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今日、明日は、学校が休み。水曜日は祝日だから、週末とあわせて5連休。でも、天気も良くなし、幼稚園は通常通りだし、行楽に出かける予定はない。ニコちゃんが幼稚園ではいていた上履きに穴が開いてしまったので、家にあった賢浩のお古の体育館用の靴を持たせた。ニコチャンは、恵子や賢浩に比べ、体が大きいので、上の子が5-6歳で履いていた靴や洋服は小さくて合わない。ニコチャンは、靴ひもを結ぶのが好きで、お古の靴もひも靴。結べるのだけど、直ぐにほどけてしまい、先生が何度も結びなおすことになるので、ひも靴はやめてください、と言われてしまった。反省・・・今日は、賢浩に、おつかいに行ってもらって、夕飯を作らせた。去年、友達の家に泊まりに行って、寿司を作った、というので、うちでも作って!とお願いした。具材は、スモークサーモンときゅうりと卵だった。でも、卵がすごい味付けで、カレーパウダーとか、パプリカパウダーとか、いろいろな香辛料たっぷりのエキゾチックな味がした。炊き上がったばかりのご飯を炊飯器からそのままのりの上に載せていたので、「酢は入れないの?」ときたら、「えっ? 寿司飯って酢を入れるの?」と驚かれた。友達の家ではいったいどんなおすしを作ったのだろうか??とりあえず、酢飯は私が作った。賢浩は、巻いたあと、巻きすを雑巾のように絞っていた。若干ねじれている巻き寿司が出来た。見た目はひどかったが、味は良かった。まあ、酢飯を作ったのは私だから、賢浩の料理が良かったわけではないが、「すごい!おいしい!明日も作ってね。」とおだてておいた。トランペットの先生からメールの返信があり、「自分が演奏しなくても、発表会に来るのは、教育的見地から、意義のあることなので、私たちの音楽学校では、賢浩君には是非来て欲しいと思っています。また、司会については、すでにプログラムに彼の名前を入れて印刷してしまいました。しかし、どうしても無理というのであれば、解決策を考えます。」と書かれていた。それで、賢浩は、結局司会を引き受け、アンサンブルにも参加させてもらうことにした。賢浩は去年も司会だけだったが(本人が演奏をしたくないといったから)、私たちは最初から最後まで見届けた。今年は、恵子の発表会のほうに行きたいので、賢浩には、私たちは見に行かないが、それでもいいのか?と伝えてある。本人は、「参加すれば、プレッツェルとジュースがもらえるから、ママたちが来なくても、一人でも行きたい。」と不純な動機で行きたがった。音楽学校としては、そりゃあ、いろいろな人に見に来てもらいたいと思うはずだ。しかし、はっきりいって、それほどレベルが高いとは思わないし、他の子の演奏を見て、僕もああなりたい、頑張ろうと感化されるような感じでもなかった。自分の子供が演奏しないのなら、わざわざ見に行く気にはならないのが普通だと思うし、子供も、自分に関係なければ、発表会を見に行くよりは、遊んでいたほうが楽しいはず。教育的見地と言われてしまうと、自分の子供が出ないなら行かないという考え方を非難されているような気持ちになる。夜、恵子から電話があった。外国語大会の2次予選を通過した、とすごくうれしそうに報告された。これは先日行われた「古代言語コンクール」とは別枠の大会。主催者も違う。何名が応募したのか知らないが、1次予選を通過したのは、240名程度、2次予選通過者は110名程度。2次予選は筆記テストだったが、半分にしぼられたことになる。3次試験はエッセイ。恵子は、英語とラテン語を選択しているが、英語は英文でエッセイ、ラテン語は、ラテン語に関することをドイツ語で書くらしい。締め切りは、夏休みぐらいだそうだ。3次予選のあとに、最終選考があるとのこと。ずいぶん時間をかけるのだなーと思った。そのほか、数学のサマーアカデミーに参加してもいいか?と聞かれた。数学の先生から誘われたそうだ。1週間、数学漬けの毎日をおくるらしい。「やりたいならどうぞ」と答えたが、数学漬けの毎日を「おもしろそう」と思えるのは、すごいことだと思う。賢浩が、せめて恵子の10分の1でも、アカデミック分野に興味をもってくれたらなー。
2013年04月30日
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今日は、賢浩は、チェストーナメントに参加した。朝9時前に家を出て、帰ってきたのは6時ごろ。18歳以下の子供が対象のトーナメントで、全部で100人以上の参加者だったそうだ。賢浩は、14歳以下の部門に出場。28人中12位。でも、全員と対戦したわけではなく、7人と対戦して4勝3敗だったそうだ。そんな状況で、どうやって順位をつけるのか不思議。5つのチェスクラブが集まったそうだが、賢浩たちのクラブは総合で2位。賢浩たちのクラブには、10歳以下の部門で1位、12歳以下で2位、14歳以下で2位の成績だった子がいたので、全体の成績も良くなったのだろう。こんなにたくさんの子がいたのに、女の子は数えるほどしかしなかったそうだ。チェスは女の子には人気がないのかな? まあ、日本だって。囲碁将棋をする人口は、圧倒的に男性が多いと思うから、そういうものなのかもしれない。午後、アメリカに住む義姉から電話があった。子供たちと話したかったようだが、恵子も賢浩もいなかったので、ニコチャンに電話をかわった。でも、ニコチャンはあんまり電話でのおしゃべりが得意ではないので、すぐに夫に受話器を渡していた。義姉からは、「恵子に何度メールをしても、返事が来ない。」と苦情を言われたそうだ。恵子は、夏に、義姉のところにお世話になる予定で、すでに航空券も予約した。2年前にも行ったが、航空券がものすごく値上がりしていてびっくりした。ドイツからアメリカに行くのに、1000ユーロ以下のチケットは、イスタンブール経由とかモスクワ経由とかしかなかった。義姉から、到着、出発時刻はハイウェイが込む時間帯は避けて欲しいとも言われていて、双方の都合のよい時間帯を選ぶと、2年前より500ユーロも高い。賢浩のほうはアメリカ行きをキャンセルしておいてよかった・・・と心底思った。恵子は、2週間、アメリカの国立衛生研究所で研修させてもらう予定でいる。連邦政府の機関なので、セキュリティが厳しくて、担当者に恵子が問い合わせのメールを出しても、「JUNK MAIL」に振り分けられてしまうようで、なかなか連絡が取り合えない。義姉も同じ研究所で働いているので、義姉にメールを出して、義姉から転送してもらっている。また、義姉から、「お世話になるからといって、高価なお土産をプレゼントとして持ってくる必要はない。我々は連邦政府職員になるので、そういうものは受け取れない。担当者に何かをしたいのなら、自演のバイオリンをCDに録音してプレゼントをするとか、最終日にスタッフの前でコンサートをするなどをしたほうが良い。」とアドバイスがあった。私は、素人の演奏をそんなに喜ぶかな? とちょっと義姉のアイデアにはあまり賛成できないのだけど、アメリカでは、そういうものなんだろうか??で、このアドバイスについても、恵子からは、何の返事も来ない、と夫は文句を言われたようだ。実は、昨日、恵子から電話があって、「今週は友達にPCを貸しているから、メールをチェックできない。」と言われた。友達のが壊れてしまい、でも、重要なプロジェクトがあって、PCがどうしても必要だといわれたそうで、恵子は、それほど緊急なことがなかったので、自分のPCを貸してあげたそうだ。私は、その話を聞いて、「それはいいことをしたね。自分も借りる立場になることもあるかもしれないしね。」と言った。しかし、この話を夫にしたら、「自分のPCを貸すなんて、ありえない。Passwordも教えることになるし、何をダウンロードされるかもわからない。セキュリティ管理がなっていない。」と怒っていた。私には、夫の怒る理由がわからない。純粋に必要なことだけに使うわけで、友達の好意で使わせてもらっているPCで危ないサイトにアクセスしたり、Passwordを不正使用したりすることはないと思う。夫の過剰な反応にはいつもびっくりするが、夫は、私の「世間知らず」で「お人よし」な考え方が危なっかしくてみていられない、という。まあ、夫は、義姉に恵子がメールにアクセスできない状況を話してくれたようだが、義姉はどう思ったのだろうか?夜、私のメールをチェックしたら、賢浩のトランペットの先生からメールがあった。「今日の練習で、キーボードの生徒と先生が待っていたのに、賢浩くんは来ませんでした。キーボードの子は、残念ながら今日の練習でもたどたどしく、発表会で弾ける状況ではないので、賢浩くんには申し訳ないのですが、彼らが演奏する予定だったキーボードとトランペットのデュエットはプログラムからはずします。もし、賢浩くんが望むなら、トランペットのアンサンブルに加わることができます。」と書いてあった。先週の木曜日に、はじめて、キーボードのことあわせる練習があった。賢浩はそこそこ吹けていたのだが、キーボードの子がものすごく下手くそで、このままでは発表会で演奏できない、と言われていた。それで、もう一度、日曜日に練習して、その結果で、決めましょう、とその場で言われたそうだ。その日の夜に、先生から私宛にメールもあった。メールには、日曜日の13時30分、と書いてあった。賢浩に伝えたら、「知っているよ。5月5日の16時から発表会があるけど、その日の13時30分から一緒に練習をして、その結果で演奏するかしないか決めるんだって。」と言うので、「当日まで、演奏できるかどうかわからないなんて、嫌だね。」という話をしていた。しかし、先生からのメールで、日曜日というのは、発表会当日ではなく、今日のことだったとはじめて気づいた。メールを読んで、本当にびっくりして、賢浩に正した。「えっ、今日だったの・・・」と本人も絶句していた。でも、結局、賢浩が演奏しないのなら、発表会を見に行く必要はない。恵子の発表会にみんなで行ったほうがいい。問題は、賢浩が司会をすること。自分が演奏しなくても、賢浩は最初から最後まで会場にいないといけない。賢浩が、「T君が、僕も司会をしたい、といってたよ。僕は、去年もしたから、T君がしてもいいと思う。先生に聞いて見るよ。」といって、「同日に姉のコンサートがあるので、自分が演奏しないのなら、そちらに行きたい。T君に司会をお願いできないか?」とメールで問い合わせた。本来なら、月曜日がトランペットのレッスン日だが、5月1日(水)が祝日で、その間の月、火、と学校が休み。音楽学校のレッスンは、学校の休みに準じるので、明日のレッスンは休み。もう、発表会本番まで先生に会うチャンスがない。賢浩は、発表会に向けて、かなり練習していたから、キャンセルになって、本当は悔しいと思う。発表会のことは、2-3ヶ月前から言われていた話なのに、なぜ、こういうことが起こるのか、不可解だ。
2013年04月29日
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今日は、2週間ぶりのErgotherapie。この診療所(?)には、いくつか部屋があって、どの部屋でどういうことをするのか、いってみないとわからない。前回は、ちぎった色紙をまるめたものをピンセットを使って下絵にはりつけていく作業をした。紙をちぎって丸めてくることが宿題になった。だから、今日はその続きをするのかと思いきや、全くテーストの違うことをした。運動室で、今日は体を動かしながらの作業が中心だった。3週間前に、運動能力テストのようなことをした。その結果は、まあ平均的なところに位置するらしかったが、いくつか全く点数が取れなかったところがあった。的にボールを当てたり、投げた輪を受け取るというような、いわゆる目と手を使った作業が苦手、という診断結果だった。それと後ろ向きに歩くこと。そこで、今日は、そういう動作を取り入れたタスクが与えられた。まず、いろいろな形や色がはいった箱をロフトに置く。ロフトには梯子を使ってのぼり、先生が指示した形を箱から取り、梯子を降りて、飛び石の上を飛んで戻ってくる。指示は、たとえば、「小さい赤い丸」とか「緑の大きい四角」とか大小、色、形の三つの条件にあったものを選ぶ。でも、ニコチャンは、赤い丸を選んでも大きいほうを持ってきてしまったり、大きい四角を選んでも緑ではなく青色を選んでしまったり、と、条件のどこかを忘れてしまう。これは、普段家で連想ゲームのようなことをしているときもいつも気になることだ。先生は、たくさんヒントを出しすぎるのも混乱の元なので、2つぐらいの簡単なヒントでわかるような連想ゲームをするといいですよ、とアドバイスしてくれた。その後、ニコチャンが持ってきてフォームを使って、コルク板に先生のお手本どおりにハンマーと釘でうちつけ、それを白黒コピーした。白黒コピーなので、黄色は白っぽく、あとの色は黒っぽく写った。先生は、ニコチャンに、「薄い色の小さい丸をオレンジで縁取りして」とか「黒っぽい色の大きい三角を紫で縁取りして」と指示を出し、コピーをした紙に色をつけさせた。この指示でも、ニコチャンは、白っぽい、黒っぽい、という指示を忘れてしまったり、大きい丸と小さい丸を間違えたり、なかなか1回の指示で、正解できなかった。「これは集中力とも関係があります。家で練習してきて下さい。」と言われた。また、セラピーの最後に、「セラピーはあと4回あります。小児科医のXX先生は処方箋を出す基準がすごく厳しいです。ですから、次の処方箋が今回の処方箋が終わる前にもらえるように小児科の予約を取る必要があります。」と言われた。「ということは、10回では終わらず、セラピーは継続するのですか?」と聞いたら、「そうです。」と言われた。まあ、確かに、ニコチャンの行動には突っ込みどころが多いけれど、こんなことにまで健康保険を使っていたら、保険料が高いのも無理ないよなー、と思った。午後は、近所のヨハネス君が昨日に引き続き遊びに来た。庭で遊んだり、二人を図書館に連れて行ったり、・・・「絵を描きたい」と言われたので、色鉛筆と紙を用意した。二人でそれぞれ家をかいていたのだけど、ヨハネス君の絵は幾何学模様のようだった。ニコチャンの絵は、三角の屋根に四角い家に四角い窓とドアがあり、丸の下に大の字を書いたような人間が何人も書かれていた。にぎやかな絵だなーと思った。住所と自分の名前も書いてあった。住所は正しく綴れてはいなかったが、子音はあっていた。ヨハネス君も自分の名前を書いていたが、苗字がなかったので、「苗字は?」と聞いたら、「書けない」と言われた。なぜかニコチャンは、絵の余白に「1000+1000 2000」と得意げに書いた。ヨハネス君も「1+204=205」といい、1+204 20と書いたが、「5」がわからない、と言い出した。本を持ってきてみせたら、「ああ、思い出した」といって書いたが、鏡文字になっていた。ニコチャンが、「ママ、「Es war einmal Ritter gegen Haus」ってどうやって書くの?」と質問したので、別の紙に書いてあげたら、自分でそれをみながら書き写していた。ヨハネス君も、「Zweimal Super・・・・ と書きたい」と言い出した。しかし、何度聞いても、・・・の部分が聞き取れなかった。たぶん、武器の複数形だったと思うが、自信がなかったので、書かなかった。どんな単語もヨハネス君は、決して自分で書き写そうとはしないで、「読めないし、書けない」といって、全部私に書かせた。ヨハネス君は、おそろしく頭の回転が速くて計算が得意なので、小学校にあがったら、授業が退屈すぎるだろうな、と心配していたが、学校で勉強する余地は残っているようで、なんか、ホッとした。たぶん、おうちでも、そういうこともあって、特に本人に勉強を教えたりはしていないのだろう。数字に関しては、本人がものすごく興味持っているので、質問されたら答えている、と言っていた。こういう子は、学校に入ったら、すごい速さでいろいろ吸収するのだと思う。毎日遊びに来られるのは、正直面倒くさいなーと思うのだけど、でも、やっぱり同い年の友達が近所に住んでいるのはすごく恵まれたことだと思う。
2013年04月26日
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今週は、婦人科、歯医者、一般医と3人のお医者さんに予約をして、検診を受けた。定期的に健康診断をするべきなのだけど、面倒くさくて、ここ4年ほどまったく医者に通っていなかった。しかし、今年にはいり、大学の同級生が癌でなくなるという訃報が届き、友人に「健康診断はうけるべき」と言われ、ようやく重い腰をあげた。今週受けたのは、子宮がん検診、乳がん検診、皮膚がん検診、尿検査、血液検査、歯科の定期健診と歯石取り。それと、ついでに、Zeckenの予防注射もはじめてした。3人とも、女医さん。歯医者は、ニコチャンの付き添いで、しょちゅう通っているが、婦人科と一般医は久々。久しぶりにお会いしたら、失礼だけど、「うわー、ふけたなー」と思ってしまった。お二人とも、私よりはかなり年上の方。実際おいくつなのかわからないが、たぶんお二人とも実年齢よりずっと若く見える方だと思う。それでも、久々だとそう思うということは、私に久々に会った人は、「うわっ、すごい老けた」「太った」「しみが増えた!」って思うんだろうなーと思った。一般医での健康診断では、「お父さんはいくつ?お母さんはいくつ?」と聞かれた。とっさに回答できなかった。両親の健康状態も聞かれた。本来は身長体重も測るのだと思うが、自己申告制だった。もう怖くて何年も体重計に乗っていない。ついつい、かなりさばを読んで申告してしまった。本当はもっとあるはずだと思う。血液検査の結果は、まだでていないが、診た限りでは全く問題ないと言われた。血圧を測定したのだけど、婦人科でも一般医でも、「120ー80」だった。昔は、いつも低血圧で、「100-60」というのが私のスタンダードだったが、そういう面影はどこにもない。今日、夕方、恵子から電話があった。昨日、古代言語コンクールの2次予選があり、午前中筆記試験を受けたそうだ。4時間半もぶっとうしでテスト。問題は、セネカの「幸福な人生」についての原文を、まずドイツ語に訳す、その後、セネカは難しい言葉を使っているので、優しい言葉で意訳する、ほかの人の書いた幸福論と読み比べ、違いを指摘する、何が生きるために幸福なことだと思うか、自分の意見を書く、というようなことだったらしい。「4時間半も試験時間があったけど、何を書いていいのかわからなくて、あっという間に感じた。」と言っていた。また、英語のテストが返され、14点満点中13点でクラスで一番だったそうだが、あまりうれしそうではなかった。隣のクラスの結果はわからなくて、「11年生で英語の授業に出ていないのは私だけなの。もし、隣のクラスに満点を取っている子がいたら、その子は授業に出ているのに、私は出ていないっていうのが気まずい。でも、英語の授業はつまらないから、でたくない。テストはショートストーリーだったけど、本当につまらない話だった。」と言っていた。そのほか、家庭教師の話もしてくれた。先週から、職業訓練校に通う女の子の数学の家庭教師をはじめたのだが、その子の数学のレベルがあまりにも低くて、どう教えていいのか考えてしまう、と言っていた。とりあえず、数学の公式、規則のようなものを書き出したものをノートにまとめ、彼女にあげたそうだ。「彼女の成績が上がらなかったら、私のせいになるから、頑張らないと・・・」責任を感じているようだった。彼女は、学校でのテストや宿題をもってきて、恵子にみてもらっているようだが、乗数やルートが現在の課題。でも、√4 がわからない、というレベル。(-1)×(-1)を2、と答えたので、びっくりした、と言っていた。説明しているときに、「75は、まず、3で割ると25になるでしょ。」というようなことを言ったら、「えっ? それ(75÷3)を頭で計算したの?すごーい!」とびっくりされたそうだ。彼女は、職業訓練校に通っているということは、少なくとも、HauptschuleかRealschuleの卒業試験にはパスしているはずだ。でも、√4 や(-1)×(-1)がわからないレベルで卒業できるものなのだろうか?とにかく、この女の子が少しでも数学を理解して、彼女の成績があがればいいなーと思う。賢浩は、明日、フランス語のテスト。1ヶ月前にフランス語の先生と面談して、「テスト範囲をわかるように書き出したメモのようなものを英語の先生はくれます。フランス語でも出来ませんか?そうすれば、間違いなく何を勉強させたらいいのか私もわかるので、助かります。」といったら、本当に実行してくれた。しかし、あいかわらず賢浩はやる気がなく、一緒に勉強するのが馬鹿馬鹿しくなってしまった。今日の賢浩は、10時間目まで授業があり、家に帰ってきてからすぐにトランペットの練習に出かけた。でも、夜は、私が疲れてしまってニコチャンと一緒に寝てしまった。11時ごろまた目が覚めたけど、当然ながら賢浩はもう寝ていた。全然試験勉強に付き合わなかった。これで悪い点だったら、先生に申し訳ないなー。でも、フランス語って活用が難しいし、発音は全然わからないから、私にはちんぷんかんぷん。たとえば、aller(行く)という動詞があるのだけど、Je vais、Tu vas、Il va、Nous allon、Vous allez、Ils vont・・と活用する。原形をとどめないような活用の仕方なので、本文中の単語を辞書で調べるとき、原形がわからないので、調べられない。だから、賢浩に勉強させようと思って、練習問題を作ろうと思っても、いちいち活用表で原形を調べて、原形から辞書を引いて意味を調べて・・・とすごく時間がかかる。そうやって時間をかけてつくった問題も、「めんどくせー」「わかんない」といって5分程度で適当にやられてしまうと、本当にやる気をなくす。教科書に載っている問題をやらせても、賢浩の答えがあているかどうか私にはわからない。やる気のかけらもない子を教えるのは本当に大変だ。すぐに、「もう眠たいから」といって、部屋に戻るが、実は、部屋で勝手に携帯を使用してゲームをしたり、マンガを読んだり・・・。勉強を目の前でさせても、ちょっとトイレ、といって、席をはずし、なかなか戻ってこないので、頭にきて、ドアを開けたら、トイレの中で携帯ゲームをしていたり・・と、そんな感じ。携帯は、隠しても隠しても、勝手に見つけて、いつの間にか賢浩が使っている。ゲームも、いつの間にか、すごい数をダウンロードしている。本当にいたちごっこ。いつになったら、やる気になってくれるのだろうか???そういえば、診療を待っている間、待合い室で読んだ週刊誌に、「ギムナジウムの子供は、9年制から8年制になって、ものすごい重圧をうけるようになった」というような記事があった。「週末しか遊ぶ時間がない」「ピアノのレッスンを続けたかったが、勉強が忙しくてあきらめた」というような子供の話が載っていた。こういう記事はありふれているのだけど、賢浩なんて、遊んでばっかり。恵子だって、テスト前は勉強するけど、それ以外は、それなりに余暇を楽しんでいると思う。それなのに、ギムナジウム8年制は子供の負担が大きすぎる、という記事ばかりが目につく。私はその意見には賛成できない。8年制が詰め込みすぎとは思わない。そもそも、授業が休講になったり、休みが多すぎるから、丁寧な授業が出来ないのだと思う。実質の授業時間が少なすぎる。その点が全く議論されないのが不思議だ。
2013年04月26日
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今日は、幼稚園のあと、近所のヨハネス君が遊びに来た。幼稚園ではクラスが違うので、一緒に遊ぶことはまずない。一緒に園庭にいても、それぞれ、同じクラスの子と遊んでいる。でも、家が近いので、しょっちゅうお互いの家を行き来している。今日は、天気も良かったので、庭で遊ぶか、近所の公園で遊びなさい、と言い渡した。1週間ほど前、二人で公園に行ったとき、中高生ぐらいの大きい子がいて一緒に遊んでくれたそうだ。それが楽しかったらしく、「また、あのお兄ちゃんたちがいるかもしれないねー」と二人で話していた。でも、「ピクニックしたいから、サンドイッチを作って欲しい」とヨハネス君に言われた。以前、ヨハネス君がうちに来たとき、ドイツの国旗をまねて、チョコ、イチゴジャム、アプリコットジャム、をパンに塗ってあげた。それを覚えていて、またそれを作って欲しいといわれた。二人はサンドイッチとお菓子と飲み物をもって公園に行ったが、すぐに戻ってきた。「男の子が嫌がらせををするから、一緒に来て欲しい」と言われた。大きい子達に意地悪されたのかと思って、一緒についていってみると、公園には、小さい子供が3人(兄弟)とそのママさんだけだった。嫌がらせをするというのは、同じぐらいの年の男の子だった。その子は、ニコチャンとヨハネス君と遊びたいから、近寄ってきてちょっかいを出しているようだった。別に嫌がらせをしていたわけではない。「一緒に遊んであげたら?」と聞いたら、二人とも、「いやだ。友達じゃないもん。知らない子だもん。」と返事をした。結構子供って冷たいんだなー。まあでも、別に双方危害がなさそうだったので、私はそのまま家に帰った。その後、二人は、うちに戻ってきて、室内で遊び始めた。そこに、テニスから賢浩が帰って来た。私は賢浩に「数学の宿題をしなさい。」と言い渡した。ヨハネス君は、数字にとても強いので、「わからないことがあったら、ヨハネス君に聞いたら?」と冗談で言ったら、賢浩は、本当に7年生の数学の教科書を持ち出して、「ヨハネス、これが解ける?」と聞いていた。さすがに、文章題は読めないのでできないが、n+6=8、とか、15-n=7というような簡単な一次方程式は、式をみただけで、「この答えは2、次の答えは8」と間髪おかずに答えた。まだ小学校にも入っていないのに・・・・・。9月から小学校に入って1+1とか2+3、というようなことを習うのに、授業中どうやって暇つぶしするんだろうか?と他人事ながら気になって仕方がない。こういう子って、IQがどれぐらいあるんだろう?将来どんな職業に就くんだろう?とかなり興味がある。夜、9時半ごろ、恵子から電話があった。生物と数学のテストが満点だった、とうれしそうに報告してくれた。明日は、古代言語コンクールの2次予選があって、ラテン語の筆記試験を受けるそうだ。そのほか、今年も中国語のコンクールに参加しようと思っているらしく、1次予選の締め切りが迫っているので、ちょっと心配だ、といっていた。一次予選は、決められたテーマについてのエッセイ。そのテーマが難しくてびっくりした。「李鴻章について」「明朝から清朝にかけての中国海軍、および海賊について」とあとひとつあったが、なんと言われたか忘れた。日本語部門に出る子は、「歴史上における天皇制の役割」「日本庭園について」とあとひとつ、とにかく、3つのテーマから一つを選んで2000ワードでエッセイを書く。恵子は、中国海軍および海賊をテーマに選んだそうだ。私が、「えー、それってママでさえ、なんて書いていいのかわからないよ。まだ、李鴻章についてのほうが書きやすいんじゃないの?」とアドバイスしたのだが、もうかなり資料を集めたそうで、「いまさらテーマを替えるのは大変だから、このままでなんとか、頑張ってみるよ。」と言っていた。10時から、寮の話し合いがあるようで、「もう行かないといけないから、ごめんね、電話切るね。」と言われた。最初、恵子に、「李鴻章」と言われたとき、「りこうしょう」って聞いたことあるなーと思ったけど、すぐには何をした人か浮かばなかった。高校で、世界史を選択した生徒ならなじみもあるだろうが、そうでなければ、日本の高校生だって、李鴻章についてのエッセイを書くのは難しいと思う。日本語の部門のテーマも難しいなーと思った。エッセイは、ドイツ語で書くのだが、この外国語大会は、語学力だけではなく、総合的な知識をためしているのだなーと驚く。ドイツの学校では、授業でアジアの細かい歴史など習わない。11年生になって、普通の授業だけでも大変なのに、エキストラでそんなことまで勉強しているのが、すごいなーと思う。恵子は、昔から頭のいい子ではあったが、私も含め周りの人が、この子はすごくできる、と認識し始めたのは、小学校に入ってからだ。幼稚園の頃は、おとなしい性格もあり、特に目立ってなかった。小さい頃から数字に特に強かったという印象もなく、理数系については、本人の努力もあり、徐々に能力が伸びていったような気がする。でも、ヨハネス君は天才的で、頭の回転の速さは、恵子の比じゃない。ほんとうにびっくりするほど賢いし、弁が立つし、運動も出来る。いったい、普通の学校で満足できるのだろうか? 少しはニコチャンもいい刺激を受けてくれるといいのだけどなー・・・・・
2013年04月24日
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昨日、地元のサッカークラブにニコチャンを連れて行った。サッカークラブは年齢別にいくつかのグループに分かれている。一番下は、7歳以下が対象のBanbini(バンビーニ)。3歳ぐらいから入れるそうだ。3歳で入ってくるような子は、いつもパパやお兄ちゃんと一緒にやっているような子で、それなりにドリブルやキックが既に出来ているような子。サッカーをやることに乗り気ではないニコチャンを、先週説得して賢浩がクラブに連れて行った。コーチに、来週から入れてもらえますか? と聞いたら、来週からは外のグラウンドでやるから、サッカーシューズを持っていたらはいてきてください、と言われた。そのとき、ニコチャンは、幼稚園の同じクラスの子がいることがわかって、急にやる気になった。その後、ずっと、「僕はサッカークラブに入った。」と会う人ごとに話していた。昨日も朝から、「今日は、サッカーの日だね。」とすごく楽しみにしていた。あまり天気は良くなかったのだけど、メッシーのユニフォームをきて、やる気満々のニコチャン。でも、半そで半ズボンはニコチャンだけ。他の子はみんな、ジャージの上下を着ていた。ニコチャンより小さい子もたくさんいたのだけど、みんな驚くほど上手。チームに分かれて、簡単なゲームをしたのだけど、シュートの威力が全然違う。ニコチャンは、サッカーのルールがあまりわかっていないのか、常に、ボールを取ろうと、ボールを追っかけて走り回り、同じチームの子のボールまで奪おうとする有様。自分がゴールにシュートしたいという気持ちが先走り、チームが勝った負けたではなく、「全然ボールに触れなかった」「1回もゴールできなかった。」と文句をたれていた。とにかく、他の子とレベルの差がありすぎるなーと思った。6歳からでは遅すぎたのかもしれない。とりあえず、知っている子がいるので、楽しかったようだが、遅かれ早かれ、活躍できないことに不貞腐れて「やっぱりやめる」といいそうな気がする。「バンビーニ」には50人ぐらい子供がいた。コーチは3人。テニスは子供4人にコーチ1人だし、ピアノやErgotherapieやLogopaedieは先生と1対1。幼稚園は子供25人に先生2-3人。結構ニコチャンにはラフな環境のように思うけど、これを乗り越えられたら、精神面で少し強くなれるのではないかな・・・と思う。サッカーが上手に出来たら、学校の休み時間も楽しくなると思う。少なくともあと3-4年は頑張って続けて欲しいなーと思う。
2013年04月23日
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木曜日の夜に恵子が戻ってきた。水曜日の昼に電話があったとき、「昨日でテストが終わって、今週はゆっくり過ごせると思っていたけど、やっぱり忙しい。」とのことだった。火曜日は、家庭教師のアルバイトをしたそうだ。Realschuleの9-10年生の数学を教えて欲しい、という話だったが、実際は、Berufsschule(職業訓練校)に通う女の子だったそうだ。「なんで、職業訓練学校の子が、数学を習う必要があるのかな?」と聞いたら、恵子は「知らない」と興味なさそうに答えた。学校に「家庭教師を紹介して欲しい」という話が来て、恵子に話が回ってきた。恵子の仕事は数学を理解させることだから、そういう個人的な話はしないのだろう。そういえば、数年前に、老人介護のための職業訓練校の面接に行ったことがあるが、そのとき、専門分野だけではなく、ドイツ語や宗教の時間がある、と言われたことを思い出した。技術系の分野なら、数学も必修科目なのかもしれない。水曜日の電話では、「今日は、午後も3つ(1つの科目につき1時間30分の授業)も授業があって、そのあと、私を春のダンスパーティーのパートナとして誘ってくれた男の子が、町に行かない?って誘ってくれたの。そんなの初めてだったから、びっくりしたよ。」と話してくれた。「へー、いいじゃない。楽しんでおいでよ。で、どんな子なの?」って聞いたら、「うーん、ちょっと変わっている子。11年生から編入してきたんだけど、1年間中国に留学していたこともあって、今18歳なんだよ。3つも年上なんだよ。」と話してくれた。恵子は飛び級をしているので、クラスでも若い方だが、一番年下ではなく、クラスには14歳の子もいる。たぶん、18歳の子が一番年上だと思うが、同じクラスで4歳も差があるのは、ドイツではありえない話ではない。恵子たちの学校は、7年生から12年生までの生徒がいる。11年生、12年生は上級生扱いで、10年生以下とは寮も別。去年は10年生から11年生になる時に、3人の子が抜けた。一人は、オーストラリア留学のため1年休学、一人は別の学校に転校、一人は10年生に留年。でも、11年生から編入してきたのは6人。11年生でも編入チャンスがあるとは知らなかった。しかし、10年生、11年生は、あくまでも、定員や寮に空きがある場合にしか補充をしないそうだ。だから、毎年チャンスがあるかというと、そういう保証はない。恵子は、家にいる間、「たくさんすることがある」という割には、ピアノを弾いて、歌ばっかり歌っているようにみえる。金曜日に家にいるときは、地元でバイオリンのレッスンを1時間受けている。ちょうど恵子がバイオリンのレッスンに行っている間に、恵子の学校のラテン語の先生から電話があった。「たくさん、宿題を出しすぎてしまいました、全部しなくてもいいです。XX以外の課題は、忘れてもらって結構です。」というような内容だった。先生は、せいと一人ひとりの家にいちいち電話しているのだろうか? 律儀な人だなーと思った。恵子の地元で習っているバイオリンの先生は、他の町でも教えている。その生徒さんたちの合同の発表会が5月5日にあって、恵子はどうしても出たい、と言う。場所は、結構離れたところで、時間は、2時半から4時の予定。しかし、同じ日の4時から、地元で賢浩も音楽学校の発表会がある。賢浩は、キーボードの子と一緒に演奏するし、司会もするそうなので、3時半ごろには会場に入っている必要がある。恵子も、その日の夕方に寮に戻らないといけないので、4時まで拘束されるの無理がある。それで、恵子の演奏順番を早めて、遅くとも3時半には会場を抜けられるようにしてほしい、とお願いしてみた。しかし、発表会は通常、年齢順または簡単な曲から難しい曲という順番でするので、順番は変えられないと言われた。特に、今回恵子の弾く曲が、伴奏なしのソロ曲で、テクニックを披露するような曲なので、恵子が先に弾いてしまうと、そのあとに弾く子がやりづらくなる、と説明された。夫が恵子を会場に連れて行き、演奏後、駅まで送り、私がニコチャンと一緒に賢浩の発表会に行く、ということしか、解決策はない。3月から学校の近くの音楽学校でバイオリンを習い始めたが、その発表会には、遠いので行くことはできないと思う。今回は、久々の恵子の発表会だったのに、残念だ。
2013年04月20日
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今日、夕方、ニコチャンと庭で遊んでいるとき、庭の隅に集められた枯葉の山の中で寝ているハリネズミを発見。すごくかわいかった。ニコチャンは大喜び。はりねずみには迷惑な話だが、写真を何枚もとってしまった。はりねずみさん、フラッシュがまぶしくてごめんね。ところで、今日は、午前中は、「Sprachfoederung」(言語補習)、午後は、「Schulkooporation」という小学校の先生が幼稚園にきて、9月から入学する児童と交流するプログラムがあった。お昼にニコチャンを迎えに行ったとき、ちょうど言語補習担当の先生がいたので、ニコチャンの様子を聞いてみた。「ニコは、集中力がなく、じっと座っていることが出来ません。また、授業の前に、いつも、体操などをさせるのですが、すぐに疲れた、といってやめてしまいます。Ausdauerがありません。」と結構、ネガティブなことばかり言われた。この「Ausdauer」という言葉だが、私は、「持久力、スタミナ」という意味だとすっと思っていた。だから、自転車で15kmの距離を往復できるし、2時間ぐらい山歩きも出来るのに、どうして、スタミナがないといわれるのかな?と不思議だった。でも、今日、辞書で調べてみて、「根気」「忍耐」「粘り」「我慢」という意味もあることを知り、納得した。家に帰ってきてから、「今日は、補習授業で何を習ったの?」ときたら、「der,die,das (定冠詞)のゲームをしたの。Pullover(セーター)は、dieって言ったら、derだったの。ニコチャンは、間違えちゃったの。」と残念そうに言った。「でも、先生が本を読んだの。文字が風邪で飛んじゃったの。それで、また集めたの。そしたら、Z と O が二つだったから、ニコチャンは、わかるって手を上げて、Zoo(ツォー 動物園)って答えて、あってたの。」と得意そうに話してくれた。お昼をテラスで食べていたら、近所に住むヨハネス君が、「ニコ、遊ぼう!」とフェンス越しに呼びかけてきた。午後の幼稚園に行くまで40分ほど時間があった。今日は、夕方から雨で、土曜日は雪かもしれないという予報。とりあえず、天気がいい時は、外で思いっきり遊びたいのだろう。普段、ニコチャンは、幼稚園には一人で行かせているが、今日は、Schulkooporationの担当の先生と話がしたかったので、一緒に行って、授業が終わってから時間を取ってもらうようにお願いした。Schulkooporationのプログラムは、2週間に1回で、全5回。今日が4回目だった。1回45分で、今年9月に入学する子を2グループに分け、1グループ7人。先生は、同じ授業を2回することになる。今日は、画用紙を型紙どおりに切って、ちょうちょを工作したようだ。学校の先生に授業の様子を聞こうと思っただけだが、幼稚園のクラス担当の先生も同席することになった。まず、ニコチャンの様子を聞いた。一番最初に言われた言葉は、「ヴィルド」だった。私は、「落ち着きがない」「集中力がない」「すぐに飽きる」というお決まりのフレーズを想像していたので、最初、言われている意味がわからなかった。ききなおして、ようやく、「Wild」つまり、ワイルドだと言われたことを理解した。ちょっと意外だった。なぜなら、同じグループにいるのは、ニコチャンのクラスでは、ニコチャンとJちゃんという女の子だけ。Jちゃんとはすごく仲良しだけど、Jちゃんは騒ぐような子ではない。同じグループには男の子が4人いるが、ニコチャン以外の3人は、別のクラスの子たちで、幼稚園では、普段一緒に遊ばない子達だ。そういう中にいるので、おとなしくしているのかと思っていたが、どうやらそうではなかったようだ。しかし、先生は、「指示を理解しているし、指示通りに出来るし、自分で説明することも出来ます。全く、問題ありません。」とこちらが拍子抜けするようなことをあっさり言った。「小学校にはいる準備が出来ていると思います。」とのことだった。この一言で、どんなに安堵したことか・・・先生は、「最初の何回かは、ニコはWildだと思ったのですが、今日は、そんなことは全くなかったです。何か今日は特別なことがあったのでしょうか?」と私や幼稚園の先生に聞いた。幼稚園の先生は、「さあ? たぶん、午前中、たっぷり外で遊んだので、エネルギーが発散できたのではないでしょうか?」と答えていた。そのあと、先生から、「何か問題を感じているのですか?」と逆に質問されたので、LogopaedieやErgotherapieに通うようになった今までの経緯を説明した。「ニコは、同い年の子に比べ、そんなに悪いのでしょうか?」と直球で聞いてみた。先生は、「先ほどWildと言いましたが、男の子では普通です。今、私は小学校2年生の担任をしていますが、授業中も騒がしい子はたくさんいます。ニコが特別だということではありません。」と言った。幼稚園の先生も、「この1年で、ニコの成長振りには目を見張るものがあります。言葉も、最初は全く出来ませんでしたが、最近は、ものすごいスピードで追いついてきています。図鑑をみていても、ニコは、本当にいろいろなことをしっているなーと感じます。おうちでものすごく努力されているんでしょうね。」と言われた。私も、そこで、「そうですね。頑張ってます」ぐらい、言えばよかったのに、バカ正直に、「いえ、長男も学校でいろいろ問題があり、そちらの勉強を見るのが忙しくて、あまりニコには手をかけられません。」などと、話の腰を折るようなことを言ってしまった・・・・幼稚園の先生は、「Ergotherapieの担当者から電話があったとき、幼稚園では特に支障はない、とお伝えしたのですが・・・。でも、Ergotherapieに通うことは無駄ではないと思います。」というようなことも言った。Ergotherapieの担当者が小児科医向けに書いた手紙に「幼稚園の先生は、ニコが9月に入学できるかどうか疑問視している」という一文があったが、やはり「捏造」だったのだなーと思った。小学校の先生は、「小学校にあがると、時間内に、いろいろなことをこなさないといけませんが、クラスメートがやっているのをみれば、自分もやらなくてはという気持ちになります。だから、心配する必要はないと思います。家では、野菜を切らすとか、そういう仕事をあたえたらどうでしょうか? 野菜を切るときは、余所見なんかしてられませんから。集中しないと、指を切ってしまいます。別に、机に座らせて勉強をさせることだけが、集中力を養うことではありません。」とアドバイスしてくれた。幼稚園の先生は、「スポーツクラブに入れてみてはどうですか? ニコは、動くことが大好きです。工作なども、あっという間に終わらせて、すぐに遊ぼうとします。じっとしていることが苦手です。また、一人で遊ぶより、友達と遊ぶほうが好きです。サッカーなんかは、チームプレーだし、動き回るので、ニコにむいていると思いますよ。」と助言してくれた。小学校の先生は、「そうですね。おもいっきり遊ばせて、疲れてから作業をさせれば、気が散ることもなく、集中すると思います。これが出来たら、遊んでもいい、、というのでは、遊びたいがために、適当に作業をしてしまいます。くれぐれも、順番が逆にならないようにしてみてください。」と付け足した。なるほど、と思った。それで、家に帰ってから、そのまま庭でニコチャンと遊んだ。そのとき、ハリネズミを見つけたわけだ。それから、ネットで調べて、今日の夕方、地元のサッカークラブの「バンビーニ」クラスの練習があるということを知ったので、ニコチャンに「行ってみる?」ときいてみた。賢浩がニコチャンぐらいのとき、やはり1,2回試しに参加させてもらったのだが、嫌だと泣かれて、入らなかった経緯がある。ニコチャンは、行きたくない、と言ったが、賢浩に説得され、一応見に行ってみる、ということにした。賢浩が連れて行ってくれた。すぐに戻ってきてので、気に入らなかったのかと思ったら、「コーチに、次回から参加してもいいですか?って聴いたら、いいよって言われた。えっ、見学するべきだったの?」と言われた。当のニコチャンは、「L君とF君がいた。二人とも僕の友達だから、僕も来週から行く!」と入る気満々。L君もF君もニコチャンよりも1歳下。「バンビーニ」は7歳以下の子が対称だが、普通、3歳ぐらいで入るので、4,5歳でもみんな結構うまい。だから、6歳のニコチャンは、年は上のほうだけど、下手で肩身の狭い思いをするかな?と心配だったけど、知っている子がいるので、楽しく出来そうで、よかった。小学校の先生と話すことができて、ようやくニコチャンの小学校入学に明るい希望が見えてきた。
2013年04月19日
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昨日、幼稚園で「Eltern Cafe」と呼ばれる、保護者の茶話会があった。各クラス持ちまわりで、当番のクラスの保護者がケーキなどを焼いてきて、コーヒーをのみながら、保護者間の交流を深めるのが目的。最後に子供たちの歌を聴いて、解散。9時半からはじまるが、担当クラス以外の保護者は、だいたい、子供たちが歌う時間の11時少し前に来て、歌だけ聴いて帰っていく、という感じ。私も、11時少し前に参加した。11時になり、子供たちがホールの中に入ってきた。3歳から6歳までの子が、整列するわけでもなく、好きな場所に立って歌う。狭い場所なので、子供たちはごちゃごちゃに立っている状態。小さい子は埋もれてしまう。特に、指揮をする人がいたり、伴奏をする人がいるわけでもなく、なんとなく歌い始めて、歌い終わる。こういう「適当」さが、「日本と違うなー」と感じる。ニコチャンは、中ほどに立っていた。全体でたぶん60人ぐらいの子供がいたと思うが、ニコチャンは、かなり大きくみえた。年齢的にも上だけど、同い年のドイツ人に比べても体格的には全く見劣りがしなかった。恵子も賢浩も、同級生の中でとりわけ小さい、といつも思っていたので、そんなことでも、ちょっとうれしくなった。4曲歌ったのだけど、お母さんを見つけて、手を振ったり、歌うのをやめて、ママのところにきてしまったり、友達とふざけたり、ぼーっと立っているだけの子もいたが、ニコチャンは、ふざけることなく一生懸命大きな声で歌っていた。6歳なのだから、そのぐらい出来て当たり前なのだろうけど、「ああ、ニコチャンも、ちゃんと集団のなかで行動できるのね。」という事実がうれしかった。歌は、11時15分ごろに終わった。子供たちは、その後、ママと一緒に帰ってもいいし、そのまま12時まで幼稚園で遊んでいてもいい。昨日も曇りがちではあったが、穏やかな日だったので、ニコチャンは、園庭でそのまま遊ぶことを選んだ。私は一旦家に帰り、12時ごろにまた迎えに行った。同じクラスのKちゃんのママと出口であった。Kちゃんは、ママに「どうして今日、見に来てくれなかったのか!」とものすごくすねていた。ママは、もてあまし気味に、「次回は必ず行くから。今日は、仕方ないでしょ!」と言っていた。確かに、みんなのママが見に来ることができるわけではない。おばあちゃんやおじいちゃんも見に来ていたが、祖父母が近くに住んでいない人だっていっぱいいる。歌のパフォーマンスは、正味10分程度。それも、舞台があるわけでもなく、きちんとした発表会という感じには程遠いので、わざわざ仕事を休んだり、早退してまで参加することかどうかは迷うところだろう。でも、子供にとっては、重要なことで、ニコチャンも、前の日から「明日は、ElternCafeだから、ママは絶対来ないといけない。」と言っていた。そういえば、ドイツでは、「参観日」というものがない。仕事を持っている人には、そのほうがフェアかもしれない。
2013年04月17日
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昨日、今日と本当にいい天気。昨日は、庭で日光浴。今日は、もっと暑くて、夕方5時ごろ車を運転中に車中の温度計を見たら、25度と表示されていて、びっくりした。お昼に学校から帰って来た賢浩は、「暑い!」といって、Tシャツと半ズボンに着替えて、午後の授業に出かけていった。今日は賢浩は、数学のテストだった。それなのに、週末はテスト勉強もせず、友達と遊んでばかり。おまけに友達からipodを借りて帰ってきて、家でも、ゲーム三昧。明日は、フランス語の単語テスト。ニコちゃんを幼稚園に迎えに行って、家に帰る途中、ゲームをしながら歩道を歩いている賢浩が見えた。午後の授業が終わって帰宅するところだったのだが、学校とは全く反対の方角から歩いてくる。いつも友達と帰ってくるため、遠回りしてくるので、徒歩10分の距離なのに、30分以上かかる。また、ipodを借りてきたのかと思ったら、夫の携帯でゲームをしていた。夫はスマートフォンを使いこなせず、今までの古い携帯を使っている。夫のスマートフォンには、現在カードが入っていないので、電話やインターネットとしては使えないのだが、そのほかにもいろいろなアプリが入っているそうで、賢浩はそういうのを勝手に見つけてゲームを楽しんでいる。「何が何でもゲームをしたい」という意欲が、スマートフォンを使いこなすのに役に立っているようだが、こういう意欲を別のところで見せてほしいものだ。しかし、フランス語の先生に掛け合った手前、フランス語で賢浩に悪い点数を取ってもらっては、困るのだ。特に、単語テストなんて、範囲もわかっているのだし、勉強すれば、悪くても「2」は取れないほうがおかしい。とりあえず、一通り、問題を作り、やらせた。本人も、単語テストはやれば点数が取れるということはわかっているようで、いやいやながらも私が作った問題に取り組んでくれた。でも、終えると同時に、部屋に戻っていった。どうせ、またゲームをしているのだろう。PCを無断で使えないようにしたり、テレビゲームやDSなどを買わないようにしても、子供をゲームから切り離すことは難しいものだなー。
2013年04月16日
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昨日は Ergotherapieの5回目。普通は、8時45分から9時30分なので、そのあと幼稚園に行かせている。しかし、昨日は、先生の都合で9時30分始まり。すごく中途半端な時間で、幼稚園に行かせても1時間半ぐらいしかいられないので、45分のセラピーのため、幼稚園を休ませた。午前中、4時間ぐらい幼稚園で過ごすことのほうが有意義なようにも思えるし、私も午前中まるまるニコチャンの相手をすることになるが、仕方ない。先生がお休みを取ったり、研修に参加するために、結構予定が変わる。来週は、先生の研修(Fortbildung)のため、休み。スケジュールがしょっちゅう変更になることにも不満があるが、時間通りに始まらないと言うことにも不満がある。昨日も10分遅れの始まり。前の予定が押しているからなのだけど、8時45分からのときも、5分遅れて始まるのがよくわからない。Ergotherapieに限らず、Logopaedieでも、音楽やスポーツの習い事でも、予約は、3時から3時半、次の子は、3時半から4時、その次は4時から5時、というふうに、次の予定との間に休み時間がない。だから、先生は次から次へとセラピーやレッスンをこなさないといけないのだが、もちろん人間だから、トイレにも行きたくなるし、のどだって渇くし、おなかもすく。だから、30分や45分のレッスンやセラピーといっても、まるまるその時間を費やしてもらえるわけではない。それが、私の感覚では、理解できない。分単位でお金をとっているのに、誰も何も思わないのだろうか??9時半になっても、先生は待合室に現れなかった。5分ぐらい過ぎて、70歳ぐらいの女性と一緒に作業室から出てきた。その女性を待合室のイスに座らせ、何かを説明し始めた。9時40分過ぎに、ようやく、「こんにちは」とこちらに来てくれた。昨日は、作業室で、セラピーの2回目の最後にした工作の続き。色紙を小さくちぎり、それ小さく丸めてモチーフに貼り付けていく。1ヶ月ぐらい前になるが、そのときは、黄色い色紙を丸めてくる作業が宿題になった。昨日も最初、同じことをさせられた。右手の親指、人差し指、中指の3本を使って小さく丸めるのだが、この作業に結構時間がかかる。「お母さんもやってみますか?」と言われ、やってみたが、案外力が要る作業でびっくりした。3個ぐらい丸めると、親指の下の手のひらの膨らんでいるところの筋肉が痛くなってくる。にこちゃんは黙々と作業しているのだが、そのうち、手も疲れてきて、どんどん丸める作業が雑になっていった。私は、先生に、「この作業は、前回宿題になり、家で丸めたものがたくさんあると思いますが・・・・」と言った。先生は、「そうでしたっけ? 何色でしたか?」と聞いたので、にこちゃんは、「黄色」と答えた。そのときの黄色の玉t使って今日は新しい作業にはいればいいのに・・と思ったが、先生に提出した宿題を先生はなくしてしまったようだったので、今回、また新たに作業をしなくてはいけなかった。その後、その玉をピンセットを使ってモチーフに貼り付けていく。本当に細かい作業だが、絵がどんどん出来ていくのを見るのは楽しい。確かに集中力を養うのに、とてもいいタスクだと思った。先生は、この絵のことを、なんとか・・と言ったが、わたしはよく聞き取れなかった。家に帰ってから、にこちゃんに聞いたら、「Knoedelchen Bildだよ」と言った。「Knoedel」というのは、ドイツ語で「団子」という意味で、ジャガイモや小麦粉を団子状に丸めてゆでた料理。「-chen」というのは、小さいものをあらわす接尾語。「Bild」は絵、だから、にこちゃんの言っている言葉は、間違いではないかもしれない。その単語であっているかどうかわからないけど、一応理解していたのか、とちょっとびっくりした。昨日は、黄色い紙を丸めて、モチーフに貼り付ける作業をしたのだが、時間がなくて、10個ぐらいしか貼り付けることが出来なかった。このペースでは、この絵は完成しないのではないかと思えた。10分遅れで始まったので、予定は10時15分までだったが、少しずれ込んだ。作業が終わって、待合室に出たら、次の親子が待っていた。でも、先生は、私たちと別れたあと、にこちゃんのファイルをしまって、次の子のファイルを取りに事務所に戻り、その後、別室で上司と打ち合わせ(?)をしていた。その後、先生は、待合室に戻ってきて、お母さんに挨拶して、子供に挨拶した。子供は本を読んでいたのだが、先生の挨拶に反応なし。本から顔をあげようともしないで、自動的に手だけを差し出していた。先生は、お母さんに向かって、「今日は、落ち着いていますね」と言っていた。お母さんは、家に帰って、子供だけが先生と作業室に入っていった。先生は、子供に、「元気?」と話しかけていたが、その子は、無表情のまま、返事をしなかった。学校に通っている子は、学校優先だから、午前中のセラピーにはならない、と以前言われた、だから、午後は混んでいるので、幼稚園児のセラピーは午前中になる、とLogopaedieでも言われた。でも、にこちゃんの次にセラピーだった子は、にこちゃんよりは大きい子だと思う。Ergotherapieがにこちゃんに本当に必要なことなのか、通えば通うほど、わからなくなる。
2013年04月13日
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月曜日から学校が始まり、ようやく生活が元に戻った感じがする。日曜日、惠子を駅まで見送りに行った。CちゃんとCちゃんのお母さんは先に駅に来ていた。惠子とCちゃんは、会うなり弾丸のようにおしゃべりを始めた。Cちゃんのママは、二人のおしゃべりを聞きながら、時折会話に混ざっている。こういうことが私にはできない。でも、せっかくだから、何か会話したいなーと思って、きっかけを考えた。今、惠子たちのクラスで問題になっているのは、数学の教師のこと。たくさんの子供や親が不満もしくは不安を持っているようで、休み前に先生との話し合いをもった人がたくさんいたようだが、解決策は見出せず、休み中にメールでクラスの保護者代表から「数学の先生について、何か意見があれば出してほしい」という連絡が来た。先生を糾弾するようなことは、今まで経験がなく、びっくりした。Cちゃんのお兄さんも同じ学校の卒業生なので、Cちゃんのお母さんに、「こういうことはこの学校ではよくあるのですか? 先生へのコメントは、しなくてもいいんですよね?」と会話をふった。Cちゃんのお母さんは、「問題がないのなら、コメントする必要はないですよ。私もしていません。前にも一度、別の先生に対して、こういうような状況がありました。数学の先生は、ベテランで、経験も豊富です。もし、これが若手の先生だったら、移動させられたかもしれませんが、今まで何度となく卒業生を送り出してきた先生ですから、変えられることはないと思います。」と言った。惠子たちは11年生で、来年も今年と同じ先生になる。来年はAbiturで、数学は必修科目。通常のテストで5点以下(14点満点)の生徒は、Abiturを受ける権利さえなくすそうだ。だから、数学の点数が少しでも下がると、親も生徒も敏感になる。これが、歴史とかITなどの科目だったら、、問題にはならなかったと思う。惠子は、この数学の先生に去年も教えてもらっていた。惠子の話によると、去年は、ものすごくいい先生だったが、今年はどこか変だと感じる、と言っていた。突然予告なしにテストをしたりするので、生徒の不満が高まっていたようだ。また、説明もよくなくて、惠子の場合は、授業のあと、部屋に戻って自分で教科書を見ながら勉強して理解しているそうだ。だから、テストの点も悪くないのだが、どんなに一生懸命テスト勉強しても、去年のように1+の成績は取れなくなって、せいぜい1-だという。それでも、十分すごいと思うのだけど、惠子だけでなく、クラス全体の平均が下がっているようだ。同じテストをしても、隣のクラスのほうが平均が高いそうだ。実質、惠子のクラスのほうが、数学の優秀な子供がそろっているのだが、今年に入って、明らかに隣のクラスと差ができてきたそうだ。隣のクラスの先生の教え方のほうがわかりやすいからだ、とみんな思っているそうだ。そういうわけで、先生の資質が槍玉にあがってしまった。しかし、ほかの学校で、こんな話は聞いたことがない。資質に「?」のつく先生はいると思うが、そういう先生が、20年も30年も同じ学校に勤めて、誰も公に文句はいえない。惠子の学校は、秀才の集まりだから、子供の成績が悪いのは、先生の責任になりやすいのかもしれない。にこちゃんは、先週の金曜日、幼稚園の便器にトイレットペーパーを丸ごといれて、ものすごく先生に怒られた。 その先生は、賢浩の同級生のお母さん。月曜日に賢浩がその同級生に学校であったら、「金曜日、お前の弟が幼稚園で悪いことしただろう。僕のママは家に帰ってきてからも、すごく怒っていたよ。」と言われたそうだ。その話をきいて、情けないのと同時に不愉快な気持ちになった。確かに、にこちゃんは悪いことをした。その結果、幼稚園でその日は外遊びも禁止されたし、トイレの掃除もさせられた。家でも怒られた。そういうおバカな子を相手にしている幼稚園の先生はストレスがたまるだろう。だから、家に帰ってから、今日はこんなことがあった、と愚痴るのは当然だと思う。でも、「幼稚園でばかな子がいて、便器にトイレットペーパーと投げたんだよ。信じられないよ。まったく・・・・」という」のと、「ニコがこんなばかなことをした。家ではどんなしつけをしているのか・・・」と言うのとでは、違うような気がする。小さい町なので、どこにいても、知りあいがいて、それが私には本当にストレス。賢浩は、テストがあるというのに、勉強もせず、休み前に行われたテストがかえってきてもみせもせず、あいかわらず遊んでばっかりで、いつになったら、もう少しまじめになってくれるのかと、だんだん叱るのもばからしくなってきた。そんな彼が、遊び以外でまじめに取り組んでいるのが、チェス。ドイツ語では、シャッハ という。もともとはアラビア語からきているそうだ。クラブにも入っていて、たまに大会にでたりしている。以前から、昼食や夕飯時に、食べながら賢浩と夫がチェスをしていた。食卓にチェスボードを置き、向かい合って座って、食べながらするので、なんとなく汚らしいし、料理を作ったものとしては、片手間に食べる姿が、苦々しく思えた。でも、最近、私もチェスのルールを覚え、夫が座っていた位置に今は私が座って、賢浩の相手をしている。私は初心者なので、最初は3つクイーンをもつというハンデでしていたが、最近は、賢浩は馬をひとつ落とした状態ではじめるというハンデにしている。それでも、若干賢浩のほうが強いが、夫がいちいち私にアドバイスするので、私が勝つこともある。チェスって意外とおもしろいゲームだったんだなーと今頃気づく。最近では、チェスをしないで食事をすることが、物足りないと思うようになった。行儀は確かに悪いことだけど、病み付きになっている。
2013年04月10日
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学校の休み中なので、恵子も賢浩も完全に夜型。朝は、なかなか起きてこない。にこちゃんも賢浩と遊んで、なかなか寝付かない。でも、幼稚園があるから、8時30分には起こす。今週は、幼稚園をお休みしている子も多いし、行かせる必要はないのだけど、家にいても、私が面倒を見られるわけではないので、幼稚園に行かせている。今日は、Ergotherapieの日で、予約時間は8時45分。車で行けば5分の距離だが、最近は自転車で行くようにしている。自転車だと坂が多いので、30分近くかかる。8時少し前に起こして、朝食を食べさせて出かけた。昨日は、割と早めに寝たので、睡眠は足りているはず。今日は、運動室で、運動機能のテストを行った。18の課題があった。1番目。フラフープぐらいの大きさの輪を床に置き、両足で輪の中に跳びいり、また両足で輪の中から飛び出す、という課題を2回。にこちゃんは問題なくクリア。2番目。幅15cm、長さ2mぐらいのカーペットの切れ端のようなようなものをを床に敷き、その上を歩く。平均台の上を歩くのに似ている。にこちゃんは、結構はみ出していた。3番目。A4サイズの白い紙に、黒のフェルトペンでぽつぽつと丸をつける。30秒で何個の丸をつけることができるか、という課題。にこちゃんは、17個だった。4番目。裸足になり、床においてある1m四方の薄い布をつま先で持ち上げ、先生に渡す。左右、片足ずつ、ストップウォッチで測りながらやった。5番目。ロープを床において、その上を右左、右左と両足で飛ぶ。時間内に何回できるか、という課題だったが、にこちゃんは、12回跳んだ段階で、自主的にやめてしまった。「もう、疲れて出来ない」と言った。6番目。先生が1mぐらいの棒を顔の高さぐらいに持ちあげ、その棒の下ににこちゃんは、片手をだして待ち受けている。先生が棒を落としたら、にこちゃんは、片手だけで、その棒をつかむ、という課題。7番目。2つの箱を4mほど間隔をあけておく。一つの箱にはテニスボールが3つ入っている。ボールをひとつずつ投げずに、もう一つの箱に移す、という課題。何秒で出来るか、ストップウォッチで計った。8番目。2番目の課題と似ているが、布の上を今度は後ろ向きに歩く。にこちゃんは、あまりうまく出来なかった。9番目。テニスボールを壁にはってある的(直径50cmぐらい?)に3mほど離れたところからあげて当てる。にこちゃんは、的に命中させることは出来なくて、がっかりしていた。10番目。マッチ棒のような大きさの棒を小さい箱の左右に置き、両手で同時に一本ずつつかんで箱の中に戻しいれる。何秒で出来るかを計る。11番目。手を床につけずに、1番最初のタスクで使った輪に触れないようにくぐる。12番目。。輪を床に置き、合図と共に、片足で輪の中にジャンプし、次の合図があるまで片足でそのまま立っている。にこちゃんは、左足では、途中でバランスを崩し、右足をついてしまった。13番目。先生が輪投げで使うような輪を4mはなれたところから投げ、にこちゃんは、それを両手で取る。そのとき、輪を体につけないように、手だけで取るという課題。しかし、にこちゃんは、どうしても体をつかって受け止めてしまっていた。14番目。ハンペルマンを30秒間で何回できるか。15番目。50cmの高さにロープをはり、両足でジャンプして飛び越える。16番目。仰向けに寝て、両手を頭の上に伸ばし、そのまま回転する。17番目。床の上に胡坐をかく。ボールを両手で頭の上で持つ。そのままの体勢で、立ち上がり、また座って胡坐をかく。18番目。1番目で使った輪を床に置く。180度回転しながら輪の中に良太氏ジャンプ。また180度回転しながら輪の中から飛び出る。以上だった。結果が、後日、レポートにしてくれるそうだ。今回のテストで気づいたことは、にこちゃんのやる気のなさ、あくびの多さ、スタミナのなさ、だった。先生も同じことを感じていた。あくびの多さ、スタミナのなさは、睡眠不足とは関係ない、と言われた。にこちゃんは、15km先の「バーガーキング」までサイクリングして、ハンバーガーを食べた後、うちに帰ってくることができる。だから、スタミナはあるほうだと思っていました・・ということを先生に伝えたら、「それは、余暇の行動ですよね。自分の好きなことには、集中できるものです。ニコの場合は、決められたことを、決められた時間にすることがストレスになっているのだと思います。ルールを守って何かをするということが、身体的にもストレスになり、少しのことでも、疲れてしまうようです。だから、あくびも出るのです。」と言われた。確かに、思い当たる節はある。9時30分にセラピーが終わった。パン屋さんによって、にこちゃんの好きなパンを買って、幼稚園に持たせた。12時に恵子がにこちゃんを幼稚園にお迎えに行った。先生に、「今日、ニコは、トイレの中にトイレットペーパーを丸ごと投げ入れたので、罰として、外遊びを禁止にしました。クラスの子が外で遊んでいるとき、一人だけ、別のクラスに行かされたので、泣いていました。」と言われたそうだ。「どうしてそんなことしたの?」と問いただしたら、泣き出して、部屋に閉じこもってしまった。おもちゃ箱をドアのところに動かして、中に入れないように、バリケードを築いていた。まあ、でも、そんなに重いものは動かせないから、ドアを押せば、開く。中にはいって、「こっちに来なさい」と呼びかけた。でも、本人は、「嫌だ」とかたくなに、部屋から出ることを拒否。仕方なく、抱っこして、台所に連れて行った(私は昼食の支度中だった)。「トイレにトイレットペーパーを投げ入れることはいいこと?」と聞いたら、「ううん」と首を振った。「いいことではないとわかっていたのに、したの? どうして?」と聞いたら、「わかんない」と言った。「どういう状況だったか説明して。にこちゃんが理由もなくそんなおバカなことをする子だとは思ってないから。」と聞いたら、「忘れた」と言われた。「間違って、トイレットペーパーを床に落としたり、汚してしまったから、捨てようと思って、トイレに入れたの?」と私の予想を話したら、「違う」と否定された。「おもしろいから、わざとしたの?」と聞いたら、「トイレの後ろに新しいトイレットペーパーが積み重なっていて、間違ってトイレにおちてしまった。」と言った。「先生にそのことを話した?」と聞いたら、「ううん、先生には間違ったことを言った。わざとやったといってしまった。」と言うので、「どうして?」と聞くと、「先生に聞かれたとき、どうしてそうなったか忘れちゃったから」という返事。にこちゃんと話していると、話がどんどん変わっていく。どれが本当のことなのかわからない。最近は、幼稚園で問題が少なくなってきたと思っていたのに、ちょっとショックだった。
2013年04月05日
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恵子は寮生活を送っているが、同じクラスに隣町に住むCちゃんがいるので、学校に行くときも帰るときも、だいたい一緒に電車で帰って来る。駅まで見送りに行くと、Cちゃんの御両親も見送りに来ているので、そこでご挨拶することはあるが、私自身は、挨拶以上の会話をしたことがない。Cちゃんには、3つ年上のお兄さんがいる。お兄さんも、同じ学校に通っていた。兄妹そろって優秀なおうち。お兄さんは、卒業後、すぐにイギリスの大学に進学した。そこから、また、1年の交換留学で、現在はアメリカのテキサスで経営工学の勉強している。そこまでの情報は、Cちゃんがうちに遊びに来てくれたときや、恵子からのまた聞きで、知っていた。1ヶ月ほど前、夫が恵子を駅まで送りに行ったとき、Cちゃんのご両親といろいろと立ち話をしたそうだ。そのとき、Cちゃんのお母さんから、どの大学に通っていたのか? と質問されたそうだ。XX大学です、と答えたら、「実は、うちの息子は、2年前、その大学から入学許可をもらったのだが、そのときは、別の大学のほうを選んでしまった。しかし、今、本人はすごく後悔していて、できれば、もう一度、その大学でやり直したいと思っているのだが、その大学に知り合いはいるか?」と聞かれたらしい。夫は、「教授に連絡してみます。」と約束したので、Cちゃんのお兄さんからその後、夫宛に本人のプロフィールがメールで送られてきた。そのプロフィールが、あまりにも立派で、夫は驚いていた。こんな優秀な生徒(学生)なら、どこの大学もほっておかないだろう・・・というぐらいの経歴だったようだ。私はプロフィールは見ていないが、とにかく、高校時代に、いろいろな大会に参加して、優秀な結果を残していたようだ。夫は、「こんなに優秀なのに、大学選びに失敗したといって、現在後悔しているなんて、もったいない。恵子の通っている学校に、進路相談室がないことにびっくりした。進路について、相談できる窓口があったら、こんなことにはならなかっただろうに・・・」と言った。夫が通っていた学校には、進路相談をする窓口があり、たくさんの資料を閲覧できる部屋もあったそうだ。でも、普通の高校では、先生に進路相談するのが一般的なのでは?だから、私は、恵子の学校に進路相談室がないことは当たり前のように受け取っているが、夫は、かなり衝撃を受けていた。「そもそも、何で、最初からイギリスの大学に進学したのかな? 最初は、ドイツの大学に入って、情報を集めてから留学すれば良かったのに・・・」と素朴な疑問を口に出したら、夫は、「ドイツの大学は、学位をとるまでに時間がかかるからだろう。博士号までとろうとしたら、ドイツの大学では、30歳を超えちゃうよ。イギリスでなら、3年で学士、7-8年あればPhDが取れる。」と言った。Cちゃんのお兄さんの現在の迷走ぶりをみて、夫は、恵子のことをものすごく心配し始めた。才能があっても成功するとは限らない。どうやって大学を選んでいいのか私には全然わからない。日本だったら、何を勉強したいかということより、どの大学に行きたいか、ということが優先するから(もちろん、そうでない人もたくさんいるだろうが・・・)、とりあえず、共通一次を受けて、早慶を受験しておこう、という人が、私の周りには多かった。でも、こちらは、大学名ではなくて、何を勉強したいか、と真っ先に考える。この学科を専攻するなら、この大学、この学科なら、この大学の評判がいい、と判断していくようだ。しかし、そもそも、恵子は、何を専攻したいのか、本人さえもわかっていない状態。進学先を後悔しないようにするには、今から何をすべきなのだろうか??
2013年04月04日
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先日、日本領事館から賢浩とにこちゃん向けの教科書が送られてきて、賢浩は、もし日本にいたら、4月から中学生だったんだ、ということに気づいた。にこちゃんが、小学生になるというのは、前々から知っていたが、賢浩のことは全く気づかなかった、と日曜日に我が家に来てくれた友人夫婦に話したら、「そういえば、恵ちゃんも日本にいたら、この4月から高校1年生じゃない?」と言われて、びっくりした。日本にいたら、3人の子供がそれぞれ、入学式をむかえていたことになる。友達に指摘されるまで、全く気づかなかった。・・・恵子と賢浩は、日本より半年早く入学した。でも、早すぎる・・とは思わなかった。にこちゃんの場合は、日本よりも、半年遅く入学することになるが、大丈夫かな・・と、かなり心配している。賢浩は、小学校入学前の夏休みに、恵子と二人でアメリカの義姉のところに行っている。賢浩は6歳、恵子は8歳だった。恵子にいたっては、小学校2年生と3年生の間の夏休み、7歳のときに、一人でアメリカの義姉の家に遊びに行っている。もちろん、アナカンで行っているのだが、それでも、飛行機の中は一人。しかも、パリで乗り換えもあった。にこちゃんが、そういうことが出来るとは到底思えない。そう考えると、恵子って、小さい頃から、結構しっかりしていたんだなーと思う。にこちゃんが、この夏休み、恵子、もしくは、賢浩と二人だけで、アメリカや日本に行くなんて、考えられない。頼りなく見えても、賢浩のほうが、にこちゃんより遥かにしっかりしていたんだなー。ところで、今、イースターのホリデーで学校は2週間のお休み中。でも、にこちゃんは、カレンダー通りで、幼稚園は通常運転。ニコチャンが幼稚園に行っている間、賢浩には、数学、ドイツ語、英語、フランス語の問題をやらせている。教科書やワークブックから、私がノートに問題を書き写している。はっきりいって、ノートに問題を書き写すほうが、問題を解くより、時間がかかる。でも、そうしないと、やらないので、仕方ない。休み明けすぐに、テストがある。4教科各2ページずつ、毎日やり終えたら、1時間PCをつかってもいい、という取引をした。1時間、動画でマンガを見たり、ゲームをしたり、あんまりいいことだとは思わないけど、すごくインセンティブになっている。何かお願いするときでも、「これをしてくれたら、15分PCを使える時間を延長する。」というと、喜んでしてくれる。最初は、メールを書く時間も1時間に含んでいたが、そうすると、長々としたメールをくれる義父母や義姉たちに全く返事を書かないし、読みさえしないので、メールを書く時間は、1時間に含まない、ということにした。PCでゲームをしていると、にこちゃんも隣に座って、ずっと見ている。見ているだけなのに、それがにこちゃんにも楽しいことらしい。全部、その日のノルマが終わってからPCを使うことになるので、夜の8時ごろになってしまう。そこから、まず、フランス語の問題の答えを義姉にチェックしてもらうため、メールを書かせている(私は、問題を書き写すことはするが、答えはわからない)。その後、1時間ゲームをするので、どうしてもにこちゃんの寝る時間に影響が出る。スーパーマリオのようなゲームならまだいいのだが、賢浩の好んでするゲームは、武器を購入して相手を射殺していくようなゲーム。にこちゃんへの悪影響も心配だし、そういうのはやめて欲しいといっているのだが、その手のゲームはごまんとあるようで、私も隣に座って監視しているわけにはいかないので、どうしようもできない。私自身、この取引きがいいことだとは思わないのだが、ほかに、賢浩に勉強させる方法が見つけられない。うちでは、PCのパスワードを教えていないので、賢浩は、一人では、勝手にPCを使うことは出来ないが、友達の家で、さんざんゲームをしてくる。だから、うちだけ規制してもあまり意味がないのだが、それでも、普段自由に使えないから、1時間のネットを使う権利で、とりあえずやる気になってくれる。子供とコンピューターゲームの問題には、いつも頭を悩ませる。
2013年04月03日
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イースターサンデー。朝起きて外を見たら一面うっすら雪が積もっていた。庭にチョコエッグを隠すつもりだったが、これでは私の足跡が残ってしまう。とりあえず、テラスの植木鉢の中に隠した。にこちゃんが起きてきて、早速庭に出て卵探し。でも、全く見つけられない。そこで、にこちゃんが庭の奥のほうを探している間に、植木鉢の中のチョコエッグとウサギの形のグミが入った袋を目立つところに置いた。ようやくにこちゃんの目に付き、卵探しは終了。恵子と賢浩はもうそういうことには興味ないのか、起きてくる気配もなかった。恵子は、ベルリンで、私たちそれぞれへのお土産を買ってきてくれていた。私と夫にはそのまま手渡ししてくれたが、にこちゃんと賢浩へのお土産は、居間に隠して、それぞれ探させるようにした。ところがにこちゃんは全然見つけられず、最後には泣き出してしまった。せっかくお土産を買ってきたのに、礼を言われるどころか、泣きながら文句を言われてしまって、恵子も「そんなこと言うなら、今度から、買って来ないよー」とあきれていた。午後からは、お客様。友人夫婦が来てくれた。私の友達の旦那さんは、ピアノメーカーでグランドピアノを作っている。彼のつてで、そのメーカーのピアノ(アップライト)を買ったのだが、新しいピアノは音が不安定だから、ということで、買ってから3ヶ月しかたっていないが、調律に来てくれた。新しいピアノというのは、音が不安定なので、ヤマハなどの大きなメーカーは、作ってからしばらく倉庫に寝かせて、音が安定してから出荷するそうだ。地元のメーカーは在庫を寝かせておく余裕がない、と言っていた。私は、ピアノを調律するのを初めてみたが、なかなか興味深かった。調律には2時間ぐらいかかった。普通、弦に重力がかかるので、音は下がっていくらしいのだが、我が家のピアノの音は、上がっていたそうだ。湿気が関係しているのだろう、と言っていた。でも、私には微妙な音の狂いは全くわからない。私は、このピアノをすごく気に入っていて、いい買い物をしたなーと思っている。旦那さんも、「うちのメーカーのピアノは、音には自信があります。」と胸を張っていた。彼は本当にピアノが大好きで、「とにかく、いい音で弾いてほしい。」といって、恵子がイースター休み中にいい音でピアノを弾けるようにと、わざわざ今日、うちに来てくれた。ピアノ業界は、現在、スタインウェイとヤマハが2大メーカーなのだそうだ。3大ピアノというと、ベヒシュタイン・ベーゼンドルファー・スタインウェイ と言われていたが、ベヒシュタインは、経営戦略に走りすぎて、品質に蔭りが見えるし、ベーゼンドルファーは、ヤマハに買収され、いまや、スタインウェイとヤマハの時代だ、と教えてもらった。地元の学校では、ギムナジウムでも、音楽学校でも、地元メーカーのピアノを使っている。でも、隣町にある音楽大学では、なかなか地元といえども、簡単には買ってもらえないそうだ。スタインウェイは、値段が高くても売れる。ヤマハは、ものすごく値引きをするのだそうだ。地元メーカーは、弾きやすさでは、スタインウェイに、価格ではヤマハに太刀打ちできない、と嘆いていた。スタインウェイのピアノは、ミスタッチが目立ちにくく、軽く弾いても大きな音が出るので、ピアニストからの支持も高いそうだ。かなり専門的な話をたくさんしてくれた。どうやって調律するのかも詳しく説明してくれた。日本語だから、会話につまることはないが、残念ながら、私にはかなり難しい話で、半分程度しか理解が出来なかった。ピアノが我が家に来て、まだ3ヶ月ほどしかたっていないのだけど、いまでは、ピアノのない暮らしが想像できない。にこちゃんも、イースターだから、ということで、「ウサギのワルツ」という曲を一生懸命練習して、恵子が伴奏をつけて、上手に弾くことができるようになった。ピアノは、確実に、我が家になくてはならないものの一つになった。
2013年04月01日
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