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ふたつの試飲会の後、気取らないイタリアンで軽い夕食…のつもりが、 ワインを飲んでたら、ついついいろいろと食べてしまいました。 このレストランのワインは(グラスでたのんだのだが)明確なセレクトの基準があるようで好感が持てる。 白も赤もパワフルなものよりは、繊細で綺麗な味わいのワインたちで、インパクトの強さには欠けるが、どれも素直に美味しいワインばかり。その店のシンプルな味付けの料理との相性もすごく良い。 イタリアのワインばかりを揃えているレストランでは、バラエティに富んだワインリストを作る方が簡単だろうし、もしかしたらお客の反応も良かったりするかもしれないが、 このレストランのように、全てのワインが安心して頼めるところも素敵だと思う。
September 27, 2006
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都内のワイン試飲会に2か所行ってきました。 ひとつは輸入業者さんの試飲会。 100種類以上のワインが並ぶ。 3時間以上かけて試飲するも、時間が足りず、全部は試飲出来なかった。 いつも扱っているものも多いので、新たに仕入れるものは、そのなかの3種類くらいだろうか。 (いつも扱っているものも、ヴィンテージが替ったりしているものも多く、チェックは欠かせないのだ) もうひとつの試飲会は 『フランスワイン・ワールドツアー東京』 という、フランス各地のワインを集めたもの。 これは、まだ輸入業者が決まっていないワイナリーばかりなので、仕入れのためというよりは、自分の勉強のために行ってみました。 しかし、これがけっこう面白かった。 ひとつ紹介 トゥールーズ近くのフロンタンというAOCで、そこの地ぶどうネグレットから作られたワイン。 今回持って来ていたのは2種類で、どちらも他の品種をブレンドしてあったが、ネグレットというぶどうの個性がしっかりあって面白い。 このふたつのワインの蔵出し価格は3ユーロくらい。 どこかの輸入業者さんと契約して、日本に紹介して欲しいものです。 ☆ネグレット(NEGRETTE) スミレや赤いフルーツ(リコリスのような)香りを持つ繊細なぶどうで、カベルネとブレンドするとタニックなストラクチャーが、シラーとブレンドするとスパイシーな風味がプラスされるとのこと。 単独では明確な個性を発揮しずらいぶどうなのかも知れないが、ここの100%ネグレットのワインは、ギィド・アシェット最新号で一つ星が付いたと言っていたので、そっちも持って来て欲しかったなぁ。
September 27, 2006
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約一か月ぶりにココファームワイナリーさんに遊びに行ってきました。気持ち良く晴れ渡った青空に赤とんぼの群れが… ワイナリーでは、ロゼ用だというマスカットベリーAの選別作業中。ワイナリースタッフと園生20人位で、収穫されたぶどうひと房ごとにハサミを入れ、未熟果や腐敗等の問題のある粒を切り取っていくのだ。今年の困難な天候のためか、ワインの仕込みに使えるものより使えないで捨ててしまうものの方が多いくらい…これだけ人数と時間をかけて、丁寧に選果などの作業を行えるのがココファームさんの大きな強み。ワイナリーを代表するフラッグシップワイン用のぶどうに手をかけることは、他のワイナリーさんでもやっているかも知れないが、 ココファームさんは、恐らく全てのワイン用のぶどうに対して、同じように手をかけているのではないだろうか。(ちなみに、ロゼワインは千円台中位のワイン)ココファームさんには、ぶどうを食べに来るカラスを追払うために、畑で一日中空き缶を叩く人が何人かいるのだ。
September 25, 2006
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先日、昔の旅行の思いでをブログに書いていたら なんだか スゴく旅行に行きたいぞ! モードに入ってしまい。 今年は無理だろうから、来年に行きたいなぁ… と、計画を立て始めてしまいました。 行先は… またもやオーストリア 昨年行ったときに回れなかったところをメインに組み立ています。 昨年買ってきた 『VIP GOURMET guide☆』 というレストランガイド見ながら 「このワイン産地には、このレストランに行かねば!」 「なんと!このレストランはワイナリー直営だ!」 などとひとり喜んでおります。 来年5月か6月頃 行けたらいいなぁ…
September 24, 2006
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ブラウフレンキッシュ2004 グラッツァー 以前に飲んだ』“レゼルヴェ” と違い、こちらは大樽熟成(レゼルヴェはバリックと大樽熟成が半々) 基本的なトーンはよく似ていて、 チェリーやブラックベリーのような香りを持ち、少し鋭いスパイシーさが持ち味。 余韻は、アタックの勢いに比べるとシンプル。 今回、ブラウフレンキッシュの連続飲み比べをしてみたが、この品種の持つ特徴の多くは ツヴァイゲルト種 の特徴と思い込んでいたあちらこちらでした。 どこかで勘違いしていたかも…
September 22, 2006
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新商品シリーズ(インポーターさんからの紹介ワインを飲む) プリーラーのブラウフレンキッシュ・ヨハネスヘーエ2004 強烈なワインだ… 金属的な鋭いワイン プラムやブラックベリー的な果実の香りに、大なたをふるうような鋭い酸味、 現時点では還元的な要素が強く、 強い酸とタンニンが、 酔わせるというよりは、かえって冷静に分析することを求めるのだ。 しかし、このぶどう品種の持つポテンシャルは、カベルネ・ピノ・サンジョヴェーゼなどに比べると一段落ちることは明らかで、 人を酔わせる魔力に欠ける。 そのもう一歩を埋めるために、多くの生産者は、樽の風味をプラスしてバランスを取ろうとする。 素顔を見せれば無視されて、厚化粧は嫌われる。 オーストリアの赤ワイン生産者の悩みは、そうとう深いに違いない。
September 20, 2006
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『ルバイヤート甲州シュールリー2004』ほのかに柑橘系の香り、ほんの少し乳酸のような香りがするのは、オリとの接触が長いシュールリー製法ならではか…。まろやかな口当たりと程よいコクバランスの良い味わいをまとめあげるのは、しっかりとした酸味の存在があるからか。甲州種ならではの渋みは、静かに存在を主張している感じ。里芋の入ったけんちん汁と相性抜群このワイン、とあるワイナリーの方から『甲州シュールリーとしては理想的』と教えてもらったもの。バックヴィンテージなので入手はむずかしいかもしれないが…(2005年ではなく2004年がお薦めだそうだ)
September 19, 2006
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アルザスからパリに行き、その後ボルドーに入り、ワイナリー巡りバスツアーで シャトー・ラネサン(偶然ながら以前から好きなシャトーだった) シャトー・シランに行く。その翌日はツアーで知り合ったひとと、バスでサンジュリアンとポイヤックの境界まで行き(どこに停留所があるのかわからなかったので、 ラトゥールの近くで降ろしてとバスの運転手にたのんだのだ)本当は予約しておかなくてはだめみたいだが、たまたまカナダから来た人がいて英語で案内するので、一緒にまわってよいとのことで、コンテス・ラランドを見学できた。その後ラトゥールに行くが、さすがにそこは無理だった。仕方なく、サンジュリアン方面に向け徒歩で移動。ラトゥールからラスカーズにつながるブドウ畑を横目に見ながら…その後、パリ経由でミュンヘンに夜行で入ると、30度くらいあったボルドーと比べ、ミュンヘンの気温は13度しかない。しかも、雨。ミュンヘンで一泊してビールを飲むつもりだったが、この寒さではビールどころではない、すぐさまザルツブルク行きの列車に乗り込んだ。しかし、ザルツブルクも冷たい雨。結局ザルツブルクもあきらめウィーンに向かった。(ボルドーからウィーンまで24時間かかって移動となった)予定ではザルツブルクでも一泊するつもりだったので、二日早くウィーンに戻ることになった。 実は、そんなことなら、 もう少しボルドーにいたら良かったのだ。ボルドーで知り合ったひとから、あちらこちらがボルドーを離れた翌日にポイヤックに行くと、ワイン祭りが行われていて、すごく楽しかった、とたくさんの屋台みたいなところで楽しそうにワインを飲む人達の写真と手紙が送られてきたのだ。
September 18, 2006
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ユングフラウ周辺は予報どうり素晴らしい天気に恵まれ、三日間ほど山をハイキングしてさあ、どうするか?ウィーンに戻らなくてはならない日は決まっていて、どうしてもボルドーには行ってみたいし… しばし考え、もう一度アルザスに行くことにする。スイスの山とアルザス行ったり来たりだまたコルマールに泊り、翌朝駅前に行くと、今度はちゃんとバスがやって来た。 リュクヴィールまでのバスの運転手は、前の方に乗る馴染みの乗客と話に忙しくて、あやうくリュクヴィールの町を通り過ぎてしまうところだった。(そこで降りる人がもう一組いて、運転手に言ってくるたので、降りることができたが、あやうく終点まで連れていかれるところだった) リュクヴィールこの小さな町も魅力的なところでした。町の中には日本でも知られたワイナリーが何件かあり、そのひとつヒューゲルに入ろうとすると、中からなんと日本人の団体が出てきた。建物の前で、若きオーナー氏(雑誌で見覚えがあった。ジャケットも雑誌と同じだ)と記念写真を撮ろうとしていたので、あちらこちらがシャッターを押してあげた。 団体さんがわらわらと引き上げて行ったが、ワイナリーもやれやれと思っているところに、また日本人であるあちらこちらが行くのもどうかと、どうせなら日本で知られていないワイナリーに行ってみようかとなだらかな坂道のメインストリートを登っていき、数軒のワイナリーで試飲しつつ、ぶらぶらと歩く。アルザスのリースリングは以前から好きだったのだが、そこでゲヴュルツトラミネールの美味しさに気付くことができた。
September 18, 2006
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以前の旅の思いで…オーストリア・グラーツから夜行に乗りスイスのチューリッヒに着くとどんより曇り空。チューリッヒからルツェルンに着くとポツポツ小雨が、ルツェルンからインターラーケンに着くと本格的な雨だ。ユングフラウの山に行く予定だったのだが、雨では行く意味もないか…、と急遽行先変更。まったく宿さえ決めない、行き当たりばったりの旅行だったので、山は天気の良いときに行くベシと、スイスの後に行けたら行こうと思っていたアルザスに先に行くことにする。アルザスでは、ぶどう畑に囲まれ城壁の中にある小さな町リィクヴィールに行きたいと以前から思っていて、その近くのコルマールまで行きたかったが、その日はスイスとフランスの国境の町バーゼルで夜になり、そこで宿泊(ほぼ24時間移動ばかりだ)翌日バーゼルからコルマールまで列車で移動。スイスに比べアルザスの列車はやたらとスピードが早いような気がする。コルマールの宿のおねえさんにリュクヴィールに行きたいのだけど、と相談すると『駅から出ているバスで行ったらいいわ。これが出発時間』とバスの時間をメモしてくれた。翌日リュクヴィールに行くことにして、その日はコルマールの町をうろうろ。木組の柱が表に出ている独特な家並が美しい。夏の音楽祭が行われていて、その年は『カザルスへのオマージュ』とのことで、夜は教会でチェリストたちのコンサートを聴く。翌朝、駅前の広場でバスを待つが、どうも様子がおかしい。 いくら待ってもバスが来ないのだそこは明らかにバスの発着場所なのだが、時刻表が全く見当たらないので、しかたなくひたすら待っていると…おじさんが近寄って来て『ここで何してるのかね?』『リュクヴィール行きのバスを待ってるのです』おじさん驚いて『日曜日はバスはこないよ』と言うではないか!『マジっすか?』宿のおねえさん(けっこう美人)をうらみつつ、しかたなく、また町をうろうろ。夜はまたコンサートに。そうこうするうちに、テレビの天気予報ではスイスの山の天候が回復し、3・4日は素晴らしい天気になるようだ。 かなり迷うが、天気が良いうちに山は行くベシと、翌朝早くコルマールからバーゼル行きの列車に乗り込んだ。…つづきます
September 18, 2006
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先日に続きオーストリアの赤ワインを飲む。ぶどう品種も同じブラウフレンキッシュ。生産者は首都ウィーンから40キロくらい東に位置するワルター・グラッツァー 『ブラウフレンキッシュ・レゼルヴェ2004』ブラックベリーやカシスのような香り、ライトからミディアムくらいのボディで程よいスパイシーさ。余韻が少し短いながら、ぶどうの個性は良く表現されているのでは?この前飲んだゲセルマンのワインのほうが樽の使い方が巧みで、ワインとしての完成度は高いかも。インポーターさんからオーストリアの赤ワイン(新商品)4本取寄せて、3本は同じブラウフレンキッシュなのでしばらくはブラウフレンキッシュ飲み比べかな?
September 17, 2006
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先日、あるところで知り合ったひとが、今週月曜日からフランスに行くと言っていた。 アルザスとローヌに行くらしい。 今頃はアルザスだろうか? ぶどうの収穫は始まってるだろうか? あちらこちらも以前アルザスに一度だけ行ったことがあり、 その頃は、お酒関係の仕事をするとは、想像もしていなかったが、 ただアルザスのリースリングが好きで、旅行雑誌に載っていたアルザスの町の美しさに惹かれて、ふらふらとたどり着いてしまったものでした。 アルザス… また行ってみたい場所のベスト3に入っています。
September 16, 2006
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久しぶりにフォトアルバムを表示してみました。 画像の編集機能がいろいろ変更されて、 なんだか良くわからず、長い間表示をやめていたものですが、 そういえば、この写真を撮ったオーストリア旅行から丸一年たったなぁと思い、 あらためて表示してみることにしました。
September 16, 2006
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夏の間、白・ロゼ・スパークリングばかりだったあちらこちらも、このところの涼しさで、やっと赤ワインを飲みたくなってきました。 今日はオーストリアのゲセルマンのブラウフレンキッシュ・クライツァー2002を開けてみた。 ブラウフレンキッシュはオーストリアの中で一番高いポテンシャルを持つぶどうと言われるが、値の張るワインは大抵新樽で長期熟成させてしまうため、樽のオバケ的なワインとなりがち。 このワインは樽の風味を全面に出したワインではないが、しばらく前まではやはり樽の要素がやや強いと思っていたのだが、 今回開けてみると、以前より果実味とバランスが取れているように感じられる。 スタイルとしてはボルドーワインに近いかもしれない。 カベルネを主体としたスパイシーな風味と意外なほど似ているのだ。 その中に針葉樹やリコリスのような香り、カシスのような香りもあり、 このぶどうが、オーストリアのカベルネと言われるのが良くわかった。
September 15, 2006
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NHK『家族に乾杯』で 山梨県山梨市牧丘を紹介していた。 山梨市にある金井醸造場さんに行くときに、いつも通っているところだ。 まったく偶然ながら、今日は金井さんのロゼワインを開けてみた。 甲州種とメルローから作られた、けっこう色の濃いロゼワイン。 樽熟成されているメルローのニュアンスがはっきりと感じられ、金井さん独特な酸化防止剤の少ない伸びやかさを持ったワインだ。 残念ながら、これも生産量の少ないワインらしい。
September 11, 2006
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車のガソリンを入れに行くと店員に 「洗車はいかがですか?」 と言われた。 「さっき洗車したばかりなんですけど、まだ汚れてますか?」 店員氏、あちらこちらの車をチラリと見て一言のたもうた… あちらこちらの洗車のレベルが、今日初めてわかった。 とっ~ても失礼なガソリンスタンドの店員さん 『ありがとさん!』
September 11, 2006
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ワインを飲み過ぎ、良い気分で 昨日BSで放送していた『トスカ』を録画したものを見る。 今まで、何度も見たことのあるこのオペラなのだが、 今日はいつもと違うように聴こえるのだ。 初めて気付いた! 『トスカ』は 五音音階がつかわれている! 五音音階は、昔からアジアの音楽で使われるている音楽の組立てかた。 ローマを舞台に、一部の隙もなく組上げられたこのオペラ、五音音階がつかわれているのは、とても意外だ。 何をいまさら、と思われるかもしれないが、あちらこちらにとっては新鮮な発見なのであった。
September 10, 2006
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国内某ワイナリーの白ワインを飲む。 甲州種を使った有名な銘柄なのだが… とてもやわらかい味わい。 洋梨のような風味、上品な酸味と程よい苦み。 しかし、この香りは… 不健全果が混じっているのでは? あちらこちらにはそのように感じられる。 でも、ビミョーだ。 ん~、どうなんだ? 確かめようと、ついついワインがすすみ、 普段より、かなり飲み過ぎた! これは「アブナイ」香りだ!
September 10, 2006
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またまた、迷惑もかえりみず、金井醸造場さんにお手伝いに行って来ました。 今回はメルローの収穫かも? と連絡を受けていたのですが、収穫は延びて、昨年仕込んだカベルネのビン詰め作業となりました。 先ず、熟成しているタンクから、別のタンクにワインを移動してオリ引きし、その後亜硫酸を(極微量)添加してビン詰めに入った。 (なんと、この段階まで、酸化防止剤無添加!) ワインの充填機はかなり年期の入ったもので、 同時に5か所充填できるが、それぞれ充填のスピードが微妙に異なるようで、ボトルをセットし、取外すタイミングにも微妙なタイム差があり、 まったく無駄のない動きをする金井さんにも独特なリズムをあたえている。 また、コルク栓をボトルに打込む打栓機にも、独特な癖があり、 慣れない応援部隊は、いまいちリズムに乗り切れないのだが、たまに調子が良いときには、本当に気持ち良いテンポで充填からコルク打ちまで流れていくのだ。
September 6, 2006
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