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確か先週、国会会期が70日間延長になったと思ったんだが。与党はあれほど「被災地のために」言ってたくせに何故とっとと国会審議再開しないのだ。おかしいだろ。菅は昨夜3軒はしごしたという。別に総理大臣が遊んで歩いて悪いとは言わんが、しかしせめて国会開いて審議するなり成立した法案執行の初動くらい始まってからにしたらどうだ。やることやってりゃせいぜい内需に貢献してくれで済むものをなーんにもせずに遊んで歩いているから言われるんだぞ。大臣の玉突きやって決めたらそれで総理の仕事は終わりじゃねえだろ。新任大臣への質問や質疑を通した方針所見などを国会で披露しなきゃ。面白いことに国会開かないのまで「ジミンガー」と言いたがるのがいるが、多数与党が国会委員会開会決めなきゃ開けねえんだよっ。どうも最近は東電への無限責任追及を始めとした中学の公民以下の大人が増えているようだが、法執行も国会の段取りも無視して好き勝手やってる民主と同じレベルに陥ってどうするよ。…同じレベルだから民主選んだとまでは言いたくないんだがねでっかい温度計みたいな目盛り付きの「本日の執行状況」でもこさえなきゃ判らんかねえ。言うまでもない蛇足だが執行は行政府であって党じゃねえぞ。つまり現時点での法に基づく執行は全て現政権が行う義務があるんだ。
2011.06.30
物事には確かに「納得いかない」事の方が多い。それに感情が加わり更に折り悪しいタイミングなどが乗ずると論拠も根拠もすっ飛ばしてしまいたくなる気持ちはよく判る。同調はしないが主張の一端は理解はできるという「部分的理解」だが。昨日東電始め各電力会社の株主総会があり、一部株主が一斉に原発廃止及び停止を呼びかけた。当然ながら電力会社は発送電に責任を持っている。電力会社にとっては何よりそれが株主への責任というもので、発電しません供給が不充分ですとなれば当たり前だが利益を生まないので株主への背信になる。加えて電力は国家インフラでもある。だからこそ地域独占企業となり、また私の小さい頃と違い災害時を除いて停電が殆どない独占企業にふさわしい仕事を続けてきた。ここまでは何に反対していようとも皆様判っておられると思う。今や電気なくば水すら出ない場合も多く、また電化住宅などを選択できる社会状況になったということは即ち電気が社会インフラとして定着しているのは疑いがない。ここまで電気を作りまた安定送電し保全してきたのは電力会社だという意味でね。さて。いくら私でも心情として「なんだか知らないけど原子力発電は怖い」という感情を全く理解できないわけではない。幼い子供を持ち、またこれから子供を持とうとしている若い方なら余計に「なんだか判らなくても」恐怖心があるのは判らなくはない。だがしかしそれでもあえて言うが。いい大人が株主総会や社会に向けて上場株式会社の無限責任を問うのはこれら感情が底にあったにせよそれはやはり馬鹿だ。馬鹿で悪くばガキだよ。酔っぱらいがくだ巻くのと変わらない話で、いい大人が人前で言う理屈ではない。感情だけで反原発を旗印に物言うのはせっかくの主張がハナから受け入れられなくなる元だと思うんだがね。主張自体がどうこうではないし日本は主張を述べる事自体は自由だが、その自由は最低限の社会常識を伴っていないと却って軽んじられる。もう一つ。原子力法によりすでに非常事態宣言を出した日本はすでに原子力事故の全ての責任、義務が行政、つまり政府にある。民主党政権だから言っているのではなくこれはどこの政権であろうともそう決まっている。フェーズが一企業ではなく行政になっていて、それは勿論国際的な責任をも含めた対処が大企業といえども一企業に負えないものであるという意味で。実を言うと我が札幌の市長も「頭大丈夫か」という主張を人前でやらかしていて頭が痛い。北海道の泊原発の電力の恩恵を一番受けているのは言うまでもない札幌で、その恩恵に礼を言うのならともかく何でお前が先頭切ってここぞとばかり原発に口を出す。だったら札幌だけで発電間に合わせる政策打ってみろと怒鳴りあげたいくらいだが、何故か地元新聞やマスコミは頭の悪い会見とやらを持ち上げる。電気が煌々とつきエレベータなくば市長室にも入れない高層ビルの市役所で何をほざいてんだ。こんな者を選択した多数の市民がこれを是としているのであればあたしゃ本当に嫌になる。北電も本社を札幌以外に移してみたらどうだ。
2011.06.29
茶番はこっちで原発相新設、細野氏を起用=環境相は江田法相兼務―政務官に自民・浜田氏膿出しがこちら自民・浜田参院議員「一本釣り」茶番の方は言うまでもなくお馴染みのメンツに自民の出たがり目立ちたがりの跳ねっ返り、それも何の実績もない一年生を釣っただけで22時過ぎに首相が記者会見を開きNHKで生放送するような価値はない。人を変えようが留まらせようがハナからできていない、やる気がない、能力もない連中が頭にいるうちは何も進まず、却って人事を触れば触るほど実働効率が落ちる。頭の悪いリーダーが陥りがちなよくある話で、組織が動かないのは己が悪いのに下と周囲が悪いのだとしか理解できないのでこうした羽目に陥るのだ。人の命がかかっているということをこれほど長期間鈍感に済ませていられる人間がいるのだと改めて選挙というものの恐ろしさを日々実感している。そして膿出し。こちらは昨日午前中からTwitterなどで参院議員複数が言及していたのだが、ほいほい釣られる安い魚については石破茂氏の日記に尽きる。浜田議員安い魚ってのは餌も安くて済むもんだなと笑ってしまうしかないのだが「ジミンガー」言いたい人間にはこれも自民を攻撃する格好の餌なようで、そういう方は議員の実態ーつまり当選した後の研鑽は本人次第、自営業…ということもご存じないのだろう。同じ一年生議員、同期当選で東奔西走法案立案に走り回っている人もいれば「こんなのいたかえ」とググッてみる人もいる。浜田参議は後者で、正直今回の騒動で「ああ、そういや」と思いだした程度であった。早いとこ膿出してよかったじゃん、次は気をつけてねとお願いするしかないけれど、与謝野さんほどじゃあないので来月にはみんな忘れるじゃろ。この期に及んでみっともないとしか言いようがない菅政権だが、しかし人間ってのはあんまり頭に来ると笑うんだなとしみじみ判ったわい。
2011.06.28
民主党:「会期末前退陣」で一致 菅首相抜き、政権幹部ら6人会談不信任決議に賛成した連中が何を言いやがるというお話ですなあ。つまり「信任」した上にこんな者の首一つ代えられない政権与党がいくら能書き言っても最早誰も信用しない。それどころか花道だか「これで首と引き換えに」という名目で中身が空っぽだったり怪しい法案をゴリ押しする気満々。国家の大事を質にして震災後3ヶ月何もしなかった政府、首相がこれから先どんなにケツ叩かれても何がしかまともなことができるとは到底思えない。再生エネルギー法案を謳う国家インフラの仲間内への売渡し=明治の頃の開拓使官有物払下げ事件とそっくり、いや更に悪いんだよなあ。明治の頃の方がまだマシなのは譲渡先が国内に限られていたという点で、今回のは国家インフラが一体どこの誰に勝手にされるのかすら判らない。発送電分離などというのは日本のような島国と大陸の理屈をごっちゃにした誠に筋の悪い発想で、発電送電共に自国内で完結しなければならない我が国でわざわざインフラの機構を複雑にしなければならない意味すら不明だ。仮に事故、電気なら停電があった場合、発送電分離していたら一体どこが責任をもって事故対応するのかね。どうしても送電のみに乗りたいのならこれまでかかった経費及びかかるであろう経費を積み立てし国家管理するくらいでないと任せられないぞ。通信会社であるSB(ソフトバンク)なんざ本業である通信すら自前でおぼつかずにいるものがどうやって国家インフラである電気をまともに管理できるんだ。CMをにぎやかに打っている金があるのなら第二世代のインフラといっていい通信を日本全国でまともに自前で引いてから別産業に口出せと。こういうやり方をしている企業とまともにインフラの話ができるわけがないのだが、何故かTVっ子の多い政治の世界は簡単に騙される。利権などという抽象的で曖昧な言い方は好まないけれど、そんなあやふやな単語使うよりこれまでの実績が何よりも雄弁に本質を語っていると思うんだがね。いずれにせよ中身のない政権は同じく中身の伴わない企業とつるむもんだ。
2011.06.27
静かに仕事される職人さんなので昨日朝も作業しているのに全く気づかなかった。下に降りて10時のお茶されているのを見て初めて気づいたくらいだった。あたしゃ寝ていても物音に敏感な方なんだが。今日か明日、養生と足場が外れてこれで自宅の塗装工事は終わった。途中天候不順が続き、暑かったり寒かったり大変だったけれどこれでしばらくは大掛かりな事もない。秋を目安に台所下に断熱材を張ってビニールで覆う予定だがそれは私と母ちゃんで楽勝。先日材料の下見に行ってみたら思いの外安価でしかも簡単に済む方法が見つかった。引越し前に割れていた居間のテラス窓補修やら一階の清掃に始まり、そして今回の塗装養生ですっかり荒れ果てていた自宅がなんとか人並みになった。これで腰を据えて終の棲家らしく将来を見据えた片付けや不要物処理、そしてレイアウトもできる。昨日午後、兄弟がこの部屋にきて両親のことをちょっと話したのだが、すぐすぐに結論が出ることでもないし懸念をまず共有できたのはよしとした。市内とはいえ別の家庭を持ち離れて住む兄弟に無用な心配の種を蒔くのもどうかとは思ったけれど、しかしたった2人の兄弟なので事実は伝えて同じ情報を持つようにしないとね。
2011.06.26
今週は母の認知症を密かに確信したり、暑かったり突発の買い物付き合いとどうにも落ち着かない週であった。今週に入ってすぐ週末の天候悪化は予報されていたので心ひそかに週末出かけようとしていた。当初は美術館に行き、それから知人を通して知った猫保護カフェにと思っていたのだが、土日にかかると美術館もカフェも混む。おまけに昨日、二度寝して起きてみたら案外な晴れだった。こうなるとちょっと歩くことになる美術館は諦めねばならず、といって気持ちはすっかり出かける態勢に入っているので家に閉じこもるのもなんだか残念。そこで夕方からカフェに行き、そこから古本屋だのあれこれ雑貨だのを見て歩く予定に切り替えた。猫砂を担いで猫が保護されている場所に届け、カフェに寄り小一時間過ごし、たまたまいた子猫まで抱かせてもらって大満足で出てきた。古本屋でもさんざんうろうろし、3冊買い今度は雑貨やら靴やらリサイクル店などを冷やかし、スーパーに寄って帰宅。ものの4時間ほどの外出だったが充分気晴らしになった。週初めの暑さが嘘のように涼しい、いやむしろ肌寒いくらいの日だったのだが心が少し晴れましたな。
2011.06.25
ここに長いこと小さいけれどバナーを貼っているFirefoxは未だに「規定のブラウザ」のままなのだが。しかしここ1ヶ月ほどはメインブラウザがChromeになってきている。理由は些細な事でして。先月、何の加減かいきなりFirefoxだけがTwitterWebクライアント(ついっぷる)で表示できなくなった。Webは大丈夫だし他のブラウザだと何のこともなく表示できる。他のソフト(ツイタマ)も大丈夫。キャッシュを消すとか色々やってみたけれどやはりFirefoxだけがNG。しょうがないのでChromeでTwitterクライアント(ついっぷる)を使い始めたのが先月。今はIE9もFirefox5もChrome12もブラウザとして大きな違いはなく、見た目もそっくりになっているので別にどこのでもいいといえばそうなのだが。ところがプラグインを触ったわけでもないのに使えなくなった時と同じようにいつの間にかFirefoxでもついっぷるが使えるようになっていたのが2週間ほど前。そこで普通はFirefoxに戻るはずだったのだがこれまた慣れたせいかずるずると最初に起動するブラウザはChromeになっている自分に気がついた。といって「規定のブラウザ」を変更するわけでもなくまさしくずるずると。実はChromeはデフォルトのまま使っているとプロセスが山ほど立ち上がっていて、マシンの使い方によってはそれなりのスペックでもたまにもったりし始める。これがちょっと嫌で「規定のブラウザ」にするまで至らない。Firefoxの場合は一つのメモリ使用量は大きいがプロセスをずらりと並べるようなことにはならない。メモリ使用量が大きいといっても今時のマシンなら気づかない程度だしね。IE含めてどれが素晴らしいとか駄目というほどの違いはないのでしばらくはこのままの状態ですかねえ。
2011.06.24
今夏はいきなり暑さが来た。本州は梅雨入りしているのだが、今週明けから大変な暑さが続いている。熱中症の方々も運び込まれただけで700人近く、中には亡くなられた方もおいでになる。特にお年寄りの多くは真面目だし「節電しましょう」と言われれば守ろうとするし、寒暖の感覚が鈍ってもいるし、そもそも体力もないのであっという間に危険な状態になりやすい。電気代が払えないわけでもないのに「一人だともったいないから」と我慢もしてしまう。私の母の同級生、それもお仲間で一番元気だった方も熱中症で倒れ帰らぬ人になった。まずは水分、そして血圧などの余病がなければきゅうりの塩もみのようなものも熱中症予防になる。あまり我慢せずエアコンをつけ、涼しくなったら止めて寝るなどの工夫をなさっていただければ。実はこんな涼しい処に住まいしていながら私も元々の体質が熱中症まがいにすぐ陥る。汗をうまくかけず、そのせいかすぐ体温が上がるのと普段あまり水分を意識して摂らない性質というか汗をかきにくいので喉が渇いた自覚がないのでうっかりしてしまう。目安は小用で、大体3時間くらい小用に行かなければ意識して大きなコップで飲み物を飲むようにしている。仕事をしている時のもう一つの目安は塩だった。どうも体温上がってきたなと感じたら塩をちょいと舐める。塩辛さが鈍く感じるどころか「うまい」と思ったら危ない。扇風機かけっぱなし当てっぱなしで寝られるのはこの汗をあまりかかないお陰で可能ですがよいこは真似しないように。今日からこちらは蝦夷梅雨のような感じで気温も天候も一旦下り坂。農家の方々は大変だけれど正直一息つけるかとちょっとほっとしている。
2011.06.23
毎年、お祭り(北海道神宮祭)が終わってしばらくすると真夏並みの暑さが来る。昨日がそうで、予報はされていたのだが折悪しく自宅が塗装養生中でしかも下地塗りに入った為に窓も開けられずどうにもならない。間が悪いということは重なるもので、実は昨日は前もって暑いと判っていたから買い物などの予定や要る物は前日に済ませていた。だがボケ爺がいきなり冷蔵庫にないものをどうしても食べたいと言い出した。最近ちょっと食欲にむらもあるので聞き捨てにもできず、職人さんへのお茶出しの都合もあって一番暑いさなかに出かける羽目になった。帰ってきて更に気温が上がり、特にここ2階は熱気が抜けず夜中の2時になろうかというこの時間で室温が30度のまま。これは北海道特有の断熱構造もある。午前中は比較的涼しい。だが一度暖まると家の保温能力がありすぎて中々外の気温と連動しない。だから朝、午前中よりも夕方、夜のほうが暑いのだ。暑さに弱い道産子の中でもとびきりな私はもうすっかり寝る気をなくしてしまっている。扇風機の風は夕方から直撃モードにしているけれど何せ汗もかかないものだから涼しいような気がするだけで体温はさっぱり下がらず、ぼーっとしたまま数時間を経た。今日を凌げば明日から天候が変わり涼しくなるそうなのでそれを待ち望んでいる。美術館にも行きたいし届けたいものもあるのでね。それにしても夜中1時の気温が22度とは真夏並みだ。今夜は道民皆様寝苦しかろうて。
2011.06.22
まだお医者に行って確定したわけではないけれど、父に続いて母もおそらく認知症になっている。正直言ってここ数年、店をやっていても「んっ」と思うことはなくもなかったのだが、そこは身近にいすぎる者の悲しさで歳だしなあで自分を納得させてきたのもある。何よりも店主は母で、切り盛り自体に狂いがあったわけでもなし、ごくたまに「んっ」という節があったくらいのものだったから。しかし今になってみると数年前ここにちらりと書いた記憶があるが「そこに一枚しかないと私も母も知っている500円玉」を私がくすねたといきなり決めつけ怒りだした頃からなのかなと思い出している。もう少し早く気づいていればと酷く後悔もしているのだが、これは身近にいる者、そして一緒に仕事もしてきただけに私の目が曇り、また親だけにまさかそんなと思い込みたかったのだろう。加えて父の認知症は明らかに進んできていてそれに神経が奪われているのも大きい。正直言うとここ1ヶ月で2度も母は「お金がなくなった」と騒いでいる。一度目は先月上旬、二度目は今月初め。どちらもお金の存在そのものは間違いないのだが、一度目は自分で仕舞い込んだ場所の勘違いで散々機嫌を悪くして私を疑ったのを詫びる為か夜遅くだというのに2階にわざわざ上がって来て「あった」と告げに来た。この時、私は認知症ではないかともたげていた疑いを解きかけた。そして二度目。この時は明らかに父が持っていった節*があるにも拘らず何も知らずに下に行った私に物凄い顔をしていたのが気にかかった。*紙幣と一緒になくなっていたのが老人用の交通機関カードとタスポで、お金だけならまだしもそんな脈絡の無い代物を持ってゆくのは父しかいない*私も知らなかったのだが老人用交通機関カードは男女の区別があるらししく仮に父が持っていても使えない*そして父は私たちが引っ越した当初から我々の持ち物の色んな物を自室に運び込んでいるまたこの2ヶ月ほどの間に鍋を4度も焦がしている。焦がすのはいいのだが、鍋を隠して捨てようとするのでこれはおかしいと思い始めてもいた。そして昨日。午後遅く2人で散歩に出かけた。水も携帯椅子も私が持ってゆくので途中何度も休みながらいつも1時間ほど散歩する。建て込んだ住宅街なので人様の家やら庭やら景色やらを楽しんでゆっくりゆっくり母の足の向くまま歩く。だが昨日、夕方近いとはいえ汗ばむほどの陽気だったのに首筋がぞくりとした母の言動があった。前に何度か通ったお宅の庭に九谷と思われる見事な大鉢が庭に無造作に置いてあった。よそ目に通り過ぎるにはあまりに見事で、見かけた日は帰り道もそこをまた通ったほどだった。その場所はうちから川沿いを上流側に遡り川の左岸にある。昨日出かけたのは下流側で、しかも2本ある川の山側。川のふちの道が全く違うし何よりも通ったのは昨日が初めてだったのだ。つまり川も違えば上流下流も違う。右と左も方角さえも違う上に通ったことがない場所なのに「ここを行けばまたあの大きな鉢がある」と憑かれたように言い募っていた。途中までは聞き流していたものの、あまりにも言い募るので「ここは今日初めて通ったんだよ。母さんが言ってるのはうちより上の方で、川はあっちの下なんだよ」と穏やかに言ってみた。不思議そうに首を振るのだが納得していないのは判る。だがそこに連れてゆくには自宅を軸にすると反対側なので到底無理。元々方向音痴の母ではあるがそういう勘違いではない、見当識を失っているのだなとはっきり判った。これから兄弟にメールを打ち、告げねばならない。先日のお金騒ぎの時も「どうもおかしい」とメールし、わりとすぐに来てくれたのだが。今度はうちではなく外で兄弟と会い、話すことになるだろう。すでに一家を構えて四半世紀を過ぎ、まだ学生の甥もいる兄弟に親の面倒を見てくれと言う気はない。しかし2人きりの兄弟だから私が知っている事気がついたこと、変わったことは言わねばならない。正直大声で泣きたい気分だが私が泣いてもどうにもならず、正気を保ちこれからをよくよく考えねばならない。今日ほど独りでよかったと思った日はない。誰にも迷惑をかけずに済む。
2011.06.21
ここに戻ってきてから初めての季節を日々送っている。農家と農地の中にここら辺15軒だけがぽつりとあった昔と違い、住宅がびっしり建て込んでいるので母と散歩する時も人様の丹精した庭が目の保養になっている。先日も散歩の途中、小さな公園に面した庭から金網越しに溢れるように花を植えておいでのお宅があり、2人で嘆声を上げながら拝見していた。だが母は流石年季の入った婆様で図々しい。ちょうどそのお宅の方が庭の手入れをされていたので花の名前を伺っているうちにまんまと切り枝を戴いていた。今月に入ってから陽気もいいので夕方度々散歩するのだが、本当に目につくのは鳥、そしてカラスアゲハだ。庭で毎日飛んでいるし先週などは玄関フードの中に迷いこんで出られなくなっていたのを大汗かいて外に誘導した。ついさっきも庭の牡丹や石楠花や芍薬の上でカラスアゲハがひらひらと舞っていた。美しい蝶で、一見真っ黒なのだが後ろ羽が青い。緑と花の色の中にこの黒いひらひらが舞っているのを見かけるとこんなに目立って大丈夫かと心配になるのだが。前に住まいしていたところとは比較にならないほど不便な郊外の住宅地だが、このひらひらや野鳥を眺めているとこれでもいいなと思えてくる。それにしても貴重だからというのもあるのかもしれないが、この辺の子供達はカラスアゲハを追わないのね。
2011.06.20
会期延長、結論出ず=菅首相、民主幹部と協議Googleニュースのヘッドラインなのだが表記の「会期延長」としているのは時事通信のもの。リンクを踏んでいただければ判るが昨夜遅くの民主党幹部及び政府首脳の会合を「会期延長」を主眼とした記事と「首相退陣」を主眼とした記事の2つに分かれている。いずれにせよ希望的観測というもので、仮に親しい記者に昨夜の会合の中身を漏らす者がいたとしてそれが記事になっても実行に移すまでは信用できないのだから希望的観測記事も書き放題というやつだ。首相も内閣も党幹部も言明したことすら守らなくていいようなのでこれが本当の口から出まかせというものだろう。政権を取る前から嘘をつき続け政権を取ってからも変わらず、そして宰相になりおおせた今も同じレベルでしかないこんな連中が国際通貨発行国の政権与党とはな。何度集まっても何を話しあってもものの1時間もすりゃ簡単にひっくり返るんだから無駄だろうよ。国会会期延長なら延長するか閉会するか、退陣ならするかしないかのいずれにせよ2択で、そんな事を雁首揃えても決まらないんだからいっそアミダくじでも引けや。
2011.06.20
そんなものはねえよとハナから蹴り飛ばされそうなお題ですが。あたしゃ全く哲学的な人間じゃねえし所謂西欧的宗教観も持ち合わせておりませんのでそもそも「絶対的なもの」を虚構と知りつつあるものとして扱う思考自体が理解できない。つまり一行目に自分で書いたとおり「絶対なんかねえよ」と哲学的でも何でもなく言い放つわけですわ。しかし人は時として絶対を求める、ここまでは判ります。こんなこと書いている私自身も時として有形無形に拠らず絶対を追い求めている事もなくはない。しかし同時にそれはないのだとこちらも直感で理解しているわけです。でもその追い求めるはあくまでも自分、せいぜい自分との直接な対峙事象が対象でして、間違っても人間だのましてや機械だのに求めることはないわけですな。追い求めても無駄…は言い過ぎですがしかしその過程は経験や思考として何かの糧にはなりますがといってその糧はあくまでも即効性はなく、また人様に説明しろったって土台無理なものでもあります。絶対を追い求めるというよりも何かを追い求めて追っかけっこしているうちに人生は終わる。人生が終わる前にこのかけっこが終わることはない。んで。では何故人は時として相手、もしくは対象物に「絶対」を求めるのか。ぶっちゃけ原発もそう、政治へもそう、政治家へもそうですわの。念のため言っておきますが現政権、特に民主党というのは党も構成員もおよそ憲法の埒外・想定外といっていい代物*ですのでこれらを「政治」や「政治家」に含めていいのかというとそれはその前の段階、人としてヤバいので全力で否定したい。*戦前の明治憲法の想定外であった統帥権干犯を政局に利用した鳩山や犬養のようなもんですおっと。原発に拠らず自分の管理下にないものにより少し、想定外をも含める絶対の安全を求める気持ち、感情心情は判る。痛いほど判る。けれどそれでもやはりどこかで「そんなに絶対安全ってあるのかね、そして絶対安全を追及するというのはどういう意味だろう」と本当に素朴な疑問は持ち続けている。人はずっと間違いと錯誤とそしてトライアルと諍いを繰り返してきた。つまり過渡期を繰り返してきたに過ぎない。今それが全部終わりこの先何もかもが全部絶対安全で安心などというわけがない。現状のできうるだけを追求するのは大事なことだがしかしそれとても埒外というのは必ず起こる。だからやはり私には「相手に絶対を求め追及する」というのが判らないのだ。
2011.06.19
新仙台工場建設着手 来年3月操業目指す レンゴー山のように対策本部やら会議を立ち上げ国会では「自分としてはやっている」としか言えない総理政府だが、実際のところ政府主導でまともに機能してい復旧復興なんて一つもない。本来であれば産業復興も大切な被災地支援で、むしろそうでなくば雇用も経済も動かないのだから大手をいえども民間企業が全部リスクも投資も背負って声を上げる前にグランドデザインくらい出せないものかね。ここだけではないトヨタも「東北でまた車を作りたい」と声を上げている。株主総会で上場企業が大型投資を打ち出すのはトヨタといえどもこのご時世では中々勇気のいることなのだが、それらを政官で誘導するのが本当の日本と東北の為を考えた国策というものじゃあないのか。無論民主党政権ができる何年も前から「こいつらには無理」*と言い続けてきたのだが、国民有権者の選択の総意として政権を取ったのならせめて何か一つでも国の役に立ち本来の意味で歴史の糧になる事くらいやれと。*元々彼らの口先ではなくやっていたこと自体が無茶苦茶だったのではなから信用できなかったボランティア担当大臣だか節電担当大臣だかも一体具体的に何を主導し役に立ったのかね。必要なのはできもしない目立つ事をぶち上げることじゃあない。出来ることで本当に一歩前に進める事を実行することだ。よくもまあこんな口先だけの役立たずばかり集まったもんだな。
2011.06.18
超党派議員:増税に反対、日銀は復興債の全額買いオペを-211人署名以前書いた「10兆くらい日銀から調達して配ればいいんじゃ」はつまりこういうことでして。いささかくどくなるが。現在日本の通貨「円」は国際通貨、つまりハードカレンシーであり国際通貨は金本位制を取っていないので通貨の裏付けはその発行国の国力及び信用信頼となる。では円発行国の日本の裏付けは何かというとそれは国際通貨の純債権国というのも大きな一つの要因になっている。ドルを持ち更にドルを貸しているという意味でして、以前麻生政権下でのIMFへの1000億ドルの供与を絶賛したのはこれ(保有ドル)をいくら積み上げていても実質我が物として使えない、使おうとすれば世界経済を破綻させる上に基軸通貨を破壊するというWW3の引き金を分かっていて引くことになる。本来であれば貿易赤字の米からF-22などを買い付けドルで払い、安全保障を緊密にし更に自己防衛力を増すのが国家としての正道なのだが、それも現状憲法下とそして寝ぼけた国民性がそれを許さず、また憲法改正すらままならない状況では持ったとしても防衛費が追いつかない。だから各国に貸し出し更なるドル債権国になってゆく。実はあんまり貸し過ぎている上にこんな憲法を遵守している国は危ないのだが(大金持ちがセコムなしで住んでいるようなもん)。もう一つ困った事に未だ一部のバカコメンテータが散々ぱら「日本は借金まみれで」と喧伝したが為にそれを信じきっている気の毒な方々も多い。日本の官公庁、及び会社会計は単年度会計。だからそういう目でのみみれば確かに債務とはなるのだが、しかしもう一つ同じく会計上の見方をするのなら債務は資産計上が基本だ。必ず担保が付随し担保価値に見合った債務ならばそれは資産というのは私のように簿記資格がなくともそれくらいは判る。ではバカコメンテータのいう日本国債は一体どこで誰が使いどこに積み上げられているのか。日本国債の殆どは国内に積み上げられている。円で発行し円で積まれ円で使われている。当たり前でしょうって?いいや、これが純債務国ではその殆どが基軸通貨であるドル、ユーロ圏ならまたはユーロになる。それは純債務国の通貨が国際的に通用せず、実質的に基軸通貨であるドルの後ろ盾(為替換算)が必要となるからで、あの旧ソ連でさえ終わりごろには小売店でドルが闇ながら流通していた。つまり自前の通貨で自前で名目債務を作りそれを基軸通貨換算せずに国内でのみ積み上げられる国は単国では日本だけだ。名目債務を作らずに済む資源大国はあるが何かあったときにその国の通貨そのまんま市場に通用する国はない。国債の残高はこれら全部日本国民で消費し消費したということは等しくその恩恵を受けたと言い換えてもいい。これが日本国債は資産という意味。国家経済を家計と混同すると流通をすっ飛ばした頭の悪い話になるので人前で言わないほうがいいと思うんだが。おっとこれまで繰り返し書いたことをまた長々書いてしまいましたが。但し私はここで異論も書いておきたい。それは現政権下、民主党政権下での買取オペには反対する。理由はただ一つ。最初に書いた通貨の大事な要因である信用信頼が民主党政権にはないからだ。一度政権担当者が口に出した国策をよほどの外的要因もないのに簡単に翻すような連中に10兆どころか10万円も預けられないね。本来の日本の国力を以てすれば10兆というのは年間GDP比5%だから誤差に毛が生えたようなものだ。だから私でも「それくらいは配れ」と簡単に書ける。この金が全体として発行され市場に出回ったとしても国内循環する上に裏付けがあるのでインフレなどにはならない。しかし現政権下では駄目だ。買取オペには大賛成だしそれが国内消費循環するのは判り切っているんだから本来であれば早くやれと言いたいところだが、現政権は一度日銀のこの申し出を断っている。こんなバカ政権にやらせるくらいなら政権交代してからやった方がいい。但しどんな名目であれ裏金であれ被災者の方々に当座の金を渡すのは急がねばならない。こんな事すらできない現政権に一体何の価値があるというのだ。*寝起きで書いたため文末文中の重複、及び不明瞭な用語を書き直しました
2011.06.17
お題はうちの現状でして。実は今朝、寝ているところを叩き起されて爺婆2人のお付き合いというか付き添いというか荷物持ち。前もっての予定ではないのでいつまで寝てるんじゃいとは言われないし、それでも1時間はじいいいっと待っていたようなのでどうってことはないのですが。2人とも荷物は持てないし爺を誰かが見ていなけりゃならないので3人セットでようやく一人前というお話です。いつもは母と2人買い物に行きますけれど、今朝から塗装工事の前の養生が始まりまして窓の外を職人さんが行ったり来たりする。ボケ爺には何度も説明してはいるもののその度にパニくり騒ぎ果ては機嫌も悪くなるので今朝は3人一緒に出かけました。工事の方は元々知っている人で、実は引越しの時の私へのいきなりの暴力も見ているし大丈夫なのですが。ただ正直熟睡→出かけるぞーだったので顔は拭っただけながらアレルギー対策で日焼け止めだけは塗らなきゃ出られない。さっき帰ってきて改めて鏡の前を通ったら塗ったものがえらいまだらになっていたんですがもう遅いwボケ爺はゼリーと飲み物とさくらんぼを買ってご満悦。広くもないスーパーでも目を離せない上に食べたい物だけはとことこ行って持ってきますが人様の前ではまあまあ大人しいのでそれだけが救いですかね。これからしばらくは爺から目が離せず、おそらく塗装は今月一杯かかります。
2011.06.16
お題の「神宮」は北海道神宮でして。昨夜が宵宮、今日と明日がお祭りです。実はこの場所に最初家を買う前は神宮から近い場所に住んでいました。小学校3年までですからもう40年以上前になりますが。当時確か札幌神社といっていたのが北海道神宮になったくらいでしたか。その頃はその神宮辺りが札幌郊外でして、舗装道路が途切れるぎりぎりくらい、周囲は畑もありました。輪番でお稚児さんになったこともあります。当時私のような鍵っ子はうちだけで、どう考えても食べるのにいっぱいいっぱいだったと思うのですがお祭りと正月はちゃんと着物がありました。着せてくれるのに叱られまくりであんまり好きじゃあなかったんですが、それでも着てしまうと同じように着物を着た近所の子供達とはしゃいで走りまわったものです。この前隣室のまだ山積みになった荷物と押入れを整理…いやその前の確認-していたらその頃の着物が出てきました。50年近く経っているのに色鮮やかなその着物を見るだけで充分お祭り気分になりましたよ。
2011.06.15
昨日午後から自宅の塗装の為に足場を組みに業者さんが来ていた。午後いっぱい…18時半過ぎで作業は終わったのだが、住宅街のせいなのかそれとも昔とは違うのか殆ど音を立てない。僅かに資材をジョイントさせる時だけ「カンカン」とくるのだがトラックからの積み下ろしや運搬の間の音がせず、気がついたら窓の外に柱が立ち横に渡されて足場板が付いていたという感じ。2人でやっていて無駄話も聞こえず黙々淡々と、そして着々と足場組みは終わっていた。爺などは寝ていた。私も寝ようと思えば寝られるくらいの音であった。両隣と後ろ側のお宅に工事の断りを入れ、明日からは塗装材が飛ばないように養生し明後日くらいから塗装が始まる。
2011.06.14
北京五輪の前は持ち上げるだけ持ち上げさせ、どこからでも生中継させていた支那からの生中継放送やら旅番組がさっぱりなくなったのを書いたのはずいぶん前になるのだが。中国広東省で暴動、千人以上が警察襲撃か 発端は妊娠中の露天商への暴行?今や何かあっても東スポ並みに「?」付き見出しにしかできない。それでも記事にした産経はまだいい方で、放送局でこれをやったところはないし言及したとしてもヘッドラインもつかない5秒の言いっぱなしがせいぜいであろう。支那での騒擾を見るときに場所つまり地域に注目するのは大事なことで、今回は特に郊外とはいえ広州市で起こっている事が極めて重大だと私は判断している。支那の場合所謂「官憲の横暴」はごく普通の出来事で、日本のように猫がいなくなっても警察に行って話を聞いてもらい手続きしてもらえるなどというものではない。特に重点地域である広東州のそれも広州市ともなれば警察とは言うものの実態は武装警察、つまり軍隊並みでそれを垣間見たのはチベット暴動の時だった。四川地震の時は人民解放軍と称する映像が流れその装備の貧弱さ、特に靴の不揃いなのに注目した。陸軍で靴の貧弱なのはあらゆる意味で話にならず、それが不揃いなまま公開したのは一体何故だろうとしばし考え込んだものだ。しかしチベットの時出動した「武装警察」はガタイも練度も*装備も超一流でどこからどう見ても旧ソ連のスペツナズや米のSEALSみたいであった。*ガタイと練度を見るには首と肩、腰、そしてちょっとした素振り(振り返り方など)を見りゃ判る人民解放軍の地方軍閥の弱体化と武装警察(政府中央管掌)の強化をあれほどはっきりと見せつけたのも当然意図はあるだろうし、それは今後は陸よりも海空軍に注力する意思を示したものであると私は判断している。そして見出し記事に戻れば、広州市で千人規模の暴動というのはこれまた少しどころの話ではない。流入人口が極めて多く、奥地からの出稼ぎ者が坩堝になりまた上海ほどではないがある意味支那の外国への見本市のような沿岸部に通ずる重要都市であり、また軍事拠点も兼ねているこの地域でのこうした暴動は実際のところは数多く起きてはいるんだが「?」付きとはいえこうして報道に乗るとはなあ。
2011.06.13
先日、震災後3ヶ月を目前にようやく震災基本法が成立した。政府案を事実上破棄する自公の修正案を丸呑みにする形での成立でこれ自体はよくできている。政府立案が遅れ、更に会議・委員会を乱立させて尚あんな程度の代物しか作れなかったのは被災者被災地のためにというおためごかしが通用しない事実を浮き彫りにしただけであった。だがこの復興基本法を執行するのは政府だ。普通の神経を持っていれば遅れに遅れたこの法執行に全力を尽くし、またいち早く法に沿った具体策を打ち出すのが政府の責任というものだろう。首相の首が飛ぶ寸前といっても行政府までがすっ飛ぶわけではないのだから法ができればなんなら丸投げでも官僚はなんとかする。最低でも丸投げするのが本当の意味での誠意というものじゃあないのかね。しかし法案成立を受けて早急な具体策を打ち出し、それが動き始めたという話はさっぱり聞こえず、何故かニュースでは政府首脳が何もしていないくせに法案成立を胸張るだけ。別に手柄争いではないけれど、せめて法執行を急ぐのが選挙公約も何もかも嘘だった民主党の最後の意地ってもんじゃあないのかな。
2011.06.12
忙中閑だバカ婆ですいません。ですが毎日がまさしく閑中忙。無職で自宅に爺婆と共に住むというのは想像予想していたより遥かに忙しい。忙しいといってはこのご時世に日々懸命に働く方々には申し訳ないようなものだが、しかし時間が余るどころか日々の雑事でさえ積み残し、更に重なりなにやかやが毎日巻き起こる。半年以上こうして過ごしたが「ああ、何やろうかなあ」と持て余す日というのはいくらもないなあ。冬の間でさえ毎日がドタバタつるつると過ぎていったんだから春、そして夏になれば尚更かあ。特に今週は庭の手伝いやら来客、そしてTV導入と共にこの部屋に収まる物は収まったのでその後を考えたり、思いついてちょいと置いた物を動かしてみれば下から呼ばれで結局自由な時間は夜中だけ。これはこれで時間を持て余すよりはいいんだろうけれど。ということで昨日えらい重いTVを上に運び、暫定で置いたはいいがどうにも高さが足りず、いずれにせよ棚を2つ3つ買わねばならないし普段あまりTVも見ないからいいやと一旦なんとかこのままで使えるようにはした。だが室内のドタドタをよそに庭の牡丹が咲き、躑躅も石楠花も妍を競っているのはやはりいいなあ。昨日は庭のアスパラ、そして三つ葉が食卓に上りました。
2011.06.11
今日これからTVが届き、今頃かいと言われそうだがこれで我が家は全台デジタルTV対応*になった。*対応と書いたのは私だけがチューナー経由なのだがネットTVにするか迷っているせいもある届くのは下の居間の母が主に見るTVで兄弟が母にプレゼントしてくれた。居間用といっても大きいものではなく32型なので設置設定は勿論私がする。というよりそれ以上になると設置や移動などがちょっと大変になるのと既存のTV台に合わせたといった方が早いが。前もって該当機種の説明書をメーカーサイトで探し大体のところを眺めておいたが、なるほど今時のTVだけあって昔のように買ってきて電源を入れはいOKとまではゆかないが、それでも簡単なものだ。この部屋用に買ったチューナーの設定時とさほど変わらないのでまごつくことはないだろう。驚いたのは日本製といっても小さめなものだし割引もしていたちょっと前の型なのにHDMI端子2つを含むPC、AV機器対応だった。これで仮に母がPCをと言い出しても簡単に見せられる。問題は元々私の部屋にあった21インチブラウン管を下に渡していたのと、リサイクルに回すTVは今ここ、2階にある15インチブラウン管にしたので急ぎはしないがとにかく21インチを上に上げねばならない。普通の21インチならまあまあ大丈夫*なんだが実はビデオ一体型のそれもSony製なのでちと重いのと持ちにくい大きさバランス。*その前の私の20インチも母の部屋に運んだ事がある午前中に着くということなのでこれを書き上げ次第ここのTVを外しデジタルチューナーを初期化してTVを玄関に降ろす。母はぎりぎりまでTVを見たいだろうから設定と台の取り付けは別にして置き換えるだけにすると。やれやれ、これで遅ればせながらうちにも全部デジタルTVが来ました。
2011.06.10
実は今週母の友人達、それも小学校時代のというから70年以上の幼友達な婆様方が数人来訪されると聞いていた。以前にお会いした方が殆どでもありうちでお昼などを差し上げながらという話だったので手抜きがちな掃除その他の準備はしていた。母によるとおいでなのは今日、つまり9日のはずであった。だが最初にその話を聞いたときには確か8日と言っていた記憶もあったので再度確認済みでもあった。昨日は朝から天気がよく、下の掃除やら母ちゃんの布団干しなどを手伝いつつ買い物の予定なども立てていた。陽が陰ってきたので慌てて取り込もうとしていたらインターホンが鳴った。私は庭で布団と格闘中だったので声だけ「はーい」と返事していたら母ちゃんが玄関に出た。つまりは案の定母ちゃんが一日間違えていて迎えにゆくはずが待ちぼうけ食らわせ、自宅に直接おいでだった。次の日と思い込み買い物に行く前だったのと、ご飯は炊かねばならず、おまけに混ぜご飯の牛蒡を洗うところから一気に作業に入った。母ちゃんはお友達とおしゃべりしてもらいその間にフル稼働。といっても有りものでしか作れず、半端なことにはなったのだが予定通りご飯が炊き上がるまでの間に混ぜご飯の具、ウドの天ぷら、酢味噌、蕨のタタキ、トマトとアスパラの自家製ドレッシング*を特急で作った。*何のことはない塩コショウと酢(勿論ビネガーがあればそちら)と砂糖少し、水も混ぜて酸味を調整し、味を見てからオリーブオイルを垂らしつつ一気に混ぜる*味が足りないと思ったらトマトを小さめに切りドレッシングに混ざるようにしてもよし久しぶりに3つの作業を並行させたような気がする。ウドと蕨は母ちゃんが採ってきたもので下ごしらえは済んでいるからよかったようなもので、アスパラに至っては庭にぴょこぴょこ生えていたもの。ウドの天ぷらは葉先を摘んだものでもよく、やや芯が残るくらい,衣は薄め歓談の後、母ちゃんが皆様を最寄り駅まで送っている間にまたもや特急で片付け、洗い物。戻ってきた母ちゃんと今度は買い物。昨日は暑かったので台所で立ちっぱなしの間は汗かきました。ですが心地いい疲れですな。これで今日はすぽりと予定がなくなりこの前剪定したオンコの木に合わせてもう一本のオンコの剪定も終えたらいいなあ。明日10日は母ちゃんのTVが来ます。同時に下で使っていた元は私のTVがこちらに上がってくる。今この部屋で視ているのは元は店にあった小さなブラウン管なので画面が大きくなるのはいいのだが問題はそのTVを一人で上げられるか。持てる大きさなのですが腕が短いのでちいっと力が入らない。やれやれ。
2011.06.09
6月8日開催の「World IPv6 Day」って何? 多くのサイトが1日だけIPv6に対応迂闊なことにTwitterで一度ぽつりと呟いたきりになっていた。今世間様のPC(OS)はWindowsならXPとVistaと7の3種類を使っているのが現状*で、このうち新しい方のVistaと7であれば方策は取りやすい*それ以前のOSを使っている場合はサポートもパッチもないので文字通り自己責任、使いたくて使っているか社用などのよほどの事情IE9にすればいいだけです。IE9は使っていますが個人的には非常に使いやすいというかFirefoxやChromeとほぼ同じです。但しXPだと事情が変わる参考:Microsoft社の重要:World IPv6 Day に関する重要なお知らせこれによるとXPなら本日対処として取れる方法は一つ。Windows OS 上の Web アプリケーションから特定の環境を利用すると、IPv6 プロトコルに対応した Web サイトや Web サービスにアクセスできないこのサイトはWindows7を例にして挙げているのでXP利用で判りにくい方は「コントロールパネル」から「ネットワーク」をクリックしてくだされ。そこからはこのサイトの説明通り「ローカルエリア接続」を右クリックするとネットワークの詳細にたどりつきます。私の記憶ではXPではネットワーク構成を変更すると再起動必須だったはずなんですが。日本時間では先ほど9時から始まっているので誠に間抜けな時間になってしまいましたが、ここをお読みになる方なら不要とは思いつつも、身近に困っている方がおられたら助けてあげてくださいまし。今回のこれで一つだけ判ったのは私も複数ライセンス持っているXPというOSはすでにレガシーOSになりつつあるのかなあと。確かにこのマシンに7を入れた直後、XPも使う事があるであろうと入れたXPModeも結局殆ど使わずUpdateの時のみ起動しておりますしね。取り急ぎですが。おっと。所謂大手ISPも対処はしております。NTT系ISPならほぼ設定を動かさずにいけるようです。ですがローカルISPなどはこれに引っかかる可能性がありますのでその辺も考慮に入れてくだされ。
2011.06.08
外為早朝 円、続伸し80円台前半で始まる 対ユーロは116円台後半ちょっと前にも書いたのだが国際通貨で「買い」の入るのが円だけという寒気のする状況になっている。別に円の買い材料があるわけではなくドルユーロ共に売り材料しかない相対的理由によるものだが。自国通貨が買われて何が悪いなどいうのはどっかの国の政権与党幹部で沢山なのだが。なんでこんなことになっているのかといえばそれはもう第一にリーマンショックの前にEUがとっとと「AクラスEU」と「BクラスEU」に分けなかったから。…は半ば冗談だがこのような意見はここにも以前書いている。越境経済の脆さ、そして実物ではない何かの売買市場の限界を垣間見た気もするよね。EUのいいとこ取り思想は流石「絶対神がいるんで俺らが絶対悪ってことはねーよ」的な西欧だなあとは感じるが、しかしそれの成立する諸条件は帝国植民地主義の残滓の吸い上げも一つ*なので早晩無理にが来るのはみえていた。*私は歴史の経緯としての帝国植民地主義をむやみに批判賞賛するわけではなく歴史の事実として書いている歴史を遡って批評ではなくひたすら批判するってのはあまり頭のいい人間には思えない。んで。いい加減米もEUも頑張れやと言いたくもなるんだが、彼らの経済基盤そのものも今書いたように先祖の財産食いつぶしをちびちび続けていた「構造的古さ」は否めない。だって結果として16世紀から20世紀初頭に獲得した「領土旧植民地」込みでものを考えてしまっているので本来の国家(現領土)内での経済を見失っている。最早地球上には獲得領土領地はなく、また経済的領地も乏しくなる一方であれば現領土内での経済=内需拡大を図るしかあるまいて。そういう意味では日本はWW2で負けたがゆえにいち早く脱皮したともいえるだろう。世界有数のGDPの8割が内需という経済構造は筋は悪くない。大震災で本州の1/4が壊滅的な被害を受け、更に政府が復興復旧に向けて全く機能せずとも何故か円が買われるってのはあまりよろしくはないんだが、世界の事情よりは基本構造からしてマシということになりますわね。本来であれば内需を更に興すきっかけといっては不謹慎だが、しかしそれがせめてもの亡くなられた方々、被災された方々への申し訳になるのではないかと私は思っているけれど。相変わらず政府は仮設住宅発注を中韓に委ねたりと売国に忙しいわけで、世界で唯一19世紀的発想から抜け出せない支那に追随してどうするよと経済の面でも呆れ果てておりますわ。支那がドルペッグなうちに一度きちんと判るようにしなきゃならない日は近いだろうなあ。
2011.06.07
少し前、私は大連立について基本的に反対と書いた。今もそれは心情として変わらないが、しかし菅の去就を巡るおよそ考えられない狡猾さと卑怯さ、そして被災地と被災者を質にするやり方を見ていてここは現実的にならねばならんのかと唇を噛み締めている。大きな理由の一つは無論衆院の議員数だ。これは大連立に反対であろうと賛成であろうと総選挙までは変わらない事実なのだから、今になってそれを理由に挙げるのも我ながら阿呆なのは承知しているけれど、ここに来てやはりそれは重い。民主党が野党時代にあれほど攻撃の材料にしていた総選挙に拠らない首相の首の挿げ替えを平気でやっているのもあるが、何よりも総選挙に踏み切る気配がない上に何故か総選挙が出来ない前提になっているのもある。総選挙はやってやれないことはないと個人的には思っているしなんなら激甚災害選挙区は期日前投票扱いでいけるとは思うが何せ政治に関わる方々の殆どやマスコミ自体総選挙という単語がすっぽ抜けているようで確かに「やってやれないことはない」を強いるのは酷なのも間違いはない。政府与党自身が気づいて自ら行った被災対応が一つもない現状で更に与党が被災者を質にとって総選挙をやらないのは作為なんじゃないかと言われても仕方がないくらいの状況だが。日本のような国にとって選挙の結果は重く、現政権がまるで法を守らない政権だとしてもそれでも現有議席は国民の意志なのだから遵守しなければならないってのは心情として矛盾の塊だがね。やむを得ず大連立するとしても守ってもらいたい、実行してもらいたい前提条件がある。それは願望や検討事項などではなく事実として行われた救援策や配分状況や自治体への政府通達を連立前に必ず記録しておく事。当然連立後に行ったいかなる事も記録する事。即日公開せよとは言わないが大切な事だ。民主党政権は記録を取らない事で何等の責任を負わず歴史の判定をも免れようとしているが、それだけは続けさせてはならない。正直言うと私はまだ大連立に逡巡がある。あくまでも賛成はできない。だが事ここに至り民主党が総選挙をしない。そして世論も総選挙が出来ないという前提であるのなら次善の策というより窮余の一策、やむを得ない最後の手という意味で諸手は挙げないが小さく頷く。本当に総選挙はできないのか。やりたくないのかそれとも出来ないと思い込んでいるのか。諸々の妥協に伴う決定というのはいい結果を生まないのはそれなり生きてきて判っている。まして相手は野党時代から約定を守り抜いたことがないという点のみ揺らがないという筋金入りの詐欺師共だ。
2011.06.06
越年は断念 菅首相退陣 遅くても「8月」一体どこの間抜け、いやお人好しがこれを聞いて「おお、8月かよかったよかった」と信じているのかね。そもそも6月の今ではなく8月の理由は何だ。自民党も公明党も衆院で不信任案を出したが慣例に拘らず震災関連法は通すと明言しているし事実民主党は自党及び政権案が具体的に纏まらないままなので自公案を丸呑みするという。正直この丸呑みが一番早いのだが、本当に「被災者のため」を思っているのであればここまで政府与党案を引き伸ばさずとっとと上程するのが本筋だと思うんだが。結局は担当大臣や本部を山ほど作ってもオブザーバーだらけになっても法案一つ上程できず被災者を政権維持の種にしたと誹られても仕方がないぞ民主政権と菅は。「8月退陣」を受けてほっとしている向きもあるようだが、これまでの菅のやり方、言動、そして何より行動を見ていて何故この「退陣」だけを信じられるのかが判らん。本当に辞めるその瞬間まで私は信じない。それは菅自身がこれまでそのように行動してきたからに他ならず、人を見るには口先ではなくやってきた事やったことを見るのが一番間違いないからだ。信頼関係は口先で出来上がるものじゃあない。自分を信じてくれと真っ先に口に出す人間ほど信用できない。
2011.06.05
ここへ引っ越したのは昨年秋、それも雪が降る寸前だったので散歩どころではなく冬を越した。ようやく春になり日々の過ごし方にも慣れて時々夕方近くに散歩するようになったのだが気づいた事がある。この辺りでは散歩している人、小さなスーパー、コンビニに行く人でもつっかけサンダル履きやジャージのようなものを着た人がいない。女性ならスッピンもいない。学校も近いのだがジャージで通学している子も極めて少ない。ゴミ捨てでさえ部屋着のままの人はいない。つっかけサンダルを庭先のテラスに置いてある家は多いのでつまりそれは「門の内」止まりなのだろう。実はこの地域に元からおられた農家の方々を除くとこの近所10軒くらいが住宅としては一番古い。43年前にここら辺りだけが畑と田んぼの中にぽつんと分譲された。だから私はこの辺のどこにサンショウウオがいたのか、どこが水車があった細流なのか、そして山道はどこからどこに行けたのか知っているのだが。しかし離れていた時間が20年単位になると住宅が建て込むにつれ変わっていたご近所事情も判らず、ましてや地域の風潮のようなものも知らない。加えて私も兄弟も中学から地元(市立)以外を選択したので、余計に判らなくなったというのもある。以前住まいしていたところはここより遥かに便利で文字通りなんでもあり、その気になればその界隈から一歩も出ずに暮らすことも可能な地域だった。徒歩5分圏内で区役所、スーパー複数、小さな飲食街と商店街、金融機関などがあった。札幌市内中心部に快速なら10分で行け、昼間なら一々時刻表も要らなかった。つまり見てくれと実際もここより「町」に近いのだがもっとざっかけな雰囲気で夜中や早朝のゴミ捨てに寝間着のままという人も見かけた。スーパーには一家揃ってジャージ、つっかけサンダルのままも珍しくなく、昼間はともかく24時間やっているスーパーならスッピンも普通だった。札幌は広いので同じ市内でもこれだけ違うところがあるくらいは薄々判っていたものの、実際に日々それを眺めその中に暮らしていると驚きいうほどではないが小さな発見のようなものがある。
2011.06.04
こんな事だろうとは思ったが。菅内閣不信任案は否決―首相退陣時期明示せず政争継続か土壇場で与党からの不信任案を回避した菅の「目処がついたら辞める」…これ自体期限も具体的な基準にも言及していない-が結局方便なのがバレたのがこれまた昨日のうちというお笑い草であった。無論菅が一時でも殊勝になるわけもなく、この男の本性と性根は元から変わっているわけもない。人を見るときには能書き(言動)よりもやったことやってきたこと(行動)を見よとはよく云うが、民主党自体野党の時から国対同意すら破り続けてきた上に民主党議員も平気で嘘をつく人間揃いなので彼ら同士が騙し合いをしている現状そのものが本物の茶番だ。特に大笑いしたのが鳩山の「嘘」発言で、こいつは首相を辞めたら議員も辞めると発言していたはずだが一体どうなったんだと。国民新党の下地も普天間関連で「辞める」と言ってたよな。自民党が不信任案を提出したその理由はひとえに震災対応が殆ど進まずあまつさえ国会を6月で閉じるという話になっているからで、これをあたかも自民党だけが政局に持ち込もうとしているかのように報道する方もする方だが、何せ奴らも民主党のついてきた嘘を報じていないものだからねえ。しかし詐欺師同士の騙し合いに勝った菅はこれで国会閉会も目論見かねない。何せ前言を翻す事をなんとも思っていない連中が選んだ極め付きだからして。自らを死に体にしてまでしがみつきたいってのは前代未聞だが、相応の仕事が出来るとも思えないし、一体どうするつもりやら。
2011.06.03
まずは昨日の党首討論-谷垣自民党総裁をご覧下され。もう一つ山口公明党代表のも笑いどころは菅が言い間違えたところではなく、最初から最後まで問われたことに端的に答えず、時には20年遡り、またある時には「野党が案を出せ」などととっくに出している事実をねじ曲げ、更に上手く言ったつもりが誰も聞いていないのに自党の小沢被告の名前まで出した事でして。菅という人間はつくづく人の話を逸らしというより聞かず、自分の言いたいことだけ言えれば勝ちという、世の中にいないこともないが近づくたくない種類の人間だなあと思いましたわ。何の案もサゼッションもなく丸投げしておいて後から文句だけ言う人間も多いんですがこれらの悪いところを全部寄せ集めて更に恥知らずってのが総理大臣かと思うと暗澹としますな。私が不信任案に賛成できる理由は「民主党政権は元々法を守らず、守らないことを恥とも罪とも思わず、震災対応のみならず口蹄疫も大雨も全く具体的な対策を進めず、つまりこれ以上委ねていても意味がないどころか有害」と判断したからですわ。事実上法治国家の政府として機能できていないんだから政治的空白、更に法的根拠すら怪しい政策を続けるのは空白以下だと。今になって会期延長を言い出し復興法案に協力しろなどというのは笑止千万で、法案は人数山ほどいる与党で上程しそれを与野党で議論するのが国会っつもんでして、その与党案が3ヶ月近くたっても出されないってのは無能もとい烏合の衆と断じてもいい。自民党は震災直後から提言を行って来たがそれらを顧慮せずせっかく命ながらえた避難者を餓死させ救援に向かった自衛隊員やボランティアを死に至らしめる愚を懲りずに繰り返しているというのは最早日本国政府とはいえない。マスコミは「政治的空白フンダララ」言っているようだが、この3ヶ月弱何も進まず対処的政策を場当たりでしかやっていない事実から目を背けるな。未曾有の災害であれば同じ法を超越するにしても被災者の身になり救援者を危険に晒さないやり方はいくらでもとれたはず。中には復興法案を~という人もいるけれど、民主党というところは選挙の公約含めて自ら謳った事を約定実行し続けたことがない、この一点を以てしてもこのまま法だけできてもこれも意味がないのだ。民主党の口と手足は違う人間がやっているとしか思えない状況が何年も続いているのにこの事実すら把握せずごちゃごちゃ抜かすバカは知らん。
2011.06.02
南シナ海:ベトナム、中国と緊張高まる 探査船妨害を批判ベトナム探査船に実力行使の中国 「二重基準」を露呈珍しくマスコミも小さくながら扱っているのだが。これは先にフィリピン南沙諸島の問題がある。フィリピンも支那にまんまと乗せられて米軍を駆逐し、それが為に南沙諸島を事実上支那に渡すことになった。いつか書いたが支那は領土を次々と自ら荒廃させ、使えなくなると侵略し更に荒廃を広げてきた。領土が荒廃すると当然作物が採れなくなり輸入に頼る他なくなる。つまり交易の為に友好を図るのが本来の国際政治というものだが、共産主義の特徴の一つが「自己無謬」であるがために友好を図るという三方一両損が全く通用しないので結果こうなってくる。これまでは軍事大国といっても陸軍大国だった支那が21世紀に入り急激に空軍海軍を増強しているのはこうした事情もある。言ってみれば共産主義自体が自己矛盾とダブスタの塊のようなものなのでこうなるのは体質の発露なのだが、16世紀~19世紀でもあるまいに今時膨張主義ってのは共産主義の亡霊なのかそれともマジで古臭くてバカなのかさっぱり判らんが。ベトナムもベトナム戦争当時は支那の援護を受け庇護を受けていたし、インドシナ半島全部が赤化する勢いだったものがようやく21世紀らしい発展を遂げようとしているこの時にまーた触手を伸ばし、インドシナ半島への水も手に入れつつある支那なのだが、いつまでも調子こいてんじゃねえぞと。だから日本でも急激すぎる米軍基地反対運動の背後にはこうした支那の思惑があると思っていい。最終的には自国の領土は自前で防衛するのが基本というものだが、こちらも今時単独防衛という考え方自体はともかくとしてそれのみが先鋭化するのはちと古臭い。特に日本は支那より遥かに広い領海を持ちながらそれに矛盾する憲法がある以上、現状いくら文句ばかり言ってもどうしようもないわけで。それならば現状に沿い、できうればその後に備えた大きな防衛デザインを構築する方がよほど建設的ってもんだ。いずれにせよ現政権では無理な相談だが、せめてこの支那の膨張主義と彼らの持つ「自己無謬」という基本的なスタンスだけは周知されないと。
2011.06.01
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