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恵子からは、週に1回ぐらいしか電話が来ない。どれだけ話しても料金が変わらない「かけ放題」パッケージにしたら、もっと気兼ねなく頻繁にかけてきてくれるかと思っていたが、時間がない、といって、気まぐれにかかってくるだけ。メールもほとんど送ってこない。恵子から電話がかかってくると私の態度がすごく変わるようで、子供たちを怒っている時にかかってくると、「これでママの機嫌が直る。」といって、賢浩もにこちゃんも喜ぶ。昨日は電話があった。でも、恵子と話していると、必ず、「邪魔」がはいる。いつも誰かしらが、恵子の部屋をノックする。用は2-3分で済むのだけど、そのたびに、私は「ちょっと、ママ、待ってて」といわれて、放置される。昨日も、途中で訪問者がいた。 恵子は、電話をそのまま切らずにいるので、声は聞こえるが、ドイツ語だし、あまりクリアには聞こえないので、内容まではわからない。訪問者が帰った後、恵子が、「ママ、今の聞いてた?」と言った。「声は聞こえたけど、何を言ってたかわかんない。でも、今の男の人だよね。だれ? 先生?」と聞いたら、「クラスメート」と言ったので、びっくり。「えっ、もう8時半だよ。勝手に女の子の部屋に来ていいの?」と親としてはもちろん気になることを質問した。「もちろん。だってまだ8時半だよ。10時ぐらいまでは女子寮と男子寮を勝手に行き来していいんだよ。」という返事だったので、さらにびっくり。「私、もう、シャワーを浴びて、パジャマに着替えていたから、ちょっと恥ずかしかったけどね。」と言った。・・・・もちろん、学校内には、カップルもいて、そういう子達は、どちらかの部屋で一緒に勉強したり、音楽を聴いたりしているらしい。二人部屋なので、自分の目の前で、カップルがいちゃつくのを見せ付けられる、ということも起こる。そういう場合は、自分の部屋なのに、居づらい気分になるんじゃないかな。ちょっと、かわいそう。で、恵子の部屋に来た男の子の用件は、恵子に日本語の通訳をしてほしい、ということだった。恵子の学校は、寮制だが、一割の子は、通学している。そのクラスメートも電車で通える範囲に住んでいて、彼の住んでいる町のサッカークラブに、日本人の選手が入ったのだが、ぜんぜんドイツ語が出来ないので、通訳してあげて欲しい、という話だった。恵子は、「私に、日本語の通訳なんてできるかな? 日本語が出来る人がこの学校では私しかいないから、みんな私は日本語がすごく出来るって思っているんだよね。」と言った。恵子の場合、翻訳は大変かもしれないけど、通訳は全く問題がないと思う。しいて言えば、私や私の家族と話すのがほとんどだから、敬語の使い方がちょっと出来ていない。でも、自分の子供が、日本人を手助けするとか、日本に関係あることに携わるのはすごくうれしい。私は、「恵ちゃんなら、絶対できる。ママが保証する。もし、わからないことがあったら、ママに何でも聞いて! そういう話は、積極的に引き受けなさいね。」と恵子の背中を押した。
2013年02月28日
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月曜日、ニコチャンを小児科に連れて行った。Ergoterapieに通うには、小児科医からの処方箋が必要だったからだ。Ergoterapieのセラピストからは、A4サイズの紙に4枚にわたって詳しく書かれたテスト結果と所見が、小児科医にもFAXされていた。それを読んで、小児科医は、「まあ、セラピストは、病気にしたがりますからね。こういう所見は、気をつけて読まないとね。」といいながらも、10回分の処方箋を書いてくれた。「延長する場合は、また私との面談が必要になります。幼稚園の先生からも話を聞く必要があります。」とセラピーの必要性に対してかなり疑わしげな感じだった。処方箋が出たので、来週からErgoterapieを開始することになった。ただ、セラピストも忙しい人で、なかなか予約が取れず、まだ、曜日と時間はきまっていない。セラピストに電話したとき、「いただいたレポートに、幼稚園の先生からのコメントとして、9月から学校生活を送れるかどうか疑問、というようなことが書かれていて、正直、ショックを受けました。」と話した。すると、セラピストは、「もちろん、9月から学校には行けます。でも、そのようにインパクトのあることを書かないと、なかなか処方箋を出してもらえないんです。」と言ったので、小児科医は正しかったと思った。にこちゃんは、言葉の発達が遅れている・・・ということで、言語療法に通っていたが、そこの先生に、集中力がなくて教えられない、と言われ、作業療法(Ergoterapie)を勧められた。それが、9ヶ月前の話。ようやく、作業療法がスタートできる見通しが立った。いろいろな労力を考えると、本当に正しいことをしているのか、だんだん自信がなくなってくる。このままでは、ニコちゃんの能力問題というよりは、大人の思惑によって、普通学級に入れてもらえなくなるのではないかという不安も芽生えてくる。セラピストというのは、本当に子供たちのことを考えてセラピーをしてくれているのだろうか????ニコちゃんは、私とは日本語で話すが、半分以上はドイツ語の単語がまざっている。ドイツ語と日本語だと、たぶん、ドイツ語の語彙のほうが多いし、「流暢」にはなせるのもドイツ語かもしれない。でも、ドイツ語で説明するより、日本語で説明したほうが理解しているような気がする。それは、単に、私が説明するときによりわかりやすい言葉を使っているだけかもしれないが、ピアノのレッスンでも、小児科でも、先生に言われたことを理解していないようで、私がもう一度日本語で説明すると直ぐにわかってくれる場面が何度もあった。多言語環境で子供を育てる場合、一人が一つの言葉で話しかけ続ける、というのが鉄則になっている。同一人物がいろいろな言葉で子供に話しかけると、子供は混乱して言葉を覚えるのに障害になる、というのだ。しかし、最近、BBCで、イギリスで一番マルチリンガルな学生として表彰された人のニュースが流れていた。彼は、20歳のオックスフォード大学の学生で、11ヶ国語を流暢に話せる。彼の母親は、ギリシャ人とイギリス人のハーフで、子供のときから自分の息子に、英語、ギリシャ語、たまにフランス語で話しかけていたそうだ。小さい頃日本にもすんでいたことがあるそうだが、日本語は全くできないようだ。彼は、そこに住んで、必要に迫られ学んだのではなく、自ら、興味を持って、本やCDで言語を学習したそうだ。彼は、もともと語学的センスがあったのだろうが、子供の頃から母親が常に3ヶ国語で話しかけていたことが、彼の語学取得スキルを伸ばしたに違いないと思う。夫はこのニュースを聞いて、「一人一言語という考えは絶対ではないと言うことが証明された。僕も、子供たちに、今から中国語(広東語)で話しかけたようかな・・」と言い出し、にこちゃんに一生懸命、中国語を教えている。ただでさえ、言葉の発達が遅れていると言われているのに、やめてくれー!と思うが、子供は私の母国語は流暢に話すのに、夫の母国語には興味すら持たないのは、申し訳ないなーとは常々思っているので、あまり強くも反対できない。複数言語で育った子供は、アルツハイマーになる確率がそうでない人に比べてかなり低いという統計もあるそうだ。また、複数言語で育った子供は外国語を習得しやすいという統計もあるそうだ。このように、大人になるにつれ、利点が増えるけれでも、子供の頃は、やっぱりモノリンガル環境で育つのが、子供にとっては一番幸せだろうな、と私は強く思っている。恵子は、外国語の全国大会にも参加している。1次予選を通過し、3月に2次予選の筆記試験がある。この大会は、11年から13年生が対象で、二つの外国語を選択しなければならない。恵子は、英語とラテン語を選択した。恵子の学年では、4人の女の子が1次予選を通過したが、他の子は、英語とスペイン語だったり、フランス語とロシア語だったり、それぞれ選択した言語が違うようだ。恵子によると、外国語を教えあう、というサイト(?)があるらしく、そのサイトでみつけた、日本人でドイツにきたばかりという人と、お互いに、日本語とドイツ語を教えあう(メールで添削し合う?)ということをしているそうだ。でも、その日本人は、ドイツに来て間もないので、あまりドイツ語で書けないみたいで、なかなかやり取りが出来ないといっていた。アメリカに住む義姉の旦那さんが、日本語検定試験の1級に合格したそうだ。そのニュースを聞いて、恵子は、「私には絶対無理だ・・・」といっていた。恵子と日本語で話していて、違和感を感じることはない。普通に、日本人同士の会話が成立する。恵子は、私と話すときに、ドイツ語や英語の単語をミックスさせることはまずない。学校の話でも、「今日は数学のテストがあった。」「物理と化学のどちらを選択しほうがいいかな?」とか、賢浩なら、「Mathe」「Phisik」「Chemie」というところを、絶対に日本語で言う。恵子とは、日本語だけで、延々と1時間でも2時間でも途切れることなく会話できる。しかし、書くとなると別。漢字の読み書きも、高校生レベルにはほど遠い。義姉の旦那さんと、恵子と、どちらの日本語がうまいかと聞かれれば、話すだけなら、恵子に軍配があがる。義姉の旦那さんは、日本語のうまい外国人の域を出ない。日本人同士という錯覚には絶対に落ちない。でも、義姉の旦那さんは、母国語が広東語で、漢字を良く知っているので、読み書きについては、恵子は絶対にかなわない。恵子に漢字を勉強する時間がないことは、本当にもったいないことだと思う。でも、オックスフォードのマルチリンガルの学生も、大学に入ってから習得した言語もいくつかあり、今、恵子に詰め込む必要はないと思っている。
2013年02月27日
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金曜日は、ニコチャンのピアノの稽古が3週間ぶりにあった。先週は、ファッシングのスクールホリデーでレッスンはお休み。このスクールホリデーは先々週の金曜日から始まったので、その前の金曜日もレッスンはなかった。次の金曜日はもう3月。1,2月中、月曜日から木曜日までのレッスンは7回あるのに、金曜日だけは5回。金曜日のレッスンは、先生の都合で、一番早くても5時からになる。ニコチャンは、その時間、疲れてくるし、私にとっても都合が良くないので、ほかの日に変更して欲しいと申し入れていた。それで、ファッシングの休み明けから、木曜日のお昼に変更してくれた。ところが、数日前に、「学校側から、ニコは、2ヶ月間のキャンペーンで申し込んでいるので、2月中は曜日変更をしてはいけないと言われました。3月からは、曜日変更が出来ます。」と先生から電話があった。しかし、1月に、先生の都合で火曜日にレッスンが変更になったことがあったのに、役所的な対応に釈然としない気持ちが残った。先生も、この音楽学校だけではなく、いろいろなところで教えているので、とても忙しい人で、こちらの都合のいい時間にレッスンをしてもらえないし、そもそもこの音楽学校の月謝が高すぎると思っていたので、結局は、3月以降継続しないことに決めた。迷っていたのだが、2月中の曜日変更を認めない理由は、たぶん、そうすることにより、レッスンが1回増えるのが学校側にとって不都合だからなのだと思われ、なんだか面倒くさいなーと、迷いがふっきれた。でも、せっかくニコチャンがピアノを楽しんでいるので、ピアノのレッスンは受けさせたい。そこで、いろいろ周りの人にリサーチして、地元で教室を開いている3人の先生(いずれもプライベートで教えている人)に電話をしてみた。どの先生にも、現時点では空きがないが、9月からは空きが出来るかもしれない、と言われた。どの先生も、レッスン時間は最低30分からだった。とりあえず、先生の都合の良い時間に、体験レッスンを受けさせてもらうようにお願いした。一人の先生とは、すでに3月に体験レッスンを受けさせてもらう約束をした。その先生は、「私は8歳からピアノを始めました。それでも、音楽大学に行き、25年間ピアノ教師をしています。私の経験から言えば、7歳ぐらいからはじめるのが適当で、5歳や6歳は早すぎると感じています。理想は、小学校に入学して、学校に慣れた頃、半年ぐらいしてから始めることだと思います。何でも、早く始めればいいというものでもありません。」と言った。その言葉も、今回、レッスンを継続しない決断に多大に影響している。レッスンに通うと、どうしても、家での練習時に、子供が自分の好きなように弾いていると、「先生に言われたこと(宿題)を先にしなさい。」と注意してしまう。曲を与えられると、次のレッスンまで完璧に弾けるように厳しく練習させてしまう。金曜日の練習時に、先生は、「ニコは、もうここまで弾けるのですか?」と驚いていた。4小節だけが宿題になっていたのだけど、3週間もあったので、8小節全部とほかにも2-3曲、弾けるように家で練習させた。やれば出来るわけだし、出来るようになるまでは、泣きながら練習することもあるのだけど、一旦出来ると、本人も楽しい。弾ける曲が増えたほうがもっとピアノが好きになる。先生は、「3月にピアノのクラスの発表会があるのですが、この分だと、十分弾けますね。ニコも出ますか?」と言った。ニコチャンが弾いている曲は、両手をいっぺんに使う曲はなくて、すべて、左手右手を交互に使うもので、8-16小節の単純な曲ばかりだが、先生の伴奏がつくと、ものすごく素敵な曲に聞こえる。発表会で弾いても、ピアノを始めて2ヶ月、15分のレッスンを5回しか受けていないことを考えれば、かなり聞き栄えがする。いいチャンスかな、と思ったけど、知らない人の前で弾くニコチャンの姿が想像できなかたし、3月以降は生徒ではなくなるので、この話は立ち消えになった。ニコチャンは、一人で自分のペースで弾く分には、かなり上手に弾けるが、先生の伴奏がつくと、自分の音がわからなくなるのか、すごく混乱して、伴奏を嫌がる。家でも、私が一緒に弾くと、「一人で弾きたい」といわれる。家では、ニコチャンのモチベーションを高めるため、ニコチャンのお気に入りの縫いぐるみをそばに座らせ、うまく弾けたときは、縫いぐるみたちも一緒になってほめる、ということをしている。「クマのダンス」という曲があって、クマの縫いぐるみに、「ぼく、この曲で踊りたいから、上手に弾いてね。」と言わせていた。それが当たり前になって、この曲のときに、隣で座って聴いていると、「何で、踊ってくれないのか?」と文句を言われる。二匹づつペアにして躍らせてほしいとか、要求がエスカレートしていき、一人で10匹分の縫いぐるみの役をしている私も疲れる。でも、その分、ニコチャンも頑張ってくれる。昨夜は、どういうわけか、「クマのダンス」を何度も同じところでつっかえてしまった。「ニコチャンが、上手に弾かないと、僕も上手に踊れないよ。」と縫いぐるみたちが言うと、「もう一度」「もう一度」とつっかえるたびに、最初からやり直していた。出来ない自分に苛立ち、泣きながら弾いていたので、「大丈夫だよ。ニコチャンが上手に弾けるのは知っているから。もう今日はやめようか?」と縫いぐるみがはなしかけても、完璧に弾けるまでやめようとはしなかった。ニコチャンの性格からいって、「もうできないからやめる。」とあきらめるかと思ったいた。でも、昨日も今日も、ミスなく出来るまで何度でもやり直していたので、そういう一面があることにびっくりした。いちいち縫いぐるみをつかって腹話術師のような真似をしないといけないので、面倒くさいのだけど、縫いぐるみたちがみんなで応援すると、驚くほどやる気になってくれるし、縫いぐるみたちに、「もう一曲弾いて!」とか「もっとゆっくり弾いて!」といわれると、素直に従う。効果てきめん。縫いぐるみが一緒だと、30分以上普通に練習してくれる。でも、「新しい曲をしようか?」と聞くと、「やだ」といつも言う。「ニコチャンには難しすぎる」「できない」といつも後ろ向き。縫いぐるみたちに、「もっと新しい曲が聞きたい!」「ニコチャン、頑張って!」と何度も言わせて、ようやく少しやる気になってくれる。それでも、新しい曲を導入するのはすごく大変。そういうことは、ピアノ教師の役目であり、今私がする必要はないことかもしれない。私の完全なる自己満足なのだが、昨日できなかったことが今日出来るようになっているのを目の当たりにするのはうれしいし、何より、30分以上、ピアノの前に座って集中してくれるのが奇跡的。ピアノのレッスンが中断するのは残念な気もするが、当面は、私がいいと思うペースで、縫いぐるみを巻き込んで、みんなで楽しく練習していきたいと思っている。
2013年02月24日
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賢浩が、フランス語の単語テストノートに私のサインを自分で書いていたのを発見した日、ドイツ語テスト用のノートも見つけた。私が何度も返却されたかと聞いていたのに、賢浩はまだだとうそをいい続けていた。フランス語の単語テストも、ドイツ語のテストも、結果は予想以上にひどく、次の日、ドイツ語の先生とフランス語の先生に面談の申し入れをした。今日は、ドイツ語の先生と面談した。フランス語の先生には、来週の金曜日に時間をとってもらった。賢浩は、学校での出来事は、自分に都合のいいことしか話さない。直接先生に聞かないと、本当のところがよくわからない。 だから、夫や義母は、もっと先生と密に連絡を取り合え、と口うるさい。先生に話したところで、本人にやる気がなければ状況は好転しない。そう反論すると、義母からは、他の学校に転校させろ、とか言われる。ドイツでは、学校の選択肢がたくさんあるわけではないのに、そんな無茶な・・・と思うのだが、状況がわかってもらえない。ドイツ語の先生は、賢浩のクラス担任でもある。博士号も持っている先生だ。 初めてお会いしたのだが、気さくな方で、ホッとした。「英語のほうがよろしいと聞いたので・・・」といきなり英語で話し始めた。「僕はアメリカで勉強していたことがあるので、英語で話すことには全く抵抗ないです。」とのことで、英語で話をすることになった。実は、昨夜、ドイツ語でなんというべきかと、辞書と葛藤していた。時間をかけて、自分のせりふを作文した。ドイツ語の先生なので、英語が出来ることを期待していなかったので、びっくりした。まず、話題は、賢浩のドイツ語のテスト結果についてで、クラスで下から2番目の出来の悪さだった。テスト後は、かならず指摘されたポイントを自分で修正して、再提出ということになっていたようだが、もちろん私はそんな話は聞いていないし、賢浩は、何もやり直しをしていなかった。とにかく、賢浩の文章は、誤字脱字が多く、文法の間違いも目立つので、書く練習をさせてください、と言われた。また、読むことは大切だが、読書が嫌いならば、本に限る必要はなく、新聞でも雑誌でも、何でもいいから、毎日何かを読む習慣をつけるようにしたほうがいい、と言われた。読まなくても、朗読のCDを聞くだけでもよい、と言われた。学校には、小さい図書館があるのだが、そこで、2週間に1冊本を借りるように義務付け、2週間たったら、読んでいてもいなくても返して新しい本を借りる、読んだところまでの内容を、日本でも英語ででもかまわないので、お母さんに説明することを習慣づけるといい、ともアドバイスされた。ドイツ語の筆記テストはあと2回あるのだが、賢浩は、「ドイツ語は、勉強しようがないでしょ。」といって、いつもテスト勉強など何もしない。先生は、「ドイツ語だって、勉強することはたくさんありますよ。毎回宿題を出しているので、それをきっちりやっているかどうかチェックしてください。それだけでも、ずいぶん違いますよ。」と言った。 「宿題は毎回出ているんですか? 賢浩がうちでドイツ語の宿題や勉強をしているのをみたことがないです。」と正直に話したら、「これからは、彼が宿題をきちんとしているかどうか、私もチェックするようにします。彼が宿題をしなかったのは、私の責任もありますね。」と先生に言われた。クラスで一番ドイツ語の成績が悪い子は、両親がトルコ出身者で、彼は、今、同じ学校の上級生に、個人的に、教えてもらっているそうだ。5-だったテストが、5+にあがったそうだ。 賢浩も家庭教師が必要なら、先生が上級生を紹介してくれる、と言った。こういう状況をみると、やっぱり家でドイツ語を話さない家庭の子供は、ドイツ語の成績が悪い、ということになる。しかし、こう思われるのは、すごく不本意。賢浩の場合は、本人の努力が足りないのが理由だと思うからだ。最後に、先生に、「ドイツにはどのくらいいるのですか?」と聞かれた。もう、この質問、恥ずかしすぎて、答えたくない。「かなり長く居ます」と答えたら、「5年とか10年とか?」と言われた。「いえ、賢浩は、ドイツで生まれています。でも、私はいまだにドイツ語がうまく話せないで・・・」と卑屈になってしまった。「日本のどの島の出身ですか?」と聞かれた。「東京です。メインの島です。」と答えたが、質問の意図が良くわからなかった。夜は、賢浩のドイツ語の宿題をチェックした。関係代名詞がテーマだった。さほど難しい問題ではないのに、まったく理解していなくてびっくりした。ドイツ語は私には無理だと思って敬遠していたが、やはりいちいち監督しないとダメなんだなーと思った。その後、数学の宿題をチェック。これまた、簡単な方程式なのに、間違いばかりで、びっくり。7年生になっても、いちいち親が宿題をチェックして、わからないところを解説しないといけないなんて、本当に疲れる。
2013年02月23日
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1週間のスクールホリデーが終わり、今日で2日目。前期の成績は散々だったので、気持ちを入れ替えて頑張りなさい、と何度も伝えた。休み前に、フランス語のテストがあった。今日は、きっと返されたに違いない、と思った。しかし、賢浩がそのこと何も触れないので、きっと悪い点数で、私に見せたくないのだなーと思った。それで、夕方、賢浩がチェスクラブに出かけた間に、賢浩のかばんの中を調べた。フランス語テストはどこにもなかった。しかし、フランス語の単語テスト用のノートが出来てきた、普段は先生が預かっているが、ホリデー前に一度返却し、親のサインをもらってくるようにしている。中味を見たら、今までに6回単語テストがあったのだが、最初の3回は私もみて、サインをしている。しかし、あとの3回は、4とか5という成績で、私にみせないだけではなく、なんと、私のサインに似せて、自分でサインしていた。頭にきたので、そのサインの横に、マジックで、「?}と書いて、「誰がサインしたんですか?」と書いてやった。夫は、「そんなことを書いたら、先生の心象を悪くする」と咎めたが、私は、わざと目立つように書いて、そのページを開いて、賢浩の机の上においておいた。賢浩の引き出しの中からは、ドイツ語のテストも2回分出てきた。共に成績は、4-5だった。ドイツ語は苦手でもしかたない、と思っていたが、この成績は悪すぎる。もう本当に7年生になってから、成績は急降下。6年生の成績も大してよくなかったが、現在の状況はひどすぎる。夫には、例のごとく、「もっと、勉強をみてやれ。」といわれる。しかし、隣に座らせて宿題をさせても、「トイレに行きたい」「のどが渇いた」としょちゅう席をはずす。「トイレに・・・」といって、1時間ぐらい戻ってこない。トイレでマンガを読んでいたり、夫のスマートフォンでゲームをしていたり、とんでもない。机に座っていても、考えているのか、白昼夢を見ているのか、わからない。賢浩をみていると、幼稚園児の集中力のなさを心配することなんて、どうでもいいことのように思えてくる。男の子は成長が遅いから・・というけど、ここまで来ると、「大器晩成」は期待できそうもない。
2013年02月20日
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昨日、恵子の元クラスメートのJちゃんとそのご両親を我が家に招待した。3年前に中国からの交換留学生が来たときに、Jちゃんの家に夕飯を招待された。そのお返しに、うちも招待しなくては・・・といつも思っていたのだけど、Jちゃんが半年間アメリカに留学してしまったり、恵子が転校したりで、なかなかチャンスがなかった。Jちゃんは、ピアノとバイオリンを習っている。Jちゃんのピアノの先生はとてもいい人だと聞いたので、恵子にJちゃんにピアノの先生のコンタクト先を聞いてくれ、と頼んでいた。そんな簡単なことなのに、恵子は、後で電話する、とか、メールしたけど返事がまだない、とか、非協力的。痺れを切らして、夫が直接Jちゃんの親に電話をした。そのついでに、「週末、是非我が家に・・・」という話になった。しかし、Jちゃんたちは、カソリック教徒ということを私たちは知っている。カソリック教徒にとって、カーニバルが終わり、灰の水曜日からイースター前日までは、断食の期間。厳格なカソリック教徒の我が家のご近所さんは、この期間、肉や甘いものは一切食べないと言っていた。だから、この時期、カソリック教徒を夕飯に招待するのは、何をお出ししていいのかわからないので、困ると夫に文句を言ったら、確認の電話をしてくれた。Jちゃん一家はそこまで厳格ではないそうで、何でも食べます、とのことだった。スタッフドローストチキンをメインにして、あとは野菜系のメニューをいくつか作った。肉類は、出されれば食べるけど、なるべくならあまり食べたくないのかな、と感じた。食事中、ニコチャンが、Jちゃんに、「どうしてそんなに鼻が長いの?」と聞いた。一瞬私も恵子も固まってしまった。恵子は、「最近、ピノキオを読んだから、こんなことばかり言っているの。」とフォローした。しかし、その後も、Jちゃんのパパに向かって、ニコチャンは、「ねえ、どうしてそんなに鼻が長いの?」と無邪気に聞いた。Jちゃんのパパの鼻はとても高い。ニコチャンが発言するまで、気にしてみたことがなかったのだが、そういわれてみれば、確かに、私たちの2倍以上の高さがあることに気づいた。Jちゃんのママは普通に鼻が高い、という感じだが、JちゃんパパとJちゃんは、コメディで日本人が外国人に扮装するときにつけるような鼻。ほんとに高い。それを「長い」と形容するニコチャンに、私は、一瞬言葉を失ってしまった。私たちが、「どうして、そんなに鼻が「短い」の?」「どうして、そんなに目が「小さい」の?」と言われているようなものだ。本当に子供の無邪気な発言は、怖いと思った。夫とJちゃんパパ、私とJちゃんママ、恵子とJちゃんがそれぞれおしゃべりに花を咲かせているあいだ、ニコチャンと賢浩はDVD鑑賞。Jちゃんのご両親は、「お子さんが寝る時間には、おいとましますので、言ってください。」とすごく気を遣ってくれた。普通、ニコチャンぐらいの子は、8時や9時に寝るものだが、休み中は、いつも10時過ぎまで起きているので、我が家的は問題が全くない。たぶんドイツ人家庭は、もっと厳格なのだろう。そのうち、Jちゃんがピアノを弾いて、恵子がバイオリンを演奏しはじめた。Jちゃんのママは、「すごくいい音色のピアノね。鳥肌が立ったわ。」と言った。二人の演奏も素敵だったし、ピアノの音自体が素晴らしいと絶賛してくれた。ニコチャンもピアノを披露したり、賢浩もトランペットを吹いたり、Jちゃんと恵子でバイオリンの二重奏をしたり、ちょっとしたサロン的雰囲気になった。今までも、恵子や賢浩がお客さんの前で演奏することはあったが、ピアノがあると、重厚さが加わるような気がした。このピアノを買ってよかったなーと思った。ところで、Jちゃんには双子のいとこがいて、直ぐ隣に住んでいるそうだ。賢浩と同じ年で、賢浩の隣のクラスらしい。男の子と女の子の双子で、女の子の方はそれなりに成績もいいのだが、男の子の方は、低空飛行で、すでに学校側から、このままでは、学校を変わったほうがいい、といわれているそうだ。実際、この男の子の親友は、成績不良のため、学校側から転校を勧められ、7年生からRealschuleにうつったそうだ。賢浩は、学校側から転校の話しは出されていないが、そうなってもおかしくないレベル。「うちも、このままでは、ギムナジウムにいられなくなるから、もっと頑張りなさい、とハッパをかけるのですが、Realschuleのほうが簡単だから転校したい、と全くやる気になってくれない。」と私が嘆くと、Jちゃんのママも、「甥っ子もそうなの。親友も転校したし、本人は転校することを逆に喜んでいるのよ。でも、私の弟(彼のパパ)は転校させたくないから、私が数学を教えたり、Jが、フランス語を教えたり、周りが協力しているの。」と言った。このJちゃんの従兄弟君は、朝学校に行く直前に、隣のJちゃん宅に来て、Jちゃんのママに「このテストにサインして」と来るそうだ。親には、テストは見せたくないが、親のサインはいる。そこで、オバサンにサインを頼むのだが、「私は姓が変わってしまったから、あなたの苗字のサインは出来ない。」というと、階下に住むJちゃんのおじいさん(Jママのお父さん)にサインをもらい、そのまま学校に行ったことがあったそうだ。もちろん、Jママは、弟に、「あなたの息子がテストのサインをもらいに来たよ。」と事後報告。「何点だった?」と聞かれたが、「ぱっと出されただけだから、点数まで確認できなかった。」と答えたそうだ。賢浩も、朝学校に出かる直前に「ママ、そういえば、サインが必要だから、ここにサインをお願い」とテストをみせる。あまりにも、Jちゃんの従兄弟と賢浩の状況が似ているので、笑ってしまった。男の子って、どこの家も似たりよったりなんだなーと思う。でも、恵子の学校で、去年の卒業生の成績優秀者の上位は全員男の子だったそうだ。だから、男の子の方が成績が悪いということは一概にはいえないけど、ある一定の年齢までは、男の子の方が女の子よりも精神年齢が低いというのは、事実なのではないかと思う。
2013年02月17日
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世の中、いろいろなコンクールがある。恵子の学校では、生徒がコンクールに出場するのを奨励している。コンクールの成績次第で、Abitur(卒業試験)の口答試験が免除になったり、GFSというプレゼンテーションが免除になったりするので、恵子も積極的に参加しているようだ。去年は中国語や数学の大会に参加した。昨日、Stiftung Humanismus Heute (財団 今日のヒューマニズム)という団体から、第1関門を一等で通過したお知らせが来た。1等といっても、一人ではなく、基準以上の人はみな、1等になる。財団名からは何の大会なのか想像つきにくいが、恵子は、「古代言語」の大会に参加していた。古代言語とは、ラテン語と古代ギリシャ語。1等の「賞品」は、夏休みに開催される「シューラーアカデミー」と、ネーレスハイムという町の修道院で3月に開催される1週間のセミナーへの参加権。写真で見る限り、開催場所の修道院はとても素敵な雰囲気で、特に天井に描かれたフレスコ画がすばらしいと思った。「シューラーアカデミー」については、すでに恵子は学校から推薦されている。そのほか、11月に1泊2日で同じ修道院で開催されるされるセミナーへの参加権ももらえた。しかし、セミナーの内容は「哲学」。私だったら、参加しないと思う。でも、恵子は、「去年参加した先輩が面白かったと言っていた。私もぜひ参加したい」というので、「ご勝手に」と伝えた。こんな素敵な修道院で哲学について語り合うなんて、なんかすごくアカデミック。私は、あまり「賞品」が魅力的だとは思わないのだけど、1等になったので、恵子はたぶんラテン語の口答試験が免除になる、と喜んでいた。しかし、まだ第1ラウンドを突破しただけ。第1ラウンドは、テーマについてレポート(?)を書いて提出だったのだが、このレポートについて、ものすごく細かく批評がされていた。こういう部分が良かった、ここをもっと改善すればいい、とか、こんなに細かく採点してくれているのか・・・とびっくりした。フィードバックしてくれるなんて、良心的だと思った。第2ラウンドは、筆記試験。これで、1等をとると、「賞品」は、第3ラウンドへの参加権。そして、第3ラウンドで1等をとると、奨学金がもらえるそうだ。「賞品」は「ラップトップ」とか「旅行」とかではなく、あくまでも「勉強」関係。賢浩だったら、絶対に参加しなかったと思う。恵子のモチベーションは、たぶん、自分がどの程度できるのか知りたい、ということなのだと思う。特に、ラテン語は、使う場所が限られる。英語のように検定試験があるわけでもない。自分の知識が、学校の授業以外でどの程度通用するのか客観的に見たいのだと思う。出来る子の発想なのだろう。
2013年02月15日
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今日、Ergoterapieでのニコチャンの診断結果レポートが送られてきた。去年の6月に申し込んで、ずっと順番待ちで、12月頭にようやく来て下さい、という知らせを受けて、とりあえず3回だけの処方箋を小児科に書いてもらい、12月2回、1月1回と聞き取り調査や筆記テストがあり、その結果が今日届いた。すべてがスローテンポ。結果は、「もう少し、テラピーを続けるべきだ。」ということだった。小児科で処方箋をもらってくださいといわれた。ニコチャンの場合、「注意力散漫」「語彙力が低い」「文法力が低い」と まあ、予想通りの分析結果。しかし、幼稚園の先生の意見も書いてあり、そこには、「9月からの学校生活に疑問あり」という一文があり、ものすごいショックを受けた。私は、ニコチャンが、特別頭がいい子だとは思わないが、知能指数が低いとも思わない。筆記テスト(知能テストみたいなもの)の結果は、平均から平均を上回る結果だった。何が問題かというと、指示を理解できないこと。結果レポートには、「言葉で理解できないことを、経験や予測で補っている」とも書いてあった。だから、今まで自分が経験したことがないことや聞いたことがないことにぶつかると、まったく思考能力がゼロになる。明日まで、ファッシングの行事で小児科も休み。処方箋を新しく書いてもらうには、医者の診察・診断が必要。いつ予約が取れるかわからない。夫は、いつまでも結果レポートを読んでいる私を見て、「ニコのことは、自分たちが一番わかっている。第3者の意見をいちいち全部真に受け取る必要はない。そもそもどこのテラピーだって、テラピーが必要だとすすめるよ。僕は、行く必要があるとは思わない。その時間をほかの事に使ったほうがよほど有効だ。」と言った。レポートは、「幼稚園では、この半年で、ニコは目に見えて言葉や行動面で進歩したそうだ。適切な支援(セラピー)は、ニコの成長のうえで、大きな意味がある。」という文で閉められていた。家での支援も不可欠だとあった。賢浩も前期の成績が去年よりほぼ全科目において下がっており、賢浩の勉強をみてやれ、と、夫や夫の家族から言われている。でも、二人を同じテーブルに座らせて、一緒に見ることは出来ない。賢浩に、「この問題を解いてみて」といって、その間、ニコチャンとほかの事をしていると、賢浩もこちらのことが気になって、いつの間にか、私とニコチャンに混じっていたりする。逆に、賢浩に問題の説明をしていると、ニコチャンが、ママ、ママ、と話しかけてくる。子供たちが遊んでいると、「何で遊ばせっぱなしにしているんだ」「ちゃんと課題を与えて監督しろ」とか、私が怒られる。子供の成績が悪いのは、みんな私のせいなのか?? 子供の成績より、夫の態度のほうがストレスになる。
2013年02月11日
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今日も大雪。降っても降ってもまだ降りやまず・・・という歌詞がぴったり。昨日の午後、恵子が帰って来た。少しはなれた急行停車駅まで車で迎えに行って、恵子とわりと近くに住む恵子のクラスメートを乗せた。二人とも、車の中でおしゃべりに夢中。ずーっとしゃべっていた。私はタクシー運転手になった気分だった。家に帰ってきてから、自分の荷物を車から出すこともせず、真っ先にしたことは、ピアノを弾くこと。それから、「お昼をまだ食べていないから、おなかすいた」と言われた。その後、地元の友達Jちゃんから電話があり、遊びに出かけてしまった。実は、Jちゃんに聞きたいことがあり、恵子に聞いてくれるように3週間ほど前に頼んだ。ずっと、「今忙しいからまだ聞いてない」と言い訳され、先週末家に帰ってきたときに、「電話をかけて」と頼んでも、「今、番号がわからないからあとで」とか、「あとでメールするから」とか、なかなか行動に移してくれなかった。昨日Jちゃんと遊ぶというので、「聞いてね」と念を押すと、「1週間前にメールした」と言われた。家に帰ってきてから、「聞いてくれた?」と尋ねたら、「、あっ。聞くのを忘れた。」と言われた。なんか、そこで、私の中の何かがぷつんと切れた。昨日は、ニコチャンがお昼ご飯を作る手伝いをしたいと言い出したので、ジャガイモの皮をピーラーでむくのを手伝ってもらった。しかし、ちょっと目を放した隙に、皮だけではなく、ジャガイモそのものをどんどんピーラーで剝いていって、ゴミとして捨てていた。その後、家の前の雪かきも一緒にしてくれたのだが、ガレージの前の雪をどかしてね、と頼んだのに、ニコチャンはガレージのドアの前に雪を高く積んで、タワーを作っていた。私は歩道の雪かきが終わって、ガレージの前を見て唖然とした。ジャガイモの件といい、雪掃除の件といい、お手伝いしてもらって、助かるどころか、逆にこちらの仕事が増えたので、頭にきてしまった。その後も、いろいろと積み重なり、ニコチャンを厳しくしかってしまった。私がニコチャンを怒ると、なぜか賢浩は喜ぶ。そして、いい子になる。たとえば、ニコチャンが賢浩のものを壊して賢浩がニコチャンに激怒する。そのとき、私が、「自分がニコチャンの手の届くところに放置しておいたのも悪い。」というと、賢浩は、ニコチャンにもっと厳しく当たる。しかし、私が、「なんで、人が作ったものを壊すのか!」とニコチャンを一緒になってしかると、ニコチャンを慰める側に回り、「今度からしないでね。」などと優しく諭したりする。昨日は、私は、ニコチャンに対しても恵子に対しても怒っていた。すると、賢浩は、「僕だけが、いい子だねー」などといって、自発的に、いろいろなお手伝いをしてくれた。勉強も、いつもらな、「なんで、休み中なのに、しなくちゃいけないんだ!」と文句を言ってしないが、昨日は、私に言われたことはすべてした。「ママ、まだニコチャンのこと怒っている?」と聞かれた。「少しだけね」というと、がっかりしていた。昨日、一緒に数学の問題を解いていたのだけど、私のひざに座ったり、すごい甘えん坊。途中、ニコチャンが、「お腹が痛い」といってきたので、ニコチャンをひざの上に座らせたら、「そこは僕の席なのに・・・」などといっていた。今朝も、恵子の態度にはとても腹が立っていて、恵子も部屋に閉じこもりっきり。フリーツティーを部屋に持っていったようで、そのときこぼした赤いシミが階段のカーペットについていた。賢浩がそれを見つけて、私に「恵ちゃんは自分の部屋にお茶を持っていったみたいだ。階段にシミがついていた。」と言った。私は、「恵子に言って、掃除させなさい。」というと、「いいよ、僕が掃除しておくよ。」と賢浩が雑巾で染み抜きを始めた。 いつもだったら、自分がつけたシミさえ掃除しないのに・・・・今日も、「僕、いい子?」と何度も聞いてくる。「いい子だよ。」というと、「一番?」と聞くので、「今のところね」と答えると、ますます、いい子になってくれる。この子は、本当に褒めて伸びる子なんだなーと思った。それにしても、弟や姉が怒られると喜ぶなんてちょっと屈折していると思った。恵子は、成績もいいし、模範的な子だから、褒められることが多い。ニコチャンは末っ子だから、手放しでかわいがられる。そんな姉と弟にはさまれ、本人は自分への注目が少ないと感じていたのかもしれない。これからはもう少し、賢浩を、ニコチャンと同じように猫かわいがりしてあげようと思った。12歳でも5歳の弟に嫉妬するものなのだなー。
2013年02月09日
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今日は幼稚園でも学校でも、ファッシングの仮装パーティー。朝起きたら、ものすごく雪が降り積もっていて、6時半ごろ雪かきをした。近所の人たちは既に済ませていて、うちの歩道の前だけが取り残されていた。早朝から、ブラスバンドの音が聞こえてきた。町が一番盛り上げるシーズンだが、私はあまり思い入れはなく、仮装パレードも寒いので見に行きたいとは思わない。ニコチャンたちの幼稚園では、毎年仮装パーティーのテーマが決められる。今年は、「お姫様と騎士」。ニコチャンは、テーマとは関係なく、海賊になりたい、と言い張っていた。それでは去年と同じになるよ、と言ったのだが、それでもいい、というので、特に衣装を用意しなかった。しかし、最近になって、やっぱり騎士がいいと言い出した。お店にはもう売ってなかった。幼稚園で男の子は騎士のヘルメットを作った。去年の聖マーティの日に剣も幼稚園で工作したので、騎士の衣装をバスタオルで作って、ヘルメットと剣で騎士もどきの格好をさせた。それでも、本人は喜んでくれた。日曜日に学校の先生からメールが来た。「あなたの娘さんは、職員会議で、シューラーアカデミー への参加を推薦されました。参加希望するかしないかを火曜日までにメールください。」というお知らせだった。 恵子は以前、サイエンスアカデミーという夏休みのプログラムに参加したことがある。私は、そのプログラム自体を知らなかったのだが、恵子のことを気にかけてくださった日本人の方に教えていただいた。学校推薦が必要なので、そのときはこちらから校長にお願いした。サイエンスアカデミーは、8.9年生が対象だったと思うが、シューラーアカデミーは、10年生以上が対象のようだ。今の学校は、学校側で申し込みなどをすべてしてくれるので、ありがたい。しかし、すでに、義姉が恵子のためにアメリカ国立衛生研究所で研修できるように手を尽くしてくれている。アカデミーの期間がアメリカでの研修と丸かぶり。アメリカの話をいまさらなしにすることも出来ないので、先生に、他の州の生徒用の6、7月にあるコースに参加してもいいか、聞いてみなさい、と恵子に伝えた。しかし、火曜日になっても、恵子からメールは来なかった。夜になり、恵子からようやく電話があったのだが、「具合が悪くて寝ている。先生に聞くことが出来なかった。メールも出来なかった。」と言われた。一応、学校には専属の看護士がいるようなので、大丈夫だとは思う。明日戻ってくるのだが、やはり少し心配だ。とりあえず、火曜日の夜に先生にメールした。恵子たちは同じ州の学校に比べ、1週間夏休みに入るのが早い。夏休みに入ってすぐに、大手化学企業がスポンサーになっているプログラムがあり、それだけが日程的に参加できるものだったので、それに申し込みたい、とお願いした。翌日学校側から、そちらの希望通りに申し込みます、と返事が来た。申し込んでも、参加できるかどうかわからない。 それでも、学校側がイニシアティブをとってくれて、いろいろしてくれるので、本当に今の学校に転校させてよかった、と思っている。【もし、2014年、もしくは2015年にAbiturを受ける予定のお子さんがいらして、夏休みのプログラムに興味があったら、こちらのホームページを見てみてください。 締め切り日が迫っているようです。】今日は、ドイツ鉄道から手紙が来た。私たちの損害請求は退けられた。 それはおかしい、と抗議すると、「XXをお知らせください。」と手紙が来て、それを知らせると、「私たちに払い戻し義務はない」という手紙が来る。今まで何度もこのいたちごっこ。ドイツ鉄道はクレームの手紙を真剣に扱っているとは思えない。手紙にしても、電話(有料回線のみ)にしても、その都度少額だが費用がかかる。もう本当に馬鹿馬鹿しくてやってられない。こんなことに4ヶ月も費やしてしまった。夫が、健康診断の再検査を受けた。 以前、「同じ姿勢で作業しているので、腰が痛い。」といったことを覚えていたようで、「Kur(クアハウス)に行くように処方箋を書きましょうか?」とか「病気届けをかきましょうか?」と言われたそうだ。 「そこまですることではない。」と夫が断ったら、「問題ないですよ。書きますよ。そうしたら、仕事を休めますよ。」と言われて驚いた、と言っていた。夫は、別に日常生活に支障をきたすわけでもないし、ちょっと働きすぎで、疲れているかな・・というぐらい。日本人だったら、ごくごく一般的な状態。それなのに、こんなにすぐに、「温泉療養」の処方箋を出してくれるのか、とびっくりした。逆に、もしかして、本人が自覚していないだけで、本当はかなりまずい状態なのか? と不安になる。クアハウスの滞在費用は全額健康保険会社持ち。こんなことしていたら、健康保険も破綻するわけだ、と納得した。「温泉療法」といっても、余暇を過ごすわけではないから、かなり規則に縛られるらしいが、仕事するよりもいいに決まっている。結構まわりでも行っている人が多いのだけど、そういう話を聞くたびに、「えー、そんなに具合が悪かったのか・・・」と思っていたけど、実は、たいしたことがなかったのに、医者が書いてくれたんだなーとこれからは穿った見方をしそうだ。
2013年02月08日
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昨日、幼稚園にニコチャンをお迎えに行ったら、着替えるようなところで、子供たちが待っていた。私をみつけたニコチャンのクラスメートが、「ニコ、ママが来たよ。あれ、それとも ニコのOMA(オマ)かな?」と言った。OMA とは、ドイツ語で「おばあちゃん」。私は、その男の子の冗談に、「Du bist so frech!」(君は生意気だなー)と言って、笑いながらその子のほっぺったをつついた。その子は、「えっ?」というような意外な顔をした。そのリアクションを見て、私は、はじめて、「あー、この子は私をからかって言ったのではなく、本当にそう思ったんだな。」と理解した。なんか、結構ショックだった。確かに、ニコチャンは、高齢出産だったし、ニコチャンのクラスメートのママは、20代前半と思われる人もいる。自分のおばあちゃんが私と同じ年ということは、ありえない話ではない。先日、ニコちゃんのクラスメートのママと話したとき、その人は5人子供がいて、ニコチャンのクラスメートにあたるLちゃんが一番末っ子で、一番上の娘さんは、25歳で、7歳のお子さんがいる、と言われて、驚いた。つまり、Lちゃんは、生まれたときから、姪がいる。0歳で、すでに「おばさん」そう考えると、おばあさんに間違えられても仕方ないのかな・・と自分を納得させている。でも、やっぱり、その辺の子供に、「クソババー」と言われるより(自分の子供にも言われたことはまだないけど)、真顔で「OMA」と言われることのほうが、傷つく。
2013年02月05日
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土曜日の夜、ニコチャンが発熱。もともと鼻をぐずぐずさせていたのだけど、土曜日は誕生日会に呼ばれていて、霙交じりの寒い天気だったのに、外で遊んだと聞いて、びっくりした。歩いて30秒の近所の家だったので、マフラー、帽子、手袋の3点セットはせずに、ジャケットを羽織るだけの格好で行かせていた。確かに、子供が5-6人もいると、家の中だけで遊ばせておくのは限界があるだろうけど、霙が吹雪いている状態だったので、まさか外遊びをさせるとは思わなかった。発熱の理由はそれだけではないだろうけど、ちょっとうらめしく思ってしまった。夜中、ニコチャンの薬やお水をとりに台所に行こうとしたら、明かりが漏れていた。恵子が何かを作っているのだと思った。「中に入っていい?」と一応声をかけたら、「えー・・」と言われたが、「ニコチャンが熱を出して、お水を飲ませたい。」と説明したら、中に入れてくれた。しばらくして、また台所に用事があり、中に入ったら、「お誕生日おめでとう」と恵子に言われた。日曜日は私の誕生日で、恵子がそのためにケーキを夜焼いてくれているんだなーと想像は出来たが、時計を見ていなかったので、12時を回ったことに気づかなかった。朝、賢浩が私の布団にもぐりこんできた。「ママに何か言うことは?」と聞いたら、「えっ? あっ、おはよう」と言った。「今日は何の日か知っている?」と聞いたら、「えっ、なんかの日? えーと、パパの誕生日かな?」と真顔で答えたので、頭をはたいてやった。「えっ、ママの誕生日なの?」と本当に知らなかったようだった。「誕生日なんて、覚えてられないよ。」と言われた。朝ごはんは、恵子が焼いてくれた「カステラ」だった。一応、ろうそくも立ててあった。朝食のあと、恵子が小豆を煮始めた。「どら焼きのあんこを作っているの。」と言われた。すでに、どら焼きの皮の部分は焼いてあった。小豆は、うちの近くのスーパーでは売っていない。学校の近くのBIO食品を扱っているお店で買ったそうだ。その小豆を拝借して、私はお赤飯を炊くことを思いついた。圧力鍋を使ったのだけど、時間がなくて、ほとんど小豆の色はご飯につかなかった。お赤飯と春巻きという昼食後、デザート(?)は、恵子特製どら焼き。どら焼きを食べているときに、恵子が、「ママに弾きたい曲があるの。練習する時間があんまりなくて、まだ上手じゃないんだけど・・・」といって、ピアノを弾き始めた。メロディーを聴いて、びっくり。「Love so sweet」だった。私は、3年ほど前からJ系アイドルにはまって、私の車のエンジンをかけると、彼らのCDがいつも流れる。一時、「Love so sweet」ばっかりかけていて、子供たちに、「また、この曲?」と言われていた。「この曲は、日本ですごく有名で、この曲を知らなかったら、日本に行ったとき、恥ずかしいしよ。」と適当な言い訳をしていて、子供たちにも強制的に聞かせていた。最近は、別のCDばかりかけていたが、ママは、この曲が好きなんだ、ということが子供たちにも強烈に刷り込まれていたのだろう。楽譜は、インターネットでさがしたみたいだ。恵子は、この週末も家でよくピアノを弾いていたが、クラッシック系ばっかりで、Love so sweetは一回も弾いていない。きっと学校のピアノで練習してくれていたのだろう。学校で、忙しい、忙しい、といっていたのは、テスト勉強だけではなく、私のために、誕生日に作るレシピを考えたり、嵐の曲を練習していたからだったんだ・・・ということに気づいた。本当に一番心に沁みたプレゼントだった。
2013年02月04日
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昨日は、4回目のピアノのレッスンがあった。そして、今日は、テニスのレッスン。 同じグループのお母さんに、「先週いなかったのは、風邪ですか?」と聞いてみた。すると、「いいえ、長男がピアノの大会(Jugendmusiziert)にでるので、次男も一緒に連れていったんです。」と言われた。長男君は、7歳だけど、すでに1回45分のレッスンを受けているそうだ。「すごいですね。ニコもはじめたばかりなんですけど、15分でお願いしてます。30分は長すぎて集中できません。」と私が言ったら、「うちも最初は15分でしたけど、先生と話したり説明を聞いているうちに、あっという間に10分たって、楽譜を出したりしまったりでも、時間がとられるし、直ぐに30分に変更しました。今の45分でも、長すぎるとは感じないです。」と言われた。ニコチャンの場合、先生と雑談する時間はあんまりない。まだ先生になれていないということもあるし、ドイツ語で大人と会話すること自体得意ではないし、「元気?」「Ja」「練習してきた?」「Ja」とか一言二言会話して、すぐにレッスンにはいるので、無駄な時間は全くない。だから、今のところ15分では少ない、と感じることはない。昨日は、午後5時15分からのレッスンだったのだが、ニコチャンは、あくびを連発。帰る途中で、「眠い」と言って、愚図りだしたほどだ。昨日は、先週渡された「曲」をいきなり弾くところから始まった。先生が、伴奏をつけてくれた。すごく単純な曲なのだが、伴奏がつくと、俄然、美しい曲に聞こえる。しかし、ニコチャンは、あんまり伴奏がつくのが好きではないようで、先生が「もう一度、一緒に弾く?」と聞いても、あまり乗り気ではなくて、いやいや、「OK」と返事していた。家では、それなりに上手に弾けるまで練習しているのだが、先生の指示の出し方にとまどうのか、先生の前では、うちで弾くほど上手には弾けない。ドイツ語力に問題があるのか、先生の前だから緊張しているのか、両方かもしれない。「今日は別の曲をしてみようか?」と先生が提案しても、あまりのり気ではなく、「どっちでも・・・」というような態度。もっと練習したい、もっといろいろな曲が弾けるようになりたい、という欲が全くなく、難しいことはしたくない、という気持ちが透けて見える。昨日は、楽譜のコピーではなく、初級者用の楽譜そのもの1冊を渡された。先生の所有物だが、いままでたくさんの子が使ってきたようで、いろいろな書き込みがしてあり、いろいろな日付が書いてあった。先生からその楽譜をお借りして、うちでも練習してくることになった。あいかわらず、黒鍵だけを使う曲で、左手と右手を両方つかうが、同時に使うことはない。今回の曲は、左手で双子の黒鍵、右手で三つ子の黒鍵を弾くという、5つの音だけの構成。前回は、四分音符と四分休符だけだったが、今回は、二分音符と全音符がでてくる。そうやって、毎回、すこしずつ新しいことが増えていく。ドレミ・・というか、CDE・・・という音階を習うのは、まだまだ先のようだ。
2013年02月02日
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昨日の夜、恵子が帰って来た。いつもどおり、夜10時過ぎに地元駅につく予定の電車で帰ると前日言われたのだが、8時過ぎに電話があり、「1時間遅くなりそうだ。」と言われた。恵子たちは、BW州チケットという切符を利用している。1枚の切符で5人まで利用でき、人数が多くなればなるほど一人分の負担は少なくなる。いつもは4人なのだが、昨日は、もう一人増えて、5人で利用したそうだ。切符は一枚なので、5人一緒に移動するのが原則。ところが、乗換駅で、どういうわけか一人別行動していて、その子だけ電車に乗り損ねたらしい。それで、次の駅で降りてその子を待って、1時間後の電車で帰る予定だ、と言った。急いで手持ちの時刻表を調べたら、1時間後の電車は地元駅までこないし、接続する電車もなかった。次の電車の終着駅まで迎えいく、ということにした。しかし、また直ぐに電話があり、1時間後の電車は、週末だけの運転で、2時間待たなければ後続の電車がないことがわかり、みんなと話し合った結果、その一人の子には気の毒だが、4人はそのまま乗っていくことに決めたので、いつもどおりの時間につく、と言われた。それで、「じゃあ、いつもどおりの時間に、迎えに行くね。でも、近くに来たら、また電話頂戴ね。」と言って電話をきった。夫が、恵子を迎えに行くため10時ごろに家を出た。外は大雨だった。しばらくして、玄関のチャイムが鳴った。時計を見ると、ちょうど今頃電車が地元駅についている時刻。ずいぶん帰ってくるのが早いな、と思ったら、恵子だけが玄関に立っていた。「えっ? どうやって帰ってきたの?」と聞いたら、「Cちゃんのママが送ってくれた。」と言うではないか。恵子たちは、急行から地元のローカル電車に乗り換えるのだが、急行停車駅までCちゃんのママが迎えに来ていて、そのままローカル電車には乗らず、車に乗せてもらったらしい。「えっ? パパが駅まで迎えに行ってるのに。なんで電話で知らせてこないの!」と怒ったら、「えー、SMS送ったよ!」と言われた。 急いで携帯を見たら、確かに、SMSが届いていた。しかし、私は、普段、携帯は滅多に使わないから、ダイニングルームにおいたまま。何で、電話じゃなくて、SMS??夫の携帯に連絡して、戻ってきてもらった。夫も、電車が着いても恵子が降りてこないから、すごく心配したと思う。「ばかばかしい、」といって、ものすごく不機嫌な状態で家に戻ってきた。雨のホームで夫はずっと待っていたわけだし、さんざん心配して、不機嫌にもなるはずだ。私も、「SMSやメールは、相手がその場で直ぐに読むかどうかわからないのだから、急いで相手に伝えたいときは、電話にするべきだ。電話してね、っていったのに、なんでSMSなんだ!」とさんざん文句を言ったので、恵子は部屋に閉じこもって泣いてしまった。せっかく帰ってきたのに、ろくに話もできなかったし、そもそもする気分にも慣れなかった。今朝、ダイニングテーブルの上に、恵子の成績表がおいてあった。体育がgut(良い)以外は、全科目Sehr gut(大変良い)だった。賢浩に見せたら、「おー」と言っていた。「これ学校にもっていってもいい? みんなに見せびらかしたいから。」とバカなことを言っていた。今日は、賢浩も成績表をもらってくる日。良くないのは想定内。まあ、恵子の成績がそこそこいい、ではなくて、ずば抜けていいので、比較の対象にもならなくて、かえってよかったと思う。しかし、本来なら、恵子のような成績表を親に見せたら、「すごいね。よく頑張ったね。」といって、褒められるのだろうけど、昨夜はそれどころではなかった。きっと、恵子は、成績表を私たちに見せるのを楽しみに帰ってきたのかもしれない。それなのに、かわいそうなことをしたなーとは思うけど、やっぱり、昨日の恵子のとった行動はおかしいと思う。恵子は、ほとんど電話もかけてこないし、メールをしても返事がない。1週間ほど前に、私のドイツ語の手紙を添削してもらおうと、メールでお願いしたのだが、「忙しくて、やる暇がない。今日やる。」と木曜日に言われた。しかし、金曜日恵子から届いたメールは、別件メール。義父は、自分の友人から送られてきた面白いメールをいつも家族全員に転送してくれる。最近送られてきたのは、おもしろいクイズだった。結構長文で、たくさん問題があったので、私は読みもしなかったのだけど、恵子はそのクイズに挑戦して、半分解けた、という、メールだった。そのメールを見て、「時間がないといって、私のメールは無視なのに、しなくてもいいクイズには取り組むのか!」と腹が立った。まったく、彼女の優先順位のつけ方がわからない。
2013年02月01日
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