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2011.12.17
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カテゴリ: 映画/アクション

「ご心配は分かります」
「まさか。君を信じてるよ。君は正直だからな」

冒頭からフランスのニースを舞台に、海沿いを猛スピードで走り抜ける真っ赤な高級車が登場する。
空中にはヘリコプター、海上にはクルーザーと、ずいぶん製作費がかかったに違いないと思いつつストーリー展開を楽しんでいると、場面はあっさりとアメリカに移る。
格闘シーンやカーチェイスなど、アクション映画にはお約束の場面もあって盛り上がりも充分なのだが、今どき珍しくCGには頼っていないようだ。
だが侮るなかれ、シナリオがしっかりしているせいなのか、決してつまらない作品ではない。
むしろおもしろかった。
主役の二人、アシュトン・カッチャーもキャサリン・ハイグルも、正直なところ二流の役者であり、どうしてもパンチには欠けてしまうが、それを考慮しても充分に楽しめる作品に仕上げられている。


宿泊予定のホテルのエレベーターで、ハンサムなたくましい肉体を持つスペンサーと出会う。
スペンサーは成り行きでジェンをデートに誘い、ジェンは二つ返事で了承する。
世間知らずのお嬢様で、屈託のないジェンにスペンサーは急速に惹かれていき、やがて結婚。
それから3年後。
スペンサーの様子がどことなく落ち着かず、そわそわしているため、ジェンは倦怠期なのではと不安になる。
だが原因は夫婦間の問題ではなく、元CIAのエージェントであるスペンサーが命を狙われているという状況にあったのだ。
20111217b

アクション・コメディというジャンルからすると、全体的にベタな内容に思えるが、重くならず爽やかで陽気な印象に好感が持てる。
明るく賑やかなジェンと、肉体派で頼もしいスペンサーのコンビネーションが、無理なくマッチしていて良い。
最後まであっさりサクサクッと展開していくストーリーも、意外におもしろかった。
『ミッション:インポッシブル』的なアクションを求めている方には物足りないかもしれないが、家族や友人とゆるーく楽しむ分には持って来いの作品だと思う。

2010年公開

【出演】アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2011.12.17 08:20:49 コメントを書く
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