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歯医者は別にして麻酔と言うものを使われたのが「初」。点滴に薬液を入れられた途端記憶がなくなり気がついたらベッドに寝ていた。 痛くもなんともない。程なく主治医がやって来て「ポリープは全部取りましたが索孔ができたので閉じました。」 要は大腸壁を削り過ぎたという事だがこれはリスクとして言われていたことだ。大腸は小腸よりも壁が薄く当然起こりうることだ。 正直に報告してもらうほうがいい。が、それでしばらく絶食である。他の患者に食事やお茶が届くのに自分に無いのは情けないものである。 トイレに行きたいと言ったら点滴のスタンドに掴まって一緒に行きましょうと男性看護師。そんな必要あるものかと思ったがこれが大間違い。掴まるどころかほとんど縋り付きだ。人間、ダメになるのはいたって簡単。 ところがまた3時間後となるとかなり達者に歩ける。やっぱり脳にきいているんだな。
2020年12月18日
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大腸の扁平ポリープ切除で明日から入院。葬式でへばった体を戻すには絶好の機会だが、気味悪くもある。医療保険にはいり、高額医療費の基準も下がったので(年金暮らしはこんなものらしい)まあ経済的な問題はないと思うが、なにせ体にメスを入れたことがない。4人兄弟、みな虫垂炎をやっているが私だけは未経験。そういえば女房も子供たちもやっていないから、そこからすると私以外は食い意地がよほど汚かったのではないだろうか。用意するものは洗面器、コップ、入浴や洗面用品に下着や上にはおるもの、スリッパ。この他にタブレットとスマホ。イヤホンも必要だ。寝間着やタオルはレンタルで出来る時代。入院先駆者の女房が揃えてくれた。あとS環があると便利だよというのがこの間出産をした娘の話。これも持ってきてくれるそうだ。娘が同じ病院の別の診療科で働いており、仲の良い薬剤師さんが色々情報をくれるのだそうである。しっかり保証人にもなっているので、あまり下衆なことは出来ない。通信関係の機器をしっかり揃えて、ネット三昧の1週間になるだろうか。
2020年12月15日
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先日の大腸検査で体重が2kg減った。「食道が胃になりかけている」症状があり、言われて見れば胸焼けすることもあったなと反省し、よく噛んで食べるようにした。どのくらい噛むかというと米飯が甘くなるくらい。私は母から「とにかくよだれの多い子だった」と言われてきたが、幸か不幸か、今でも唾液の分泌は多いようで、朝の短い読経の際に口の中に溜まってきて、ブレスがとりにくいほど。飲み込むと切れるので(別に切っちゃいけない規則はないが)喉に吸い込まないよう注意がそっちの方に行ってしまう。唾液には言うまでもなくアミラーゼがあり、デンプンを糖化する。で、パンでもほとんどお粥になるくらい噛む訳だ。「噛み飽きる」ほどでちょうど良いみたい。おかずも混ぜるので今までの3倍くらい時間がかかり、家族で一番食べる速度が遅くなった。ぽりーぷの切除の時に止血クリップを使うそうだが、繊維質が多いものが通るとこれが外れて出血すると脅されたが、当日の晩飯は何と八宝菜。よく噛んで食べ、これがクセになったようだ。そんな生活が20日ばかり。何と更に2kg近く減っているではないか。ドヤ顔で女房に話すと、「4kgまでは割と簡単、そこからが勝負よ」とのたまう。そうか、これからか!・・・・BMI 現在24。確かにこれからだ。
2020年12月09日
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昨日からピロリ菌除去の薬を飲んでいるが、やはり思わぬ副作用が出てくる。軟便になるとか味覚がおかしくなるとかは聞いていたが、普段は朝7時すぎにトイレに行くが、だいたいこれ1度。ところが2日目にして夕方に催してくるようになった。日に2回。それだけでなく、腹の音がにぎやかである。「くー」「きゅー」「ぐー」「ぐるぐる」と言った具合で、聴診器をあてている訳ではないから必ずしも正確でないかも知れない。それに起因するのだろうが、ガスも頻発。どうもこの殺菌剤のおかげで菌叢が相当変わっているんじゃないかという気がする。ひょっとして一旦皆殺し?ならば幼児期に存在するというビフィドバクテリウムのヨーグルトを強化しておくかな。
2020年12月03日
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先の胃腸検査の結果を聞かされる。血液検査でピロリ菌抗体は規定の約10倍。確かに飼っているようだ。どこからやって来るのか分からないけれども、「除菌しておいた方がいいでしょう」と言う医師の勧めを断る理由はない。胃潰瘍や胃ガンのトリガーにもなるそうなので。「結果は2月の診断になります」投薬は1週間らしい。仮に残留していればその間に増殖してくるというところだろうか。そして腸。取ったポリープは3つ、全て良性だったそうだ。この時の検査で取れたのは直径20mm以下のものだが、上向部分に扁平で30mmほどあるのが見つかったという。ガンの場合、扁平で根が細い、キノコのような形をしたような腫瘍があるそうだ。こいつがそれである可能性もあるので、メスで切り取る手術をした方がいいという話。根元に生理食塩水を注入して膨れ上がらせ、電気メスで止血しながら切り、はぎ取って行くらしい。内視鏡につけられる道具(メス)は1つなので、事前に糸を通して反対側の壁から引っ張るような形に縫い付け、切除が済んだら糸を切って取りだすという現場ならではの生々しい話を聞かされた。どちらにしても入院が必要で、最悪の事態に備えて外科の協力が得られる日にすると言う。そんなこんなで16日から入院することになった。入院は高校生の時に交通事故に遭って以来なので実に50年ぶり。事前の検査でX線や心電図もとり、10時半から待たされて14時半までかかった。年をとったとは言え、あまりこう言う事態にはあいたくないが、まあ仕方のない部分でもあろう。合併症がないのがせめてもの幸いである。
2020年12月02日
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日が落ちて急激に気温が下がるとひざと腰が痛む。立派な高齢者だが、ズボン一つでずいぶん違うものだ。裏のついたズボンはやはり温かい。腰もしばらくたって楽になる。今年の冬は去年の反動デカ寒いらしい。去年はいたんだと言うか、ほぼ寿命を感じたスタッドレスを取り替えたが、タイヤの交換の必要性を感じず夏タイヤのまま過ごした。それで済んでしまったが、今年は雪も降りそうだ。12月になったら交換しようと思っている。それと同じく、今年は屋外作業のズボンも用意した方がよさそうだ。上半身を保温するものは比較的手軽に買ってしまうが、今年は下半身強化?で行こうと思う。
2020年11月25日
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胃のことを上部消化器、腸のことを下部消化器と言うんだそうだ。健診で両方とも知見あり、と言うことで上も下も同時に見てもらうことになった。オリンパスの内視鏡だ。着替えてからまず腸から。内視鏡はお尻から入れて、小腸とのつなぎ目まで差し入れて、引き抜きながら写真を撮って行く。デジタルカメラならではの芸当だ。私の持っているオリンパスのカメラにも動画の途中でシャッターを切ると(古い言い回しだな)そこで静止画が記録できるが、おそらくこんな技術の応用では?と思ったり。ポリープ3ヶ所切除。その度に医師が「切りますよ」と言ってパチンと音がする。そこから生理食塩水を流し入れて切片を回収するらしい。「取りました」と臨床工学士が言う。ところが、急に人の出入りが慌ただしくなり、もう一人医者が入ってきて「フジタです」と名乗り、何やら画面を指さしながら、「ああ、こうやれば出来るんだね」などといっている。レアケースの確認かなと思っていたが、後で聞くと大腸の上向部から水平部の曲がり角にべたりと広がったような30-40mmの’ポリープらしいものが見つかり、それを染色してみて怪しいとにらんだらしい。こう言う状態のポリープもあるが、改めて手術することになる、とのこと。何でも電気メスで周りを固定し、水圧でこそげとるようなことをするらしい。取ってみないと良性か悪性かは分からないそうだ。弟が大腸ガンで亡くなっているので、このあたりは正直少し気味が悪い。なにせまだ手術を受けたことがないのである。兄弟は皆虫垂炎をやったが、私はやってない。退職後の医療費も気になるが、幸い医療保険にはいっていたので何がしかの給付は受けられるはず。さて、ベッドを少し移動し、続けて胃の撮影だが、もともとX線の結果を見せてもらうと、出口の方にもやっとしたものがある。バリウムがうまく貼り付いてないんじゃないかと思うほどだったのだが、結果は多少胃炎が見られるものの深刻な状況ではないとのこと。喉のキシロカインはあったが、やはり挿入は苦しい。「鼻で息をして」と言われるが、マウスピースなんかはめられたらほとんどスキューバダイビング気分。鼻と口の区別なんかするどころではない。もっと細いファイバーにしてもらいたいもんだ。更に「げっぷをしないで」胃に空気を送って膨らませているからだそうだが、なるようにしかなるものか。尤も口答えできる状態ではない。それでも言いたいことを言おうとしたらそれなりに解釈はしてくれたらしく、適切な返答があった。慣れればそんなものなのかも知れない。こうして1時間あまりの検査と手術は済んだが、最後にビロウではあるが教訓を一つ。腸内の洗浄に下剤を使うが、最終はほとんど黄色い水になる。こうなると便器は圧倒的に洋式が有利だ。和式ではとんでもないところに飛び散る可能性がある。
2020年11月18日
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便潜血と胃部X線で精密検査の指示を受け、明日が検査日である。今日の昼食から食事制限?がかかり、お粥と豆腐だけの昼飯になった。家族はうまそうなものを自由に食べている。第一カラフルだ。私はといえば白いものばかり。量の制限はないが、豆腐を一丁食べるのは結構しんどいもので、どうも繊維質が内視鏡にはまずいようである。飴の甘いうまさが身にしみた。食べていいもの、悪いものが絵で描いてあるのでそこから選んだらしい。そしてそのメニューが夕食にもなった。豆腐が汁にはいっただけ味が濃くなったが、普通なら2食同じものが続けば文句の対象になる。しかし今日ばかりは自分の要求でこうなったので文句の持って行き所がない。午後8時、緩下剤を服用。水はいくら飲んでもいいらしいが、便意が夜中に来ると嫌だなあ・・・まあ、何もやる気がしないこと。9時からは絶食、検査が午後なので2食抜くことになる・・・と考えるだけでも気がめいる。
2020年11月16日
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娘が帰ってきて1週間になるが、やはり寝させてもらえない状態にしばしば陥る。ジジババが近くにいるので何とかなる時は雑用をやってもらえるが、やはり癇癪に近い発作?を起こすことがある。急に泣きだす、言葉がきついなど。出産後の母親がどう猛になる動物界のことを思うと、さもありなんの思いをする。我々の世代が出産シーズンだった頃とは少しばかり考え方も変わってきているようで、ミルクの与え方やら母親の心身のケアも細かくなっている。スマホアプリに従ってたすミルクの量も調整。我々の時代には「泣いたら与える」みたいなもんだったが。しかしこれを初めから一人でとなるとほとんど精神的にパニックになるだろうなと思う。夫君が一緒なら吐き出すところもあろうが、時間的な制約が強いほどうっ積するものは大きいだろう。乳がでない、夜泣き、寝ない、と初めてのことばかり。不安と不眠と闘いながらの子育ては本当に大変だ。医者や助産師にとっては取るに足らないようなところが不安だらけ、と言う状態だろう。不妊治療の健保適用も大事だが、産後の対応にも十分目配りしてもらいたいものである。1週間で体重は400g増加、自前のおっぱいもそこそこ出ているようだ。健やかに育つことを祈る。
2020年10月28日
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半年に一度視力・視野・眼圧・眼底写真の検査をしている。視野欠損が起こりかけていて観察が続いているが、前回の検査で欠損の状態が急に悪くなったのでついに投薬開始かと覚悟して行ったが、結果は前々回並みに回復していたのでちょっと安心した。眼圧も正常なのだが、視神経がごく一部弱っているらしい。「欠損は固定化してきましたね」検査時の体調にもばらつきがあるので、見えないところが検査の度に移動していれば所見なし、となるらしい。私の場合、これが左目になる。右目といえばこっちは毎回同じようなところでエラーを起こしているのでよくない状態だということになる。生活に支障が出るにはまだ20年くらいかかるとか。死ぬのとどっちが早いかくらいなものである。しかし進みだすと早くなったり、ショックで失明することもあるらしい。どっちにしても仲良く付き合うしかない。
2020年10月25日
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天気も良いので自転車で2kmたらずの健康管理センターに出かけた。胃部X線のおかげで何も食べられないが、これは結構精神的によくないなと勝手に思っている。食べたい時に食べたいものが食べ得られる幸せは何ものにもかえがたい。指定された時間よりも15分ばかり早く受け付けてくれた。田舎の機動的(テキトー)なところか。身長、体重測定から始まる。記録が朝測った体重よりも1kg多いではないか。腹囲、やっぱり増えていた。ズボンが少しきつくなったなと実感していたもので。尿検査は2項目に1と書いてある。若い医者の問診で「尿検査はいいです」「いや、今出しましたけど」「いや、結果が問題ないと言うことです」ここいらの会話はどうなの?と思ってしまう。若者には昭和語は通用しない?てか、被験者にも分かるように±で書いてくれればいいのに。胃部X線の問診は更に可笑しかった。「入れ歯の粘着剤は使ってませんか?」「入れ歯ははずしてきましたが」「いや、粘着剤を使っているかどうかを聞いてるんです」入れ歯がないのに使う訳ないだろ!とは言わずに「使ってません」○×の問診しか出来んのか!そして例のベッドに乗せられてあっちを向いたりこっちに回ったり。年の所為か、だんだん動きにくくなってきた。「はい、それじゃ息を吐いて止めて下さい」吸って止めるなら酸素交換できるが、吐いて止めたらそこに待つのは窒息じゃないか?ま、腹筋はコーラスのおかげでどうにでも動かすけど、こんな指示は初めて聞いた。それかあらぬか、ここでげっぷが出てしまい、再度発泡剤を飲む羽目になった。そして健康指導だ。「肥満ですね」「その体重おかしくないですか?今朝家で測ったのと1kgも違うんですが」「服は0.1kgと見ていますが」「それはパンツ1枚でしょう」実際、ベルトだけで100g以上ある。「どちらにしても少し痩せた方がいいですね」「そうですね」「ご飯の適量はコブシぐらいですよ」「そうですか、少し多いかな」「ジュース飲みますか?」「毎朝作って飲んでます」「パンは食べますか」「5枚切りを1枚」「何か塗りますか」「はちみつを」「バターとかは」「使いません」どうもこの保健師、私が摂取カロリー過剰だと言うところに誘導したいらしい。「野菜も自家製のを食べてます」と野菜の方に話を振ったら放免してくれた。色々と話の種を作ってくれた健康診断である。
2020年09月15日
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爪水虫の治療に服薬しているが、その成分が肝機能に影響することがあると言う。採血して分析となるのだが、採血前に必ず看護師は「チクッとしますけど」と言って針を刺すが、今日は針を刺されても痛くなかった。そればかりか、抜いた後パッチを当てるが、「えっ、どこやったかしら」刺したところから多少の出血はあるはずだが、それが見えない。まるでブラックジャックの手術痕みたいな話だ。「この辺かな」と言わんばかりに貼ったが、後で見ると1mmずれていた。パッチは5mm角くらいだから結構な記憶力かも。結局成分に異常はなく、治療をそのまま継続することになったが、「だいぶきれいになった」と言う診断。確かに爪の曇りみたいなのがだいぶ薄くなった気がしている。この調子で直ればいいが。
2020年09月04日
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ボランティアで公園の掃除をやっていると、グラウンドゴルフのグループが一旦解散したのにまた集まっているのが見えた。何かあったのかしら、と見ているとシートや水を持ち寄っている。メンバーの一人が熱中症にかかり、動けなくなったらしい。この時期、桜の木はどんどん葉を落とし、木漏れ日が来るのにいい加減暖まった地面にシートを敷き、頭に水のボトルを乗せて冷やしている。年齢80歳だそうだ。「これは首や脇を冷やす方が良いよ」「救急車呼んで」どうもこの世代と言うのは救急法も知らずに炎天下で遊んできたらしい。携帯を持った人はなぜか少し離れたところに行って電話をかけている。これも移動時間だけ無駄だろうと思うが、いわゆるテンパった状態なのだろう。間もなく救急車が到着したが、本人の意識がはっきりしてきたので本人の意向で帰ってもらった。直面したらこんなものかも知れないが、もう少し年を考えて、応急処置ぐらい身に付けて炎天下で遊ぶなら遊んで欲しいものだ。・・・と同じようなことを言われる日が来るかも知れないが。
2020年08月25日
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ボランティアで公園の掃除をやっていると、グラウンドゴルフのグループが一旦解散したのにまた集まっているのが見えた。何かあったのかしら、と見ているとシートや水を持ち寄っている。メンバーの一人が熱中症にかかり、動けなくなったらしい。この時期、桜の木はどんどん葉を落とし、木漏れ日が来るのにいい加減暖まった地面にシートを敷き、頭に水のボトルを乗せて冷やしている。年齢80歳だそうだ。「これは首や脇を冷やす方が良いよ」「救急車呼んで」どうもこの世代と言うのは救急法も知らずに炎天下で遊んできたらしい。携帯を持った人はなぜか少し離れたところに行って電話をかけている。これも移動時間だけ無駄だろうと思うが、いわゆるテンパった状態なのだろう。間もなく救急車が到着したが、本人の意識がはっきりしてきたので本人の意向で帰ってもらった。直面したらこんなものかも知れないが、もう少し年を考えて、応急処置ぐらい身に付けて炎天下で遊ぶなら遊んで欲しいものだ。・・・と同じようなことを言われる日が来るかも知れないが。
2020年08月24日
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爪水虫の診断を受けてからと言うもの、白癬菌の塊のように女房から非難を浴びている。足ふきマットを別にしろ、靴下を履け、はだしでうろうろするな、と手厳しい。まあ状況として理解も出来るのだが、盆にやって来る孫達にうつったら大変だ、ファブリーズで床を拭こうかと言うことまで言い出した。ファブリーズの成分はなんだ?CyとかQuatとか言う訳の分からんものの配合で、見当がつかない。これなら塩化ベンザルコニウムのような素性の分かったものの方が良い。実際ファブリーズのどこを見ても「悪臭防止」とはあるが、「どんな菌に効く」はどこにも書いていなかった。消臭剤ととらえる方がよさそうだ。白癬菌はなかなかしぶとい菌である。もちろん接触感染には違いないが、よく洗って皮膚とともに流れて行っているはずだ。簡単には移らないと思うが。ケラチンが大好きな菌らしい。ま、しばらくつきあうしかないが、結構傷つくぞ。
2020年08月06日
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爪水虫と診断されて、こんなのを処方された。患部以外には塗らないと思うが、ご親切に。
2020年08月01日
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不織布マスク、布マスク、確かに繊維が作る格子の大きさとウイルス類の大きさを比べてみたら圧倒的にウイルスの方が小さい。だから(感染予防に)効果はないとほとんどの学者は言っている。たぶんそうなんだろうとは思うが、人間の呼気には相当の水分が含まれている。相対的にはマスクの方が体温より温度が低い。(猛暑日は別になるだろうが)当然繊維に水が凝結し、繊維の表面を覆っていく。そうなっていくと格子径は次第に小さくなっていき、これが息苦しさとなって人が感じるようになる。ものすごく小さい粒子には分子間力が働く。計数的な証明は出来ない(なんの計測器もない素人の妄想だ)が、相当の微細粒子はこの水分に吸着されるのではなかろうか。凝結水と唇、あるいはそれに続く口腔の粘膜に接触すると微細粒子の移動は起こるだろうから感染となるのだろうが、格子の大きさだけで論じられるのはちょっとマスクに気の毒なような気がする。現役時代に使っていた、吸収缶式のマスクを見るたびこの吸収体の細孔にウイルスが吸着されるんじゃないかと思うのである。形状はほとんど「風の谷のナウシカ」のマスクなんだが、分子量80-100ばかりのものを吸着させていた。ウイルスはもっと大きいはず。
2020年07月25日
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市の地域包括支援課の事業で、もともと高知市発の体操だ。普段はシルバーセンターの仕事で行けないのだが、今年は代表になっている関係で職員の出前講座のMC役として出ない訳にいかず、今日だけの初参加である。講座のテーマは「医療と介護」高齢になれば避けて通ることの出来ない課題だ。私自身も肩の痛みに悩まされているところで、原因がはっきりしないので結局リハビリになり、生活に支障がなくなればそこまで、と言う訳だが、骨折とかになれば少々話が変わってくる。まず、病院がクラス分けになっていて、急性期が過ぎて症状が安定すれば回復期を担当する病院か帰宅、と言うことになるらしい。いわゆる「追い出される」状態だが、急性期の患者は毎日出来ている訳で、追い出さないことには受け入れられない。無理に居座ったりしたら殺人罪に近いものを適用されかねない。(爆)その調整役が地域包括支援課ということだそうだ。「だから入院とともに相談して工程表を作って下さい」だそうである。考えてみれば女房のガンの手術の間待っていたが、私がそこにいたからといってなんの役にも立たない。ガンについては退院後放射線治療になるようロードマップが描かれていたのであとは指定の施設に連れて行くだけだ。その後は経過を見つつホルモン抑制療法で薬を飲むだけなのだが、自分で出来ているから良いようなものの痴呆とか身体障害が入ってくると大変である。そういうことを普段から子供たちとも話しておくべきだった。そうなった場合にどうするかの相談窓口がここらしい。まあここまで理解できただけでも参加した価値があるが、老人クラブの代表をやっておくことは行政とのつながりを確認するだけでもやっておくべきだと思った。事前の打ち合わせなど話をし、顔を突き合わせることでしか出来ないコミュニケーションがある。そして月並みだが地域とのつきあいも大事である。家の中で何らか動けなくなった時に、若い者はいない。「遠くの親戚より近くの他人」というが、普段からの交流がなければ頼めるものでもない。高齢者は努めて外出して近所と仲良くしておくことだ。
2020年07月08日
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フィトンチッドというのは木々の出す独特の分泌物で、これが健康に役立つというものだ。ヒノキチオールが代表的なものといえるだろう。山の中にはいった時になんとも気持ちの良い緑の臭いがする。山の中での仕事もある訳だが、下界からマスクをしたまま入って、少し息苦しくなった。コロナの患者が未だにでないところ、ここは山の空気をいっぱいに吸うべきではないかと考え、マスクをはずして深呼吸。気持ちが良いもんだ。富士山のような名山、お金がくっついてくるような山ではないが、コロナ肺炎のウイルスが仮に入ってもフィトンチッドがやっつけてくれそうな気になる。都会に住んでいる人が山に行くとなると旅程の混雑も気にしなければいけないだろうが、田舎では車で10分も走れば登り口につく。2時間の森林浴が目の前にある。
2020年05月26日
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確か「鬼龍院花子の生涯」の夏目雅子さんのセリフだったと思うが、休業要請に応じないパチンコ屋が公表されたにもかかわらずそこに通う客の言い分が「気をつけているから大丈夫だと思う」だという報道があった。まあ、なんという認識の甘さかと正直驚く。医療従事者の感染はそれこそ「専門家が気をつけていても」感染したのである。私は微生物の利用、発酵の方で飯を食っていたが、陰圧室での扱いでもどうかすると汚染を受けた。(自慢は出来ないが)目に見えないのでアルコールによる滅菌、火炎滅菌などを組み合わせて対応するのである。ちなみに発酵も腐敗も微生物による代謝だが、人間にとって役に立つものが出来るのが発酵、毒になるものが出来るのが腐敗である。今回のウイルスは無症状というのが怖い。それは微生物の生育の仕方の一部なのだが、自分が意識しないうちに保菌者になって、誰かにうつすというケースが少なくない。クラスタは追っかけられるが、無症状の保菌者に今自分がなっているかも知れないのだ。この場合を「経路が分からない」という。治療法が確立できてないいま、キャリアがいるかも知れない集団に接触するのは非常に危険だ。「人を見たらウイルスと思え」は余りにも乱暴だが、そのくらいの意識でいた方が安全だ。ウイルスをなめてはいけない。
2020年04月28日
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半年に一度緑内障の検査に行っている。何が人気なのか、眼科はいつも超がつくほど満員だ。ところがコロナのせいでいつもの1/10くらいしかいない。コロナが感染するのがいやで受診を先延ばしにするのか、やめるのか知らないが、医療費が赤字だ赤字だと叫んでいるが、こんなに「来なくてもいい人」が多いなら、ちょっと考え直すべきかも知れない。「暇だから医者に行こうか」なんて人がもしいたら、ただのノイズではないか。私の場合は進行しているかどうかのチェックなので不要不急とは言えないと思い、義理立てて予約日を守っているが、今回も「少し悪いが突発データの可能性もある」と言うことで今回も経過観察になった。開業医の友人が軽症者のホテルへの当番を依頼されたそうで、「やっぱり怖いが、行かなきゃならんな」まるで召集令状だ。医者にならなくて良かったとも思う。
2020年04月26日
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コロナウイルスに感染し、肺炎で亡くなったという。乳がんの手術から放射線治療というからうちの女房と全く同じ状況、その年にコロナがはやったかどうかだけがポイントになった。生まれて初めて、と言うか出産以外は入院したことのない頑丈な女房だが、マンモグラフで見つかり、真性と分かって乳房温存法で放射線治療に16回だったと思うが、治療を受けた。温存とは言え、半分くらいは内側からえぐり取ってしまうので、女性としてはショックだったと思う。「ひどいことになった」とこぼしていた。それからの放射線が、それこそ肺炎を起こしやすくなるから、ということで検査のためにいちいちレントゲンを撮る。まあ治療費は結構なもので、高額医療制度のおかげで支払いは上限があったので助かった。治療の間はとにかく体に力がはいらなかったそうで、ものに捕まらないと立ち上がれない状態だった。おそらくは免疫力も落ちていたに違いない。そこからは女性ホルモン抑制剤を服用し、現在3年弱たったところだ。現在は良く食べて胸もだいぶ元に戻ったが(えらいもんだと思う。つくべきところにちゃんと脂肪がつく)つかなくても良いところにもついた、と笑っている。今回のコロナウイルスはとにかく肺につくと急速に悪化するようだ。布マスクは細菌でも通すような目の荒いものだが、湿度を含んで上気道の保護はしてくれる。のどの繊毛が元気であれば異物は排出してくれるので「なんの効果もない」わけではない。しばらくは厄介になるだろうが、「安倍のマスク」はしたくない。検査して異常があれば公表し、無ければゴミ箱へ、のつもりだ。
2020年04月23日
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特別なことをした訳ではなく、たまたま女房のお供で近所のドラッグストアに行ったら1本だけ見つけたのである。商品は「無水アルコール」エタノール98%液である。厳密に言えばこれは無水とは言えない。エチルアルコールは発酵法で言えば20%ばかりのアルコールを蒸留して濃度を上げて行くのだが、この濃度以上には出来ない。水と共沸混合物を作り、分離が出来ないのだ。これ以上の濃度のエタノールにしようと思えば結晶水を取りこめる、例えば硫酸銅を加熱して無水硫酸銅を作り、エタノールに投入するしかない。そこまでやるのは例えば組織標本を作る時ぐらいなもの。商業的にはこれで十分。消毒用アルコールにするにはこれに水を加えて濃度70-80%にすれば最も殺菌力の強いものになる。たぶん、だが、無水アルコールと消毒用アルコールが並んでいたら、ほとんどの人は消毒用アルコールを買いそうな気がする。ついでながら先日からうち市で配り始めた次亜塩素酸ソーダ液はそのままではアルカリ性で手を侵すので、酸で中和しておくべきだ。食酢でも使えるはずだが、これは一度実験しておこう。ph試験紙を買ってこないと、中和点が分からない。後日報告予定。
2020年04月17日
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コロナ感染防止のための指針は人との接触8割減だという。リタイヤの私は家族5人と濃厚接触、仕事の関係が6人だから8割減なんて絶対に無理な話である。首長の話は常に「瀬戸際」なんだけれども、どこまでつづくのか。そう言ってれば済む商売なのかも。それにしても異例ずくめの4月だ。孫の小学校も入学の明くる日から休み。私の老人クラブも顔合わせすら出来ていない。そのくせゴミの集積の見張りみたいな仕事は先行してくる。まあ年寄りの使い道はそのくらい、の認識なんだろうな。実際そうかも知れんが。
2020年04月10日
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少し痛みが引いてきたが、どうも左腕を使う機会が少なくて、特に前に出した手のひらを前にむけるような動作が一番効くようだ。私の場合、痛いのは二の腕から肩にかけてのあたりで、「少し痛いが我慢できる」レベルからリハビリするのがよさそうだ。ものを投げる時にも痛むが、肩甲骨・上腕・肘・手首を全て動かすような運動がいいという。ボウリングの球を投げるような動きだろうか。私は左利きではないので何でも右でやってしまう。どうもその右に偏った運動が一つの原因らしい。左手には震顫の症状もあるので余計に左を使わない。石を下から投げる運動をやったら初めは痛かったがだんだん痛くなくなってきた。人にぶつけないように、川原で遊んでみようか。子供の頃には良く「水切り」をして遊んだものだが。
2020年03月12日
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マスクの品不足について、女房族はいろいろなことを考えるものだ。1 ハンカチで作るインスタントマスク適当なハンカチを2つに折り、もう一度同じ方向に折って、細長い(初めが正方形であれば縦横比1:4)ものにする。次に長い方向から口の大きさに合わせて適当に折り、折り目に輪になったゴムひもを挟み込む。そのままハンカチを口に当てゴムひもを耳にかければマスクになる。 摩擦力をうまく使って、それらしいものにしている。使用後は洗えば繰り返し使える。2 使い捨てマスクの複数回使用外から帰ってきたらマスクをはずし、消毒用のアルコールを噴霧して乾かしておく。何かのケースに入れておけば埃除けになって良い。 何度か使っていると不快な匂いがつくが、これは口内細菌によるものと考えるのが妥当だろう。エタノールで始末しておけば何度かは繰り返し使えるはず。あくまで自分以外使わないことを前提とするが。まあ無い時にはこんな方法で対応しているそうだ。
2020年03月03日
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注文した眼鏡を受け取りに行った。左が新調、右が今まで使っていたものだ。少しレンズを大きめにした。「かけてみて下さい」いや、無精ヒゲが生えて白いものが混じり、シミがでている皮膚、薄くなった頭が良く磨かれた鏡に映るのだから、不快というか、惨めになってくる。そのくらいはっきり見える訳で、眼鏡の問題は何もない。少しツルを曲げるために熱風を当てて軟らかくし、調整してくれた。こちらの方はまあ顔の骨格にあわせるだけなので「これでいいです」となった。古いのはコートもはがれ、痛々しいが普段使いの保護眼鏡代わりに使おうか。プラスチックなので粉々に割れたりすることはない。一方で、トイレで用をたしている時に少しいきむと、左の方に黒いものが出てくるのに気がついた。それが心臓の鼓動に合わせて見えたり見えなくなったりする。ほんの2−3秒のことで、痛くもなく、気分が悪いでもない。次の病院受診まで経過観察かな。
2020年02月06日
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近所にはいわゆる老舗の眼鏡屋と新興のチェーン店がある。25年ほど前に老舗の方で作ったのを覚えていたのでまず行ってみた。眼鏡の処方を見せると、「少しお待ち下さい」当時のカルテをまだおいてあるのに感心したが、当時2万円ほどのフレームで作ったらしい。結構な値段だったと覚えているが、さすがに今でも構造的にはびくともしていない。ただ耳の当たる部分がかなり変色している。「決算セールでお求め安くなってます」と店員は言うが、何様元値が高い。安い設定でも2万5千円くらいになるというので、「ちょっと他見てきます」500mばかり離れたところにある新興の方に行ってみた。この店と同じチェーンで他の店で今回ダメになった(買い替えを思い立った)のを15年ほど前に買ったのだが、見るなり「鼻のパッドがずいぶん傷んでますね、お直ししますから、その間フレームをご覧になっていて下さい」パッドの金属が汗のせいか緑色になっていたのである。この店ではフレームとレンズ込みで13000円からの値付けになっていて、レンズにブルーライトだのハードコートだののオプションをつけることで値段を引き上げて行くと言う商法。まあこっちのほうが分かりやすいといえば分かりやすい。税込み17000円になったのでこちらにすることにした。「レンズはニコンでいいですか?」「メーカーによって違いがあるの?」「思い入れのある方もおられるので、一応お聞きしてます。どこのメーカーも価格・規格は同じです。」今までメタルフレームばかりだったので、今回は樹脂フレームにしてみた。縦の長さを十分とりたかったのでやや大きくなっている。女房の感想はいかに?まあ花柄でもないから3日もすれば慣れるだろうが・・
2020年01月30日
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病院で検査技師をやっている娘がこぼすのが、「患者は被害者意識満載で自分の立場を理解してない」インフルエンザの患者が症状を訴えて来院するのだが、せめてマスクぐらいしてきて欲しい」我が身を見ても、確かに「熱を下げたい、咳を止めたい、くしゃみが困る」と自分の不満だけを訴えて、くしゃみのしぶきを押さえようとしているのはあまりやっていない。病院の職員はいわば黴菌の巣窟にいる訳で、もちろんワクチン接種も強制である。病院もインフルエンザで休まれたらたまったものではない。それでもかかって休む人もあるそうだが、院内感染の風評被害だけでもダメージだ。病院職員は残らずマスクをしている。防衛であり、アピールだとも思うが、伝染性疾患は患者であるとともに汚染源に自分がなったことをもっと自覚して、「あいつにうつされた」と言われることのないよう気をつけたいものである。風邪かな?とおもったら市販の治療薬よりもマスクだろう。インフルでなけりゃ幸いだ。
2020年01月07日
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ソフトあんかという商品がある。ぐにゃぐにゃで足を温めるのにこんなもので良いのか?と思ってしまうのだが、尻の少し下、足の付け根に敷き込むと良い、と言う話を女房が聞いてきた。若い頃から座骨神経痛に悩まされてきたが、痛くなった時に灸を据えることを覚えた。このツボにあてると足先まで温かくなるのだが、まさにその位置にある。脚と臀部とのつなぎ目というか、境になる体の後ろ側だ。一年のうち、この頃によく神経痛が出てくる。今年が暖冬のせいもあるのかも知れないが、例年なら電気毛布を引っ張り出しているこの時期、まだ行火で過ごしている。件の位置に当てる方が足が温かい。シーツを隔てて使っているので寝相の悪い私でもまあだいたい定位置にある。足温器具を使っても温かくならない冷え性の方にはお試し頂きたい。ちなみに女房は脚に挟むようにして寝ているそうだ。
2019年12月30日
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五十肩を発症してから半年近くになる。初めは腕を水平にあげるのも痛かった。消炎剤と筋肉をほぐす薬、胃の荒れるのを防ぐ薬と貼り薬をもらうのが数回続いたが、始めから比べると腕も上がるようになってきたし、痛みもマシになった。一方、神経内科でもらう薬も3種類ある。飲み薬だけで6種類あるのだ。これは正直、煩わしい。そして効いている実感もだんだん無くなってきたので「もう対症療法で貼り薬だけでいいように思うのですが」と言うとあっさりと「まあ劇的に効く薬でもないので・・」ということでやめになった。5日ばかり経つが、腕はだんだん体よりも後ろに行くようになってきた。今までしっかり飲み薬を飲んだ結果なのか、あるいはもう終息時期に来たのかも知れない。痛くなけりゃいいので、湿布剤だけを痛い時に続けるつもりだ。聞くところによれば世界で処方される薬の40%は日本人が飲んでいるのだそうだ。投薬を減らそうと言う医師もいるようだが、患者がなかなか承知しないらしい。人間関係の方を重視して処方する場合もあるそうだ。薬局は処方が増えればもうかるので、出せと言われて断ることはまず無いだろう。人間の回復力はたいしたものだ。この夏あばら骨を折ってよく分かった。始め数日こそ飛び上がるほど痛い時があるが、どんどん回復してきて、5週間かかると言われたのが3週間ほどで何ともなくなった。外科的なものと内科は違うだろうが、特に子供の場合よほど重篤でなければ食事に気を遣うだけで回復することもあるらしい。副作用を考えれば薬不使用もうなずける。まあ、その程度の病人でありたいものだ。
2019年11月30日
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気温が急激に上下する。右手の親指が痛むなと思って見るが何もない。少し痛みが治まったかなと思う頃にぱっくりと割れ、血がにじんでいた。日々を切らすのは子供の頃以来だと思う。退職してから家事のうち洗濯は私の係になったが、若い頃に比べるとやはり皮膚は弱っているようだ。ちょっと油断しているとがさがさになる。寒くなるとゴムの薄い手袋を履いて洗濯する。もちろん洗濯は洗濯機がやるのだが、やはり濡れたもののハンドリングは手によらなければならない。風通しのいいところで素手で扱ったりしたら覿面にダメージを受ける。こう言う状態に対して、女房の持っているクリームを塗ることは確かに効果がある。「化粧品なんて・・」と普段はバカにしているが、こう言う時は別。3日ほどで痛みもなくなり、キズもほぼ癒えた。やはり保湿によって皮膚は守られている。まあ同じことを40年女房はやって来た訳で、これはやはり感謝の他ない。皮膚の傷みぶりは私の比ではない。女性特有の関節が歪む症状も出ている。
2019年11月20日
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1週間前の内視鏡検査の結果を聞きに行ったが、連休明けのせいかものすごい人だった。検査室の前は比較的すいている。名前を呼ばれて部屋にはいったら、こんなものを見せられた。線が大腸、①と②はポリープのあった位置だそうだ。上向結腸と下向結腸にひとつづつ。生検の結果は阿悪性度を1-5とすると3だそうだ。女房の乳がんでステージ3と言ったらかなり進行している(かなり危ない)が、これはガン化するかどうか分からないレベルだそうで、放っておくとガンになるリスクがあるが、取ってしまえば絶対にならない(当たり前だが)のだそうで、結果取ってしまった訳だ。70年近くも人間をやっていると2つやそこらはまあ出来ても不思議じゃない、のだそうだ。「予防する方法もないし、次に検診で指摘があればまた来て下さい」「ガン化するには5年以上かかります。3年に一度くらい検査を受けてもらうといいですね」とのことで、写真の報告書をもらってきた。人気の総合病院で診察10分、会計待ちが1時間以上。事務員に「まだか」と迫る患者も少なからずいる。ウトウトしかけていたら呼ばれた。単に書類の積んである順番だとは思うが、迫った人よりも早く済ませてもらえた。ところで内視鏡の手術には医療保険から手術給付金がでるらしい。10年ほど前に農協で入ったやつだが、初めて使う。その書類作成も頼んで帰宅。
2019年09月17日
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大腸の内視鏡検査を受けたが、どうも「はめられた」の疑問がぬぐえない。ベッドで横になったところで「ポリープが見つかった場合、取りますか?」と言う質問。ポリ−プがどんなものなのか、病気の原因になるのか、など下調べしてから受検するのがまあ正道なんだろうが、「そんなもんどうっちゅうことないわ」と信じているやつは勉強などしない。「知識がないので返事に困ります」と答えると「ここから出血するリスクがあります」「ほんなら取っといて下さい」「同意を得ないでとると傷害罪と言うことになるので」まあ、傷害には違いない。教師がはさみで生徒の髪を切ったことで「傷害にあたる」と聞いたこともある。「じゃあ後ほど確認書にサインして下さい」そんな会話の後で内視鏡が肛門からはいって行く。なんとも不気味な感覚。腸にある液体を吸い出し、空気も入れるので不快である。「見ますか」「はい、せっかくですから」私も好事家と言う他ないが、去年の胃カメラに続き、めったに見られない自分の体内である。「きれいなもんやんか」と勝手に思っていたが、「ここにポリープがあります」なるほど、イボみたいな盛り上がりがある。ワイヤみたいなので締め上げ、電気メスで切ると言うが痛くも何ともなく、出血もわずか、歯を磨いた時に出る血の方が多いくらいかもしれない。その後アスピレータで吸い出し、回収した。「癌でないかチェックします」そうだ。もう1ヶ所切って終了したが、請求書を見てびっくり。29800円とどこかのテレビ販売みたいな値段だった。ガン検査と思えばこんなものかも知れないが、やっぱり高い。女房の乳がんの放射線治療も高かったが、言い値である。尤も、検査でポリープが見つかったら生体検査をするためにやっぱりこの工程は必要な訳だ。一度の手間ですんだと思えば、まさに「時間を金で買った」ことになる。それにしても、病は懐を直撃するなあ。
2019年09月10日
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健康診断で便潜血が±。2点のうち1点が引っかかったので明日内視鏡検査を言い渡されている。前日の昼からが制限の対象になるが、ともかく未消化成分を食べてはいけないと言うことで、繊維もの、油分が厳しく制限されている。私だって再検査なんてごめんだ。うちは麦飯だが、まあこれは仕方ないとして、冷蔵庫にあるものと言ったら豆腐くらいしか食べるものがない。○×の食品分類で、もう少し実生活にそった表現が出来ないものかと思う。果物は皮を食べるな、果肉入りのジュースはダメ、やまいもはいい。山いももコンニャクも難消化物だが、ガラクチュロン酸はOK,マンナンはダメと言うことは結局固形物の大きいのが残るとダメ、不定形で出て行きそうなものは良し、と言うことだろうか。夕食は豆腐のはいった山かけうどんにでもするかなあ。女房がプリンでも・・・と買ってきてくれたが、これもこれで甘いのはのどが渇く。自由に何でも食べられるのは幸福だ。あと1食我慢して、後は下剤の服用になる。夜中に催したらいやだな・・・
2019年09月09日
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昨日起きたらのどが痛い。ヨウ素剤をスプレーして見てもあまり効かず、つばを飲み込むと痛いので扁桃腺も腫れているらしい。体温は36度7分。この時点では大丈夫だったが、昼を過ぎてどんどん痛くなってくる。行きつけの医者で薬をもらってきた。少し前から、「桔梗甘草湯」と言うのを必ず処方する。別にそれが気に入って行っているのではなく、非常にすいているからだ。よくある調剤薬局もなく、今どき珍しい院内処方である。ここで測ると37.3度だった。帰宅して、寒気を感じるのでもう一度測ると37.8度。これはまずい、と夜の予定をキャンセル。「高知行きで疲れがでたんじゃないの」「年だね」と冷やかされる。そうかも知れない。夏風邪は久しぶり。若い時には直って3日目に南アルプスに登ったこともあったが、今はとてもそんな元気はない。今日になって血の混じった粘っこい洟が出てきて、いっぺんに楽になった。食欲も出てきた。医者の薬は規定通りに飲め、と言うことなのでそっちはきちんと飲もう。
2019年08月29日
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追試と言うのは何によらず受けたくないものだが、便潜血の試験で1本が引っかかったと言う通知があった。精密検査を受けるようにとのこと。今日は朝から雨模様。気温も湿度も高い。外の作業も出来ず、病院の予約取りにはいい条件だ。さんざまたされた揚げ句、3週間後の検査になった。確か20年ほど前に一度引っかかり、造影剤と空気を肛門から入れられた記憶がある。検査後ガスを出しながらトイレに走った。今回はカメラらしい。腸の中をきれいにするのに、前日から下剤と水を取るようにと指導された。下剤とは相性がいいと言うか、胃部X線でバリウムを飲むが、1時間ほどですぐに出て行く。翌日に回るのは本当に最後の分だ。今回は当日2Lもの下剤を含んだ水を飲むのだそうだ。便潜血は大腸ガンの疑いあり、と言うことで、まあ癌にはなりたくないけれども、もしなってしまったらその時は潔く受け入れて対処するしかない。今まで手術と言うものをしたことがないのでちょっと怖い思いはある。
2019年08月20日
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このところの暑さで朝食を済ませて畑に出る頃には相当気温が上がっており、どんな格好をしていてもたちまちシャツは汗だくになる。非常に不快だし、外出する時はシャツを替えようと言う気になる。その時に今まであまり気にしなかった臭いがするのに気付いた。多分短い脂肪酸かその誘導体(アルコール、アルデヒドのたぐいか)ではないかと思う、不快な匂いだ。そりゃあこんな匂いを満員電車でかがされたら不快指数は跳ね上がるだろう。幸いと言うか、この頃の電車は冷房もよく効いているから発汗は収まるだろうが、脂肪酸の匂いはなかなか消えない。シャワーの回数を増やすくらいしか対処法はないかな。もう1週間もするとお盆で孫達がやって来るはずだが、さて何と言われるやら。年は取りたくないが、こればかりはいやおうなしにやって来る。
2019年08月04日
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娘がやってきて「熱中症には気をつけなアカンで」何、若造のお前に言われんでも・・と思ったが、考えてみると暑いと感じる基準になるものがない。で、寒暖計を買った。小学生の頃には確か日記帳に気温を書くところがあって、見ていたはずだが、いつの間にかなくなった。さて、純日本家屋のわが家、冷房をいれない部屋(私の部屋だ)は32度。冷房をいれているダイニングは28度。エアコンの設定は25度になっている。4度低いと確かに快適だ。しかし32度でやってられないかと言うとそうも思わない。窓から風が吹き込んでくればそれはそれで涼しいし、仕事が外なので暑さに慣れているのかも知れない。夜になると30度。ずいぶん涼しく感じる。女房は「暑くてたまらない」と言うが、そうも思わない。寝る時は扇風機を直接風が当たらないようにして朝まで回しているが、よく眠れる。去年壊れたエアコン、今年も買わずに行ってしまうかな。まあ、数字で気温が評価できるようにはした。
2019年07月30日
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土用と言うとやっぱりウナギを連想するが私の地元ではこの言葉をよく使う。土用とはちょうど今ごろだが、何となく梅雨明け後と言うイメージを勝手にもっている。この時期、朝は雨が降るかのように雲が垂れ込めているのだが、お昼になると強烈な太陽が降ってくる。まだ南の方には大きな雲があるので梅雨明けにはまだ少しあると思うが、いよいよ夏が近づいた気がする。夏の紫外線は強烈で、早くも顔は真っ黒けだが、これからはサングラスも必要に応じて使おう。緑内障にもUVは良くないと思うので。緑内障は昔は眼球に膿がたまると言われていたが、最近は視神経が弱くなっていく症状を言うのだそうだ。私も眼圧は正常ながら特定の視野が弱いという診断が出ている。良くなさそうなことは出来るだけ遠ざけよう。
2019年07月17日
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昨日はコーラスの練習のため、6時すぎに夕食だったが、練習の後で食べる気にもなれず、朝食抜きとなったから空腹感満載で保健センターへ。女房も「おなかすいた〜〜」人間、腹が減ってくると体を休ませようとするのか、急に眠くもなってくる。問診票はあらかじめ配られ、自分で記入していくのだが、なぜか昨年度の記録がない。政府の不祥事に慣らされると、この記録の保管も大丈夫かなと心配になる。胃部X線を予定していたが、肋骨を傷めたために中止を申し出ると、「その方がいいですね」で、浮いた経費で心電図をとっておく事にした。こういう検診は、絶対夏に受ける方が良い。脱ぎ着が少なくてすむ。短いソックス、半そでのTシャツなら電極をつなぐところは既に露出、後は胸部がでるようにシャツをまくり上げるだけだ。たくさん来ている冬はこうはいかない。すべての検査が終わり、家に帰って早めの昼食。水を飲むのから制限された朝。自由に食べられる昼食は天国だ。「自由に物が食えるって幸せやなあ〜」声を合わせた。納豆、クッキー、ドリンク、何を食べてもいいなんて!」
2019年07月11日
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この所の気温急変で、夏のズボンに替えていたのが寒くなり、腰痛(座骨神経痛)が出てきた。急遽厚めのシャツに冬のズボンで防衛、何とかしのいでいる。神経痛と言うもの、一度本格レベルに症状が出てしまうと、1週間はびっこを引くか、寝込む事になるので前兆を感じた段階で対応する事が大事だ。この時期、暑い時に合わせての服装になるので余計に1枚持っておくべきだ。そして、「暑いのと神経痛とどっちを我慢するか」で判断する事だ。私の場合は暑いのはあまり苦にならないのでそっちに逃げる。神経痛は痛み止めよりも暖める方がいい。アイロンでも風呂でも良い。
2019年06月01日
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6年前に「緑内障の疑い」といわれ、町の眼科で診察を受けたが、あまりはっきり分からないとの事で娘の勤めている総合病院で再度検査を受けた。緑内障が専門、との事だったが、視野検査で右のごく一部にその兆候が見られる、との事で経過観察で半年に一度受診しているが今回も「ほとんど進んでいない」との判定だった。この検査、検査者の腕がもろに結果に響く。町医者では看護士がそれをやり、半球のドームみたいな板のどこかに輝点を出すのだが、板の上をなぞっていくようなやり方をするものだからどこが光るかはそれを追えばいい。止まったところで合図をすればいい。ところが総合病院の方ではこれをコンピュータがやり、輝点の移動は分からないようにできている。移動中は消しているのではないかと思うが、輝度も異なるし目を動かしたら注意されるから何かでモニターしているのだろう。この方がよほど目的に合っている。緑内障と言うと、昔は「あおそこひ」と言って眼球内に膿がたまると言われていたのだが、今は視神経がいたんでいく病気と言う定義だそうだ。眼圧が上がるとも言われるが、上がらない緑内障もあると言う。経過観察が続くが、点眼薬を使い始めるとやめられなくなるので特に視野欠損など深刻な状態にならない限り使わないようにしましょうと言う医師の提案に従い6年になる。結婚して丸くなりましたね、と娘の事を言われた。相方の操縦がうまいか尻に敷いてしまったかはわからないが、小さい時から負けず嫌いで気が強い。まあ人の気持ちを慮るようになったなら親としてはうれしい事だ。「ではまた半年後に」いつまでも続けばよいが。
2019年03月17日
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のどが痛い、熱はないが咳が少し出る、と言う事で先週水曜に医者で薬をもらってきた。合わせて近所に葬式が出来たのでこっちも仕事も、とやっているうちに薬がなくなる頃になって熱が出始めた。38度程なので微熱の部類だが、この顛末を今日その医者に話しにいった。どうもそれは葬式でもらった可能性が高いねえ、と。もともと引いていた風邪の上に別の菌が入ってきたと言う事らしい。「発熱があったのならインフルのチェックもしましょう」と言う訳であの気持ち悪い、綿棒を鼻の奥に突っ込まれる検査。この土曜に娘の結婚式を控えている私としては何としても直さねばならない。インフルエンザだったら大変だ。「何、インフルエンザでも5日あれば大丈夫です」おいおい、4日で直るはずが既に狂ってるよ。幸い「インフルエンザは陰性でした」とのこと。結局「抗生剤を余分に出しておきますから1日1回だけ、2錠を、と言う事で帰ってきた。医者にいって体温の経過を報告する事は結構参考になるデータらしい。「さっき家を出る時には36.8度でした」別に医者で諮ってもらうのがいやな訳ではないが、自分の管理データとしてはたぶん重要だろう。これがsmartwatchで代用できるならデータをスマホで見せるような時代になるのかも。その頃は医者よりAIかなあ。
2019年02月25日
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雨の中、厄神さんにお参りしてなぜか風邪を引いてしまった。昨日は小さくコンコンという咳で収まっていたのが、今日はのどが腫れ上がり、テナーのはずがチューバみたいな声になっている。おまけに隣の工場の主人が亡くなり、葬式の手伝いに行かねばならない。そのためにまずは葬式の通知を配る。地元じゃ葬殮/葬斂(そうれん)ぶれというが、村の全戸を回って知らせるのだ。今日は幸いいくらか暖かかったが、風邪のためにはよろしくはないだろう。帰るなり風呂にはいって暖めた。どうもいきなり今年の厄を抱え込んだ気分である。それにしても高齢者はどんどん引退し、実働は70歳前後の世代に回ってきた。あとは後進を育てる事になるが、わが息子も含め、何人がこの地域に残って支えるちからになることやら。土曜にはメサイアの練習、それまでになんとか直したいもの。
2019年02月20日
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肩が痛い時に「できるだけ動かしなさい」と医者に言われたが、水平に腕を上げた時に痛むのが固定化してきた。肩を動かせと言われても何をすればいいのか・・・右利きなので右は何でも動かすせいか、痛む事は少なくなってきた。同じように左を使うのは至難の業。テレビで肩のこりの治療として腕立て伏せの運動をやっていたのでやってみたが、長年の鍛練不足で、途中まで肘を曲げてゆっくり下ろすのができない。どすんと胸から落ちてしまう。もちろん高校の頃はわけなくできていた事だ。どうしたものかと考えていて、高校の時に体育教師がひざをついた腕立て伏せを指導していたのを思い出した。これなら何とか継続できそうだが。これにしても結構しんどい。もちろん若い時には「こんなもの運動になんかなるものか」とバカにしていたものである。かの三浦雄一郎氏も「小学生に抜かれるようになった」ことから筋力復活に努め始めたそうである。私も見習ってこの運動をやって行こうと思う。アコンカグアの登頂にはドクターストップがかかったという。ちょっと残念だ。
2019年01月21日
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いわゆる五十肩?よく聞く話では「これ以上あがらない」関節にトゲ状のものができて痛む、などと言う事だが、私の痛いのは方から少し下がったところと、上腕の中央部分との2点が痛む。どうも関節ではなさそうなのでお灸やマッサージをやって見たのだがどうもうまくない。また、痛みを感じる運動域が限られていて、そこを過ぎればあまり支障がないこともあり、延び延びになっていたが、やはり「悪性の骨腫」だったらどうしよう?と言う思いもあり、気持ちが悪いので整形外科を受診した。X線の結果、上腕骨の部分を拡大すると骨から少し離れたところに白い点が見える。腱の中で石灰化が起こり、炎症を起こしているのだとの事だった。確かに筋肉の両側が痛み、しかも左右ともだ。水平に上げると痛むが、そこを越えるとなんともない。筋肉がおかしいとの予想は当たったが、腱とは思わなかった。投薬治療開始。やはり年を取ったらさっさと病院にいくべきだ。若い時みたいに「そのうち直るだろう」は希望に過ぎない。
2018年11月21日
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この年まで肩凝りを知らなかったが、どうもこのところ首筋から肩にかけて鈍い感覚があり、どうかすると頭が痛む。そのくせ、重いものを持てないとか、肩が上がらなくて困ると言うような事は全くない。昔父が買ったのか、もらったのか分からないようなマッサージャが出てきたので乾電池を入れて試してみたらいくらかマシなようだ。これからこういうもののお世話になる機会が増えるかな。発声練習の時に体操をやっていて、それが良かったのかなと思っていたが、そう言えばこの頃あまりやっていない。冬になるとウォームアップで少しやるが、普段は時間がもったいない、と最小化している。歌でやらなくても取り組むべきなんだろうな。一緒に低周波治療器も出てきたが、こっちの方はもう少し重症になった時にとっておこう。ちょっと気味が悪いので。けいれんを増長しているような気になる。(もちろん個人の偏見)
2018年10月30日
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自分の内臓を見ての感想は、「大事に使わんといかんなあ」だった。炎症を起こしたり、腫瘍が出来たりしているのは、もちろん胃の細胞も増殖と破壊を繰り返している訳で、そのうちには染色体の異常も出てくるはずだからあまり不思議はないが、この胃しか私にはないのだ。五体満足で生まれてもそのうちどこかしら傷みが顕在化してくる。老眼にもなるし、皮膚のしみも増えるし、皺もふえ、頭は薄くなる。死ぬ日があらかじめ分かっていればその日に向けてしなければならない事を片づけるが、わからないので子供にかける世話を減らすよう、例えば使わないパソコンを処分したり、伝えねばならない書類を作ったり・・・そのためには健康が必要だ。一度に食べる量を減らしたり、質の確保も考えるべきだし、赤字を出さないよう工夫する、そのためにはぼけちゃいけないし、手足を失ってもいけない。胃も大事にしないと。自分を客観的に見るのは可視化が一番かも知れない。胃カメラは貴重だ。ちょいと苦しいが。
2018年10月03日
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7月の健康診断で胃部X線に変なものが写っていると言われ、精密検査をする羽目になった。初胃カメラである。胃カメラは鎮静剤を点滴で投与した上で挿管する方法とのどにキシロカインで麻酔をかける方法があるのでどちらかを事前に選べと言われていたが、「絞首刑とギロチンのどっちがいいか」を選べ、と言われているようなもんだ。鎮静剤は回復するのに時間がかかるため、同伴者がいないとダメらしいが、女房に送ってもらえる時刻でもないので後者を選ぶ事に。キシロカインは歯医者でも使う麻酔剤で、非常に不味い。これをのどにスプレーされた。まるで渋柿を塗られたような感じ。訳のわからないままにマウスピースをはめられ、ここからカメラを入れられた。オエッとなる。朝から水で胃の中を洗っておけと言う事だったので吐くものはないが、今でも当たったところが痛い。「これはマウスピースのつけ方が悪いよ」看護士がはずれだったか。外してもらったら楽になった。「モニター見てて下さいね」とドクター。粘膜を吸い出しているのやら、染色液が注ぎ込まれるのも見えた。こうやって機を紛らせるのも一つのケアらしい。そっちに意識を向ける事で不快感をなくするんだそうだ。胃に空気を入れられるのも気持ちが良いものではない。「げっぷを我慢して下さい」これは至難の業だ。食道に挿管されて胃から上がってくる空気をどこで止める?もちろん発語は出来ない。「どうやるの?」と聞きたかった。結果はすぐに聞かされた。痛いところがある訳ではないが、所々に3mm位の腫瘍があるが、悪性ではないらしい。イボみたいに盛り上がっている。「少し炎症が見られます」鳥の足跡みたいな赤い部分が正常な胃壁で、白いところが炎症だそうだ。染色液に染まったところはないのでガンの心配はないと言う。「食道と胃の境が少し炎症を起こしてます。胃から逆流していますね。これが食道がんの元になる事があります」「どうすれば防げますか」「腹いっぱい食べない事と、食べてすぐ横にならない事ですね。胃壁は分厚い粘膜で守られていますが、食道はそれがないので。どうしても漏れてきます。横になるのは気持ち良いんですがね」げげ、私はもう50年、いや60年はやってるぞ。特に退職後は昼飯の後に昼寝をしてる。「これは実は難しい。だいたい、食べるものや量にもよりますが、最長8時間くらい胃の中に食べ獲物が滞留します。昔、医局や学生200人ぐらいについて調べたんですが。とにかく胃よりも食道が上になってればいいので、ソファで居眠りするなら問題ないです」いやいや、晩飯食って8時間はないでしょうよ。「あくまでも理論上ですから」やれやれ。でも、実際にやっている人もいるとか。例えば介護用ベッドだ。確かに水平でなけりゃいいらしい。そうすると、「腹八分目」とか「食べてすぐに横になると牛になる」もにわかに説得力を持ってくる。腹八分目はまあいいとして、もし昔の人が食道ガンで死んだ人を解剖していたら、牛のように胃が複数あるのを牛のようだと感じたかも知れない。牛は4つの胃を持つ。ハチノスやギアラみたいだと思ったかも知れない。ガンなら特異な状況になっているはずだから。まさに姿勢を正して食事に臨むのが健康の秘訣である・・・と妙な結論。
2018年10月02日
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