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疫病除けのご利益で評判のアマビエさん。素敵なフリーのイラストやおまもりの提供がいくつもありましたので、ご紹介します。それぞれのイラストはリンク先から入手ください。基本、画像はフリー提供ですが、商業利用などには制約があります。リンク先でご確認ください。★おまもり風イラスト〇かわいい「無病息災」おまもりが複数提供 【トヨタカローラ山口H.P.】 「アマビエさん おまもり」〇元気なアマビエさん 【モーリーズH.P.】 「アマビエさん おまもり」〇トイレのおふだ 【日本トイレ研究所H.P.】 「アマビエさん トイレおふだプレート」〇アマビエさんとアマビコさんのおふだ 【Watanabe company H.P.】 「おふだ アマビエ 渡辺トモコ作」★ぬりえとイラスト〇ちょっとお洒落なアマビエさん 【BUSINESS名刺印刷所H.P.】 「アマビエさん イラスト」〇STAY HOME 【トヨシコーH.P.】 「アマビエさん STAY HOME」〇ぬりえを楽しむのも良いでしょう 【得丸H.P.】 「アマビエさん ぬりえ」★変わり種〇秩父鉄道では電車のヘッドマークに使用。 イラストもフリーで提供しています。 【秩父鉄道H.P.】 「アマビエさん ヘッドマーク」★話題のイラスト 話題になった水木プロのイラスト。 驚くことに、これもフリーの提供です。 カラーと白黒があります。 【小学館H.P.】 「アマビエさん 水木しげる」★アマビエさんの原画 アマビエは肥後国(熊本県)に出現し、「疫病が流行がしたら、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と告げて海中へ消えたと言われます。 そのことから、今回のコロナでもアマビエさんが疫病除けとして評判になりました。 アマビエさんは、下記の江戸時代後期の瓦版にしか記録がありません。 そのため、アマビエさんはアマビコさん(尼彦,天彦,海彦)の”コ”を”エ”と誤記したものと考えられています。 【京都大学貴重資料アーカイブ】 「肥後国海中の怪(アマビエの図)」★おすすめ 最後に私のお気に入りをご紹介します。 画像サイズも大きいので、わたしはPCの壁紙にしています。 【山福朱実☆べむべろ通信H.P.】 「アマビエさん 版画」コロナ対策はウイルスの活性が低下している夏場が勝負。アマビエさん、疫病退散、お願いします。【アマビエさん ストラップ】
2020.05.30
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超小型車、バブルカーの代表といえば「イセッタ」。特にイタリアからのライセンス生産で作られた、BMW製イセッタが有名です。写真はお台場MEGA WEBで撮影。一見、3輪車にも見えますが、写真のBMW イセッタ300は4輪車。後輪の左右のタイヤ間の距離(トレッド)が短いので、後輪が隠れて見えます。実際、英国向けには3輪車も製造されました。この車体の形、どこから乗り込むかおわかりでしょうか。驚いたことに、乗り降りのドアは前面にあります。(画像出典: ウィキペディア)ドアを開けると、ハンドルまでドアに付いて動きます。イセッタのシートは定員2名が並んで座るベンチシート。ふたりが密着して乗れることから、イセッタは「恋人たちの部屋」と呼ばれました。車輌内部は、エアコンのない密閉空間。窓ガラスも横にスライドして開くのみ。かわいいけれど、夏には乗りたくない車ですね。下の動画では、英国向けの貴重な”3輪”イセッタ (前2輪 後1輪)が登場します。【BMW イセッタ300 スペック】 全長×全幅×全高:2280×1380×1300mm ホイールベース: 1500mm 前輪トレッド: 前1200mm,後520mm 車重: 360kgf 乗車定員: 2名【エンジン】 種類: 強制空冷4ストローク単気筒OHV 排気量: 298cc 最高出力: 13ps / 5200rpm レイアウト:ミッドシップ【バブルカー】 「バブルカーはかわいい (メッサーシュミット)」【オレンジもかわいい】
2020.05.28
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姫路市、太陽公園「石のエリア」の石像の人気投票結果を発表します。★ 【第3位】は2件⑪ 憎めない顔の 「ミクトランテクートリ」 ミクトランテクートリ は、メキシコ、アステカ神話の「冥府の王」にして「死の神」。 死者の国、地底世界「ミクトラン」の支配者。 愛嬌がある顔ですが、怖い神様。 実は⑰と同じ神様でしたが、石像でイメージが違いますね。⑱ いけにえの心臓を入れる容器 「オセロクワウシカリ」 説明通り、メキシコの怖い容器。 細工が細かく、正統派の石像と言えるでしょう。★ 【第2位】⑥ やんちゃな 「オセロット」 アステカ神話のジャガー神。 動物好きの方に好まれそう。 南米に生息する肉食のネコ科のオセロットは、人間の乱獲で絶滅危惧種。★ 【第1位】⑧ ひょうきん顔の 「エヘカトル」 アステカ神話の「風の神」。 ケツァルコアトルも化身のひとつでもあります。 暗闇の星の魔物ツィツィミトルに、恋人マヤウェルを殺されてしまいます。 ひょうきん顔ですが、哀しい物語の主人公でもあります。★【番外】㉑巨大埴輪 兵馬俑の兵士との大きさについてご質問を戴きました。 次の写真をご覧ください。 埴輪の左に兵馬俑の兵士が見えます。 埴輪の大きさは7~8メートルはあります。 巨大埴輪は、実は私のお気に入り。 どうせなら「大魔神」にしたらというご意見もありました。 しかし、そこは著作権という名の、大人の事情があるのでしょう。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能 (モアイ像)」【太陽公園の日記5】 「とりあえず作ってみた? (兵馬俑坑)」【太陽公園の日記6】 「ピラミッドぐらいでは驚かない(五百羅漢)」【太陽公園の日記7】 「なんでも2個造るのが好き」【太陽公園の日記8】 「人気投票します!」【これは何かおわかりでしょうか?】
2020.05.26
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第二次世界大戦後に製造された超小型車。車体形状が泡(バブル)に似ているので、バブルカーと呼ばれます。その代表車にメッサ―シュミットがあります。戦後、西ドイツの戦闘機メッサーシュミット社は航空機の製造を禁じられました。そこでメッサーシュミット社は、小型車を開発しました。それが1953年に発売された、メッサーシュミットKR175です。写真は以前に、お台場のMEGA WEBで撮影しました。KR175は、スクータに風防を取り付けたキャビンスクータでした。スクーターベースですから、ステアリングも円形ではなく、バー型です。足回りは、前輪2輪、後輪1輪の特殊な形状の三輪車です。2人乗りですが、座席は前後に並ぶタンデム型です。横から見入るとわかりますが、独立したドアがありません。そのため、上部のキャノピーを開けて乗り込みます。(画像出典: http://www.asahi-net.or.jp/~rf7k-inue/me/kr200.html)KR175は、リアエンジン・リアドライブ。173ccの2ストローク単気筒エンジンは、たったの出力9馬力。それでも車輛車重は220kgと軽量なことから、最高速度は時速80kmも出ました。4段変速機を介した後輪駆動ですが、バックギアはありません。そこでバックでは、エンジンを逆回転させて移動します。最近、日本車も大型車輛が増えています。しかし狭い日本の街には、小型車が似合うと思います。【メッサーシュミットKR175 スペック】 全長×全幅×全高:2820×1220×1200mm ホイールベース: 2030mm 前輪トレッド: 1080mm【エンジン】 種類: 空冷2ストローク単気筒 排気量: 174cc 最高出力:9ps / 5250rpm【TG500は4輪車】********太陽公園の石造物の人気投票ありがとうございました。集計結果は、次回の日記で報告させていただきます。
2020.05.23
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姫路市の太陽公園「石のエリア」。今日は今までご紹介できなかった展示から、人気投票をしましょう。実にマニアな選定で。お気に入りの番号を、コメント欄にご記入ください。複数選ばれても良いですよ。 (注意: 写真はたくさんあります)「候補リスト」① わりと有名な 「パンダ」② 「パンダ」2③ 「パンダ」3④ 「オーストリアの女性裸像」 は安産型⑤ 困り顔の 「コロンビアの牙のある神像」***⑥ やんちゃな 「オセロット」⑦ 優雅な 「ラガシュ国王グデアと妃」⑧ ひょうきん顔の 「エヘカトル」⑨ バンザーイ! 「アントランテ」⑩ なにか落ち込む 「チャルチウトリクエ」***⑪ 憎めない顔の 「ミクトランテクートリ」⑫ 金運が良くなりそうな 「石貨神殿」⑬ 世界一 「巨大5円玉」⑭ 「ワステカの若者」 はイクメン?⑮ いつもゴロゴロ 「雨の神トラロック」***⑯三角顔はお嫌いですか?⑰ トロケ落ちそうな 「死骨の守護者ミクトランテクートリ」⑱ こう見えても、いけにえの心臓を入れる容器 「オセロクワウシカリ」⑲ 立派な御方は名前知らず⑳ 瞑想する「創造神イシュクイナ」***㉑ なんでこんなに大きいの 「巨大埴輪」㉒ かわいこぶっているけれど 「大地の女神シワテオトル」㉓ 地母神の名「コアトリクエ」の意味は ”蛇のスカートを履く者” ですって!㉔ こう見えても 「”花の王子”ショチビリ」㉕ 立派なおひげの 「風の神エヘカルト」***うっとうしいぐらいの写真数。これも一部ですが、太陽公園の混沌ぶりが少しは伝わったでしょうか?たくさんの写真をご覧戴き、ありがとうございました。お時間がないと思いますので、コメント欄はお気に入りの”写真番号”のみのご記入で十分です。結果発表は、後日にいたします。よろしくお願いします。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能 (モアイ像)」【太陽公園の日記5】 「とりあえず作ってみた? (兵馬俑坑)」【太陽公園の日記6】 「ピラミッドぐらいでは驚かない(五百羅漢)」【太陽公園の日記7】 「なんでも2個造るのが好き」【これも2個ペア】にほんブログ村
2020.05.19
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間もなく皆さんのお手元にも、お楽しみの”アレ”が届くことでしょう。何が届くか?もちろん、みなさんが待ちわびた”アベノマスク”です。なにしろ総予算、466億円もかけたマスクです。豪華絢爛なマスクに違いありません。豪華さを実感頂けるように、予算をグラフでまとめました。感染症予防のため、国立感染症研究所では、ほんの300人の人員で日々格闘しています。その年間予算は、わずか62億円。一方で、アベノマスクには、その約8倍と大盤振る舞い。補正予算で決まったコロナ対策費も、最も高額の「ウイルス等感染症対策技術の開発費」でも予算は110億円。アベノマスクの1/4にもなりません。コロナ対策の研究や治療薬の製造に予算を割くより、マスクの配布が国民のためになる。凡人にはない発想で、さすが賢い方々の考えることは違います。ただただ、感心するばかりです。補正予算の内容に興味がある方は、下記をご覧ください。〇 「令和2年度補正予算の事業概要」また、あまり良い比較ではありませんが、建設予算との比較でも分かりやすいかもしれません。アベノマスクは、スカイツリーや東京ドームより高額です。それをタダで国民に下さるのですから、ありがたい話です。新国立競技場の破格の建設費も気になりますが、賢い方々のお考えがあってのことでしょう。オリンピック、開催できると良いですね?アベノマスクを受注したのは、ユースビオ,横井定,興和,伊藤忠,マツオカ,シマトの6社。大半の企業が経営不振に苦しむ中、466億円の棚ぼた受注、おいしいですね。6社の企業名、しっかり記憶させて戴きました。新型コロナの影響で、レナウンも民事再生法の適用となりました。いよいよ、新型コロナの影響での大規模な連鎖倒産が始まりそうです。本当の苦しみは、これからかもしれません。でもご安心ください。皆さんのお手元には、アベノマスクが届きます。感染症予防のための研究費の数倍をかけて、マスクを配る国はありません。アベノマスクは、日本でしか手に入りません。アベノマスクを大切に。そして、令和の時代の貴重な遺産として、後の世まで永く伝えましょう!【マスクを額に飾ると、疫病除けになるかもしれません】
2020.05.16
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少し前、「めったいくやしい」の墓についてお話ししました。仏法修行中の青年僧に恋し、叶わぬ恋に「めったいくやしい」と言いながら衰弱死した娘の話。一番右端の小さな石が、その墓です。【めったいくやしい】 「めったいくやしいの墓」もしこの地に”冥婚”の風習があったなら、この娘の供養も違った形だったでしょう。今日でも台湾には、冥婚の風習があります。道に赤い封筒が落ちていたら、うかつに拾ってはなりません。赤い封筒を拾った人は、死者との婚姻を受け入れたとみなされます。冥婚は、死者がその相手を認めなくては成立しません。実際は遺族と冥婚の相手で、あらかじめ話し合いがされているものだそうです。台湾の冥婚では、持参金も婚姻相手に渡されます。その点では、この冥婚は死者より生者のための風習と言えるかもしれません。死者のための冥婚としては、むしろ山形県の”むかさり絵馬”がふさわしいでしょう。この風習では未婚の死者のために、架空の婚姻を描いた絵馬を奉納します。「むかさり絵馬」 (画像出典: https://www.wakamatu-kannon.jp/ema.html)やさしい気持ちが感じられる風習ですが、疑問もあります。死者が本当に冥婚を望んでいたのか?それはまさに”死人に口なし”なのですから。【絵馬に願いを】
2020.05.14
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にほんブログ村岐阜県のさるぼぼが赤いのは、赤が魔除けになるから。これはご存知の方も多いと思います。サルボボの赤は疱瘡(天然痘)の感染を意味します。人々は赤い疫病を真似ることで疫病を支配し、疫病除けとしました。 (画像: ウィキペディアより)奈良県北葛城郡広陵町の鴨山古墳。古墳時代後期の古墳で、内部からは成人男性3名、女性2名、幼児2名の計7名分の人骨が発掘されました。多人数が埋葬された理由に、疫病が原因のだったとも言われています。なぜなら、この地域では珍しい”緑泥片岩”が石棺に使われているからです。疫病とは、やはり天然痘。天然痘の赤を、補色となる緑の石には抑え込む力があると信じられていました。信仰に頼るしかなかった時代も、人々は疫病を克服してきました。そして今や、天然痘は地球上から根絶されています。奈良県香芝市にある志都美神社。この神社の本殿背後の石垣に石碑があります。その石碑には『明治十二年八月 虎列拉病流行 氏子祈願無一人患者無人歡呼奉納』とあります。虎列拉病とは、疫病のコレラです。明治12年(1879)の8月、日本でコレラが大流行しました。明治になり関所が廃止され、人々の移動が自由になったのも大流行の理由と言われます。特にこの年のコレラでは、死者は10万人を超えました。この際にこの地の氏人は、氏神様に患者が出ないよう祈願しました。これはその結果、ひとりの患者も出なかったことの感謝を示した記念碑です。医学がまだ十分でなかった時代も、人々は疫病を克服してきました。そして日本では、今やコレラが流行することはありません。私達も現代の疫病に打ち勝ち、記念碑を建てるのも良いかもしれません。【さるぼぼ】 にほんブログ村
2020.05.11
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姫路市の太陽公園「石のエリア」、最深部までやってきました。ここには東洋の建築物が並びます。例えば中国の天安門。天安門なら、あのお方の肖像画を掲げて欲しいところ。紫禁城は、中国の技術者が製作しただけあり細部も良い出来。ただ、中国の本家を見ているので感動はありません。さらに進めば、中国の双塔寺。なぜ双塔寺と呼ばれるのかは、寺の背後の景色に答えがあります。背後に塔が見えますね。双塔寺の名前のとおり、塔が2基あります。これほど大きな塔まで2基建てたことに私は驚きました。同じ物を2個作らないと気が済まないという”ルール”は、ここでも守られていました。塔を見るには、万里の長城を登らなくてはなりません。万里の長城は、滑り落ちそうな、とんでもない急坂です。入り口から右に登ると、頂上には見晴らしの悪い展望台があります。万里の長城を下り、鐘楼で鐘を撞きました。勢いよく鐘を衝いたら、鐘が割れるのではないかというほどの大音響。怒られるのではないかと、つい周囲を見回しました。石のエリアは広さ4万坪で、上り下りあり。(先日の日記で広さ3万坪と書きましたが、太陽公園のH.P.に4万坪とありました)万里の長城だけでも長さ2kmあると聞いていて、しかも足下が危ない急坂です。予想外に石のエリアで時間がかかり、まだ城のエリアを私は見ていませんでした。時間に焦り、疲れもあり、万里の長城は右方の頂上まで見て戻ることにしました。万里の長城は、まだ左に登るルートもあったというのに。万里の長城を右の頂上までで止めたこと。これが私の大失態。この結果、私は石のエリア最大の展示物、摩崖仏を見落としてしまいました。摩崖仏は高さ25mで、東大寺の大仏の1.7倍の大きさ。半彫の大仏では、日本最大の大きさです。 (画像: ウィキペディアより)摩崖仏の存在を知りながら見落としたのは、それだけ太陽公園のスケールに圧倒されていたということでしょう。最後に、皆さんにアドバイスを。城エリアで岐路に付こうとした時、ひとりのツアー観光客の男性に会いました。帰りのバスへ向かうその男性は、石のエリアが見れなくて残念と言っていました。ツアーでは、石のエリアは別料金と聴かされていたそうです。しかしそれは間違いです。太陽公園は、石のエリア、城のエリア、モノレール、全て共通の入場券で大人1,300円です。時間がないため、ツアー観光の運営者は城エリア限定としたかったのでしょう。城エリアは内部にトリックアートの展示があり、くるみ割り人形も見ることができます。それでも太陽公園の本当の面白さは、石のエリアにあると私は思います。白鳥城は工費40億円ですが、残りの工費120億円は石のエリアなどに使われています。皆さんが健脚で、面白く太陽公園を堪能したいなら、私は石のエリアをお勧めします。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能 (モアイ像)」【太陽公園の日記5】 「とりあえず作ってみた? (兵馬俑坑)」【太陽公園の日記6】 「ピラミッドぐらいでは驚かない(五百羅漢)」【これも2個】 にほんブログ村
2020.05.09
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誰もが驚きました。まさか彼らに逆らう者がいようとは。彼らは近隣を荒らしていた荒武士達。彼らに抗議する命知らずは誰でしょうか。その命知らずは、なんと12歳の少年。奉公先を逃げ出し、橋の上で寝ていた日吉丸(豊臣秀吉)でした。日吉丸は一行が彼の頭を蹴ったから、詫びろと行っています。日吉丸は一行の頭の刀の鞘をつかんで離しません。血気盛んな荒武士達は、すでに臨戦態勢です。行く手も阻まれ、日吉丸に逃げ場所はありません。静かに成り行きを見守る者たちもいます。一行の後方の者たちは、まだ何が起きたかよくわかっていません。実は一行の頭は、蜂須賀小六でした。小六は荒ぶる一行を諭します。この件で、蜂須賀小六は日吉丸の度胸に感心しました。そのうえで小六は日吉丸を家来にします。これが後の豊臣秀吉の出世のきっかけとなりました。これは「日吉丸 矢作橋 出世の緒」。愛知県の五色園で、浅野祥雲の最高の力作と私は思います。なにしろ矢作橋まで作っているのですから。しかし、五色園という宗教公園に無関係な秀吉の話。しかも秀吉の時代には矢作橋はできておらず、後の作り話とされる逸話。想いの読めない祥雲さんの熱意に戸惑いつつ、私も唐突にピクチャー撮影中心でのご紹介でした。【日記1】 「魅力的なコンクリート像 ― 五色園 ―」【日記2】 「夏は厄介です ― 五色園2 ―」【日記3】 「踏みつけては駄目です ― 五色園3 ―」【日記4】 「迷う道で救いの手が ― 五色園4 ―」【日記5】 「名古屋の心霊スポット ― 五色園5 ―」 【日記6】 「森に埋もれて ― 五色園6 ―」【日記7】 「なにに驚いているの? ― 五色園7 ―」【爪切り 秀吉モデル】にほんブログ村
2020.05.07
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太陽公園で驚いた石造物のひとつ。それはピラミッドではありません。姫路市の太陽公園「石のエリア」では、ピラミッドに存在感はありません。小さなスフィンクスが2体、まるで狛犬の様にいる違和感があったとしても。ピラミッドは当然、内部にも入れます。器の中には、お賽銭。ピラミッドにお賽銭を入れることには、違和感がありますが。予想外の規模で驚いたのは、その隣の丘。丘の上には鶏足寺が再現され、石像の五百羅漢が並びます。大きな羅漢様が丘を埋め尽くしています。鶏足寺はかつて姫路にあり、豊臣秀吉の中国攻めに反対して滅ぼされました。個々の羅漢様をゆっくりと見たいですが、あまりの数に諦めます。羅漢の丘の下や、向かって右にはレリーフが並びます。このレリーフは、なかなか面白い。五百羅漢をもう一度見たいとも思いましたが、もう一度坂を上る気にはなれませんでした。また機会があれば、ゆっくりと見たいものです。この先には、さらに驚きがありました。そこで私は大失態をすることになりますが、それはまたのおはなしで。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能 (モアイ像)」【太陽公園の日記5】 「とりあえず作ってみた? (兵馬俑坑)」にほんブログ村
2020.05.05
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にほんブログ村 持ち上げた時、軽く感じれば願いがかなう。そんな「おもかる石」を、お寺などで見かけることがあるかと思います。それに似た「おもかる地蔵」を愛知県ではよく見ます。「抱き地蔵」と書かれていることもあります。【刈谷市 総持寺 おもかる抱き地蔵】おもかる地蔵らしきお地蔵様でも、その表記がないお地蔵様も多くあります。それらは手を触れるべきではないでしょう。【大府市 普門寺 表記なし】【大府市 延命寺 表記なし】大きなお地蔵様の前に置かれた、小さなお地蔵様もあります。それらも手を触れるべきではないでしょう。【岡崎市 大樹寺 表記なし】【刈谷市 松秀寺 表記なし】大府市の地蔵院の「重軽地蔵さま」は少し変わってます。【大府 地蔵院 重軽地蔵さま】持ち上げた時、軽く感じれば願いがかなう。そこまでは普通です。違うのは、願いが”本当に”かなうかを2度目に持ち上げて確認するところ。2度目が逆に”重い”なら、願いがかなうそうです。私はおもかる地蔵様を持ち上げて、軽く感じたことがありません。願いをかなえるには、まずは筋トレが必要らしいですね。筋トレは屋内でもできる運動。運動不足の解消のためにも筋トレを。皆さん、くれぐれも動画のねこさんの様になりませんように。動画のねこさんは、初めは流体ですが、最後は固体に戻ります。ご安心ください。【猫流体 (動画時間 59sec)】家庭内にも笑いがあり、屋内にも幸せがあります。【ぐでねこ】にほんブログ村
2020.05.03
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石像が並ぶ通りを奥に進みます。多数の石像を御紹介したいのですが、ここは我慢しましょう。本日は、姫路市の太陽公園「石のエリア」で有名な展示のひとつを御紹介しましょう。それは、あの中国の兵馬俑坑です。ここには1000体の像で兵馬俑坑が再現されています。設置場所は3ブロックに分かれ、これは左端のブロック。これは中央のブロック。兵馬俑は素焼きの陶器製で、中国で製造してここまで運びました。大きさも実物大とのこと。馬も再現されています。太陽公園らしいこだわりは、右端のブロックに見られます。兵馬俑が壊れている?実は意図的に壊しています。兵馬俑坑が発掘された時の状況を再現しているのです。見事なこだわりですが、この暴走を許して良いものでしょうか?皆さん、お忘れかもしれませんが、ここは「石のエリア」です。石のエリアに1000体の”陶器”の像。まるで「西洋容器を求めて」という名のブログで、”石像”を取り上げるのに匹敵する暴走ぶりです。それともこの陶製の兵馬俑は、私のブログへの配慮でしょうか?しかし、皆さんご安心ください。外には、(あまった)石製の兵士像が無数に並んでいます。ここにも、(作りすぎた)兵士像。こちらにも、(置き場所に困った)兵士像。あちらにも、(ここならごまかせそうと)兵士像。そちらにも、(それらしく置いてみた)兵士像。すぐそばにも、(とりあえず並べた)兵士像。写真、撮り飽きました。太陽公園、ここまでは想定内。さて、事前情報があっても愕然とした、真の太陽公園はこれからです。【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能」【電子書籍】 にほんブログ村
2020.05.01
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