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私は信州が大好き。信州の美しい山々を見るのが大好きだ。北アルプル、中央アルプス、八ヶ岳、そして御嶽。御嶽山は特に、最も関西寄りで行きやすいという事もあって、子供の頃から何度も訪れた。と言っても「登山」などという大層なものではない。御嶽山は7合目付近までロープウェーで行けてしまえる。その他にも車道がかなり上の方まで整備されていて、「ドライブ」としてある程度の高さまで簡単に登れてしまえる山なのだ。怠惰な私には「登山」なんて大層な事はとても出来ず、ドライブである程度の高さまで行くだけだったし、上ることさえせず、ただ麓の開田高原や濁河温泉方面から御嶽を見上げるだけの事の方がむしろ多かった。それだけで満足で幸せだった。山に「登る」のが好きなのではなく「見る」ことが好きだっただけだから。御嶽は、それにしても魅力的な山である。幾つもの峰を連ねた大きな、巨大を誇る山容。男性的で雄大な、スケールの大きな山。その広大な裾野にはいつ行っても、圧倒される程の感動を与えて貰った。山全体を覆い尽くすかの如き、カラマツの群生も、本当に素晴らしいの一言。「カラマツの山」といってもいい位で、カラマツの木が大好きな私にとっては本当に言葉では言い尽くせない位、魅力的な山だった。しかし何度も訪れているとは言え、あの山がまさか噴火するだなんて、予想だにしなかった。火山活動によって出来た山だという事は知っていたし、日本一の溶岩流の跡といわれる広大な山裾も目にしてはいたけれど、それは遠い遠い昔の事で、「今現在」噴火する可能性があるだなんて、夢にも思っていなかった。昭和54年に、今回の噴火とほぼ同規模の噴火が起こっていたというのも、恥ずかしながら今回の噴火関連のニュースで初めて知った。7年前の小規模な噴火に至っては覚えてさえいなかった・・「有史以来、噴火したことのない山」だと、何故だか勝手に思い込んでしまっていた。何故だろう?あまりに好きな山だったからか、噴火など起こって欲しくない、という思いから勝手に「希望的観測」をしてしまっていたのか・・今回被害に遭われた方たちも、恐らくこの山が噴火するだなんて夢にも思っておられなかったに違いないだろう、と思う。通常の山岳事故は想定されていてもまさか「噴火」するだなんて・・噴火に遭遇された方たちの恐怖を思うと、本当に身体中に震えが走る程だ。恐怖の中で亡くなって行かれた方の事を思うと、他人事ながら涙が出てくる。通常の山岳事故で命を落とされたとしても、それはある程度仕方がないと思えるし、こんな言い方は不謹慎かも知れないけれど、登山家としては本望だろう、とさえ思ってしまう所もある。けど、「噴火」で命を落とすだなんてこれはちょっと言葉にならない。浅間山に登って噴火に遭い落命するのは仕方がないとも思える。しかし御嶽は・・ちょっとそういう感覚にはなれない。御嶽山は「常時観測対象」になっている山の一つだった。「今後100年程度の中長期的な噴火の可能性」があった為、常時監視の対象になっていた山だったという。本当に恥ずかしながら、という言葉しか見つからないのだけど、そういう事態であった事を今回私は初めて知った。乗鞍も観測対象の山だったんだね・・あの山こそ、バス又はタクシーでほぼ頂上まで行けてしまえる。「登山」どころか「観光」として3千メートル近くまで行けてしまえるのだ。バスを降りてほんの少し上るだけでそこはもう天空の別世界。晴れた日には穂高や槍といった北アルプスの名峰はすぐ近くに見ることが出来るし、立山や白山といった遠くの山々まで運が良ければ目にすることが出来る。あそこで今回のような噴火が起きればどうなるのか。「登山家」ならぬ「観光客」がわんさといる状態なのだ。それで噴火など起こったら・・・乗鞍も火山「だった」という事は知っていたけど、噴火の可能性ありだなんて、夢にも思っていなかったよ。余りに身近になり過ぎて、手軽に誰でも頂上付近まで行けるという事で、そういう深刻さを忘れさせる心理が働いたのだろうか。焼岳も危険なら、もう上高地にも行けない。というか日本中、危険な所だらけ、という事になる。自然の恐ろしさの前に、人間は何と無力なことか。特にこの日本列島は危険極まりない。世界でも有数の「危険地帯」にあると言っても決して過言ではないでしょう。そういった事、頭では理解している「つもり」でした。けど実際には全くと言っていい程、何も分かってなどいなかったのだ、という事を今回痛感させられました。余りに能天気であり過ぎた、とつくづく思わされます。今この瞬間も、御嶽の頂上付近には大勢の人が取り残されています。恐怖の中で亡くなって行った方たち、ご家族の気持ちを思うと、本当にいたたまれません。一刻も早く、ご家族の元に帰して差し上げて欲しい。救助に尽力して下さっている自衛隊員の方々、警察、消防隊員の方々には心から感謝の気持ちを抱きます。二次災害だけは、絶対にあってはなりません。追記・「常時観測対象の47火山」のリストを見ていて思ったのですが、近畿地方には対象となる火山がないのですね。言われてみれば近畿地方で火山なんて、聞いた事がないように思います。私が火山に無頓着だったのは周囲にそうした火山といわれる山が無かったせいもあるのかも知れません。北海道や九州在住であれば、火山に無頓着になる、などということはあまり考えられませんし、住んでいる地域によってもこうした感覚は違ってくるのかも知れないなぁ、と今思っています。
2014年09月29日
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原監督の胴上げをこんな嬉しい気持ちで見ることが出来る日がこようとは、数年前までは夢にも思わなかったなぁ・・あんなに巨人が嫌いだったのに(笑)。2年前の優勝監督インタビューでは原監督の「ファンの皆様、優勝おめでとうございます!」という台詞に、心底腹立たしい思いをさせられた、その時の記憶もまだ鮮明だというのに・・人の気持ちは変わるなぁ。あれ程アンチ・ジャイアンツだった私なのに、と色々感慨深いです。原監督は今季のペナントを制したことで「名将」の名を遂に我が物とされたのかな、と思います。なにしろ昨年までの巨人は強過ぎて、戦力が巨大過ぎて、誰が巨人の監督でも勝てるだろ、などと言われていましたし、実際私も原監督の監督としての力量というのはよく分からなかった。と言っても超の付くど素人なので、そもそも分かるも分からないも無いんですが、それでも今季の巨人の優勝は原監督の采配抜きではありえなかったんじゃないかな?と思います。そしてリーダーとして組織を引っ張って行く力、求心力というものも原監督には確実に備わっていて、そういった面、それが監督としては最も重要な資質だと思うのですが、こうした「監督力」が大きく物を言って、今季の巨人は優勝出来たんじゃないか、そう思います。私は3割位は阪神ファンでもありますので、余計にそういった力の重要性を痛感させられます・・野球選手には選手として輝くタイプと、指導者となって輝くタイプ、二通りがあります。原監督は後者のタイプなのではないでしょうか。原「選手」のことは私はあまり良く覚えておらず、また大の巨人嫌いだったので関心もありませんでしたが(引退試合でのホームランは記憶に残っていますが)、歴代の「巨人の4番」としてはそれ程凄い成績を残した訳でもなく、選手としてもの凄かった訳ではないことは確かだろうと思います。けど、監督としての力量は、予想外に?凄かった。逆に堀内氏なんかは選手としてはとてつもない成績を残しておられますが、指揮官としてはあの状態・・僅かな期間とはいえ巨人は「暗黒時代」でした。それを思うと原監督は、指揮官としての力があったということなのでしょうね。とは言えこれまではそれでも、あの巨大戦力では原監督でなくても優勝できる、と監督としての能力を過小評価されていたと思いますが今季、「強くない巨人」を優勝させたことにより、彼の評価は鰻上りでしょう、恐らく。怪我の功名と言うべきか?まぁ、強くない、なんて言っても、あくまで「例年に比べたら」という意味で、他チームのファンからしたらそれでも十分「強い」んですけどね~。それにしても今季は例年にない混戦で、野球ファンとしては見ていて本当に面白いシーズンでした。特に広島の躍進は凄かった。このチームは若い選手が主力だし、数年後にはもの凄いチームになっている可能性も大で、来シーズン以降本当に楽しみ&気がかりなチームとなりそうです。阪神は先が見えませんが・・と言うか監督が抗議している最中だと言うのに選手が完全無視して守備に就くなんて、一体どうなってるの?和田監督は選手に完全に舐められてますよ・・選手に舐められてるようでは指揮官としてお終いでしょう・・和田監督は真面目で恐らくとてもいい人なんだろう、とは思いますけれど、彼も選手として輝くタイプであり(技巧派、渋い2番打者)、指導者として輝くタイプではないなぁ、と拝察します。指揮官如何で本当にガラリと変わることもあるので(数年前のヤクルトなど最たる例ですよね)、阪神を様変わりさせてくれる指導者求む!です。それにしても今のヤクルトは一体何なんだろう・・私は90年代に10代で、野村ヤクルトの黄金時代を見て育ち、ヤクルトのお蔭でプロ野球ファンになったようなものなので、今のヤクルトの惨状には他人事ながら言葉が出ないです・・打線は素晴らしいのですが如何せん投手が・・昨年までの横浜みたいな極端過ぎるチームになってますよね・・・あ、あと中日も心配ですね。しかし監督やコーチが変わっただけで魔法を掛けたように一夜にして強いチームに戻れる訳もないので、長い目で見守る必要があると思います。谷繁監督には期待しています。やはりこのチームには強くあって欲しいですからね。実は、胴上げを期待して、23、24日と名古屋ドームへ観戦に行って来ました。胴上げは見られなかったですが、巨人ファンとしては両日とも本当に楽しめた、素晴らしい試合でした(中日ファンだったら怒りが収まらない試合となったでしょうが)。特に私は菅野投手のファンなので、24日は彼本来のピッチングが見られて嬉しかったです。なにせ7月にこの球場で5回8失点でプロ入り最短KOされた試合も見に行っていたので、あの時のリベンジを果たす姿を見られて本当に良かった。菅野はもう何というか、風格さえ感じさせるものがありますねぇ。オーラと言うか。これぞ「エース」という感じです。まだ2年目の選手だなんて到底思えない。投げる球は一級品だし、制球は抜群だし、メンタルは強いし、どこか欠点でもあるのだろうか?と本気で考え込んでしまう。器用ですよね、本当に。プロ野球選手に成る為に生まれて来たような人です。投げ合った中日の大野投手、彼も投げる球は素晴らしいです。見惚れる程の良い球を投げて来ます。しかし、制球がアバウトで特にランナーを背負うと余計に力が入るのか、途端にボール球が先行するようになり、まだまだ発展途上、という印象を受けます。ポテンシャルは凄いものがあるとど素人が見ても分かるので、来季以降頑張って欲しいですね。同世代の若い投手の投げ合いに大いに力を貰えました。前日の杉内と山本昌の、両ベテランの頑張りにも力を貰えましたが(と言っても杉内と山本昌をベテランの括りで同列に扱うことも出来ないと思いますが)。しかし優勝を目前に控えたチームと、Bクラスが確定して何のモチベーションもないチームとでは、バックの力が全然違う・・森野選手や荒木選手のミスは痛かった。大野投手にはちょっと酷かも知れなかったですね。CS、日本シリーズとまだまだ楽しみは続きます。熱い闘いを繰り広げてくれることでしょう、期待しています!
2014年09月26日
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