反対かという2択を迫るのは乱暴だ」と。しかし、県民投票はあくまで「意思表示」なので2択でいいと思う。どちらでもない人は白票を投じる、あるいは棄権してもいい。また「基地には反対だけど関連の会社で働いているからなくなったら困る」という人は、それも含めた賛成、反対の意思表示をすればいい。むしろ周りに忖度したり、日本政府との関係悪化の懸念、なんて市民が考える必要はない。民意というのは正直なところを描けばいい。議員の選挙と違って「この人とこの部分は意見が違うけどこっちの公約はあっているから選ぶ」のようなことはない。 わかってるのだ。県民の大多数の意思は前回の選挙で示されている。しかし政府は「住民によりそった」」といいつ、強引に工事を進めている。今の状況で県民投票を行えば結果がどうなるかを。それを沖縄の基地従順派の議員が知られたくない、知りたくないのだ。 沖縄で選挙に勝つには昔から「基地賛成」とは絶対に言えない。せいぜい共存、とか公約として避けることぐらい。それだけほとんどの住人が反対している。また、基地移設の当事者の宜野湾市が反対する理由は「基地工事が中止されると移転予定の基地が固定化される」と・・・ある意味、ひどい人質論でもある。 また、「予算がないから(一回の投票に数千万かかる)」というのは、選挙に予算がかかるからやらない、というのと同じ破綻した論理で。 憲法学者の木村草太氏が「住民投票を自治体が行わせないのは憲法違反に当たる可能性がある」と指摘したが、これは非常に怖い指摘。民意を伝える手段を少数の議会がつぶす、ということ。 今、この国では国民の大多数が反対する法律がなぜか議会では圧倒的多数で成立している。そんな議員を選んだ国民が悪いのではなく、公約を守らない議員が悪いことをまずははっきりさせる。そういう選挙でもある。
2019.01.08
コメント(0)
たとえば、ゾンビランド・サガを放送前から大ヒットすると予想できた人は何人いるだろうか?けものフレンズが大ヒットするとはだれが予想できたか?ガルパンは?まどかマギカは? これらオリジナルアニメというのは原作がない以上、放送されるまで、いや、放送された後にしり上がりで面白くなった作品の場合、いつ、ヒット作になるかは予想がつかない。これは当たり前のこと。 逆に放送前から有名原作で注目されていたのに最終回近辺で全く話題にならなくなる、それどころか放送されていたことさえ忘れられているアニメは山のようにある。 で、以上を踏まえたうえで「アニメの本数が多すぎ。つまらん作品にアニメーターのリソースを割かず。もっと売れるものだけに絞って作るべき」などということをいう人間は未来予知能力があるか、まるで自分がアニメ目利き面した結果論者でしかない。 アニメに限らず、どんな作品も観客、消費者にとっては実際に見てからでしか、良い、悪いは判断できない。もし「売れる可能性が高い」ものにだけアニメ化のリソースを振る、ということになった場合、それは30年前の深夜アニメのなかった時代、それこそジャンプなどのメジャー漫画かおもちゃタイアップ、児童向けアニメしかない時代に逆戻りするのであり、だからアニメの作品の質が上がるわけじゃない。失敗ができない保守的な、魅力のないものだけになる。 また、失敗のできない予算をかけた作品の質、というものは画面のゴージャスさに求めがちで、それはゲーム業界でどんどん開発費が高騰し、ついには100万本売っても赤字という意味不明の状況になる。保険をかけすぎてつぶれてしまうケースだ。 アニメの本数が多いのはピラミッドの底辺が広いのと同じ。高い頂を作るにはより広い底辺が必要。むしろアニメの本数が増えたおかげで、ここ10年以上、毎回1クールに5.6本は視聴継続する面白い作品が必ずある。これは幸せなこと。 自分が出資者でも、権利者でもクリエイターでもない、覇権だオワコンだとわめいているまとめサイトのコメント連中が放送前のアニメを面白いかどうかでリソースを分けろ、なんてできるわけがない。
2019.01.07
コメント(1)
週末、六本木ヒルズでやっていた藤子不二雄A先生展に友人と行きました。その友人は私と同じくA先生の「まんが道」の大ファンで、二人で聖地巡礼としてトキワ荘跡地に行って松葉のラーメンを「ンーマイ!」と食べる仲。 52階の展望室だったのですが、単に生原稿が飾られているのではなく、笑うセールスマンの舞台でもある「魔の巣」が再現されていたり、プロゴルファー猿の木製ドライバーを構えて写真が撮れたりと。 で、中でも一番良かったのがトキワ荘の4畳半の部屋を再現した畳敷きの一区画。実際に机があってそこに座って写真を撮れるのですが、改めて驚くほど狭い・・・この広さにF先生と最初は2人で生活していたのかと。いや、もっといえば上京直後は親戚の2畳の部屋で漫画を描いていたのかと思うと、あらためてぐっとこみあげるものがありました。 ほかにも新聞社勤務時代に通勤列車内でスケッチした人物画や当時使っていたボロボロのペンなど、本当に生で見られてよかったと。 まんが道という作品はマンガがまだ世間に全く認知されていない、親や世間から害悪扱いされていた時代、そんな中をひた走った青春を描いた、資料としても物語としても不朽の名作。これを読んで漫画家を志した人が今でもたくさんいるように、ブラックジャック、はだしのゲンなどと並んでぜひ学校の図書館において多くの人に読んでほしいですねえ。 あ、あとお土産に物販コーナーで「魔太郎が来る!」表紙の学習ノートを買いましたw。禍々しすぎて素敵!
2019.01.07
コメント(0)
今年のマグロの初セリですしざんまい社長が3億の値段で落札、というニュースがありまして。 で、いつも思うのですが、たとえばすしざんまいは従業員が現在1600人。で、この3億を均等に分けたとして一人18万円の金額になる。だとしたら普段頑張っている社員にお年玉ボーナスとして回した方が社員は喜ぶし、広告として会社のイメージも上がると思うのですが。 トリクルダウンという言葉がありますが、富める者が金をばらまくから景気が良くなる・・・はずですけど、それを一部金持ちご用達なやり方でしか使わなければ全体の底上げはない。また、儲けた利益をお客様還元の前に従業員還元してくれ!といつも思います。 でないと社員がどんなに頑張っても単にデフレが続くだけで。
2019.01.06
コメント(0)
自民党の保守系大物議員 平沢勝栄議員が「LGBTばかりになったら国は亡ぶ」発言でつくづく思うのは、こういうことを言っても何の疑問も持たない政治家が国の大きなかじ取りをしている危険性です。 性的少数者、特に同性婚に関してはいまだにこの国は婚姻は当事者の合意のみによって認められる自由を歌っているにもかかわらず、性差に関しては認めないという大きな矛盾を解消していません。 たまにあるのは「お互い好きなら結婚式など勝手にすればいい。ただ、法律とかシステムとして認められないだけ」と言っている人がいますが、これが結婚=式を挙げ一緒に暮らすだけ という想像力しかない人。 実際は男女夫婦にのみ与えられている公共サービス(たとえば夫が保険料を払うだけで家族が皆、医療保険に入ったことにできる、会社での地方転勤で家族寮を使える、年金は夫が払うだけで専業主婦の女性側にも支払われる、男女夫婦であれば入居できるマンションが同性同士だと認められない、など、さまざまな面で不利な状況になります。 以前、LGBTは生産性がない発言で猛抗議をうけ、雑誌廃刊にまで追い込むきっかけになった杉田水脈議員もそうですが、どうしてこの手の人たちが同性婚をみとめないか?それは根本的に彼ら、彼女らを「(自分の考える)国家の役に立つかどうか」でしか判断していない。そうでなければ子供を産まないから駄目だとか、LGBTばかりになったら国が亡ぶ、などという根拠不明、単に当事者を傷つけるだけの愚かな発言はできない。 先に同性婚を認めた国々で国家衰退が行われているか?そんなことはない。人口減少はもっと別の問題です。それに同性愛者は有史上、世界中に存在しますが、それが原因で国が滅んだなどということは一例もありません。 国家を語る政治家がこんな単純なこともわからず・・・いや、自分の支持層に向けた発言なのでしょうが、こういう言葉が差別や偏見を助長し、「こういうことを言ってもいいんだ」とヘイトを加速させる。 また、この国では漫画やアニメ、バラエティー番組などではいまだに性的少数者をネタキャラとして笑いものにしても許される存在として描いていることに何の疑問も抱かれない。確率的には左利きの人間、血液型ABの人と変わらない程度の割合で存在するといわれています。 内輪の寄り合いの発言だから見逃せ、なんてことはできない。
2019.01.05
コメント(0)
この国で蔓延する「自己責任論」って、「自分が全部責任を取るなら思い切ってやってみろ」というポジティブな方向じゃなくて、「天災も病気も貧困も犯罪や事故に巻き込まれても全部お前の責任だから」のネガティブな意見でしかない気がする。 例えば自らの意思で給料全額の馬券を買って大ハズレするのは自己責任。だが、その親の家族や子供の貧困は自己責任ではない。「そんな相手と結婚したのが悪い」「離婚しないのが悪い」「そもそも子供を産むのが悪い」「亭主の収入に頼らない仕事をしないのが悪い」・・・いくらでも助けない理由は作れる。 私は世の中の公共制度はなるべく「必要な人間に甘く、利用しやすく作られているべき」だと思います。それは医療保険であったり災害復旧の支援であったり、事件事故に巻き込まれた際に頼れる警察や消防、生活保護などの支援であったり。 これらは本来「採算が取れない」。でも社会に必ず必要な分野です。だからこそみんなの税金や保険料で賄っている。対価を払っている以上、利用することを誰に憚られることはない。そしてここが重要なのですが、こういったシステムはいつ、自分が利用する立場になるかわからない。 世の中、回避不能な、どうしようもないことまで自己責任にされたら、それこそ上の人間がふったサイコロの目で自分の生死を決められても文句言わない、ってことにさえできる。嫌ならこの国から出て行けと。
2019.01.05
コメント(0)
正月休みにスマブラの箸休めに買ったゲームがこちら。 これ、とても評判が良かったので気になっていたのですが、今回、セールで安くなっているので買ってみて納得。絶妙の難易度というやつで 内容的にはメトロイドタイプの探索型横スクロールアクションで特に強烈なこのゲームならではのアクションがあるわけではありません。が、とにかく「難しくてもミスが納得できる」というやつ。相手の動きをよく見れば、ボタンを押すタイミングを間違わなければ、焦らず慎重にジャンプすれば回避できたと、あとから思う。 これってアクションゲームでは重要なポイントで何が何だかわからない理不尽なことがない。これと同じことは任天堂のドンキーコングリターンズでもあって、あのゲームも超絶難しいのですが必ず失敗するときはユーザーの判断ミスだと納得できる。闇雲に突っ込んで全然倒せないボスも動きを観察すると~みたいな。だからこそ散々苦労したところをクリアする快感があるわけで。 もちろんこれは製作者の手のひらでコントロールされていることはわかるのですが、レベルを上げて物理で殴るタイプとは違う昔ながらのきちんと作られ、練りこまれたアクションです。 スイッチだけでなくPS4やPCでも遊べますので、がっつりアクションにはまりたいかたはぜひ。
2019.01.03
コメント(0)
芸能人の政治的発言について。 タレントのローラさんが辺野古の海を守るために基地建設の埋め立て反対を表明したところ、あるバラエティ番組で「彼女は勉強不足だ」「ただ反対するのではなく対案を出せ」という意見が出た。(同時にタレントが政治的発言をするのはいかがなものか論も) この場合の勉強不足とはいったい何を指すのか?たとえば原発の放射性廃棄物についての基礎的な知識を知らない、それこそ科学的に間違っていることを言っていたら勉強不足と呼ばれてもしかたないだろう。 しかし「自然の海を守るために土砂投入反対」にどんな勉強不足があるのか?少なくともあの海を土砂で埋め立てればあの区域の自然破壊であることは間違いない。そこには国防論も安保も日米の外交も価値観として関係ない。単に海を守れという主張に間違いはない。 また、改憲論や沖縄基地問題、原発再開などの際になぜか反対派に「文句があるなら対案を出せ!ないなら文句を言うな!」と迫る人がいるけど、対案は出している。「そういうのをやめろ」というのが最も求める対案でこれ以上の意見はないのだ。なぜそれを対案にしてはいけないのか? 今度の基地について、沖縄の民意はこの前の選挙ではっきりしている。NOなのだ。工事の中止。これが対案。にもかかわらずアメリカ軍も求めていない基地工事を強行する側にローラさんの「自然を守るために埋め立て反対」以上の説得力などない。 時々、気持ちが悪く思うのは、独裁国家でもない、仮にも民主主義国家で国民が「お上がやることに逆らうな、文句を言うな」などというセリフほどバカな話はない。主張の違いは別にして、全国民が自分の要求を求めることができるのが民主政治であって政治家は有権者の代表である以上、国民の声に則った政治をしなければいけない・・・のですが、世論調査で過半数が反対する法案が今、次々と国会を通っている。今度の沖縄辺野古基地工事もそうです。 もう一度言います。自分の主張と違う相手を勉強不足などという馬鹿にした言葉で政治的発言を封じようとするのは民主主義の原則に反する。そのうえで評論家だろうと芸人だろうとタレントだろうと主婦だろうと我々有権者が政府に忖度する必要はない むしろ「政治的発言をしてはいけない」的な空気を作ってしまうことこそ民主国家では危険なのだ。
2019.01.02
コメント(0)
あけましておあけましておめでとうございます。 年末はコミケの3日目に参加し、その足で田舎に帰って過ごしてます。 コミケといえば平成最後のコミケということで面白かったのがコスプレの数と種類。これまではそれこそ今人気の作品か、あるいはネタに走ったコスが多かったのですが、今回は「あ!懐かしい!」というコスプレを結構見かけまして。 考えると私がコミケに初参加(学校の漫研仲間と一緒に行った晴海)が、だいたい平成初期だったので、あれから30年、まさかこの年になっていまだにコミケに来ているとは思いませんでした。 つくづく思うのはコミケって本当に「変わらないんです」もちろん会場や規模、システムとか流行は目まぐるしく変わりますが、私が初めてコミケに来た時の高揚感、たくさんの人が自分の絵を描き、それを皆が求めあい、影響しあい、アニメや漫画などの世界が広がっていく、オタク同士の不思議な連帯感は変わりません。 と、同時に当時からルールを破る迷惑なオタク、問題行動も変わらなくて。でも、相対的に「あれだけの人数が自主的に集まるイベントでは驚異的にマナーがいいイベント」であることはかわりません。本当に奇跡のようなことです。 この国ではオタク文化は完全に根付いた、それこそこの国を代表する文化になりました。が、ここまで来るのはオタク文化に理解のない側との闘いの歴史であり。そんな闘争の歴史も若い人には知ってほしい、オタク迫害の歴史があったと。でないとわずか30年の期間であっても歴史を改ざんする側、無知から「日本は昔からオタク文化に寛容な社会であった」といい始める勢力がいますので。 正月早々硬い話になりましたが、私は仕事がゲーム開発者ということもあり、こういうイベントにはクリエイティブな部分を刺激される以上、今後も参加したいと、平成のほとんどのコミケに参加した年寄りオタクは思うわけです。 では、今年も皆さま、よいオタクライフを・・・
2019.01.01
コメント(0)
全29件 (29件中 1-29件目)
1