投資逍遥

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2008/10/20
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テーマ: 本日の1冊(3697)
カテゴリ: 読書
読後感を書いておきます。

この作品は、いわゆる時代小説です。
舞台は、江戸時代です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 を書きます。


【この本からの引用】

今からざっと40年前の寛政時代、改革が行われて、「相対済し」という法令が出た。
「相対済し」とは、金銭を貸した方と借りた方との話し合いで問題を解決することだが、この時のそれは、旗本や御家人の焦げついている借金を帳消しにせよと、札差に申し渡したのだと聞いている。

【上記の感想】

当時は、武士が商人から借金をするのが一般的だったようです。
今までの借金は返済しなくても良いことになり、当然武士は喜ぶものと思われます。
が、実際は借金をした武士が困ってしまったというのだから、世の中わかりません。
その理由は、今までの借金はちゃらにすることにより、今後は一切お金を貸してもらえなくなるから。



【この本からの引用】

男は今、茶店の床机に腰をおろしている。
飯倉神明宮の境内であった。
参詣をすませた男は、さすがにすぐ炎天下を引き返す気になれなかったのか、たっぷりと葉を茂らせた大木の陰にある茶店へ向かって行ったのだった。

【上記の感想】

「飯倉神明宮」を調べてみました。
東京都港区にある「芝大神宮」のことでした。

同神宮のウエブサイトには、次のように書かれています。

「芝大神宮は、伊勢神宮の御祭神、天照大御神(内宮)、豊受大神(外宮)の二柱を主祭神としてお祀りしています。御鎮座は遠く平安時代、寛弘二年(1005年)一条天皇の御代に創建された由緒あるお社です。
 古くは、飯倉神明宮、芝神明宮と称され鎌倉時代においては、源頼朝公より篤い信仰の下、社地の寄贈を受け、江戸時代においては、徳川幕府の篤い保護の下に社頭はにぎわい大江戸の大産土神として関東一円の庶民信仰を集め、「関東のお伊勢さま」として数多くの人々の崇敬を戴きました。その当時の賑わいは、広重の錦絵に窺うことができます。
 その後の当宮の社史をみますと、明治、大正、昭和初期の関東大震災、太平洋戦争の激動期においても、数多くの苦難にも耐えて氏子並びに崇敬者に支えられ現在の御社殿に至ります。」





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Last updated  2008/10/20 06:00:47 AM
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