MUSIC LAND -私の庭の花たち-

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金子みすゝ゛の詩に作曲


歌「私と小鳥と鈴と」


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歌「自分の皮」 影絵「山姥の鏡」より


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次女の結婚式の写真(2015.6.28)


2006年09月09日
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カテゴリ: 小説
出来たら、 「メビウスの輪」1 から読んでくださると嬉しいです。

静か

俺は、今まで父親の顔色ばかり気にして生きてきた。

母も姉もそうだったから、それが当たり前になっていたのだ。

機嫌が悪くなると暴力を振るうから、

事前に察知しようと、注意して見てしまう。

母達がそうしてるのは軽蔑するくせに、

自分も同じことをしているのだ。

早く家を出たいと思っていた。

でも、大学生のうちは、いくらバイトしても

生活費にはならない。

せいぜいバイト代の一部を渡して、

居候ではないと主張してるだけだ。

社会人になればこんな家出て行ってやる。

それにはちゃんと就職しないとな。

成績は悪くないと思う。

ただ、彼女につられて、

合唱団に入ってしまったから、

体育会系より少し就職が不利かも。

でも、練習で勉強があまり出来ないかもしれないから、

プラスマイナス0かな。

とにかく彼女に出会って、

俺は考え方が変わったのだ。

母でさえ、無条件には愛してくれなかった。

彼女はまるで無償の愛のように

優しく俺を見つめてくれる。

そんな愛があるのか信じられないけど・・・。

それに比べ、母は父から守ってくれる盾として、

俺を頼りにしているのか、

それとも人身御供なのか・・・。

以前は、母や姉にも暴力を振るっていたが、

俺が止めると、俺に暴力が集中してきた。

しかし、今は腕力では俺にかなわないと知ると、

今度は嫌味攻撃だ。

「バイト代を家に入れてもらうのは

ありがたいが、これっぽっちじゃ、

足しにはならないんだよな。」と言う。

「じゃあ入れないよ」と言うと、

「ないよりましだからもらっておくよ」と言う。

養ってやってるという傲慢さが許せない。

母も一時期働いていたが、

「家事や育児に支障のない程度に働け」と言われ、

辞めてしまった。

協力もなく、文句言われるだけなら、

やらないほうがましと言うわけだ。

それに確かにパートでは大した金にはならない。

赤字はボーナスや、父が親からもらった遺産で補填してるらしい。

姉はもう卒業して働いてるというのに、

家には一切金を入れない。

その代わり、結婚資金は自分で貯めると言うのだ。

それは賢明かもしれないな。

うちに入れたって、どうせ結婚資金なんて出してやくれないさ。

俺もそうしようかと思ったが、

あてつけの意味もあって、

今は少し入れている。

全部入れても、嫌味は変わらないだろう。

社会人になったら、家を出て独立する。

そして出来たら彼女と結婚したい。

まだそんな段階ではないけど、

俺の中ではそれが夢なのだ。

彼女はいいうちのお嬢さんだから、

許してはもらえないかもしれないな。

でも、彼女も不幸な家庭環境らしいから、

早くうちを出たいと思ってるはず。

いざとなったら、駆け落ちでもと思うが、

なるべく許可は得たいな。

こんなこと考えても、

取らぬ狸の皮算用だな。

彼女の心が揺れてるのがなんとなく分かる。

俺と本当に付き合っていいものか迷ってる。

俺を信じて欲しいと言いたいが、

自分に自信がないから言いにくい。

愛されてこなかったからなのか。

彼女に愛されれば自信が生まれてくると思う。

その前には俺が彼女を誠心誠意愛さなくては。

彼女もあまり愛されたことがないのかも。

少なくとも両親には。

お互い親の愛情には恵まれなくても、

これから新しい家庭を築けばいいんだよな。

つい発想がそこへ行ってしまう・・・。

よっぽど温かい家庭が欲しいんだな。






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最終更新日  2006年09月09日 08時42分01秒


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