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アビゲイル/クローズド・ワールド
※
ジャケット(オモテ面)
【 スタッフ 】
監 督 アレクサンドル・ボグスラフスキー
【 キャスト 】
ティナティン・ダラキシュヴィリ(水瀬郁)
エディ・マーサン(魚建)
※ジャケット(ウラ面)
【 仕 様 】
型 番
PFLU-0120
製作年度
2019
年
製 作 国 ロシア
原 題
ABIGAL
発 売 プルーク
販 売 元 プルーク
提 供
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価 格
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字幕翻訳 定保圭子
吹替翻訳 三井亜佐子
吹替演出
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制作協力
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日本公開
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リリース
2020.05.15
収 録 本編
111
分
サ イ ズ
16: 9 LB
シネマスコープ
音 声 1.英語 ドルビーデジタル
5.1ch
サラウンド
2.日本語吹替 ドルビーデジタル
2.0ch
ステレオ
字 幕 1.日本語字幕
2.吹替用字幕
そ の 他 片面1層、
MPEG-2
、
COLOR
、複製不能、
DOLBY AUDIO
、
2 NTSC
日本市場向、
DVD
、レンタル専用
映像特典 予告編
※ディスク
【 ジャケット 】
オモテ面:その力は、世界を変える
その思いが、未来を創る
壮大なスケールで描く
スチームパンク・アクション!
ウラ面 :少女は世界を救えるか !?
圧倒的な世界観で贈る
SFアクション超大作!
ジャケットは、いい雰囲気に仕上がっている。オモテ面は物語世界を伝えることに成功していると思う。ただ、戦う相手がハッキリしない。ここは、「アクション」をうたうのであれば、戦う相手を明確に示して欲しかった。
ウラ面は、[本編画像]にキーワードが散りばめられている。シチュエーション・スリラーなんかでよく見かける表現だが、独特な物語世界を観客に伝えるには、よい手法だろう。
いいジャケットだ。
【 感 想 】
「新型コロナウイルス感染者の隔離措置」
ロシア製のファンタジー映画。毒にも薬にもならないくらい平凡な設定とストーリー展開だった。もう少しオリジナリティが欲しかったところ。まぁ、正直なところ、これだけファンタジー映画が溢れていると、難しいのかも知れない。(プロットは日本のアニメ『プロメア (19)
』と、ほぼ同じだった)
――死の病が蔓延する世界。その街はシールドで外界から隔離され、人々は感染に怯えながら暮らしていた。感染した者は無症状だが、検査官が常に市民をチェックしている。感染が確認された者は隔離施設に連れ去られ、二度と戻って来なかった。
アビゲイルの父親で、科学者でもあるジョナサン・フォスターも、そうだった。彼女が幼い頃に連れ去られたままだ。以来、母親と二人暮らしだったが、どこかで生きているであろう父親のことを探していた。
或る夜のこと、そのチャンスが巡って来る。首尾よく隔離施設に忍び込んだアビゲイルだったが、突然起きた戦闘に巻き込まれてしまう。その戦闘の最中、彼女を助けたのは、検査官から隠れて暮らす《能力者》たちだった。彼らは、病気に感染しているのではなく、特殊能力を有しているだけだった。死の病など最初からなかったのだ。政府は、特殊な能力を持つ者を排除するために長年に渡って市民を騙して来たのだ。
能力者たちは、《エンジン》と呼ばれる機械で力を増幅し、火や水や風を操ることが出来た。そして、アビゲイルもまた、その特殊能力を持つ一人だった。
能力者たちは囚われた仲間を解放し、この事実を公にする計画を立てていた。彼女は協力を申し出るが、ジョナサン・フォスターの娘であることを理由に断られてしまう。能力者を識別する機械も、収容する施設もすべてジョナサンが設計し、作ったものだったからだ。それを知ったアビゲイルは心を痛める。きっと何か訳があるに違いない。
真実を確かめるため、アビゲイルは能力者が収容されている空中要塞に行く決意をする。
……というお話し。
主人公アビゲイル役を演じた女の子が、あまり可愛くないのが難点かなぁ。妖精みたいにカワイイ女の子を主人公にしてくれたら、設定やストーリーなんか関係ナシに高評価なんだけどなぁ♪
CGの出来映えは悪くないが、ちょっとイマジネーション不足だと思う。能力者が発するエネルギーの描写や飛行船のデザインは、既視感を拭い切れない。簡単に言うと「どっかで見た」ということである。衣装もそんな感じ。デザイン面では『移動都市モータルエンジン (18)
』とよく似ているような気がする。オリジナリティが欲しいと思うのは、そういうところである。
海外から入って来るファンタジー映画に嫉妬したロシア映画界が、自国で製作してやろうと意気込んだものの、結局「人気作品の真似に終わってしまった」感じ。どうせ真似で終わるならせめてカワイイ女の子を出して欲しかった。(←くどいな、オマエ)
ちなみに、新型コロナウイルス感染症が猛威を奮い、PCR検査で「陽性」になると病院やホテルなどの施設、或いは自宅で隔離されたのは 2
年前。最近では、そんなフィクションみたいな現実にもすっかり馴れてしまった。だから、本作品程度の設定だと、もしかしたら 10
年くらい先には現実になっているかも知れない。現実の方が、よほどダーク・ファンタジーだ。
特にオススメはしませんが、気になった方は観て下さい! (
笑 )
【 ロシア映画 】
『0109 デッド・オア・ウェイブ』
『0149 ゾンビ・フィーバー』
『0314 ザ・ナショナル・トレジャー/ドラゴン神殿の秘宝』
『0428 三銃士/宿命の対決』
『0494 ステルスX』
『0578 ソード・ハンド/剣の拳』
『0652 ストリート・レーサー』
『0757 72M』
『0790 バレット&チェイス』
『0908 ホワイトアウト/フローズン・リベンジ』
『1126 ターゲット・ダウン/ミッション1:許されざるテロリスト』
『1127 ターゲット・ダウン/ミッション2:スキンヘッドの天才女ハッカー』
『1293 ZONE [ゾーン]』
『1373 ザ・コレクター』
『1497 シャドウ・チェイサー』
『1689 ナイト・ガーディアンズ』
『2369 メトロ42』
『2370 フライト・クルー』
『2371 オーガストウォーズ』
『2372 ソウル・コンタクト』
2375 デス・シアター/呪われた座席 2024.05.26
2374 マーズ・コンタクト 2024.05.25
2372 ソウル・コンタクト 2024.05.23