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昨日、恵子が学校に戻った。学校に戻るときは、恵子は日曜日の午後3時ごろ家を出る。だから、恵子が家にいる日曜日は、お昼ご飯がメインの食事になるので、朝からなんとなく忙しい。昨日は、春巻きにした。多めに作って、寮で食べる夜ご飯用にも持たせた。昨日は、初めて春巻きの皮も手作りにした。市販のより厚めで、食感がだいぶ変わるが、なかなか手に入らないものは手作りするしかない。餃子の皮も手作り。カステラも手作り。市販のものにはかなわないのだけど、子供たちは「もどき」でも、おいしいおいしいと食べてくれるので、作りがいもある。納豆はお友達が作ったときに、おすそわけしてくれるので、それに頼っている。自分でも、納豆菌を買ったけど、面倒くさいし、うまくできないので、もっぱら友達頼み。豆腐が家で出来ればいいのだけど、スーパーで売っているかなり固めの豆腐もどきを買っている。あとは、お味噌。これだけは、うちの近くではもどきすら手に入らない。日本から送ってもらうものだけが頼り。土曜日に恵子が友達の家に遊びに行った。JちゃんとN君。元クラスメートで、みんな12年生。日本で言えば、高校3年生で、話題も自然とAbiturや卒業後のことになったそうだ。N君は、「Abiturは、まあ、数学が8~10点ぐらいで、ドイツ語が10~12点ぐらいかなーって予想しているよ。それぐらいとれれば、いいいんじゃない? 卒業後は1年間、南米にいってスペイン語の勉強したいなー」と言っていたそうだ。そういうような会話を聞いて、恵子は、「やっぱり、私は、別な学校に通っているのだなーと思ったよ。」と言っていた。「どうして?」と聞いたら、「Abiturの目標点数が、10点なんていう人は、うちの学校にはいない。」と言った。「恵ちゃんの目標は15点(満点)なの?」と聞いたら、「当たり前じゃない!」と言われた。恵子の周りも、みんな15点を目標にしており、13,14点は許容範囲、という感じの会話をしているらしい。恵子は、副賞で来年の夏、北京に語学研修に行くということは、話さなかったそうだ。いろいろな大会に出て頑張っている、ということをいうのがはばかられる雰囲気だった、と言っていた。Jちゃんは17歳、N君は18歳。Jちゃんは、現在自動車教習に通っており、N君は既に免許を持っている。18歳からは、一人で乗ることもできるので、土曜日も、N君は、一人で車を運転してJちゃん宅まで来た。2週間ほど前に18歳の誕生日を迎えたN君は、誕生会には30人を招待し、親からは「冷蔵庫」をプレゼントされたそうだ。18歳って大人の仲間入り・・という節目の年なのかな?JちゃんやNちゃんの同級生には、20歳の子もいるとか・・・。恵子のクラスには、15歳の子もいる。同じ12年生で、5歳も年の差がある。しかも、そういう子でも、卒業後、すぐに大学に入るわけではなく、1年「遊学」してから入学する子も多いので、大学に入ったら、ますます年の差が開くのだなー。日本だったら、せいぜい2浪ぐらいまでだろうから、学士なら、同じ学年でも2-3歳の差。こちらでは、社会人を経て、また勉強しなおす人もいるだろうから、大学ってどんな感じなんだろう?なんか、ちょっと想像できない。JちゃんとNくんは、他の友達も誘って、みんなでStuttgartのVolksfestに行くそうで、レザーの衣装を買ったそうだ。恵子は、「そういうところにいって、ビールを飲んで、バカ騒ぎをするのは、私は好きではないから、私は行きたくない。」と言っていた。「それに、他にすることがたくさんあるから・・・」とも言った。ドイツでは法的に16歳からビールが飲めるから、行くこと自体は問題ない。恵子みたいな子は、ある人から見れば、堅すぎて面白みがない、と映るだろう。でも、恵子にとってのプライオリティーは、今楽しむことではなく、今は頑張って、自分のやりたいことが学べる大学に入ることが大切なのだと思う。本人が納得して、それで幸せなら、何も文句はないけど、いいのかな?という気もする。きっと、現在の学校には、恵子と同じような考えをする子がたくさんいるのだと思う。そういう点でも、今の学校に転校したことは本当に良かったと思っている。
2013年09月30日
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今週は、セラピー時間が2度も変更になり、金曜日の13時30分になった。午前中は、幼稚園児とお年寄りが多いのだが、午後は、小学生から中学生ぐらいの子供ばかり。とにかく、こんなにセラピーを受けている子がいるのかと驚くほど、大繁盛している。今回も、小さくちぎって丸めた紙を台紙に貼っていく作業の続き。いつもは、先生とニコチャンが交代で、「オレンジを3つ、茶色を1つ、灰色を1つ」など色と数の指示を出し合うのだが、今回は、あらかじめ、紙に、1番:オレンジ2つ、茶色2つ、緑1つ、2番:茶色4つ、緑1つ、3番:茶色2つ、オレンジ3つ と3種類の選択肢を書いて、3番をして、2番をして、と番号で相手に指示する。指示の出し方は変わったが、それ以外は全く一緒。飽きるし、つまんないし、ニコチャンは、全く真面目にやらない。せっかく色分けした紙を丸めたものを、わざとまた混ぜたり、自分が指示する番では、0番 とか、5番、などない番号を言ってみたり・・・・鼻歌を歌ったり、舌うちみたいなことをしたり、机がペダルで高さを調節できるので、作業中にペダルをいじって高さをかえたり、とにかく落ち着きがない。先生に、何度も、「音を出さないで、」「ペダルをいじらないで」「ふざけないで」と注意されていた。とにかくニコチャン終始ハイテンション。ピアノのレッスンでは借りてきた猫のようになっていて、無駄口は一切たたかないのに、この違い。なぜ、Logopeadieの先生が、「集中力がなくて、セラピーができない。Ergotherapieに行くことをお勧めする」と言ったのか、ようやく理解できた。先生も、「実は、私も、最初、なぜこの子にErgotherapieが必要なのか不可解でしたが、こういう理由だったのですね。」と腑に落ちたようだった。本当に、今回の態度だけ見たら、落ち着きがなくて、どうしようもない問題児にみえる。学校の授業中、どうしているのかと不安になる。一度、学校の先生から、「授業中に口笛を吹かないで・・・」と注意されたことがあると言っていた。現在、ニコチャンの習い事は、Ergotherapie(習い事にはいるのかな?)、ピアノ、そして、週2回のサッカー。サッカーは、バンビーニというグループで、2007年から2010年生まれの子がいる。2007年3月生まれのニコチャンは、ほぼ一番年上。だから、バンビーニの中の大きい子のグループに入っているのだが、かなり下手くそ。とにかく、キック力が弱い。たまに練習をみていると、コーチの出す簡単な指示が理解できていないのかな、と感じる。例えば、コーチがみんなを集めて座らせるときに、「座って」といっても、直ぐに反応せず、みんなが座ったのをみて、「あれ、座るのかな?」という感じで、ようやく腰を下ろす。コーチが、僕がボールを出すからまた僕にボールを返す、もう一度パスするからまた僕にパスして、そのあと、僕からのパスでシュートする、という指示を出したときも、まったくわかっていなかった。言葉が理解できないのか、頭の中で別のことを考えて人の話を聞いてないのか、わからない。友達もいないのだけど、それでも、今のところ楽しくやっている。シーズンが始まり、土曜日に頻繁に試合が入るようになった。地元ならまだしも、車で連れて行かないといけない距離。朝9時半ごろ集合でたぶん帰りは13時ごろ。ずっとその間付き添うのはつらい。たぶん、ママさんたちで、子供の送り迎えを交互に引き受けているのだと思うが、私には知っている人が誰もいない。参加しなければ、ますます知り合いが出来ない。しかも、ニコチャンが上手ならまだしも、とても下手で、たぶん、交代要員ぐらいの出番。でも、試合に出ないと、うまくならないし、すごくジレンマ。今日もすこし離れた町で試合だったが、参加を見送った。本人のやる気の度合いもよくわからない。ピアノは、1対1だし、私も一緒にレッスン風景をみているので、家で言われたとおりの稽古をさせることができるので、問題はない。1年生だから、午後の授業もないし、宿題も少ないので、習い事は負担にはなっていない。ニコチャンは、7月までテニスを習っていたのだが、コースが終了して、現在、専門のコーチについてのレッスンを受けさせるかどうか迷っている。また、賢浩がはいっている町のチェスクラブに小学生用のコースができ、今週の火曜日が第1回目の集まりだったことを昨日 町の広報誌で知った。広報誌には、「チェスは、集中力を高め、理論的、戦略的思考を深めるのに最適なゲーム」と書かれていたので、ニコチャンを入れてみようかな、という気になっている。一度賢浩に連れて行ってもらったことがあり、にこちゃんは、「自分もチェスをしたい」と言っているし、これで集中力が改善されれば、いいこと尽く目のような気がした。クラブハウスは、うちから自転車で10分、歩いて30分の距離。そこまで送り迎えするのが面倒くさいし、午後5時半から6時半という時間がネックなのだけど、今からでもまだは入れるのか、明日、チェスの大会がある賢浩に聞いてもらおうと思っている。
2013年09月28日
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昨日、にこちゃんのピアノのレッスンの3回目があった。時間的に、学校が終わってすぐに行かなければ間に合わない。お昼ごはんを食べる時間もないし、学校で何があったか聞く時間もない。体力的にも精神的にもちょっときついスケジュールではある。そのせいか、なんとなくピアノのレッスンで覇気がないなーと感じる。まだ、先生やレッスンの環境に慣れていないということもあるのだろう。昨日は、まず、前回出された宿題のチェック。ト音記号をうちで練習してくる宿題があった。ニコチャンは、50個ぐらい五線紙のうえに書いていった。先生は、「最初は斜めになっていたりするのもあるけど、おしまいのほうは、まっすぐで上手だね。」と褒めてくれた。次は、バッハのMusetteという曲。先日、テレビを見ていたら、8歳の男の子がモーツアルトを上手に弾いていた。それを見たニコチャンは、「ニコチャンも、バッハだったら弾けるよ。」といって、すぐに、ピアノを弾き始めた。ニコチャンのバッハは、簡単にアレンジされている曲で、8歳の子が弾いたモーツアルトとはレベルが全く違うのだけど、有名な作曲家の曲ということだけで、自分のピアノが上手になった気分になれるのかもしれない。賢浩がアメリカでお土産に買ってきてくれた歴代大統領の顔写真つきペンケースを持ってきて、「この中で、バッハはどれ?」とニコチャンが質問した。バッハは有名だけど、大統領じゃないし、そもそもアメリカ人じゃない、と説明した。「バッハってもう死んじゃったの?」と聞かれた。「そうだよ。昔の人なんだよ。」といったら、「恐竜とどっちが先に死んだの?」とだんだん話が脱線していく。ニコチャンの「有名人」とか「昔」というワードの認識は、その程度だということ。続いて、凧揚げの歌。これは、ドレミファソ の音階だけしか使わないのだが、先生は「指の番号はそのままで、C(ド)をD(レ)に替えて弾いてみよう。」と指示した。ハ長調をニ長調にかえるということなのだが、そうすると、シャープも出てくる。ニコちゃんは、かなり混乱していた。Dからはじめても、同じように弾けるということを教えたかったのかもしれないが、この時点で、そういうことをニコちゃんにさせる意図が私にはわからなかった。宿題の最後は、オウムの歌。この曲では、四分音符のスタッカートがたくさん出てくるのだが、ニコチャンは、スッタカートとでないところでも、スッターカート気味。とにかく、鍵盤をものすごく叩くように弾く。そこまで指をジャンプさせなくても・・・といえでも何度も注意しているのだが、どうしても、上から指をたたきつける感じになる。先生もそのことを注意した。ピアノは大きな楽器なので、音を出すためにどうしても強くたたこうとするのは、小さい子にはよくあることだ、とも言っていた。今回は、前回習った「C」(ド)と「G」(ソ)のほかに、「E」(ミ)を習った。今までは、左手は「C」と「G」の「Quinte」が多かったが、今回は、「C」「E」「D」の3つの和音が中心。「Nachtwaechter」(夜回り番人)という曲の練習。3色の色鉛筆で、それぞれ、C,E,Gを囲んだ。次に、「Die vermauerte Koenigin」(壁に囲まれた女王?)という曲も練習した。NachtwaechterもDie vermauerte Koeniginも歌詞があって、先生が読んで背景を説明してくれたのだけど、ニコチャンには、いまひとつピンと来なかったようだ。知っている曲や身近な題材でないと、子供の興味を引かないのだなーと思った。途中で、ニコチャンは、「トイレに行きたい」と言い出した。ニコチャンがトイレに行っている間、先生と話した。先生は、「家ですごく練習しているのがわかります。」と言った。私は、「自分からは練習しないので、強制的にさせています。やれば出来るのに、いつも、難しい、できない、やりたくない、と言うので、思わずいつも怒鳴ってしまいます。」と答えた。先生は、「あまり練習を強制すると、弾くことが楽しくなくなってしまいます。」と言ったが、「そうは思いますが、強制しなければ、練習しません。」と答えると、「最初は5分でも構いません。もっとゆっくり進んでもいいのですよ。」と言われた。ニコチャンがなかなかトイレから戻ってこないので、様子を見に行ったら、なんと、「大」のほうをしていた。・・・・・今までは、先生がコピーをくれていたが、今度からは、教則本を買って持ってきてください、と言われた。「Klavierschule」と言う本を指定された。「同じような本がうちにあったような気がするので、次回もって来ます。」ということになった。しかし、家に帰ってみたら、サブタイトルに「Klavierschule」と書いてあるが、「PIANO KIDS」というタイトルだった。それも、2巻め。来週先生にきいて、この本の1巻目を購入することになるのかな?2巻めからはじめるのは無理があると思う。でも、イラストも多く、カラフルで、楽しそうな本だと思った。昨夜、恵子が帰ってきた。駅まで迎えに行ったのに、乗っているはずの電車に乗っていなくて、あせった。一つ手前の駅で降りて、友達のお母さんに家まで送ってもらったそうだ。早速、東アジア言語大会で1位になった賞状を見せてくれた。プログラムのようなものを読んでいたら、やはり、フォルクスワーゲン財団もスポンサーになっていて、1位獲得者への副賞の4週間中国語学研修は現地での学費等は中国政府が負担し、往復の航空賃はVW財団が負担と書いてあった。最終日の表彰式のときも、VW財団の人が挨拶して、「VW社は中国に13も工場を持っており、中国語は、あっ、日本語もですが、とても重要だと思っています。」と言っていたそうだ。やっぱり、ビジネスマンにとっては、需要は、日本語より中国語なんだなーと改めて思った。
2013年09月27日
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ニコチャンはクラスメートで近所に住むヨハネス君と仲良し。ヨハネス君は、学校へ行くときに我が家の前を通るので、毎朝ニコチャンを迎えに来てくれる、と言っていた。しかし、実際に迎えに来てくれたのは、最初の日だけ。なかなか来ないので、ニコチャンが迎えに行ったこともあったが、うちの前を素通りして行ってしまう。1年生の時間割は、月、木、金曜日は2時間めからで8時15分からの授業。火曜日と水曜日は7時半からの授業。2年生以降は、毎日1時間目からとなる。2時間目からはじまるときは、ヨハネス君は隣の学校で教えているママと一緒に登校。1時間目からのときは2歳上のお兄ちゃんと登校。帰りもお兄ちゃんやママと下校。だから、にこちゃんは、一人で登下校している。ニコチャンは、「ヨハネスは休み時間、もう僕と遊んでくれない。いつもJ(ヨハネス君のお兄ちゃん)と遊ぶから・・・」と言っていた。とにかく、ヨハネス君は、ニコチャンといるよりお兄ちゃんといたほうが楽しいようだ。お兄ちゃんが相手をしてくれないときだけ、ニコチャンのところにくる。けっこう、切ない。休み時間、J君は、自分の友達と遊ぶので、ヨハネス君がその中に入れてもらうという形らしい。たまに、ニコチャンも一緒に遊ぶようだが、私としては、ヨハネス君のお兄ちゃんのクラスの子に混じるより、自分のクラスの中で友達を見つけていって欲しいと思う。ヨハネス君がお兄ちゃんと一緒に遊びたいなら、それはそれでいいと思う。ニコチャンには、ヨハネス君やJ君が声をかけてくれるのを待っているのではなくて、他の友達と遊ぶという選択をして欲しい。月曜日、お昼ご飯を用意をしていたら、突然、爆発音が聞こえて、電子コンロが使えなくなった。そろそろ買い替え時かな、と思っていたので、コンロに寿命がきたのが原因かと思っていたら、原因はもっと根深いところにあった。電気屋さんに来てもらったのだが、はっきりした原因がわからない、と言われた。とりあえず、ケーブルが壊れているところがあるので、それをなおしてもらうことにした。しかし、この家の電気系統はすごく複雑で、電気屋さんが帰ってたあと、電子コンロだけではなく、ガレージ、冷蔵庫、オーブンの電気もつかなくなった。台所の電気が全部つかないわけではなく、北と東の壁に沿っての電気系統がつかえなくなったので、炊飯器、電子レンジ、ホットプレート、オーブントースターを駆使して料理している。夜になり、2階にある2つあるバスルームのうちのひとつと、二階の廊下、1階の一部、3階の電気も使えなくなった。我が家のバスルームの水道は、電動式で、つま先で壁を押すと水が出る。しかし、電気が通っていないので、水も出ない。すごく不便。どうして突然こうなったのかわからない。一つ考えられるのは、3階を一つの大部屋から、壁とドアをつけて二つの部屋に作り直したこと。そのときに、誤って、電気ケーブルの通っている壁に釘を打ってしまった可能性はある。せっかく、完成したのに、もう一度全部はずして、電線が壁の中を通っていないかチェックすることにした。そのための機械も買った。家の見取り図をみても、3階の配線が書いていない。本当に手探り状態。3階は、この家を建てた当初はただの屋根裏部屋だったのだろう。とにかく、持ち家、一軒家って面倒くさい。子供が大ききなったら、都会のマンションに引っ越したいなーと本当に思った。それにしても、今が夏でなくて良かった。冷蔵庫が使えない生活でも、なんとかやっていけるが、でも、やはり不便。特に冷凍庫のものをすべて使い切らないといけないので、大変。天気がいい日が続いているから、アイスクリームはあっという間に消費できたけど、コンロやオーブンが使えないから、料理もそれほどできないので、食材の利用法に頭を痛めている。
2013年09月25日
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賢浩は、Big Time Rash というアメリカのボーイズバンドのファン。彼らが出演しているコメディー番組が平日の午後2時半ごろから放映されていて、家にいるときは、どうしてもその番組をみたいという。それで、宿題やトランペットをきちんとするなら見てもいい、と許可した。この番組のチャンネルをテレビから削除したが、リモコンがあれば、入力してみることが出来る。先週、テレビばかり見ていて、ほかの事を何もしないので、子供向けの番組を放映しているチャンネルは、KIxKAをのぞいてすべて削除し、リモコンも私が管理することにした。 Big Time Rashの番組のときだけ、私がリモコンを貸し出すことにしている。リモコンがなくても、テレビもDVDも勝手に見ることが出来るが、彼が一番見たい番組は、リモコンなしでは見ることが出来ないので、とりあえず、このやり方は機能している。賢浩は、アメリカでラップトップを買ってもらったが、パスワードを知らないので、自分では立ち上げることが出来ない。おまけに、チャージするためのコードをアメリカに忘れてきて、まだアメリカから届かないので、ドイツに帰ってきてから、一度もPCを使ってない。アメリカで恵子は新しいデジカメを買ってもらったので、古いものを賢浩にあげた、賢浩は、そのデジカメを使って、自分のお気に入りテレビ番組を画面の前で録画している。番組が終わった後も、自分の部屋に帰って、デジカメに録画したビデオを見ている。いい加減にしろ、と何度も注意したが、聞く耳持たず・・・木曜日の夜、賢浩の数学の宿題をチェックしたら、ほとんど間違っていた。やり方を説明し、もう一度自分でやり直させたが、デジカメをいじって、ビデオばかり見て、私の説明など、まともにきいていない。それに、何を話しかけても、ラップ調で答えるので、本当にうざったい。YO-YO- となんでも身振り手振りでラップで話す。最近は、賢浩に対しては、「太陽政策」をとっていて、少々のことは黙認するようにしていた。しかし、木曜日の夜は、さすがに頭に来た。私が賢浩の宿題を確認したり、単語テストの練習につきあって、チェックしているのに、本人は、ベットに寝転がってデジカメのバッテリーをチャージしながら、テレビ番組の録画を見ているという状況。プツン、と私の中の堪忍袋の緒が切れ、賢浩のチャージ中のデジカメのコンセントを抜いて取り上げた。賢浩は猛烈に怒った。私は、自分の部屋に戻って寝たが、賢浩が自分の部屋で暴れている音が伝わってきた。翌朝、賢浩は、普通に起きてきた。あいかわらず、ラップ調で振りつきのしゃべり方だったが、前日の怒りは収まっていたようだった。しかし、賢浩が学校に行ったあと、彼の部屋にはいってみて、びっくり。白い壁一面に、「Heil Hitler!」「Bin Laden」そして、鉤十字のマークが書かれていた。そのほか、自分のベットの枕元の壁に、「ここに、アドルフの後継者が寝ている」と書かれてあった。机の上にも、ヒットラーとか鉤十字のマークが落書きしてあった。恐ろしい光景だった。賢浩は、ヒットラーやビンラーデンに傾倒しているわけではない。でも、そういうことを言うのが、カッコイイ、と思っているようだ。義姉も、「賢浩は、今時の子で、頑張ったり、勉強が出来たりすることをみっともないことだと思っている。そして、ちょっと反社会的に悪ぶることがカッコイイことだと思っている。賢浩が、不良と付き合っているとか、喫煙や飲酒や薬などをしている心配はないけど、誰とつるむわけでもなく、誰の影響というわけでもなく、いけないといわれることをしたがる。」と言っていた。賢浩が家に帰ってきてから、全部落書きを消すように命令した。意外と素直に消した。賢浩に、「一応、落書きの写真はとってあるからね。次にそういう落書きを見たら、これを、XX(義姉)とか、みんなに送るからね。」と言っておいた。しかし、敵もさるもの、いつの間にか、私のデジカメから、壁の落書きの証拠写真は消されていた・・・「太陽政策」をとると、調子に乗る。「北風政策」をとると、ぐれる。思春期は女の子にも男の子にもあるが、暴力的な分、男の子のほうが、何をするかわからない怖さがある。本当に子供をうまくコントロールしていくのは難しい。
2013年09月21日
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先週の金曜日にErgotherapieの21回目、今週の水曜日に22回目があった。セラピー時間は45分だが、金曜日は最初の15分が、次の予約の時間を決めるために費やされた。今までは午前中だったが、今週から学校が始まり、午後しか通えない。でも、午後は、他の子供たちで予約が一杯。とりあえず、今週は水曜日の午後4時半にして、その後は次に決めましょう、と言われた。こんなことで、15分以上も時間を費やし、もったいないと思った。先週の金曜日は、ちぎった紙を丸めたものを下絵に貼り付ける続き。もうマンネリ化していて、にこちゃんも真面目にしない。ふざけてばかり。先生もあくびばかりして、やる気がなさそう。かなり大きな診療所(?)なのだが、事務担当者がいないので、電話がよくかかってきて、他にとる人がいないのか、先生がよく対応していて、ニコチャンは、その間、待たされる。水曜日は、別のことをしたのだが、16時半という時間帯のせいか、にこちゃんは、無気力というか、ふざけもしないかわりに、元気もなかった。それで、やはり早い時間帯にしましょうということになり、火曜日の12時45分からになった。午後2時以降にしてほしいと希望を出したが、無理だといわれた。水曜日は、2m四方のマットの上に、アルファベットの書いてあるさいころをちりばめ、にこちゃんは、天井からつるされたハンモックを二つ折りにしたようものにつるされた状態でさいころをとる。ということをした。手話のような感じで、表をみながら、先生の指はどのアルファベットを指しているかをみつけて、同じ文字が付いているさいころを探す。そして、指示された色のバケツにほおりなげる。とにかく、いつもErgotherapieで思うのは、非生産的ということ。タスクの準備と説明に時間がかかる。2・3回行ったら、もう後片付けを始めない時間までに終われない。毎度毎度、密度が薄いなー、ゆるいなーと感じる。疲れるためだけにここに通っているような気がしてきた。一方、ピアノのレッスンは、30分、すごく充実している。すごく濃厚な時間が流れている。1分たりとも無駄がないと感じる。にこちゃんは、無駄口は叩かないし、緊張感が漂っている。Ergotherapieが、「だらだら」「うだうだ」「ぐたぐた」なら、ピアノのレッスンは、「ぱっぱっ」「きびきび」「さくさく」と形容したくなる。このピアノの先生があくびをしながら、自分の爪をかみながら、生徒と向かい合うなんて考えられない。今日のレッスンは、2回目だが、先生は、いろいろな曲を用意してきてくれていた。先週やった、「ヘンゼルとグレーテル」をまず弾いた。にこちゃんは、鍵盤を叩くように弾く。力がすごくはいっている。先生は、「そんなに叩くと、ピアノが痛いよーって言うよ。」といった。家のピアノと教室のピアノのタッチの軽さが違うか?とにこちゃんに聞いていたが、たぶん同じだと思う。家でも、にこちゃんの弾き方は、かなり力任せだ。次に、「Musette」を弾いた。16小節の曲だが、前半と後半は同じなので、先生は、8小節目のところにリピートの記号をつけ、「これは、最初からまた弾くという意味だよ。」と説明していた。この曲は、最初に右手でGの音を2拍分弾くのだが、そのときに、左手で、Cを2回弾くようになっている。前回は、右手だけだったが、今日は左手をつけて弾く練習をした。今まで両手いっぺんに弾くときは、左手はCとGの「Quinte」だけだったが、今回は、ちょっと違っており、右手を2拍伸ばしている間に、左手を1拍づつ2回弾くというのが、かなり難しそうだった。その次に、新しい曲、「Drachenlied」(凧揚げの歌)。ドイツの秋の風物詩の一つに、「Drache」(凧)があるから、秋らしい歌ということで、先生が選んでくれたのだろう。先生の手書きの譜面だった。これも左手が付く。そのあと、机のところに座ってト音記号、ドイツ語では、G Schluessel というが、それを書く練習。そして、もう一度、GとCが五線譜上でどこにあるかの復習。そして、さらに、もう1曲。基本的に、先生がにこちゃん用に用意してくれる曲は、ハ長調で、ドからソまでで収まる曲ばかり。ニコチャンは、譜面をみているのではなく、先生が書く、指の番号を頼りに弾いている。だから、右手の1はC(ド)、5はG(ソ)とインプットされているようだ。最後に練習した曲も、ハ長調でC,D,E,F.Gしかないのだけど、左手がちょっと複雑。オウムの歌で、ペットのオウムがいつもパパの朝食の卵を食べてしまう、というおもしろい歌。かわいいイラストも付いているのだが、ニコチャンには難しくて、心が折れそうになっていた。これが、たぶん家だったり、Ergotherapieの先生が相手なら、難しすぎるよー。出来ないよ。したくないよー。と文句を言っていたはずだ。でも、ピアノの先生とはまだ数回しか会ったことがないし、とても大柄な先生で、ちょっと威圧感がある。従わざるをえない気分にさせられる。優しい先生だけど、有無を言わせない威厳があって、ニコチャンには、ぴったりな先生だと思う。30分でこんなに出来るんだ、と思わされる。ErgotherapieにはErgotherapieのやり方があるのだろうが、45分で、30分のピアノレッスンの2分の1も充実感が得られないのは、不満だ。
2013年09月19日
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恵子は、この週末、文部省のようなところが主催の外国語大会東アジア部門に出場していた。東アジア部門といっても、日本語と中国語だけ。昨日の夕方恵子から電話があった。午前中に優秀者の結果発表があり、お昼になっても電話がなかったので、今回も結果が芳しくなかったのだろうと推測していた。案の定、電話の声は沈んだトーンだった。「今、フランクフルトで乗り換えたところ。」と言った。「結果はどうだったと思う?」と聞かれた。「まあ、普通は、お昼の時点で電話がなければ、そんなによくなかったのかな?って思うよね。」と話したら、「一応、なんかもらったよ。1位から3位の子は表彰されて、4位から6位までの子は図書券をもらったんだけど、どっちだと思う?」と聞かれた。とりあえず、「図書券?」と答えたら、「違うの。私は2位だったの。それで、副賞が4週間の北京語学研修なの。」と言ったので、本当にびっくりした。沈んだ声だったのは、電車の中だったかららしい。本当は本人もうれしくて、叫びたいぐらいだったようだ。今まで電話できなかったのは、友達と一緒だったからだそうだ。「2位でも、北京にいけるの?それも4週間も?」と聞いたら、「一応、もらった表彰状には1位って書いてあるの。1位の子が3人いて、その中の2番目。」と説明されたが、良く意味がわからない。でも、1位から3位までの子が、来年の夏休み、北京の大学の付属語学学校に4週間通う権利を得たそうだ。太っ腹な企画だなーとびっくり。高校生にとっては、中国語も日本語もマイナー言語。学校で習えるところは少ない。高校生がお金を出して習う言語でもないと思う。だから、応募者も少なくて、2つの言語トータルで100人ぐらいの応募があり、その中から21人が最終選考に呼ばれたわけである。21人中、両方に出場している子もいるので、たぶん、それぞれ11人ぐらいづつ。その中で、それぞれ3人が4週間の現地語学研修、3人が200ユーロ分の図書券をもらったわけだ。恵子は、同じく文部省主催の外国語大会にも参加しているが、こちらは、毎年1500人ぐらいの応募があるという。4回戦まであり、最終ラウンドに残るのは、そうとうハードルが高い。私は、賢浩に、「他のコンクールより賞がもらえる確率が高いから、賢ちゃんもがんばってみたら?」と言ったが、「めんどくさい」と一言で片付けられてしまった。参加者は、8年生から12年生の子達。将来は、ほぼ全員が日本学か中国学に進みたいと話していたそうだ。そんな中、バイオテクノロジー方面に進学を希望している恵子は、異色だったらしい。今年は、恵子は、必修授業と時間が重なってしまったので、中国語のAG(クラブ)には参加できない。独学するにしても、Abiturもあり、時間がそれほどない。でも、来年の夏、北京に短期語学研修に行くのなら、やはり自分で勉強を継続しないと忘れちゃうなーと恵子は心配していた。私は、将来恵子に中国に留学して欲しいとは全く思っていないが、せっかくのチャンスだから、いい経験をしてきてほしいと思っている。それにしても、予想外の賞だったので、本当にびっくりしている。追記:昨日は、携帯電話のバッテリーが切れ、恵子との会話が途中で終わってしまった。今日、また恵子から電話があり、いろいろ話したところ、私がかなり誤解していたことがあった。まず、中国語と日本語の部門では、賞品が違うということ。日本語部門のほうが人数が少なく、今回最終選考に呼ばれたのは9人だけだったそうだ。日本語部門の副賞は、賞金で、1等1000ユーロ、2等700ユーロ、3等350ユーロ(かな?)。中国語部門の副賞は 1等北京での4週間の語学研修、2等図書券200ユーロ分。中国語部門の1等の人数は、年により違い、一人だけの年もあるそうだ。今年は、1等が3人いて、恵子がそのうちの一人だったということ。2番目に名前が呼ばれたので、2位だと勘違いしてしまったそうだ。今年の中国語部門の2等該当者は、2人だったそうだ。なぜ、同じ大会なのに中国語部門と日本語部門で副賞にこんなに差があるのかはわからない。大使館も協賛にはいっているが、中国政府と日本政府の関心度の違いとは思いたくない。面接時の審査委員は、みんなボランティアで引き受けている。副賞がこんなにいいのは、たぶん、フォルクスワーゲンがスポンサーになっているからではないかと思われる。
2013年09月17日
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土曜日に入学式を終えたにこちゃんの小学生ライフも今日から本格的にはじまる。土曜日は生憎の天気で、式のあった体育館から教室に移動の際、外を2分ぐらい歩くことになるのだが、大雨で濡れてしまった。そのまま45分教室で先生の話を聞いて、解散。寒かったのに、家でも薄着でいたため、風邪を引いてしまい、昨夜は熱を出した。初日から欠席かな、と心配したが、今朝には熱も引き、登校した。朝、近所のヨハネス君が迎えに来てくれた。ヨハネス君のママも一緒だった。ヨハネス君のママは、小学校の隣の学校で教えているので、月曜日と木曜日は朝、途中まで一緒にいけるのだそうだ。ランドセルとスポーツバックをもって出かけようとしたにこちゃんをみて、ヨハネス君のママは、「今日は、スポーツの道具は要らないよ。」と言った。「でも、時間割には、今日の2時間目は「Bewegungsstunde」(体を動かす時間)と書いてありますよ。」と私が言ったら、「でも、今日は初日だからないといってましたよ。」と言われた。そういえば、保護者会のときに、そういうことを話していたが、私は100パーセント理解していなかった。もしかして、先生は、土曜日に、子供たちにも話したのかもしれないが、にこちゃんも何も言わなかった。今日は、荷物も多く、私も付いて行くつもりだったので、ヨハネス君のママは先に行った。1年生は月曜日は2時間目からはじまる。しかし、他の学年は授業をしており、1時間めと2時間目の間に休憩がない。教室に続く階段の前に先生が立っていて、通れないようになっていた。授業の妨げにならないように、早く来ても、8時15分まで1階で待っていないといけない。1年生の子供とその保護者たちで1階ホールはあふれていた。時間があるので、にこちゃんとヨハネス君は、自分たちのランドセルの中身を見せあいっこしていた。ヨハネス君が、「宿題だよ」といって、きれいに塗られた紙を見せた。「えっ、宿題があったのか・・・・」と私はぎょっとした。にこちゃんには宿題を確認したが、「自分の名前の文字を並べる練習をするだけ」と言っていた。しかし、本当は、台紙にその文字をはって、塗ってくることが宿題になっていたようだ。全く、初日から宿題を忘れるとは・・・・教室に入り、ヨハネス君は一番後ろに座った。にこちゃんは、「じゃあ、僕は、ここに座る」といって、ヨハネス君の横に座ろうとした。「自分の席にすわらないとダメだよ。」と注意して、土曜日に座っていた席に座るように促した。にこちゃんが、一番前の席に座ろうしたら隣の子に、「ここは、お前の席じゃないだろ。自分のネームカードがあるところにすわれよ。」といわれていた。にこちゃんは、「ネームカードは家にもって帰ったから、ここには置いてないけど、ここは僕の席。」」といったら、「ネームカードは持って帰っちゃいけないんだよ。」といわれていた。まわりをみたら、確かに、みんなの机の上にはネームカードがおきっぱなしにしてあった。母子ともに、初日からいろいろなことを把握していなくて、これから大丈夫なのかと不安が広がる。にこちゃんは、前に座っているけど、一番端で、ドアの直ぐ横。横には、休憩時間に遊ぶための道具箱が置いてある。きっと、先生の話は、左から右へと消えていき、何も残っていないのだと思う。別のことを頭で考えているのだと思う。こんなことで、この先やっていけるのか、ドキドキした初日の朝だった。ところで、恵子はこの週末、中国語の大会に参加している。学習し始めてから2年以内の初心者が対象。でも、課題はかなり難しい。恵子は、「唐から明時代の海賊および海軍」というテーマを選んだ。インタビューでは、そのことについていろいろドイツ語で質疑応答があり、そのほか、中国語で、インタビューをうけたり、中国語を書かされるなど、最終選考は、中国に関する知識と中国語能力のテストで構成されている。課題エッセイに関する質問では、「中国のその時代の海賊の名前を5人あげて」といわれて、言えなかったといっていた。また、詩を渡され、その場で中国語で朗読し、ドイツ語で意味を言え、というテストもあったそうだ。恵子に渡された詩は、「春眠暁を覚えず・・・・」だった。私が、「ああ、それはすごく有名だから、日本の高校生なら誰でも知っているはず。」といって、意味を解説したら、「私もそういう風に説明したし、ピンインがふってあったから、朗読も出来た。」と言った。去年よりは、緊張せず、まあまあ、実力を出し切ることが出来たようだ。でも、恵子の場合、ママが日本人だから、日本語ができて当たり前、父親が香港人だから中国語が出来て当たり前(香港人は広東語が母国語で、中国語、いわゆる北京語とは違うのだけど・・・)、イギリス国籍だから英語が出来て当たり前、ドイツに住んでいるからドイツ語が出来て当たり前、と思われてしまう。だから、たぶん、こういう大会のとき、同じレベルだったら、恵子に厳しい判定が出るのだと思う。主催者側にしても、アジア人の外見をした子より、ヨーロッパ人の外見をした子が東アジア言語大会で活躍することが好ましいはず。恵子には、「結果が付いてこなくても、努力した過程が大切だからね。頑張ったね。」と声をかけた。今日はどんな一日になるのか、朝からドキドキ。
2013年09月16日
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今日はにこちゃんの小学校の入学式だった。恵子が中国語の大会に参加するので、恵子を駅まで送り、そのあとミサの行われる教会に出かけた。わが町には3つ教会があるのだが、毎年交代で行われる場所が変わる。毎年エバンゲリッシュ側とカソリック側のそれぞれの代表二人でミサを執り行う今年は、カソリック教会から来た人は、なんと、ヨハネス君のママだった。彼女が、学校でカソリックの授業を受け持っていることも、教会で働いていることも知っていたが、まさか、ミサの担当までしていたとは・・・・。二人からの話と歌のあと、新1年生は、二人の前に並んで、祈りをささげられる。にこちゃんは、ヨハネス君のママの列に並んだので、ヨハネス君のママが、にこちゃんの頭に手を置き、何か、祈りをささげてくれた。ヨハネス君のママやエバンゲリッシュの牧神さんが、何かをいうと、みんながそれに答える。コールアンドリスポンスのような掛け合いがあったのだが、私はなんというべきかさっぱりわからなかった。でも、ほとんどの人が、掛け合いをしていて、なんでみんな知っているのだろう? と不思議に思った。まさか、ここに参加している人がみんな教会に通っているとは思わないが、教会での掛け合いの言葉は常識としてみんな知っているのだろうか???その後、学校の体育館で入学式があった。新2年生による出し物のあと、1年生は担任に引き連れられ、教室にいった。保護者は45分後に迎えに来るように言われた。時間になったので、残っていた保護者は教室に向かった。シュールテューテと呼ばれる筒状のいれものをもって、教室で写真撮影が始まった。みんな、1aとかかれた黒板の前で、先生と子供のツーショットをとり始めた。そのためにみんな並んでいたのに、ある保護者が、自分の子供と先生の写真を撮り終えたら、おもむろに先生と話を始めた。いろいろなことを聞きたかったのかもしれないが、一番写真に撮るのに適した場所で、自分が撮り終わったからといって先生と話しこむのは、ちょっとKY過ぎる。かなり長く話し込んでいたので、みんなあきらめて、近くで写真をとって、帰り始めた。この保護者、実は、保護者会のときも、夫婦で私語が多く、先生に、「すこし静かにしてもらえませんか?」といわれていた人たち。にこちゃんと幼稚園が一緒で、先生に対しての御礼をみんなで5ユーロづつだしあって買うことにした時も、「5ユーロなんて大金、だせません。」と言い放った人たち。それでいて、2ヶ月もトルコに夏休みに里帰りしていた。こういうことがあるから、トルコ人は・・・って言われてしまうのだと思う。もちろん、そういう人ばかりではないが、目に付いてしまう。そういうわけで、先生との写真はとれなかったが、無事に入学式は終了した。みんなが先生と撮っていたから、にこちゃんも・・・と思ったのだが、もともとは、先生と一緒にとってもらうなんて、考えてもいなかった。賢浩のときは、そんなことしている人、誰もいなかったような気がする。入学式だけど、先生は、長袖のTシャツにジーンズといういたってカジュアルな格好だった。子供の中には、3つぞろいのスーツを着ている子もいたが、かなり浮いていた。女の子も、バレリーナかお姫様か、というような子もいたけど、ちょっときれい目の普段着の子が多かった。保護者もそうで、特別感が日本に比べ、ほとんどなかった。にこちゃんは、一番前の一番端の席になった。自ら、前の席に座りたいといったらしい。たぶん、賢浩の座席の話しをきいて、前に座るべきだ・・と刷り込まれていたのかもしれない。仲のいい子と一緒に座るのかと思っていたが、違ったのでびっくり。月曜日から時間割どおりに通学することになるが、ヨハネス君が毎日迎えにきてくれることになっている。学校の直ぐ近くに住んでいるし、二人で仲良く登下校してくれればこちらも安心。楽しい学校生活になるといいなー。
2013年09月14日
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昨日はにこちゃんのピアノのレッスンの初日だった。紆余曲折があり、新しい先生に9月から習うことにした。この先生は、別の町に住んでいて、週に1回だけわが町で教室を開いている。部屋を借りていて、そこには、小さなキッチンとソファーと部屋の真ん中にどーんとグランドピアノが置いてある。グランドピアノで練習できるというのも、この先生に習わせたいなーと思った一つの理由。いままで3人の先生にお会いしたが、この先生が一番「しっかり教える」という印象だった。先生は、週1回しかこの町ではレッスンをしないので、曜日は木曜日と固定されている。すでにたくさん生徒さんがいて、にこちゃんを受け入れる余裕は、一番最初のレッスンを受ける子の前の時間だけ。12時15分から12時45分で、それ以外の選択の余地はいまのところない。にこちゃんの学校は、11時45分に終わる。12時前には家に帰ってくることは出来るが、荷物を置いて直ぐに出かけることになる。昨日は、まだ学校が始まっておらず、新入生を対象としたプログラムに参加していた。それでも、時間的にはかわらなかった。家に帰り、にこちゃんは、その前日に友達のお誕生会でもらったお菓子をちょっと食べて、直ぐに出かけた。やっぱりぎりぎりだった。昨日は、初回だったが、一度体験レッスンをしているので、先生もにこちゃんがどの程度のレベルなのか大体把握している。いきなり、「この曲知っている?」といって、コピーを目の前においた。「ヘンゼルとグレーテル」というドイツではかなりポピュラーな童謡。でも、にこちゃんは、知らないと答えたので、先生はかなり驚いていた。ソファーに座って見学している私に、「どちらの国の出身ですか? じゃあ、家では、日本の童謡を歌っているのですか? ドイツの童謡は知らないのですか?」と質問してきた。「ヘンゼルとグレーテル」という曲は、使うのは、ドレミファソ(ドイツ式では、CDEFGで教える)だけだが、譜面には、左手ものっていた。先生は、譜面を教則本からコピーしてきてくれたのだが、42ページめだった。いきなり、42ページ目からのスタートで、ちょっとびっくりした。にこちゃんは、譜面が読めないので、先生が全部どの指で弾くか番号を振ってくれる。ド(C)が1番でソ(G)が5番。番号を見て、にこちゃんは弾く。まあまあ、一通りは弾けた。しかし、ニコちゃんは、音符の長さは無視。先生は、カードをみせ、「これは C だよ。楽譜の中から C の音をみつけて、青色でマークしてごらん」と言った。その次に、「これは、G だよ。楽譜の中から G の音をみつけて、全部マークしてごらん」と指示した。先生は、「一列目にまだ、Gがあるよ、どこかな?」といったのに、にこちゃんは、3列目のGにマークをした。にこちゃんは、順番に見つけようとしないで、いつも、全体をみて、目に付いたところからマークしていく。先生の指示が理解できないのか、無視して自分のやり方を通しているのか、どちらなのかわからなかった。右手だけの練習が終わり、左手を付けることになった、譜面どおりに左手をつけるのは難しいので、左手はいつも「ドソ」で、4小節分ずっと伸ばしている。4小節ごとに弾くのだが、先生は「Quinte」という言葉を何度も使った。普通に、「ここでQuinteして」と指示していたが、にこちゃんにも私にも初めての言葉。特に説明もなく先生は使っていた。途中で、にこちゃんがガムをかみながらレッスンをしていることに気づいた。ぎょっとしたが、レッスンを中断させるのはよくないと思って、黙っていた。レッスンが終わってから先生に謝った。次に、先生は、指の動かし方の練習をさせた。親指、人差し指、中指の3本だけを使い、ドレミ、レミファ、ミファソ・・・・と音階を上がっていく。3オクターブぐらいしたら、今度は、ドシラ、シラソ、ラソファ・・と下りていく。右手が終わったら、左手でも同じことをした。この時点で、20分ぐらいたっていた。にこちゃんは、もう終了かと思ったようで、私がすわっているところにきた。でも、先生は、次の教材をさがしていただけで、まだ続きがあったので、先生のところに戻るように促した。今回、にこちゃんには、あまりやる気が感じられなかった。何度姿勢を直されても猫背気味。指の形も直されても気にする様子がなかった。3つ目の練習は、「Musette」というシューベルトの曲をアレンジしたものだった。先生はにこちゃんに、「シューベルトって知っている?」と聞いた。にこちゃんが知っているのは、モーツアルトとベートーベンぐらい。「Musette」のコピーの下には、45という番号があった。つまり、教則本の45ページ目に載っている曲。ニコちゃんには、かなりレベルが高い曲だと思った。結局、今回習った2つの曲と指の練習の3つが次週までの宿題になった。30分のレッスンはにこちゃんには、長いなーと感じた。昨日は、最初からあまりやる気が感じられなかったが、30分間緊張感をもってピアノのレッスンを受けるというのは、ニコちゃんにとっては、ハードルの高いことだと思った。先生とは、最初と最後に事務的な話をするだけで、30分みっちり練習してくださった。先生は優しいけれども、おもしろいことを言って子供受けを狙うような人ではなく、真面目で、ピリッとした空気を持っている印象を受けた。にこちゃんも、ここではふざけてはいけないのだ、ということを感じたと思う。家に帰って、すぐに隣のヨハネス君が遊びに来て、夕方はサッカーの練習があったので、ピアノの練習は、夜になった。疲れていたこともあると思うが、やる気がなかった。初回にしては、ゆるさが全然なく、盛りだくさんだった。内容も、にこちゃんが、簡単にこなせるものではなく、家でたくさん練習させる必要があると感じた。しかし、にこちゃんは、出来ないとすぐにやる気をなくす。「最初は出来なくて当たり前、出来ないからこそ、練習するんだよ。練習しないと、いつまでも出来ないよ。」と毎回言うのだが、何度やっても出来ないと、癇癪を起こして、泣いてしまう。それを何度か繰り返して、最終的には出来るようになるのだが、いつも泣かれるので、練習させるのが大変。「イヤなら習う必要はない」と言うと、「習いたい」という。まったく、どっちなんだ。私自身もピアノのレッスンが嫌いで、引越しと同時にやめてしまったが、あの時、続けていれば・・・と思うことがある。にこちゃんには、10年ぐらい続けて欲しいなーと思っている。最初から飛ばすと、イヤになってしまうかもしれない。だから、どこまで練習を押し付けていいのかわからないが、練習しないと弾けるようにならない。弾けないと、ピアノがつまらない。恵子は、バイオリンを1年生から習ったが、最初は弓の持ち方ばかりだった。最初から曲を弾けるピアノはバイオリンに比べたら。練習は楽しいのではないかと思う。恵子も最初は、全然家で練習しなかった。でも、今は、バイオリンが大好き。にこちゃんもいずれはそうなってくれるといいなー。
2013年09月13日
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昨夜、今年入学する子の保護者を対象とする説明会があった。時間は午後7時から。夫は帰りが遅くなるし、賢浩は、6時から7時半までチェスクラブに行きたい、と言いだした。にこちゃんを一人で留守番させるわけにもいかないので、賢浩にお願いして、一緒にチェスに連れて行ってもらった。お菓子とかジュースとかをもたせてやったので、にこちゃんは、ちょっとした遠足気分を味わえたのだろう。楽しかった、また行きたい!と言っていた。昨日の保護者会は、午後10時ごろに終わった。急いで家に帰ったら、夫もほんの少し前に帰ってきたようで、「家のドアが開きっぱなしになっていたぞ!」と怒られた。家に入ったら、二人ともベットで寝ていた。でも、たぶん、夫が帰ってきたとガレージを開ける音で気がつき、急いでテレビを消して部屋に戻って寝たフリをしたのだと思う。賢浩は、時間割もしていなかったし、チェスに出かける前に少し宿題をしていたが、その後続きをした様子がなく、私が出かけたときと同じ状態だった。だから、子供だけで家に残すのはイヤなのだ。今朝は、目覚ましがなっているのに、賢浩は全く起きる気配がなく、うるさいので、「鳴りっぱなしにさせないで!」と文句を言って、私がとめた。しかし、起きる気配がなく、ギリギリの時間に、「今日は1時間目がないの?」と白々しく声をかけた。あわてて起きて、そのまま学校にすっ飛んで行った。朝ごはんを食べなさい!と常日頃口を酸っぱくして言い続けているのだが、いつも食べずに行く。朝、余裕を持って起こすと、まだ時間がある、と言って、マンガを読み始めたり、にこちゃんのベットにもぐってまた寝たりする。にこちゃんには、このようになってほしくないなー。昨日の保護者会では、まず、校長と教頭からいろいろな注意事項の説明があった。「学校に来るのが楽しいと思えるようにしてください」と言われた。また、一人で通えるように、一緒に学校までの道を歩いて練習するとか、一緒にバスにのってきてみてくださいとのことだった。また、学校まで送ってきた親が、教室の中までついてくるケースも多々あるようだが、授業がなかなか始められないので、教室まで付いてこないでください、とお願いされた。水曜日の1,2時間めは宗教の授業になっている。この学校では、カソリック、エバンゲリッシュのほか、トルコ語を母国語とする子は、宗教の時間にトルコ語での授業を選択できる。しかし、今年は、先生が決まっておらず、先生と交渉中、ということだった。トルコ語を母国語としないイスラム教徒の子、もしくは、その他の宗教で、カソリックもエバンゲリッシュも選択したくない子は、宗教の時間は、学校に来なくてもいい、つまり、水曜日は3時間目から登校してもいいとのことだった。学校に来たい子は、他の学年のクラスの授業に参加することになるそうだ。うちは、無宗教だが、子供たちは、エバンゲリッシュを選択している。宗教の授業が重要だとは私は思わないが、家にいて何もしないのなら、その時間、宗教について習ったほうが有意義だと思う。ドイツに住む以上、最低限、知識としてキリスト教を知っておくべきだろう。また、この学校では、隣町の音楽学校と提携して、年間50ユーロで、楽器が習える。フルート、ギター、アコーディオン、ウクレレ のコースがあるそうだ。にこちゃんは、今週からピアノを先生について習うので、他の楽器をさせようとは思わないが、ウクレレってそんなに需要があるのか?と興味深く思った。今年は、1年生は3クラスできると発表があった。一クラス25人から26人です、と校長が言ったとき、「えー」というどよめきがあった。去年は、4クラスで、一クラス20名程度だったそうなので、今年もそう期待している親が多かったのだろう。A組、B組、C組に分かれるが、A組は別名ウサギ組、B組はカラス組、C組はドラゴン組、というそうで、A組のマークはウサギ。にこちゃんは、ウサギ組だった。なんだか、幼稚園の延長だなーと思った。担任は、3クラスとも若い女の先生だった。にこちゃんのクラスには、にこちゃんの出身幼稚園の子全員と、エバンゲリッシュ幼稚園と去年補習クラスにいた子供で構成されていて、ヨハネス君や、そのほか仲のいい子がみんな同じクラスになって、ホッとした。でも、去年、にこちゃんの幼稚園を卒園した子も3人いた。補習クラスに入って一年入学を遅らせたり、1年生を留年することになった子たちだ。そのうちの一人は、年子の妹も今年入学で、兄妹同じクラスということになった。お兄さんとしては妹と同じクラスなんてイヤじゃないのかな?と気になった。今日、にこちゃんは、幼稚園のときの友達に誕生会に呼ばれている。その子とは小学校も同じクラスになるが、その子は今日で6歳。でも、年子のお兄ちゃんは、10月で8歳。入学時点ですでに2歳も年の差がある。そういう子たちが、25人同じクラスで学ぶというのは、本当に大変なことだと思う。幼稚園では同じ人数で先生が2-3人付いていたけど、小学校では、先生一人。とても優しそうな先生だった。この先生は、以前、幼稚園と小学校の共同プロジェクトで、4回ほど幼稚園に来て、にこちゃんたちを指導してくれた先生。だから、にこちゃんたちも、先生とは面識がある。私も、この先生と1回面談したことがある。そのとき、先生は、「ニコは、Wild(ワイルド)過ぎます。」と言っていた。学校に入ったらどうなるかな?今週、にこちゃんは、学校に慣れさせるため、新入生を対象としたプログラムに参加させている。朝8時半から11時半まで、20人の子供に先生二人が付いて、工作をしたり、本を読んだり、楽しく過ごしているようだ。でも、残念ながらにこちゃんと同じクラスになる子はいない。このプログラムは有料で、学校内の学童で使う教室を借りて行われている。お菓子なども出されるので、学校でもお菓子がもらえると勘違いしている。もしかして、そういう認識で学校に行くとがっかりするかも・・・。昨日、教室の中で担任との保護者会をしたのだが、教室の中はすごく楽しそうにデコレーションされていて、子供たちが楽しく勉強できる環境になっていた。きっとにこちゃんも気に入ると思う。今週の土曜日の入学式が楽しみだ。
2013年09月11日
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昨日からようやく新学期が始まった。恵子は、一足早く、たくさんの荷物と共に日曜日に寮に戻った。恵子も賢浩もまだアメリカからの時差が抜けず、朝なかなか起きられない。月曜日もなかなか起きてもらえなかったし、今日なんて、しつこく起こして、1回朝ごはんを食べたあと、にこちゃんの布団にもぐって2度寝していた。2日目から遅刻とは情けない。学年末に、夫が担任や主要教科の先生と話し合い、新学期から賢浩の教室での座席を一番前にするようお願いした。ところが、賢浩は、今回も、一番後ろの端に座っているらしい。基本的に、座席は早い者勝ちで、新学期に初日に座った席がそのまま自分の席になる。だいたい友達同士で固まって座るので、当然ながら私語が多くなる。目に余る場合は、先生が強制的に席を替えるそうだが、それ以外は、1年間同じ席になる。それなのに、また今年も一番後ろの端っことは・・・。授業に参加する気がないんだろうなー。夫に、「担任に連絡しろ!」と言いつけられたので、今日、担任に電話をした。担任は、「座席の件は覚えています。でも、最初の日はいろいろすることがあり、全部が思うようにはできません。席の件は、これから考えますので、心配しないでください。」と言われた。賢浩は、アメリカでどれだけ勉強していたかしらないが、少なくとも、ドイツに戻ってきてからは、全く勉強していない。せっかく、我が家で一番いい部屋を彼の個室にして、イスや机を新しくして、勉強する環境を整えたのに、本人には全然響かない。マンガをベットで寝っころがりながら読んでいるか、ロボラプターというリモコンで動く恐竜をペットのようにかわいがるか、そんなくだらないことしかしない。成績があがらなかったり、逆に下がることになれば、義姉たちに合わせる顔がない、と言うことは何度も言っているが、本人は、僕には関係ない、と気にする様子もない。とにかく、感情の起伏も激しいし、扱いにくい。義兄が、PCのパスワードを賢浩には教えていなくて、私がコントロールできるように、私にだけ教えてくれる、と言う話だったのだが、いまだに私には連絡がない。私は別に知らなくても問題ないので、私からは問い合わせしていない。賢浩は、私の顔を見るたびに、「(パスワードを義兄から)教えてもらった?」と聞く。今は、私も本当にパスワードをしらないからいいけど、知ってしまったら、賢浩は、あれやこれや理由をつけて、PCを使わせろ、と言うに決まっている。ダメだといったら、不機嫌になるだけ。だから、パスワードを知らないままのほうが、私は平和。まだはじまったばかりだけど、まったくやる気が感じられず、アメリカに行かせても何もかわらなたった、無駄な投資だった、というのが、今のところの私の感想だ。 ドイツでは13歳からアルバイトができる。 来年は、絶対に、アルバイト(肉体労働)をさせて、働くのは大変だ、学校で勉強するほうがまだ楽だ、ということを痛感できるようにしよう、と今から思っている。
2013年09月10日
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昨夜、にこちゃんの7本目の乳歯が抜けた、というよりは、ぐらぐらだったので、自分でいじっていて抜いた、というほうが正しい。抜けた歯を枕の下に入れて寝たので、夜中に歯の妖精が来て、歯と交換に1ユーロを置いていってくれた。夜中の3時ごろ、物音で目覚めた。賢浩の部屋から明かりが漏れていた。電気をつけっぱなしで寝たのかと思って、ドアを開けてみたら、ベットに寝転んで、マンガを読んでいた。「時差で眠れない」と言った。しかし、翌日はテニスの試合があるので、無理にでも寝るようにしなさい、と注意した。恵子の部屋からも明かりが漏れていた。恵子は来週末の大会に備え、中国語の勉強をしていた。やはり、時差で眠れない、と言った。土曜日は、ニコちゃんも賢浩も地元のテニスクラブ内のトーナメントに参加しており、二人とも10時から試合だった。それで、賢浩を9時半に無理やり起こした。まだ眠そうだった。試合に参加する子が少なく、にこちゃんがエントリーした10歳以下の部門では、参加者がたったの3人。賢浩は、14歳以下の部門にエントリーしたが、参加者はいなかったので、16歳以下の部門に組み込まれた。それでも、全部で4人だけ。総当たり戦なので、にこちゃんは2試合、賢浩は3試合の予定だった。10歳以下の部門は、通常の半分の大きさのコートで、4ゲーム先取、2セットを先にとったほうが勝ちというルールだった。しかし、結局一人が来なくて、参加者は二人だけ。にこちゃんの相手は8歳の男の子。サーブが早くて、にこちゃんは全く返せなかった。4-0、4-0であっさり負けてしまった。つまり、1ゲームも取れなかった。しかし、参加者が二人だけなので、2位。1位と2位の子はトロフィーがもらえる。にこちゃんは、1ゲームもとれなかったのに、なぜか大きなトロフィーをもらって帰ってきた。賢浩は、4人中4位の成績、1勝もできず、1セットもとることはできなかったそうだ。まあ、こういうのは、頑張ったことに価値があるわけだし、大きい子が相手だったのだから、仕方ない。午後、にこちゃんと近くのスーパーに買い物に行った。レジで並んでいるときに、レジの横においてあるお菓子をみて、「あーあ、歯の妖精にもらったお金を持ってくればよかったなー。そしたら、お菓子が買えたのに・・」とにこちゃんが言った。私の前には、おじいさんが並んでいた。おじいさんは、「レジの前には子供が欲しがりそうなものがならべてありますからねー。」と笑いながら話しかけてきた。「そうですね。」と私が返事したら、おじいさんは、にこちゃんに向かって、「どのお菓子が欲しいの?」と聞いた。ニコチャンは、これ、といって、チューンガムを指差した。おじいさんは、そのチューインガムをとって、私に「これですか?」と聞いた。私は返事に困った。そのおじいさんは、そのガムを自分の買い物の品のところにおいた。わたしは、「買う必要ないですよ。」といったのだが、「いいんですよ。私が買います。」と言うので、「いえいえ、それなら、私が買いますから、」と申し出たが、そのまま会計をしてくれてしまった。そして、そのガムをにこちゃんにくれた。私は、お金を払おうとしたけど、「彼が喜んでくれたら、私もうれしいのです。」とそのおじいさんは笑ってお金を受け取ってくれなかった。せっかくの好意を無駄にするのもなんだなーと思い、とりあえず御礼を言った。まったく、見ず知らずの人。たまたまレジの列の前後になっただけ。それに、にこちゃんは、「買ってくれ!」と私に駄々をこねていたわけではない。世の中には、優しい人もいるのだなーとびっくりした。明日、昼過ぎに恵子は寮に戻る。あさっては恵子の誕生日だが、ゆっくり祝うこともできないので、今日の夜に一応、ちらし寿司とケーキでお祝いした。ケーキには、我が家の庭で取れたミラベルを使った。なかなかおいしかった。あさってで、恵子も16歳。もうビールが飲める歳になった。昨日、恵子の友達がプレゼントを持って来てくれた。うちにはいってもらったら?と勧めたが、ボーイフレンドを車に待たせているとのことで、ちょっと立ち話をしただけだった。同じ学年だが、彼女はすでに18歳。車の免許も持っている。子供がどんどん大きくなるって、なんか不思議な感覚だ。
2013年09月08日
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昨日、賢浩と恵子がアメリカから帰ってきた。フライトは夕方到着だったので、その前ににこちゃんを自然博物館に連れて行った。恐竜がみたいと前からリクエストされていたからだ。しかし、Stuttgartの自然博物館は、こじんまりしており、二つの建物がかなり離れている。恐竜やマンモスが展示されているほうに先に行ったのだが、みたらすぐに次にいこうとするので、ひととおり見るのに10分もかからなかった。ゆっくり説明を読むとか、これは何だろうとか、なんて言うの? などという質問もなく、見たらそれで満足して、次の展示物に目が行ってしまう。賢浩は、幼稚園時代、本当に恐竜が大好きで、いろいろな名前をよく知っていた。でも、にこちゃんは、有名どころ(ティラノザウルス、ブラキオザウルス、トリケラトプス、ステゴザウスルなど)を知っているだけ。だから、これは何の骨なのかとか、あんまり興味がなかったようだ。別館は、徒歩15分から20分ぐらいの距離。公園の中を歩いていくのだが、とにかく暑い日で、歩くだけで汗だく。別館は、現代の生き物が展示されていた。鯨の大きな模型が目をひいた。こちらもそれほど規模は大きくなく、15分ほどで見終わってしまった。建物自体は、城を改装してあり、美しい。しかし、これなら、ポルシェ博物館に行ったほうが、喜んでもらえたかもなーと思ってしまった。にこちゃんは、学術的な博物館、美術館は、たとえ、展示物が動物や恐竜であっても、興味がない、ということがわかった。予想以上に博物館での滞在時間が短かったので、到着時間まで2時間も時間をつぶさないといけない羽目になった。博物館の裏は広い公園になっていて、子供が遊べる遊具も設置してあるので、そこで1時間ほどにこちゃんを遊ばせ、あとの1時間はショッピングに行った。でも、二人の荷物を積まないといけなかったので、もっぱらウィンドウショッピング。その後、空港に二人を迎えに行った。行きは、スーツケースひとつに、恵子はバイオリンとかばん、賢浩は、リュックサックだった。帰りは、スーツケース2つに、手荷物4つに増えていた。車のトランクにいれようとして、車の後部ドアを開けたところ、カバー(というのかな)がなくなっていることに気づいた。今朝家を出るときにはあったはず。どこかで駐車中に盗られたとしか考えられない。ロックするのを忘れた可能性はある。でも、どの駐車場も人目がないところではなかったし、かなり大きいものだから、かばんなどに隠しようがない。空港に着く前にはトランクを開けなかったので、どの段階でなくなったのかわからない。かなり間抜けな話。車の大型部品が、日中、公共の駐車場で盗まれることがあるのだろうか??鍵をかけ忘れたのは私のミスだから、夫に責められても仕方ない。かなり、落ち込む・・二人とも、元気に帰ってきた。帰りの車中は、賢浩とにこちゃんが本当にうるさかった。恵子は、「もう夏休みが終わって、学校が始まるの、やだなーと思っていたけど、早く学校に行きたい気分になってきた・・・」と言っていた。うちに帰って、お土産をいろいろ披露してくれた。にこちゃんには、トランスフォーマーのコスチュームとか、スパイダーマンのシューズとか、忍者タートルのコスチュームとTシャツ、などいろいろあったのだが、そのうちのひとつが、アメリカの歴代大統領の顔写真がのっているペンケースだった。にこちゃんは、「あっ、オバマだ!」と言った。「オバマはねー英語を話せるんだよ。」と言ったので、笑いそうになってしまった。「どうしてそんなこと知っているの?」と聞いたら、「だって、ニュース見てたら、オバマが英語を話していたから」と言った。にこちゃんは、ペンケースをみながら、「ガンジーはどこにいるのかな?」と顔写真を探していた。「ガンジーはアメリカの大統領じゃないからそこにはのっていないよ。」と教えたら、「じゃあ、メルケル(ドイツ首相)はどこ?」と言った。「メルケルも、アメリカの大統領じゃないでしょ。」と教えたが、にこちゃんの発想っておもしろいと思った。賢浩は、アメリカでラップトップを買ってもらったのだが、間違って、義姉のPCのアダプターを持って帰ってきてしまった。今朝、急いで送り返した。小包にすると送料が高くつくので、緩衝材つきの封筒を使った。郵便局で、「USA宛の航空便で」とお願いしたら、重さや大きさを測られ、「3.5ユーロです」と言われた。私は、そんなに安いの? とびっくりして、聞き返してしまった。すると、担当の人は、「500グラム以下は、オーストリアでもUSAでも、3.5ユーロです。」と言った。隣の国のオーストリアと海を越えたUSAが同料金ということがあるだろうか? もしかして、USAがどこにあるのか知らないのかな?と一瞬失礼なことを考えてしまった。賢浩も電源がないので、ラップトップをつかえない状態。バッテリーがチャージしてあるので、1-2時間は使えるようだが、パスワードを知らないらしい。義兄から、帰国後するときに、私にだけパスワードを教えてくれるといわれていたが、まだ教えてもらっていない。今日、早速、賢浩の友達が遊びに来たのだが、ラップトップが使えず(つまり、ゲームが出来なくて)、ぶーぶー文句を言っていた。朝、賢浩に、「洗濯物を干しなさい」と命令した。賢浩は、「なんで、恵ちゃんに言わないの?」と文句を言ったので、「恵ちゃんは、今、干しているよ。あなたも手伝いなさい。」といったら、「アメリカでは乾燥機があったのに、なんでうちにはないんだ」と悪態をついて、結局は、何もしなかった。夫も、賢浩に仕事を頼んだが、「やる気ない」といって、自分の部屋のベットに寝転んで、マンガを読みふけっているだけ。昼ごはんを食べているときに、夫が、「何かしてくれと頼むときに、いちいち報酬をつけないと、お前は働かないのか? それはおかしいと思わないのか? アメリカに行って、もう少し成長して帰ってくるかと期待したが、同じままじゃないか。お前はいったいいくつなんだ? そろそろ大人になれ! Don’t push your luck (調子に乗るな)!Don’t push your luck! Don’t push your luck!」と声を荒げて何度も言ったら、泣き出して、部屋に戻り、ドアをものすごい音で閉めた。こんなことで泣くなんて・・・・恵子によると、アメリカでは、義姉も義兄も、賢浩を怒鳴ることはせず、「XXするのはやめて!」というぐらい。いつも、「賢ちゃんは、すごい。」「もっと自分に自信をもって!」といい続けていたらしい。だから、怒られることに免疫をなくしてしまったのかもしれない。褒めて伸ばす・・という教育方法がすばらしいことはわかる。しかし、昨日からの賢浩の行動には目に余るものがあった。夫が声を荒げたのは当然だと思う。私は子供を叱ることは悪いことだとは思わない。怒られないで育った子は、社会に出てからどうするのだろうか、と逆に心配になる。賢浩も恵子も、この5週間で特に変わったとは思わないが、賢浩の声が少し低くなった。声変わりの時期に来ているようだ。子供と大人の境目で、本人も葛藤しているのかもしれない。
2013年09月06日
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にこちゃんのErgotherapieの日は金曜日。でも、今週の金曜日はいろいろと予定があるので、変更して欲しい、と頼んだのが2週間前。先生は、それでは、水曜日の8時45分からにしましょう、と言って、メモ用紙に日付と時間を書いてくれた。それで、今日、時間通りに行って、待合室で待っていたら、他の先生がきて、「あなたの予約日は金曜日ではありませんか?」と言われた。「今週は、金曜日が都合が悪いので、変更してもらいました。」と伝えたら、「でも、今、XX先生のスケジュールをみたら、今日は10時45分からの出勤で、金曜日にあなたのお子さんの名前がありましたよ。」と返事された。「とにかく、XX先生は今、ここにはいません。申し訳ありません。あとで電話して確認ひてみてください。」と言われたので、仕方なく、そのまま帰ってきた。午後になり、先生から電話があった。「いつ、スケジュールの変更をしましたか?」「理由は?」「口頭でですか? 紙に書きましたか?」と聞かれた。「じゃあ、私のせいだったのですね。」と言われ、「そうです」ともいいづらく、「まあ、。。。」とあいまいに返事してしまった。結局は、今週は1回やすみということにして、次回は来週の金曜日にすることになった。先週の金曜日は、通常通りあった。その前の日に、小児科に行き、新しい処方箋をもらってきた。小児科では、「Ergitherapieに行って、何か変わりましたか?」と聞かれた。「特に目立って変わったとは思いません。」と正直に答えた。テストのように数字で判断できるわけでもなく、目に見える成果がないので、こういう質問には答えづらい。小児科医は、背骨の曲がりとか、片足とびをさせたり、平衡感覚を見ていたように思う。運動神経的には、全く問題はないはずだ。小児科医は、「Ergotherapieでは、どのようなことをしていますか? どういう宿題が出ますか?」と聞いた。「次にくるときは、宿題のファイルも持ってきてください」と言った。そして、「家で、人と家と木の絵を描いてきて、持ってきてください」と言ったので、「それは、前回提出しましたが・・・」と伝えた。「ああ、そうでしたね。じゃあいいです。」ということで、簡単に処方箋は書いてもらえた。とりあえず、真面目に通っていて、Ergoterapieからは、長文のレポートが送られてきて、セラピーの必要性を訴えている場合、医者も簡単には否定できないのだろう。先週の金曜日は、Ergotherapieの20回目だった。この日は、体を動かしながら、集中力を高めるタスクをした。天井からハンモックのようなものをつるす。でも、フックはひとつ。そこに、ハンモック上のものを二つ折り状態でつるし、その中に腹ばいになり、頭と手と足先だけ出す。カードを2m四方ぐらいのマットにちらし、先生がにこちゃんに目内容に手を叩く。先生が手を叩いた回数の書かれたカードをつる割れた状態でとり、所定の位置に置く。カードは全部で12枚。2、3回したところで、今度は右手の薬指と小指でビー玉を握らせた状態でカードをとらせた。つまり、親指、人差し指、中指の3本だけを使ってカードを取る。ぶら下がっている状態で体をスイングさせながら目的のカードを拾い上げるのは、簡単な動作ではない。12枚のカードを全部とり終わったら、今度は、机での作業。今回使ったのは、「Mini Lük」というもので、テキストは、就学前および小学生用の集中力トレーニング。5歳児から7歳児が対象で、落ち着きのない子、思考力、判断力が欠如している子向き、と書いてあった。にこちゃんに与えられたタスクは、上のページと下のページにそれぞれピエロの絵が12個描いてある。同じ絵なのだが、色使いが微妙に違う。例えば、1番目のピエロは、髪の毛が赤、カラーが青、洋服が緑、靴が黄色で、2番目のピエロは、髪の毛が黄色で・・・という感じ。下のページから、同じ色のパターンのピエロの絵を選ぶ、という問題。もちろんにこちゃんには難しくはないのだけど、にこちゃんは、この手の問題のとき、端から順番に解いていく、ということをしない。適当に、目に付いたものからはじめる。数を数えるときも、なぜ、そこから数え始める?とう事がよくあるのだが、順序というものを全然気にしない。何度注意しても直らない。これは、思考力と関係があるのだろうか?先生も、そのことは注意していて、1番から順番にさせるようにいつも導いている。この問題はにこちゃんにはかなり簡単だった。先生は、「ニコは、視覚的な問題は簡単にこなせます。でも、音で聞いて判断するのは苦手なように思います。音声だけの説明だと、理解に戸惑い、集中力をなくしていきます。」と言った。これは、もしかすると、言葉の発達と関係あるかもしれません、とも言われた。小学校に行ったら、先生の話がどれだけ理解できるか、まったく予想がつかない。
2013年09月04日
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