全12件 (12件中 1-12件目)
1
知り合いから 以前、あちらこちらの作った 『ザウアークラウト』 の方が、この前レストランで食べたものより旨かった。 と言われてしまった。 ザウアークラウトはキャベツの酢漬けと言われるが、レストランではブイヨンで煮込んでいたりして、素朴さではあちらこちらの作るものに分がある。 ちなみに、あちらこちらの作り方は… キャベツを粗くキザミ、塩で漬け、キャラウェイと黒胡椒を混ぜておくだけ。 漬けてからすぐ食べられる。 浅漬け風。 ずっと置いとくと、乳酸発酵して酸っぱくなり、本格的な味になるはずだが、 あちらこちらはすぐに食べてしまうのであった。 レストランでは、例えば、 アルザス地方からパリに伝わったものをフレンチの人が日本に持ってきました、風なのではないだろうか。 あちらこちらのはウィーンのホイリゲ風かな? 『また、作って食わせてよ!』知り合い って、それが言いたかったんでしょ!
June 29, 2006
コメント(0)
予約注文していたオーストリアワインが届き、早速開けてみた。 ウィーンのワイナリー・ザーヘルの 『ヌスベルグ・グランデ・レゼルベ05』 フィロキセラによりぶどう畑が壊滅的被害を受け、中世以前の伝統が途絶える前は、複数のぶどう品種が同じ畑に植えられているのが当たり前のことだったという。 その名残は、シャトー・ヌフ・デュ・パープやソーテルヌの一部、キャンティ、そしてアルザスの一部に残るのみと言われるが、 ウィーンではいまだに多くの畑で、 『ゲミイシュターサッツ』 と言われる混植混醸造の伝統が受けつがれている。 ザーヘルのこのワインも、9種類のぶどう品種を使い、貴腐ぶどうも混じる熟度の高いぶどうから造られている。 貴腐ワイン的なハチミツのような香り、リースングのワインに現れることの多いペトロイル香。 黄金色に輝く色合い。 トロリとしたボリューム感のある口当たり。 スパイシーで、いろいろな表情を次つぎに見せてくれる。 豊かな酸に支えられ、奥行きのある味わい。 昨年ワイナリー訪問時に試飲したときより、はるかに複雑さを増しているように思える。 5年後・10年後の姿がこれから楽しみだ。 同じような栽培・醸造法を守り続ける、フランス・アルザス地方のマルセル・ダイスのグラン・クリュのワインに良く似ていて、 少しの遜色のない素晴らしいワインであると思う。 今年出会ったワインの中では、間違いなくトップクラスだ。 ザーヘルさん、有難う!
June 25, 2006
コメント(0)
夕食後、ワイングラスを洗い、片付けようとしていて、今日使ったグラスではない、棚にあったブルゴーニュ用グラスを倒して割ってしまった。 クリスタル製らしい澄んだ綺麗な音。 家のグラスを割ったのは3年ぶりくらいでないかな? さらに、エスプレッソコーヒーを飲もうとして、関係ないマグカップをテーブルから落とし割ってしまった。 お気に入りのジノリのマグカップ… 8年くらい使っていたものだったので、 けっこうショックデカい。 今日は指を切ったりと、ツイてない日だった。 飲んだのは、ワインをボトル半分くらい、いつもの量で、けして飲み過ぎではないと思うのだが…
June 23, 2006
コメント(0)
ウィーン・ケルントナー通り 以前、個人経営の小さなアンティークショップがあった。 あちらこちらの“師匠”のカメラマンS氏に連れられて、その店に行ったときのこと 店の奥にさりげなく掛けられた シンプルでやわらかな線で描かれたデッサン 『あれはオリジナルですか?』 『うん、そうだね…』 『いくらくらいするものなんですか?』 『ウーン、だいたい(日本円で)700~800万くらいかな…』 クリムトの絵だった。 ちなみに、このアンティークショップのオーナーと友達だったカメラマンS氏、 オーナーの自宅に遊びに行ったとき、 たまたま訪れていたMAK(オーストリア応用美術館)のキューレーター氏が ごく普通に使われている家具や食器を見て 『美術館にあれば、ガラスケースに入っていて、白い手袋をして扱わなくてはならないものばかりだ』 と言っていたそうだ。 クリムトの絵 『アデーレ・ブロッホバッハーの肖像1』 が、市場最高額の155億円で売却されたそうだ。
June 22, 2006
コメント(0)
昨年オーストリアに行ったときに訪問したウィーンのワイナリーザーヘルから3種類と次回オーストリアに行ったらぜひ行ってみたいオピッツから2種類ザーヘルのワインでは、世界遺産『シェーンブルン宮殿』ラベルの白・赤とオーストリア最高の畑のひとつと言われているヌスベルグのグランデレゼルヴェが入荷する。ヌスベルグは9種類(!)のぶどうを、同じ畑に植えていて、同時に収穫して、そのまま一緒に仕込んでしまう混植混醸(ゲミィシュターサッツ)という伝統的な栽培・醸造から作られたワイン。 ちなみに、一般的なブレンドされたワインは、別の畑で栽培されたぶどうを別々に醸造して、出来上がったワインをブレンドしている一般的なブレンドワインは品種の個性が表面にでるが、ゲミィシュターサッツではテロワールがクリアーに表現されると言われるヌスベルグのぶどう品種内訳は ☆リースング ☆グリューナー・ヴェルトリナー ☆ピノ・ブラン ☆ロートギプフラー(マイナー品種) ☆ツィーアファンドラー(これもマイナー) ☆トラミナー ☆ピノ・グリ ☆ムスカテラー(またまたマイナー品種) ☆ゴルトブルガー(ウルトラ・マイナー品種)シェーンブルンワインの白も ☆シャルドネ ☆リースング ☆グリューナーと、なかなか個性的(これも混植混醸だ)ウィーンのぶどう畑のなかには、赤用品種と白用品種が同じ畑の中に、ごちゃまぜに植えてあるところもあったりして、それはある意味、なかなか衝撃的な光景です。画像 ザーヘルさん
June 21, 2006
コメント(0)
ワインのインポーターさんからオーストリアワインの予約注文商品の案内が来ていて、確認の連絡をしたら、四月に予約注文していたオーストリアワインが『通関キレました!』 ↑ (輸入のための税関手続きが終了したということ)と元気に言われてしまった。確か、7月になってからの予定じゃなかったのでは…『ちょっと早く入って来ました!』とのこと。まあ、早く来るぶんにはあまり問題はないのですが、ワールドカップをにらんで予約注文していたドイツワインは、5月中旬に入荷する予定が、まだ届かない。(別のインポーター)ワールドカップ終わった後に届いても、けっこうきついものがあります。
June 21, 2006
コメント(0)
レストランの結婚式披露宴でシャンパン(3リットルビン)の栓を抜くために駆り出されて、その御礼にと あちらこちら大好物の豚肉のパテをいただいてしまった。 長さ7cm(!)くらい で、何のワインを合わせようかと悩んだが、 オリビエ・クーサンのペティアン・グロローにした。 狙いどうり、相性バッチリ! グロロー種は、確かロゼ・ダンジューに使われるぶどう品種だったと思う。 ほとんど茶色がかった色合い、泡は最初しっかり、しかし、シャンパンほどは長続きしない。 でがらしの紅茶のような香りが個性的だが、以前飲んだサンソニエールの『ロゼダンジュール』にも同じ香りがあったので、品種固有の香りかも。 色合いの茶色具合は、 金井醸造場の『万力甲州朝焼』そっくりだ 味わいはまるで別物だが…
June 17, 2006
コメント(0)
山梨にある家族経営のワイナリー 金井醸造場 の注目のワイン 『万力甲州 05』 が発売になった。 自家栽培の甲州種ぶどうを、赤ワインのような醸しを行って醸造した 今までにない個性を持ったワイン。 甲州ぶどうの持つ味わいを、その渋み苦みまで含め、あますところなく解放する問題作。 メルシャン『きいろ香』とはマ逆の方向性を持ったワインだ。 発売当日の6月15日の夜時点で、すでに 50本 くらいしか残っていないらしい。 明日には完売かも…
June 15, 2006
コメント(3)
前回は泡盛で漬けたが、 今回は、なんと ワインで漬けてしまった。 アルコール度数13%ほどのお酒で梅を漬けられるのか、まったく不明。 砂糖もかなり控え目。 500gの梅にたいして、砂糖170gくらい。 ワインは1リットルくらい。 ワインはボックスに入っているオーストリラア・ワインを赤と白それぞれ使っている。 当然酸化するだろうし、もしかすると腐ってしまうかも…
June 13, 2006
コメント(0)
今年は、なぜか庭の梅の木に実がつかなかったので、買ってきた青梅を使用。 普通、梅酒を漬けるときにはホワイトリカーを使うものだが、 あちらこちらは乙類焼酎で漬ける。 今回は、大好きな泡盛 『常磐』 を使用。 普通は氷砂糖を使うが、あちらこちらは三温糖を使う。 砂糖の量はかなり控え目の、酒飲み仕様だ。 昨年は、芋・麦・泡盛で漬けてある。 今年は、完熟梅を使った梅酒にも挑戦してみよう。
June 7, 2006
コメント(0)
プティ君&ヴェルドー君は庭で育てているぶどうの木。 根元にアリの巣を作られたり、メインの芽が死んでしまったりと御難続きのプティ君。 今度は、伸び始めた枝の付根に虫(?)が入り込み、穴が開いてしまっている。 枝の葉は元気がなく、じきに萎れてしまいそうだ。 プティ君も『これはヤバイ』と感じているのか、枝先の他に、根元からも芽を出してきてなんとか葉を伸ばそうと懸命なのだが、なんとそちらにも虫が入り込んでいる様子。 はたして、プティ君は無事成長することができるのだろうか?
June 5, 2006
コメント(0)
ココファームワイナリーの『こころみシリーズ 小公子2004』を飲んだ。 蛍光ムラサキ(?)的な、鮮やかな紫色。 プラムのような香りとしっかりとしたロースト香が特徴。 かなり焼きの強い樽を使っているのだろうか? 口に含むと、スッと伸びのある酸味がやや強く、ミディアムボディ。 余韻は長くはないが、充実した飲み応えがある。 現時点では香りのロースト香が突出して感じられるが、動物的な香りや、ミネラリーな味わいもあるので、しばらく熟成させてみても面白そう。 『小公子』は山葡萄系の品種らしく、酸味の強さはそこからくるのかもしれない。
June 5, 2006
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1