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上海→安徽省の合肥へ。上海駅6:40発で安徽省の合肥へ。高架でない新幹線のため、最高時速はまだ205kmでした。(来年は高架完成予定、とのこと)せっかくの新幹線なので、恒例の「パソコン・ウォッチング」を実施しました。何のことはない、全車両を散歩がてらに往復して「新幹線の中でノートPCを使う人はどんなブランドが多いのか?」を調べるのです。(起きている人はPCを使用してて、あとの人は寝てるだけ:笑)結果、普通指定席は、HP、DELL、lenovo、Acer、ハイアール、などが大多数でした。グリーン車は、VAIO、東芝、アップル、IBMが複数名いました。ブランドイメージの差がクッキリ鮮やかに出てました。、、、そんなことをやってたので、3時間弱の旅はまぁまぁ快適。===今回は、先月北京で実施した「トレーナー・トレーニング」の生徒が講師としてデビューする日。内容は「店長のための店舗の運営管理研修」。そのチェックとフォローがレジャ研の役割です。基本的にはレジャ研が作成したマニュアルに沿って実施します。それを後ろの席で見ていると、どのように話すと、参加者は眠たくなるのか?どのように展開すると、積極的に参加するのか?大変よくわかり、こちらも勉強になりました。失礼ながら、田舎の人が多く、平均年齢も25歳程度なので、「どうなるのかな?」と思ってたけど、そこはさすがに店長です。売上げ、利益のこと。集客のための広告宣伝のこと。誰でも悩みの種の人事のこと。日ごろから頭の中でかなり考えられているせいか、発表も無責任な意見はなくて、ある意味で「大人」でした。これがスタッフの研修になると、自分のことは横に置いておいて、(自分の成績や勤怠が悪くても)発表の時には、演説をぶってしまう人が増えてしまいます。つまり、無責任なんです。20代から店長を経験するのは、本当に大事だなと改めて実感しました。
2009/11/30
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引き続き第二班が東京へ到着。こちらは主に、山西省、雲南省の方々。販売代理店を経営している人がほとんどで、前回よりはリッチな総勢60名のツアー。こちらの都合でフルアテンドはできなかったけど、せめて東京エリアだけでも、、、ということで合流しました。こちらのツアーは、今、中国人観光客に大人気の北海道がメイン。北京→北海道→東京→北京、、、という流れ。前回の一般的なツアーと違って、銀座でも3時間くらいのゆとりがあります。だから、グッチ、ヴィトン、、、とブランドは制覇し、百貨店で化粧品や衣類を買い込みます。知人の馬さんは、持参したスーツケースの調子がイマイチだったらしく、パッと見て気に入ったスーツケースを購入。値札を確認してないところが素晴らしい(笑)。レジでもちろん銀聯カードでお買い物。これは約8万円でした。(スーツケースの買い替え)奥様は、資生堂の化粧品をフルセットお買い上げ。中には、やはり、30万円のバッグを買った人や、50万円の時計を買ったり、、、いわゆる富裕層に近い人々だったようです。ちなみに、60名が銀座で使った総額は、約500万円とのこと(汗)。まぁこういうシーンを目の当たりにすると、やはり中国人観光客サマサマですね。それでも、銀座の一流ブランドや百貨店でも、同行すると、、、「売り逃がし」の多いこと。銀座でも、対応ができている所とそうでない所の「差」が激しい。もちろん、その結果は、彼ら彼女たちの買い物をみればわかります。それは化粧品会社も同様。中国人スタッフを雇っていても、しっかり教育してないから、売り逃す店もあれば、日本人スタッフが片言の中国語で、パンフレットやツールを使いこなしながら短時間に30万円くらい売ってしまう店もあります。何しろ、その差が大きいのに驚きます。===その後、新宿で買い物をして、ホテルへ。それなりに有名なホテルでも、元々の設計が、外国人観光客を考慮した設計になっていないホテルが多いので、チェックイン後は、このようにエレベーターが大渋滞します。(大渋滞のホテルのエレベーター)そうです。一週間単位で移動する観光客は、何しろ荷物がでかくて多い。さらに、中国人観光客の場合、豪快に買い物もしているので、日々荷物が増えてしまいます。国内向けのホテルは、部屋も小さいし、エレベーターも小さいので、毎度、大渋滞が起きます。ほとんどのツアーで共通した不満は、「ホテルの部屋が小さい!」です。「なんじゃぁ?こりゃぁ?」と、特に初日はガックリ来るわけです。中には、一般的なホテルに泊まっているのに「これが噂のカプセルホテルなの?」と勘違いしてしまうほど。だから、夕食も採ってチェックインしているのに、皆さん、毎晩外出します。観光熱心かと思いきや、「部屋にいると圧迫感があるから、、、」とのこと(汗)。特に雲南省から来た人たちは、「北海道はよかった。食べて飲んでも美味しいし、空気もきれいだし、楽しく遊べたし。それに比べて東京は、上海みたいだし、狭いし、人が多いし、、、」たった一日でお疲れでした。やはり住む地域によって、日本の観光地の好みが大きく分かれます。===その後、あえて電車に乗ってみたい、ということで、JRに乗って恵比寿へ。一般のサラリーマンが立ち寄る店がいい、、、ということで、串亭で24:00くらいまで飲みました。初めは日本酒を飲んでたけど、私たちが飲んでいた、焼酎の水割り(梅干入り)に興味津々で、「飲んでみたい」ということでオーダー。最初は「これお酒は入ってるの?」と目をパチクリしてたけど、そのうち、「水で割って飲むから、、、日本人は健康なんだね」「私たちは何でもストレートで飲んでるから、、、ヤバいな」と、(白酒しかり紹興酒しかり、、、)しっかりお代わりしてました(笑)。ホテルに戻るの際にタクシーを捕まえようとすると、「いや、電車で帰るから、、、」とのこと。北海道から東京に来て、すでに100万円も使っているような金持ちでも、無駄なお金は使わないんですね。さすがです。近いうちに、「日本のマンションを買いに来たい」らしいです(笑)。
2009/11/27
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ホテル→大須商店街→中部国際空港→帰国いよいよ最終日。昨晩は深夜まで飲んでいたのに、朝はしっかり起きてきます。ロビーは中国人観光客ご一行の荷物で溢れかえります。よくマスコミ等で取り上げられる「中国人観光客の買い物力」を間近で見る事ができます。その膨大な買い物を送ったり、梱包したりするのに時間を要します。(宅急便の箱を買ってお土産を詰めます)(どれとどれを詰めるべきか?検討中)(見事で厳重な梱包!さすがです!)ツアーを通じて関心したことは、日本人は友人知人への土産で良く「12個入り詰め合せクッキー」とかを買うけど、中国人観光客にはそうした「詰め合せ」土産はあまり人気がなく、「これは、○○さんに」と、1人ずつ一品をしっかり買うことです。当然、値段も張りますが、、、。===このまま空港に行くには、、、少し早いなと思っていたら、噂の大須商店街に立ち寄ります。しかーし、時間は朝の9:20分「1時間後にバスに集合です!」と元気に話して消えちゃう添乗員さん。(だっ誰もいないじゃん、、、:汗)そう!店は10:00からです。「ここは何?」「何をすればいいの?」と戸惑う中国人観光客。でも、仕方ないので、ただただ歩いてみるだけでした(汗)。そして、10:00が過ぎると、何ともユニークな店が次々にオープンします。「おおー!面白い!」と夢中になろうとした時にタイムアップです。「集合時間ですよ!飛行機に遅れますよ!」と元気な添乗員さんのお声。結局、ほんの数名だけが買い物をして、後の人たちのほとんどは、、、バスで寝てただけ(汗)。これもツアーの実態の一コマです。===いよいよ中部国際空港に到着。通称「セントレア」は、ここだけでも見学の価値が十分にあります。本当に良くできた空港で、中規模の国際空港でその使いやすさや快適性などで世界一になっています。こういうパネル表示にも工夫があって、外国人が見ても、わかりやすい。(見易い表示板。さすがです!)そして、中国語のガイドさんを発見。(上海人の空港内のガイドさんと)他の国際空のように着飾って気取ってばかりでフットワークの悪いお姉さんとは大違いで、本当に観光客を良く見て観察して、すぐに「何かわからないことありますか?」とサポートしてくれます。最後に一人ひとりと握手をしてお別れです。久しぶりに、別れが辛いな、と感じました。「日本に来てみない?」という誘いに応じてくれた皆さんですから、どんな感想だったのか?毎日、気になって仕方なかったのが事実です。マスコミの中国人観光客報道のお陰で、一体いくら使うのか?というような報道ばかり目立ちますが、「本当に満足できたのか?」という報道はほとんどありません。今回は、同行したせいで、金額より「満足度」が気になりました。ツアー中にこのブログを読んだ人々や、立ち寄った店や施設の人たちから「いくらくらい使ってるの?」とか「あまり使わなかった」という声は聞こえて来たけど、一人として「満足できたんですかね?」と聞いて来た人はいませんでした。残念です。実際には、こと買い物の金額に関して言えば、それは立ち寄る施設によって格差が大きいことも実感できました。インバウンド対応に力を入れているところと、相変わらずのんびりしているところの「差」が凄く大きいのです。中文のメニューやサインがあるかないか?中国語が話せるスタッフがいるかいないか?これは避けて通れないほど、買い物の金額の差になって現れました。語学力がない以上、こうしたツールは必須アイテムです。一般的に日本はサービスが良い、と思われがちですが、中国人観光客の視点でみれば、、、「まぁ普通かな」というのが正直なところです。(悲しいかな、これが現実です)中には、良いサービスの店や施設もあったけど、それは私たちが中国に行っても体験できるレベルのものだったので、期待していたほどではありませんでした。中には「嫌々」「仕方なくやっている」雰囲気が出ている店員も多く、不快感を感じたのも事実です。そして、何と言ってもほとんどの店舗のサービスは全て消極的で、「売り逃し」が多かったことにも驚きました。ハッキリ言って、まだまだ買ってもらうことができるシーンばかりでした。改めて「インバウンド後進国」であることを実感したツアーでした。反面、真剣に取り組めば、大変大きな産業になることも実感できました。現在、第二班のアテンド中です。(同じ団体です。人数が多いので分かれました)終了後は、中国人観光客の誘致から動向の実態と各地での課題と改善策をまとめてレポートを作成する予定です。完成後は、セミナーにて紹介します!
2009/11/21
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御殿場→名古屋→ラグーナ蒲郡→名古屋朝、5:30に出発。朝焼けの富士山にため息をつきながら写真を撮ってバスに乗り込みました。名古屋の産業技術記念館。トヨタの技術の進化の歴史が学べる、、、ということで、意外?にも、全員がシャキっと起きて、気合十分でした。(さすが世界のトヨタ。皆、真剣に参加してました)初めに、織機から始まる歴史に「???」という声も。自動車会社として誕生したと思っていたので、驚きが巨大化してきます。(自動車ゾーンに来ると、真剣さが増しました)広大な敷地内を移動しながらの見学でも、自動車ゾーンになると、俄然、元気になります。現在の中国では、内陸部の人々も自動車が日常の足になりつつあるので、自動車に対する関心がとても高いのがよくわかります。知らない車種があると、質問合戦になります。(子供がもらえる記念品)子供たちもツアーの感想では、この産業技術記念館が勉強になった、というほど、真剣に参加してました。途中、地元の小学生30名くらいが「課外学習」で館内を回って必死にメモしている姿をみて、子供たちもお母さんたちも「日本では、小学生のうちからこんなに素晴らしい施設で勉強しているなんて、、」と羨望の眼差し。===続いて、シーサイドリゾートのラグーナ蒲郡へ。今回のツアーは、内陸部の人々なので、やはり海に憧れがあります。駐車場に到着後、まず立ち寄ったのは、、、そうです!ATM(ゆうちょ)の。来日5日目になると、両替した日本円がほとんど底を尽きて来ます。そこで、銀聯カードで引き落としができるATMの存在は、重要なポイントです。(ATMは渋滞中)無事、日本円を引き出すと、昼食です。個人でビールや焼酎のオーダーしている人も。しかも、2人で焼酎1本(ボトル)!約30分の昼食時間で軽く空けてしまいます(汗)。やはり、内モンゴルの人は、本当に酒が強い。(焼酎はストレートで飲んでも薄すぎる!と文句が出るくらいです)(マネジメントを学ぶ特別セミナー)マリーナ棟にあるセミナールームにて、ラグーナ蒲郡の特徴やマネジメントの特別セミナーを開講して頂きました。産業技術記念館に続いて、皆、真剣に参加してました。(子供たちまで、、、:笑)こうした付加価値がツアーの参加の動機にもなったようです。ツアーの全体の構成が、「8:2」で、観光と学習があるのがいい、、、とのこと。(ラグーナと言えば、、、ヨットハーバーです)海辺でヨットを見れば、、、それはもう大写真撮影大会です。秋葉原で買ったばかりのCanonのEOSをさっそく使ってました。ちなみに、中国人の多くは写真が好きです。同じ場所に来ても、日本人の2-3倍は撮影しますから。逆に、シャッターを切らない場所は、あまり興味ない証拠にもなります。(海上から夕日を見るために出発!)「一度は乗ってみたかった!」ということで、約40分のクルージングに参加。終了後、「どうだった?」と感想を聞くと、もう興奮状態で、「生まれて初めて海の上から夕日を見た!」「40分じゃ短過ぎる。もっと乗っていたかった」など、やはり内陸の人々にとって、ヨットは素晴らしいコンテンツです。(ホレボレするマリーナの夜景)===ラグーナ蒲郡を離れて、ホテルに向かう前に夕食。焼肉食べ放題の店、スタミナ刈谷へ。店内の半分は、外国人観光客。スタッフの皆さんは、特に語学が達者ではないけど、店内の中文のサインと、見事なオペレーションで、正直、驚きました。(焼肉の食べ放題)なかでも、常に笑顔で元気な女子スタッフに参加メンバーの注目が集まりました。「あの子は、歩合給なの?」とか「相当高い給与をもらっているの?」とか。なんでそんなことを聞くのか?尋ねると、「あれだけ元気よく、笑顔で接客できるのは、何か理由があるに違いない、、、」ということを話し合ってました(笑)。(今回のツアーでNO1の接客でした!)そして、帰り際には「一緒に写真撮ってください!」ということで、10名くらいがこの女性スタッフと写真大会でした。===食事中、ラグーナ蒲郡の社員の方が店内に入ってきました。何事か?と思いきや、ラグーナ蒲郡の店でデジカメを忘れた人がいたらしく、わざわざ車で、届けに来てくれたのです。驚いたのは、落とし主の男性です。「ええ!?わざわざ、このカメラのために???」「中国じゃあり得ないよ。凄い!」「なんでここまでしてくれるの?」落し物が出てくる、それが届けられるという行為に参加メンバーのド肝を抜いたようです。ホテルへ向かうバスの中で、「会社のボスが日本のサービスを見て来い」と理由が本当に良くわかりました」と、デジカメの落とし主。「だけど、逆にわからないことも大きくなってしまって、歩合給でもないのに、みんながあれほど頑張るのか?」それから約1時間の間は、バスの中でのサービス業の人材教育の講座を開講しました(笑)。===そのせいで、ホテルチェックイン後も、話し足りない様子で、「じゃあ軽く行く?」ということで、約12名で近くの居酒屋へ。結局一人当たり生ビール平均10杯は飲み干し、その他に焼酎のボトルもコロコロと転がり、、、結局また3:00でした(汗)。
2009/11/20
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木更津→レインボーブリッジ→横浜→忍野八海→富士山の麓のホテルツアーも4日目になってくると、各自の荷物が買った商品で溢れてきます。スーツケース以外に、ショルダーバッグやデイバッグに紙袋、、、などなど。「移動にはやっぱりバスが一番!」というもうなづけます。同時に、買い物も良く選んで買うようになってきます。ここからは、外国人観光客対応に真剣に取り組んで創意工夫を凝らしている施設や店と、そうでない施設や店の勝敗がクッキリしてきました。移動が多い日は、途中途中で休憩と買い物を兼ねて立ち寄りも増えますが、いちいち通訳を呼ばないで、自分で判断して買おうとするようになります。すると、「よくわかんない」場合は、見向きもしてくれません。電気製品や化粧品のように、世界ほぼ共通商品の場合はなんとかなるものの、そうでないローカル商品の場合は、明暗がハッキリでました。===途中の昼食会場。テーブルには地元の素材を使ったシンプルな定食が置いてあります。しかし、良くみると、テーブルにふりかけがありました。「何これ?」という質問が飛び交うと、誰から中文の表示を見つけて「白いご飯にかけて食べると美味しいらしい」と解説します。すると、一斉にふりかけをかけはじめます。「案外おいしい」という声がありました。また、お茶も「中国の緑茶と違う味だ」ということで、食事後、すぐお隣のお店に行くと、お茶やふりかけを買い出しました。食事で体験させて、その商品を販売する、、、まさに教科書通りの店舗運営です。そして、その効果は確実にあるから素敵です。その運営の流れとサインやメニュー表示と接客がセットになると、大きな効果を生むのがインバウンド対応の醍醐味だということを実感します。さらに、買い物シーンを見ていると、店内の地元のお姉さん、おばさんたちは、「ハオチー(おいしい)だよ!」などと、まるでアジアの市場に行ったような錯覚を覚えてしまうような、発音は合ってないけど、カタカナ中国語を連発します。これには中国人観光客にも大うけで、「凄いなー、中国語を勉強して販売してるよ」と親しみを感じたらしく、それと比例して、バンバンお土産が売れてました。最初バスから降りた時には、「なんで、こんな所に降りるの?」と皆さん、全く期待していなかった様子。しかし、降りてみると、以外に美味しい、楽しい、、、ということで、笑顔で記念写真を撮ってました。失礼ながら、こんなに田舎でも、真剣に取り組んでいるところは、しっかり稼いでいます。
2009/11/19
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本日のコースは、皇居→浅草→秋葉原→日の出桟橋(クルーズ)→お台場まさに添乗員が稼ぐためのコースの典型(汗)。添乗員が薦めてくるオプションプランでひと悶着。(あまりにもボッタクリがひどいので)そのために昼食会場に乗り込んで、添乗員たちに「あまり調子に乗るなよ!」と、しっかり釘を刺しておきました(笑)。秋葉原と言えば、買い物です。今回の観光客の皆さんも、買いまくってました。電気製品の傾向としては、かつてのように、パソコンからカメラまで買うようなことはなくなって来ました。それは当たり前で、中国でも同じものが買えるからです。変わって人気なのは、炊飯器です。毎回のように「どれがいいの?」という質問攻めに合います。なので「家電芸人」を見て勉強しておきました(笑)。そして、その知識は大変役に立ってます。その他は、シェーバー(髭剃り)やクルクルドライヤー、、、など、おしゃれに関連するものや生活に密着した電気製品に人気が集中します。こうした商品に関しては、日中でまだまだ違う商品が多いため。免税店では、SonyとCanonの一眼レフカメラで「どちらにするか?」迷っている客がいました。それに対しての店員の解説は、、、まぁ適当なこと(汗)。メーカーさんは、この辺の教育の手抜きはダメですよ。売り場の展示の工夫もなし。黙っていても売れる店は、、、こうなります。===ツアーと言えば「食べ放題」の食事。食にうるさい中国人観光客は、「なんだぁこのまずい料理は???」と相変わらず大不評でした。(相変わらず不評な食べ放題の昼食)買い物に行きましょう!とガイドを買って出ると、戦闘モード全開で目つきも変わってきます(笑)。(買い物へGO!)一店舗あたりの買い物時間は短いにも関らず、一心不乱にあっという間に、お買い上げ。(免税店での買い物シーン)中国人観光客に限らず、バスツアー客への対応の基本は「時間」です。集合時間がある以上、速い接客が肝心です。ここでは、チンタラ丁寧型のサービスでは売れません。「うちの店のブランドイメージだから、、、」なんて、」のんきなことを言ってる場合じゃありません。同行すると、それがよくわかります。一流と呼ばれる百貨店でも、まだまだこの辺は甘いです。本当はもっと売れたはずなのに、、、売り逃しはあるもんですな。
2009/11/18
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AMに銀座で買い物をした後に、東京ディズニーランド(TDL)へ。しかし、あいにくの雨。しかも、、、かなりの寒さで、元従業員の私は、ヒートテック、さらに、ブーツ、レインスーツと兼ねたパーカー、帽子、、、で完全武装!初めに1時間半くらい、全員一緒に行動。TDLの運営やサービスの特徴を紹介。その後は、各自自由行動。とは言っても、要所要所で様々なグループと合流して解説します。それができるのは、このツアーの参加客の半数は、山西省田原と内モンゴルのフフホトで行ったレジャ研のサービスマネジメント研修の参加者。その研修で、TDLのDVDを見せながらサービスの素晴らしさを紹介してあったので、大体のことは頭に入っている状態だからです。つまり、すでにオリエンテーション済み、ということ。訪日前から、行きたくて行きたくて、、、仕方ない状態になっていたので、TDL内では、もう野に放った犬、、、じゃないけど、雨で寒くても休むことなく楽しんでました(笑)。ただ、幸いなことは、ゲストが少なかったので、ファストパスなしで、ほとんどのアトラクションが10分待ち以内で乗れたこと。これほどの雨が降るとわかることは、TDLは、実はとっても雨に強いパークである、ということです。カリブの海賊をはじめ、屋内型アトラクションが実に多い。アリスのティーカップにしても屋根は付いているから、完全屋外で乗れないものの方が少ないのです。(もちろん、それを計算して設計されています)この辺は、他の施設との圧倒的な違いでしょう。また、ツアーの同行をするとわかるのが、TDLの場合、ガイドさんがラクです。入り口まで案内してチケットを渡して「では、20:00にバスに集合してください。いってらっしゃい!」と園内に入れてしまえば、あとは安心して休んでられるからです。銀座や秋葉原ではそうは行きません。迷子になるかも、、、などなど、ヤキモキしっ放しのようです。===以下に簡単に写真で紹介します。園内に入るとさっそく風船売りのキャストのサービスに気がついて、その接客に釘付けになりました。「ひざをついて子供の目線と合わせてるぅぅぅー?!」とか、「なんであんなに笑顔なんだ?」など、疑問質問がストレートなのが素敵です(笑)。(さっそく、風船売りのキャストのサービスに見とれる中国人客)今回のTDLで最も感動したのは、この雨の中のパレードです。さすがにこの雨量では無理だろうな、と諦めていたし、中国人観光客の皆さんもまさかパレードをやるとは思ってなかったので、アナウンスが流れた時は、皆でダッシュしました。(雨でも見せてくれたTDLのパレード)恐るべし、TDLのサービスの品質向上です。フロートやコスチューム、キャラクターの防水技術など、多数の蓄積の結晶でしょう。雨天でも可能なパレードを開発してしまう、、、その執念がリピーターを虜にするのでしょう。(レインスーツのピノキオ!)事前に読んだり聞いたりした情報には大変忠実な人たちでした。ターキーレッグもバスの中でガイドさんが紹介しました。だから、ワゴンを見るけるなり、ダッシュです(笑)。(何しろ食欲は、、、旺盛です)アトラクションにも乗って段々慣れてくると、「いやーこの店のデザインは素晴らしいな」と周囲を観察する余裕が出てきます。(レストランのデザインにも感激!)さらに、段々と勇気?も沸いてきて、他のゲストの帽子を見て「かわいい」と呟いていたのが、夕方になると、ついに意を決したようにキャラクターの帽子を買いだしました(笑)。これも環境に馴染んだ証拠ですね。(寒さと可愛らしさと傘代わりに、、、ついに買ってしまった)TDLの凄いところは、来る前と来た時に「欲しい」「買いたい」と思う商品と、遊んだ後、帰り際に欲しくなる商品が違う、ということです。園内にいるうちに、買いたいと思うストライクゾーンがどんどん拡がって行くのです。そのためには、徹底した商品開発とそれに見合う飾りつけが常に行われています。(一軒として手抜きなしの内装デザイン)今回の雨天のTDLでも、ほとんどの人たちは100枚くらいの写真を撮影してました。中国人観光客は、もうバチバチに撮影します。そして、あのキャストと一緒に撮りたい、、、というのでさっそくお願いして中国人観光客と一緒に写真を撮らせてもらいました。(お願いすれば笑顔で応える素晴らしいキャスト)このツアーの参加者で、代打参加の大人しい主婦の方がいました。(自分のお姉さんが申し込んだけど、都合で行けないから代わりに、、、)とても大人しいし、引っ込み思案?なので、「どうかな?」と心配していましたが、夕方くらいになると、徐々に少女モード心に点火されて来て、ついに一人写真をせがんで来るようになりました。(大人しい人も我慢できずに、、、記念写真)さらに帰り際に、「ちょっと待ってて、、、」とどこかにダッシュ。戻って来ると、クリスマスのロゴ入りのポップコーンを買ってました(笑)。やはり、他のゲストのものを見て、ズーッと欲しかったようだけど、恥ずかしいから我慢してて、、、意を決して買いに行ったそうです(笑)。(ついに買ってしまったポップコーン)集合時間の20:00になってしまうので、バスに連れて行こうとすると、、、そのタイミングで「ド、ドーン!」と花火が始まりました。すると、、、「おお!!!」と歓声が上がったと思ったら、全員の足はそこで止まり、写真大会です。(ゲートを出ようとした瞬間に花火!)もちろん、バスの集合時間はしっかりオーバーしてました(汗)。===実は、今回のツアーが始まる前に、テレビを含むマスコミや、インバウンドビジネスを虎視眈々と目論む業者から、「同行させて欲しい」「取材させて欲しい」などなど、多数の問い合わせや打診がありました。結論から言えば、お断り申し上げました。目的が「中国人観光客が銀座や秋葉原でバンバン買い物をするシーン」などを撮りたい、、、というものばかりだったからです。先月、北京でこうした取材の受入れの相談をしたのですが、「別にいいけど、、。その話しは中国では有名だよ。もう100万円使った!とか言えばいいんでしょう?そうすればマスコミが喜ぶからね。ネットでそういう情報がたくさんあるから学習したよ」とのこと(汗)。つまり、今さらこんな取材をしたところで、本当のことをはなしてくれるかどうか?怪しくなって来ているということです。「でも、彼らの欲しいのは買い物シーンだけど、訪日で困ったこととかは扱ってくれないから、意味が無い」という意見もあるそうです。あとは、「貴重な自由時間に邪魔されたくない」という正直な意見も。さらに、「代わりにどこかの施設を案内してくれる?」など条件の提示もあります。ごもっともです。好きな(おいしい)シーンだけ撮って、あとはバイバイでは、、、ねぇ(笑)。そんな中、某日系旅行会社の中国人スタッフ2名の方々が、TDLのツアーに助っ人で参加してくれました。47名もいると、レジャ研メンバーだけで全員をカバーするのは難しいので、歩きながら、アトラクションに乗りながら解説してくれる人がいたらなぁ、と思っていただけに、感謝感激でした。彼女たちも「今後の仕事の勉強のために」ということで、チケット代も自腹で参加してくれました。もちろん、中国人観光客は大喜びです。TDLの中を歩けば、聞きたいことが山のようにあるからです。今後は、こういう人たちとインバウンドの新しい企画を立案し、実施していけたら、、、と考えているところです。
2009/11/17
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昨晩、無事、中国人観光客の一団(47名)が成田空港に到着し、ホテルにチェックインしました。早朝、内モンゴルと山西省からの2チームが、国内線で上海へ。上海の虹橋空港(東京で言えば羽田空港)へ到着。その後、同じく上海の浦東空港(東京で言えば成田空港)へ移動。空港で約5時間待機して、ようやく飛行機に搭乗、、、成田空港に到着後、木更津のホテルへ、、、(なぜか?木更津のホテルなんです)家を出てから、人によっては16時間以上の移動時間(汗)。時間で考えれば、東京から、フロリダのオーランドに行くようなもんですな(笑)。それでもやっと日本に来た!という気持ちの高ぶりから、結局、ホテルの近くの居酒屋で軽く一杯!、、、のつもりが、AM4:00(汗)。ビールから始まって、日本の焼酎や清酒を飲んでみたい!とのことで、ガンガン注文するも、「薄い、、、」とのこと。日頃、中国の白酒で鍛えている彼らにとって、(ベリーストロングスタイルなお酒で、私は一杯が限界です:笑)焼酎や清酒では物足りなかったようです。そのタフさがいつまで続くのか?楽しみです!
2009/11/16
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16日(月)深夜01:05~は、プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル▽宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日さらに続けて02:23~は、久石譲in武道館~ナウシカからポニョまで・宮崎アニメと共に歩んだ25年間~、、、なんと豪華な!再放送だけど、宮崎駿氏と久石譲氏の番組を一度に放映するとは、素晴らしい番組編成です。===以前、録画を失敗しているので、大いに楽しみです。個人的に空きなのは、なんと言っても「天空の城ラピュタ」。どのシーンを取っても、印象的で、その後、どんなディズニーアニメを見ても、宮崎アニメには敵いませんでした。(個人の所感として)しかも、1986年の作品です。スタジオジブリの製作映画の記念すべき第一作品目。デビューでいきなり、世界中のアニメの他の追従を許さないクオリティでした。一瞬で少年の心に戻れるので、私の「何度でも観たい映画リスト」にしっかり腰を下ろしています。一年に一度は観なければならない映画です。(DVDですが、、、)この特番を観たら、もう一度、、、観るはずです(笑)。
2009/11/14
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いよいよ16日(月)から、中国人観光客のツアーのアテンドを開始します。期間は一週間(ベッタリです:笑)。業界の方の話だと、民間で、ビジネスとして誘致からツアーを商品化し、アテンド業務そのものも商品化して実施するのは日本で初めてではないか?とのことでした。(政府や団体の予算で実施する人たちはいるらしいですが)交渉開始から6ヶ月。日本のサービスの魅力を紹介してからツアーを企画して、現地の旅行社との交渉を経て、、、ようやく実現することになりました。今回の最大の特徴は、「これからは中国の内陸部がターゲットだ」ということで、山西省、モンゴル自冶区の人々にアプローチして誘致したことです。一般のマスコミ報道に出てくる、沿岸部(特に上海、北京)のお金持ちではなく、内陸部で働きながら、そこそこ豊かになった人たちを誘致しました。政府や関係団体のコネクションは全くなし。全て自力で誘ってみると、インバウンドの各種の弊害や現地との調整の難しさなどを十分に満喫?することになりました。今までも、北京、上海、広州の人々を誘致してアテンドした経験はあります。その時の動向調査は経験済みですが、誘致からアテンド全般まで、というのは初めてです。今回のように、ツアーのルートの全てに意見して、現地の旅行社と喧々諤々して、インバウンドの誘致から帰国までの全てを担当したのは初めてです。これは、今後の日本のインバウンドビジネスの貴重な情報源になるのではないか?と考えています。と言うのも、インバウンドについて、特に中国人観光客に関する記事やセミナーなど様々な場面で勉強してきましたが、全体をきちんと把握している人物がいない、ということに気がついたからです。部分的な専門家は最近増えてきたように思いますが、(旅館、旅行代理店、交通会社、コンベンション、物販などの分野)全体を通じてアドバイスできる人に出会ったことがないからです。いないなら自分たちで調べるのが一番です。大抵は、「そもそもインバウンドとは、、、」「現在のわが国の外国人観光客の推移は、、、」「中国の成長率と海外旅行者の関係は、、、」「滞在中の中国人観光客の平均買い物単価は、、、」などの統計数字が多くて、現場では実は、なかなか役に立たないからです。平均は多い人と少ない人を割ってるから、平均金額で買い物する人は、逆に少ないのが実態なのに、現場は、教えてもらった平均数値で準備してしまう、、、。これが情報の怖さです。今回は、数字ではなく行動を追いかけます。ポロッとこぼす意見や感想、愚痴、クレームを拾いたいと思っています。数字だけなら、わざわざ一週間も寝食を共にする必要はありません。最終日に買い物のレシートを集計させてもらえばよい。しかし、それでは、なぜ、それを買ったのか?買わなかったのか?ということはわかりませんね。目的は動向の実態調査です。どんな動向なのか?今から楽しみです。尚、ツアー終了後にできるだけ早くレポートをまとめ、セミナーにて結果を公表していく予定です。興味のある方は、お楽しみに!
2009/11/12
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知る人ぞ知る、天才アーティスト。名前は有名だけど、あのモノマネを支えるずば抜けたアーティストとしてのスキルとセンスはまだ知らない人も多い。ソロモン流に清水ミチコさん登場!今週の日曜日のソロモン流、、、見逃せませんね。===矢野顕子さんとのプレイは、本当に驚きました。↓必見です!夢のピアノセッション「矢野顕子&清水ミチコ」矢野顕子さん、、、日本にはこんなに素晴らしいアーティストがいます!誇りですね。こんな企画、またやってくれないかなぁ。。。。
2009/11/11
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■This is it 先日の北京の出張中に、上映していることを知りました。知人がDVDが出たら中国で安く買えば、、、と声をかけてくれたけど、さすがにそれはMJに対して失礼でしょう。帰国後、すぐにシネコンに行きました。自宅から徒歩3分、、、の立地がうれしい。ロンドン公演に向けた3ヶ月間のリハーサルを編集した作品と聞いていたので、何と言うか少し気軽な気持ちでシートに座りました。映画が始まると、一曲目からMJワールドに引き込まれました。50歳という年齢と、体調不良だったらしい、、、などの噂を耳にしていたせいでしょうか、そうした噂を黙らせるほど美しい、スクリーンの中で踊るMJの姿に館内にすすり泣きが聞こえてきました。リハーサル独特の息遣いや緊張感、バンドの迫力ある演奏、、、これは例え正規版のDVDを買っても、同じ感動を味わうことは到底できない。シネコンに来て良かったと思いました。リハーサルなので、舞台のセッティング、バックダンサーとのリレーション、コーラス、バンドとの音合わせ、舞台装置の試運転、、、などのチェックをしながらの歌とダンスだから、100%の公演とは違います。しかし、周囲をまとめあげて作品にしていく過程を見ることができるのはこの映画の素晴らしいところです。そして、発見がありました。MJのダンスは、観客を魅了するダンスであると同時に、バックバンドやダンサーなど舞台を作り上げる人々の<指揮者>だったのだと。ダンスの振りやアクセントが、ステージ全体のアクセントを生み出すきっかけにもなっている、、、というのは発見でした。これはミュージックビデオではわからない。リハーサル映画だからこそ、です。上映後は、エンドロールが終わるまで立てませんでした。立ちたくなかったのかもしれませんが。この映画に強制されたメッセージ(映画会社に)はありません。その分、見た人々の心にズシッと奥深く残るのでしょう。===シアターから退出する人々はそれぞれが何やら思いつめた表情をしてました。一年に一度くらい、こういう日があっていい。
2009/11/10
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今回の北京の研修で、チベット自治区を除く、中国全ての省の人々に研修を実施したことになります。(現地訪問の研修は15都市)この3年間くらいは、内陸へ呼ばれることが多くなり、また、内陸からの参加者が多くなって来ています。やはり豊かになりつつあるのでしょう。研修の中で印象的だったのは、2日間は黙っていた四川省の人が3日目になって意を決したかのように手をあげました。そして、前にでて発表をする際に、「昨年は、四川の大地震の時に、日本人の方々は災害救助のために応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございました!」、、、というお礼を述べてから発表されたことです。最初は研修の内容が難しいのかな?おもしろくないのかな?とこちらも気にしていたので、思わずジーンと来てしまいました。その後、休憩時間にお話しを聞くと、「日本の救助隊員には大変驚きました。瓦礫の下敷きになった遺体を掘り起こすと、隊員の人たちが黙祷をしていたことです。人民解放軍も他国の救助隊員もそんなことしてませんでした。亡くなった人を敬う姿勢に感動しました」とのこと。それ以来、日本に対するイメージが変わって、今回の研修会も参加するきっかけになったそうです。現地はいまだ震災の爪あとが残っているらしく、「現地の販売店の人たちに対して、今回の研修で学習したことをできるだけ楽しく教えて行きたいと思います」と話してくれました。(国際救助隊の時代かもしれませんね。まじめに、、、)===最終日には、参加者全員に前に出て研修内容の発表をしてもらいました。(各自で分担を決めて)その際に、発表に仕方の良くないところ、悪いところに対して、こちらから一人ずつフィードバックしました。「姿勢が悪いので直した方がよい」「表情がない」「笑顔で話さないと怖いよ」、、、などなど。中国人はプライドが高いので、直接の上司やボスでない人が短所を指摘するのはヤバイよ、とアドバイスをくれる人がいました。(まぁ人によりけりでしょうけど)しかし、短時間でも時間を共有して、お互いの仕事における価値観の周波数をある程度合わせることができれば、たいていのことをフィードバックしても大丈夫です。それどころか、トイレでも「あとは、どんな所を直せばいいですか?」と聞いてくるくらいです(笑)。ポイントは、相手がフィードバックを受け取る準備が整うまでは待つことです。キャッチボールと同じですね。研修の半分は、これに費やすと言っても過言ではありません。もちろん、そうなるようにガイドしていくのは、物凄く神経を使うのも確かですが、、、(汗)。===(研修参加者のサイン入りのおもちゃのドル札)研修は、各省の人々にバラバラにグループになってもらいました。(多分、ほとんどの人が二度と会えないかもしれないので)あるグループは、研修で使用した100ドル札にサインを入れて、「先生もサインください」とやってきました。みると、おなじグループのメンバー全員のサインをしてありました。人数分サインして各自が故郷に持って帰るわけです。こういうシーンを見ると、大勢の人の貴重な時間を使っていることを実感します。次回は、こちらもさらにバージョンアップしたいと思います。===今回の参加者の中から、また中国人観光客として、何人が訪日してくれるか?楽しみです!
2009/11/08
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現在、レジャ研では、中国人観光客や中国企業のインセンティブツアーの誘致を行っています。ただし、私たちは旅行代理店ではないので、手続き業務は行ってませんが、「日本に行きたい!」「日本でサービスを見てみたい!」という気持ちにさせて、実際に誘致して、各施設を一緒に回ってサービスの仕組みを紹介する、、、(大人の社会化見学みたいなものです)という仕事をしています。それはどんな流れになっていのか?一部、紹介します。===■研修最終日@北京今回のメニューは、●販売促進(集客と値引きを最小限にするノウハウ)●顧客管理(再来店をアップさせる仕組み)●店舗運営に必要なコミュニケーションの事例●従業員のモチベーションの維持方法●店舗でのOJTの具体例、、、の5本立てでした(汗)。全体を通して、日本と中国の事例を7:3くらいで紹介し学習していきます。ポイントは、日本の事例だけではダメだ、ということです。「日本の事例でうまくいくのかどうか?」疑問になるからです。日本の事例を中国でやってみて、結果どうだったのか?が最も重要な点です。それでうまくいったのはなぜか?失敗したのはなぜか?というポイントを紹介すると凄い勢いで学習してくれます。あれほど、研修内容にいちいち口を挟んでいた本部のエリート社員も、最終日には、その内容自体に興味を示して、完全に<受講生>と化します(笑)。そして、最後のあいさつでは涙で「ありがとうございました!」とエゴの消えた素直な中国人の姿になります。中国で教育研修をやっていて一番快感の瞬間です。中国の企業教育の分野は、圧倒的に欧米企業の天下です。日系企業は、せいぜい「○○マナー系」で食い込んでいるくらいで、あとは、工場の生産管理系が多い。どちらかと言えば、間違いなく現場寄りのため、軽視されがちです。だから、中国企業の人事教育系の担当者、欧米信者が多い。しかし、ここに来て、欧米のメジャーなノウハウを積極的に取り入れていた大企業がバタバタと経営破たんするニュースが駆け巡ってきていて、欧米企業のそうしたノウハウの市場価値が下落しています。そこで浮上するのが日系です。レジャ研もそうして注目されるようになってきました。2000年以来、一度も広告を出したことがないのに、勝手に口コミで仕事の依頼が来るのは中国の凄いところです。そして、こうして実際に現地にて研修を実施します。当然、日本の事例を見て体験することになわけです。特に、写真、ビデオを力は大きい。すると、研修が終了すると、「あのー日本に行ってみたいんですが、、、行ったら研修で取り上げてた施設とか店舗を紹介してくれますか?」「日本のサービスの仕組みを現地で教えてくれませんか?」「実際に体験してみたいんですが、、、」という問い合わせが殺到します。これも本当に快感です(笑)。すぐに聞いてくるのは都市部の人たちです。(上海、北京、広州など)そして、後日問い合わせてくるのは、地方の人たちです。まずは国内で野出国手続きを調べているようです。その後、レジャ研でツアーのコースを作成してください、という依頼が来ます。ここでは、その人たちの職種を考慮してコースを検討します。合わせて、私たちが案内して力になれる場所を選定します。コースを作成して送信します。彼らはそれを地元の旅行代理店に行って、「こういうコースで団体のツアーを組んで欲しい」とオーダーします。そして、当日は、北京か上海空港でレジャ研のスタッフと合流します。日本滞在中は、ほぼ同伴することになります。ツアーのバスに添乗員がいるけど、彼女たちは、あくまでも添乗員で、それぞれの施設やお店に詳しくありません。バスの中では、写真やビデオを使ってミニ講義を行います。現地に到着すると、それぞれの施設や店舗を回って、この施設のサービスの仕組みを紹介します。その後はフリータイムです。すると、当然、売り上げはアップします。ちゃんと紹介しないで、施設や店舗によっても、売れる店は限られてしまうからです。銀座や秋葉原、量販店などは、黙っていてもある程度売れてしまいます。しかし、それ以外の施設や店舗ではあまりお金を使いません。魅力を知らないからです。だから、一方では大人の社会化見学の講師の役割をしつつ、一方では、集客と販売促進のための役割を担っていることになります。===この流れは私たちに大変大きなノウハウをもたらしました。中国の現地では、中国人客に「どうしたらもっと集客販売できるか?」を教えていて、実際に現場で色んな検証をしてみて、販売促進の方法がわかってきます。そして、その中国人を日本に誘致してツアーを一緒に回ることで、どういう店で買うのか?買わないのか?買った理由は?買わなかった理由は?という実態を目の当たりにできるようになったことです。これが現在のインバウンドの支援業務に大変役に立っています。元々は中国人観光客やインセンティブツアーの誘致の専門ではなく、あくまでも<副産物>でした。にも関らず結果としては、今までにおよそ2000人を超える中国人ツアーを誘致していることになります。仕事の流れが生み出す副産物は、おもしろいものです。今月もまた約50名のツアーを誘致しました。一週間、フルで案内する予定です。今回は、レジャ研が3人体制でベタで張り付いて、中国人観光客の行動の実態を詳しくレポートにまとめます。(今後のために)どんな結果になるのか?楽しみです!レポートがまとまったら、またお知らせします。===これから、北京の旅行代理店の人たちと会食です!現地の旅行代理店の仕組みを教えてもらいます。
2009/11/06
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中国国内の販売代理店を管理する人たち用の研修です。中国の主要都市(15都市)から集まって頂きました。中国で研修を行うようになって10年目。「私は先生の研修は2回目です!」という人も出てくるようになりました。しかし、こちらはスッカリ、、、覚えてない(汗)。北京での開催だったので、近郊の人たちかな?と思っていたら、「内モンゴルです」「雲南省昆明です」「新疆ウィグル地区です」、、、と、遠路はるばる来てくれているのを知ると、俄然力が入ります。 (夕食後の自習時間) (夕食に出たケーキ、でか過ぎるでしょう:汗)研修を進めていくと、新疆ウィグル地区と上海の販売店の問題点は違います。当たり前ですが、やっぱり違います。店舗の運営の仕方は、必要なサービスも違います。だから、その違いをどう料理するか?が研修を進める上での課題となります。しかし、こうした合宿研修の本当の問題点は、この広過ぎる中国なのに、やっぱり北京の本社のメンバーたちが、自分たちの考えで企画をしてしまうことです。彼らの意見に合わせて研修を企画すると、たいていカスリます。もう何回も苦い思いをしているので、こちらは本部のオーダーに合わせた<本部納得型>の内容と、本当に必要な<現場納得事例型>の内容の二本立てで準備をするようにしています。そして、1日目くらいは本部オーダー型のままでもなんとなります。しかし、2日目くらいになると、そろそろ限界が来ます。現実と合ってないからです。こちらは、後ろで見ている本部のスタッフにバレ内容に少しずつ、研修内容を現場型に変更していきます。しかし、3日目になると、その変更がバレます。(さすがに:汗)気がついたスパーエリート(意識だけ)集団の本部スタッフは黙って見逃すわけがありません。「余計な話はしないで欲しい。決められたことを、、、」「話のテンポが遅い、もっと速く、、、」などなど。そこですかさず、受講生に尋ねます。「事例の話は必要ないですか?ないなら余計になるので、止めますが、、、正直に言ってください」とこちらから尋ねます。また、「テンポが遅いみたいですね。少し速くやっているつもりでも、通訳を介しているので通常の2倍以上はかかってしまいますね。中国語が話せるといいんだけど、、、。遅くてかったるい時は、遠慮しないで教えてください」と言うと、「いやー、全然平気です。ちょうど良い。事例も止めないでください」「私は12年間この仕事で毎年研修を受けてきたけど、今までで一番わかりやすいです。問題ないので、そのまま続けてください」などなど、ありがたいお言葉。するとやっと本部チームは静かになります(笑)。そして、毎度のことながら、ここからはフルスロットルで研修を進めることができます。一般道から高速道路に乗ったようなものです。さっそく今日も、研修終了後、夕飯を食べて、その後も、受講生たちの復習に付き合いました。結局、12時間以上の研修になります(汗)。ホテルの会議場が閉まるまで、食らいついて来る熱意には本当に脱帽です。===年々巨大化する中国の大企業の仕事の場合、こうしたドラマに良くありそうなストーリーが必ず待っています(笑)。
2009/11/04
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朝起きたら、、、なんと寒いこと。「まさか!?」と思いながら外に出てみると、しっかり雪でした(汗)。 実は、水不足対策で、人口降雨目的でミサイルを打ち上げたために降っただけで、<雪化粧>なんて美しい表現は似合わない。(オリンピックの開会式はこの逆をやった)先日の東京が暖かだったから、スーツケースに詰め込んだ衣類は、、、甘かったと大反省(涙)。(コートを置いてきてしまいました)その後は、カフェにレジャ研メンバーが集合して、翌日からの研修の打合せ。夕食には<老北京鍋>を堪能して、研修会場のホテルにチェックイン。軽装なのでユニクロに行きたかったけど、あまりの寒さ(痛さ)に勇気なし。おとなしくホテルの部屋に入ると、、、「寒い」ハッキリ言って、外と対して温度が変わらない(汗)。エアコンのスイッチを<HOT>の<強>に。しかーし!出てくるのは冷風のみ。問い合わせると、「暖房は壊れているので、数日中に直します!」とやたらにハキハキした元気であまりにも堂々とした声に圧倒される。多分、各部屋からバンバン問い合わせがあって、開き直った様子。ジーパンに靴下2枚重ね、カーディガンにパーカーのフル装備で薄い毛布に入りました(涙)。フロントの小姐がどんなにきれいでも、英語が話せても、新築の建物でも、支配人のジャケットがクールでも、やっぱり当たり前のサービスがいいな、と骨身に凍みました。コートは忘れても<総合風邪薬パブロン>を持ってきた自分を褒めてあげたいと思います(笑)。===経済発展のお陰で、教育が行き届いて、ピアニストから科学者まで多くの天才が生まれるようになった。しかし、人工で天気も変えてしまうくらいの技術がありながら、相変わらず、メンテナンスがヌルヌルの北京ですな。きっとオリンピックで燃え尽きたのでしょう。プロは育ってなかった(涙)。
2009/11/01
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