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をクリックすると私が作詞作曲した 「鏡の向こうの私」
が聴けます。
銀色夏生の「悲しがる君の瞳」という詩集も図書館で借りました。
セピアさんが以前銀色夏生がいいと言ってたのを思い出して。
また、本屋で、銀色夏生が、自分の家を建てた話を
立ち読みしたことがありました。
感性が独特で、素晴らしいですよ。
セピアさんの詩にも似てるかも。
人の影響ばかり受けてる私。
もっと自分なりの個性、意思を持ちたいです。
銀色夏生の詩です。
「苦しい恋」
「苦しい恋の羽の下
すこしだけ息をしながらどうしようかと考えていた
どうしてこんなに世界がせまくなってしまったのだろう
すべての考えがみんな彼へと向かっていく」
「今夜は月も見えません」
「今夜は月も見えません
あなたの笑った顔がそれとはっきりわからないほど
空気も冷たく静かです
私たちははじめから何度も何度も心をおさえあって
約束や口実や決まりを作っては感情をコントロールしてきました
あなたが私をつめたいと非難なさったあの夜の私のこわばった表情の奥に
燃えていた炎をみせることができたらと
今ではもう遠くなってしまったけれど思うこともあります
あなたは私の強さにささえられて私にわがままを言えたけれど
私は強さをその一点に集中してしまったので
他のところではどんなにか脆くなっていたことでしょう
私は思ってることを口にだして伝えたりしないから
いっそうあなたは私からとりのこされたと思ったでしょうね
でもいつかは
これでいいのです
私たちはあんなにも気が合ったのだから
私たちが私たちの願わないようなものには決してならないと私は信じます。」
私はこんなに強くないけど、そうなれたらいいなと思います。
弱くてお互いに傷つけあうことはしたくないから。
でも、近寄るのを怖れて、後悔もしたくない・・・
早咲きの花の匂ひに誘はれて春と一緒に来たりし人よ
線路沿い土手を黄色と紫に染め分けたるはふたつの花菜
分けいでし芽をてのひらで包みをり
面接の髪整えり青柳
寒月や猫爪のごと冴えにけり