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ウィーン市内南部のマウアー地区にあるトップクラスワイナリー『ザーヘル』のオーナー リヒャルト・ザーヘルさんが3月中旬に日本にやって来る。 昨年ワイナリーを訪問したさいも、日本で行われる見本市『フーデックス』に行くことになりそうだと嬉しそうに話していたものです。 ザーヘルさんは陽気で冗談好きなひと 一緒に試飲しながら 『このワインは旨すぎる!誰にもやらんぞ!』と叫んでボトルを抱き抱えてみたり、 試飲した残りのワインをカラフェに移していたものを(白・赤混ざっているのでピンク色だ) 『スペシャルなロゼワインが出来た。こいつは日本に輸出してやるぞ!』 と上機嫌。 その一方 『日本の飲酒運転の規準はどれくらい? 0.15%か? オーストリアは0.5%まで認められているんだ。問題が多いよ…』 とシリアスな表情も見せる。 もっとも、帰り際 『俺はこれから仕事だ。車の運転さ!』 とウィンクしてみせていた…。
February 27, 2006
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先日、ワイナリーでボランティアーをしている知人からもらった 『プティ・ヴェルドー』 をやっと植えることができた。 もともとはフランス・ボルドー地方の品種なので、どんな環境を作ってやったらよいのか、少し悩んだが、よく分からなかったので、砂利を土に混ぜて水はけを良くしてやることにした。 2本あるので、名前は 『ぷてぃー』と 『ヴェルドー』 に決定! 昨年植えた 『巨峰クン1号』と『巨峰クン2号』 も位置を動かし、剪定を施した。 『巨峰クン』は 林農園や小布施ワイナリーやココ・ファームワイナリーで取り入れられている 『ポット栽培』を採用。 (あちらこちらのは、実際はプランター栽培のレベルですが…) 移動してみると、ポットの下に20~30cmくらい根っこが延びていた。 ポット栽培で水分が少く、仕方なくポットよりさらに下まで根を長く伸ばしたようだ。 (ブドウの樹は水が少なくてもなんとか育つ、と聞いていたので、思いっきり手抜きをして、あまり水を与えてなかったのだ) ちなみに、今回植えた 『ぷてぃー』『ヴェルドー』クンは直接土に植えてみた。
February 27, 2006
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ホームセンターでミルク泡立て器を発見。 激安の300円! レンジでミルクを温め、取っ手を上下して泡立てるモノ。 安い割にはけっこう上手くふんわりとした泡が作れます。 先月購入したエスプレッソマシーンのコーヒーと合わせて 旨いカプチーノを飲めるようになりました。
February 25, 2006
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荒川さんがフリー演技で使ったのはプッチーニ作曲『トゥーランドット』氷のような心を持つ王女が主人公のオペラです。安藤さんが使ったのも、同じプッチーニ作曲の『マダムバタフライ』日本を舞台にしたストーリーなので使用したのかもしれないが、こちらは『日本女性の悲劇』を題材にしたもの。フィギィアスケートという場で使うのが適切だったかどうか…使われて部分も、特に前半は暗い曲調で、せめてもっと良い部分を使うことは出来なかったのだろうか? 一方『トゥーランドット』は中国が舞台のハッピーエンド。開会式でもパバロッティの歌った『誰も寝てはならぬ』が代表曲。日本中が『誰も寝てられない』興奮に包まれてしまいましたね。
February 24, 2006
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オーストリアのモルゲンシュテルンが金メダル。 コフラーが銀メダル。 オーストリア国内では、そうとう盛り上がっていることでしょう。 モルゲンシュテルンは 『夜明けの星』 という意味 まさに輝ける☆となった素晴らしいジャンプでした。
February 18, 2006
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月曜日に都内で飲み会があり、二次会で遅くまで飲んでいたので、そのせいかな?このときは、最初は馬肉の美味しい店でワインを飲み、二次会ではモルト・ウィスキーをいろいろ飲んだ。胃の調子が悪いので、身体にやさしい金井醸造場さんの 『デラウェア』を飲んだ。(調子が悪くても飲むのだ!)金井さんの自家栽培の畑で育てられたブドウを自然酵母で発酵させたワイン。酸化防止剤の使用がごく少ないので、独特の柔らかな味わいが魅力です。以前に飲んだ時より、少し熟成感が出てきているが、以外なことに、香りには逆にブドウ本来のフレッシュなものも感じられるようになっている。普段、金井さんのワインは1本全部飲んでしまうのだが、胃の調子もあって、今回は半分だけにしておいた。
February 17, 2006
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年末からスペインに滞在しているSさんから、最新の便りが届きました。画像は、キリスト教の巡礼者が最後に辿り着く サンティアゴ・デ・コンポステーラという街の大聖堂。見上げると首が痛くなるほどの大きさだそうです。毎日、安くて旨いワインを楽しんでいるみたい。羨ましい!
February 16, 2006
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知り合いがブドウの樹を2本持って来てくれた。種類は 『プティ・ヴェルド』フランス・ボルドーでブレンド用に使われることの多い種類。あるワイナリーで試験的に植えられていたもの。昨年植えた 『巨峰君1号・2号』とあわせて、大切に育てます。
February 15, 2006
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オーストリア・チロル地方最奥地のスキー場セルデンの謎。 ??謎 その1?? セルデンの町にあるメーンストリートには・スパーのショップが3軒あった。 僅か5・600mのストリートの中に他に食品や日用品を扱う店は他になし。何故同じチェーンのスパーが(しかも、ほとんど同じ品揃えの)必要なのか? 謎だ! あちらこちら、もちろん全店制覇した ??謎 その2?? 宿泊したホテルの隣りのホテルで、道に面した駐車場で30~40人が大音響の音楽に合わせ踊り狂っていた。 駐車場といっても3台位のスペースで、ほとんどみんな道にはみ出して踊っている。 しかも、まだ明るい夕方なのに… あれは、いったい何だったのだろう? ちょっと近寄れない雰囲気でした。
February 11, 2006
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オリンピックが始まりますが、オーストリアもかつてインスブルックで冬季オリンピックを開催したことから想像できるように、ウィンタースポーツは大変盛ん。 国の真ん中をアルプス山脈が貫いているので、スキー場もいたるところにあり。 あちらこちらがオーストリアでスキーをしたのは3回。 その中で一番思い出深いのは、 インスブルックから電車で30分位のエッツからさらに1時間バスに揺られたところにある、セルデンのスキー場。 行ったのが3月末だったので、観光局の人に「標高の高いところでないと雪がないかも」 と言われ、アルプスの奥地のスキー場を選んだのだ。 セルデンはベースの標高が1300m位、最高地点は3000mを超えています。 さらに、近くには氷河スキーのできるところがあり、スキーシーズンの大変長いところ。 ベース地点からは、ゴンドラ一本で標高2000mの台地に簡単にアクセスでき、そこはすでに森林限界を超えているので、一面銀世界の開放的なゲレンデとなっています。 3000mを超える一番上の地点には、展望レストランがあり、素晴らしい眺めが楽しめる。 ベース地点の谷底までは、なんと標高差1700m位あり、高所恐怖症の人は下を見れないのでは… あちらこちらはレストランでピッツァを注文。イタリアとの国境にも近いからだろうか?けっこう本格的ななピッツァでした。 ビールも飲んだが、なにしろ標高が高いので、かなりまわりました。 このスキー場で借りたレンタルスキーの状態が素晴らしかった。 完璧にエッジがチューニングされていて、気持ち良く滑ることができた。 そんな素晴らしいスキー板で草の上を滑ってしまったあちらこちらは悪い子なのでした。 下の方はほとんど雪がなく、草だらけなのだからしょうがない…
February 10, 2006
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先日のマルチフローラルに引き続き、『ローズマリー』のはちみつも買ってしまった。マルチフローラルよりも淡い色合い。とてもなめらかな舌ざわり。マイルドでクセのない甘さなのだが、どこか小豆の『餡こ』のような和風の後味(…と香り)が感じられる。オレンジのはちみつはもっと華やかな香りらしいので、そちらも食べてみたいなぁ…多分、近日中にオレンジのはちみつのレポートもすることになってしまいそうです。
February 9, 2006
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ゲヴュルツトラミナーのワインを飲んだ。ゲヴュルツトラミナーはブドウの種類です。このブドウから作られるるワインは、バラやライチの香りが華やかなものが多いのですが、今回飲んだワインもそうでした。柔らかなコクのあるボディ、最後に少し苦みがあるのが、またこの品種らしい。ウィーンのワイナリー・ザーヘルで「トラミナーには『ゲヴュルツ(スパイシーな)』と『ローター(赤い色の)』と『ゲルバー(黄色の)』の3種類がある」と言われて衝撃を受けたことを思い出した。それまではトラミナーといえば『ゲヴュルツトラミナー』のことだと思っていたので、他の種類があるなんて想像もしていなかったのだ。ところでゲヴュルツトラミナーのワインって、どこか浮遊感のある味がすると思いませんか?
February 9, 2006
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あちらこちらが仕事から帰ったら、父親が珍しくTVで放送されていた映画を見ていた。普段は全然映画なんて見ないのに…て言うか、あちらこちらが帰って来る時間には、大抵寝てしまっているのに…見ていたのは 『第3の男』戦後まもないウィーンを舞台にしたサスペンス映画。敗戦後の英・米・仏・露による共同統治時代のウィーン。夜のシーンが多く、その暗い色調の映像が共同統治時代の抑圧されたウィーンの様子を効果的に表現している。映画が終わると父親はすぐに寝てしまったので、何故この映画を見ようと思ったのか分からないが、昔見たときの思い出でもあったのだろうか?実は、あちらこちらは『第3の男』のDVDを持っているのだが、あまりに真剣に見ていたので、持っていることを言えなかった。
February 9, 2006
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昨日、お付合いのある三重県の酒蔵の人が店に来て、少し話ができました。 その酒蔵は、小さいながらも、他に流されないしっかりとしたポリシーをもってお酒を造っていて、好感がもてます。 そのポリシーとは… ●生酒は出さない! 生酒は出荷した後の品質に100%責任を持つことができないので、出さないのだそう。数年前の生原酒ブームのときにも、お客からどれだけ言われても断り続けたのだそうです。そのかわり、火入れ殺菌の仕方に工夫をして、フレッシュなお酒を造っているそうです。 ●最近の純米嗜好にも乗らない! 『純米でなければ酒にあらず』という人もいますが、そこを狙った商品を出すつもりもないようです。従来からのラインナップの中に純米酒や純米吟醸はあるが、その味筋を変えるつもりもないようです。 この酒蔵のお酒は、本醸造~大吟醸まで味わいのベクトルがそろっていて、綺麗でエレガントな個性は素晴らしいと思う。 山廃のお酒もあるが、やはり全体のシリーズとしての山廃であって、重くならないところが見事に統一が取れている。 (昨年は生もとでも仕込んでいるようなので、市場に出てくるのが楽しみ)
February 8, 2006
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今回飲んだのは 『キャネー甲州 万力村』 このワインは、金井さんの自家栽培の畑からのブドウを使ったものではありませんが、地元の栽培農家さんと話し合いながら栽培された甲州葡萄を丁寧に醸造したワインとのこと。 爽やかで優しい果実香は青リンゴのような繊細さ。 極自然で壮快さをもたらすスッキリとした酸味が全体の品位を決定付け、やさしさと旨味を持った果実味が全体を包む。 甲州種らしい苦みは、リンゴをかじった時のような爽やかさをともなったもので、全体に素晴らしく統一の取れたものと思う。 あちらこちらは、普段はボトル半分位が適正量なのだが、金井さんのワインを飲むときは、気付くと常にボトルが空になっている。 酸化防止剤の添加量が極めて少ないので、飲んでいるうちに頭が痛くなることがないし、自然な味わいなので飲み疲れしないのが大きな理由。 (ボトルを空にしても二日酔いしないし、頭もハッキリしている) でも、一番大きな理由は、一杯もう一杯とグラスを傾けたくなるような旨さを持っていること。
February 4, 2006
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スペイン最高峰の赤ワインを造る『ヴェガ・シシリア』がプロデュースするハチミツを発見!ヴェガ・シシリアのオーナーが所有している食品会社で作られているようだ。種類がいくつかあるなかで、あちらこちらは『マルチフローラル』を入手このハチミツは、蜜蜂によって、いろいろな花から採取されたもので、けっこう濃い色合いが特徴。香りは、単独の花から集められたものにある、はっきりとした個性は感じられないが、様々な花を束ねた花束のような複雑な香りを持っています。味わいも同じように、いろいろな要素を持ち合わせた複雑なもの。上品さよりはワイルドな個性である。甘さのあとに、柑橘系の余韻と苦みを残す。ヨーロッパには様々なハチミツがあるが、あちらこちらはけっこう、こういったタイプが好きだったりする。オーストリアのワイナリーのヒルツベリガー婦人のイルムガルトさんは、自分達のシャルドネ・スマラクトを「いろいろな花の咲くお花畑の香り」と表現するが、このハチミツにもその雰囲気がある。
February 4, 2006
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ウィーンで見かけた《涙》をもうひとつ… オペラ座の『ラ・ボエーム』 第1幕・テノールの有名なアリア 「なんと冷たい小さな手…」 を歌い終えたとき、客席は興奮に沸き立った。 歌ったのはロベルト・アラーニャ あちらこちらは、お気に入りのバルコン・シュテープラッツ(立ち見席)で聴いていたのだが、隣りの女性が、もうびっくりするくらい号泣していた。 素晴らしいアリアだった 柔らかな声のトーン、どこにも無理な力を感じさせない伸びやかな歌声。曇りなき青空に吸い込まれていくような感覚! アラーニャ自身がインタビューで話していたことと思う 「年間沢山ステージに立って歌っているが、何の不安もなく、気持ち良く歌えるのは2~3回だけ。あとは不具合をかばいながら、上手く調整しながら歌っている」 あの時のアリアは、そんな絶好調な歌だったのではないだろうか? その日は、幕が進むにつれ、彼の声に少しづつ曇りが差してきて、天使の羽をまとったような、重力を感じさせない軽やかさが薄れていってしまった。 違う日の『ボエーム』も、その後登場した『愛の妙薬』にも、あの時の奇跡のような輝きは見られなかった… 『ラ・ボエーム』ほど《青春》を感じさせてくれるオペラは他にない。大好き
February 2, 2006
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初めて現地でニューイヤー・コンサートを聴いたときのこと 何とか立ち見席に潜り込み、聴いていたのだが、 手には重いコートを持ち、ウィーンに着いたばかりで時差ボケと、狭い立ち見スペースに物凄い人が詰め込まれた熱気でフラフラになり、 『もう、早く終わってくれないかなぁ…』 と心の中で思いながら聴いていたものです。 (指揮者マゼールの細部を拡大解釈するような演奏にも疲れ倍増なのでした) アンコールで恒例の 『美しく青きドナウ』 の演奏が始まり、ふと気付くと、 横に立っていた女性がハラハラと涙を流している。 (彼女は何処の国の人だろう…) その涙を見た瞬間 このコンサートは『死ぬ前に一度でいいから生で聴いてみたい』コンサートであったことを思い出し愕然とした。 もっと真剣に聴かなくちゃ、と気付いたものの、後に残されていたのは『ラデツキー行進曲』たった1曲だけだった。 彼女が何故涙を流していたのかわからないが、『青きドナウ』を聴くたびに、その情景がよみがえってくる。
February 1, 2006
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