投資逍遥

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2006/04/08
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カテゴリ: 聖書に親しむ
この本は1990年に発行されましたが、初出は1987~90年にかけて「聖母の騎士」に連載されたとのこと。
著者は1931年生まれなので、50代後半という年齢で書かれたものです。
以下に 【この本からの引用】 【上記の感想】 という形で、少々書いてみます。


【この本からの引用】

30代半ばに不眠症になった時と、40代の終わりに視力をなくしかけた時との私の心の大きな特徴は、喜びを見出せなくなったことでした。

【上記の感想】

3月11日の日記 に書きましたが、曽野綾子さんには不眠症の時期と視力をなくしかけた時期があったとのこと。
華やかさの裏には、人それぞれに苦しみや悩みがあることを知らされました。


【この本からの引用】

当時祭司階級は、上等の一番絞りのオリーブ油を使いましたが、庶民はそれこそ何番絞りかの粗悪な油で、素焼の火皿に亜麻の芯を置いて灯をつければ黒煙ゆらゆら。

【上記の感想】

我が家では調理にオリーブ油を使うことはありませんが、裕福で食通な家庭では常備されているようです。
まあ、これは私の勝手な想像で、各家庭のことはわかりません。

それはともかく、上記で興味をひいたのは、「上等の一番絞り」という言葉です。
一番絞りというとビールの銘柄にもありますが、この言葉には何やら高級感があるようですね。
ちなみにキリンビールのHPでは、次のように書かれています。

『キリン一番搾り生ビールは、その「一番麦汁」しか使わないビールです。「一番麦汁」は麦芽の殻から滲み出すタンニン成分の比率が少ないため、上品でさっぱりとした味わいやストレートなのどごしのビールを生み出します』(キリンビールのHPから引用)


【この本からの引用】

「私たちは与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、それが預言の賜物であれば信仰に応じて預言をし、奉仕の賜物であれば奉仕をし、また教える人は教え、励ます人は励まし、施しをする人は惜しみなく施し、司る人は心を尽くして司り、慈善を行う人は快く行うべきです」(ローマ人への手紙12.6~8より)

【上記の感想】

引用部は、著者が聖書より引いている部分です。
ここでの賜物とは、「才能」のことだと著者は言われます。
そう考えると、この聖句は、神は人それぞれに異なった才能を与えられたので、その才能を活かしなさい。
こういうことになるのでしょうか。






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Last updated  2006/04/08 09:29:57 PM
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