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足がない幽霊。円山応挙が描いた足のない霊は、日本的美学に基づくとも言われます。本来は、幽霊の着る経帷子(きょうかたびら)では、足元は裸足。しかし裸足の足は、幽霊にしては生々しすぎます。人形浄瑠璃でも、女の人形には足はありません。男の人形には、足があるにも関わらず。女性が足元を人目にさらさないのが、たしなみだったころのなごりです。足のない幽霊にも、この日本的美学がうかがわれます。もっとも人形浄瑠璃でも、「曽根崎心中」のお初には足があります。足を使った芝居があるから。1703年、元禄16年に公開された曽根崎心中。この近松門左衛門の作品は、心中ブームを巻き起こします。次々と若者が心中する大混乱。1723年、享保8年に幕府は心中禁止令を出します。1.心中した男女の埋葬禁止2.ひとり生き残れば、殺人罪で打ち首3.双方生き残れば、戸籍を削って非人とするあまりの厳しさに、心中はまさに命がけ。幽霊になって、この世に戻る気もないでしょう。日本的美学が、失われつつあるこの頃。現代の幽霊は、まだ足を見せることを恥じるでしょうか。【参考図書】 輝峻康隆,「幽霊」,桐原書店,1991年,207P
2009.07.31
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記録ラッシュの競泳界。24℃の水温は、普通に泳ぐには冷たいですね。私も冷たいプールより、温かい温泉が・・・。学校のプールの最低水温の基準は、水温+気温=50℃との情報。ありがとうございました。今年は雨も多く、プールが中止になることがたしかに多いことでしょう。陸上の追い風参考の様に、水温表示が必要ではとの意見。面白い話で、実現されないとも限りません。水着に注目が集まる、今年の競泳。選手の皆さんの力が過小評価されるようで、残念でなりません。選手の皆さんは、並々ならぬ努力をしているはずなのに。水着の差によらず、公平に選手の実力が競われる。そのような競泳は、もう見ることはできないのかもしれません。そう思うと、記録ラッシュの今年の競泳が、とても寂しく思えてなりません。【日記】 選ぶこと 捨てること -プール-
2009.07.29
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プールで泳ぎたくなる、暑い日々。夏の日の屋外プールは、生ぬるいほど温かい時があります。しかし泳ぎやすい温度は、もっと低い温度です。オリンピックのプールの水温は24~25℃。最も記録が出やすい温度です。水温が高すぎると、汗で体力を消費するから。あまり泳がない一般向けには、プールの水温は高く設定されています。その温度は、28~29℃。激しく動かなければ、オリンピックの水温は冷たすぎるのです。全ての要求を満たす水温はありません。全ての願いは、かなえようもないもの。選ぶこと、そして、なにかを捨てること。わたしは、願います。明日、選び、捨てたなにかに、悔いがないことを。
2009.07.28
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家にろうそくがないことに、気がつきました。闇を照らす火。そのろうそくがありませんでした。停電でも、懐中電灯に頼るため。人の死を前にろうそくを灯すのも、ろうそくの火が霊魂を周辺に留めるため。ろうそくの火は、人の命の象徴。私たちが失ったものは、ろうそくの光ばかりではないかもしれません。【過去の日記】 「和蝋燭」・・・・・・・・・・・・・7月21日で、準3周年だったのを忘れていました。2006年5月20日にブログ開設したものの放置。日記を真面目に書き始めたのは、2006年7月21日でした。皆さんのおかげで、3年間ブログを続けることができました。その間、常連さんはかなり入れ替わりました。昔の日記を見ると、とても懐かしく思います。これからもがんばりますので、皆さん、よろしくお願いします。
2009.07.27
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手ぬぐいが神聖なものと、あらためて気づいたとの声が多くありました。お祭りの思い出、やはり多くありました。マラソンの完走記念の手ぬぐいもありました。手ぬぐいを袋カバンとして活用するコメントも。その手ぬぐいが、タオルなどに置き換わり、減ってゆくのが残念。それでも図柄は多彩になっています。手ぬぐいは、早く乾く衛生的な感覚が良いとの声も。お祭りに限らず、鉢巻で良い結果が出るとよいですね。泥棒にもなれる、「変身」が手ぬぐいの力。藍についてのご質問がありました。過去に「インディゴ」で、欧米での「青」の考えについて書きました。欧米で嫌われた青色。ご参考までに。【過去の日記】 「インディゴ 青の歴史」昨日は帰宅が遅れ、ご訪問できませんでした。すみません。今日は大丈夫ですので、よろしくお願いします。【日記】 変身のとき -てぬぐい-
2009.07.26
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手ぬぐいは、不思議な道具。日常に使われるかと思えば、祭りの場でも使われる手ぬぐい。手ぬぐいには、浄化と変身のふたつの力があります。この力を持つ手ぬぐいは、神聖な道具です。浄化の力によって、手ぬぐいで手を拭ったり、身につければ、祭りに参加することができます。祭りで手ぬぐいで鉢巻をするのは、その例です。手ぬぐいで神に変身したり、祭りに参加する資格を得ます。餞別やお祝いでも、手ぬぐいを配ることがよくあります。これも手ぬぐいが、神聖な意味を持つ贈り物となるからです。手ぬぐいは、とても身近で神聖な道具。その使い方は、皆さん次第。今年の皆さんは、何に変身されますか。
2009.07.25
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水中を飛ぶペンギン。個性を生かすことには、覚悟が必要ですね。金曜の魚はカトリックの情報、ありがとうございました。ペンギンを食べるというは残酷に思えます。しかし、それがペンギンでも牛でも豚でも、命に違いはありません。人が肉を食べる限り、命は失われています。温暖化で脂肪が取れ、ペンギンが空を飛べると面白いですね。面白いコメント、ありがとうございました。かわいいから、保護する人。そこに優しさを感じるか、身勝手さを感じるか。実に難しいところです。北海道の動物園のペンギンパレード。見てみたいですね。NHKでは、日食時の動物園のニュースもありました。日食で暗くなると、蝙蝠が夜と間違えたとか。日食のニュースを見ながら思いました。日食は欠けることではなく、再び満ちることに意味があります。欠けることを憂うのではなく、満ちることを喜ぶ。日食は満ちることで、人の心を照らすのです。 【日記】 弱点を 長所に変えて -ペンギン-
2009.07.23
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自由な空を捨てたペンギン。かつては空を飛べたと思われるペンギン。今では、飛べない鳥の代表です。飛べなくなった理由のひとつは、太りすぎ。寒さに耐える脂肪は、飛ぶには体重を増やしすぎました。そして寒冷地では飛んで逃げなくても、外敵はあまりいませんでした。飛べなくても、外敵のいない寒冷地で生き延びるはずだったペンギン。しかしその予定は、予想外の外敵の出現で狂います。その外敵は、悪名高き人類。ある冒険家は、こう書き記しました。「その島にいたペンギンを、我々は食料として船に積み込んだ。人を恐れず、捕獲は容易。約3トンのペンギンを捕獲,解体し、食料とした。」キリスト教徒は、ペンギンを「魚」と定義しました。キリスト教では、金曜の夜は「肉」を食べてはなりません。しかし、「魚」であるペンギンなら、食べても良かったから。そのためペンギンは、約200年間、鳥ではなく魚とされました。陸上では不器用で、容易に人に捕獲されたペンギン。このままペンギンは、絶滅するかに思えました。しかし彼ら彼女らを救ったのは、その「不器用さ」でした。不器用に歩く姿は、とても愛らしく、人に愛されました。人を恐れないひとなつっこさは、守りたいという気持ちを人に呼び起こさせました。その結果、ペンギンは生き残ることができました。不器用だから、生き延びる。弱点が、自らを救うこともあり得ます。大切なのは、自分らしく生きること。それこそが、不器用でも者に許された、悔いのない生き方の秘訣。【参考】 田代和治,ペンギンはなぜ飛ぶことをやめたのか,実業之日本社,1993年,224P
2009.07.22
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日食の日、曇りそうですね。曇っても、動物達に変化はあるでしょうか。野生の鳥たちは影響を受けやすそうで、楽しみです。旦那様が靴磨きをしたという、異常行動のおしらせ。まだ日食は始まっていませんよ。(笑)皆さんは、ご家庭の愛犬、愛猫さんたちの野生の感を疑問視されているようですね。さて、実際は?かつては恐れられた日食も、今では観光の目玉にもなっています。昔は学校で黒い下敷きで見たのに、今は目を傷めるので駄目と言われています。昔のあの黒い下敷きは、何だったのでしょう。部分日食はありますが、皆既日食は珍しいこと。日本で今回ほど、大きな部分日食が観察できるのも稀です。残念ながら、曇るかもしれません。次の日食は、2035年。そして7分超は、2150年。日食を見るために、また長生きしなくてはならないかもしれません。【日記】 日食は 動物園で -日食-
2009.07.21
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22日の日食、楽しみですね。日本の皆既日食では、1963年7月21日以来46年ぶり。これを逃すと、日本では26年後の2035年9月2日まで見ることはできません。日食は、常に人の関心の的でした。キリストが処刑された日も、日食があったと言われます。日食を事実として、天文学に基づいて計算しました。その結果、キリストの処刑の日は、西暦30年4月7日(金)か、33年4月3日(金)と計算されました。日食に反応するのは、人ばかりではありません。日食の日は、動物の異常行動も知られています。日食の時、夜の虫は鳴き始め、猿など多くの動物は怖がったり、身動きしなくなることがあるそうです。私は願いが叶いませんが、もし可能なら、日食の時は動物園で観察したいものです。皆さんも、愛犬、愛猫の様子を観察されては?今回より長い7分台の皆既日食は、めったにありません。1098年から1937年の839年間、7分超の皆既日食は一度もなかったほど。今回の日食も、7分には及びません。次の7分超の日食は、2150年6月25日の7分14秒。7分超の皆既日食。見たい人は、2150年まで待ちましょう。宇宙の時間に比べれば、一瞬の後の出来事ですから。【国立天文台】 「2009年7月22日に起こる日食の概要」【参考】 斉田博,おはなし天文学 3,地人書館,2000年,254P
2009.07.19
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丹下左膳も間違えます。昨日のコメントにも、本にもありましたが、映画「丹下左膳」は徳利を担いでいました。しかも文字が入った貧乏徳利。これは時代考証の過ちです。貧乏徳利の名前は、江戸時代からありました。皆さんのコメントにもあった、通い徳利として。しかし文字は描かれてなく、丹下左膳が担ぐ丹波徳利はありえません。江戸時代にあったのは、文字が描かれたものではなく、文字が刻みこまれたもののみ。丹下左膳が担ぐ丹波徳利は、明治時代から戦後までのもの。未来にタイムトラベルできた丹下左膳。時間を越えて、未来の徳利を担いだのでしょう。それにしてもガラス瓶を持たないこだわり。丹下左膳もきっと、陶磁器好きなのでしょう。26万ヒットを超えました。これからも皆さんの応援に支えられてゆきたいと思います。よろしくお願いします。【日記】 消えたはずの居候 - 貧乏徳利 -
2009.07.18
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明治から盛んに作られた貧乏徳利。酒屋から借り、中味の酒を小売してもらうための通い徳利。それが貧乏徳利。東日本は美濃高田製、西日本は丹波立杭製、九州は肥前波佐美製の徳利でした。非常に多く製造され、今でも骨董市などではよく見られることでしょう。よく売れた貧乏徳利。特に関東大震災で徳利が破損され、特需に沸いたこともあります。しかし世界恐慌の不景気で、貧乏徳利の窯元は販売不振に陥ります。さらに打撃を与えたのは、ガラスの普及。透明で中味が見えて、安価で、大量生産できるガラス。第二次世界大戦の戦乱で、陶磁器やガラスが破損しても、貧乏徳利はその市場を取り戻せませんでした。貧乏徳利の生産性は、あまりにガラスに劣ったためです。完全に、世の中から消えたはずの貧乏徳利。しかし骨董好きの家には、知らず知らず集まってくる力強い生命力を持っています。貧乏徳利。貧乏の名に共感し、中味のない徳利をなげく。そんななやましい、酒に集まる居候なのです。【参考1】 貧乏徳利【参考2】 興倉伸司,矢島吉太郎,とっくりのがんばり,紀伊国屋書店,1998年,244P
2009.07.17
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なぜマングースは、追われなくてはならないのでしょう。ハブを捕らないのに、ハブ退治に放たれたマングース。沖縄の失敗はともかく、奄美大島の失敗は、同じあやまちの繰り返しで残念です。駆除とはいえ、10万匹を超えるマングースの退治ですから、多くの命が失われることに変わりはありません。生態系を壊す罪を、よく反省しなくてはなりません。ハブ対マングースは、後から考えられたショーにすぎません。マングースは、好んでハブを食べたりはしません。マングースが若干ハブの毒に強いだけで、すべては人の思い込みです。この話で、私の「DDT」の日記を思い出してくれたかたがいらっしゃいます。DDT廃止を訴える名著「沈黙の春」が、結果的には多くの人命を奪いました。良かれと思うことが、あやまちにつながることがあります。【過去の日記】 「沈黙の春」が奪った命 ―DDT― 今日では、DDTの使用を認める動きが広がりつつあります。DDTを必要とする人も、世界には多くいます。誤解といえども、奪われる命があるのは悲しいことです。【日記】 誤解 そして身勝手で -マングース-
2009.07.16
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鹿児島県奄美大島で、駆除されているマングース。マングースは1910年、沖縄に導入。東大教授の発案で、ハブ退治を目的にして。しかし、それは大きな誤解。マングースは、ハブを襲いはしません。マングースは、ハブを好んで食べはしないのです。野生化したマングース。彼ら彼女らは、ニワトリなどの家畜を襲い、さらに沖縄の希少動物を襲いました。完全に害獣と化したマングース。しかし人は、再びあやまちを犯します。今度こそはハブ退治を期待して、奄美大島にマングースが放たれます。沖縄の失敗が周知だった、1979年のこと。奄美大島に、数十匹放たれたマングース。瞬く間に十万匹を超え、アマミクロノウサギなどの希少生物を襲いました。もちろん、ハブ退治には役立ちません。むしろマングースは、ハブと共存を始めます。今まで、アマミクロノウサギは、ハブの巣穴で眠っていました。ハブに守ってもらいながら、安全にウサギは眠っていたのです。しかしマングースはハブを襲わず、そのためハブもマングースを襲いません。その結果、ハブに邪魔されることなく、マングースはウサギを狩ることができたのです。ついには政府はマングースに懸賞金を懸け、その駆除を始めました。マングースを持ち込んだのは人。その生態を誤解したのも人。害獣として駆除を始めたのも人。あまりに身勝手な、この人という生き物。その生き物が害獣と呼ばれても、すこしも不思議ではありません。
2009.07.15
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ミツバチ不足。今年は、野菜の値上がりが心配ですね。ミツバチの減少、不吉な前触れでありませんように。温暖化はどの様に影響しているのでしょう。野良猫の病気の件、怖いですね。カタツムリの異常発生も不気味です。いずれもこれ以上、不吉なことが起きませんように。蜂の話をもうひとつ。tougei1013さんの日記で、トックリバチの巣が、スズメバチに乗っ取られたことが掲載されていました。トックリバチの巣が変形され、スズメバチの巣に変わっていて驚きました。弱肉強食の世界ですね。*くーまんの日記は、最後まで多くのコメント、ありがとうございました。クマキャラの多い中、きっとくーまんはがんばれることでしょう。みなさんも、暑さに負けず、夏を乗り切ってゆかれますように。【日記】 あまりに似ては なりません -ミツバチ-
2009.07.14
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ミツバチは、なぜ減っているのでしょうか?ミツバチの減少で、野菜の不作が懸念されています。全国の作物の30%の受粉を助けるミツバチ。その不足は深刻です。ミツバチの病気には、フソ病、チョーク病があります。フソ病は、恐ろしい家畜法定伝染病。細菌の影響で、ミツバチの幼虫が腐って死ぬ病気。かつて養蜂農家に壊滅的な大打撃を与えた伝染病。幼虫がミイラ化し、チョークの様になるチョーク病。昭和54年に、海外から日本への伝染が確認されました。ミツバチの巣の中の温度が菌の繁殖に適した、厄介な病気です。そして今注目されているのが、ミツバチヘギイタダニ。このダニはミツバチに付き、次々と繁殖します。幼虫は死に、育っても奇形のミツバチが増えてきます。巣箱付近を飛べないミツバチが這うようになると、このダニの影響が考えられます。フソ病、チョーク病は欧米原産。しかしミツバチヘギイタダニは、逆にアジアから欧米に広まりました。いずれがミツバチ減少の原因かは、定かでありません。謎の驚異に遭遇し、減少するミツバチ。新たな病魔におびえる人類。両者はよく似ているように思われます。人に似れば、滅びてしまう。その定めが、事実でありませんように。*養蜂をされている、cream38さん。ミツバチの異常は、ご心配なことでしょう。原因が解明され、減少に歯止めがされることを願っています。【参考】 酒井哲夫,ミツバチのはなし,技報堂出版,1993年,194P
2009.07.13
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くーまんの話題が続きました。くーまんは消えてしまうわけではありませんが、携帯撤退の影響はあるでしょう。カルピスでの登場も、新たな活動の場を求めたものかもしれません。しかしリラックマをライバルにしては、それも厳しいことかもしれないですね。くーまんはリラックマより先行していたにも関わらず知る人はなく、東芝製携帯も持っていた人はほとんどいませんでした。とても寂しい気持ちになります。キャラクターの存続には、大人の事情もありますね。ホワイトわんちゃんや、靴下にゃんこが希望という声も。しかしよく見れば、リラックマよりくーまんがかわいく思えてきた私です。*旅先におり、ご訪問、日記更新が滞りました。すみません。今日は復帰しますので、よろしくお願いします。【日記1】 誰でしょう? -くーまん-【日記2】 くーまんは 住む家もなく -東芝 国内携帯生産撤退-
2009.07.12
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くーまんに、誤解がありました。くーまんとリラックマ、私の誤解がありました。どうやら、くーまんの方が、リラックマより先に誕生したそうです。2003年からくーまんは、東芝製携帯の待ち受けなどに使われてきました。携帯の画面内を歩き回ったり、着替えたり。くーまんかわいさに、東芝製携帯を購入するユーザも少なくなかったようです。東芝が「815T」でリラックマを採用したのは、むしろ一時的なもの。東芝は、あくまでくーまんにこだわっていました。しかし・・・。****「東芝 国内携帯生産から撤退」 2009.5.20 産経ニュース東芝は20日、携帯電話の国内生産から撤退すると発表した。日野工場(東京都日野市)での生産を、10月からアジアの受託生産工場に移管する。日野工場の生産工程の従業員約200人はグループ会社に配置転換し、開発・設計や修理サービス部門のみを残す。中国で合弁で生産している日本や欧州向けスマートフォン(多機能携帯電話)の生産は継続する。東芝の携帯電話事業は平成21年3月期で売上高約1400億円規模。しかし、需要縮減から出荷台数は半減し、営業赤字となったことから生産移管によるコスト削減を図る。*****東芝製携帯を、そのすみかを失うかもしれないくーまん。携帯の画面内を歩き回るくーまんは、もう見ることができないのかもしれません。そう思うと、急にくーまんの住む携帯が、欲しくなりました。【日記】 誰でしょう? -くーまん-
2009.07.10
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くーまんとは何でしょう。昨日の横浜からの帰り道、カルピスウォーターに目が留まりました。カルピスのペットボトルに、熊のキャラクターが描かれています。リラックマとのコラボに違いありません。手に取って見ると、熊の横に「くーまん」の文字。これはリラックマではなく、くーまんというキャラクターでした。サザエボンにも似た衝撃に、帰宅後、早速に調査を開始。くーまんは、DORAコミュニケーションズのキャラクター。ソフトバンク、NTTドコモ、auなどの携帯でも、くーまんは使われているとか。特にソフトバンクの、東芝製携帯では待ち受けキャラクターに採用。しかし2007年には、ソフトバンクモバイルの東芝製携帯「815T」では、リラックマとのコラボもあったとのこと。ソフトバンクとリラックマ、いえ、サンエックスの間に何があったのでしょうか。それにこのリラックマに酷似したくーまんというキャラクターは、許されるのでしょうか。 芸能界(笑)には、うといkopanda06。リラックマとくーまん、いえ、ソフトバンク,東芝とサンエックスの間に、何があったのでしょうか。みなさん、ご存知でしょうか?【過去の日記】 天の川に包まれて ―カルピス―
2009.07.08
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さて、ポニョの意味のタネあかしです。佐世保バーガー、人気ですか。ロシアや中国のマックも、開店時は大人気だったとか。ちなみに私は、関西にいても「マック」と呼びます。オーストラリアのマックは、残念ながら情報がありません。メイン州のロブスターサンドは豪華ですね。私はたしかニューオリンズでサンドイッチを注文したら、直径30cm、厚さ15cmのサンドイッチが出てきて驚いたことがあります。皆さんの声にもありましたが、「外国語で・・・」を気にしていてはキリがありません。開き直りも、ありでしょう。韓国ドラマのテーマソングの話は愉快でしたが。お腹がポニョポニョとは、ちょっと夏場は心配です。それこそ、「自分が面白い」人になります。さて、一部で文字化けしていたというスペイン語“con~o”の単語。ご指摘のとおり、語尾が“o”だから男性名詞となりそうですが、そうではありません。意味は、俗語で女陰の意味になります。変な情報で、映画や歌のイメージを壊してしまったかもしれませんね。それにしても、これが七夕に書く日記になろうとは・・・。【日記】 ポニョの歌は 卑猥な調べ -マック・ポヨ-
2009.07.07
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スペインには、マック・ポヨがあります。世界のマクドナルド巡りの本を読んでいました。スペインやギリシアの様に、マクドナルドでビールが出る国もあります。フランスでは店内で食べれば、テイクアウトより14%も高い消費税が課せられます。タイのサムライポークバーガーは、テリヤキバーガー。韓国には、予想通りあるプルコギバーガー。世界には、様々なハンバーガーがあります。さて、スペインの「マック・ポヨ」とは何でしょう。実はこれは、キチンバーガー。ポヨはスペイン語で鶏肉だから。ここで気になるのは、アニメ「崖の上のポニョ」。ポ~ニョ ポニョ ポニョ さかなの子♪この歌が、スペインで話題とか。ポニョはスペインでは、Co?oと聞こえるらしい。そしてその意味は・・・。シモネタ好きのスペイン人に、大評判のポニョの歌。皆さん、くれぐれもスペインで大声で歌うのはおやめください。海外のハンバーガーが面白いと書きました。しかし、今日の本のコメントを引用しておきましょう。「違いは外から眺めてみないと分からない。 自分自身が面白いことに気づけないなんて、なんてもったいないことだろう!」【参考】 小屋一平、「ビッグマック プリーズ!!」、心交社、2001年、243P
2009.07.05
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自らの毒で自家中毒を起こす、セイタカアワダチソウ。セイタカアワダチソウはあまりに繁栄していて、誰もが知っていると思いこんでいました。しかし北海道、沖縄では多くはないということを忘れていました。これも説明不足でしたので、写真を掲載します。セイタカと呼ばれながら、背が低くなるのは皮肉との声。そのとおりですね。セイタカアワダチソウは風媒花(風で花粉を飛ばす花)ではありません。それが花粉症の原因ではない、決定的な証拠です。毒といっても、他の植物の成長を妨げる毒。人への毒ではありません。この植物は、環境省の要注意外来生物リストに掲載されているとの情報。なるほど一時の繁殖力は驚異的でしたから。攻撃は、いつかは自分に戻ってくる。セイタカアワダチソウには、その教えを確認させられます。忘れずにおきたいですね。こちらは午後になって雨が降り始めました。変わりやすい天気にはお気をつけて、素敵な休日をおすごしください。【日記】 そのあやまりは ひとに似て -セイタカアワダチソウ-
2009.07.05
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そういえば、セイタカアワダチソウが少なくなった気がしていました。秋になると、あたり一面に広がっていたセイタカアワダチソウ。花粉症の原因とも言われましたが、その疑惑も晴れました。それにも関わらず、その数が減り、背丈も低くなっています。セイタカアワダチソウの繁栄は、その武器にありました。それは他の植物を攻撃する、アレロパシー作用と呼ばれるもの。根から毒(cis-DME)を出し、周囲のススキなどを排除しました。その攻撃は大成功し、セイタカアワダチソウの天下にも思えました。それでも数が減り始めたのは、やはりアレロパシー作用が一因でした。自ら出す毒に、自身が中毒を起こしたのです。いわゆる、自家中毒。攻撃は、一時は効果があっても、いつかは自らに返ってくる。人を呪わば穴二つ。教えを語る、セイタカアワダチソウ。そのあやまりは、人に似て。
2009.07.03
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検索でのブログタイトルの文字化け「鐃緒申」が解消しました。やはり楽天ブログのメンテナンス中に、検索エンジンに情報が取り込まれて化けた様です。「鐃緒申kopanda06」とはこれでお別れです。昨日はご訪問できず、すみませんでした。今日は今からご訪問します。
2009.07.02
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ネコ目イヌは、違和感ありますね。しかし、猫を被ったわんちゃんもいるとか。おとなしく、ちょっと内弁慶なわんちゃんが増えましたから。この時期のねこさんは、虫を目で追っていますね。ねずみを捕れる猫も少ないでしょうし、ましてや食べはしないでしょう。子猫を置いて消えた母猫。心配ですね。事故を恐れて過保護にすると、猫も野生を失うとの声。交通事故も多くありますので、悩ましいところです。別れてからもこころを離さない。たしかに現代のネコは、ココなのでしょう。その点では、イヌも人のこころを捕らえたココ。ああ、なるほど。それで、イヌもネコ目なのですね。【日記】 いまもなお 捕らえるもの -ハンター・ネコ-
2009.07.02
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犬好きな人には、ショックなことでしょう。かつては、肉食の獲物を捕らえる動物は、分類上「食肉目」でした。そして、猫も食肉目の動物でした。しかし今では、「食肉目」は「ネコ目」と分類されました。その結果、ネコは、ネコ目、ネコ亜目、ネコ科と、肉食のハンターの代表になりました。そしてかわいそうなのは、犬たちです。イヌは、ネコ目、イヌ亜目、イヌ下亜目、イヌ科。イヌは、ネコ目になってしまったのです。ネコたちに頭が上がらない、気の毒なイヌの姿が目に浮かびます。ネコは、よく寝る「寝子」だから「ネコ」と、以前の日記に書きました。そしてさらには、ねずみを捕らえるから「鼠子」、つまり「ネコ」とも言われます。古い文献には、ねずみを捕らえるのは「ネコ」、鳥を捕らえるのは「トコ」、蛇を捕らえるのは「ヘコ」と呼ぶとあります。現代の猫は、ハンターの役目をさぼり、食肉目であることを忘れたかのよう。もっぱら、「寝子」に徹しているかと思われます。しかし、なるほど、現代の猫もやはりハンターです。あのこころが魅かれる、かわいい寝顔。現代の猫は、人のこころを捕らえる、「ココ」なのでしょう。【参考:ウィキペディア】 「ネコ目」*【日記1】 寝る子は 繁栄する? ―ネコ―【日記2】 目覚めさせてはなりません ―ねこの足音―【日記3】 危険な匂いに誘われて ―マタタビ―【日記4】 第3の 奇跡のおかげで -三毛猫、そして2周年-
2009.07.01
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