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お昼にちょっとBOXへ行って『箙』の最初のところだけ謡ってみました。・・・まだ習ってないからなー、節だけ見ても分かんないや。一応、宝生流の謡本に書かれている節は音楽で言う楽譜のようなものになっています。だからその通りに謡えばいいんですが、結構抽象的だから初心者には分かんないんですよね。例えば「アタリ」っていうのがあるんですけど、(なんか棒一本ひっぱって、その上か下に点をつけた記号。 下に点があれば音が下がる。上なら上がる)そこにアタリの記号はついててもそれが八分音符で当たるのか四分音符で当たるのかは書かれてない。つまりタタンかタンタンなのかは師匠との鸚鵡返しで教えていただくわけです。(ちなみにタタンは小アタリ、タンタンは大アタリと呼びます)何年かやれば「ここは小アタリだ」とか分かるらしいんですが・・・まだまだですね。私は。・・・まあどうせ来週の月曜の稽古には習えるんだけど。でも最近なんとなく、何でもいいから素謡がしたくてしょうがないんです。ひとつの謡を。物語を。分からなくても最初から最後まで謡いたい。そうすることで何か見えないだろうか。その「何か」が何なのか、今の私には分からないけれど。とりあえずこの今はまっさらな『箙』の謡本にやがて、沢山の書き込みがなされていくに違いない。去年の『鵜飼』のように。明日は稽古日だ。なんか新しい謡が謡いたいな。
2005年06月30日
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今朝はバイトが入ってたんですが気づけば6時40分で一瞬思考が止まりました。バイトは45分から。慌てて起きてパン屋へ。パン屋に着いたら50分。遅刻をしたのは初めてでした。奥さん「こないだの疲れが今来たんちゃうか」確かにそうかも、と思いました。・・・しかも一旦目覚ましで6時に起きて昨日のスープに火をかけてたんです。それを30分以上、強火で放置したもんだから見てください鍋の中には暗黒が。水全部蒸発してキャベツもニンジンも玉ネギもパシッパシのがっつがつです。この鍋もう使えないんじゃないでしょうか。なんか部屋の中までずっと焦げ臭いです。・・・もしかしてもうちょい遅かったらやばかった?何だかんだで昨日も寝るの遅かったしやっぱり休まないといかんですね。講義中にもしっとりと寝てしまい自分のシャーペンが落ちる音で覚醒しました。いかんいかん。なのであの、今日は大人しく早く寝床につこうと思います。明日も授業はぎっしりと。明後日もぎっしりと・・・。来週からテストが徐々に始まっていくし。今のうちにちょっと休憩しよ。
2005年06月29日
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全国大会の様子を日記遡ってUPしときました。25日・26日です。また見てくださいな。(追記:24日に前日分も書いておきました)蒸し暑い。蒸し暑いです。汗が毛根から頬をつたい顎までやってきます。邪魔です。さっきから夕立みたいに降ったりやんだりしています。でもこれが梅雨なんですよね。今まで降ってなかったのがおかしかっただけで。でもこうも暑いと冷たいものばっかり飲んでしまいます。お茶を作っては沸かし作っては沸かし。基本的に外で飲料を買うということはしないので、麦茶パックが重宝してます。そして食べ物自体も冷たいものに走る。凍らせたバナナとか。凍らせたみかんとか。凍らせたカボチャとか。いや、美味しいんですって。ほんとに。・・・でもなんか食べるものが偏ってる気がするので野菜ジュースや青汁を飲んでごまかしてます(また飲み物)。嗚呼、このままじゃ夏バテまっしぐらだ!何とかしなきゃ!・・・暑いとまともな文が考えられないな。あ、雷が鳴った。ああ暑い。それしか出てこない。
2005年06月28日
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早朝6時に京都駅に到着していつもの日常に戻りました。・・・昨日まで東京にいたのが嘘のよう。そして今日は稽古日です。何事もなかったかのようにBOXへ。大会後ということもあって稽古は比較的のんびりした様子。あっちでは『班女』の素謡を、こっちでは適当に選んだ仕舞地の鸚鵡返しを。私は1回生に、仕舞『船弁慶』を教えることに。・・・ふなべんけい、1回生以来なんですが。私「えーっと、ここでサシて・・・」猫さん(仮名)「違う違う、右に回るの」そうでした。私「ここでヒラキ・・・」熊さん(仮名)「いや、3歩出るんだ」そうでした。・・・てかヤバ。全然覚えてないし!1回生「・・・出来ない気がします・・・」いやそんなことないって!次の舞台は7月の半ば、祇園祭の八坂神社の野外ステージです。全員が出せるわけではないので、1回生と、あと何人か。それにしたって1回生は優先的に仕舞を出すので(←全宝連で仕舞を出せなかったから)まあ稽古は必要です。でも去年の私が出来たんだし。出来ないことはないです。ほんとに。・・・そういえば八坂の舞台って私が初仕舞を出した舞台だ。あれから1年か。長かったような、早かったような。出せるかどうか分かりませんがとりあえず私も、何かまったりと稽古しておこう。次は柔らかいのがいいなぁ。なんて思う今日この頃です。
2005年06月27日
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2日目。自分の舞台が終わったので、ある程度気楽です。でも鴨くん(仮名)の『嵐山』と熊さん(仮名)の『鵺』の地、そして舞囃子の地に入っているので油断は禁物。師「今日はうちの母も来てるんだ。 母はなんというかその・・・批評厳しい人だから。 頑張って」師匠のお母様も能楽師。上手い人に見られていると思うと、緊張感が違う。・・・頑張らねば。鴨くんの『嵐山』。舞台の後ろから、謡いながら仕舞を見る。いつもの見慣れた仕舞。蔵王権現。猫さん(仮名)と犬さん(仮名) の仕舞は見所から見る。こうして紋付袴で舞ってるのを見るとより雰囲気が出て上手に見える。猫さんのよどみない型。犬さんの飛び上がり平臥(へいが)。どれもいつも通り。熊さんの仕舞はめったに出ない(というか出せない←難しいから)仕舞なだけあって注目度が違う。貫禄のある仕舞だ。舞囃子の前に師匠に呼ばれてみんなでロビーへ行くと師匠のお母様がいらっしゃいました。「拝見させていただきました。 皆さん、とてもお上手なのね」ははぁ。「学生さんとは思えないくらいでした。 ☆大(うちの大学)の発表の前後は見所が騒がしくなるのよ。 上手だから注目されてるんでしょうね。 『鵺』を出された方はどなた?」熊さん「・・・はい」「去年能のシテをやられた方ね。 流石にしっかりしてたわ。 今年はどなたがシテを?」犬さん「あ、私が」「そう。頑張ってください。 見に行けたら行きたいですね」そうしてお母様と別れて最後の舞囃子に挑む。去年は衝撃を与えたうちの大学の舞囃子。今年はどうだろうか。まずは亀さん(仮名)から。いつも遅刻する亀さんが今日は早くに来て、舞台で稽古していたそうだ。やっぱり本番ともなると違う。舞はそつなく、稽古どおりだったように思う。次に鶴さん(仮名)。多忙のため稽古できずにいたけれど拍子、完璧でした。終わって。師「二人とも良かったよ。 亀くんはシテ謡いが最後、引き音短かったかな。 鶴くんは本番に強いね。稽古より断然上手かった」いつものように師匠の感想を聴く。おおむね良かったようです。師「帰ったらビデオを見るといいよ。 あとね、 二人の間にあった『敦盛』の舞囃子も見といて」『敦盛』?あ、切戸のほうにいて見られなかったやつだ。師「凄く上手かった。 ・・・あれは別格だった」師匠にそこまで言わせるほど上手い大学があるなんて。ちょっと意外でちょっと悔しい。そして後で番組を見直して知る。その『敦盛』を出した大学は昨日話した『羽衣』さんの大学だった。去年うちの大学の舞囃子に衝撃を受けて、今年は稽古して何番も舞囃子を出し、そして去年より確実にレベルを上げてきた。・・・今年は立場が逆になった。悔しくないと言ったら嘘になる。来年はどうだろう。来年舞囃子を出すのは私だ。・・・うわぁ。師「ともかく皆さん、2日間お疲れ様でした。 今年もなかなかの出来でよかったです。 この調子で、秋の能『箙』に向けて頑張ってください」秋には能を出す。しばらくの小休止の後能の稽古に入ります。ひとまずこれにて全宝連は終了。みなさんお疲れ様でした☆
2005年06月26日
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全国宝生流学生能楽連盟自演会。略して全宝連。1日目。大会は2日あるんですが、私にとっては今日が勝負。なぜなら今日に連吟『杜若』の役謡と仕舞『鞍馬天狗』があるから。・・・この日のために今までどれだけ稽古したことか。頑張ろう。最初は全体連吟『鶴亀』から始まりました。私たちも声出しのために参加。その後しばらくして、『杜若』の出番がやってきました。狭い切り戸口で自分の出番を待っていると、段々と緊張が高ぶっていくのが分かった。絶句しないだろうか。ちゃんと謡えるだろうか。師「とにかくワキはゆっくりね。 シテと部屋の中で話している気分で」師匠が最後にアドバイスをしてくださる。シテと二人。部屋の中。・・・そのほか謡の師匠にこれまで言われたことを思い出す。おさめて謡う。間はゆっくりと。落ち着いて・・・ そうしているうちに前の仕舞が終わった。私は眼鏡をはずす。「じゃあ」私たちは互いに顔を見合わせる。「「よろしくお願いします」」切戸が開く。上がると広く四角い舞台が私を待っていた。最初だからか、観客の数は少ない。私は自分の座る位置めがけて行って、そこに座る。緊張しても作法は忘れない。扇を抜いて。横において。しばらくしてみんな同時に前に回す。そうして他の人が袴に手を入れる中、私だけが、扇を手に取る。一呼吸。「不思議やな賤しきしづの・・・」何度も繰り返したこの台詞。おさめるように、荒くならないように、何度も注意された。でもおさめて謡っていたら、声がはれてない気がした。ああいつもはもっと声が出るのに。でも出そうとして変に甲高くなるのはいやだ。そんなことを色々考えているうちに、ワキの役謡は終わってしまった。地謡の部分は、稽古どおり地頭の猿さん(仮名)の声を探してそれに合わせる。みんなの声を聴いているうちに、自分が段々落ち着いてきているのが分かった。・・・もっと早くこんな気分になりたかった。そう思ってももう遅い。『杜若』のキリを謡い終わって扇を置くと、会場から拍手が聞こえた。切り戸に引っ込んで、そのまま楽屋へ向かうと見所にいた師匠が駆けつけた。師「は。なかなか良かったです」頭を下げる。師「ワキは昨日より良かったね。 かけあいのところはもうちょっとおさめても良かったけど。 でも誰も絶句しなかったから良かったです」・・・無本だもんなぁ。ああ怖かった。師「じゃあすぐ『鞍馬天狗』の準備して」そうなのだ。連吟の後、仕舞を幾つか挟んですぐ『鞍馬天狗』がある。ぼーっとしてる暇はない。師「じゃあ、これ扇ね」師匠から金地に深緑の筋の通った扇を手渡される。師「シテ謡いはゆっくり、ゆったりね。 じゃあまた見所で見てるから」そのまま師匠は見所へ戻り、私と地謡メンバーは慌しく、切戸の方へ向かう。さっきより緊張してる気がする。いや、さっきの緊張が持続してるのか?よく分からない。でも、緊張してることに変わりはない。切戸口にある小さな鏡で構えを確認する。その後ろで猫さん(仮名)が、私の袴を調えなおす。「・・・緊張してきた」思わず口に出すと、もっと緊張してる自覚が生まれて、しまったと思う。そしたら鴨くん(仮名)が言う。「天狗になればいいよ」・・・天狗。そう、私はこの5分間だけ鞍馬山の大天狗になるんだ。切戸が開いた。舞台へあがり、舞台の真正面に座る。眼鏡がないから、幸いお客さんの顔は見えない。・・・それでも緊張することに変わりはない。扇を取って立ち上がり、前に進み出て構える。扇を開く。シテ謡いはゆっくりね。はい。「そもそも武略の・・・」シテ謡いはゆっくり、ゆったりを意識した。でも立ち上がって最初のサシをしたときに、扇の先端が震えているのが見えた。かまうもんか。広い舞台。歩数が合いにくくてきちっと止まれない。問題の半身。足を気にしている暇もない。面切り。合わせどころと合っているんだろうか。落ち着け。謡を聴くんだ。「・・・考えきたるに」・・・来た。私は隅へ向かって進んでゆく。「奢れる平家を」稽古したんだ、この型を。「西海に」腕を返して半身になって「おっ」片足で飛び上がって「下し」下す!・・・本当に下せたかどうかは判断できない。もう無我夢中だったから。そうして舞台を回って、最後に飛びかえりをして仕舞『鞍馬天狗』は終わった。舞台を出て、後ろで切戸が閉まって、楽屋へ行って。先ほどと同じように、そこに師匠がいらっしゃった。「舞台を広く使ってたね。良かった。 それとシテ謡いもよかったと思います」・・・はい。「でもちょっと歩幅がちょこちょこしてたね。もったいなかった」・・・はい。「まあ、おおむね良かったんじゃないでしょうか」・・・。 ・・・おおむね、かぁ・・・。おおむねだよな・・・。師匠に対して地謡メンバーとともに「ありがとうございました」とお礼をして顔を上げたそのときようやく、「終わった」という実感がわいてきた。良かったとも駄目だったとも思わず、ただ無心に「終わった」という事実の実感。やっと終わった。終わったんだ。・・・どっと力が抜けた。その後ロビーへ行くと「渡理ちゃ~ん」ぽにさんがいらっしゃいました。ぽにさんはこのブログを通してお友達になった方です。東京にいらっしゃるので、見に来てくださいました。私は緊張して全然駄目だったという話をしたら、「いや、よかったよ」という風に言ってくださってかなり救われました。本番は稽古の力なんて出ない。やっぱりいかに稽古量をこなして本番に落ちても大丈夫なようにするかが大事なんだなぁ。その日は他大学の仕舞も幾つか見ました。会の終わりには、舞囃子が5番。2日合わせて9番出ます。去年は犬さん(仮名) と猫さんの全2番しか出なかったのでえらい差。私は多分来年の全宝連で舞囃子をやることになります。まだ全然決めてないのでその参考にと、全部の舞囃子を拝見する。なんとなく見ていたんですが、そのうち『羽衣』の舞囃子が気になりました。完璧とはいえない。でも、すっごく稽古したんだなぁという舞。着実に、そつなくこなす。・・・上手い。こういう舞囃子をしたいなぁ。その日は夕方からレセプションがありました。立食パーティーみたいな感じで、他大学と交流する。「・・・『杜若』、凄かったですね」一緒に話をしていた方が言う。「見所で聴いてましたけど、「これはありえない」と思いました。 混声地なのにまとまりがあって、心持もしっかりしてる。 猫さんのシテ謡にも聴き入ってしまいました」私が言うのもなんですが、うちの宝生会は無尽蔵に稽古するだけあってどっちかというと上手いほうです。・・・やっぱり先輩たちは凄いなぁ。ずっとうちの宝生会のクオリティを保ってる。来年、再来年になってから私はそれを維持できるのだろうか。レセプションも終盤に差し掛かった頃、一人の学生に声をかけられました。「あの、 『鞍馬天狗』をやられた方ですよね」「あ、はい。」「見てました。 お上手でした」そそそそんなことないんですけどでも、嬉しい(笑)。「うちの2年生なんて全然声出ませんもん。 なんででしょうね・・・やっぱり稽古の違いですかね」稽古かな。私は器用なほうじゃないから稽古しないと上手くなれない。・・・実際まだ上手くはないけれど。「今日は舞われましたか?」「ええ。 舞囃子で『羽衣』を」はごろも。――え、あの『羽衣』の人だ!!「見ました!! お上手でしたね!!」嬉しくなって感想を言う。上手いと思ったこと。稽古したんだなぁと思ったこと。そしたらその方は言いました。「僕は去年の全宝連で猫さんの舞囃子を見たんです。 ・・・あれは衝撃でした。 上手すぎた。あんなん学生のレベルじゃなかったです。 だから去年猫さんに質問したんです、どうやったらそんなに上手くなれるのかって。 そしたら」その人は苦笑する。「『100回稽古するよう言われたので100回稽古したんです』 と言われて ああ、凄ぇ、と思いましたね(笑)」・・・・・・猫さん凄い。「だから僕も稽古しようと思って。 今回舞囃子を出すために、 僕も何度やったか数えながら稽古しました」だからあんなに上手だったのか。やっぱり稽古したからなんだ。「次は舞囃子をやるんですか?」「はい」「でしたらぜひ全宝連で。 来年の舞台で見せてください」私は笑いながらも「そうですね、出来れば」と答えました。最後に師匠のご挨拶がありました。「最近学生の仕舞のレベルが上がってきてます。 これもこうやって、全宝連などで刺激し合えてるからだと思うんですよね。 舞台あっての稽古だし、稽古あっての舞台だと思います。 この勢いを維持しつつ 能楽会をもっと活性化してほしいですね」こうして全宝連一日目が終了しました。明日の舞台も頑張らねば。(→では2日目へ)
2005年06月25日
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携帯からです。とりあえず無事舞台が終わったことをご報告しますv明日もあるけど地謡だけなのでもう終わった気分…(ダメ発言)いや~、でも終わった終わった!!なんだろうこの爽快感。緊張して全然だめだった気もするけど(笑)とりあえず終わったっていう、達成感が自分を包んでいる感じ。ふふ。とにかく無事終わりました。応援して下さった方々、本当にありがとうございましたvほんと嬉しかったです。明日の2日目が終わったら夜行バスで帰ります。ああ、良かった良かった。
2005年06月25日
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早朝6時に東京に着き、そのまま宝生能楽堂へ。授業をすっぽかして今日は申し合わせ。師匠に「誰もいないし乗っていいよ」と言われたので舞台に上がってみる。初めての舞台の感触。暗い見所。誰もいない客席を前に拍子を踏む。丸く響いて足に伝わる。ハコんでみるとほどよく適度に滑る板の間。・・・明日ここで舞うのか。静かに興奮する。申し合わせは12時ごろからあった。その後師匠のお宅にお邪魔してちょっと稽古をさせていただいた。師匠が自分の稽古のため能楽堂に戻られた後も、私たちはその場に残った。最初は明日の稽古をするつもりだったけど結局やったのは、好きな仕舞地をみんなで好き勝手謡うことだった。誰かの思いつきでチョイスした謡を謡う。すっきり謡えたらすっきりして誰かが節を変な風に間違えたら思わず笑って。次から次へと謡を謡う。ここが東京であることを忘れる。明日が本番であることを忘れる。きっとみんな気分転換がしたかったに違いない。それは夜まで続いて最後にちょっとビールを飲んで今日の寝床への帰途へ着く。そして泥のように私は眠った。明日は本番だ。(・・・では本番の日記へ)
2005年06月24日
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今晩の夜行バスで東京に旅立ちます。荷造りは大体終わりました。全然行く気がしなかったんですが、やっぱり荷造りしてると「行くんだなぁ」って気がしてきますね。不思議ふしぎ。今日の昼もほんのちょっとBOXで稽古しました。宝生会のメンバーがいなくてそろそろ行こうかな、と思ったときに鴨くん(仮名)が来ました。鴨くん「合わせますか」そんなわけで出発前の最後の地合わせをしてもらいました。舞い終わってどこが駄目だったか聞いてみると鴨くんは「・・・上手くなったよね」・・・ありがとう。鴨くんも上手くなったよね。BOXを出るときに他会の同級生が軽く片手を挙げて「いってらっしゃい」と言ってくれました。私も片手を挙げて「いってきます」と答えました。そんなわけでいってきます。日記は携帯で更新できたらするかもしれませんがまああまり期待せずに(苦笑)。楽しんでこようと思います。では。
2005年06月23日
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「なんか全然明日行くって感じしないですよねぇ」昼の稽古の合間に猫さん(仮名)が言う。「あっという間に本番がきそう」・・・私も確かにそんな感じがする。明日京都を出て。次の日は申し合わせで。そして本番。・・・早いなぁ。そこへ犬さん(仮名) がやって来る。犬さん「五月さん」私「はい」犬さん「これを託します」差し出されたのは紙袋。犬さん「地謡扇と素謡扇と、仕舞の扇が入ってるから」舞台用の扇は常に扇係(現在は犬さん)が家に保管して本番に持ってくることになってます。でも犬さんは研究室の関係で明後日の新幹線で東京に来るため、明後日の申し合わせには間に合いません。普段本番でしか見られない扇をぱらりと開いて見てみる。夕日が海に沈む、負修羅(まけしゅら)扇。猫さん「今回は別の扇がいいですね」猫さんの仕舞『清経』は負けた武士。だから大概、扇は負修羅扇を使ってます。私は『鞍馬天狗』なので本当は扇ではなく、使うのは葉団扇(はうちわ)。でもそんなので仕舞はやらないから葉団扇の雰囲気に似た扇を使います。・・・私の使う扇。それは師匠の扇。『鞍馬天狗』に合った扇を部として持ってなかったので師匠にご相談したところ、師匠が普段お使いになっている金地に深緑の線が入った扇を使うことになりました。だからここにはありません。本番前に師匠にお借りします。・・・恐れ多くもそんなことをするけれどでもその扇を使って、ちょっとでも師匠のパワーを分けてほしいと、こっそり思う。さて、稽古できるのも明日の昼くらいか。うん、もうちょっと出来る。頑張ろう。
2005年06月22日
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昼に『杜若』の連吟を稽古した後、BOXに残って仕舞の稽古をしました。昨日指摘された半身。何箇所も出てくる半身。それを稽古するために。今日は夏至。曇り空だけど十分暑くて汗が流れる。猿さん(仮名)「半身ですか」そのまま残った猿さんが型を指導してくれる。体重の問題。角度の問題。腰の問題。膝頭の問題。・・・色々試行錯誤。猿さん「・・・そんな感じです」そう言われて決まった体勢は私にとっては、凄くつらい体勢。なんか太股の外の筋肉を使って立っていてそれだけで筋肉痛になりそうな感じ。そう言ったら猿さん「半身はそういうもんです」と言われてああ、やっぱりちゃんとやれてなかったんだ、と思いました。「おっ下す」型をしたら汗が額から離れて一気に舞台に落ちていった。汗をぬぐうのに眼鏡が邪魔で途中からはずして舞った。本番は裸眼だし。眼鏡なんていらない。次の授業が始まる前に地合わせをしてもらいました。地を謡ってくれた熊さん(仮名)は「なんか考えながら舞ってるみたいだね」と、いつものように見事な指摘をして下さいました。「一番いけないのはややこしく考えすぎて 仕舞に元気がなくなることだね。 舞台は自分の舞台だから。 好きなように、思うように舞えばいいんだから」好きなように。・・・舞えるかな。舞台まであと4日。
2005年06月21日
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今日は全国大会前の最後の稽古日。謡の師匠稽古でした。師「・・・は。結構です。」連吟『杜若』を謡い終える。頭を下げる。謡の師匠は普段仕舞を見ないので、今日は地合わせをしていなかった人たちの分だけでもいいから、ということで仕舞を見せることになった。私もまだ地合わせをやってなかったので『鞍馬天狗』を舞うことになった。舞台に上がる。そして舞う。「・・・はいはい」舞い終わって師匠が言う。「半身がなってませんね。こことそこと」沢山の指摘を受ける。主に半身の型。というか、全部半身の型。何度も指摘された箇所だ。「なんかいい加減にちょろっとやってるように見えるわ。 もっと腰入れてやらな」半身は難しい。何度やっても身につかない。稽古はしてるんだけれども。「なかなか格好つきませんね。 『鞍馬天狗』、難しいでしょ」謡の師匠は最初から『鞍馬天狗』は難しいとおっしゃっていた。見に合わないからやめとけと。あんたには出来ない、と。・・・出来ない?私には、出来ない?「今週末でしょ、大会」「はい」「・・・あんた」師匠は言う。「間に合わんのとちゃいますか」――その言葉その言葉がいかに私の胸につきささるか。これまで散々稽古してきたけどやっぱり間に合わないのかもしれない。やっぱり私には不相応だったのかもしれない。私には天狗なんてきっと。「いや、大丈夫だよ」そう言われても分からない。だって、だって、師匠は。「五月さん稽古してたし。 気にすることないよ」稽古したって、どんなに稽古したってさっぱりくせは直らない。やってもやっても同じところを指摘されて全然進歩も見られなくてやってもやってもやってもやってもやってもやっても全然。・・・あと5日しかないのに。もう稽古日はないのに。だって今日が最後の稽古日だ、もうしあさっての夜には京都をたつ。じゃあ昼に稽古だ。でも、これまでだって稽古してきた。なのに全然直ってない。でも私には稽古するしか方法はないから。たとえダメだとしても、もう、それしか。気だけが焦る。時間はどんどんすぎていく。大会まであと5日。
2005年06月20日
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本日は素晴らしくも一歩たりとも外界に足を踏み入れてません。7畳そこらのこの狭い世界でパソコンとか予習とかその辺のことで時間を費やしました。ひぃー私はよくパソコンから懸賞に応募するんですが、今日は大きなアップルパイが届きました。・・・美味しそvでも一人では到底食べきれないので明日宝生会の皆さんにでもおすそ分けしようと思います。てか何で一人で食べられなさそうなものにまで送るのかって話ですが、なんか一口だけ食べたいんです。それだけです。あとは何とでもなるしね。うん。最近はあまり当たってませんでしたが、一時期には毎週何かが家に届いてました。卵でしょ、かぼちゃでしょ、マフラーでしょ、セーターでしょ・・・。あまりにも当たるので懸賞当選記録をつけてました。今見たら5ヶ月で20個当たってました。あ、丁度平均して一週間に一回か。結構凄いなぁ。うちの父も懸賞好きなのでこの血は筋金入りかも。そういえば、父もしょっちゅう当ててました。運がいいのかなうちの家計。とりあえず、今日はほんと、不健康はなはだしいです。明日は平日なのでそんなこともないでしょうが。・・・それにしても暑い。もう夏だなぁ。
2005年06月19日
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結構髪が長くなってきてたので髪を切りに行ってきました。まあ大体、肩より下辺りまで伸びてたんですけど、ざっくり切って夏らしく。そのときの会話。美容師さん「パーマとかカラーとか興味ないですか?」私「ないですねぇ」美容師さん「それってポリシーか何かですか?」ポリシー?どうでもいいことですがそういうことでもポリシーになるのか、と思いました。私は別に絶対パーマはかけないぞと思ってるわけじゃないんですが、傍目から見ると自分の中の何かを貫いているように見えるからその人のポリシーになり得るんですね。自分の中で「こうだ」と強く思っていなくても客観的に出てる一貫性が客観的なポリシーを持つ人物像を作り上げる。でも人のポリシーってそんなもんかもしれない。あるようでないような。そんなもの。でも「髪を染めたくない」というのは、一種のポリシーかも。染めて髪が痛むのが嫌なんです。てか、ほんと黒髪って綺麗だと思うんですけど。昔の人が「ぬばたまの」黒髪を愛した気持ちが分かります。当時みたいに、髪が多くてストレートなのが美人の象徴だったらある程度私もヒットしてると思(殴)。切っちゃったのでもう長くはないですが。でも黒髪って綺麗だと思うんだけどなぁ。小学生でもう茶髪にしてる子を見ると「ああもったいない」と思ってしまいます。子供の頃が一番髪がさらさらでつやつやなのに。もったいない。まあ髪を染めはしませんけどパーマくらいはいつかかけてもいいとは思います。店員さんがやたら進めてたし(単純)。とりあえずすっきりして良かったv
2005年06月18日
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稽古後。「これから蛍見に行こうか」そうか、もう蛍の季節か。去年も皆で行ったっけ。OBさん(→この人)「今日僕の車あるから どっか遠いところ行きますか」いつも行くところは2、3匹しかいないので今夜はちょっと山奥へ行ってみることに決定。でも、ここで問題が発生。OBさん「僕の車5人乗りなんだ。行く人」はい。7人。OBさん「じゃあ2人トランクだ」本気ですか。OBさん「後ろ乗ってもいい人」亀さん(仮名)・鴨くん(仮名)「「はい」」本気ですか!?・・・そんな訳であっさり問題は解決し後ろに人型の荷物を乗せながら山奥をひた走る。まあ別にタクシーにあるようなトランクに収納されてるわけではないので「結構広いですね」という声が荷物から聞こえなくもない(たくましいなぁ・・・)。そうして目的地に到着。肝心の蛍は・・・OBさん「・・・いないっすね」ちょっと標高が高いせいか蛍はそんなにいませんでした。一応2、3匹飛んでましたけど。猫さん(仮名)「お酒、どうします?」いつものようにお酒を片手にやってきたんですが蛍もいないしね。犬さん(仮名) 「じゃBOXで飲みましょう」そんなわけで結局BOXで飲み明かすこととなりました。何をやってるんだか・・・。でもまあ楽しかったので良かったです。今度はもっと見えるときに行きたいな。
2005年06月17日
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全国大会一週間前。今日の稽古に来てくださったOGさんに、仕舞地の鸚鵡返しを頼む。・・・前回あれだけ注意されたし。やっぱり仕舞地をやらないと。OGさん「地は何入ってるの?」私「『嵐山』と『鵺』です」OGさん「ナヌ!?Σ( ̄□ ̄;) ツヨギンばっかじゃないですか!」そうなのです。宝生流の謡の謡い方というのは二種類ありまして、音階がはっきりわかれてるヨワギンと、気合で謡うツヨギンです。OGさん「だったら稽古しないとねぇ。 音すぐ下がっちゃうから」ヨワギンは音階になってるので比較的音が取りやすいんですが、ツヨギンは基本的に一定。腹から声を出さないとすぐ音が下がってしまいます。OGさん「とにかくやろうか。お願いします」私「お願いします」鸚鵡返し開始。OGさんが先に謡って言われたとおりに謡いを返す。途中色々注意を受けつつ。OGさん「・・・ふむ」一通り終わって、OGさんは腕を組む。OGさん「まあ大体出来てるけどハシリで転がっちゃうね。 気をつけないとどんどん速くなるよ。 ちゃんと地頭の音を聞いて、こけないように気をつけて」私「はい」OGさん「もうここまで来たら小細工するというより ただひたすらに舞って謡うしかないね。 地頭と一緒に謡って、謡を合わせて。 先に出たり引き音伸ばしすぎたりさえしなければ、 多分何とかなると思うから」私「・・・はい」OGさん「来週は私、所用があって丁度東京にいるから見に行くよ。 頑張って」あーいよいよ来週かぁ。早いなぁ。早いよもう。残された稽古日はあと月曜の師匠稽古(謡いのほう)のみ。あと一週間で出来ることは何だろうか。謡って舞って謡って舞って。それに尽きるのかもしれない。さあ気合入れて、あと一週間。頑張ろう。
2005年06月17日
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私の通う大学には大きな図書館があります。1階から2階にかけてぎっしりと並べられたたくさんの本たち。私はその合間をぬって当てもなく本の背表紙を眺めていくのが好きです。ブラウジング、っていうんだったかな。それが好きです。今日の授業後も図書館へ行ってふらっと本棚を見て回る。今年の秋には自分の専攻を決定して、次年度の希望を出す必要があります。でも私はまだ迷い中。授業を国文と言語学ばかりにしてしまったもんだから他のを取ればよかったかなぁと思って、その分を読書で補おうかと考えました。で、日本史や哲学といったあんまり考えてない専攻の本棚を見てみる。何か心引かれるものがあるかもしれないと。背表紙が並ぶ。『古代ナントカの歴史』『○○の思想を探る』『何々民族史大綱』・・・でも不思議なことに全く惹かれませんでした。いやむしろ当然なのか?うーん。それでいつも回っている国語学系の本棚へ行く。『古代語を再構する』読みてぇ。『日本アホバカ分布考』読みてぇ。・・・やっぱり読みたい本が沢山でした。やっぱり国語学なのかな。『認知言語学』にはあんまり惹かれないし。かといって『源氏物語解釈』とも違うし。でもどうしてこんなにも『日本語』に惹かれるんだろうか。日本語という響きにたまらなく愛しさを感じている自分がいる。何かを知りたいというわけではない。ただ、愛しいだけ。そしてそれに付随して、日本語の良さを誰かに伝えたいという気持ちもある。本が読みたい。がりがりと本を読みたい。今日借りた『イメージを育てる文学の授業』は読みきってしまいました。本を読もう。読みたいと思うときに、たくさん。
2005年06月16日
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今日は3限が空けコマだったので(おい)知恩寺のてづくり市に行ってきました。てづくり市はその名のとおり、手作りの商品が並ぶ市で、毎月15日にやってます。お寺の前に突如として現れた、にぎやかな空間。漬物、染物、刺繍にケーキ、色んなものが所狭しと並んでいる。見て回るだけでなんだか楽しくなってくる。・・・昔の人もきっとこんな風に、お寺の前で市場を開いていたんだろうなぁ。特に買いたいものはなかったんですが、そんな風にぶらぶらと見て回ってたらひとつの茶碗が目に留まりました。それは陶器の並ぶスペースの中にひっそりとかさねられてました。ほのかに色づいた桃色の釉薬にさりげなくついた花模様。思わず手にとってみる。軽い。両手で持つと、私の手に丁度納まった。・・・そういやいつもの茶碗にヒビが入って今100均の使ってるしなぁ。可愛い。ほしい。・・・いやでも待て、今月は東京行くでしょアナタ。そんなお金がどこにあるんだ。待て、そもそもこれはいくらなんだ。裏返す。『400円』ちゃりーん「おおきに~」・・・買っちゃった~vそれがこれです。↓ついでに木のスプーンも買っちゃいましたv(100円)(安っ)嬉しいな、これでしばらくご飯を盛るのが楽しくなりそう。私は一目ぼれして買うとかめったにしない方なんですがたまにはいいかな、なんて。へへっ。なんか幸せ。
2005年06月15日
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☆この記事自体は、学生時代の私が2005年に書いた記事であり 「授業中に私が感じたことをそのまま書いた」にすぎません。 でも、びっくりするほどこの記事だけアクセス数が高い^^; それほど皆さん、草野心平さんの「石」という詩について調べられているのだなぁと。 以下の解釈は、あくまで「いち学生の私見」なのですが、 ここから少しでも、この詩がおもしろいなぁと思っていただけるなら嬉しいです。 コメント欄もたまに見に来るので、何かある方はお気軽にどうぞ。 *なお、私はその後、ライターを経て国語の教員になりました。 国語の解釈について興味ある方は以下のnoteもどうぞ。 http://bit.ly/branco0005------私が取っている国語科教育法では授業の始めに一日ひとつ、詩が紹介されます。今日の詩は以下のもの。『石』 草野心平 雨に濡れて。 独り。 石がゐる。 億年を蔵して。 にぶいひかりの。 もやのなかに。・・・という詩。授業では時間の関係もあって「倒置法だね」くらいしかやりませんでしたがこれを見て私は「・・・この詩すげぇ」と思いました。凄くないですか。ほんと凄いと思ったんですけど。ちょっとほら、もっかい読んでみて下さい。・・・・・・ね?凄いでしょ?・・・でもどうなんだろ、他の人は凄いと思わないのかな。別に周りで感動してる人もいなかったし。でもとりあえず、私がどうしてそんなに凄いと思ったか、誰かに言いたくてしょうがないので、今日はここで勝手に解釈していこうと思います。てかどうでもいいと思われた方はほんと無視してください。ちょっともっかい読んでください。・・・凄くないですか?(しつこい)・・・まあいいや。・・・では、解釈。まず授業でも出た倒置法。これは「億年を~」から「~なかに。」までが少なくとも「石がゐる。」の前に入ります。これによって「億年を蔵して」いる石に含まれた壮大なスケールが強調されています(ここまでは授業の内容)。でもそれだけじゃなくて、「億年を~」をまず持ってくることで一気に視野が展開してるんです。それまではしっとりと雨に濡れた情景。それが「億年」という、宇宙を思わせるような表現によって深みを増し、更に「にぶいひかり」は宇宙の星を思わせるような輝きを表し、そして最後に「もやの中」に戻ってくる。今までの宇宙の光景は夢だったのか、とはっとさせられるような。そういう視野の展開と収束、それがうまく凝縮されています。このたった6行の詩の中に。更にこの詩の特徴として挙げられるのが全ての文末にある読点。これによって、文全てに余韻が残ります。句点では飽き足らない長さの、静かな余韻。またこの読点によって、読者は無意識的に、さらっと読み飛ばすことが出来なくなっています。短い詩だからこそ出来る手法です(これがもし長い詩だったら、途中で疲れてしまいます)。そうすることでこの詩の深みが更に増している。余韻で言えば、最初にあげた倒置法も余韻のひとつです。「もやのなかに。」という、まるで先がまだ続くように思わせる最後。つまり詩全体に、余韻の手法がふんだんに使われているんです。・・・段々凄いと思ってきましたか?(笑)解釈は続きます。最初、『雨に濡れて。/独り。』とありますが、これは勿論、文全体からしても独りでいるのはその「石」のことです。でもこれは多分、石を見ている筆者自身も表しているんです。雨の中に独り、傘をさした筆者がぽつんと立っている。そこにひとつの石がある。いえ、「ある」んじゃなくてそこに「ゐる」んです。つまり筆者はこの時点で、同じ雨の中にいる者として「石」を見てるんですね。石を擬人化することで、既にただの石ころではなくなっています。で、その石に思いをはせてみると、億年の年月をそこにはらんでいる。にぶいひかり、これは宇宙の星の光でもあり、「もやのなかに」いる石の光でもあります。つまり宇宙の星の光と石の光が重なることで筆者は現実にかえるんです。その筆者の目線を通して読者は詩を味わう。・・・嗚呼凄い。それにほら、この詩の文は倒置ですけど、「石がゐる。」以外はすべて「石がゐる。」にかかる修飾文なんです。読点を使って6文にしてますが、実は文としてはたった1文。全ては「石がゐる。」、ただその一点に終結するように作られています。・・・凄すぎる。解釈はこんなところです。たった6行ですが、授業中にこんだけ考えさせられて、最初しばらく授業聞いてませんでした(笑)。いやーもー凄いなあ。「古池や~」の俳句に似てる感じ。なんか詩が読みたくなってきた。なんか図書館で借りようかな。
2005年06月14日
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全宝連前の、最後の仕舞の師匠稽古。いつものように地合わせをする。結構どのメンバーも型が洗練されてきて、いい感じだな、と思って見てました。でも、甘かった。師「・・・」猿さん(仮名)が仕舞をし終わって師匠が、首を傾げる。師「・・・うーん、 やっぱり駄目だ。 最近全然仕舞地がなってないよ」師匠がゆっくり立ち上がる。師「こないだの京宝連もそうだった。 シテの仕舞と謡が全然合ってなかった。 はっきり言って、うちが一番下手だった」言いづらそうに、でももう我慢ならないという風に師匠は言う。師「多分仕舞だからって軽く見てるんだろうね。 でもそれじゃあ全然駄目だ。 いくらシテが上手くたって、型が綺麗だって、 地謡と合ってないんじゃあ舞台ぶち壊しだよ。 地頭、こないだ注意したところ全然直ってないじゃないか」地頭が沈黙する。普段は優しい師匠の眼。いつものように優しいが故に純真なその瞳が、痛い。師「仕舞地だからって甘く見ちゃいけない。 ほんとは連吟よりも大事なんだから。 みんな稽古して。ほんと。 あと2週間あるから」・・・甘かった。全然甘かった。仕舞をやって上手くなった気になって地のことを全然考えてなかった。地なんて間違えずに謡えればいいと思ってたし、私は2回生で地頭じゃないからいいとか、普通に思ってた。でもそれじゃ駄目なんだ。全然駄目だったんだ。そしていつものように稽古は遅くまで行われ帰り際、師匠は「次は東京で。 宝生能楽堂で会おう」私たちはいつものように畳の上で手をついて「「ありがとうございました」」頭を下げる。本当に、ありがとうございました。見えてなかった最大の欠点を指摘して下さって。おかげで眼が覚めました。「・・・稽古しましょう、仕舞地」「うん」稽古しようもうちょっと。師匠稽古は出来ないけれど。もう2週間しかない。でも、まだ2週間ある。頑張ろう。
2005年06月13日
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早朝。ぴんぽーん「久しぶり~」両親が来ました。昨日の夜「明日そっち行ってもいい?」と唐突に言ってくる両親なのでもはや驚きません。いらっしゃいませ。昨日の疲れがたたって一日中眠かったんですが、両親の「比叡山に行きたい」という願いを曲げるわけにもいかず登ってきました比叡山。眺めはなかなか良かったです。そのあと買い物へ行って可愛いカーテンを買ってもらいましたvあとは食料品を大量に。みかんがあるよ・・・!(感動)そして両親はたった今帰って行ったところです。ふう。眠い。あかん今日寝るつもりだったのに寝れなかったから余計に・・・。明日はバイト。週の始まり。そして師匠稽古。き、今日は早めに寝よう・・・。
2005年06月12日
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本日は定期能の受付のお仕事に行ってきました。この定期能の受付はうちの大学が担当していて毎回2人出してます。今日行ったのは、私と亀さん(仮名)。本日の演能は『源氏供養』と『絃上』。狂言は『二九十八』。受付の仕事で何がいいかって言うとただで能が見られること♪「受付一段落ついたら会場入っていいから」会場に入ると『源氏供養』の真ん中あたり。昨日のこともあって舞囃子が見たかったんですが『源氏供養』には舞は入っていませんでした。そして相変わらず途中で意識が飛ぶ(おい)。むむー。『絃上』前。亀さん「寝たら起こして」それは私もお願いします。そして演目が始まる。ワキが出てきて、老夫婦が出てきて・・・・・・ぴーひゃらー。。。・・・あれ。後シテだ。しまった途中の記憶が(殴)。でも竜神の舞や早舞は見ることができました。長いなあ早舞。亀さん「起こしてって言ったのに」やっぱり寝てたんですね。でもなんとなく(おい)見られたので良かったです。舞台は見れば見るだけきっと身につきますよね。・・・ついて欲しいなぁ。それにしても二日連続スーツを着て履きなれない靴を履いたから足が痛い。明日はゆっくり休もう。
2005年06月11日
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宝生流の大きな家柄のひとつに辰巳家があります。私たちの宝生会は年に数回この辰巳家にお邪魔して稽古をつけていただきます。主に、能もしくは舞囃子を出す前。今回は全宝連で鶴さん(仮名)と亀さん(仮名)が舞囃子を出すのでその稽古になります。夕方、BOXにメンバーが集まる。このときばかりは皆、スーツに身を包む。犬さん(仮名)「鶴くんは?」亀さん「あ、実験あるって言ってました」鶴さんは多忙学部のため実験終了次第向かうそうです。間に合うか。電車に揺られて能楽堂につくといつもの仕舞の師匠が出迎えて下さった。「先生はもういらっしゃるから準備して」足袋を履いて扇を持って先生の待つ舞台にあがる。まずは亀さんの『経政』から。普段の稽古よりも数倍の緊張感をもって稽古が行われる。先生は体育会系なのでシテが間違えると、容赦なく激が飛ぶ。「違う!!」・・・亀さんがしごかれています。でもそれは、私たち地謡だって同じです。「そこの引き音2音だろ。 間違えるな」気合と集中力と。真剣な姿勢で。一通り稽古が終わって舞台に亀さんだけが残される。どうやら特訓するようです。その後ぎりぎり鶴さんが到着して『七騎落』をやる。やっぱりしごかれる。そうしてようやく全部が終わり一息ついているところに先生が現れた。慌てて居住まいを正し、両手をつく。「ありがとうございました」先生は豪快に笑いなさる。「まあ、大きな声でやりなさい。 行けたら見に行くから。 頑張れよ。楽しみにしてるから」不思議なものでそれだけで、凄く「頑張ろう」という気が起きる。見に来てくださるかもしれない。それだけで。亀さん「どう、ま、舞囃子してみたくなった?」私「はい」3回生になったら舞囃子をすることができる。まだどの舞がいいかは分からないけど舞囃子はしてみたい。・・・はあーそれにしても疲れた。体力もそうだけど精神力がいるなぁ。でも本番はもっと緊張するだろうし。舞台まであと二週間。
2005年06月10日
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師匠稽古に行って来ましたが・・・ねねねね眠い・・・・(( ̄□ ̄))すいません詳しくはまた明日書きます。
2005年06月10日
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今日は謡の師匠と一緒に師匠が謡を教えている女子大にお邪魔してきました。「あの子らが言ってきたんですわ。 あんたらの大学の女の子と一緒に謡いたいて」・・・まあ女の子って私と猫さん(仮名)しかいませんけどね。でも指定されて嫌な気はしないです。女子大だけあって普通男の人は入れなくなってるようです。猫さん「・・・あれ? でもこないだ犬くん(仮名)は 普通に入れたって言ってたけど」それを人は不法侵入と言います。その女子大の宝生会とは一緒に自演会をしたりして仲がいいです。でも入るのは私も猫さんも初めて。勿論稽古にお邪魔するのも初めてでした。6時過ぎから稽古しましたが結構謡いやすかったです。女の人の中で謡うのって数えるほどしかしたことないしなぁ(異常)。いや、普通は男地と女地で分けるんですよ。でもうちは人数の関係上、混声でやるしかないんです。だから新鮮でした。夕食の席。師「あの子ら、今日はえらい声出てましたわ」猫さん「そうなんですか?」師「今日はあんたらが入ったから負けじと出したんでしょうな。 やっぱり稽古量の差であんたらのほうが声出ますけど あの子らはあの子らなりに頑張ってますからね。 まああれやね、 ちょっとしたプライドっちゅうやつやね」その女子大さんの稽古は6時から8時までときっちり決まってる。それ以降は全部大学が閉められてしまうから。際限なく稽古をしてしまううちとは環境が違います。それでも、やっぱりあそこまで声が出る。稽古をするという点で恵まれた環境にいる私ら宝生会が負けるわけには、いかない。師「やっぱり最後にものを言うのは稽古量ですわ。 どれだけ謡とハコビの稽古をしたかで 仕上がり具合が違ってきますね」その女子大さんも勿論今月末の全国大会に出ます。師「明日は辰巳師の稽古やね。 みっちりしごかれてきてください」明日は宝生流のひとつの大きな家柄である辰巳家にお邪魔して舞囃子の稽古をつけていただきます。・・・いよいよだ。気を引き締めていこう。
2005年06月09日
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のどが微妙に痛い。のど風邪ひいたかもしんない。今日はちょっと色々あっていろいろ考えたんですけど色々、いろいろ・・・イロイロイロイロ・・・(謎)。・・・うーんうまく日記が書けない。書けないなぁ。何だこれ。ほんとに書けない。すいませんよく分かりませんね(当たり前だ)。まあこんな日もあるということで許してください。明日は多分普通の日記です。今日はうん、「ああ色々ややこしかったんだなぁ」と思っていただければそれで。・・・。・・・すいませんがまた明日。
2005年06月08日
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私が取っている授業に『国語科教育法』というのがあります。要するに、国語の教員免許を取る人のための授業です。教職取ろうかと思ってる私も取ってるわけです。授業の始め。いつものように先生がおもむろに黒板に詩をひとつ書く。先生「今日は 入澤康夫さんの『未確認飛行物体』」やかんが出てくる詩でした。やかんがあって、もしかして空を飛ぶかもしれない、っていう詩。でも今日は詩の最後三行がなぜか空欄。先生「この続きに何が来るか ちょっと考えてみて」・・・続き?何がくるんだろう・・・私は詩をばっと読んできそうな文面を三行書く。先生「じゃあ誰かに発表してもらいましょう 五月さん」いきなりかい。指名されたので前に出て書く。文面は割愛しますが自分でもいい感じかなーと思ってたので先生「いいねー」褒められてやたら嬉しかったです。で、何が言いたいかというと、やっぱり国語の授業ではこういう自分の発想力を出す場面も必要だと実感したということ。私はこういう自分で作る系な作業が好きなんですが、それは多分既存のテーマに沿って考えるだけじゃなくて自分で自発的に脳を働かせる部分があるからだと思うんです。特に国語でふっと出てくるこういう作業が楽しいと思えるのは、「国語で独創性を求められることはない」とまず皆思っているから。というか普段そんなこと考えもしないから、「自由に考えてみて」という課題が効果的に感じられる。場面転換というか、意外性ですね。美術なんて独創性勝負の授業ですが、そんなに心から楽しいと思う人が(多分)少ないのは1時間なら1時間、自分の発想力のみを求められているから。慣れてないから疲れるし、ネタ切れを起こすこともある。そもそも美術は発想力を求められる授業だと分かってるから、そんな作業が取り立てて楽しいというわけでもない。でも国語は「教科書を読んで先生に当てられてそれに沿って進む」という授業だから急に「テキストを置こうか」となると文字通り先が読めなくなる。だから楽しいんです。いつもテキスト置いてちゃだめですけどね(笑)。時折教科書からそれて自分の好きなように想像力を羽ばたかせる場があってもいいと思います。そういうスパイス的なものを入れることで多分国語の時間は、もっと楽しくなる。はず。でもここで求められるのは、教師の腕。それがないと効果的にも何にもならない。難しいですね。でももし自分が万が一教師になったとしたらやってみたい。国語って凄く楽しいんだから。全員に好きになってもらおうとは思わないけど、もし授業するとしたら、教室の誰かが「国語楽しいかも」とちらっと思ってくれるような授業がしたい。・・・そんなことを思いました。あー国語の先生もいいなぁ。この『国語科教育法』、すっごく楽しいしためになるからいつもこれ出るたび「教師いいかも」とか思うんですけどね。実際難しいけど。まあとにかく国語は楽しいです。そういうこと。
2005年06月07日
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本日は師匠稽古です。師「うん、 型は良くなったんじゃないですかね」・・・♪師「あとはもっとゆったりやってほしいかな。 鞍馬天狗はほんとは扇じゃなくて葉団扇を持ってるから。 大きな団扇で風を受けて動かす感じ」ゆったり。師「そうそう」少しずつ型が身についてきた気がする。あと20日あれば間に合うかも♪・・・とか調子に乗ってると大概いかんのですよ。仕舞の稽古が終わったらいつものように連吟『杜若』の練習。ワキから始まってキリまで謡う。謡い終わって謡の確認。鶴さん(仮名)「五月さん、 もしかして『利生の~』の部分苦手?」ばれてる。亀さん(仮名)「うん、そこおかしいよねワキ」ぎゃあ。亀さん「も、もっとさあ、おお音浮くときに 言い直したらいいんじゃない」えと。鶴さん「『りしょ~お・の~』じゃなくて 『りしょ~ぅお・の~』」りしょ~ぅお・亀さん「うんそう」鶴さん「そんな感じ」・・・まあ直すところが分かるだけ直し甲斐があるってもんです。今日は珍しく10時半前に終わってなんとか明朝バイトも大丈夫そうです(汗)。んー、大会まであと20日弱かぁ。・・・頑張るぞ。
2005年06月06日
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今日は料理したり勉強したり色々してました。基本的に家の中にいたので多分1000歩も歩いてないんじゃないですかね。不健康街道まっしぐらです。久々にクッキー作りました。でもレシピ見て作ったほうより目分量で作ったほうが美味しかったのはなぜなんでしょう。・・・レシピがあると油断するんですかね。まあまずくはないんでいいですけど。でも今キッチンに洗い物が全部積み重なってるのが憂鬱です。バターぬるっとするしなーそれに昨日の煮物の煮汁捨ててないしなー(はよ捨てろ)そして久々に小説書きました。『創り手さんにいろはのお題』を少しばかり。ひとつUPしたんでお暇な方はどうぞ。今日一日で書いたわけではないですよ勿論。小説といえばこないだ短編を某出版社に送ったんですが、そしたら「半自費出版しないか」というお誘いが来ました。完全自費出版だと相当お金がかかるんですが、提示された負担額は2●万円ほど。これでも安いほうですが、高いと言ってたら二段階かけて1●万円ほどに値下げされました。自費出版としてはぶっちゃけ格安です。でもまあ結局、断りました。全出版社もちになるほどじゃないんだなぁということと、1●万円とはいえでかい出費だから。精進してもうちょい上手くなったら半自費出版でもいいから出そうと思うかもしれません。・・・でも本って案外簡単に出せるのかなぁと錯覚を起こしました。怖い怖い。さぁてキッチン片付けて夕食の準備に取り掛かるかな。
2005年06月05日
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今日は一日中うちの中にいたわけですがほぼエンドレスでCDをかけてました。後輩から借りた書上奈朋子さんのアルバム「psalm」です。この人、今まで全然知らなかったんですが、CD借りて聴いてみて、ほんとはまりました。独特のテイストの音楽の中にクラシックとエスニックが混じってこれまた独特の書上さんのミステリアスな声が交わる。中でもお気に入りは4曲目の『愛されない恋人』。「ああ、私は愛されない恋人」という歌詞がリフレインするように折り重なって響いて胸に響く。慈しむようなメロディーが吐息と共に淡々とつむがれて急にサビの切ない部分に急上昇していく。ハイトーンな響きが迫ってきたかと思うと収束してストリングスの落ち着いたメロディーになりそして波のように同じメロディーに戻る。やがてまた予感と共にあの切ないメロディーがやってきていたたまれないような気持ちに包まれる。それでもクライマックスには不思議と空に向かうようなまっすぐなイメージになる。突き上げる想いが涙に変わるような。泣ける。これ泣ける。他の曲もかなりいいです。語ろうと思ったらいくらでも語れます。何でだか私が選ぶアーティストって言うのは大概微妙にマイナーな人が多いです(苦笑)。アゼリン・デビソンもそうだし。hide・・・はメジャーだけど。多分「あまり知られてないいい曲」を選ぶことによって自分の独特な価値観やこだわりを出したいと思っているのかもしれません。でもそんなこと考える以前にほんと、マイナーな曲ばっかり好きになる。打つんだよ、胸を。このCD借り物だけど今度自分で買おうかな。てか他のアルバムも聴いてみたい。あーいい曲。
2005年06月04日
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今日は稽古日。今日もOBOGさん3人が稽古へ。『鞍馬天狗』を地合わせ。私「♪そ~も~そ~も~武略の~」舞う。OGさん「・・・うん、えっとね」舞台に上がって型の指摘をしてもらう。こことそことそこと。OGさん「・・・そんなところかな」私「ありがとうございます」OGさん「はい交代」OBさん「ん」次のOBさんが舞台に上がってバトンタッチ。OBさん「大方言われたと思うけど、僕は・・・」こことそことそこと。OBさん「・・・が気になったかな」私「ありがとうございます」OBさん「はい。じゃあ次」交代。OBさん「私が見る限り おっ下すところは良かったよ」私「ありがとうございますv」OBさん「それだけ」そんな感じで一人につき3人以上の指摘指導。じっくりしっかり。でもそうすると必然的に時間は遅くなる。OGさん「10時だけどそろそろご飯いかないの?」猫さん(仮名)「そうですねぇ。じゃあ『杜若』あわせたら」OGさん「『杜若』合わせたらね」あわせる。猫さん「じゃあご飯に・・・」猿さん(仮名)「あの・・・1回だけ『氷室』を・・・」熊さん(仮名)「じゃあちゃっちゃとあわせよう」猿さん舞台へ。OGさん「ご飯は?」猫さん「『氷室』合わせてからだそうです」OGさん「・・・むぅ。そうですか」仕舞地合わせ。OBさん「えっとね」指摘タイム。熊さん「ついでに私も合わせてほしいんですが」熊さん舞台へ。OGさん「ん!? 熊さんは・・・」猫さん「『鵺』※です」OGさん「ぬ え !?」(※長くて難しい仕舞です。)OGさん「ご飯は!?」猫さん「これ終わったら行きましょう」OGさん「う、う~・・・」仕舞。OBさん「えっとね」指摘タイム。熊さん「ついでに猫さんもやったら」猫さん「そうですねぇ」猫さん舞台に上がる。OGさん「え!? 猫さんは」私「『清経クセ』※です」(※最も長い仕舞です。)OGさん「・・・帰る!!(泣)」ああそんな!猫さん「♪かか・りけるところに~(シテ謡)」熊さん「猫さんも大概薄情だよね」自分が勧めたくせに。・・・そんな訳でいつものように稽古は長引いたのでした。OGさんすいません・・・でも仕方ないんですよ・・・(言い訳)。
2005年06月03日
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6月に入ったからか今日は朝から雨がしとしと。鬱陶しいと思うときもあるけど雨の日って嫌いじゃない。雨の日は基本的に歩いて大学へ行きます。傘差し運転ができない苦手だからなんですが、雨に合わせてゆっくりと、黙々歩くのが好きです。いつもは閉じられている傘が広げられてここぞとばかりに役目を果たす。完全防水の靴をはいてくだってゆく坂道。アスファルトは新品みたいに黒くなってその脇をとろとろと雨水が流れつゆの匂いを感じさせる。傘から鞄がはみ出ないように多少縮こまりつつはじく雨音を聴きながら何か考えつつ、でも何も考えず歩いてゆく。今日は、京都で薪能があったはず。チケット買わなかったから行かないけど多分これじゃあ中止かな。6月ということはもう前期の半分が過ぎ去ったわけだ。早いなぁ。あっという間だ。明日は晴れるかな。
2005年06月02日
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ネネさん(仮名)「うちはそんなん絶対嫌や」今朝バイト先のパン屋で何でだったか「死後の再婚について」の話題が出ました。自分が死んだ後、配偶者が再婚するのを許すか否か。朝っぱらからなんて話題だ。テテさん(仮名)「何でですか? 別にいいじゃないですか、死んだ後なんだし」ネネさん「だってうち死んだらジョニー(仮名)と一緒のお墓入るやろ? でも再婚した何も知らん女の人も同じ墓になるんやろ? うちそんなん嫌や、知らん人と同じ墓になるん嫌や」テテさん「そうですねネネさん呪いそうですもんね」ネネさん「よう言うわ」ちなみにネネさんにはフィアンセのジョニーさんがいて二人で仲良く暮らしてます。テテさん「僕は別にいいですけどね。 死んだ後なんだから幸せになってくれても」ネネさん「えー。てんちょーは?」店長「わしは別にかめへんで」テテさん「ほらぁー」ネネさん「えぇー? うちだけー?」店長「ほら手ぇ動かしいや」お店番をしながらこっそり考える。うーん私はどうかなぁ。私も別にいいけどなぁ。死んで悲しいのは残された人のほうで死んだ私じゃないし、その後の人生幸せに生きてくれたほうが悲しみに沈まれるよりずっといいけどなぁ。知らない人と同じ墓に入ると考えると確かに微妙だけど自分の好きな人を同じように好きになってくれた人ならむしろ意気投合するんじゃないかと思うんですけどね。甘いですか。・・・まあ結婚してから考えろって話ですね(苦笑)。今日は天気も悪くなかったし朝の時点では結構パンが売れました。・・・でもまさかこんな話をしながらパンが作られてるとはお客さんは知る由もない。
2005年06月01日
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