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雪になり、寒くなる予報ではあったのだが。起きてみたら外は白かった。気温もどんどん下がってきていてここんとこずっと起きてから焚けばすぐ暖かくなり暑くなるまで時間がかからなかった部屋が今朝はそうでもない。窓の外もこれから冷えて降るからなと言わんばかりの景色になっている。ここまで来ればいっそ建物の下が雪で埋まってくれればと願うのを暖かい地域の方は今ひとつ理解できないかもしれないのだが、何度か書いているようにこの時期が一番寒い。家の前の道路今年歩道も付けて真新しくなったが、その濃いアスファルトの上に落ちる雪が融けずに風に吹かれているのを見ると大体の気温も判る。こうして徐々に道も土も冷えていき、降った雪が融けずに積もり根雪になると冬になる。この前ほどの降り方積もり方じゃあないんだが「ああ冬だ」と実感できる朝ですなあ。
2011.11.30
先日、前から案内を戴いていた作陶展に出かけた。かなりいい加減な私にもそれなりの器の好みがあり、磁器で和食器なら白地に藍を長年使ってきた。といっても高価なものではなく本当にそこら辺の店で必要な分だけを買う。2ヶ月ほど前20年くらい使ってきた角皿をあろうことか2枚いっぺんに欠かせてしまい、その代わりの皿を機会がある毎に探してもいるけれどなければないであるもので済ませる程度なのだから平均以下の興味の持ち方だと思う。つまり使わない器は買わず気に入れば飽きずに10年も20年も使い続けているだけだ。正直いうと陶器は好まず、手持ちなのは黒で縁に茶が出ている陶器にしては薄い丼一つだけ。なので作陶展のご案内を戴いた時はさてどうしようかと迷ったのも正直なところだ。でも案内に載っていた写真の器の感じは何となく好ましく思え、思い切って行ってみた。会場は喫茶店で、硝子で仕切られた細長い場所に数人の競作という形でその器はあった。最初に目に飛び込んだのは私のげんこつがまるっと入るマグカップで、陶器のように見えるがしかし厚ぼったさがない。持ってみると大きなマグカップによくあるバランスの悪さがなく、なみなみと入れても重くないだろうなとすぐ分かった。といって取っ手の場所も下すぎず、指一本が取っ手の下に当てられるし取っ手の上の部分にも親指が乗る。取っ手の中には人差し指中指が2本ちゃんと入る。非力で小さい私の片手でこれだけの大きさのマグカップがバランスよく持てるのは滅多にない。作った方に伺うと陶器と磁器の間のような作りということだった。柔らかい乳白で模様も何もない。値段を見ると申し訳ないほどの安さだったので一瞬躊躇ったが一個だけ買ってきた。陶器と磁器ということなので必要かどうか迷ったが昨日目止めして昨夜からこれがデスクの隅っこに乗っている。やっぱりもう一個買えばよかったかと今になって思い直しているのだが、まだ食器の置き場が不安定なのでまたの機会にすることにした。久しぶりにゆっくりとマンデリンを飲み夕暮れの帰途についたが、交通機関の時間待ちで書店に入った。自宅周辺には書店がない。なので出かけたついでに書店を見まわるのは習慣になっててしまっている。新刊本はよほどじゃないと買わない(買えない)けれど、食器を買って少し浮かれていたのもあると思うのだが文庫本を3冊買った。帰り道も読みふけり家に帰ってからも読み、寝て起きて未読の本があるという嬉しさを引き伸ばしたいのかなんなのかちょこちょこと読み続けている。ついさっきこの未読は残り1冊になったけれど、それでもまだ読んでいない本がある贅沢というのはいいものですねえ。
2011.11.29
実はここをお読みになる方の多くには釈迦に説法になるのだが、そうではない方もおいでだということであえて書いてみました。まずはWi-FiのMACアドレスはもはや住所と考えるしかない-高木浩光氏と書いておいてなんですが高木氏の記述は慣れない方にはやや難しい。これを噛み砕いて「じゃあどうすりゃいいのよ」を具体的に書いてくださった方がおいでなので無線 LAN ルータが自宅住所をネット公開するという話をご覧あれ。んで。個人的な話をすれば私は今現在も無線LANを常時構築してはいない。光対応の無線ルータもあるしプリンタも無線LAN対応なのだが有線でしか使っていない。以前の住まいで実験してみたことがあるのだがそこでは全くアクセスポイントが見当たらず、そういう意味では使ってみてもよかったけれど当時の無線LANの規格をどう考えても、そして自分のスキルを考慮しても使いたい、使うつもりにはならなかった。前の住まいはアパートで使わなくても別に困らなかったというのも大きい。そして今は一軒家の2階に光ケーブルを引きこんでいる。下の年寄りが今のところ全くネットに興味を示さないのと、一軒家の場合先に下に引きこんでから上に上げるのと上に引きこんでから下に下げるのなら後者のほうが後々楽、業者要らずという理由。つまり有線でも上下使えるような状況にしてある。また今回のこの問題以前に自分のスキルと周囲の状況その他から無線は実験用と割りきっている。ただ、リンクの内容を読むと例え実験用といっても収集の対象となればそれは付いて回ってしまうので「うちは有線だし」と余裕ぶっこいている場合ではない。ましてや今やご家庭でも多くの方々が無線LANをお使いで、それはとても便利な使い方だとは思うもののこうした問題を抱えている、そしてこの問題がいかに深刻なのかはピンと来ないかもしれない。無線LAN以前にもセキュリティ関連の問題で「そんな大事なものはこのPCにはないから」という理由であまりリソースを割かない風潮はあった。しかしそのPCの中身じゃあなくとも踏み台にされたり果てはサーバー立てられたりして被害者どころか加害に加担する可能性もあるということが知られるようになってようやく意識が変わってきた経緯がある。実感ではこの意識の変革が広まるまでにおおよそ5年ほどかかっている。このような警鐘を鳴らす方が出てきて、この問題の「何故あかんのじゃ」が実感を伴うまではまた5年かかるのかなとは思うものの、しかし知った以上は書こうと思った。これをお読みになった方はステルスモードを使わずに是非SSIDの変更を。そして無線ルータはある程度買い換えたほうがいいですよというお話。
2011.11.28
布団とは書いたが今はベッドでして。その冬支度第一弾をさっき終えました。ベッドといってもごくありきたりな下に引き出しが2つ付いている木製のもの。だがベッド嫌いな私が何故これを使っているかといいますとまずベッドマットがないに等しいというかない。指で押すとなんぼか引っ込むくらいのものが張り付いている程度でしてなんとでもできる。なので昔々のほぼせんべいになっている布団を押入れから引っ張り出して下に敷き、その上に羊毛の敷き布団を乗せております。つまり畳の上に布団重ねたのと同じくらい。ベッドが嫌いというよりベッド用マットレスが嫌いだったんだなあとこのベッドを使うようになってからしみじみ感じております。数年前、イベントでホテル3泊した時に耐え切れず3泊目は床で寝たのはこれだったんだと。んで。冬仕様は2枚重ねの布団の上に合わせ毛布を置き、その上にちょっと厚地のシーツ(但しへなへなに限る掛けるのがタオルケットと合わせ毛布、羊毛の掛け布団、そして真冬になると一番上に合わせ毛布が来ますがそれはまだ先。今は羊毛掛け布団の上にウール地のベッドカバー(実はリサイクルショップで見つけた紳士服用生地)夏仕様と冬仕様の間にはちょこちょこと足したり引いたりもしていますが変わらないのは一番下のせんべい布団とへなへなシーツとこれまたへなへなタオルケット。せんべい布団も勿論干しますが押入れに山盛り在庫があるので全く不自由しません。2枚目の羊毛敷き布団もこれまた在庫が山盛りあるので上に同じ。元々使っていた布団も担いできたのでこちらは困らないんですが。困っているのが掛け敷き両方のへなへな。へなへなの前の段階のブツはあるんです。これまた押入れに(ryですが洗って洗って繊維が一段階薄くなったくらいじゃないとどうにも寝ていて疲れる。なのでせっせとへなへな量産しているんですが。今はタオルケットを上下に使って最終的に掛けても敷いてもええわいという感じになっております。掛け敷き双方専用を買うのはいいんですが在庫やっつけないとともう一つ在庫のものは全部骨董品でつまり日本製。ほぼ一生分ありそうなので活用することにしました。1年ちょいかかってようやく1週間分くらいのへなへなができたところです。
2011.11.27
数日来、ここ数年にないほどみかんを食べている。Twitterで交流のあるみかん産地の若奥様に送っていただいた。きっかけは些細なやり取りで、今これを打ちながらも首を傾げて思い出しているのだがおねだりしたのではない…と思う。実は私、贅沢ではないが食べ物の細かい好みが案外ある。みかんなら皮が薄くて剥きにくい小さいのが好きで、これ以外は買わない。しかしここ数年その手のみかんはあまりそこら辺には売っていず、あっても非常に高価で正月に一袋買って食べるくらいだった。困ったことに母は皮の厚いぶかぶかの大きいものが好きなのだが私は全く食べない。なので店で買ってあっても殆ど食べずにいた。今回お送り戴いたのは本当にこれしかないと思うほどの好みのみかんで、成ったまま熟したのがよく判る。香りが違うし小さいながらも身の膨らみも違う。一箱戴いたのが今週初め、完熟なのでせっせと食べて残り1/3ほどになった。お返しと言っても何も思いつかず、近場の生鮮品ならそこそこの店から北洋の紅鮭をお送りしたがありきたり過ぎて申し訳ないと思ってもいる。何十年ぶりだろう、こんな好み通りのおいしいみかんを食べているのは。ありがたいことだ。
2011.11.26
独仏、EU条約改正提案へ…財政統合を推進正直言って「今からかい」っつー突っ込み待ちボケかましているのかと思ってしまうのだが。やらないよりはいい…というより市場向けなんだろうね。そして独はこれを飲んで更なる負担をすることになったんだろうけれど、冷たいようだが実効性には乏しいと思うんだよね。だって通貨は共通でも国家群の国家の独立性は保たれており、この国家ってもんはやろうと思えばかなりの事ができる。今後の抑制、黙ってバラ撒いたら知らんぞ程度のお札にはなる…なればいいねえ。EUの現在の最大の問題点はつまりは社会保障の問題で、顕著なのはギリシャだが実際は他のEU各国も似たようなもの。自国民だけなら何とかなったものが前にも書いたように世界市民だか地球市民だか思想で国籍取得を容易にした結果が招いたともいえる。実はこれは極めて危険な自転車操業の始まりで、全速で回っているうちは大層結構なんだが何せ人が増えて乗っかるものが重くなると下り坂に差し掛かったら止まれない。そのくせ登るかとなると大変。社会保障の仕組みや給付、国籍取得の基準を徐々に変えていくしかないんだが、民主主義国の哀しいところでそれをやろうとすると政権が転げる。今回のこの条約改正がその第一歩になりうるのなら大きな一歩になるけれどね。
2011.11.25
いやはや加齢というのは「これまでやったことがないことが起こる」もんでしてな。一昨日くらいから妙な時間に寝起きしていたせいか昨日はうまい事早起きしましてお腹が空いたのが昼前。買い物に行くだろうなあと思ってもいたので早めに食べておこうとしたんですね。いつもならパン齧ったり果物食べたりシリアルで済ませるんですが珍しい事に母ちゃんが買ったカップ麺がこちらに回って来まして。起き抜けに点火したストーブの上でお湯がしゅんしゅんと沸いている。そろそろ消そうかなと思っていたので渡りに船とカップ麺の用意をしてストーブを消しました。この部屋は元々2部屋分の荷物を押しこんであるので手狭です。一応入口近くの冷蔵庫レンジ置場の横にカウンターのようなものが置いてあり、そこで食べる事もできるんですが椅子の高さが微妙に合わずどうしてもPCデスクの横にあるワゴンの所で食べる事が増えた。結論からいうとお題の通りカップ麺をぶちまけまして主に右足太もも内側火傷しました。やったと思った瞬間立ち上がって太ももの上に落ちているカップを払い落とし、台所(2階ミニキッチン)にいって鍋に水を入れて部屋着の上からざぶざぶかけまして。三回ほどかけてこれは脱げるかと試してみたらくっついてはいないので一気に全部脱いで今度は手ぬぐいを水浸しにして患部に貼り付け。この冷やすのを数時間続けました。途中で買い物の荷物持ちに出かけてまた冷やす。着るものに困って捨てようとしていた軍パン履いて行きました。熱感がなくなるまで5時間くらいかかりましたか。かなり濡らした手ぬぐいを数枚用意し取り替えながら冷やしていると椅子も何もびしょびしょになります。ここ数日では暖かい日でしたがストーブ焚いてても下半身が濡れているので冷える冷える。ですがここで頑張らないとね。熱感が収まると物凄く眠くなりそのまんま布団に潜り込みました。その間デスク近辺の床はぶちまけた麺とつゆまみれ、キッチンの床も水浸しですがそれどころじゃない。片付けたのは昼寝から起きだした後の暗くなってからでした。今は痛くはないですし消毒してあります。履いている軍パンの上から触れるとちょっと違和感がある程度。水ぶくれもない1度の火傷で済みました。しかし何やってたんでしょうな。
2011.11.24
古本屋歴は40年になるが嗜好もあってあまり大型チェーンの古本屋さんに行くことはない。だがたまに行くと時にはとんでもない良書が叩き売られていたりして必要かそうでないか以前の衝動にかられて買ってくることがある。先年はコンピュータ技術書もその経緯で数冊買った。私の本を買い蔵書する基準は一生読み続けられるかどうかに力点が移ってしまっているのだが、技術書に関しては主に感情で買ってしまった節がある。蔵書の中では技術書の占める割合は1/20ほど、50冊あるかなくらいなのでほんの僅か。だけどそれなりに数年に渡って所蔵していられるものばかりだとは思ってもいる。一生かかっていいんだという開き直りも込みで。で、つい先日Twitterで気になるRTがあった。書き込み元の方はフォローしていなかったのでRTなくば一生知らずにいただろう。電脳書房ここは主にコンピュータ関係のネット古書店で、在庫を眺めているだけで楽しい。基本的によほどじゃないと本は手にとって買う*のだが書い漏れなどならタイトル買いできる。何よりも陳腐化しやすいと思われている-実際そうだが-コンピュータ関連の技術書古書店というその発想が好ましいと思った。*探しあぐねていた昭和初期の全集本はネットなくばほぼ揃うことはなかった購入した時は非常に高価でも何かの事情で要らなくなった、引越しするなどでどうしようもなくなる事は多い。といって大型チェーン店では買い取りも安くまた従来の古書店ではまず扱わない。本当はどこかに欲しい人も買えない人もいるだろうにゴミになってしまう。若い頃、いや子供の頃から欲しい本を指を加えて見続けていた私にはこのような試みをしてくれる店があるだけでどこかほっとしてしまうのだ。それともう一つ、さっきは陳腐化しやすいとは書いたもののコンピュータ業界ももうそろそろ積み重ねの経緯などを知ることによって今とこれからを模索するようになってもいいんじゃあないかと思い始めたのもある。是非この電脳書房さんをご利用していただければ。
2011.11.23
まだ大丈夫だなあと昨日つくづく思いましたな。いえね、昨日は溜めた用事を一気に片付けるべく出かけたわけです。うまくいった場合でも3店舗、バスと地下鉄を乗り継ぎし徒歩部分も結構あるので考えて回らないとえらいことになるなと経路考えつつバスに乗ってたわけですわ。急ぐわけではないし時間もあるけれど路面状況と天候考えて行きは最短経路。その途中、半ばを過ぎた辺りで誰も降りないのにバスが停留所に止まった。あらどうしたんじゃろ誰か走ってきたかと思いきや車内放送が。「時刻調整致しますので20秒停車します」その瞬間片頬緩みましたよ。御存知の通り昨日は吹雪模様の真冬日。道路はカッチカチで滑る滑る。そんな中停留所時刻より20秒早く着いたので待つと。世界中どこ探してもバスが20秒の時刻調整するなんてありませんよ絶対。オバちゃん多分物凄い気持ち悪い笑顔だったとおもうの。真面目な運転手さんと20秒の時刻調整をなんにも言わず受け入れる乗客。当たり前っちゃあそうですがこの当たり前は日本での当たり前だなとつくづく思いました。日本はまだまだ大丈夫だよ。日本人がいれば。吹雪の中荷物抱えてあっちいってこっち行って帰りは暗くなっていましたが一日非常に良い気分でした。
2011.11.22
昨日は大変楽しみにしていた政経セミナーに行ってきました。札幌市厚別区選出市会議員川田ただひさ氏主催のセミナーでして、ゲストが西田昌司参議。ここをお読みになっている方には説明の必要はないのですが、一般的にはまだまだ中々知られていず、ネットでは「鬼畜眼鏡」と言われている方です。参考動画として今月15日の国会予算委員会での質疑を挙げておきます。厚別区住人ではない川田市議なのですが、今2期目。何故知り合ったかというと去年の参議院選挙なんですね。JNSCの選挙に向けての活動が初めて本格化した選挙でして正直私も手探りでした。選挙の世界特有の事を全く知らずにいきなり国政選挙でしたから一体何をどうすりゃいいのか本当に判りませんでした。といって今判ったかというと更に判らなくなったことの方が多いんですが、とにかくビラの折り方ミニ国旗の巻き方、人様の顔の覚え方その他黙ってビラ折りしながら見聞きしたこと全部初めて知った事ばかりだったんですね。国政選挙ですから選挙区だけじゃなく比例区の候補者もおいでになる。三原じゅん子さんもいらした。今でも覚えているんですが暑いさなか6時間くらい歩き続けたと思います。その時に道々ずっと応援演説と言うか呼びかけをし続けていたのが川田さん。ただついて歩いているだけの私でさえ疲労困憊しましたが候補者の三原さんの根性とそして裏方である我々への気配りも凄かったけれどこの川田さんにも心底驚いていたんです。おそらく次の地方選に出るんだろうなあと朧気ながら感じてはいましたが、しかしだいたい国政選挙のしかも参院選となれば市中心部がメインになります。なので厚別区の市議補選に出られた時も驚きました。この時は参院選が終わったすぐ後。つまり補選に当選しても任期は数ヶ月ですぐ春に選挙になります。普通はここで出るかなという計算は働きますよね。ですが彼は出て当選し、次の地方選も当選して今2期目ということになってます。最初の選挙の前にJNSCの仲間と選挙事務所にお邪魔したことがありました。大体において地方議員の方々は我々が選挙区民じゃないと知ると冷淡でおざなりな扱いになることが多いのです。短期的にはそれは間違っていないとは思うものの、実は親戚や友人やその他諸々どっかこっかにひっかかりはあるものなんですけれどね。でもこの川田議員は何の関係もない私達に真摯に向き合い、時間を作ってくださいました。その後いろんな会合で見かけるとお声をかけているのですが最初の時と印象は変わらない。今回のセミナーは人が集まるのだろうかと余計な心配もしつつであったのは正直なところでした。しかしそれは嬉しい杞憂で、会場は満杯。開場前に集まった方々も義理ではなく表情がどことなく嬉しそうなんですね。こういう空気感は肌で感じるものなのです。椅子を追加しまくり立ち見も出る盛況で西田参議の話を約1時間、時間を忘れて聞き入りました。そして最後に川田議員の話。働く市会議員なんだというのがひしひしと伝わるセミナーでした。会場では顔見知りの方々と数人お会いしたのですが1年ほど前から見知った方がご家族でおいででして。ゆり根を戴きました。帰宅した時は爺婆のご飯が終わっていましたので明日じゃない今日、ありがたく頂きます。お正月用とはまた違うビリ辛風味にしてざっと炒めるとおいしいのよね。地方議員に限りませんが「こうしたらいいんじゃね」は近いうちにまた別に書きますね。
2011.11.21
米中対立場面も 東アジアサミット深夜録画で放映された総理記者会見についてもNHKでは米中対立を切り口にしていたんだが。どう考えても今のこの状況(米・中、そして欧)の米中対立なんてヤオでしょうよ。仮に相違点があったとしても元々何の不思議もない上に現状口でなんと言おうが為替含む個々の問題があろうが深刻な対立点は他の問題よりも遥かに比重が少ない。この場合他の問題ってのは欧米から始まるであろうと思われているどんがらがっしゃんの本当の下敷きになるのは支那だってことでして。いやお前それなら米中対立するべとお思いでしょうが皆まで言うなw今一番ババ引いちゃっているのは支那ですよね。はい、ついこの前マスコミが誇らしげに報じていた外貨のお話。この支那のババ(外貨)について書いた時に本当にそれが帳簿上の計算通りにあるんかいなと疑り深い私はひっそりと妄想したわけです。元々支那はアヘン戦争前後から欧米の綱引きの場所ではありました。近年欧、特に仏とは武器輸出の関係では非常に親密だった。支那がアフリカに単独で嘴突っ込むまでは。それが顕在化してからですよね、人権問題を理由に欧が武器輸出止めたのは。いつでも止められるネタ握ってから商売の邪魔されるまでは金絞るのが国家間の正しい取り引きってもんです。無論この取り引きが成立する大前提には国家安全保障、NATOのバックアップは必須です。も一つ支那は食料輸入国ですが今、億の単位の人口分の食糧をかき集められるのは南米しかありません。南ロシアも穀倉地帯ですがあそこから支那に物運ぶのは剣呑剣呑。そしてその南米にしても何事かあって自国の食糧が危ないとなれば金積まれても食糧輸出はしません。当たり前ですな、自国民飢えさせたら国家がこけます。おっと前置きが長過ぎる。さてここで米中対立しているから日本が早く参加せねばという一見尤もらしそうで実は全く関係ない論理を推し進めようとしているのが不思議。実は米も支那もこの状況を引き伸ばした方がそれぞれの延命を図れる。特に米は。支那はできれば今の日本の位置に取って代われるとアピールしたい、取って代わりたいんですがいかんせんこれまでの行いがね。いや行い悪くても数字の根拠が伴っていればまあ通用しますがそろそろ持ってます詐欺のメッキが剥がれそう。ここで欧米が開き直って金本位制にぐりっと戻すと面白…げふんげふんもとい相当興味深い事になるのでしょうが。取りとめなさ過ぎてどうしようもなくなってしまいましたがもう一つ唐突に書いておくと少し前に米財務省が「日本のヤクザの口座は許さん」的な法律発効させましたよね。あれ、日本のアンダーグラウンド社会も痛いですが周辺特亜国も痛かろうなあ。何せ世界で一番相対的に価値が出ちゃった「円」がざっぶざぶ流通し更にドルに洗濯できそうなパイプがきゅっと閉まりそうですし。ここで何回か書いたコルレス口座の概念がまた生きてきますよね。野田のあまりの土下座っぷりはここの辺りの弱み握られたんかいと疑うほどですよねえ。夜中の日記は妄想大爆発でほんとすいません。
2011.11.20
はやっぱり発想が貧困というか大航海時代から全く進んでいないんじゃないかとここんとこ思い始めた。欧がアフリカ中東を従えた植民地的移民構想で失敗したからってのも多少はあるけれど、あれは仮にそれら移民が米の開拓時代のようにフロンティアスピリットに富んでいたとしても無理はあったよねというお話で、単純に左巻き花畑の世界市民構想が乞食の群れに押し倒されたに過ぎない。世界市民自体が階級社会の産物の無産階級でなければ成立できないわけだから。その為には世界市民様を食わせられる階級とそれをまた支える階級が必要なわけで、欧らしいっちゃらしいけど大体においてそういう甘い考えはもっと現実的な多数に圧倒されるのがオチ。結果自分達だけが享受できると思っていた手厚い福祉を「平等」の胡散臭い掛け声でバラ撒く羽目になり、身動きとれなくなったと。そりゃそうだよね、本来自国でまかなえる分を見積もって相応のインフラなり社会保障なり安全保障なりを構築するのが国家の経済的な独立部分というべきなのにその辺りの財布を共用にすりゃ乞食の勝ち。うまい話を夢見て構想したことが崩壊するのは極めて単純であっけない理由によるものなんだ。絶対的階級制のもとでしか成立しえない平等思想による経済圏構想という書いてて頭が痛くなるような代物であったというわけやね。どうしてもそれを有利に推し進めたくば「稼げなくなったら帰れよ」を徹底するしかなかった。だがそれを自ら平等思想とやらで憲法改正して受け入れたのは自業自得。考えてみりゃとっくの昔に共産的立国は破綻してるんだからお前らちょっと横みりゃ判るべというお話でもあります。その共産的立国でさえノーメンクラツーラなくば保持できなかったというのがもう一つのオチなんですが。で、ここんとこ喧しいASEANなのかTPPなのかという短く言えばアジアと日本の取り合いですが、これも構想は失敗する。EUで判ったのは経済圏の条件をフラットにすると低い方に均されてしまうのね。つまりみんなインドとかインドネシアとかタイになる。世界的標準から言えばそんな悪い方じゃあないんですが日本からみれば相当違いますわ。こういう言い方をすると失礼だと怒り出す人もいるんですが、生憎我々日本人の多くは日本の水準でしか生きられないしそれしか知らない。産まれた時から水洗トイレがあり電話があり高速があり24時間買い物ができて山賊がいない。志願した警察自衛隊以外殆どの人は一生火器を使わず使われず見たこともなく過ごしていける。他の国々にとっては変わらないかよりよくなるはずのものが日本にとってだけはさほどおいしい話じゃあない。だから私としてはほっとけとしか言いようがないんですよ、今のところは。意地悪な言い方をすればTPP参加にせよASEANへの積極的関与にせよ決定実行した際には円が下がるかなくらいですかね。私の考えはTPPに関して憲法改正とそして「稼げなくなったら帰れ」が徹底できないうちは止めとけということです。今でさえ何故か外国人にほいほいと生活保護費垂れ流しているのにそんな甘いやり方で広域経済圏構想なんぞ無理。それまでは「ふーん」でいいと思いますよ。まずは国内法整備とその徹底ですわな。まごう事無き国民をきっちり線引きしてからじゃないと。
2011.11.19
ストーブを消す間に少し寒いなと感じ、うっかり布団に潜ると昼寝してしまうという悪循環をここ数日やらかしているわけですが。しかし何事もあながちわるいことばかりではないというお話。今夜というかもう日付が変わったのでこれから明け方にかけて獅子座流星群が見られる。昨日と今日の夜は雪か雨、その狭間の奇跡的な星空を逃す訳もなくさっきからベランダにちょこちょこ出ては空を仰いでいる。寒空に輝く星が本当に綺麗なのだが月も負けずに蒼冴えていてベランダの軒下を利用して流星群を見るにはまだ少し時間が早い。うまくすると月をやり過ごすかベランダの屋根で遮って流星群が見られるかなと期待している。前に住んでいたところに比べて何もかも不便な住まいだが星だけは綺麗に見えるのでそこはありがたい。もこもこと着込み眺めゆ流星を byれですも
2011.11.18
例年より半月以上遅い公式初雪が先日あったけれど、その時は降ったな程度であった。ここは札幌でも郊外で、雪の便りは街なかより早いのだが。だが先程日付が変わる頃に窓の外をみて驚いた。すっかり白くなっていた。それから3時間余り。今はもうもこもこと積もっている。ついさっきうっかり忘れていた2階ベランダの籐椅子を仕舞い下に敷いてあるスノコを立ててきた。ついでに換気口を全部閉め、2階の冬支度はあっけなく終わった。この前からの寒気で一日ストーブを焚かない事はなくなったがそれでもまだ真冬に比べればすぐ部屋が暖まり暑くなるので消したりつけたりが忙しい。さてどうしようかと迷う分岐点時刻の今は室温20度になっていて寝るにはちょうどいいが、起きているとなるとちと寒いのでまた焚くことになる。誰かに尋ねて焚くわけではないけれど、どうしようかなと迷う時必ずストーブを見てしまうのが我ながらおかしい。まだ根雪にはならないので冬じゃないと強弁はしているものの、景色は冬になった。ここまで来ると建物の下が雪で埋まってくれる方が暖かいのではよ積もれと道産子は頭切り替えるのですよ。
2011.11.17
さくらインターネット、石狩DCを開所 - 北海道知事、石狩市長も列席詳細記事は北の吹雪が祝福!さくらの石狩データセンター開所へ詳細記事にもあるがこの石狩市は札幌の北部隣接市。その更に北側海沿いに石狩新港と石狩新港工業団地がある。この工業団地にさくらDCが開設された。これまでもRSRなどが開かれたりするなど「もんのすごいひろい空き地」が広がっている場所で、札幌市内から車で30分、最寄り駅などの利便はないがその代わり場所とコストのメリットがある。実はまだ店をやっていた時にこのDC建設計画の話は聞いていた。交通の便が悪いところなので通勤には向かないがそれ以外の条件なら確かにDCには国内最適。ただ、1つだけ少人数といえども人を配置するのなら「帰れなくなった時の備え」だけはしておいて戴ければと現地周辺を知る道民の一人としてお願いしたい。ここは周囲数キロに渡って人家がない。真冬本気で吹雪くと除雪車も入れなくなる事がある。石狩と聞いてすぐ頭に思い浮かぶのは吹雪で、吹雪の怖さは道民なら身にしみている。帰れなくなるというのは帰らないほうがいいという意味でもありまして石狩市も一生懸命除雪はしているのだが優先は人が住んでいる場所になる。石狩工業団地に工場などを置いている会社の多くが自前で除雪機を持っているのはこういうことで、流石に冬から視察されているから機材は準備していると思うけれど、仮に本州から出張した人員が冬DCに向かうとして吹雪だったら決して無理しないで済む態勢にしてほしい。「吹雪で立ち往生したらこうする」マニュアルがあれば。DCとしてのメリットは非常に大きいので更に多くの利用者がコストメリットを享受できるようになれば今後また新たなDC建設に繋がると期待できる。それにしても電気代が4割減というのは凄いね。
2011.11.16
というかTwitterには分析の時代の終わりじゃねえかと呟いたんですが。いえね。昭和終わりはトフラー、最近また思い出されてきたドラッカー、もっと前ならハイデッガーやらサルトルやらが分析してみせてくれたわけですわ。確かにある程度正鵠は得ていたわけで、おそらくそれは産業革命をも乗り越えた情報取得の一方性が関与していた。御触れや立て札、公告、本、新聞、そしてTVも。翻って双方向情報伝達(取得)の手段としては。電話は主に一対一の双方向情報伝達ツールで、伝達距離は飛躍的に伸びたもののあくまでも限定的な伝達手段といっていい。だがネットの時代になって双方向情報伝達が拡散という手段を持った。実は…というには私は余りに新参者でお恥ずかしいが押して書き続けるとネットは軍事用の目的で作られたもので、つまり当初の目的は「限定的な情報共有」であったと思う。データリンクというやつで、これも実際イージスシステムに使われている。使う側の目的に沿った情報共有というやつね。だが我々一般人にネットを渡すと情報共有と共に拡散を目的とする使い方をし始めたわけだ。人の本能も相俟ってね。ところがそれまで(ネット以前)の時代とは違って拡散する根っことベクトルが人の数だけ生まれている。ネット以前は根っこの数が限定されていて目的に沿った拡散であったものが、現在只今は拡散が目的になっているフシさえある。その拡散の根が更に発信者の数だけならまだしも人というのは対象によってベクトルを代える場合もあるからややこしい。んで、大層な名前出しちゃった冒頭に戻るんですが。ドラッガー的なでもケインジアン的でもとにかく神輿の表札はなんでもいんだが、そうした分析に何かの冠を掲げて出歩く、またはそれらを標的にする自体が最早無意味なんじゃないのかとふと思ったわけでして。正直数年前からのドラッガー上げにうんざりしていた鬱憤*もあるにはあるんですが。*21世紀にもなっていい若いもんが100年近い昔の爺に感心してどうすんだと参考にはなるがそれらを消化し自分達の世代の考え方を始めねばどうにもならんという焦燥感を覚えたこともそこにはある。そしてもう一つ分析の時代が終わった、これなんですが。現在の為替を始めとする市場経済の肝の一つがトレンドで、このトレンドの掴み合い、トレンドの波の作り合いが市場を作ってきた。このトレンドも言ってみりゃベクトルの向きがある程度整っていること前提なわけで、これに最近違和感を覚えた。といって現在の市場を形成する状況がすぐさまころりと変化変遷するとは思わないんだけど、でも今のまま続くかと自分に問うてみるとそれもないだろうなと。で、ここまで偉そうに書いたからにはじゃあ一体次はどうなるのかくらいは八卦でも書かなきゃ妄想が大妄想になるだけなので。私の予想は取引所が一旦は多くの国々に開かれるようになり、それによって見かけのリスクヘッジはできるもののそれは長くは続かない。理由は現在の紙幣発行の仕組みにもあるんだが結局は国家の持つ国富がものをいうのは変わらなくなる。この中途の段階でトレンドが意味を成さなくなる。理由は多くの取引が24時間行われることにより、ネットの時代と同じくベクトルも根も多様化するのではないか。結果として国富がものをいう=金本位制ではないが実質同じ事になるんだが、その時代と決定的に違う条件は相対値で為替が決まる(これは今も同じ今の紙幣発行は「どんだけ赤字出せるか勝負」なわけで、赤字というのはあくまでも帳簿上なのだが赤字を出すにはそれに釣り合った資産が必要。おっと横にそれた。短く言えば追う時代、担ぐ時代から次の世代に行く途中の橋を今私達は渡っているのかもしれないな。ベクトルの発生場所と向きがてんでばらばらになり、またその数が圧倒的に増えつつある時代に。多様性という言葉が本当に現実に動くとなると一体どういう「括らない括れない」時代になるのかね。
2011.11.15
それを選んだ国民って話ですが。野田首相 「TPP、すべての物品やサービスが対象」どんだけ事前に嘘つけば気が済むんだという話でもありますな。マスコミでは農業の話に矮小化されてしまい郵政改革時の逆手を取って農業団体=既得権者であるかのような刷り込みに懸命なのだが(農業団体に問題がないわけではない)、実際は見出しにある「サービス」つまりルールが問題なわけでして。前日のエントリに書いたようにすでに参加国は決定しそれらの会議とその結果が優先されている以上今からのこのこ「協議に参加」といってもそりゃあ丸呑みしなきゃ参加はできない。だから言ったろ止めればいいじゃんと。環太平洋という話に日本を入れなければ絶対に米一人勝ちになるに決まっているTPPなんだから他の諸国が頭下げてくるまでほっときゃいいの。もう一つ。米のスタンダードがルールになるとする。その場合米の水準が圧倒的に優れているのならまだしも私の小さい頃でもあるまいに今や国民保険制度とってもインフラもそして治安も日本以上の国はない。この心地よさが仇になって「外国にはもっといい何かがあるにちまいない」ドリーマーが出るくらいにね。この水準を米国並みにするのかと。カトリーナ台風は気の毒だったが地形みりゃなんであんな治水のままほっといたんだとか、NY大停電のように依存しているインフラ整備があの程度かとか山ほどあるそのレベルに今更落ち込めますか。勿論心地よさには数字に現れない何かも含まれるけれど、しかし客観的に比較するなら数字なり事実なりを並べねば始まるまい。この状況を打開するなら道はひとつしかない。解散総選挙して民主党は下野すること。「なにせ国民の選択でしてテヘ」をやるしかない。そりゃあみっともないし国際外交での培った信用は地に落ちるけれどこの先損なう国益に比べれば大したことはない。うちんとこは1000年単位の国なんで信用はまた積み重ねればいいのじゃ。どうでもいいが事実と異なる報道はいい加減にせえよマスコミ。
2011.11.14
靴を舐めたらご褒美に頭踏んづけられたって話だわな。TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず【超速報】野田総理、TPP交渉の会合に参加できないことが確定。「ルール作れる!」とか言ってたよね上のリンクは朝日新聞というびっくりぶりなのだが、実は昨日のニュースでTPP関連をほぼ毎正時流していたNHKは一切この事実には触れなかった。玄葉や枝野があたかも交渉に乗り出している風の印象報道はあったものの、実はこの交渉の会合にさえ出れば大丈夫とか何とか抜かしてたのは野田始めTPP推進派だったよな。その第一歩でもある会合に招待されるかどうか確約も取らずに国会決議も経ずに協議参加表明したとは驚いた。今回のTPP交渉参加国の内訳をみると所謂経済大国はもちろん米、そこに日本が遅ればせながらでも協議に参加するという堅い意志があるのなら下交渉くらいは済んでいるもんだと誰でも思うだろ、いくら民主党でも。しかしやっぱり民主党は民主党。吠えるだけ吠えてこのザマ。ここで何度かTPPに今参加するのは反対だと書き、その纏めの理由の第一に民主党だからと挙げたのはこういう事だ。未来永劫絶対に反対だと言うほど頭は固くないつもりだが、しかしこんなもんとっくに参加国が決まっているのなら向こうから条件提示して来て下さい言うまで待てばええやんか。どうせその内円決済でもいいですから入って下さいとなるわい。そういう時になってこちらの条件を提示すりゃいいんであって、こちらから呼ばれもせんのに押しかけりゃこうなるっての。こんな屈辱的な目に遭ってまだへらへら笑っていられるその神経が判らんわ。普通は「交渉会合に入れないなら帰るわさいなら」くらいは駆け引きすっぞバカ。なんだろうな、こいつらの実務者感覚のなさは。
2011.11.13
サッカー=日本がタジキスタンに圧勝、W杯アジア最終予選に進出鬱々としたニュースばかり流れているさなか、待ち望んでいたサッカーの試合を見た。ホームでの試合後、タジキスタンの監督が自国のピッチについて語っていたのだが、実際にTV画面で見ると聞きしに勝る状態だった。正直言って日本でならそこらの公立高校のピッチの方がまだマシと思えるもので、ナショナルチームのホームピッチとは到底思えなかった。かなり離れた距離でさえ荒れが目立ったのだから実際は相当なものだろう。ピッチの状態は両チーム共に平等なのだからそれで試合の帰趨が決まるとはいえないけれど。そしてタジキスタンは日本での試合と同じく極めてフェアなプレーに徹した。無論タジキスタンホーム試合なのだから声援は圧倒的にタジキスタン寄りだが、ピッチの上では気持ちのいいプレーが続いた。同時に日本もどうせODAを出すのならタジキスタンのピッチを国際水準にし、メンテナンスをタジキスタンでできるようにすればいいのにと思ったね。ナイター設備がないからあの時間帯での試合になったと思うのだが、それなら電気、発電含めて援助すればいい。それらのメンテナンスや工事をタジキスタン国内でまかなえるようにすれば雇用も生まれるし電気関係の技術も伝えられる。生きた金をそれが生きる国にと感じた試合でもあった。
2011.11.12
「熟考」と言ってもらえるんだなあ。野田首相「熟考」を演出=輿石氏が振り付け?-TPP首相が予告していた記者会見が天災などの理由もなく、説明もなく「延びました」で済むわけがないんだが。それも問題(TPP交渉参加)が日程的にいよいよ差し迫り国会予算委員会が開会中にこの体たらくというのは熟考とかそういうもんじゃあなくただの先送り引き伸ばしに過ぎない。先送りした理由を述べずに延期するってのは通常やる気がないかできないのかと言われても仕方がないんだぞ。流石に昨夜の夜のニュースのキャスターも肩透かし喰らって予定原稿や番組構成狂ったせいか、せっかくの推進ムードすらけつまづいていたように見えたけれどね。今もこれを打っている横では衆院予算委員会の中継が続いているのだが、どう聞いても政府閣僚首相の説明は詭弁と矛盾に満ちている。仮にうまく言いくるめたにしても民主党政権のこれまでの逆実績を見るかぎり国際経済交渉などという極めてセンシティブかつ変更の効かない代物をこなせるとは思えない。本来であれば連絡対象国の極めて限定されている為替介入すら満足にできず、単独介入で終わりかつ未達だったがためにただ金を溝に捨てたような連中に一体何が出来るというんだ。ともかく先に中身の説明をしてからだと思うんだが、民主党というのは悪い癖があって説明という言葉の意味を理解できていない。つまり後からなかった事にできる選挙公約と同じ感覚でいるもんだから政府としての客観的な数字、予測よりも何故か党としての主張宣伝が先に立つので、本人達が説明と思い込んでいる代物にしかならない。これらのやり取りを聞いて納得できる頭が羨ましいわ。
2011.11.11
歳を取ると天気予報が気になるものでして。今や母のみならず私も欠かさず天気予報は眺めている。気にした所で天候が都合よく変わってくれるわけではないのだが。今時期、そう紅葉が終わり始め山の色が常緑樹除いててっぺんからだんだん無彩色になってくると週間天気予報に雪だるまのマークが現れてくる。といってもまだ積もり凍るまではゆかないけれど、それでも雪だるまの予報を見ると冬支度の最後を迎える。うちもすでに庭の冬囲いをほぼ終え、漬物の準備も済み後の作業が一つ二つ残っているだけになっている。先週まではあれほど掃いても掃いても道路に蔓延った落ち葉も随分少なくなった。北海道の場合最後の冬支度の一つに車のタイヤ履き替えがある。スタッドレスタイヤは減りやすく、雪道以外では制動が効きにくいので交換の目安が難しいのだが都市の間に必ず峠があるのと高速の高さも凍りやすいので交換のタイミングを皆様計っている。昼間街なかを走るだけならぎりぎり今月末~年によっては12月半ばくらいまでは延ばせるがうっかりするとタイヤ交換にも行けなくなる危険もあるので天気予報とにらめっこになる。もう一つ本州ではまずやらないだろうと思える作業が庭の物干しの冬支度。コンクリートの土台に縦に上部が開いた形のパイプを2本立て、それに物干し竿を差し渡すあれ。物干し竿を仕舞い、縦に差し込むパイプも抜き横倒しにするか物置・車庫に片付けてしまう。庭が雪で埋もれてしまい、埋もれるだけならともかく重量がかなりかかるので放置しておくと曲って使い物にならなくなるから。こちらではまず真冬には外に洗濯物を干さない。寒くて干していられないのと庭に出られないほど雪が積もるから。2階ベランダ部分に干す家庭も最近は見かけるが多分本州の方だろうと思う。それほど稀。うちは今週いっぱいで物干しも片付ける。残り作業は室内の窓に内側からビニールのようなものを貼ると母が頑張っているのでそれを手伝う。余り見栄えのいいものではないしそんなに隙間があるかと思うのだが寒がってどうしようもないので1階部分の窓を塞ぐ。そして2階ベランダのスノコを窓に差し掛けて立てる。漬物の様子を見ていいようなら車庫の奥に仕舞い直し、うちでは冬に乗らない車を車庫の中に入れて雪かき道具を取り出しやすい場所に移したら大体冬支度は終わる。灯油は先月満杯(490L)に入れてもらったので後は12月から毎月1度か2度定期的に入れてもらえば安心。こうして北海道の冬を迎える支度が終わる。
2011.11.10
オリンパス買収仲介者は80年代から関係、「損失先送り」に関与=関係筋不正20年、代々継承か…オリンパス経営陣上のリンクは11月7日のもの、下のは今さっきのヘッドラインなのだが。オリンパスの一報を聞いた時…外国人元社長の解任時-正直まさか監査法人の目をくぐっていたとは思えずにいた。くぐっていたのかそれともザルの眼だったのかはこれから判るだろうけれど、金額と規模、やり口からいって一体どうやってごまかした、ごまかされたのかと思うほどだ。だから「監査法人どこよ」と最初に疑問に思ったし(Twitterで呟いている)上のリンクの記事を読む限り2000年の時点で疑問を持たない監査がありえるのかと。利益隠し、分散目的での一部上場会社の企業買収とそれに伴う資本分散というか保持はよくある話で、日本の税収面からいえば忸怩たるものはあるが外国に法人を作りそこに登記もない話ではない。しかし2000億ちょっとの買収の報奨が600億円強というのは通常ありえない。ここで気がつくはずで、実際に外国人元社長もここから疑問を持った。そしてさっきも書いたが利益隠しに使われる事の多い手口のはずが損失隠しに使われていたとなると先にあったはずの損失を一体どこにどうやって潜らせて決算したのか。監査法人が損失当時と今、同じ所じゃあないんじゃないかと。だがそれにしても正直言ってオリンパスもさることながら監査法人は一体何をしていたのかとこちらが不思議でたまらない。以前も足利銀行その他の絡みで監査法人の再編まで行われる事態に陥り法律まで変わった。この法の前か後かも含めてあまりに不自然で不思議な事件であり、また損失時、それらの継承時、そして今回のあまりに杜撰で強引な買収時のやり取りをどうやり過ごしてきたのか。時系列での関わってきた会計監査、そして幹事証券の解明が望ましいのだが日本のマスコミはこの手の問題に関してどうもいい加減なのでさてはてどうなることか。
2011.11.09
TPPに関して「反対派」という単語を使ったかマスコミよ。TPP 反対派の具体論に 説得苦しむ推進派TPPに関してだけは何故か「賛成派」と「慎重派」という書き方をしてきたんだよなあ。この見出しは東京新聞のもので、あくまでも反対派は民主党内という言い回しだが先週末に千人規模で東京中心部で反対デモがあり、その中身と参加した顔ぶれを碌に取材していないものだからNHKでも「業界団体などが」というふざけたものになってたよね。知る限り農協系などの団体動員ではなく個人参加が殆どだったのだが。しかしここまで例を挙げて具体的に反対されているのに抽象的かつ楽観的すぎる見通しで国会審議も内閣決定も経ずに国家通商の根幹を変更させるとは野田は一体何を考えているんだ。永田メールの時のように後先何も考えずGOサイン出し、うまくいかずとも自分に火の粉がかからなければよし程度に軽く考えているんじゃないだろうな。江戸時代末期に不平等条約を結んでしまい、それを解消するのに一体幾らの国金を垂れ流し、また年月をかけたと思っているのだろう。国内で引き起こした問題のようにまずかったら止めますヘラヘラって訳にはいかないんだぞ。外国人献金問題のような公民権停止になりかねない重大な犯罪を知りませんでしたで済ませているように甘くはないぞ。
2011.11.08
世間は広い、いろんな人がいるもんだというのはネット使う前からそこはかとなくは見知っていたが。しかしやはりネットの世界の広大さは群を抜いている。『このコンビニ弁当はベクレル入り・・・!』 山岡『やれやれ、本物のベクレル入り弁当を食べさせてあげますよ』野暮だが何故この呟きがここまで広まりネタ化したかというと「ベクレルは単位」だからですね。というより内心は所謂「放射脳」に憤っているのだがあまりに斜め上過ぎて真正面から反論する気にすらなれない。この手の人間に反論してもいろんな意味で無駄だ。しかしやはりふつふつと湧く怒りは抑え切れないのでこうして日記で書いてしまう。災害廃棄物(瓦礫)の話もそうなのだがここまで過剰反応の連鎖を目の当たりにすると彼らの目的は一体何だと穿ってしみたくもなる。内心の不安を発散させて自分の気持を収める、そこから一歩も考えないってのは就学前の子供のすることなのだが、こうした現象が蔓延ってしまっている現実を眺めていると無謬と完璧を政治に押し付けて責任は持たない現状をつい考えてしまう。てめえの不安を吐き出し続けるだけでは時間と感情の無駄、人様にネガティブを押し付けているだけなんだけどな。不安を解決できるのは自分だけなんだけどそれを他者にさせようとするからおかしくなる。せめて一歩くらい前に進んだ所で吐き出す程度の矜持はないのか。
2011.11.07
いや、この宇宙空間に放射線量ゼロの自然空間は存在しない。…というのは常識だと思ってきたのだがどうもそうではなさそうで、どこだったかネット空間の中で札幌近郊の人が放射線量を何でどう測ったか知らんがキーキー書いていたのを見てたまげた事もある。この「放射線」というのも曖昧すぎる言い方で種類も沢山あるのだが。例えば身近なものだとバナナや桃、人間その他にはカリウムが含まれているのだがこのカリウムも言ってみれば放射線物質(同位体)で、もっと言うなら飛行機で飛んでいると地上で過ごすのとはレベルの違う放射線量を浴びる。理科が全くできないまま社会に出た私にはこう書くのが限界なので情けないが、しかしこれくらいは判る。がれき処理反対には「黙れ」 石原都知事「皆の協力必要」北海道知事も受け入れを表明したが、私はこの受け入れ表明を当然だと思っている。瓦礫(こう書くのは胸が痛いが表記としてこれしか思いつかない)を片付けねば復旧ができず、復旧しなければ復興に結びつかず、復興しなければ被災地いや日本の次が見えない。ところがTwitterなどでは都が受け入れた瓦礫(都の扱いは災害廃棄物)の報道写真で報道陣や都職員がマスクをしているのを見て「放射線ガー」と喚くバカ様がおいでになる。そのマスクは紙製の非常に簡便なものでどこをどう見ても対放射線用ではなく単なる風邪防止や埃よけだとしか思えないものなのだが、なるほどこれが「放射脳」かと。そう、50枚入り数百円で売っているアレ。うちにもあるし新型インフルなどでどこのお宅にも使い残りがあるだろうアレ。喚く方々は片付けというものをしたことがないのかと思ったくらいなもんで、今年うちも長年放置していた車庫の不要物を片付けした際にはマスク必須であった。無論去年の引越しでも。車庫天井の保温材貼付け作業でも。何を見ても放射線ガーと過剰反応してしまう方々を嘲笑込めて放射脳と呼んでしまうのもなんだかなと思わなくはないけれど、しかし食品測定しないでくれと書いてある測定機器で桃を測っては大騒ぎ、埃よけのマスク見ては喚き散らすのを見ていてはどうしてもそうなる。「もし~になったらどうする」で一体誰に何を求めているのか。ない事を証明させる悪魔の証明を求めることに一体何の意味があるのか。不安に思うのはご自由だがその不安を外に向けて自分が安寧を得られるのか。災害廃棄物となれば私有地に置くにしても法的なものはかなり難しいかもしれないけれど、しかし私は本気で思ったね。田舎の祖父の土地、今は大した広さはないがその内順番で処理してくれるのなら置いても構わないぞと。
2011.11.06
以前もこのお題で日記を書いたことがあるような気がする。その時は首都圏在住の知人に半ばネタのつもりで「こういうのがあるけど要る?ご家族に聞いてみてください」とネット越しに伝えたら「下さい」ということだったので送った。当時は店をやり、また母も私も店の近くで部屋を借りていたので札幌大球の主な用途「にしん漬け」ができなかった。にしん漬けをするには漬物が半分凍るくらいの環境じゃあないと難しい。去年は引越し後のゴタゴタと車庫の中の散らかり具合が酷くそれどころじゃあなかったが、今年はまあまあ片付けたので母が漬物再開することになった。沢庵は先日漬けて車庫の奥に置き、昨日買い出しに行った際とっくに売り切れていると思った札幌大球がまだあったので急遽買ってきた。昨日買った札幌大球、小さめ小さめだが葉が柔らかく漬かりが早そうなのとにしん漬けを漬けるにはもうちょっと気温が低くなってから*ということで今は転がしてある。*最高気温が10度切らないと湧きやすい量は大したことはないけれど今年は自家製漬物が食べられる。今日は雨模様で、この天候が終わると一気に寒くなる。近くの小さな山の木の葉も随分落ちてスカスカになってきた。この辺りの落ち葉も今が最盛期で掃いても掃いても道路に落ちている。
2011.11.05
やっぱり野田もバカだった。いえね欧州一体で危機克服を…野田首相が英首相に要請同じ事を自民党首相がやらかしたら日本のマスコミは1週間朝から晩まで叩くだろうなと思いましてな。ここをお読みになる方なら説明は野暮ってもんですが、イギリス(英)はEU加盟国ではあるが未だに通貨はポンド(イギリスポンド)を使っているのはだいたい中学生くらいなら知っているはず。つまりEU加盟国でありユーロ圏経済の中の国ではあるがユーロの現状に直接タッチしているわけではないという公的な立場というわけでして。だからこそ今回ギリシャ問題でしかめっ面で出て来るのは仏独で、この2カ国が事実上看板でありバックボーンであり強い発言権を持っている。英がユーロ使ってりゃしかめっ面が3つになるのは容易に想像できるし影響がないわけがないがしかし出てこないのはそういうことだ。だが流石民主党が選んだだけの事はあるな野田も。こんなもん言われた方も困るじゃろ。キャメロンも気の毒に。非公式にこそっと相談するのならともかく-むしろそれは納得できる-記者会見でさも何か「言ってやった」かのように鼻膨らませてもイギリスとユーロは公式には無関係だ。相手困らせたいのかバカなのかそれとも何か寓意があるのかと要らん分析させられている外国機関にはっきり言っておくが野田がバカなだけだ。読売も突っ込めよ。百歩譲って英に何か仕事させようと思うのなら先に日本からそれなりのサゼッションがなければならず、では何を持ちかけられるかと考えてみても介入一つ満足にできない奴が人様の通貨に口出すなと。まずはドメスティック何とかしてから他所様に嘴挟めよな。
2011.11.04
着々と進んでいる冬支度ですが。昨日は庭の通路にある敷石を剥がして車庫前に敷き直す続きをやっていました。その数約20枚。25年ほど敷いてあるのでめり込んでいて剣先スコップでてこの要領で起こし、一旦立ててよいしょっと持ち上げ運ぶだけなのですが、これが中々の重労働。うちの庭を嵩上げしているのは前にちらりと書いたのですが敷石のあるのは高い方でして地面から150センチ近くある。おまけに庭の通路に敷いてありましたから奥のほうにはあっちこっちから木の枝が通路に出ていて引っかかる。よっこらしょと持ち上げて狭い通路を通り一旦庭と外階段の境界を越えそこから外階段の踊り場に降り更に4段ほど階段を降りて門を出てくるりともう一つの嵩上げしてある小さい方の庭の外側を回って車庫前到着。もう一つ、こうした重量物を幾つか運ぶ時は中継地点にある程度溜めて積んでおいて次々徐々に運びたい。但し足に落ちると大変なので安定した場所、そして持ち上げを考えると地べたは遠慮したい。勿論公道は厳禁。しかしこの安定した置き場所が限られていて精々6枚しか置けない。始める前はこりゃ一遍では無理だと思いましたが、天候と他の冬支度との兼ね合い考えれば少々無理しても一日でやってしまわねばと思い直し頑張りました。11月にしては暖かい日でしたが午前中だというのに汗だく。最後の方は腰に加えてちょっと膝にきてました。そして今日はこれから漬物。たくわんです。起きてみると筋肉痛はありますが思ったほど腰膝は響いていないのでこれからやります。では行ってきますね。
2011.11.03
小金井市長が引責辞任 ごみ処理費発言めぐり周辺自治体と摩擦選挙で出来もしないことを謳い、挙句何の始末もしないままたった半年で放り投げるとはねえ。この男、どうやら「市民」なんちゃらを標榜して当選したようだが今の御時世「市民」と名のつくものほどいかがわしいイメージのものはないのに。…そういやここの膝元の菅前首相の「赤字献金ロンダリング」にも似たような名前が出てくるんだがそしてちょいと調べただけで出てくるわ出てくるわ。市長けん責を決議 小金井市議会これも議会を通さないで市長独断で高額給与を決めた辺りどっかの政権与党とそっくりだが、左巻きってのは口では民主主義を唱えながら実態は独断強行なんだよなあ。ただ、この市長が当選してしまった経緯には小金井市民があれも嫌これも嫌の挙句何も決められなくなり結果最悪を選択したということは無論ある。どうしようもない左巻き市長といえばうちの市長も同じなので人様のことばかり論っているのもなんだが、しかし民主主義のベクトルを間違えるとこのように何も決まらず先送りを繰り返し、結局口先だけの打開策とやらに乗ってしまう事になる。意見を広く聞きなるべく実現するのは悪いことではないのだが、しかし聞き過ぎると一歩も動けなくなるのが行政の難しいところだろう。今は有権者(国民)がすっかりお客さん気分なので余計にそうなる。口をあけて待っていれば行政が全部お膳立てして腹一杯になりゴミもどっかに消えるだけと思っているからこうなる。ポピュリズム以前のもたれかかり体質が招いたともいえるやね。出来もしないことを訴え少し考えりゃ判るのに目の先のうまい話に乗り投票し、実際は事態が好転するどころか悪化して放り出されてから気がつくってのは相当間抜けだよね。本来、相応の負担をし自前のごみ処理施設を作るのが当たり前なのよ。それをやりたくないのなら相応の何倍も払うのが当然。そして何倍も払うといってもこんな態度では断られて当たり前で、断る権利は相手にあるからね。根本的な解決から逃げているとこうなるといういい例ですわな。
2011.11.02
11月になったということは来月は12月ということですわねえ。と先のことばかり考えても仕方がないのだが、本格的な冬支度が始動する。今日は起きたら庭の踏み石にしている平らなブロックを掘り返し、車庫前に置き並べる。…その前に車庫前を少し平らにしたり整地の真似事もしなきゃならないのだが。社会のお役には立たなくなったけれど、たまにまだ家の用事などでは私にもできる事もある。やらなきゃやらないで過ごせることでもあるけれど。冬が近づいたせいかどことなく気分が沈みがちになるけれど、それを雑多な作業が少し救ってくれる事もありますやね。国会も始まりせめて被災地の復旧を、出来れば復興への具体的な筋道をと願っているが、しかし目の前のやれること、やらねばならないことがほんの僅かでも気持ちの支えになることもあるということで。
2011.11.01
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