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昨日は、ニコチャンのErgotherapieの日。その後、Zecken(マダニ)の予防接種の予約も入れていたので、幼稚園はお休みさせた。昨日は、指先の動きの強化に焦点をあてたタスクをした。先生いわく、ニコチャンの鉛筆の持ち方に難がある、とのことで、最近はずっと、ピンセットを使うとか、小さい車を親指と人差し指でつまんで走らせるとか、そういう訓練ばかりだった。今回もそうだった。でも、私はニコチャンの鉛筆の持ち方がおかしいと思ったことはないし、1年前の入学前検査でも、「上手に鉛筆がもてています」と言われたので、口には出さないが、先生の指摘を100パーセント鵜呑みにしているわけではない。先生は、割り箸とワインコルクでピンセットのようなものを作って家で練習してください、といって、割り箸を持って来れば、工作してあげますよ、ということを3週間ぐらい前から言っている。毎週、毎週、そのことを忘れてしまうようで、先週「来週までに作っておきますね」と言ってくれたが、昨日はその話は何も出なかった。きっと作ってないのだろうな、と思って、私からは何も言わなかった。いい先生なのだけど、そういうところに、ちょっとずつ不信感が生まれる。でも、賢浩も、「学校でも、先生は、前の時間にいったことを良く忘れているよ。」と言うので、たくさん生徒がいて、いくつも授業を受け持っていたら、そういうものなのかもしれない。昨日は、ゲームの駒として使う車のフィギュアーを使ってのタスクをした。乗用車が8台、トラックが5台。それぞれを別の場所に置く。まず、ロープ2本で車を走らせる道路を作る。テープでロープを床に固定する。セロテープを、引く、切る、貼る、という一連の作業は、指先の非常にいい運動になる、と説明された。真ん中にトランポリンを置く。そこから、乗用車を置いた台まで、丸い小さいマットを8枚ほど、ケンパーケンパー(片足とび、両足とびを交互にする)の要領で置く。トラックの置いてある台までは、角材のような形をしたスポンジを7つぐらい置く。ニコチャンは、トランポリンの上でジャンプする。先生は、「青い乗用車、黄色いトラック」というように、二つの指示をだす。ニコチャンは、ジャンプをやめ、まず、ケンケンパーをしながら乗用車が置いてあるところにいき、指示された色の車をとる。また、ケンケンパーをしながら、トランポリンに戻り、今度は、スポンジの上をバランスを取りながら歩き、トラックの置いてある台まで行き、指示された色のトラックをとり、またトランポリンに戻る。取ってきて車をロープで作った道路で走らせる。このとき、ロープに触らないように気をつける。ロープの道路は幅10cmぐらいで、カーブが多い。車やトラックの色があっていれば、それぞれ1点、ケンケンパーやスポンジの上を上手に渡れたらそれぞれ1点、車とトラックをロープに触らないように走らせることが出来たら、それぞれ1点、つまり、全部できたら6点加算される、というルールだった。ニコチャンは、先生の指示を忘れないように、早く自動車やトラックを取ろうとするので、急いで、バランスを崩してしまうことが多かった。ゆっくりやれば、何の問題もなくクリアできるのに、あせってしまう。また、車をロープで作った道路で走らせるときに、ニコチャンは、左手で走らせたり右手で走らせたり、途中で持ち変えることが多かった。ニコチャンの利き手は右だと思うのだが、たまに、どちらかわからなくなる。テニスをしていても、ラケットをたまに左で持ったりもするので、絶対的右利きというのではなく、しいて言えば右を使うことが多い、という感じ。サッカーのときは、ほとんど左でキックしているので、利き足は、左なんだと思う。もしかして、このあやふやさが、利き手にしては、指先が上手に使えない、とみえることにつながっているのかな、と思った。ニコチャンに欠けるのは、ゆっくり、落ち着いて、丁寧に物事に取り組む姿勢なのだと思う。何でも早く終わらせようとするので、雑になる。それを改善させることが一番の課題だと思う。今まで15回、約半年間、Ergotherapieを受けてきたわけだが、ずいぶん良くなったなーと思うことはない。やっぱりこういうものはすぐに結果が目に見えるものではないので、セラピーを終了させるタイミングというのは難しいと思う。予定では、8月半ばに20回が終了することになるが、そのあとは、どうなるのか全く見当がつかない。木曜日の夜、恵子が戻ってきた。金曜日に賢浩は歴史のテストがあった。前回の歴史のテストは「4-」だった。それで、帰ってきたばかりの恵子に、賢浩の勉強を少し見てあげて、と頼んだ。恵子は、2-3時間も、賢浩に付きっ切りで、ひとつひとつ丁寧に説明してあげた。まさしく、一夜漬けのテスト勉強。昨日、学校からかえってきた賢浩に、どうだった? と聞いたら、「まあまあ」と言う返事。恵子と勉強したところはできたけど、それ以外のことからたくさんでたようで、全体としてはあまり芳しい出来ではなかったようだ。珍しい話ではないのだけど、賢浩は、授業を聞いていないので、範囲をよく理解していない。「たぶん、ここから出る。この項目は範囲ではない」と自分で「推測」しているだけ。もちろん、恵子や私は、賢浩が授業中何を習って、どこが範囲かなんて、わかるわけがない。賢浩の「自己申告」を信じるしかない。恵子は、賢浩が範囲だといったことは、満遍なくわかりやすく説明した。それなのに、「いまひとつ」の結果なんて、本当に馬鹿馬鹿しくて、やってられない。来週は、月曜日は、倫理、水曜日は、英語 のテスト。倫理は、範囲が「ユダヤ教」。去年までは、賢浩は、「エバンゲリッシュ」(宗教)を選択していたが、そのときも、ユダヤ教をかなり勉強していた。ドイツでは、ユダヤ教を詳しく勉強することは、半ば義務みたいなものなのだろうか? イスラム教や仏教などとは比べ物にならないほど、桁違いに重きが置かれていると感じる。1ヶ月ほど前にあった保護者会の帰り、賢浩と仲良しのM君のお母さんといろいろ話した。そのとき、私は、「賢浩は、ヒットラーとか、アサドとか、ビンラーデンとか、そういう悪名高い人の名前をよくだすので、不愉快だ。ニコチャンが、お風呂のあと、ドライヤーで髪をセットしていて、分け目を自分でつけていたら、「ニコ、そっちに分け目をつけると、ヒットラーみたいだっていわれちゃうぞ」と笑っていたのだけど、どこからそういう発想が来るのか、よくわからない。」という話をした。そうしたら、M君のお母さんが、「ああ、たぶん、それは、フランス語の授業で見た映画の影響よ。コメディーなんだけど、そういう場面があるの。でも、すごくいい映画よ。フランスの映画だけど、DVDを持っているから貸してあげるわ。」と言ってくれた。ドイツ語のタイトルは、「Ziemlich Beste Freunde」。直訳すれば、「かなり親友」。日本語版は、「最強の二人」。すごくおもしろい映画だった。昨日、恵子にも見るように勧めた。恵子もかなり笑っていた。上質のユーモア。調べてみたら、すごくはやった映画らしいが、私は全然知らなかった。昔は、しょちゅう映画を見ていたけど、ドイツに来てから、自分自身が映画館で映画をみたことはないし、最近は、DVDも借りない。見るのは、日本のアイドルの映像ばかりになってしまった。しかし、賢浩のこの映画のつぼが、ほぼ最後の場面の、介護者が被介護者のひげをそる場面で、ヒットラーの真似をさせる、というシーンとは、どこかピントがずれていると感じた。
2013年06月29日
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昨日、幼稚園の遠足があった。今年卒園する子が対象。場所は、バスで20分ぐらいのところにあるラマを飼育しているところ。参加した子供は15名ぐらいで、引率の先生が5人。普通の路線バスで行くので、集合場所は、町の中央バス停だった。集合時間の10分前ぐらいにいったら、すでに5人ぐらいの子供がいた。みんな、先日幼稚園からもらった地元の銀行の名前がはいったリュックをしょっていた。それを見て、ぎょっとした。ニコチャンは、普段使っているリュックのままだったからだ。ニコチャンは、泣きそうになってしまった。それで、ニコチャンをバス停に残し、急いで家に帰り、みんなとおそろいのリュックを取ってきた。おそろいのリュックでなかった子は、もう一人いた。ニコチャンが、そろいのリュックにしたため、その子が一人だけ違うリュックになってしまい、それもちょっと気の毒なような気がした。昨日は、雨で、あまりいい天気ではなかった。でも、すごく楽しかったようで、家に帰ってから、「ママ、ラマは8mもつばを飛ばすことができるんだよ。」とか「ラマの足の先は、二つに分かれているの。」とか、「ラマとアルパカの違いは、耳なの。ラマの耳はバナナみたいなの。アルパカは小さいの。」とか、いろいろ話してくれた。きちんと話を聞いていて、ちゃんとそれを家に帰ってから話せる、ということは、年長さんにしては普通のことなのだろうけど、ニコチャンにもそういう日が来るとは、感慨深い(ちょっと大袈裟かな・・・)。ラマはラクダ科の動物。だから、たぶん、「ラマはラクダのファミリーです」と説明されたのだろう。ニコチャンは、「あのね、ラマは大きくなったら、ラクダになるの。ラマのママはラクダなの。」と言い出した。さすがにそれは見過ごせない勘違いなので、「違うよ。ラクダのママはラクダ。ラマのママはラマ。」と教えたら、「でも、ラマとラクダはファミリーって言ってたもん。ちゃんと聞いていたもん。」と泣き出した。うそを言っている、とか、話をよく聞いていなかった、と責められたような気がしたのだろう。それで、図鑑をみながら説明した。幼児用の地図を見ながら、ラマはどこに住んでいるかニコチャンに探させた。南米のペルーにラマの絵があった。「ラマは、ここから来ているんだね。」という話しをしたら、「今日、ニコチャンたちは、ここに行ってきたの?」と質問されて、びっくりした。「違うよ。ニコチャンたちは、ドイツに住んでいるでしょ。ドイツは、ヨーロッパだよ。ラマがすんでいるのは、南アメリカ。」と世界地図を見せたのだけど、遠足で、ペルーに行ってきた、と勘違いしているので、幼児の発想っておもしろいなーと思った。年長さんの卒園記念行事は、例年は幼稚園でのお泊り。でも、今年は、幼稚園が増設工事中で、泊まる場所がないという問題と、お泊りとラマを見に行く遠足とどちらがいいか、と多数決をとった結果、圧倒的多数でラマの遠足になった。ニコチャンは、お泊りがしたかったようで、ずっと文句を言っていた。でも、結果的には、ラマにあえて、良かったんじゃないかな?ラマ遠足のハイライトは、ラマを引っ張って、ハイキングをすること。そして、最後にバーベキューをすること。昨日は、天気が悪かったのだけど、それでも、とってもいい経験になったようだ。
2013年06月28日
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今日は、なんかすっきりしない一日。曇り空で、肌寒い天気も関係しているのかな。今日は、賢浩が、学校でGFSと呼ばれるプレゼンテーションをした。GFSは、7年生以降、毎年必ず1回しなくてはいけない。科目は自分で決められる。賢浩は、地理を選んだ。賢浩たちのクラスはバイリンガルコースで、6年生から地理の授業は英語で行われている。プレゼンテーションも当然英語で行うので、賢浩は得点しやすい。3つのテーマの中から、賢浩は「熱帯雨林ー特別な植物と絶滅危機に瀕している動物ー」を選択した。ほとんどドラフトは私が考えたといっていい。恵子のときなんて、まったく私はノータッチ。まあ、それが普通だと思う。でも、賢浩の場合、PCを使わせると、関係ないサイトばかりのぞいて、まったく用意がはかどらない。そこで、私がある程度お膳立てをして、あとは自分でやらせた。パワーポイントを使ってプレゼンするので、いろいろな画像を取り込んだり、見やすくレイアウトしたり、キーワードにはハイライトをしたり、昨日丸一日費やして完成させた。わかりやすくまとめられたと思った。賢浩は何度も家で練習していた。お昼にいったん学校から帰ってきたのだが、どうだったと聞いても、「まあまあだった」という気のない返事。学校のコンピューターの調子が悪く、パワーポイントが、映像しか映らなくて、文字がまったくうつらなかったそうだ。賢浩は、いくつかクイズも考えており、英語の質問文のあとに、ドイツ語訳もつけていた。そういうのも、全く映らなかったそうで、すべて口頭で説明するしかなかった。あれだけ時間をかけて書き込んだのに、かわいそうな結果になってしまった。先生のコメントは、「話すのが早すぎた。でも、内容は良かった。」だったそうだ。点数は、明日わかるのだそうだ。結構完璧に用意できていたのに、理不尽だなーと思った。私まで落ち込んだ。夕方、ニコチャンのサッカーの練習があった。終了時間に迎えに行くと、ニコチャンが、「ママ、コーチが集まってっていってるよ。」といいに来た。確かに、みんな帰らずに、コーチの周りに集まっている。何事かと思ったら、再来週とその次の週末にサッカーの試合をスタジアムでするので、保護者の協力が必要だ、という話だった。ケーキが4つ(4ホール)、手伝いの保護者が4人必要だといわれた。ニコチャンが出るわけでもないし、私は他人事のように聞いていたのだけど、手を上げる保護者が居なかった。試合に出る子達はまだ練習していて、ここに集まったのは、たぶん、試合に出ない子の親たちだったのだろう。「誰も居ないんですか? こんなに保護者が居て、誰も手伝えないんですか?」とコーチが声を荒げると、「ケーキなら出来ます」という保護者が複数手を上げた。あとは、手伝い。12時からはじまって4時間ほどの間、保護者が作ってきたケーキのどをカフェテリアでサービスするそうで、そのカフェテリアでの仕事だそうだ。二人の保護者が手を上げたが、あと二人が見つからない。コーチが、「私たちもボランティアでサッカーを教えているのです。子供たちが試合の日は、朝から付き添っているんです。保護者の協力がなければやっていけません。」というようなことをいっていた。確かに、そうだなーと思った。土曜日は、ニコチャンのテニスが12時まであるのだけど、それ以降は、時間があるといえばあるので、「2時ごろからなら出来ます」と私は手を上げた。家に帰ってきてから、カレンダーに書き込もうとして、戸惑った。私は、7月7日土曜日、と言われたと思っていたのだが、7日は日曜日だった。すると賢浩が、「日曜日には、僕のトランペットの発表会があるよ。」と言った。お手伝いをする日は、土曜日が正しのか7日が正しいのかわからない。日時さえもわからないのに、どうやって私が手伝えるのか不安になってきた。どこで何をするのかも良く把握していない。ニコチャンは、サッカークラブに入ったばかりだし、試合に出る日が来るかどうかもわからないのに、なんで、引き受けちゃったかなーと後悔しかない。本来なら、試合に出る子の保護者がやるべきではないかと思う。恵子には、愚痴るぐらいなら引き受けるな、引き受けたら愚痴を言うな!と言ったが、自分がまさにその状態。10日間ほど前、幼稚園でサマーフェストがあったのだが、そのときも飲み物を販売してくれる保護者を募集していた。私は、リストに一番に名前を書いた。ちょうど夫も家にいたので、会場設営の手伝いも(夫が)できます、と名前を書いた。うちは、ニコちゃん一人で、夫と私がいるので、積極的にお手伝いをしようと思った。お母さん一人で、小さい子がいたりしたら、お手伝いは無理だろうから、名乗り出る保護者が少ないのも仕方ないと思っていた。ところが、当日、夫婦同伴の人が多くてびっくりした。でも、飲み物販売の手伝いは全然いなくて、私は、家でテレビを見ていた賢浩を連れてきて、手伝わせた。お客さんが少なくなってきて、賢浩が「僕、一人で出来るよ。」と言ったので、一人で任せた。結局、賢浩は、3時間近く、カウンターに立っていた。その間、誰も変わろうとしてくれなかった。ドイツ人って、もっと積極的にボランティアをする人が多いと思っていた。でも、幼稚園の行事と今回のサッカーの試合で、イメージが崩れた。私の場合、ドイツ語に自信がないので、できる手伝いも限られてくる。それに、ペアで手伝う場合が多いが、友達同士でやる人が多いので、私がやると一緒にやる人がかわいそうかな、という気もする。我ながら卑屈だなー。恵子には、よくお説教をしているのだけど、実は、同じような悩みや愚痴を私も恵子に良く話している。恵子は、もちろん、「ママ、しっかりしなよ。」なんて上から目線のことは言わない。「そっかー」「そうだねー」と相槌をうってくれるだけ。ブログに書いて発散させることと、恵子に話して共感してもらうことで、私は精神の均衡を保っているような気がする。
2013年06月25日
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昨日はニコチャンのErgotherapieの日。先生は、いつもニコチャンにどのような指導を行ったか、ニコチャンは、どのように反応したか、というようなことを細かく書き込んでいる。その割には、前回何をしたか、というようなことを良く忘れている。2週間前、ニコチャンの指先の動きを改善するため、割り箸とワインコルクでピンセットのようなものを作るといい、と言われ、次回、一緒に工作しましょう、割り箸を持ってきてください、と言われた。しかし、先週、割り箸の話には全く触れなかった。ニコチャンが、セラピーの終わりに、割り箸を先生に見せたら、「あっ、そうでした。じゃあ、私が作って、次回渡します。」と言われた。しかし、今回もその話は全く忘れていたようで、先生が保管しているニコチャンのファイルの中から割り箸が出てきたのを見て、「あっ、忘れてました。今、作ります。」と言って、ニコチャンに別の作業をさせながら、作ってくれようとしたのだけど、「やっぱり、あとで作って、次回、お渡しします」と言われた。毎回、宿題が出るのだが、それも、どんなことを宿題に出したか忘れている。セラピー中、先生のあくびが多いのも気になる。仕事中、あくびをしてしまうことは私にも経験がある。でも、お客さんや患者さんの目の前でするというのは、プロ意識に欠けるような気がする。とは言っても、いつもそんな批判的な目で見ているわけではない。ただ、やることがマンネリ化してきていて、またこれか、ということばかり。ニコチャンも、そう思うのか、とくかく、最近は緊張感のかけらもない。先生が、「10分が集中できる限界みたいですね。10分を過ぎると、イスをガタガタさせたり、落ち着きがなくなりますね。でも、それは私たち大人でも、いつもボールペンを回してたりしている人いるし、よくあることです。」と言った。私は、「学校との連携で学校の先生と一緒に工作をしたりする時間があったのですが、ニコは、ワイルドだ、と言われました。すぐに飽きて、別のことをしだすようです。」と伝えた。先生は、「やはり、そうですか。。私は、幼稚園の先生にも話を聞いたのですが、ニコに関しては、みなさん指摘するポイントが同じです。でも、それはいいことなんですよ。指導がしやすいです。」と言った。昨日は、最後の10分ほどの時間で、ヘアゴムを使ったゲームをした。カードの絵と同じようにヘアゴムを自分の指にはめていく。できたら、ベルを押し、相手がチェックする。まず、ニコチャンからはじめた。正解だったので、ニコちゃんは1ポイントゲットした。次に、先生。先生は、薬指と小指にかけるゴムをわざと中指と薬指にかけた。ニコチャンは、その間違いを指摘した。それで、先生は0ポイント。次のラウンドは、双方ポイントを重ねた。全部で4ラウンドしたのだけど、ニコチャンは、4ポイント。先生は3ポイントでニコチャンの勝ち。こんな単純なことでも、ニコチャンは、「わーい、僕が勝った!」と大喜び。先生はさすがだな、と思ったのは、先生が間違えて「あげた」のは、最初の1回だけ。あとは、迷ったりもせず、普通にさっさとゴムを指にかけていた。私だったら、2回目もさりげなく色違いのヘアゴムを使うとか、わざとらしく「えーっとこれはどの指にかければいいかな?」などと独り言をいいながらちょっと間違えると思う。実際、家では、そういうことをしているのだけど、先生の対応が正解なのだな、と思った。私のように、何度も間違えると、ニコチャンは、それがわざとだ、とは気づかないのだけど、「ママはバカなのか」とか「自分も間違えても平気」と勘違いしてしまう。最初の1回を間違えるのは、そうすることにより、常にニコチャンのポイントが上になる。だから、ニコチャンに余裕が生まれる。でも、その後、相手も正解し続けると、自分も真剣にやらなくてはいけない、と集中する。ゲームをしていて、こちらが本気を出すと、ニコチャンは、やる気をなくしてしまう。でも、こちらが手を抜いていることがわかると、ニコチャンも真剣に取り組まない。その辺のさじ加減がいつも難しいと思っているのだけど、やっぱり先生はさすがだな、と思った。一昨日、賢浩が物理のテストを持って帰ってきた。「ママ、いくつだったと思う?」と珍しく自分から聞いてきた。結果は、「2」だった。平均は「3.2」だったから、賢浩にしては上出来。だから、自分からテスト結果を見せてくれたわけだ。でも、はっきり言って、この結果は私と恵子のおかげだと思う。前日に、賢浩に無理やりテスト勉強させた。恵子が7年生のときに使っていた物理のノートとプリントがったので、そこに書いてあった問題をやらせてみた。そうしたら、賢浩が、「あっ、このプリント、僕ももらって、学校でやった。」と言った。「そうなの? じゃあ、そのプリントはどこにあるの?」と聞いたら、「知らない。なくした。」と言われた。「でも、学校で1回やったのなら、できるよね?」とやらせてみたが、ほぼ全問不正解。恵子のノートに答えや解説があったので、それを見ながら、賢浩に説明した。テストでは、それとほぼ同じような問題が出ていた。恵子がノートやプリントをきちんと保管していたので、助かった。普通の子は、授業中にもらったプリントを直ぐに捨てることもないだろうし、きちんとファイルして、テスト前に見直すのだと思う。でも、平均点が3.2と低いということは、賢浩のように、授業中にした練習問題のプリントもろくに見直さない子が多いのかもしれない。とにかく、賢浩の成績に関しては、最近は3-4がスタンダード。せめて、2-3に引き上げたいと思っている。久々に、「2」を見た。本人も喜んでいたが、私もうれしい。
2013年06月22日
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今週は本当に暑い日が続いている。予報によると、週末にかけて気温が下がり、最低気温は10度を切るようだが、こんなに暑い日が続くと、そんな天気が待ち遠しくなるほどだ。幼稚園までは、どんなにゆっくり歩いても3分もかからない距離なのだが、その距離さえ、歩くのがつらい。昨日は、Abitur(卒業試験)のため、一日ギムナジウムが休校だった。今日は通常通りのはずだったが、暑さのため、5時間目までで、あとは休校になった。本当に休みばかりだ。明日は、Abistreichと呼ばれる行事がある。Abiturを終わった生徒が、いろいろなことを企画して在校生や先生に何かを仕掛ける。いったい、生徒たちは、いつ勉強するのか、本当に不思議。今日は、ニコチャンを歯医者に連れて行った。ニコチャンは、虫歯だらけで、6歳ですでに歯医者の常連さん。先生と助手で治療をしてくれるのだが、そのほかに、今日はなぜか2人の若い女性が助手についた。たぶん、研修生だと思う。もしかしたら、恵子ぐらいの年齢かもしれない。治療室に、先生、助手3人、それと私とニコチャン。ニコチャンの周りに大人が4人(私も含めれば5人)もいる光景がなんとなくおかしかった。一応、すべての虫歯は治療したので、次回は、7月で、歯のみがき方の講習とフッ素を塗りましょうといわれた。でも、いつも、そのつもりが、1ヶ月たつと別の虫歯が出来ていて、また通うことになる。ちゃんとみがいているつもりなんだけど、甘いものの食べすぎなのか、もともと歯が弱いのか・・・・今日は、夕方からサッカーもあった。夕方といっても、5時半では、まだ日が高い。本当に暑かったので、プールに行った子が多かったのだろう。今日は、珍しく人数が少なかった。こんな暑い日は、プールに連れて行ってあげるのがいいのだろうけど、午後は、ニコチャンを歯医者に連れて行く以外は、賢浩の数学の宿題をみることにかなりの時間を費やしてしまった。今は、図形や角度を習っている。簡単なことなのだけど、私の場合、まず、問題文を理解するのに時間がかかる。いちいち単語を調べないとわからない。賢浩に聞いても、本人も理解していないようで、当てにならない。賢浩の宿題なのに、なぜ私のほうが時間を費やして考えなければならないのか腹立たしくなる。私が理解してから、賢浩に説明する。そしてやらせる。でも、できない。時間がかかる。計算が遅い。いらいらして、結局は、私が解いてしまう。金曜日にフランス語の単語テストがある。その練習もさせるのだが。自分では全く勉強しない。私がいちいち問題を出さないと、やらない。でも、自分で勉強しないから、問題を出しても、わからない。教科書をみて自分で答えを探させる。そういうことを何度も繰り返して、やっと覚えてくれる。教科書の単語リストを見ながら、片側半分を隠して、自分で練習できるはずなのに、しない。単語のテストなんて、範囲も限定されているのだから、やれば得点できるはずだ。単語のテストで、4とか5という成績をとるということは、僕は勉強しませんでした、と言っているのも同じことだと思う。そういえば、賢浩のかばんの中から、1ヶ月ほど前の英語の単語テストがでてきた。単語テストがあったことも返されたこともしらなかった。しかし、なぜか、親のサインの欄に、私のサインがしてあった。また、賢浩が偽造工作したのか、と思ったが、どうみても私の自筆。それで、よーく見てみたら、なんと、私がどこかにサインしたのを上手に切り取って、のりで貼ってあった。それがかなり凝っていて、よく見ないとはってあることに気づかない。こんなことに手間隙かけるなら、単語の一つでも覚えろ!と怒鳴りたくなる。先月行われた英語の大会Big Challengeで、賢浩は、7年生の部門で、学校で1番の成績だったそうだ。それで、今日、いろいろな賞品を持って帰ってきた。3年連続で学校で1番の成績。これは素直に褒めてあげた。英語以外に、彼が自慢できることは何もないのだから、この立ち位置をキープできて、本当に良かったと思う。しかし、学校の英語の授業でのテストはクラスでいつも1番と言うわけではない。学校のテストは、授業中よく先生の話を聞き、テスト勉強をした子のほうが、いい点が取れる。賢浩は、月曜日にプレゼンテーションをするので、そのときに配布する資料を金曜日までに先生に渡さないといけない。その資料もまだ作成していない。来週は3つもテストがある。本人はのんきに構えているのに、なぜか私が「時間がない」とあせっている。冷静になると、なんで親がここまで子供の学校の勉強にかかわらないといけないのか、と腹立たしくなる。本人にやる気がないから、勝手にしろ!と突き放したいのだが、そうすると、5とか6とか恐ろしい成績をとってくるのは目に見えている。「ママは、あなたの勉強なんかバカバカしくて、これ以上みたくない。自分で好きにしなさい!」というと、本当に額面どおりに受け取って、テレビを見たり、マンガを読んだり、好き勝手なことばかりしてしまう。それで怒ると、「好きにしていい、と言ったのは、ママじゃないか!」と反論されてしまう。昨日、恵子から電話があって、東アジア言語大会で1回戦を通過した、という連絡を受けたと報告があった。また、去年と同じように、9月にWolfsburgでの2回戦というか、最終ラウンドに「中国語」の部門で、参加することになった。去年は、事故のため、電車が不通になり、結局夜中にようやくたどり着いた。その後、ドイツ鉄道に払い戻しを請求したが、結局は、1セントも払い戻しが受けられなかった。そういう苦い思い出があるので、私は、参加できても出来なくてもどっちでもいい、と思っていたが、恵子は1回戦を通過できたことをとても喜んでいた。恵子のように、自発的に、あれもこれもやってみたい、頑張りたいと思う子もいれば、賢浩のように、最低限のことさえも「面倒くさい」といって、しない子もいる。同じような環境で育っているのに、この差はどこから来るんだろう?
2013年06月20日
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昨日の夜、賢浩が、「そういえば、明日、学校ないから・・・」と急に言った。Abitur(卒業試験)の口答試験のため、関係ない生徒は休校なのだそうだ。先週お知らせの手紙が渡されたそうだが、「なくした」と言われた。昨日、今日とものすごく暑い。賢浩は朝からプールに出かけた。担任の先生から電話があり、「来週、音楽、数学、歴史のテストがあります」と教えてもらった。まったく知らなかった。賢浩は、「そういえば、そうだった」とあいかわらず他人事のような返事。来週は、GFSというプレゼンテーションもあるので、今週中にハンドアウト用のペーパーを渡さないといけない。でも、賢浩は何にもしていない。今日、させようと思っていたのに、朝からプール、午後からはテニスとチェス。遊んでばかりだ。昨日は、にこちゃんのサッカーの日でもあった。月曜日は3-7歳の子、水曜日は5歳以上の子が対象。水曜日は、うまい子ばかりで、ゲームをしても、にこちゃんは1度もボールに触れることができないことが多いので、本人はやる気をなくしてきている。月曜日は小さい子がいるので、少しは優越感に浸れるようだ。でも、やっぱり、小さくてもうまい子はうまいし、大きくても下手な子は下手。にこちゃんは、下手だし、何より致命的なのは、ルールを知らないこと。サイドラインからはスローインをすることも知らなかった。昨日は、同じチームの子がコーナーキックをするためコーナーにボールを置いたら、にこちゃんが「チャンス!」とばかりに、走りこんできて、反対方向に蹴っ飛ばしてしまった。「コーナーキック」という言葉も知らなかった。我が家では、ワールドカップとかチャンピオンリーグのときぐらいしかサッカーを見ない。家で、ルールを教えなくては・・・と思ったが、私もそれほど知らないし、にこちゃんに説明するのは大変なことだ。実際にやりながら覚えてもらうのが一番だが、こんな状態が続いたら、なかなかチームに溶け込めないだけではなく、嫌われてしまう。親しい友人もいない大勢の中で、なかなか自分の存在感を示せないし、思うようにできないジレンマを今にこちゃんは抱えていると思う。そういう中でも、めげずにがんばって欲しいな。
2013年06月18日
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昨日、日曜日の夜9時ごろ、賢浩のドイツ語の先生から電話があった。ドイツ語の先生はクラス担任でもある。「今まで4回テストをしました。成績が4以下の生徒は、親に見せてサインをもらってくるように伝えてありますが、賢浩くんは一度も親のサインをもらってきたことがありません。たぶん、親に見せていないと思いますので、学年末に成績表を見て驚かないように、一応お知らせしておきます。1回目の成績、4-5、2回目の成績、4-5、3回目の成績、5+、そして、2週間前に行った4回目の成績は、4でした。 4回目はディクテーションで、かなり授業中も練習したので、もっとできると思っていたのですが、残念な結果でした。ただ、授業態度は、2-3の成績なので、全体では、3-4の成績になると思います。」と言われて、びっくりした。先生とは個人面談をしてもらって、賢浩がテスト結果を見せない、勉強をしない、ということは相談していた。だから、わざわざ電話をかけてきてくれたのかもしれない。賢浩の言い分は、「先生が嫌いだからやる気がしない。来年、先生がかわったら、もっと頑張れると思う。」と先生のせいにしている。しかし、去年も、ドイツ語の先生に対しては、同じようなことを言っていた。そして、7年生から先生がかわったら、「去年の先生のほうが良かった・・・・」と文句を言っている。来年ドイツ語の先生がかわることは確実なのだが、たぶん同じ言い訳が繰り返されるだけなんだと思う。つくづく、「話せる」ということと「できる」ということは違うのだと痛感する。幼稚園の頃、ドイツ語能力(会話能力)が一番あったのは賢浩だった。恵子の場合は、幼稚園の頃は、「ドイツ語をどの程度理解しているのかな?」と親も先生も不安視していたのに、小学校ではドイツ語の授業の成績は常にクラストップだった。賢浩は、語彙が貧困だな、と感じる場面が多い。マンガばかり見たり読んだりしているせいだと思う。うちでは、基本的に、賢浩にはPCやスマートフォンはつかわせないようにしている。テレビも、マンガばかりを一日流しているチャンネルは、削除した。ところが、自分でまたそのチャンネルをテレビに追加している。コードを全部はずしたり、ブレーカーを落としておいても、自分で解決方法を見つけて、いつの間にか、私の目を盗んで、テレビ三昧。もうテレビを壊すしか、テレビを見させないようにする方法はない。土曜日は、チェスの大会があった。会場は、車で2時間ほどかかる場所だった。6人の子供が参加。チェスクラブの人がミニバンを出してくれて、車で連れて行ってもらったのだが、車の中で退屈なので、パパのスマートフォンを貸して欲しい、と言われた。パパのスマートフォンの中にいつの間にかたくさんのゲームをダウンロードして、電源さえ入れれば遊べるようにしていた。「他の子も同乗しているんだよね。そういう子とおしゃべりしたりすればいいじゃない。スマートフォンはおもちゃじゃないから貸せない。」と断った。賢浩はものすごく不機嫌になった。帰ってきてから、「みんな車の中でゲームしていたよ。僕は、ねむくはなかったし、退屈だった。」と言っていた。我が家には、Nintendo DSがあった。長い時間電車や車に乗るとき、暇つぶしのため、子供たちは利用していた。しかし、普段も家で中毒のように使っていたので、私が管理するようにした。でも、隠しておいても、その隠し場所を勝手に見つけて、こっそり使っていた。見つけるたびに、回収して、また別の場所に隠す。そういうことを何度も繰り返すうちに、私もどこに隠したか自分でも忘れてしまったし、そもそも誰が持っているのかもわからなくなってしまった。どういうわけか、ここ2年ほど、行方不明。いつも、私はその話を持ち出して、「自業自得」と賢浩には言っている。暇つぶしに本を読む、という選択肢は賢浩にはない。土曜日の夜、ハリーポッターの映画がテレビで放映されていた。以前にみたことがある話だったし、そもそもハリーポッターは家に本があるのだから、それを読めばいい、と言ったのが、「面倒くさい」とずっとテレビにかじりつき。あまり縛り付けるのも良くないかなと思い、金曜日と土曜日の夜は、テレビを見ることにあまり文句は言わないようにしている。でも、原作がうちにあるのに、読んでみようという気にならないのは、本当に残念。とにかく、読書を全くしない。だから、ドイツ語の成績が悪いのだと思う。本当にテレビやマンガやゲームをやめさせたい。でも、何でも禁止するだけでは、反発も買うし、禁止したところで勉強するとは思わない。ドイツ語の先生から電話があったとき、夫が、「賢浩は、自分に都合の悪いことは何も話さないので、いつ試験があるとか、授業中どんな態度なのか、全くわからない。本人を通さずに、学校の様子を知ることが出来るよう、たとえば、メールで報告を受けるとか、先生との直接のチャンネルが欲しい。」と要望を出した。先生は賢浩の担任でもあるので、もう一人のクラス担任とも相談して、今夜もう一度電話をくれると約束してくれた。でも、周りがいくら対応策を考えても、本人にやる気がなければ、どうしようもない。どうやればやる気になってくれるのか、まったくわからない。
2013年06月17日
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今日は、幼稚園のサマーフェストがあった。ミュージカルをするので、そのためにかなり前から稽古をしていた。ニコチャンの役は、てんとう虫。赤い色のTシャツと黒いズボンをはいてきて下さいとだけ指定されていた。頭の触覚と背中の羽は先生方が手分けをして工作したそうだ。話は、「Gaensebluemchen」(雛菊)が、りんごの木のように大きくなりたいと思い、大きくなったらなったで、太陽が暑すぎるし、一人ぼっちの孤独に悩み、また小さくなりたいと願う、そして友達の大切さに気づく、というような内容。先生が黒子になって、セリフを小声で教えているので、長いセリフの子も、途中でせりふを忘れて空白の時間が出来るというようなこともなかった。ニコチャンは、2つだけだったので、完璧に暗記していったし、マイクを使っていたが、大きい声で、はっきりと言えていたと思う。幕があったりするわけではなく、最初から全員が舞台上にいる。ニコチャンも、セリフは少ないけど、最初から最後まで、舞台の端に座っていなくてはいけなかった。30分以上の長丁場、あくびをしている子や、舞台から勝手に降りて親のところに行ったりする子もいたが、ニコチャンは、最後まで集中できていたように思う。出番が少ないとどうしても緊張感に欠けるし、退屈になると思う。事実、そういう子は多かったけど、ニコチャンは、年長さんらしく振舞っていたと思う。すごくホッとしたし、誇らしく思った。そのあと、保護者が持ち寄った食べ物で歓談。私は、巻き寿司を作っていった。食べてもらえるか心配だったけど、「おいしかったわ」といろいろな人から声をかけてもらえた。中味は、「きゅうり」「たまご」「スモークサーモンとサラダ菜」という無難な3種類。わさびと醤油も用意した。何年か前に、小学校のイベントで、寿司を出したら、海苔が不気味だったのか、「げーっ」と子供たちに敬遠されたが、今は、ディスカウントスーパーでさえ、寿司パックが売っているし、ベトナム人が経営しているインビスでも、最近、巻き寿司を売り出している。「寿司もどき」がドイツでも市民権を得て、子供でも見たことがある人が多くなったのだと思う。昨日の夜、恵子が帰ってきた。恵子がいつも乗る電車はR駅どまり。今、うちからR駅までは、途中の道路が工事中で、ものすごく遠回りをしないといけない。だから、なるべくなら電車で地元駅まで帰ってきて欲しいと頼んでいた。昨夜、恵子から、「今、R駅についたの。接続の電車は、20分遅れているみたいで、まだ来てない」と電話があった。「20分なら、やっぱり電車で帰ってきたほうが早いから、そのまま待って。」とお願いした。一人で暇だというので、そのまま電話を切らずにおしゃべりした。「今日ね、音楽のバイオリンのテストの結果を言われたの。15点満点中の15点だったの。CDの伴奏にしたから、ちょっと早くてついていくのが大変だったから、自信がなかったんだけど、よかった。私が伴奏をした歌の子も、15点だったのだけど、その子が、私の伴奏の練習のせいで、あなたのバイオリンの点数が悪かったらどうしようかと思っていたから、あなたも15点で、わたしもうれしいと喜んでくれたよ。」と報告してくれた。恵子が伴奏をした歌の子は、妹も同じ学校にいる。その妹が、2-3日前に恵子の部屋に突然訪ねてきて、「お姉ちゃんの伴奏をしてくれてありがとう。お姉ちゃん、最初は伴奏してくれる子が見つからなくてすごく悩んでいたから、あなたが伴奏してくれることをすごく喜んでいたのよ。」といって、チョコレートをくれたそうだ。「このことは、私のお姉ちゃんには内緒にしておいてね。」と言われたらしい。「妹は、本当にかわいい子なの。賢ちゃんと同じぐらいの年だけど、賢ちゃんが、私の友達にそういうことをするって、考えられないよねー」と言っていた。「それと、昨日の朝、いきなり、友達が私の部屋に来て、今30分ぐらい時間ある?って聞かれて、あるよっていったら、ロシア語コンテストみたいなのに参加させられて、私たちの組は、予選を通過したんだよ。」と言った。ロシア語を勉強している子と全く勉強したことがない子がペアになって、ロシア語をドイツ語に言い換える、という問題だったらしい。最初の説明を聞き、いかに早く覚えるか、というのがポイントらしい。恵子の場合、ロシア語は習ったことがないが、語学に対する勘がいいことと、短期間に暗記することが得意なので、この類のコンテストには強いかもしれない、と自己分析していた。「今日ね、連邦政府の主催の外国語コンテストの2回戦を通過した賞状をもらったの。」という報告もあった。「4回戦まであるのに、2回戦だけで、もう賞状が出るの?」と聞いたら、「うん。でもね、この賞状の裏に、毎年このコンテストには1500人ぐらいの応募がありますって書いてあるの。1回戦を通過したのが245人ぐらい、2回戦を通過したのは110人ぐらいだから、既にこの時点で、10分の1以下になっているんだよ。」と言った。そんな風に、たくさん話していたのに、まだ電車が来ないというので、インターネットで調べたら、36分遅れという表示だった。あと10分待たないといけなかった。最初から、駅まで迎えに行ってあげていればよかったなーと反省したが、あと10分で電車が来るなら、電車で帰ってきてもらったほうが早い。「ママ、携帯のバッテリーが切れそう。」と言われた。「じゃあ、切るね。電車がきたら、電話して。来なくても電話して。そしたらR駅に迎えに行くから。」と言って、電話を切った。10分後になっても電話はかかってこなかった。ネットで調べたら、すでに電車はR駅を出発した表示になっていた。とりあえず、時間なので、地元駅に迎えに行ったら、駅の近くで、歩道を歩いている恵子を発見。「どうして、駅から電話しないの!」と怒ったら、「バッテリー切れ」と言われた。午後11時近くだった。そのまま歩いて家に帰っても、荷物は重くて大変だけど、治安的に危ないという感じではない。まあ、それでも、夜間の女の子の一人歩きは推奨できない。でも、駅で待っているほうが怖いかも・・・。無人駅だし、待合室などないし、タクシーも止まっていないし、駅前には何の店もない。たぶん、公衆電話もないと思う。今回、電車が遅れたのは、洪水の影響だといっていた。しかし、それは北の方の話で、うちの近くでは特に問題になっているところはないと思うのだけど、ここにも洪水の影響があるのかな??恵子たちの学校の音楽の先生が引っ越すというので、要らなくなったCDや楽譜をみんなにくれたそうだ。恵子もCD2枚とピアノとバイオリンの楽譜をもらってきていた。うちに帰ってくると、恵子はかなり遅くまで寝ている。寮では、窓が東向きにあり、薄いカーテンだけなので、朝、明るすぎるし、鳥がうるさくて、5時や6時に目が覚めてしまうのだそうだ。うちでも、鳥はうるさいけど、恵子の部屋は庭に面していないし、シャッターを下ろせば何時まででも部屋を真っ暗にできるので、よく寝られるのだそうだ。でも、今朝は、ニコチャンが布団にもぐりこんできて無理やり起こされていた。ニコチャンが幼稚園に出かけた後、恵子は、朝、8時前から早速先生にもらった楽譜でピアノを弾いていた。本当にピアノが好きなんだと思う。でも、自己流だから、弾き方が硬いというか、機械的というか、どんな曲を弾いても、心に響くものがあまりない。やっぱり、ピアノ習っている子とは何かが違う、と恵子の演奏を聞くたびに思う。ピアノを小さい頃から習わせてあげられる環境にいたらよかったのになーとそれだけは残念に思う。
2013年06月14日
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今週は、変則的に、水曜日の午後にErgotherapieがあった。幼稚園の子は、基本的に午前中の予約しか取れない。午後は、学校に通う子が優先になるからだ。Ergotherapieには、リハビリが必要なお年寄りも通っている、もしくは、自宅訪問という形でセラピーを受けているが、私が通っているところは、対象の半数以上は子供。今日待合室で一緒になったのは、10歳から12歳ぐらいの子だった。LogopaedieもErgotherapieもこんなに需要があるのかとびっくりする。健康保険でカバーされるので、安易に通わせるケースが多いからではないかと私は思っている。今日のセラピーは、AMIGO社の「RING L DING」というゲームを使ったタスクだった。このゲームには、6色のヘアゴムがたくさんとカードとベルがはいっている。カードには手の絵が書いてあり、3から5つのゴムが指にかかっている。たとえば、人差し指にオレンジのゴム、薬指と小指に青いゴム、中指と薬指にと小指に白いゴム、人差し指と中指にピンクのゴムがかかっている絵が描いてある。カードをめくり、その絵と同じようにゴムを指にかける。最初に出来た子は、ベルを鳴らす。絵と見比べ、あっていたら、その子が勝ち、というのがもともとのゲーム。しかし、ニコチャンに与えられたタスクは、先生だけがカードの絵をみて、まず、「ピンク2つ、青、緑」とか「白、オレンジ、黄色、青」などとゴムの色を指定する。ニコチャンは、それを覚えて、3つの輪をくぐり、シーソーのような板の上に載り、バランスをとりながら、その上に置かれたゴムをとる。そしてまた、3つの輪をくぐり、元の場所に戻り、先生の次の指示を待つ。先生は、カードの絵を見ながら、「ピンクを人差し指に、青を中指と薬指にかける。」と言う。ニコチャンが出来たのを確かめてから、さらに、「もうひとつのピンクを中指、人差し指、小指にかけ、緑を中指にかける」と言う。このタスクは、聞く、覚える、指先の作業をする、という3つのポイントをおさえていて、ニコチャンには非常に有意義なタスクだ、説明された。ニコチャンの失敗するポイントは、まず、輪をくぐること。体を縮めないとうまくくぐれない。ゆっくり慎重にやればできるのに、ニコチャンは、いつもいそいでくぐろうとするので、体が輪に触れて輪が倒れてしまう。先生は、何度も、「Langsam(ゆっくり)!」と注意していた。また、シーソーでバランスを取るのがおもしろくなってしまい、ゴムをとるということを忘れて、一人遊びを始めてしまったりもした。午後ということもあり、雰囲気がだらけていた。先生は、あくびを連発していた。普段も、1回か2回ぐらいはあくびをしているのだが、今日は、「昨日寝ていないんですか?」と聞きたくなるぐらいの頻度であくびをしていた。私はなるべく先生のほうを見ないようにしていたが、あまりにもあくびばかりするので、気になって仕方なかった。今日は、5分以上遅れてはじまったのに、時間より前に終了になった。先生はよほどお疲れだったのかしら??昨日、久々に賢浩の「Hausaufgabenheft」(宿題を書き込むノート)をみたら、フランス語の先生から「彼は授業中に他の生徒に対して中指を突き立てました。次回、ケーキを焼いてくるか、他のお菓子を持ってくるように」とかかれていたので、びっくりした。休み前の話だった。賢浩に聞いたら、「自分でお菓子を買って、学校に持っていった。」と言った。「D君がちょっかいを出してきたから、そうしたまで。」なのだそうだ。「じゃあ、D君もお菓子をもっていかないといけなかったの?」と聞いたら、「先生は、自分が見たときにやっていた子だけに罰を与えるから、理由を言ったけど、D君がちょっかい出しているのは、見ていなかったから、D君はお咎めなしだった。」と言った。どこまで本当か疑わしいが、賢浩が中指をつきたてて罰を受けた。というのは事実。まったく・・・・・
2013年06月12日
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昨日、夕飯の支度をしていて、親指を切ってしまった。鶏を一羽丸ごと買ったのだが、動画で鶏の解体の仕方というのを見て、自分でもやってみたくなった。よく切れる包丁で、気持ちよく解体していたのだが、どこをどう間違ったか、自分の親指まで切ってしまった。ものすごく血が出てびっくりした。とりあえず、傷口を流水で洗い、止血に専念した。その後消毒をして、なるべく手を心臓より高い位置に上げていた。今朝、近くのハウスドクターのところに行った。Zecken(マダニ)の予防接種の2回目をそろそろ受けるころだったので、指を見てもらうついでに、予防接種もしてこようと思った。先生に、「昨日、包丁で指を切りました」と言ったら、「あら、もしかして、日本のよく切れる包丁で? それは大変。」と言われた。「いえ、ドイツ製の包丁ですけど・・・」と訂正したら、「あっ、それならそんなに切れてないわよ。」と笑っていた。まだ傷口が開いていたのだが、縫うには時間がたちすぎていると言われた。テーピングをして傷口を閉じるようにしてくれた。「どのぐらいの頻度で消毒したりガーゼを取り替えればいいですか?」と聞いたら、「金曜日までこのままで。金曜日にもう一度きてください。そのときに取り替えますから。」と言われた。傷口はしょっちゅう消毒してきれいなガーゼに交換するものかと思っていたのでびっくりした。切り口をふさぐためにそのままにしておいたほうがいいと判断したのだろう。そのあと、予防接種をして帰ってきた。1回目の予防接種は看護婦さんがしてくれた。あとあとまでものすごく痛かったのだが、今日は先生がしてくれた。全然痛みを感じない。筋肉注射なのだけど、やっぱり注射も上手下手があるのだなーと思った。できれば、3回目も先生にしてほしい・・と思った。待合室で、雑誌を読んでいたら、「現代の子供は、ハイパーアクティブ、言語遅延、学校でのストレス、攻撃的性格などの理由で、薬を服用したり、LogopaedieやErgotherapieに通っているケースが多い。」という記事があった。にこちゃんも、そのうちの一人なのだけど、なんとなく、こういう記事を読んでいるとすごく違和感を覚える。
2013年06月11日
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木曜日にニコチャンをErgotherapieに連れて行った。いつもは、金曜日なのだが、来週の金曜日の午後に幼稚園でサマーフェストがあり、そのときに子供たちがミュージカルをするので、そのリハーサルがあり、木曜日に変更してもらった。Ergotherapieの先生のスケジュールもつまっているので、なかなかあう時間がなく、今週は木曜日の11時から、来週は水曜日の午後、となった。ミュージカルのリハーサルは、月曜日、金曜日の午前中と木曜日の午後。また、火曜日と木曜日の午前中9時半から10時半は、言語補習の時間で、必ず出席するように言われているが、来週は、木曜日に小学校の2年生のクラスに体験入学がある。水曜日は、自然学習の日で、外に出ることが多いので、途中から参加させたり、途中でお迎えに行くことが出来ない。そうなると、できる日がすごく限られてしまい、今週と来週のスケジュールを決めるのが、難しかった。ミュージカルは、今年卒園する子が中心になっているが、たくさんの子にいろいろな役をふりわけている。にこちゃんのセリフは、2つだけ。それもかなり短い。なかには、かなりの量のセリフを覚えなくてはいけない子もいる。立候補ではなく、先生が、その子の能力に応じて割り振ったのだと思う。ニコチャンのセリフの量は、今年卒園する子の中では、一番少ないかもしれない。これが、先生方のにこちゃんへの評価なんだろうな。Ergitherapieでは、今週は、小さく丸めた色紙を、下絵に貼り付けていくという作業の続きをした。ニコチャンは、本当にピンセットを使うのが下手。ピンセットは、鉛筆を持つようにして、人差し指と親指だけを使うように指示されている。先生が、「この前、研修にいって、いいことを習いました。お見せしますね。」といって、割り箸の間にワインコルクを挟み、ゴムでとめてものを見せてくれた。「これで、練習すると、指の強化になります。鉛筆の持ち方も改善できると思います。コルクはたくさんあるのですが、割り箸がないので、もし家になるなら、来週持ってきてください。一緒に工作しましょう。」と言われた。今までは、この丸めた色紙を貼っていく作業は、紙をちぎる、丸める、ピンセットでつかむ、ということに重点が置かれていた。しかし、今回は少し違って、2種類の色を用意して、先生が、「赤を3つ、茶色を2つ」というように、2つの指示を出し、ニコチャンは、その指示に従い、指定の場所に指定の色の玉を貼り付ける。これが、結構難しくて、ニコチャンは、よく間違えていた。ピンセットで小さい紙玉をつかんで正しい場所に貼るという作業をするだけでも、神経を使うのに、さらに2種類の色と数まで覚えないといけない。先生も、「これは、かなり難しいタスクです。家でも練習してみてください。」と言って、同じようなことが宿題になった。私の中では、Ergotherapieは、どちらかというと、習い事の一つという位置づけ。塾、とまではいかないけど、そろばんや習字に通うのと同じような感覚を持っている。ニコチャンは、ほかに、サッカーとテニスをしている。サッカーは、月曜日と水曜日。月曜日は、小さい子も一緒で、初めてゴールを決めることが出来たので、すごく喜んでいた。水曜日は、2007年、2006年生まれの子が対象。ニコチャンは、自分からゴールキーパーをさせて欲しいと申し出た。最初は、ニコチャンと反対のゴール前でのやり取りが続いていたので、ニコチャンは、暇そうだった。集中が途切れて、余所見をしたり、空想をしていたようだ。相手にボールが渡り、あっとまに、ニコちゃんのサイドを抜け、ゴールを決められてしまった。ニコチャンは、ぼーっと突っ立ていただけ。チームメートから、「なにやってんだよ!」とブーイングを受けていた。今日、土曜日はテニスの日。ものすごく暑い日で、テニスコートは日陰が全然なくて、子供たちもばてていた。3人男の子で一人女の子。この女の子が一番うまい。でも、すごくわがまま。自分のしたいことだけ率先してやって、ボール拾いとかのときは、「疲れた」と言って、日陰のベンチで休んでいた。もちろん、先生(18歳のギムナジウムの女生徒)は、「あなたも拾いなさい」と注意するけど、何もしない。この子のお姉さん二人もテニスをしていて、二人とも、とても上手でトーナメントでもいい成績を残している。2番目の子は、賢浩よりひとつ下だが、賢浩よりも全然うまい。賢浩も、2番目の子のことを、「全然玉拾いをしない。わがままだ」と言っていたが、兄弟そろってそうなんだなー。でも、テニスが上手だから、この姉妹は一目置かれている。この子達を見ていると、複雑な気分になる。本当に今日は暑い日で、練習のあとに、先生が、コートに水をまくため、スプリンクラーを作動させた。4箇所から水が出た。それまで暑さのためぐったりしていた子供たちは、スプリンクラーの周りを嬉々として走りまわっていた。みんなシャワーを浴びたようにかなり濡れてしまったが、大喜びだった。午後は、ニコチャンは、夫とプールに行った。そこで、友達に会ったそうで、一緒に滑り台をしたり、楽しい時間を過ごしたようだ。夕方は、庭でバーベキューをした。賢浩は、友達と映画に行っていなかったのだが、久々に夏らしい日を満喫した。
2013年06月09日
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昨日は、恵子から2回も電話がかかってきた。休み明け、4つもテストが重なり、かなり忙しかったようだが、それも全部終わり、とりあえず、再来週までテストがないので、少しゆっくりできるらしい。でも、月曜日にITの授業があり、そのときまでにプログラミングをしていかなくてはいけないので、週末はまた忙しくなる、と言っていた。それでも、週末は友達とバーベキューをする予定で、買出しに行って、いろいろなものをたくさん買って来た、と楽しいそうに話してくれた。4つのテストのうち、二つは音楽だった。火曜日は、友達の歌のピアノ伴奏、木曜日に自分のバイオリンのテストだった。休み中も、本当に一生懸命恵子は伴奏の練習をしていた。本番では、間違えてしまったところもたくさんあったそうだが、先生に、「伴奏も良かった」と褒められたそうだ。自分のバイオリンの演奏では、ルームメートに伴奏を頼んでいたのだが、彼女も忙しくてなかなか合わせる時間がなくて、本番前にあわせたら、テンポが合わず、友達にこれ以上早くは弾けないといわれたので、結局は、恵子は伴奏をCDにした。逆にCDは伴奏がとても早く、あわせるのが大半で、少し伴奏とずれてしまった、と言っていた。恵子は、友達のために、本当にものすごく伴奏を練習していた。自分のバイオリよりも練習していた。もちろんそれは恵子がピアノに関しては初心者レベルで、下手くそだから、たくさん練習しないと弾きこなせなかったからだが、自分のバイオリンのときは、伴奏者に「できない」と直前に言われてしまって、なんだか、ちょっと不憫だなーと思った。このルームメートとは、仲が良くて、来年も一緒の部屋になろうね、と約束したそうだ。しかし、最近、ルームメートに彼氏が出来て、その彼氏がしょちゅう部屋に来るので、「なんか、私がいると邪魔かなーと思って、気を遣うよ。私が部屋をでていったほうがいいかなーと思うの。」と恵子は言っていた。私は、「相手が来ているからといって、部屋を出て行くことはしないほうがいいよ。そうすると、そのうち、それを期待されて、最終的に恵ちゃんの居場所がなくなってしまうよ。恵ちゃんのことを邪魔だと向こうが思うなら、向こうが出て行けばいい話で、恵ちゃんは、自分の部屋なのだから、堂々といる権利がある。」と私は反対した。女子寮と男子寮はもちろん別々の建物なのだけど、行き来は自由。部屋の中まで入ってきてもいいというのは、ちょっとびっくりする。恵子は、「最近知ったのだけど、去年、私のルームメートだったLちゃんが、学校を今学期は離れることになったの。ショックだった。」と教えてくれた。Lちゃんは、拒食症になってしまい、クリニックで療養することになったそうだ。「Lちゃんは、ブログを書いているのだけど、それも、最近は、すごく悲しいことばかり書いていたみたい。ブログを書いていることはきいていて、読んでみてね、とサイトも教えてもらったけど、あんまり読んでなかったの。だって、その子のことを知りたければ、会って話せばいいわけで、わざわざブログを読む必要はないでしょ。でも、そんな風になるまで、気づかなくて、悪かったなーと思うよ。」と言った。でも、恵子とLちゃんは、クラスが違うので、あまり話す機会もない。10年生のときは、もともとLちゃんのルームメートは、Aちゃんという子で、恵子のルームメートはBちゃんだった。でも、AちゃんとBちゃんが仲が良くて、二人が一緒の部屋になりたがったので、学年の途中で、LちゃんとBちゃんが部屋を交換した。しかし、11年生になり、Bちゃんが留学したので、Aちゃんは、Lちゃんに、11年生になったらまた一緒の部屋になろうと声をかけて、恵子が、あぶれてしまった・・といういきさつがある。そのとき、恵子は本当に寂しい思いをした。だから、私は、A,B,Lというそれぞれの子に対して、いい印象を持っていない。恵子が、Lちゃんのことをかわいそうに思うのは普通の感情だと思うけど、「気づかなくて申し訳なかった」と思う必要はないような気がした。恵子と話していると、本当に真面目で優しい子なので、逆に、いつか、精神的に破綻してしまうのではないかと心配。そう思うのは、私の性格がゆがんでいるせいかもしれない。恵子と話していると、私が恵子にアドバイスすることは、親として言うべきことではないのかな、とあとで後悔することも多い。友達が拒食症になり、心配している恵子に、「あなたがそこまで心配したり責任を感じる必要はない。」と言い放つのは、親としてどうなのかな、とは思う。恵子は、「テストも終わって、今、すごく暇なの。ITのプログラミングの宿題は、明日からやるつもりで、それまでPCは使わないってきめたんだ。だから、時間がすごくあるから、日本から送られてきた旅人シリーズの本を全部読み終えたよ。」と言っていた。日曜日に寮に戻ってから、まだ一度もPCを使ってないのだそうだ。暇なら、PCで動画を見たり、ゲームをしたりすればいいのに、金曜日までPCは絶対使わないという決心を曲げたくないのだそうだ。すごいなーと感心した。家にいると、うるさい弟たちにからまれるし、暇なら家のことをもっと手伝えと私に怒られるし、パパには、「部屋にばかり閉じこもっているのはよくない」と言って、無理やりジョギングにつき合わさせられるし、何もすることがなくて暇・・と思う瞬間がないと思う。ピアノを弾いたり、天気がよければ庭の芝生に寝転がって本を読んだり、お菓子作りをしたり、いくらでも時間をつぶせるはずだ。そういう点では、寮生活は不便だと思う。成績も大切だけど、とにかく、精神的に病まないで欲しいと強く思う今日この頃。
2013年06月07日
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昨日、賢浩のクラスの保護者会があった。前日の夜に、代表の方からクラスの保護者に一斉送信メールが送られてきて、私は保護者会があることを初めて知った。メールは「すでにお知らせのとおり、明日保護者会があります。・・・」という内容のリマインダーだった。賢浩に聞いたら、「えっ? そんなお知らせもらったかな?」とすっとぼけていた。保護者会に出席して、隣の席の人に、「これって、事前にお知らせの手紙をもらってましたか?」と聞いたら、「スクールホリデー前に子供たちはもらってきてましたよ。」と言われた。やっぱり・・・・議題は、「いじめ」について。いじめの対象になっている子の名前はしょっちゅう賢浩から聞いていたが、相手の名前が賢浩の話していた子と違ったので、話についていけなかった。いじめの対象になっている子のお母さんは、ものすごく発言していた。「うちの子は体が小さいし、みんなより年が下で、精神的にも幼いところがあって、いじめの対象になりやすい。でも、うちの子の行動は普通だと思うし、頭のいい子だ。これはいじめではなく、良くある話だ。」というような主張だった。とにかく、よくしゃべる人で、先生が説明しているのに、口を出してきたり、ほかの保護者も、「この母にして、あの子供」と思ったに違いない。ほかの人に発言させない。ほかの人の話を聞かない。残念ながら、私はみんなの話していることの30パーセントぐらいしか理解できなかった。私が賢浩から聞いていた話と違うことが多すぎて、びっくりした。いじめとは、「大勢で一人に対して、長期的に精神的または肉体的にダメージを与えることだ」と説明された。賢浩のクラスのケースはこれに当てはまる。しかし、いじめられている子が、いつもきっかけを作っている。ほかの人が嫌がることを自分から仕掛けてくるから、やり返されてしまう。あるお母さんが、身近な例をあげて話していた。小学校3年生の息子さんのクラスに、一人頭のいい男の子がいるのだが、クラスから嫌われて孤立しているそうだ。その子は、幼稚園を1年早く卒園し、入学した。算数がものすごく出来る子で、他の子の間違いをすぐに見つけて指摘するそうだ。それが度かさなり、「うっとうしい奴」「嫌な奴」というレッテルが貼られてしまったわけだ。「頭はいいかもしれないが、精神的に幼くて、クラスに混じれない」というのは、賢浩たちのいじめのケースに似ていると指摘していた。保護者会は、午後7時半から始まり、8時半には終了したが、その後、校舎の前で10人ぐらいのお母さんが輪になって雑談をしていた。その前を通って帰ろうとしたら、賢浩となかのいいM君のお母さんが、「おいでよ」と誘ってくれたので、私もとりあえず輪の中に混じってみた。みんないろいろ話をしていたが、わたしは聞く専門。頑張って理解しようとしても半分ぐらいしか話の内容がわからなかった。その輪の中に、いじめられている子のお母さんが入ってきた。彼女ばかりが熱弁をふるい、一気にしらけた雰囲気になった。一人帰り、二人帰り・・・と人数が減っていき、最後に5人が残った。私はいつ帰っていいのかタイミングがわからず、結局はなんと11時半まで井戸端会議に付き合ってしまった。外は寒いし、ずっと立ちっぱなしで、足も疲れてきて、「いつ解散になるんだろう?」とそればかり考えてしまった。でも、他の4人のママさんたちのうち、3人は初めて話す人たちで、お近付きになれてよかった。私が話す文法がめちゃくちゃなドイツ語にも耳を傾けてくれて、すごく感じのいいママさんたちだった。せっかくの機会なので、「話題が変わっちゃうんですけど、お小遣いってどのぐらいあげてますか?」と自分から日ごろ疑問に思っていることを聞いた見た。Lちゃんのママは、「うちの子は、いらないって言うから、定期的にはあげていない」と言った。Mちゃんのママは、「うちは、一ヶ月12ユーロ。小3の弟は、1週間に2ユーロ。」と教えてくれた。M君のママは、「うちは、1ヶ月20ユーロ」と言った。T君のママは、「うちは、1週間に50セント×学年。7年生だったら、1週間に3.5ユーロ。あげすぎでも足りなさ過ぎでもないと思うけど・・・」と言った。T君のうちの場合は、子供の銀行口座を作り、そこに振り込んでいるのだそうだ。子供はキャッシュカードで下ろすことができるが、手元に現金を持っているよりは、使うことに対して抑制がきくからお勧めだと言われた。なるほど、と思った。きいてよかった。いろいろと参考になった。たまには、やっぱり、こういう井戸端会議に交わらないといけないなーと思った。そのためには、まず、ドイツ語をもう少し話せるようにならないといけないな・・・。やっぱりそこなんだよなー、行き着く先は・・・
2013年06月05日
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昨日は珍しく1日雨が降らなかったけど、今日は午後から雨。本当に雨の日が多い。ドイツの東南部では洪水の被害が出ている。昨日も今日も洪水がトップニュース。私たちが住んでいるのは、ドナウ川とネッカー川の間。どちらかというと源泉に近いので、ネッカーもドナウも、それほど川幅はないし、被害は聞かない。Passauという町は、3つの川が合流する地点で、旧市街地が水没してしまった。自然災害って本当に怖いと思った。雨にもかかわらず、サッカーの練習はあったので、ニコチャンには、長袖のシャツにフリースのパーカー、その上にレインコートを着せて練習に行かせた。子供は走り回るから寒さは感じないかもしれないけど、他の子も、そんなような格好だった。今日は、シュートをしてゴールを決めることが出来たようで、大喜びで帰ってきた。靴下やトレパンはかなり濡れていた。夕飯後、子供たちとLOGOという子供向けのニュース番組を見ていた。日本の福島のことが取り上げられていた。原発から60KMぐらいはなれた町の小学校では、みんな避難してしまったので、現在児童は一人、先生がマンツーマンで指導している、という様子が放送されていた。その子の親は、一人で寂しい思いをさせてかわいそうだが、別の学校に通わせる金銭的余裕出がないので、仕方ない、と話していた。夫が、「こんなニュースがあるよ。日本政府もひどいね。」といって、私にオーストラリアのニュースサイトを見せた。そこには、「震災や津波の被害に対する民間からの寄付金のうち10億ドルが亀の観察やワインやチーズのプロモーションに使われたことを日本政府は認めた」という内容が書いてあった。私は、そんなニュース、全然知らなかったのだけど、もしそれが本当なら、とても残念。実際に、学校に一人残された児童がいて、困っているわけだから、そのお金で助けてあげるとかは出来ないのだろうか? 個別に対応すると不公平になるので、無理なのだろうか? 今日、たまたまそのふたつのニュースを同時に聞いたので、なんとなく心がもやもやする。
2013年06月04日
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