投資逍遥

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2008/09/28
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テーマ: 本日の1冊(3697)
カテゴリ: 読書
読後感を書いておきます。

この本は、平成10年12月に発行されました。
したがって、著者が70歳を越えてから書かれた作品と思われます。

著者の作品の読後感を書いた直近の私の日記は、 こちら です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 を書きます。



【この本からの引用】

日本でもつい五十年ぐらい前までは、家を作るといえば、最低でも百年三代は保つものを建てると考えるのがふつうだった。
が、1970年ごろから家もまた大型耐久消費財と見做されるようになった。
つまり商品になった。
何とかハウスとか何とかホームという、名のある企業が住宅産業を始め、怒涛の勢いでプレハブ住宅作りが主流になっていった。
注文主も大工の建てる家よりそういう既製品を好むようになった。


【上記の感想】

著者のお父様は、たしか大工だったと記憶しています。
そのせいか、建築物に対する見方は、それなりに厳しいものがあります。
一言で言えば、30年しか持たないような家を批判しています。

が、最近になり?、日本政府が音頭をとっている100年住宅、200年住宅を作ることを目指しているようです。
日本は湿気が多い気候であることや、少子化問題など、障害が多く、果して思惑どおりにいくかどうか微妙だと思われます。
と言っても、住宅に関しては知らないことばかりの私の想像ですが。



【この本からの引用】

そこへ先年、松本健一『幕末の三舟』(講談社選書メチエ)という本が出たので、わたしは早速とびついて読み、この三舟の生き方について、またとくに泥舟について新しい事実を知ることができたのであった。


【上記の感想】

私も『幕末の三舟』を読み、 こちら に読後感を書きました。
そこでは、「高橋泥舟は私にとって馴染みがない人物でした。今回この本を読むことで、はじめて知ることになりました。」と書きました。
実際、私が高橋泥舟のことを知ったのは、ほんの3年前のことです。

三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)生き方はそれぞれですが、著者は泥舟を「無私」というタイトルで一つの話にまとめています。
江戸から明治になる転換期に幕府方の人物として存在感のあった泥舟ですが、新政府に仕官することなく、隠退したという点で評価されているようです。

私も、その点には賛成したいと思います。





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Last updated  2008/09/28 06:18:36 AM
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