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「国道16号線の河原町交差点のすぐ近くに建つ武蔵豊岡協会は、W.M.ヴォーリズ設計による埼玉県内で唯一の建築です。国道の拡幅工事に伴い、一昨年から耐震補強と増改築工事が行われていました。
昨年9月28日には、献堂式が行われ、新たな教会堂として生まれ変わっています。
地域の文化遺産として受け継がれた教会堂で、その歴史を振り返る企画展と講演会、合わせて見学会を行います。」
でも、こういう機会でないと内部は見学できないし、講演会で話も聴きたかったので行ってみました。
5年前に 近江八幡市でヴォーリズの建築を見て から、ヴォーリズに興味があったのですよね。
武蔵豊岡教会がヴォーリズ建築とは知っていたけど、近くから外を見たことしかなかったのです。
主人に近くまで車で送ってもらい、そこから歩いていきました。
入口に案内板があったけど、まだ増改築する前の説明のままですね・・・
玄関。あとで、ここは表玄関ではなく、裏玄関?だと聞きました。
礼拝堂。外見は変わったが、内装は忠実に復元したらしい。
説教台と円弧状の聖所柵。
礼拝堂から2階ギャラリーを見たところ。
移築改築工事の様子。
110°曳家移動中の礼拝堂。
以前の教会堂。
ヴォーリズ建築探訪(7)武蔵豊岡教会。近江兄弟社発行の月刊誌「湖畔の声」で紹介されたもの。
旧石川組製糸の迎賓館だった西洋館。国道16号を挟んで斜めに向かい合うように建っている。
武蔵豊岡教会の礼拝堂は、石川組製糸の創業者・石川幾太郎が土地、建築資金を寄付して建立された。
ヴォーリズのスケッチ。3枚目の低い塔のところに高い塔が書き加えられてるのが見えますか?
4と5を比べると屋根も高くなってます。遠くからでも塔や屋根が見えるように高くしたかったよう。
天国に近くなるということもあるらしい。
花頭型の垂れ壁(和風)を受ける八角形柱の柱頭(洋風)と和洋折衷。
尖塔正面のAとΩのレリーフ。初めから終わりまでという意味らしい。
恵の座。この中は天国を表してるらしい。円弧状の聖所柵(コミュニオンレール)。
窓周り。
建築当初からの尖塔小窓の結霜ガラス。
尖塔大窓は、建築当初のものから、ステンドガラスへ改修。
そのステンドグラス。
折上げの格天井は和風。ヴォーリズの設計には天井が無かったが、宮大工が作ってしまったらしい・・・
日本建築では天井がつきもので、ヴォーリズの建築事務所に天井の設計図を送ってほしいと依頼したが、
返事が無いので、青山大学の礼拝堂の天井を見に行って、真似して作ったという。
折上げの格天井と、2階ギャラリーの花頭型の垂れ壁が和風。
キングポストトラス。ヴォーリズは天井を作らず、このトラスを見せるつもりだったらしい。
見に来たヴォーリズは天井があることに驚いたらしいが、
もう出来上がってるので仕方ないと諦めたらしい。
設計図には天井は無い。シザーズトラスからキングポストトラスへの変更はあるが。
2階ギャラリー。
昭和23年ごろの航空写真。武蔵豊岡教会と西洋館の間にまだ国道16号は開通していない。
礼拝堂の模型。
戦争中、金属供出で失われた照明を再現したもの。
この照明の請求書が来ないので問い合わせたところ、代金が寄付されていたのとのこと。
ヴォーリズ建築には珍しい格天井になったが、これも和洋折衷で趣がありますね。
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