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昨日子供のための折り紙教室の講師を務めた。時間は午後2時から5時の3時間。しかし、夫がイギリス出張で、午後1時頃に戻る予定だったのでハラハラした。開催地はTUT市で家から車で20分ほど。駐車場から少し歩かなくてはいけないし、初めての場所なので、1時15分ごろ家を出たいと思っていた。今回もアシスタントとして惠子を連れていくつもりだったので、夫が帰ってこないと、賢浩とニコちゃんだけを家に残すことになってしまうし、そもそも車がないから電車で行かないといけなくなってしまう。夫は結局12時45分ごろ帰宅し、何とか間に合った。今回の参加者は4人だけ。しかし、今回作ったのは、クリスマスリース3種。クリスマスリースは、折るのは難しくないのだけど、何枚も紙が必要になる。昨日作ったのは、それぞれ、10枚、8枚、12枚・・・という組み合わせだったので、それだけでも1人30枚の紙が必要になる。前回の折り紙講座で私の手元にあった折り紙はほとんど使い尽くしてしまったので、店に買いに行った。しかし、私の住んでいる町では、折り紙を売っている店がなかった。つまり、正方形の紙、表に色があり裏が白い紙がなかった。仕方なく、かわいらしい包装紙と色つきコピー用紙をいくつか買い、家で正方形に切る作業をした。5人分で計150枚分正方形に切るのは、本当に大変な作業だった。家で一生懸命セリフをドイツ語で考えて紙に書いていったのだけど、本番では一々見ながら言う暇はなくて、その場その場でアドリブで言わなくてはならない場面ばかり。でも、ドイツ語コースに通うより、こういう場を数踏む方がドイツ語を覚えるような気がした。最初に作ったのは、赤と緑の紙を使ったリース。折り紙サイズをさらに4等分した大きさの紙を使った。折り方は単純だが、10枚組み合わせるのがなかなか上手くいかず、みんな苦労していた。次に作ったのは、8枚組みのリース。「今度は8枚同じものを折らなくてはいけないよ。」というと、「えー!」なんていわれたけど、今回は8歳以上が対象のコースだったので、前回ほどの騒ぎにはならず。和気藹々とした雰囲気だった。このリースは、写真上右側にある緑っぽいサンタのモチーフの包装紙で作った。包装紙が、少し厚めで折るのに苦労していたので、「失敗したなー」と思ったのだが、その分頑丈で、どの子のも素敵に出来上がった。この時点で、1時間だった。私が予定していたより、早いペースだった。 その次のリースは、12枚のピースから出来上がっている。そう子供たちに話したら、「えー、12枚も折るのー」と言われた。そこで、「ちょっと単純作業で飽きちゃった?ここで、一旦、クリスマスモチーフを折ろうか?」と聞いたところ、一人の子は、「それがいい!」と言ったけど、あとの3人は、「クリスマスリースを作りたい!」と言った。そこで、一旦、キャンドルを折ることにし、その後またクリスマスリースを作ることにした。このリースでは、15X15の折り紙サイズの紙を使った(A4サイズの色紙から正方形に切った。準備作業が大変だった)。折るのは単純なのだけど、12枚を組み合わせて丸くするのがなかなかできず、子供達はみんな、「手伝ってー!」ってヘルプを求めた。二人の子は、何故か、11枚で完成してしまった。その後、●サンタ星●クマサンタ●トナカイ●きらきら星●サンタブーツ●サンタ帽子 と折った。きらきら星は、お店で素敵な包装紙を見つけたので、それで作った。表は金色、裏は銀色で、ホログラムが入っていて、光に当たるときらきらしてとても素敵。でも、実は、この包装紙、「紙」ではなく、ビニール(フィルム)でできていた。家に帰って、開封するまで気付かなかった。ビニール(フィルム)で折るのはすごく大変。折り目がなかなかつかないし、きらきらしているので、反射して、折り目が見えない。「こんなのじゃ折れないよ!」「私、これ嫌い!」と子供たちからブーイング続出。でも、出来上がりはとてもきれいで、最後はみんな満足していた。最後、時間が15分ほど余ったので、ヒイラギと鐘とどちらを折りたい?と聞いたところ、ヒイラギの葉と言われた。ヒイラギのことをドイツ語では、「Stechpalme」という。英語では、「holly」。これが、「聖なる」という意味の「holy」と音が同じなので、クリスマスによく見かけるが、ドイツでは、クリスマスにヒイラギの葉を見かけない。そこで、何故ヒイラギの葉を使うか説明しようと家でせっかく文章を考えていったのに、みんな作業に熱中して、私の解説なんて聞いてなかったようだった・・・・。私がディスプレー用に家で作ったのには、ヒイラギの葉に、小さい赤い折り紙で風船を作り、実にみたててくっつけておいた。そしたら、みんな、その赤い実も作りたいと言い出した。風船を折るのも大変なのに、さらに、小さい紙で折るのは、子供達には難しすぎる。それでも、みんなやりたいというので、作ることにした。結局、5時になっても終わらず、親が迎えに来ているのに、みんな熱中してやめる気配がなかった。3時間、休憩なく、途中、水を飲んだり、トイレに立つ子もいなかった。とにかくみんな熱心で、教えがいがあった。「次のコースはいつ?」なんて、聞いてくれる子もいたほど、みんな満足してくれていたようだっだ。苦労して準備をしたかいがあった。参加者の中に、1人だけ男の子がいた。彼が最年少に見えたので、「いくつ?」と聞いたら、「8歳」と言われた。賢浩と同じ年齢ではないか! それなのに、3時間、一生懸命折り紙をすることができるなんて、なんたる違い!賢浩なんて、10分もおとなしく座っていることができないのに・・・・。その後、スーパーで買い物をして、家に着いたのは7時ごろ。男性陣3人は、サウナに入っていた。私たちがいない間、近所でそりすべりを楽しんだといっていた。疲れたけど、充実感が残った。おまけ:賢浩は、学校で、「フリードリヒ・フォン・シラー」について勉強したそうだ。先生が、「彼のことを知っている?」と聞いた時、賢浩は手を上げた。シラーは、ドイツの生んだ偉大な詩人。ところが、賢浩は、「アルネ・フリードリッヒ、ドイチュランド リープ ディッヒ!」って答えた。先生は、あきれて、「はい、次の子」・・と無視。「アルネ・フリードリッヒ」は、サッカーのドイツ代表選手。ドイチュランド リープ ディッヒ は、ドイツは君のことが好きだよ。と言う意味で、フリードリッヒとディッヒ(dich)が韻を踏んでいる。同じ8歳でも、折り紙講座に来ていた子は、本当におとなしくていい子だったなー。賢浩の成績表に、「よく発言するが、関係ないことが多い。」とかかれていた理由がよくわかる。
2008年11月30日
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昨日夫はイギリスに行き、今日帰ってきた。仕事関係の話をするためのはずが、いつのまにかクリスマスショッピングをしてくることに目的がすりかわっていた。普段、1泊の時は、手荷物だけで行くのだが、昨日は、大きなスーツケースを持っていった。中味はほとんど空だった。約4ヶ月前にイギリスに行った時は、マーマイトとかマーマレードとか、ドイツではなかなかお目にかからない「イギリス的」なものをたくさん買いこんできて、家族の不評を買っていた。マーマイトもマーマレードもまだかなり残っているので、「ショッピングリストを提出してね。」という夫に対し、「お願いだから、何にも買ってこないで!」と頼んだ私。今日の昼ごろ帰ってきたのだが、スーツケースには、「Heavy」というタグが付けられていた。 なんと夫は、「クリケット」一式を買ってきていた。木製のクリケット用バット、ボール、それに、グローブ、プロテクション・・・・・。「ドイツでクリケットをする人なんていないよ!」と言ったら、「だから、買ってきたんだよ!」とうれしそうに言われた。賢浩は、「僕がパパとするもん!」と大喜び。でも、賢浩はクリケットがどんなスポーツか知っているとは思えないけどなー。夫は、ほぼ毎日ジョギングをしているのだけど、時々ラグビーボールを持って出かける。近所の空き地で1人でラグビーボールを蹴っているそうだ。それで泥だらけで帰ってくる。大人のすることとは思えない。たまに、賢浩と出かけて一緒にラグビーをすることもある。だけど、夫は別にラグビーが上手なわけではない。それなのに、ラグビーボールなんて、わざわざインターネットでイングランドやオールブラックルの公式ボールを注文しているのだから相当な変わり者。以前私が、「クリケットって、観戦していてすごく退屈なスポーツだよねー。」と言ったら、「それは、君がルールを知らないからだよ。クリケットは本当に面白いスポーツだ。」と反論された。 夫はイギリス生活が長く、青春のほとんどをイギリスで過ごしたせいか、食べ物にしろ、スポーツにしろ、作家にしろイギリス的なものがとっても好きなようだ。でも、夫の持つ「イギリス的」と私の持つ「イギリス的」のイメージはかなり違うので、夫に理解を示すことがなかなかできない。
2008年11月30日
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今朝起きたら5時半だった。台所に直行すると、パンやハムやチーズが散乱していた。ガレージをのぞくともう車はなかった。夫は自分でサンドイッチをこしらえて出かけたらしい。朝7時ごろ、夫から電話があった。「起きて、起きて!モーニングコールだよ。」と電話の向こうで笑っていた。私が寝坊したことをぜんぜん気にしていないようでホッとした。その後、雪かき・・・・。先週の金曜日は雨で、ニコちゃんをおんぶしてドイツ語コースに行った。その後、雪かきもたたって腰が痛くなってしまった。だから、今日はおんぶやだっこという選択肢は排除。でも、乳母車で行くのも大変なので、自転車で出かけた。途中転びそうになったけど、乳母車で行くより自転車で行ったほうがはるかに楽だった。今日は、福祉局の人がきて、いろいろな相談にのってくれた。私も、自分の経歴を説明し、どのような職が考えられるか質問してみた。担当者は、情報を探してみますね、と言ってくれた。先日、移民難民局の担当者もコースを見学に来た。税金を使って運営されているコースだから、普通の語学コースと違って、いろいろな人がかかわっている。移民難民局の人は、私たち生徒一人一人に、「出身地」「ドイツに何年住んでいるか?」「いままでドイツ語コースを受講したことがあるか?」ということと、「母国で何年学校に通ったか?」ということを質問した。クラスの4分の1が、「5年間」と答えたのには驚いた。クラスの2分の1が8年間、残りの4分の1が10年間以上だった。つまり、このドイツ語コースの参加者は、4人に1人が小卒、2人に1人が中卒の肩書きだった。かなりびっくりしたのだが、知人のトルコ研究者によると、トルコの小学校は5年生までで、中学まで義務教育になったのは98年以降なのだそうだ。トルコの田舎の女子なら、中卒は学歴としてかなり上等だとも言っていた。ドイツや日本と比べるとかなり違っている。こういうところにも、トルコがEUに加盟するのをよく思わない人が多い原因があるのではないかと思う。お昼時、帰ってきた惠子の顔をみたら目がはれていた。「泣いたの?何かあったの?」と聞いたら、「別に・・」といつもの愛想のない返事。しかし、気になってしつこく聞いたら、テストの成績が悪かったからショックだった・・ということがわかった。なんだ、そんなことか・・・。私は、テストの点が悪いことで惠子を怒ったことは一度もない。まあ、惠子が悪い点数を取ってきたこともないのだけど・・・・。今回も、「そんなことたまにはいいじゃない。他の子にも1番になるチャンスをあげなさいよー。」と冗談めかして言った。点数が悪かったのは、算数とドイツ語。以前から、どちらの教科も担当の先生が好きではない、と言っていたけど、できないから好きではないのか、先生が好きではないから教科もやる気にならないのか、どっちだろう? でも、主要科目だからどうにかしないとまずいよねー。ドイツ語のテストを見せてもらったのだけど、B5サイズの紙4枚に細かい字でびっしり書かれた文章を読んで、各段落の小見出しをつけるという作業を1時間以内でするという内容。私には高度すぎて何もアドバイスできなかった。午後は、ニコちゃんを小児科に連れて行った。ニコちゃんは、1歳児健診で「停留睾丸」と指摘され、先月から薬で治療していた。今日はその効果をチェックすることになっていた。小児科はうちから歩いて10分もかからない。だから、手ぶらに近い状態ででかけてしまった。診察室で、先生を待っている間、先生が睾丸をチェックしやすいようにオムツ姿にさせようとしたら、ニコちゃんが特大のウンチをしていることに気付いた。替えのオムツを持ってなかったのだが、さすがにこのままの状態で先生に見せるのは忍びないので、オムツをはずしてお尻をきれいにすることにした。そしてオムツ無しの状態で診察台の上に座らせていたら、なんと、おしっこをしてしまった・・・。おしっこを一生懸命拭いているときに、先生が診察室に入ってきた。ドイツでは、患者は診察室で先生を待ち、先生が入ってくると、こんにちは、といいながら、握手をするのが普通。先生が手を差し出してきたのだが、私の手には、ニコちゃんのおしっこをふいたティッシュが握られており、躊躇したら、先生も状況がわかったらしく、そのまま手を引っ込めた。ニコちゃんの「睾丸」は二つとも下に降りてきているそうで、まず大丈夫でしょう、ということだった。最後に、先生はまた手を差し出してきたので、思わず、握手してしまった。その後、私は、「あっ!」なんて声を上げてしまったので、先生は笑いながら、「いいですよ、どうせ、手を洗いますから。」と言ってくれた。1週間が始まったばかりだけど、何だかもうクタクタ・・・。
2008年11月24日
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今朝は8時に起きた。窓の外を見ると、一面銀世界。昨日とは全く景色が違っていたので、思わず、川端康成の「雪国」の冒頭文が頭に浮かんだ。早速、着替えて家の前の歩道の雪かき。しかし、その後も止む気配はなく、むしろひどくなってきて、11時ごろには、雪かきをしたところとしていないところの区別すらわからないほどになり、再び雪かき。子供達は、「カマクラをつくろう!」なんてはしゃいでいたけど、ふぶいているし、寒いし、周りを見ても、雪で遊んでいる子なんていない。こんな日は家でヌクヌクしているのが一番。ニコちゃんは、雪を見たのはこれが初めてではないけど、今日はかなり降っていて、窓から見える景色が全然違っていたので、しきりに窓の外の空を指し、「オー、オー」と歓声を上げていた。外に出たそうだったので、スキーウエアを着せて、帽子をかぶせ、手袋をはめさせたのだが、手袋をいやがり、はずしてしまった。はじめは喜んでいたニコちゃんも、だんだん手がかじかんできたようで、抱っこをせがむようになった。庭に連れて行き、ふわふわの雪で遊ばせようとしたのだが、しりもちをついてしまい、おお泣き。写真はその時のもの。やっぱり雪は、家の中から眺めているのが一番!
2008年11月22日
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昨日、夫が通勤中、アウトバーンを走っていたら、小石がフロントガラスにぶつかり、そのままガラスにはまってしまったそうだ。車を見てみたら、本当に、フロントガラスのど真ん中に小石がささった状態になっていた。怖ろしい・・・。修理代を問い合わせたら、およそ100ユーロと言われた。まったく、この怒りをどこにぶつけていいのやら・・・。昨日、ニコちゃんをプレイグループに連れて行った。教会の集会所を使わせてもらっている。大きな部屋を使っているのだが、その横には、椅子やテーブルをしまう倉庫(?)があり、その奥にキッチンがある。昨日は、工作をして、その際、水が必要だったので、キッチンのドアが開けっ放しにしてあった。工作のあと、後片付けをしようとしたら、「ガシャン!」と大きな音がした。私は「ニコちゃんだ!」と咄嗟におもった。急いでキッチンに行くと、案の定、ニコちゃんが台所のあちこちの引き出しを開け、中からガラスの食器を出そうとして、いくつか割ってしまったようだ。後日、請求書が家に届くのだと思う。まったく・・・・。 火曜日の午後、賢浩が、トランペットの練習後、片付けようとしたら、トランペット本体からマウスピースが取れなくなってしまった。私にとってくれと頼んだが、私の力でも無理。夫の帰りを待ち、夫に頼んだのだが、夫でも無理だった。翌水曜日は、トランペットのレッスン日だったので、そのままの状態で持っていき、先生にとってくれるよう頼むことにした。インターネットで調べてみると、マウスピースが取れなくなるのは、結構よくあることで、そういう場合は、トランペット本体をお湯につけるなどして温め、マウスピースを冷やすと良い、と書いてあった。また、マウスピースを取る機械があるそうだ。先生ならその機械を持っているかもしれないと思い、事前に先生に電話してマウスピースが取れない、と言うことを伝えようと思った。しかし、先生の電話は留守電になっており、とりあえずメッセージだけ残した。レッスンに行くと、先生が、「留守電のメッセージを聞きました。」と言った。機械で取るのかと思ったら、先生がバックから取り出したのは、小型のバーナー。炎をトランペットにあてて温めていた。そんなことしていいのかしら?と思ったが、この小型バーナーは、もしかして、そういうためのものかも知れない。世の中にはいろいろな道具があるものだなーと感心した。しかし、バーナーで温め作戦は失敗。その次に先生がバックから取り出したのは、大きなペンチ。マウスピースに布を巻き、その上からペンチでマウスピースを抜こうとしたが、ペンチ作戦も失敗。その次は、バーナープラス冷水作戦。流しにトランペットを持っていき、トランペットをバーナーで温めながら、マウスピースに冷水を当てる・・という方法。しかし、これも失敗。随分原始的な方法をとるものだなーと思った。先生は、こうなったら、専門店で修理してもらうしかない、と言った。専門店にマウスピースをとる機械があるので、それで取ってもらいましょう、とのことだった。マウスピースを取る機械は、80ユーロほどだそうだが、「そんなもの、買う必要はありませんよ。」とも言った。「幾らぐらいかかりますか?」ときいたところ、「機械を使うとあっと言う間に取れますから、無料ですよ。今日、私がこの楽器を持って帰り、明日の夜にお家に届けますね。」と言ってくれた。そして本当に、昨日の夜、わざわざ届けに来てくれた。賢浩は大喜びで、すでに午後9時近くだったが、練習し始めた。先生も、賢浩が一生懸命トランペットを練習していることを知っていて、少しでも早く手元にトランペットを戻してあげようと思ってくれたようだ。その配慮をとてもありがたく感じた。 昨日は、Pech(不運)が続いた日だったけど、最後はうれしい気分になった。
2008年11月21日
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昨夜、惠子の通うバイオリンのクラスの発表会がいつもの教室であった。(ちなみに、この教室で私は午前中ドイツ語を勉強している)半年に1回あり、生徒は、火曜日にU先生に習っている子供だけが対象なので、発表会といってもとても小規模。昨日は、イケ面の「David」君が欠席だったので、演奏した子供は全部で7人。いつもは、ほぼ年齢順に演奏をしているのだが、「私は、いつもXXさんの次でいやだ。」とか「私はいつもX番目で嫌だ。」というクレームがあったらしく、昨日は、バラバラにプログラムを組み、いつもは真ん中あたりに演奏する惠子は、昨日は、トリを務めた。最初に演奏した子は、最近5歳になったばかりで、先月から習い始めたという子。4-5歳でバイオリンをするのは、日本では珍しくはないかもしれないが、ドイツでは、とーっても珍しい話。昨日は、2曲(?)発表したが、1曲は、E弦を使うだけの曲、もう1曲は、A弦を使うだけの曲。つまり、指を使わない曲。まだ5歳だし、始めて1ヶ月なのだから、それだけできただけでもたいしたものだと思う。大きな拍手をもらっていた。 次は、小学校4年生の男の子S君。賢浩とスポーツクラブで一緒らしい。「あいつは、いつも僕のこと中国人っていう嫌なやつなんだ。」と言っていたが、演奏は上手だった。曲は、「Marsch」(G.F.Handel)で、S君の伴奏は、彼のお姉さん(たぶん、惠子と同じぐらいの年かな?)がした。2人の息があっていて、とてもすばらしい演奏だった。兄弟でできるなんてうらやましい。やっぱり、ニコちゃんには、ピアノをさせたいなーなんて思った。 昨日も夫の帰りが遅かったので、私が子供3人を連れて行った。ニコちゃんは、ジッとしていることなんてできないから、演奏中奇声を発したり、ウロチョロしないように監視するのが大変で、やはり途中で私は廊下に出ることにした。最後の惠子の演奏だけ中で聴いた。惠子の曲目は、ドボルザークのOP100、ソナチネG-durの第3楽章(Scherzo)。音楽学校のピアノの先生が伴奏を担当してくれた。ニコちゃんがちょこまかするので、集中して聞けなかったが、半年前より随分うまくなったなーと思った。伴奏が上手だったことにも助けられたかな?演奏後、S君が惠子に、「とっても上手だね。僕は、恵の演奏が一番だと思ったよ。」と言いに来てくれた。なんだー、とってもいい子じゃないか。惠子のことを尊敬のまなざしで見ていた。賢浩がからかわれるのは、本人にも問題があるんじゃないかしらねー。帰る間際、先生と少し話した。先生は、惠子には、4分の4のバイオリンが必要だ、と言った。現在は、4分の3で、学校から借りている古い楽器を使っている。音がイマイチだなーと思っていたので、新しい楽器になるのはうれしい。1年生の時に習い始め、その時は4分の1を使っていた。4年生になった時に、2分の1に昇格。去年、4分の3に昇格。つまり、4分の2も、4分の3も、1年ぐらいしか使わなかったことになる。子供の成長って早いなーと思う。惠子は現在11歳と2ヶ月。身長は145cmぐらいかな?腕は短いのだけど、手が大きいそうで、4分の3だと指の動きが窮屈らしい。先生に予算を聞いたところ、「1000ユーロ以下のものにはろくなものはありません。上を見たらキリがありませんが、だいたい1500ユーロぐらいと考えた方がいいですね。それに、ケースと弦の値段が加わると考えてください。」と言われた。先生は、「バイオリン工房に電話してみますね。楽器があるかどうか確認して、アポイントを取りましょう。私も同行しますから、1時間ぐらい工房でいろいろな楽器を試してみて、その中でいいと思ったものを3つほど借ります。それで、家で弾いてみて、自分が一番気に入ったものを選びましょう。」と言った。家に帰って夫にこの話をしたら、「それって、T市のあのバイオリン工房のことかな?」というので、「そうだと思うよ。先生の家の近くだし、この辺では、あそこしかバイオリン工房はないからね。」と言ったら、「それは、モノポリだな。」と夫は不満そう。「他のバイオリン工房もあたってみようよ。」と言い出した。「T市以外の工房には先生はついてきてくれないと思うよ。私たち素人だけで選ぶより先生についてきてもらった方がいいよ。」と私が言っても、「1000ユーロ以上もする買い物をするのに、一軒しかあたらないなんて変だ。いろいろな情報を集めて、いろいろな店のいろいろな楽器を試すのが筋ではないか?君は、1000ユーロ以上もの買い物なのに、相手の言いなりにお金を出すのか!」と譲らない。「私は、先生を信頼しているから、先生の勧める店なら間違いないと思う。」といっても、納得しない。結局、夫は、ハイデルベルク時代の隣人でバイオリンを趣味でしている人に電話を掛けてアドバイスを聞いた。彼も最近楽器を買い換えたそうで、その際、やはり3つほど借りてきて家で弾き比べしたそうだ。彼の彼女が、そのなかから一番好きな音の楽器を選んだそうなのだが、それが一番高くて7000ユーロした・・と話してくれたらしい。彼には、信頼する人についていってもらったほうがいい、というアドバイスを受けたようだ。なんだ、私と同じ意見ではないか!私の意見は聞けないのに、他の人の意見なら納得できるのか!!まあ、とにかく、先生にお願いすることで夫も納得したようで何より何より。
2008年11月19日
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昨日の夕方、こじんまりしたコンサートが近所であったので、家族全員で出かけた。このコンサートは、惠子や賢浩の通う音楽学校の先生たちによるもの。惠子の先生も賢浩の先生も今回は出演しないが、先生から誘われたし、せっかくのチャンスなので、聴きに行くことにした。タイトルは、「Der barocke Brahms und andere Spanier」となっていた。ブラームスって、名前は知っているけど、彼の作品を言えと言われたら、すぐには浮かばない。午後4時からだった。ニコちゃんがいるので、私か夫は家に残るつもりだったが、ニコちゃんが眠そうにしていたので、もしかしたら、コンサートの間中寝てくれるかもしれない・・という淡い期待を抱き、みんなで出かけることにした。コンサート自体は無料で、寄付は大歓迎・・という形式だった。会場は、教会の集会所。10分ほど前についたのだが、ほとんど誰もいず、会場も小さく、椅子も少ししか置いておらず、「????」と思った。ニコちゃんは、期待に反し、寝る様子がなく、夫が会場の廊下でまずはニコちゃんをあやすことにし、私は子供2人と中に入った。徐々に、人が増えていき、最後には、椅子が足りなくなり、20-30席ほど椅子を追加することになった。最初の挨拶で、「昨日も同じコンサートを隣村で開催したのですが、お客さんが17人でした。今日はこんなに来ていただけてうれしいです。」と学校代表者が言った。この日の観客は、たぶん60人ほどだった。プログラムは、1.ヨハン・ネポルク・フンメル「トランペット協奏曲(変ホ)」トランペット・ピアノ2.パブロ・サラサーテ「アンダルシアのロマンス」バイオリン・ピアノ3.ヨハン・セバスチャン・バッハ「ソナタ・ト長調」フルート2人、ピアノ4.ヨハネス・ブラームス「クラリネット3重奏曲・イ短調」クラリネット・チェロ・ピアノギターのソロもあったのだが、演奏者が病気のため、カットされた。私が一番いいと思ったのは、バイオリンの演奏。彼は、譜面無しで弾いていた。彼の雰囲気と曲がマッチし、とても魅力的な演奏だった。その前のトランペットも良かったけど、バイオリンの音のほうが私は好き。バイオリンの演奏が終わった時点で、ニコちゃんの寝かしつけに成功した夫が、ニコちゃんを抱きかかえて入ってきた。 次の、フルートは、イマイチだった。演奏が悪かったわけではなく、私があまりフルートの音色が好きではないのかもしれない。演奏がすごく長く感じた。しかし、穏やかな曲で、ニコちゃんが寝ているのだからうってつけではあった。次の曲は、クラリネットがメインなのだが、私には、チェロの響きが心地よく、クラリネットは邪魔だなーとさえ感じた。バッハも長かったのだけど、このブラームスも長くて、さすがに退屈し始めた子供もいた。1章終わるごとに、クラリネット奏者が、リードの調節をするので、ちょっと間が空く。その時に、どこからか変な音が聞こえてきた。なんと、ニコちゃんがいびきをかいているではないか!慌てて夫は、会場の外に出て行った。小さい子供がいると、なかなかコンサートに行く機会がないのだけど、子供が音楽を習っているおかげで、今回のようなちょっとした機会に恵まれることもある。久々に生でプロの演奏を聞いて、心が豊かになった気分になった。
2008年11月17日
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先週、惠子の部屋のゴミ箱の中から、前日学校に持っていったはずの軽食のサンドイッチがでてきた。ビニール袋ごと捨ててあった。ものすごく頭にきたので、わざと本人の机の上にビニール袋ごとのせておいた。数日後、夫が、「おい、惠子の部屋のゴミ箱からこんなものがでてきたぞー。」 といって、なんと3日分のサンドイッチを見せられた。なるべく冷静になり、惠子に理由を聞いたら、黙秘権を行使してしまった。それでも、無理やり理由を聞いたら、「食べる時間がなかったし、好きではなかったから・・」と消え入りそうな声で言った。中味はサラミとチーズ。サラミだってチーズだって、結構高いんだぞ!賢浩に、「嫌いなものが軽食に入っていたらどうする?」と聞いたら、「げー、って思うけど、何にも食べないよりはましだから食べる。」と言った。しかし、惠子は、まずいものだったら、食べないほうがまし・・と考えるようだ。それでも、捨てるなんて許せない!今後は自分で作るように言い渡した。そしたら、金曜日は、早速、トースト用パンにアプリコットジャムを塗って、自分でサンドイッチを作っていた。なんて不健康な!と思ったが、ジャムサンドのほうが、ハムチーズサンドより好みらしい。また、ドイツでは一般的な色が黒目のパンは、好みではなく、白いパンしか食べたくないようだ。まったく・・・・。学校で、パンは黒い方が健康にいい、とか、バランスよく食べましょう、なんて習っても、これじゃあまったく意味がない。木曜日にニコちゃんをプレイグループに連れて行った。最初に、手遊びを交えながら歌を歌うのだが、あいかわらずニコちゃんは1人で走り回っていた。その後、「おやつ」の時間。各自が食べ物を持ってくるのだが、私が持っていったのは、みかんとビスケット。ところが、ブドウを持ってきていた人がいて、それを目ざとく見つけたニコちゃんは、その人のところに言って、おねだり。結局、そのママが持ってきてブドウを全部1人で食べてしまった。タッパーの中には、ブドウのほか、みかんも入っていた。ニコちゃんは、それさえも食べようとしたので、「ママも持ってきたよ。同じだよ。」といったのだが、向こうのを欲しがる。優しいママで、「こっちのみかんのほうがおいしいよねー。」といって、ニコちゃんのするがままにしてくれた。まったく、うちの子たちって、自分の好きなものしか食べないニコちゃんが、他の子のものを全部食べてしまったので、私の持ってきたビスケットをその子にあげた。その子は、ニコちゃんと1ヶ月違いで、現在1歳9ヶ月。その子は、私に、「ダンケ!」と大きな声でしっかりお礼を言った。私は感動してしまった。同時に、ニコちゃんとのあまりの差にびっくりもした。 私の通っているドイツ語のコースには、トルコ人の「ヤンママ」が多い。そのヤンママたちに、「あなたは、すごく若く見えるわ。若さの秘訣を教えて!何を食べているの?」なんて聞かれた。すごく変な気分。若さを保つ秘訣を聞かれるなんて、初めて。私もそれだけ、歳をとったってことね。20歳のヤンママが、ニコちゃんを見て、自分のお腹を丸くするしぐさをしながら、「Wie lange(どれだけの長さ)?」と何度も質問してきた。「妊娠何ヶ月ですか?」と聞いているのかと思い、「妊娠してませんよ。」と言うと、「違う、違う」と言って、ニコちゃんと自分のお腹を交互に指し、「Wie lange?(How long)」とまた聞く。それで、「もしかして、Wie alt(How old)の意味ですか?」と聞いたら、そうだというので、「彼は20ヶ月ですよ。」と言うと、また、「違う、違う、」と言う。彼女の身振り手振りから推測し、「もしかして、ニコちゃんを妊娠した時、私が何歳だったか?ときいているのですか?」と聞いたら、「そうだ。」と言う。そんなことに答えたくないなーと思って、適当にごまかしていたら、「私の母は35歳の時に、私の弟を妊娠したんですよー。」と笑い話のように教えてくれた。それはトルコでは、超高齢出産になるようだ。私は、「35歳なんて、まだまだ若いですよ。」と笑ってコメントしたが、顔は引きつっていたかも・・・。まったく、びっくりすることを質問されるもんだなー。
2008年11月16日
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昨日ニュースを見ていたら、「ドイツは、公式にリセッション(景気後退)にはいった」と言っていた。夫の働く会社は自動車関連会社なので、その影響をまともに受けている。11月から毎週金曜日は休みになったほか、来年の有給の半分(15日分)を今年のうちに使うことを推奨(強制?)されているようだ。自動車会社から発注が来ないから仕事がない。そういうわけで、今日は夫がうちにいたので、午後はニコちゃんの面倒を頼み、賢浩を歯医者に連れて行き、その後、惠子を隣町の音楽学校に送迎。来週の火曜日にバイオリンのクラスの発表会があるのだが、惠子の伴奏は他の先生がするので、その先生が、一度音をあわせたいと希望したようだ。だから、たった20分のために、往復30分かけて隣町まで連れて行った。発表会といっても、たいしたものではなく、年に2回、惠子の担当の先生が分校で受け持っている生徒(7人ぐらいかな?)を集めて開くもの。音合わせをするほどのことでもないような気がしたのだけど、先生としては、少しでもいいものを披露できるように配慮してくれたのだろう。今週から、ドイツ語コースでは2冊目の教科書に入った。私たちが使っているのは、Hueber出版社の「Schritte」という教科書。以前私が通っていたコースでは、「Themen neu」を使っていたが、「Schritte」の方が、説明がわかりやすいし、実生活に沿っているように思う。自己紹介がテーマの課では、「私は離婚経験者です。」とか、「子供がいますが、独身です。」とかいう例文が載っている。よくある話だけど、教科書に堂々とそういう文が出ていると、なんとなくびっくり。現在習っている課は、職業がテーマ。職探しをしている人が新聞広告を見て応募の電話を掛けたり、実際に面接に行く場面が出てくる。その中で、「いつから、失業しているのですか?」とか、「私は現在失業中です。」とか、そんな例文がたくさん出てきて、日本にいる外国人向けの教科書にも、こんなことが書いてあるのかしら?とふと思った。この教科書を使っていると、ドイツ語初心者にそういう語彙が必要なのか?と不思議に思うことがよくある。例文の中に、「私の職業(Beruf)は教師ですが、現在は、プログラマーとして働いています(arbeiten)。」「私は秘書ですが、現在は売り子として働いています。」というのがあった。授業中に、自分や自分の親族の職業を言うという練習があったのだが、その時、ある生徒が、「私の姉の職業(Beruf)は、掃除婦(Putzfrau)です。」といったら、先生が、「掃除婦は、職業ではない。その場合は、掃除婦として働いている、と言うべきだ。」と指摘した。ドイツでは、職業(Beruf)というのは、専門的に勉強したことをいうのであって、掃除婦になるには、別に特別な訓練を受ける必要はないので、職業とは言わないのだそうだ。だから、大学で、教師になるべく勉強した人は、教師にならなくても、職業は教師になるのだそうだ。ドイツにいると、「Beruf」をよく尋ねられる。しかし、私には非常に答えづらい質問。日本では、法学部を卒業した学生のいったい何%が実際に法律に関係している仕事をしているのだろうか?また、文学部の学生が、システムエンジニアになったり、銀行員になることは珍しくないし、教育学部を卒業し、教員免許を持っていても、日本では、「私の職業は教師です。」とはいえない。何を勉強したかよりも、実際に会社に入ってから、専門分野を見つけていく人が多い日本では、職業と実際に就いている仕事はほぼイコール関係にあるといってもいいと思う。ドイツ社会は、職業訓練が徹底していると聞くが、BerufとArbeitの違いを習い、より実感させられた。
2008年11月15日
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水曜日は賢浩にとって、一番忙しい日。2時半から3時まで、トランペットのレッスン。その後、4時から5時半まで、スポーツクラブがある。先週も宿題が終わらず、スポーツクラブに15分ほど遅刻。(宿題が終わらなければ行ってはいけない、と言って置いたから・・・)今週は、先週のようにならないように、昼食後、ニコちゃんの寝かしつけを惠子に頼み、賢浩に付きっ切りで監視。算数の問題をしていたのだけど、ペースがのろい。ところが、文章題で、私が読んでも、意味がわからない。そこで、いちいち惠子に聞きに行って、説明してもらわなければならなかった。惠子が小学生の時、私は彼女の宿題を手伝ってあげたことがほとんどない。親がなくとも子は育つものだなーなんて思っていたのだけど、とんでもない。親が尻を叩かなければ、何もできない子もいるということがよくわかった。親が外国人でも、ドイツ語ができなくても、子供の学力には関係ない、と惠子の時は思っていたが、親がドイツ語ができないと、簡単な文章題さえ説明することができず、やはり、子供にはハンデがあるなーと賢浩を見ていると強く感じる。ようやく算数が終わり、次は、生活科の宿題。「森」について学習しているのだが、「森」にも、いろいろな森があり、それぞれ名前がついている。いろいろな植物の絵があり、その植物が、森のどの部分に繁殖するのかを答える問題だった。しかし、これも私にはチンプンカンプン。用語がわからないし、植物の絵を見ても、何の植物かわからない。ここかな、あそこかな、なんて作業をしているうちに、ふと時計を見たら、既に、2時15分。急いで仕度をして、トランペットのレッスンに向かう。その後、家に帰ってくると、賢浩の友達から、スポーツクラブに一緒にいこうという誘いの電話があった。宿題がまだ一つのこっていたようなのだが、スポーツクラブから帰ってきてからやるというので、いかせることにした。ただし、宿題が終わらなければ、夕飯を食べさせない、とは釘を刺しておいた。スポーツクラブから帰ってきて、宿題にすぐ取り掛かった。宿題は、課題図書を読むこと。以前から、1章づつ読んで、問題に答えるということをしていたのだが、先週、残りを全部読んで、残りの問題に全部答える、ということが宿題になっていたのだそうだ。締め切りは、今日。賢浩は、ギリギリまで宿題をまったくしなかったので、第10章から17章まで読んで問題に答える作業を1日でやらなければいけないことになってしまった。賢浩1人残して、私たちは、夕飯を食べた。7時ごろ、どんな調子かとのぞいたら、ほとんど進んでいないし、設問を理解していないようで、トンチンカンな答えを書いている。この調子では、明日の朝までかかってしまうので、しぶしぶ手伝うことにした。しかし、私は、ドイツ語の「初心者コース」に通っている身。小学校3年生向けの本は、難しすぎる。わからない単語が目白押し・・・。設問の意味もわからない。(設問はわからなくとも、賢浩の答えが間違っているのはわかった。) 9時をまわり、さすがに夫が、「いい加減に、夕飯ぐらい、食べさせてやれ!」と助け舟を出してくれたので、小休憩。 その後、どうしても理解できない箇所があり、惠子に助けを求めたのだが、昨日は珍しく早く寝てしまっていた。 しかたなく、2人で試行錯誤。ようやく宿題を終えたのは、午前12時。馬鹿な息子を持つと親は苦労するけど、ドイツ語ができない親を持つ子も苦労が多いのだなーとため息・・・。
2008年11月14日
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本格的な寒さの到来。ニコちゃんは、鼻をグズグズさせている。もともとヨダレの多い子で、いつも口元、胸元は、ビショビショ状態なのだが、今は、鼻水も加わって、ものすごいことになっている。本人は、自分で鼻をかみたがる。ティッシュを鼻に持っていき、「ブーッ、ブーッ」と2回ほどかむマネをして、その後、その湿ったティッシュで、机やソファーや壁を拭き掃除してくれる。おかげで、我が家はピッカピカ。惠子は、先週のラテン語のテストが今日返されたそうだ。迎えに出たら、玄関口で、「ママ、テストの平均値は、3.5だったの。私はいくつだったと思う?」と聞かれた。「1-6まで、全部のグレードの子がいたんだって。」というので、わざと、6から言っていった。最後に、「1?」と聞いたら、「そうだよ。びっくりしたよ。46点満点で、45.5点だったの。Ausgezeichnet(すばらしい)!って先生のコメントをもらったよ。」と上機嫌。クラスメートも惠子の点数にびっくりしていたそうだ。ラテン語は、飛び級時に一番心配していた問題だったけど、これで本当に自信がついたと思う。惠子が良い成績を取れるのは、「ノッピー」のおかげ、と少なくとも本人は信じている。ノッピーというのは、小さなヒスイでできた犬で、赤い糸につながれているので、首から提げることができる。テストや発表会の時、惠子は必ずノッピーをつけて行く。「今回も、ノッピーが私に幸運を運んできてくれた!」と感謝していた。 昨日から、ドイツ語コースの新たなModulが始まった。私は今まで何度かドイツ語コースに通ったが、このコースは、今までのコースとは全く違う。5年前に、同じようにインテンシブのコースに通ったが、その時の生徒は、「駐在員の奥さん」「ご主人がドイツ人」「ドイツの大学を目指している学生」が主だった。しかし、今回は、「移民難民局」がスポンサーになっているので、生徒もそういう人たち。そして、決定的な違いは、2週間に1回、福祉事務所の人が来て、「何か問題があれば、相談してください。何でも手助けしますよ。」と言ってくれること。暮らしの中の困ったことを相談できる場を設けてくれているのだ。昨日も、2人の担当の人が来た。「何か、相談したいことはありますか?」といったところ、1人の生徒が手を上げた。彼女は、昨日誕生日を迎えて、21歳になったばかり。私は、彼女のお母さんとほぼ同じ年らしい・・・。彼女のドイツ語はあまり上手ではないので、他のトルコ人の生徒が通訳になったのだが、「私は、何度も何度も仕事に応募しても、すぐに応募書類が返され、門前払いにあう。何故だかわからない。」と訴えた。「そりゃあ、そのドイツ語では、無理でしょう・・」って私は心の中で思ったけど、担当の人は、そんなことは言わない。「どんな仕事ですか?」と聞くと、小学校の掃除の仕事だった。「わかりました。それでは、2週間後にまた来ますので、その時に、応募書類を書くのを手伝いますね。」ととても親切な対応。すると、もう2-3人が同じように、「私も仕事を探していますが、なかなか上手く見つかりません。」と助けを求めた。みんな、「仕事ならなんでもいいです。Putzen(掃除する)とか・・・」と答えた。担当者は、「ドイツでは、どんな職に応募するにも、履歴書や学校の卒業証書などが必要になります。履歴書の書き方の雛形をあげますので、家で書いてきてみてください。今度来た時に、直してあげます。また、どんな書類が必要になるかもお教えします。」と本当に懇切丁寧。ドイツでは、職業訓練制度が行き届いていて、どんな職業も、専門の職業訓練を受ける必要があり、それがないと、低賃金の職にしかつけない。せっかくのチャンスなので、私の学歴・職歴では、どのような職がドイツでは考えられるか、今後、どのような職業訓練を受けることが可能か聞いてみようと思っている。しかし、あまりにもまわりの人が、「Putzfrau」(掃除婦)の仕事を希望するので、びっくりしている。彼女たちは、まだ20代前半でとても若い。なぜ、職業訓練のことを相談しないのか不思議に思う。それにしても、ドイツ語のコースで、仕事の斡旋までしてくれるとは思いもしなかった。移民に対する手当てが厚いなーと感心した。
2008年11月11日
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11歳の娘の惠子とは、相性が悪いと言うか、「憎たらしいなー」と思うことが最近多いのだけど、昨日は、珍しく仲良く過ごすことができた。午前中は、2人で折り紙でクリスマスリースを作った。インターネットで折り方を調べ、コンピューターのスクリーンの前で2人で折り紙。時々、折り方が複雑で理解できない所があると、こうかな?あーかな?なんて2人で試行錯誤しながら作った。そんなことをしていたら、ドアベルが鳴った。惠子のオーケストラの顧問がドアの前に立っていた。手紙を渡され、「中国行きの話は既に聞いていると思いますが、今月末に保護者を集めての説明会を開きますので来てください。詳細は、この手紙にかいてありますので、よく読んでください。」と言われた。夫も玄関に顔を出すと、「あー、ちょうど良かった。あなたは中国人ですよね。中国語ができますよね。」と顧問が夫に聞いた。「はい」と答える夫。「説明会には、独中協会の代表も来ますので、中国語でお話できるかもしれませんよ。あなたのような人が、来年、付き添いで私たちと一緒に中国に来てくれたらうれしいです。」と顧問は言って、帰っていった。惠子は、「手紙だけなら、ポストに入れておけばいいのに、わざわざ日曜日に来る必要あるかな、まったく・・」とぶつぶつ言っていた。昼食後、久々に惠子と2人だけで町に出かけた。今日は日曜日だったけど、「Martin Markt」(マルティン市)で、メインストリートにはたくさんの露店が出る日だった。毎年11月11日は、聖マルティンの日と呼ばれ、ドイツ各地で提灯行列などが行われるのだが、わが町ではその前の日曜日に、毎年、露店が並ぶ。クリスマスの飾りなんかも売っていて、惠子と、これもかわいいね、あれもかわいいね、なんていいながらお店を見るのはとても楽しかった。やっぱり、母娘の関係はこうでなくっちゃね。家に帰る途中で、我が家の男性軍3人にあったので、女性陣も引き返して一緒についていった。ところが、賢浩は、あちこちの店で、「あれ、おいしそう!」「ポップコーン買って!」「ワッフル買って!」「あれかって、これかって」とそればかり。やっぱり惠子と2人で買い物した方が面白かった。夕方は、自宅でサウナに入って、1週間の疲れを吹き飛ばした。ニコちゃんも、真っ赤になって、「ハー」「フー」と言いながらサウナを楽しんでいた。その姿は、本当に「赤ちゃん」そのもので愛らしい。夕飯を食べていたら、ドアベルが鳴った。みんなパジャマ姿で、「こんな姿では人前に出れない」とおろおろしてしまった。一番まともな格好をしていた恵子が出たのだが、ドア越しに外を見たら、惠子のオーケストラの顧問で、「やっぱり、こんな格好見られたくない。」と言って、引っ込んでしまった。それで、夫が対応したのだが、「もう少し、情報を持ってきました。」と言って、分厚い封筒を渡されたそうだ。それなら、郵便受けに入れておけばいいものを・・と思ってしまった。中には、相手校の詳細や、今までのE-mailでのやり取りのコピーが入っていた。わざわざ夫のためにコピーしてくれたようだ。いろいろな内部資料を読ませてもらい、生徒一人当たりの費用は、約1150ユーロ(約15万円)、兄弟がいる場合は割引になる、期間は2週間、参加対象は8年生以上・・という検討内容が書いてあった。参加対象が8年生以上というのは、今まで知らされていなかった事実。これも、決定事項というわけではないのだろうが、もしそうなれば、惠子はボーダーライン。来年の10月の時点ではぎりぎり8年生になっている。顧問がここまでいろいろな資料を持ってきてくれるということは、惠子も参加対象に入っていると思いたい。飛び級させておいてよかった・・と昨日ほど思ったことはない。
2008年11月10日
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テレビのスイッチを押す、電気のスイッチを押す、・・・ニコちゃんは、スイッチをいれたり消したりするのが好きなお年頃なのだけど、最近覚えた技は、ドアノブをあける、ということ。この技には、ほとほと手を焼いている。今までは、入って欲しくない部屋は、ドアを閉めて置けばよかったし、ニコちゃんをリビングルームで1人で寝かせておいても、ドアを閉めておけば安全だった。ところが、リビングルームには、立て付けの棚があり、そこの上にあがって、ドアノブに手をかける技を取得してしまい、リビングルームから簡単に脱走してしまうようになった。また、その辺にあるものを何でも踏み台にして、ドアノブに手をかける上級者のテクニックもマスターしてしまった。掃除機のコンセントを伸ばして、コンセントの穴に突っ込もうとしたり(プロテクションがあるので、コンセントを差し込むことはできない)、ほうきで床を掃いたり、タオルでテーブルの上を拭いたりと、何でも、よく他の人がすることを観察しているなーと感心する。お箸も、2本もって食べようとする。つまり、お箸は2本で使うものということも教えなくてもわかっているようだ。「賢い、賢い」と思うけど、プレイグループに行くたびに、他の同じ年ごろの子供はもっと賢いなーとびっくりする。手遊びをしながら歌うときも、他の子供はよくわかっていて、真似したりする。しかし、ニコちゃんは、じーっと座っていることができないので、1人で走り回っている。プレイグループで、ワッフル作りをした時があったのだが、早々と椅子に座って、ワッフルが焼けるのを待っている子もいたのに、ニコちゃんは、ボールの中のワッフル生地に手を突っ込んでいた。ほんの一瞬目を放した隙の出来事であった。子供だから仕方ない、と思うけど、そういう悪戯をするのって、4-5人幼児がいるのに、ニコちゃんだけなんだよねー。なんでだろう??昨日は、小麦粉粘土を作って遊んだ。他の子は、自分で型抜きしたり、ママに動物を作ってとせがんだりしていたのに、ニコちゃんは、粘土をちぎっては投げる、とか、床において、ボールのように蹴っ飛ばすとか、とにかく、座っての作業が苦手。多言語の環境で育っているから言葉の遅れは仕方ないと思う。しかし、この落ち着きのなさは、将来に一抹の不安を感じさせる。 それでも、最近は、絵本を持ってきて読んでくれとせがむようになった。読み始めると、自分でページをめくりだし、話なんて聞いちゃいない。最近のお気に入りは、「The Very Hungry Caterpillar(腹ペコあおむし)」。リンゴの絵のページなると「アッポー」と言いながら、とって食べるまねをする。「食べ物」の絵には反応する。玄関に出ると、「シューシュー」といいながら自分で靴をはこうとする。我が家では、日本語、英語、ドイツ語をミックスで使っている。基本的には、私は日本語だけで話しているが、「クツ」と言うより、「シュー」(ドイツ語はSchuhe,英語はShoes)のほうが子供が言いやすい。リンゴも同じで、「アッポー」(Apple(英語)、Apfel(ドイツ語))の方が、子供が言いやすい。ミックスして使うのはよくないとよく聞くが、我が家の場合、惠子にも賢浩にもそのように接してきたので、何が何でも日本語・・と言うこだわりは私にはない。1歳半過ぎると、語彙が急速に増えていき、子供と会話が成立するようになるようなのだが、残念ながら、ニコちゃんは、まだそこまではいってない。最近は、午前中託児所で過ごしているので、ますます私との会話が成り立たない。(写真:ただいま脱走中)
2008年11月07日
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まずは、私のドイツ語のコースの話。分離動詞の使い方の練習で、先生が「何時に起きますか?」という質問をした。その時、ほとんどの人が「私は5時に起きます。」と答えたので驚いた。私も最近は、夫が早くに出勤するので5時に起きているのだけど、それがドイツでは特に「早起き」という部類に入らないようだ。朝7時ぐらいから夕方4時過ぎまで(実働8時間)という勤務時間は、私の住む地域では、かなりノーマルらしい。まあ、学校だって、7時半から開始だし、ドイツ人は早起きの人種なのだろう。昨日は、賢浩のトランペットのレッスン日。朝から、「わーい、今日はトランペットの日だ!」とウキウキしていた。本当にトランペットが好きみたい。その割りに家では練習をあまりしないけどね。昨日も、昼寝をしていたニコちゃんを家に残して賢浩の練習を見学した。賢浩の個人レッスン時間は、午後2時半から3時までの30分。3時からは高校生ぐらいの男の子の番で、10分前ぐらいにいつも教室に入ってきて、賢浩の練習が終わるまで待っている。でも、3時にチャイムがなるわけではないので、きっちり3時までの30分間というレッスンにはならない。5分ぐらい伸びたり縮んだりといことはよくある。それは仕方のないことなのだけど、レッスン料を換算すると、1分間あたり1ユーロになる(ちなみに、私の通うドイツ語コースは、45分間で1ユーロ!)。だから、ほんの5分の違いでも、結構神経質になってしまう。私ってせこいかしら??惠子なんて、前の子供がまだレッスンしているから、といって遠慮して教室に入らないのだが、前の子が教室を出てきてから中に入って、それからケースから楽器を出して用意していたのでは、練習時間がどんどん短くなってしまう。「時は金なり」という格言を知らないのだろうか!!先生も、レッスンの予定をびっしり詰めないで、子供と子供のレッスンの間にはせめて5分ぐらい休憩を挟めばいいのに・・と思ってしまうのだが、それこそ、「時は金なり」で、そんな時間は先生たちには無駄なのだろう。でも、これは音楽に限ったことではなく、テニスのレッスンもそう。テニスのコーチは、子供達に準備体操をさせたり、ボール拾いをさせている間に、トイレに行ったり、食べたり飲んだり、時には電話をしたりしている。それを見るたびに、5分ぐいらいレッスンとレッスンの間に休みを入れればいいのに・・と思ってしまう。昨日は、惠子のオーケストラの練習日でもあった。顧問が、「来年の10月にみんなで中国に行きます。」と言ったそうだ。本当かな?中国の学校のオーケストラの子供達を惠子の学校が受け入れ、向こうの学校が惠子たちのオーケストラを受け入れる、と言う、いわば「交換留学」みたいなことを計画しているらしい。その場合、子供達はホームステイすることになるようだ。「向こうに行くのはいいけど、向こうの子を自分の家に止めるのは嫌だなー」なんて自分勝手なことを言っていた子もいたそうだ。でも、この辺は、田舎だから、一軒家に住んでいる子が多く、1-2人ぐらい泊めてあげるのは問題ない家が多いと思うのだが、中国なんて、住宅事情が悪そう。ホームステイなんて可能なのだろうか??まあ、そんなことまで考えるのはまだ早いけど、今年の「フランス公演」でもびっくりだったのに、「中国遠征」なんて、話がどんどん大きくなっていって、私までワクワクする。
2008年11月06日
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3年生の英語のワークブックには、ピーターラビットからの抜粋が載っている。賢浩は先生から、英語版の絵本を持っていたら貸して欲しい、と言われたそうだ。それで、ビデオとともに学校に持っていった。このビデオも本も、10年近く前に、イギリス旅行した時に、わざわざ湖水地方のベアトリックス・ポッター(ピーター・ラビットの作者)の生家を訪れ、そこの売店で購入した「由緒正しい」(?)もの。ピーターラビットは、日本でも人気のキャラクターだから、もちろん日本人観光客もたくさんいた。ドイツでも、以前住んでいた町の図書館には、ピーター・ラビットのビデオが置いてあった。(もちろん、ドイツ語吹き替え版)昨日、賢浩が持っていったビデオを学校で視聴したのだが、賢浩のクラスでは、ピーター・ラビットのことを知っている子がいなかったのだそうだ。ストーリーは、子ウサギのピーターが、ママに禁止されている農場へ勝手に行って、そこでキャベツや人参をたらふく食べるのだが、見つかってしまい、やっとの思いで逃げ出すが、その際、靴とジャケットをとられてしまう・・というような話。アニメを見れば理解できる単純なストーリーなのだけど、子供達は、「えー、今なんていったの?」「えー、ぜんぜんわかんない。」「えー、なんで、そうなったの?」とブーブー言っていたそうだ。もちろん、普通に授業するよりも、ビデオを見るほうがみんな好きなのだけど、英語だったので、全然理解できず、こちらが想像したほどには楽しめなかったようだ。そういえば、ドイツでは、ピーター・ラビットのキャラクターなんて全然見かけないなー。 同じ英語の教材でも、スポンジ・ボブとかディズニー・アニメでないと、今時の子供には受けないのかもね。
2008年11月05日
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夫が現在働いているA会社は、自動車関連産業。今回の金融危機や、その前のガソリン代高騰で車を買い控える傾向が強くなり、業界は大変らしい。A社では、今年いっぱい、金曜日の工場の操業を停止することにしたそうだ。12月は、15日までで、その後は、有給を消化させるために、一斉休業に入るとか・・・。また、来年から、週30時間労働が導入されることになった。つまり、それだけお給料も減るということ。いろいろな会社で、リストラが始まっているらしい。ほんの数ヶ月前までは、景気もよく、労働組合の賃上げストライキが盛んだったのに、ここまで景気が冷え込むとは・・。さて、今日のタイトルの「機会均等」とは、仕事の話題ではなく、教育のこと。現在、私はドイツ語の初級者コースに通っているのだが、はっきり言って簡単すぎてつまらない。あくびが出そうなぐらい退屈。先生からも、Modul1,2に来る必要はない、といわれたのだが、コースに通わなければ、私の場合、ドイツ語を使う機会があまりないので、復習の意味を兼ねて、1から通っている。クラスに、明らかにできない、という生徒が3-4人いる。彼女たちの隣に座ったときは、もちろん助けてあげる。でも、彼女たちは、私のノートを書き写すだけ。例えば、「自分の国の今日の天気を作文しましょう。」というような課題でも、私の文を丸写し。私はなるべく、答えを直接教えず、ヒントをあげるようにしている。英語で例えるなら、「I am、You are、He is でしょ、それで、この文では、Eric が主語だから、Be動詞は、何になる?」という風に教えているのだが、私が正解を言うまで待っていて、自分で考えているふしがない。彼女たちは、「テスト」であっても、平気で教えてくれと言ってくる。私は先生ではないので、教えてと言われれば、テストであろうが、教えているが、最近、そういうことに疲れてきてしまった。先生は、「オチこぼれを一人も出さない。みんなで助け合っていこう!」と言う。20人も生徒がいるのだから、先生一人では大変で、生徒同士で助け合うことを奨励している。また、授業では、そういう「できない生徒」ばかりを集中的に当てる。私なんて、明らかに、順番を故意に飛ばされているので、発言の機会が極端に少ない。授業がどんどんつまらなくなっていく。そうされるのも仕方ないとは思うけど、でも、同じコースを受けていて、こんなに不平等な扱いを受けていいのだろうか?とも思う。惠子も、賢浩も、学校の英語の授業がつまらない、と言う事がよくある。手を上げても、滅多にさされない。「他の子にもチャンスをあげなさい。」と言われるのだそうだ。もっともなことである。以前、賢浩の先生との2者面談の時に、「賢浩君は、よく手を上げますが、同じ子供ばかりさすわけにはいかないので、どうしても無視する形になってしまいます。先ほど、やはりよく手を上げるお子さんの保護者から、「手を上げても全然さしてもらえないので、よく不平を言っている。子供がやる気をなくしている。」という訴えがあったのですが、賢浩君は、そんなこと言ってませんか?」と聞かれたことがある。確かに、「一番に手を上げても、差してもらえない。」と不満をよく漏らしている。私が通っているのは、「学校」ではないし、私たちは大人だから、現在の状況を理解し、先生の授業の進め方に文句を言う人はいない。しかし、20人もいれば、生徒間に差が出るのは当然。一番下のレベルに焦点を合わせることは、他の人の時間を軽んじていることにならないのだろうか?何でもかんでも、みんな一緒というのは、「平等」ではないと思う。辞書で調べればすぐにわかるようなことを何度も授業中質問したり、「私の国の言葉では、そうは言わない。」というようなナンセンスな議論で、授業が10分も停止するのは、許容範囲を超えていると思う。
2008年11月04日
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ドイツ語コースのMODUL1も、あと残す所1週間。その翌週から、MODUL2がすぐに始まる。いまのクラスメートは、一人を除いてみんなMODUL2にも行くようだ。また、MODUL2から始める人が新たに4人はいってくるそうだ。Integrationkursは、一クラス最低9人、最高23人と決められているそうで、24人以上になると2クラスに分かれる。もしかしたら、2クラスに分かれるかも・・と先生が言ってた。木曜日から、「AKKUSATIV(対格)」と呼ばれる格変化の項目に入った。ドイツ語には名詞の格変化が4通りある。「本が机の上にある。」と言う場合の、「本」は、「主格」になるが、「私は本を持っている。」と言う場合の「本」は、対格になる。日本語では、「本は」、「本を」と助詞が変わるが、ドイツ語では、助詞の変わりに、名詞の冠詞が変化する。格変化は、文法書には必ず書いてある基本の基本なのだが、この格変化をどうしても理解できない人がたくさんいて、クラスが大混乱してしまった。先生が幾ら説明しても、理解できないようだった。先生は、チーズ(der Kaese)(aeは、aウムラウト)を使って例文を作り説明した。「チーズが机の上にある」と言う場合は、der Kaese になりますが、「私は冷蔵庫にチーズを持っている」と言った場合は、den Kaese になります。」と説明した。すると、あるクラスメートは、「机の上にある時は、主格で、冷蔵庫に入っているときは、対格になるのですね。」と納得したように言った。先生は、「チーズが、冷蔵庫にあろうが、棚に入っていようが関係ありません。」と言うと、さらに混乱してしまったようだ。なんだか、漫才を聞いているようであった。先生は、ギブアップして、「今日の宿題は、家で、Akkusativについて話し合うことだけにします。自分の母国語で、ドイツ語の文法がわかる人に説明してもらって来てください。」と言った。あるクラスメート(Yさん)は、「私には、16歳の娘がいますから、彼女に説明してもらいます。」と言った。翌日、先生は、「家でAkkusativについて、説明してもらってきましたか?」とみんなに聞いた。そして、「娘さんからはどんな説明がありましたか?」とYさんに聞いた。Yさんは、「Das ist der Kaese.(これはチーズです) と言うが、Ich habe den Kaese。(私はチーズをもっている)になる、と娘はいいました。」と発表した。先生は、「その、denが、つまりAkkusativなのですが、どう してそうなるか説明してくれましたか?」と聞くと、Yさんは、「娘は、derを使うと、聞こえが悪い。その文では、denの方が、ぴったりくる、と言ってました。」と言った。先生は、苦笑していた。 日本語に置き換えれば、「私はチーズは持っている。」というと響きがおかしいので、「チーズを持っている。」と言うべきだ、と説明されたというのと同じこと。家にかえって、賢浩と惠子に聞いてみた。もちろん、2人とも、格変化を間違えない。しかし、賢浩は、どうしてそうなるか、ということをやはり説明ができなかった。まだ、格変化という文法事項を勉強していないようだ。惠子は、格変化については、3年生から5年生にかけて習うと言っていた。つまり、16歳であれば、当然知っているはずの文法事項である。(Yさんは、ドイツに住んで、18年と言っていた)このコースに通うようになってから、今までは知らなかったドイツ社会の一面が垣間見えて、興味深い。
2008年11月02日
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この週末は、夫がどっさり買い込んできた魚介類やチーズやハム、ワインでフランス三昧。でも、さすがにそればかりでは飽きるので、今日のお昼は、「チャーハン」にした。ニコちゃんに食べさせようと、私の膝の上に据わらせたら、逃げ出し、自らハイチェアーによじ登り、1人で食べる気満々であった。それで、そのまま自分でさせたら、スプーンを持って、食べ始めた。ニコちゃんは、左手でスプーンを持っていた。ニコちゃんって、左利きなのかしら??スプーンですくっても、口にいれるまでに、なぜか大半が下にこぼれてしまう。それで、そのうち、右手でチャーハンをわしづかみして食べ始めた。いつものことなのだけど、まるでジャングルで育った子供みたい。「野生」という二文字が頭に浮かぶ。問題は、この後。ご飯類は、後片付けが大変。ご飯粒があちこちにくっついて、拾うのにすごく時間がかかるし、洋服についたご飯粒を取るのも大変。夫は、「こうなるとわかっているのに、何故1人で食べさせたのか!」とカンカン。私だって、始めは食べさせようとしたけど、本人に拒否されたし、1人で食べることで本人が満足するなら、後片付けぐらいみんなですればいいじゃないか!と私は反論した。夫は、「不必要な仕事を作り出すだけ。」と私の意見には同調しなかった。しかし、子供って、そうやって育っていくものじゃないの?夫は、「ニコちゃんには、もっと魚を食べさせてあげた方がいいと思う。」とか「ニコちゃんのために・・」とか言って、いろいろな食べ物を買ってくる。そういうことには人一倍熱心なのだが、食事の仕方については、「後片付けが大変になるし、ほとんど下にこぼしてしまうので、食べ物が無駄になる。だから、1人で食べさせてはいけない。」と考えているようだ。私とは考え方の相違があり、いつも口論になる。
2008年11月02日
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